JP5854649B2 - 散気装置および排水処理装置 - Google Patents
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Description
[形態]
排水処理装置用の散気装置であって、
ガス流路を内部に形成するパイプ部であって、前記排水処理装置に組み込まれた状態を上方から下方に向かって見た場合に、第1の位置から、前記第1の位置とは重ならない第2の位置まで延びる部分であるパイプ部を備え、
前記パイプ部は、
外面が曲面である部分と、
前記排水処理装置に組み込まれた場合に下面と上面との少なくとも前記下面を形成する部分であって、外面が略水平な面を形成する平面状に形成された平面部分と、
前記平面部分のうち前記下面を形成する部分に形成された、ガス吐出用の複数の吐出孔と、
を有する、散気装置。
排水処理装置用の散気装置であって、
ガス流路を内部に形成するパイプ部であって、前記排水処理装置に組み込まれた状態を上方から下方に向かって見た場合に、第1の位置から、前記第1の位置とは重ならない第2の位置まで延びる部分であるパイプ部を備え、
前記パイプ部は、
前記排水処理装置に組み込まれた場合に下面と上面との少なくとも一方を形成する部分であって、外面が平面状に形成された平面部分と、
前記平面部分に形成された、ガス吐出用の複数の吐出孔と、
を有する、散気装置。
適用例1に記載の散気装置であって、
前記平面部分は、前記排水処理装置に組み込まれた場合に、略水平な面を形成する、
散気装置。
適用例2に記載の散気装置であって、
前記パイプ部は、前記排水処理装置に組み込まれた場合に略水平な第1方向に延びる第1部分と、前記第1方向と交差する略水平な第2方向に延びる第2部分と、を含む、
散気装置。
排水処理装置であって、
排水を処理する水処理槽と、
前記水処理槽に設けられた散気装置と、
を備え、
前記散気装置は、ガス流路を内部に形成するパイプ部であって、上方から下方に向かって見た場合に、第1の位置から、前記第1の位置とは重ならない第2の位置まで延びる部分であるパイプ部を備え、
前記パイプ部は、
下面と上面との少なくとも一方を形成する部分であって、外面が平面状に形成された平面部分と、
前記平面部分に形成された、ガス吐出用の複数の吐出孔と、
を有する、
排水処理装置。
図1は、本発明の一実施例としての散気装置100(「散気管100」とも呼ぶ)を示す説明図である。この散気装置100は、樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリエチレン等)で形成された中空状の部材(パイプ部材)である。図1(A)は、散気装置100を上方から下方に向かって見た上面図であり、図1(B)は、散気装置100を下方から上方に向かって見た下面図であり、図1(C)は、散気装置100のA−A断面図である。この断面は、パイプ部材の延びる方向と垂直な断面である。図中のZ方向は、鉛直上方向を示し、X方向とY方向とは、互いに垂直な水平方向を示している。これらの方向(X、Y、Z)は、散気装置100を排水処理装置(図示せず)に組み込んだ状態での方向を示している。以下、図中のXの矢印の方向を「+X方向」とも呼び、Xの矢印の反対方向を「−X方向」とも呼ぶ。YとZとのそれぞれについても、同様である。
図5は、散気装置の別の実施例を示す説明図である。図5(A)は、散気装置100Vの断面図を示している。この散気装置100Vの形状は、図1の散気装置100の天地を反転させた形状と同じである。散気装置100Vの断面形状は、上面の一部分である平上面部分120Vが水平な平面状に形成された、中空の略円形状である。そして、平上面部分120Vに複数の吐出孔200Vが形成されている。散気装置100Vの平上面部分120Vよりも下の部分は、略円弧状の部分110Vで形成されている。このように、散気装置の平面部分は、散気装置の上面を形成する部分であってもよい。そして、吐出孔が、散気装置の上面の平らな部分に形成されてもよい。この場合も、吐出孔の位置ズレを容易に抑制できる。なお、この散気装置100Vを、図3の散気装置100の代わりに用いてもよい。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記各実施例において、吐出孔が形成される平らな面部分(例えば、図1の平下面部分120)は、連続した1つの領域でなくてもよく、互いに離れた複数の領域に分割されてもよい。図7は、別の実施例の散気装置100Zを示す説明図である。図7は、図1(B)と同様に、散気装置100Zを下方から上方に向かって見た下面図を示している。図7の実施例では、平らな下面部分(「平下面部分120Z」と呼ぶ)が、吐出孔200毎に、離散的に形成されている。散気装置100Zの他の構成は、上述の散気装置100の構成と、同じである。また、図7の実施例では、複数の平下面部分120Zは、同一平面上(ここでは、水平面上)に配置されている。なお、図7の実施例において、1つの連続な平下面部分120Zに、複数の吐出孔200が形成されてもよい。いずれの場合も、散気装置100Zは、上述の第1実施例の散気装置100と同じ種々の効果を奏する。
散気装置(パイプ部)の断面形状は、略円形状に限らず、吐出孔が設けられた部分の外面が平面状に形成された任意の形状であってよい。例えば、断面形状が、任意の多角形(例えば、三角形や四角形)であってもよい。
