JP5857188B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5857188B2
JP5857188B2 JP2011276788A JP2011276788A JP5857188B2 JP 5857188 B2 JP5857188 B2 JP 5857188B2 JP 2011276788 A JP2011276788 A JP 2011276788A JP 2011276788 A JP2011276788 A JP 2011276788A JP 5857188 B2 JP5857188 B2 JP 5857188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
cooking device
operation board
speaker
board holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011276788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013127330A (ja
Inventor
優子 松田
優子 松田
日下 貴晶
貴晶 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2011276788A priority Critical patent/JP5857188B2/ja
Publication of JP2013127330A publication Critical patent/JP2013127330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5857188B2 publication Critical patent/JP5857188B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

本発明は、調理器本体内にスピーカを備えた加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器は、調理器本体の前面もしくは上面手前に設けられた操作部にスピーカを配置し、操作部を構成するケース等の部品に向けて音声を放射する構成である。この種の加熱調理器としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
図11は、従来の加熱調理器の操作部の概略構成を示すものである。
図11に示すようにスピーカ118は操作基板115を保持するための操作基板ホルダー116の下側に、操作基板ホルダー116の下面に向けて音声を放射する方向にスピーカ固定部品122を用いて取り付けられている。
前記のように構成することで、加熱調理器の外郭に近い操作部および操作基板ホルダー116の共振効果により音質の向上を図っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−186720号公報
しかしながら上記従来の構成では、操作部を構成する部品にスピーカを直接取付けていたため、音声報知時に操作ボタンや表示部等の操作部の振動が大きくなり、使用者に違和感を与えるという課題を有していた。
また、操作基板ホルダーを共振させるため、操作基板ホルダーに収納されている電子部品等が音声報知の度に振動するので、操作部の信頼性が低下するという課題もあった。
また、操作基板ホルダーの形状は、操作基板および収納されている電子部品等に依存するため、共振効果を得るには最適な形状ではないという課題もあった。
本発明は、音声報知時の操作部振動を抑えることで使用者に違和感を与えず、かつ十分な音量や音質を確保できる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の加熱調理器は、熱源を有する調理器本体と、前記調理器本体の上面に配置された被加熱物を載置するためのトッププレートと、前記調理器本体の上面手前もしくは前面に配置された加熱調理器の操作を行うための操作部と、前記操作部の制御を行う操作基板と、前記操作基板を保持する操作基板ホルダーと、カバーで覆われた音声報知のためのスピーカと、前記スピーカを覆う箱体とを備え、前記箱体は前記スピーカを共振させるための第2のカバーとする構成としたものである。
本発明の加熱調理器は、スピーカを箱体で覆うことで共振効果を得ることにより、音声報知時の操作部の振動を軽減させることができ、使用者の違和感を軽減するとともに操作
部の信頼性を向上させることができる。また、操作基板ホルダーを共振させる必要が無く、箱体および箱体内の空気のみで共振効果を得ることができるため、操作基板ホルダーの形状に関わらず、必要な音量を確保することができる。
本発明の実施形態1における加熱調理器の外観斜視図 同加熱調理器の天面を取外した状態での斜視図 同加熱調理器の操作基板ホルダーを分解した状態での斜視図 実施形態2における操作基板ホルダーの平面図 図4のA−A線断面図 実施形態3における箱体の斜視図 同加熱調理器の天面を取外した状態での平面図 図7のB−B線断面図 実施形態7における操作基板ホルダーの斜視図 実施形態8における操作基板ホルダーを分解した状態での斜視図 従来例における加熱調理器のスピーカ配置構成の分解斜視図
第1の発明は、熱源を有する調理器本体と、前記調理器本体の上面に配置された被加熱物を載置するためのトッププレートと、前記調理器本体の上面手前もしくは前面に配置された加熱調理器の操作を行うための操作部と、前記操作部の制御を行う操作基板と、前記操作基板を保持する操作基板ホルダーと、カバーで覆われた音声報知のためのスピーカと、前記スピーカを覆う箱体とを備え、前記箱体は前記スピーカを共振させるための第2のカバーとする構成としたものである。これにより、スピーカを箱体で覆うことで共振効果を得ることにより、音声報知時の操作部の振動を軽減させることができ、使用者の違和感を軽減するとともに操作部の信頼性を向上させることができる。また、操作基板ホルダーを共振させる必要が無く、箱体および箱体内の空気のみで共振効果を得ることができるため、操作基板ホルダーの形状に関わらず、必要な音量を確保することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、箱体を前後方向に長くしたものである。これにより、共振される空気量が増すため音量を増すことができ、また共振による振動面が使用者に近づくので必要な音量を確保することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、箱体の一部を開口したものである。これにより、共振による空気の振動が開口部から放射されやすくなるため、音波に指向性を持たせることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、箱体の開口面が調理器本体前面に向く構成としたものである。これにより、使用者に向かう指向性を音波にもたせることができるため、より必要な音量を確保することができる。
第5の発明は、特に、第1から第4のいずれか1つの発明において、スピーカを箱体内後方に配置したものである。これにより、スピーカと開口部の距離を長くすることにより空気に整流効果が向上して音波の指向性を向上することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明において、箱体の開口面を調理器本体の吸排気口部近傍に配置したものである。これにより、遮蔽物となる使用者と箱体の間に存在する本体外郭が、吸排気口の穴により遮蔽物としての効果が弱まるため、必要な音量を確保することができる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明において、箱体を操作基板ホルダーの一部で構成したものである。これにより、箱体と操作基板ホルダーが一体になるため部品点数を削減できコストが削減できる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明において、操作基板ホルダーが箱体近傍以外に吸排気口を備えたものである。これにより、操作基板ホルダーは共振させる必要が無いため吸排気口を多数設けることができ、操作基板ホルダーに収納されている電子部品等の冷却が行いやすくなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態1における加熱調理器である誘導加熱調理器の外観斜視図である。
図1において、加熱調理器は、熱源を有する調理器本体11と、調理器本体11の上面に配置された被加熱物を載置するためのトッププレート12と、トッププレート12の手前に配置された使用者が加熱調理器の加熱出力の設定等の操作を行うための操作部13と、外郭21とで構成されている。
図2は実施の形態1における加熱調理器の天面を取外した状態での斜視図である。
図2において、トッププレート12と操作部13からなる天面の直下には、高周波電流が供給され前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイル14と、操作基板15と、操作基板ホルダー16と、箱体17とが配置されている。
図3は実施の形態1における加熱調理器の操作基板ホルダーを分解した状態での斜視図である。
図3において、操作基板ホルダー16は操作基板15と、箱体17とを保持しており、操作基板15にはスピーカ18と、操作ボタン19や表示パネル20等の電子部品が実装されている。また箱体17はスピーカ18を覆う形で配置されている。
以上の構成の作用として、箱体17でスピーカ18の振動面を隙間を空けて覆うことで、音声報知時に箱体17および箱体内の空気により共振効果を得られ、外郭21内で箱体17の外の空気の振動は小さくなるため、操作基板15や操作ボタン19や表示パネル20等の電子部品と操作部13等の振動を軽減することができ、使用者の違和感を軽減することができるとともに操作部13の信頼性の向上が可能となる。また、操作基板ホルダー16を共振させる必要が無いため、操作基板ホルダー16の形状に関わらず共振効果を得ることができるため、必要な音量を確保することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施形態における操作基板ホルダー16の平面図である。
図4において、箱体17は調理器本体11の前後方向に長く形成されている。
以上の構成の作用として、箱体17内の共振される空気量を増すことで音量を増すことができ、また、スピーカ18単体の場合より共振による箱体17の振動面であるは箱体17全体が使用者に近づくのでより必要な音量を確保することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施形態における箱体17の斜視図である。
図6において、箱体17は箱体開口部17aを設けている。
以上の構成の作用として、共振による箱体17内の空気の振動が箱体開口部17aから放射されやすくなるため、音波に指向性を持たせることができる。
(実施の形態4)
図3において、箱体開口部17aは、調理器本体11の前面に配置している。
以上の構成の作用として、使用者に向かう指向性を音波に持たせることができるため、より必要な音量を確保することができる。
(実施の形態5)
図5は、図4のA−A線断面図である。
図5において、箱体17の後方にスピーカ18を配置している。
以上の構成の作用として、スピーカ18と箱体開口部17aとの距離を長くすることにより、空気が箱体に沿って流れる整流効果が向上して音波の指向性を向上することができる。
(実施の形態6)
図7は、本発明の第6の実施形態における加熱調理器の天面を取外した状態での平面図である。
図8は、図7のB−B線断面図である。
図8において、箱体開口部17aは外郭吸排気口21aの近傍に配置している。
以上の構成の作用として、従来は音を伝搬する空気の遮蔽物となる使用者と箱体17の間に存在する外郭21が、外郭吸排気口21aの穴を通ることにより遮蔽物としての効果が弱まることで、より必要な音量を確保することができる。
(実施の形態7)
図9は、本発明の第7の実施形態における操作基板ホルダー16の斜視図である。
図9において、箱体17は操作基板ホルダー16と一体物として樹脂を成形して形成している。
以上の構成の作用として、部品点数が削減できるため金型費用および管理費用等が削減でき、安価な加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態8)
図10は、本発明の第8の実施形態における操作基板ホルダー16を分解した状態での斜視図である。
図10において、操作基板ホルダー16は箱体17近傍以外に操作基板ホルダー吸排気
口16aを設けている。
以上の構成の作用として、操作基板ホルダー16は共振させる必要が無いため操作基板ホルダー吸排気口16aを多数設けることができ、操作基板15や操作ボタン19や表示パネル20等を含む、操作基板ホルダー16に収納されている電子部品等の冷却が行いやすくなる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、製品内部など音が外へ響き難い位置にスピーカを配置しても必要音量の確保や音質の向上が可能となるので、音声報知機能を必要としてスピーカの取付け位置に制約がある電器機器等の用途にも利用できる。
11 調理器本体(本体)
12 トッププレート
13 操作部
14 加熱コイル
15 操作基板
16 操作基板ホルダー
16a 操作基板ホルダー吸排気口
17 箱体
17a 箱体開口部
18 スピーカ
19 操作ボタン
20 表示パネル
21 外郭
21a 外郭吸排気口