排水処理装置に散気装置が組み込まれた状態で、上方から下方に向かって見た散気装置の形状は、略矩形状に限らず、第1の位置から、第1の位置とは重ならない第2の位置まで延びる部分を含む他の任意の形状であってよい。例えば、閉じたループ形状(例えば、円形状または楕円形状)であってもよく、L字状またはV字状であってもよく、真っ直ぐな棒状であってもよい。いずれの場合も、上方から下方に向かって見た場合に、第1の位置から、第1の位置とは重ならない第2の位置まで延びるパイプ部を用いて散気装置を構成すれば、水処理槽内における被処理水の流れを遮ることを抑制しつつ、水処理槽内における広い範囲にガスを供給することができる。
上述の各実施例の散気装置(例えば、散気装置100、100V、100W、100Z)に、図4で説明したマーク100pを適用してもよい。ここで、マーク100p、150pの構成は、小さい凸形状の部分に限らず、目視で認識可能な任意の構成であってよい。例えば、マーク100p、150pが、いわゆるケガキ線であってもよく、小さい凹部であってもよく、また、着色剤によって設けられた印であってもよい。
上記各実施例において、散気装置は、任意の方法で形成されてよい。例えば、成形型を用いた成形(例えば、ブロー成形または射出成形)によって散気装置を一体的に形成してもよい。この代わりに、複数の部品を接続することによって散気装置(例えば、図1の散気装置100)を形成してもよい。
排水処理装置に散気装置を固定する方法は、任意の方法であってよい。例えば、図1の実施例において、第1部分100aを支持する第1支持具(例えば、いわゆるアーム部材)と、第2部分100bを支持する第2支持具とを用いて散気装置100を排水処理装置に固定してもよい。この場合には、第1支持具の高さが第2支持具の高さと同じとなるように、それらの支持具を排水処理装置に固定すればよい。
上記各実施例の散気装置は、種々の排水処理装置の種々の処理水槽に適用してよい。一般には、水処理槽に対する酸素の供給や水処理槽内の撹拌(逆洗)などのためにガス(例えば、空気)の吐出を用いる任意の水処理槽に、散気装置を適用してよい。例えば、接触曝気槽や担体流動槽等の好気処理槽や、嫌気濾床槽等の嫌気処理槽や、担体濾過槽に散気装置を適用してもよい。また、排水処理装置の処理フローは、任意の処理フローであってよい。
100a...第1部分
100b...第2部分
100c...第3部分
100d...第4部分
100e...第5部分
100G1...第1種部分グループ
100G2...第2種部分グループ
100ax、100Xax...中心軸
101...第1端
102...第2端
110...略円弧状の部分
120、120Z...平下面部分
120X...下面
150...継ぎ手
150a...第1接続部
150b...第2接続部
150c...第3接続部
150d...第4接続部
190...散気装置
200、200X...吐出孔
202、202X...変位孔(吐出孔)
300...好気濾床槽
300a...生物濾過部
300b...接触曝気部
302...上部ネット
304...下部ネット
310...第1仕切板
320...第2仕切板
330...第3仕切板
350...給気管
352...パイプ
354...給気管
500...ブロワ
600...基準形成部
1000...排水処理装置
Claims (3)
- 排水処理装置用の散気装置であって、
ガス流路を内部に形成するパイプ部であって、前記排水処理装置に組み込まれた状態を上方から下方に向かって見た場合に、第1の位置から、前記第1の位置とは重ならない第2の位置まで延びる部分であるパイプ部を備え、
前記パイプ部は、
外面が曲面である部分と、
前記排水処理装置に組み込まれた場合に下面と上面との少なくとも前記下面を形成する部分であって、外面が略水平な面を形成する平面状に形成された平面部分と、
前記平面部分のうち前記下面を形成する部分に形成された、ガス吐出用の複数の吐出孔と、
を有する、散気装置。 - 請求項1に記載の散気装置であって、
前記パイプ部は、前記排水処理装置に組み込まれた場合に略水平な第1方向に延びる第1部分と、前記第1方向と交差する略水平な第2方向に延びる第2部分と、を含む、
散気装置。 - 排水処理装置であって、
排水を処理する水処理槽と、
前記水処理槽に設けられた散気装置と、
水平なラインと水平な面との少なくとも一方を形成する基準形成部と、
を備え、
前記散気装置は、ガス流路を内部に形成するパイプ部であって、上方から下方に向かって見た場合に、第1の位置から、前記第1の位置とは重ならない第2の位置まで延びる部分であるパイプ部を備え、
前記パイプ部は、
外面が曲面である部分と、
下面と上面との少なくとも前記下面を形成する部分であって、外面が略水平な面を形成する平面状に形成された平面部分と、
前記平面部分のうち前記下面を形成する部分に形成された、ガス吐出用の複数の吐出孔と、
を有し、
前記散気装置は、前記基準形成部の前記水平なラインと前記水平な面との少なくとも一方に前記パイプ部の前記平面部分が接触した状態で、前記排水処理装置に固定されている、
排水処理装置。
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