Claims (8)

  1. 熱源を有する本体と、前記本体の上面に配置された被加熱物を載置するためのトッププレートと、前記本体の上面手前もしくは前面に配置された操作を行うための操作部と、前記操作部の制御を行う操作基板と、前記操作基板を保持する操作基板ホルダーと、前記操作基板に実装されカバーで覆われた音声報知のためのスピーカと、前記スピーカを覆う箱体とを備え、前記箱体は前記スピーカを共振させるための第2のカバーとする構成とした加熱調理器。
  2. 前記箱体は前後方向に長い請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記箱体の一部を開口した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記箱体の開口面が、前記本体前面に向く構成である請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記スピーカを前記箱体内後方に配置する構成である請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記箱体の開口面が、前記本体の吸排気口部近傍に配置する構成であることを特徴とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 箱体は操作基板ホルダーの一部で構成されることを特徴とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 操作基板ホルダーは、箱体近傍以外に吸排気口を備えた構成であることを特徴とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
JP2011276788A 2011-12-19 2011-12-19 加熱調理器 Expired - Fee Related JP5857188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276788A JP5857188B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276788A JP5857188B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013127330A JP2013127330A (ja) 2013-06-27
JP5857188B2 true JP5857188B2 (ja) 2016-02-10

Family

ID=48777957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011276788A Expired - Fee Related JP5857188B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5857188B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130736A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置
JP4356653B2 (ja) * 2005-05-25 2009-11-04 パナソニック株式会社 加熱調理器
JP2008091251A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Toshiba Corp 加熱調理器
JP4633066B2 (ja) * 2007-01-12 2011-02-16 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP5309757B2 (ja) * 2008-07-28 2013-10-09 パナソニック株式会社 加熱機器のスピーカ取付け構造
JP5068276B2 (ja) * 2009-02-13 2012-11-07 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP5861051B2 (ja) * 2011-05-20 2016-02-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013127330A (ja) 2013-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI525934B (zh) 電子裝置
JP5159933B1 (ja) テレビ、電子機器
KR101807276B1 (ko) 음향장치
JP2013055312A (ja) 電磁波遮断ケース
JP5166581B1 (ja) 電子機器
CN111758005A (zh) 加热烹调器
JP5921144B2 (ja) 炊飯器
JP5899452B2 (ja) 加熱調理器
JP5861051B2 (ja) 加熱調理器
JP5857188B2 (ja) 加熱調理器
JP2011056169A (ja) 電気炊飯器
JP4922136B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5468674B2 (ja) 電子機器
JP6128974B2 (ja) 加熱調理器
JP2013137154A (ja) 加熱調理器
JP2011060494A (ja) 加熱調理器
JP2011242515A (ja) プロジェクター
KR20090035881A (ko) 디스플레이 기기
JP6395890B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3243738U (ja) 電子楽器
JP7325373B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5152071B2 (ja) 加熱調理器
WO2022186307A1 (ja) 電子楽器
JP5641964B2 (ja) 加熱調理器
JP6986684B2 (ja) 高周波加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140826

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140912

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150617

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150706

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5857188

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees