JP5854341B1 - セラミックメタルハライドランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】円筒状の外管を備えた高ワットタイプのセラミックメタルハライドランプにおいて、外管が高温となって熱変形することを防止する技術を提供する。【解決手段】発光物質を収納する放電容器130と、該放電容器130を収納する透光性外管111と、を有するセラミックメタルハライドランプ100において、前記放電容器130と前記外管111の間にスリーブ108を設け、定格ランプ電力をP[W]、前記外管111の内面半径をR3[mm]、前記放電容器130の外面と前記スリーブ108の内面の間の距離をt1[mm]、前記スリーブ108の外面と前記外管111の内面の間の距離をt2[mm]とするとき、次の関係式が成り立つ。(R3/P)≦0.06[mm/W]、1.0≦(t2/t1)≦2.0【選択図】図1A
Description
本発明は、セラミックメタルハライドランプに関し、特に、略円筒形の外管を備えた高ワットタイプのセラミックメタルハライドランプに関する。
近年、セラミック製の放電容器を用いるセラミックメタルハライドランプが広く普及している。セラミックメタルハライドランプは典型的にはセラミック製の放電容器(発光管)とそれを収納する透光性の外管を有する。外管の形状は、B形(樽型)、G形(球形)、T形(円筒形)、R形(反射形)、BT形(B形とT形の合成形)等がある。点灯方向は、BHタイプ(水平点灯型)、BUタイプ(垂直点灯型)等がある。BHタイプとは、ランプの中心軸線が略水平となるように設置されるものを言うが、実際には、ランプの中心軸線が水平に対して0〜75度の角度で傾斜した状態で設置されてもよい。BUタイプとは、口金が上側に且つランプの中心軸線が略垂直となるように設置されるものをいう。
一般にセラミックメタルハライドランプは、工場、体育館等の高天井の照明装置では垂直点灯型が多く使用され、屋外看板の照明等には水平点灯型が多く用いられる。尚、ここで高ワットタイプとは、定格ランプ電力450W以上、特に、500〜1000Wのものをいう。
B形、G形、BT形等の外管では、放電容器の周囲では、膨らんでおり、その外径が大きくなっている。そのため、放電容器と外管の間の距離を比較的大きくすることができる。しかしながら、T形のように円筒状の外管では、放電容器と外管が接近し、外管の温度が高くなる。特に高ワットタイプの水平点灯型のランプでは、放電容器に近い部分では、外管の温度が局部的に高くなり、熱変形する場合がある。
本発明の目的は、円筒状の外管を備えた高ワットタイプのセラミックメタルハライドランプにおいて、外管が高温となって熱変形することを防止する技術を提供することにある。
本願の発明者は、円筒状の外管を備えた高ワットタイプの水平点灯型のセラミックメタルハライドランプにおいて、外管が高温となることを回避する手段を鋭意考察した。外管の高温化を防止するには、外管と放電容器の間の距離を大きくすればよい。しかしながら、外管が円筒状の場合には、外管と放電容器の間の距離を大きくすることはできない。そこで、本願の発明者は、外管と放電容器の間にスリーブを設けることを着想した。BT形の外管では、放電容器の破裂に起因した外管の破壊を防止するために、放電容器をスリーブで覆うことが知られている。しかしながら、円筒状の外管を備えた高ワットタイプのセラミックメタルハライドランプにおいて、外管の高温化を防止するためにスリーブを設ける例は知られていない。
そこで、本願の発明者は、多数の実験を行い、外管と放電容器の間にスリーブを設けることによって、外管の高温化を防止することができることを確認した。
本発明の実施形態によると、発光物質を収納する放電容器と、該放電容器を収納する透光性外管と、を有するセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記放電容器と前記外管の間にスリーブを設け、定格ランプ電力をP[W]、前記外管の内面半径をR3[mm]、前記放電容器の外面と前記スリーブの内面の間の距離をt1[mm]、前記スリーブの外面と前記外管の内面の間の距離をt2[mm]とするとき、次の関係式が成り立つ、としてよい。
(R3/P)≦0.06[mm/W]
1.0≦(t2/t1)≦2.0
前記放電容器と前記外管の間にスリーブを設け、定格ランプ電力をP[W]、前記外管の内面半径をR3[mm]、前記放電容器の外面と前記スリーブの内面の間の距離をt1[mm]、前記スリーブの外面と前記外管の内面の間の距離をt2[mm]とするとき、次の関係式が成り立つ、としてよい。
(R3/P)≦0.06[mm/W]
1.0≦(t2/t1)≦2.0
本発明の実施形態によると、前記セラミックメタルハライドランプにおいて、更に次の関係式が成り立つ、としてよい。
(t1+t2)/P≦0.037[mm/W]
(t1+t2)/P≦0.037[mm/W]
本発明の実施形態によると、請求項1記載の前記セラミックメタルハライドランプにおいて、前記定格ランプ電力Pは500W以上であり、水平点灯型である、としてよい。
本発明の実施形態によると、前記セラミックメタルハライドランプにおいて、前記外管内には不活性ガスが封入されている、としてよい。
本発明の実施形態によると、前記セラミックメタルハライドランプにおいて、更に次の関係式が成り立つ、としてよい。
t1/P>0.01[mm/W]
t1/P>0.01[mm/W]
本発明の実施形態によると、前記セラミックメタルハライドランプにおいて、前記スリーブは石英ガラス製である、としてよい。
本発明によれば、円筒状の外管を備えた高ワットタイプのセラミックメタルハライドランプにおいて、外管が高温となって熱変形することを防止する技術を提供することができる。
以下、本発明に係るセラミックメタルハライドランプの実施形態に関して、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中、同一の要素に対しては同一の参照符号を付して、重複した説明を省略する。
図1A及び図1Bは、本実施形態に係る高ワットタイプの水平点灯型(BHタイプ)のセラミックメタルハライドランプの構造を説明する図である。図1A及び図1Bは、ランプの中心軸線に対して直交し、且つ、互いに直交する2つの方向から見たセラミックメタルハライドランプの構成をそれぞれ示す。高ワットタイプとは、定格ランプ電力が450W以上、特に500〜1000Wのものを言い、代表的には600〜700W程度のものを言う。水平点灯型(BHタイプ)とは、ランプの中心軸線が略水平になるように設置されるものを言うが、実際には、ランプの中心軸線が水平に対して0〜75度程度の角度にて傾斜してもよい。
セラミックメタルハライドランプ100は、透光性の外管(外球)111と、その内部に配置されたセラミック製の放電容器(発光管)130と、放電容器130を覆うように設けられた円筒状の透光性のスリーブ108(図1A)を有する。外管111は、円筒容器状のトップ部111bと円筒部111aとネック部111cを有する。円筒部111aの外径は略一定である。円筒部111aの外径は、トップ部111b及びネック部111cの外径より大きい。従って、円筒部111aとトップ部111b及びネック部111cの境界にそれぞれ小さな傾斜部が形成されている。本実施形態の外管111は円筒状であるが、特に、TT形と呼ばれる。円筒部111aの軸線方向の寸法は、放電容器130及びスリーブ108の軸線方向の寸法より十分に大きい。
ネック部111cには封止部(図示せず。)が形成されている。この封止部を覆うようにねじ込み形のE形口金112が装着されている。口金112は耐熱性の接着剤を用いて接合され、或いはモールドにより形成された螺旋状のねじ溝に螺合されている。ネック部111cの封止部には、一対の導入線が気密封着されたステム管115のフレア部が封止されている。
ステム管115によって、逆U字形に整形された金属製の線材からなる支柱109が支持されている。支柱109には1対のマウント支持板114A、114Bが装着されている。一方のマウント支持板114Aは外管111のトップ部111bに配置され、他方のマウント支持板114Bは外管111のネック部111cに配置されている。支柱109は、放電容器130を所定の位置に支持すると同時に、放電容器130に電力を供給する給電機能を有する。
セラミックメタルハライドランプ100は、更に、ゲッタ113及び始動器110を有する。本実施例では、ゲッタ113は、放電容器130よりトップ側に、始動器110は放電容器130よりネック側に、それぞれ支柱109に装着されている。尚、放電容器130が破裂したときに外管111が損傷するのを防止するために、スリーブ108の周囲にワイヤを螺旋状に巻いてもよい。
外管111は、例えば、ホウケイ酸ガラス等の透光性の硬質ガラスからなる。スリーブ108は、透光性の石英ガラスからなる。外管111内は真空の場合もあるが、アルゴン(Ar)、窒素(N2)等の不活性ガスを封入する場合もある。外管111内を真空にしたほうが放電容器130の温度を高温に保持するのに有利である。放電容器130の温度を高温に保持することによってランプ効率(発光効率)が高くなり、放電容器130内に封入された比較的蒸気圧が低い発光物質の蒸発を促進させることができる。
セラミックメタルハライドランプ100では、口金112をソケット(図示せず。)に装着し、電源から所定の点灯回路装置(図示せず。)を介して通電することにより、放電容器130内の電極間に放電を生成する。それにより安定した点灯が持続される。
図2Aを参照して放電容器130の構造を説明する。放電容器130は中央の発光部130Cとその両側の細管部(キャピラリ部)130A、130Bを有する。本例の放電容器130は、略回転楕円体形状の発光部130Cとその両側の細管部130A、130Bが一体的に形成された、所謂一体型である。しかしながら、発光部130Cの両側に、別個に製造した細管部130A、130Bを接続することによって放電容器130を形成してもよい。
細管部130A、130Bには、電極システム120a、120bがそれぞれ装着されている。電極システム120a、120bは、タングステン電極123、電流供給導体122、及び、リード線121を有する。タングステン電極123の先端にはタングステンコイルが装着されている。タングステン電極123の先端は放電容器130の発光部130Cに配置されている。
電流供給導体122は、耐ハロゲン性中間材122aと導電性サーメット棒122bを含む。タングステン電極123、電流供給導体122、及び、リード線121は突き合わせ溶接によって接続される。
放電容器130の発光部130Cの内部には、不活性ガス及び水銀に加えて、発光物質である添加物が封入されている。水銀の添加量は、最大100mgであり、好ましくは、約85mgである。添加物には、アルカリ金属のハロゲン化物、アルカリ土類金属のハロゲン化物、希土類金属のハロゲン化物等が含まれ、これらの添加物の総量は、最大20mgである。不活性ガスは例えば希ガスであるが本実施例ではアルゴンである。
セラミックメタルハライドランプを点灯させると、発光部130C内において水銀及び添加物が加熱され、その一部が蒸発し、放電により励起され、発光する。残りの部分は、発光部130Cの底部に液相状態でプールされる。液相の一部は蒸発し、発光部130Cの内部を対流により循環し、底部に戻る。ランプの点灯中はこのようなサイクルが繰り返される。
図2Bを参照して本実施形態によるセラミックメタルハライドランプの放電容器130及びスリーブ108の寸法を説明する。放電容器130の軸線方向の寸法をL1、発光部130Cの外径寸法をD1、発光部130Cの有効内径をDとする。外径寸法D1は、発光部130Cの最大外径、即ち、発光部130Cの中央部における外径寸法である。有効内径Dは、発光部130Cの最大内径、即ち、発光部130Cの中央部における内径寸法である。スリーブ108の外径寸法をD2、スリーブ108の軸線方向の寸法をL2とする。この寸法L2は、少なくとも、発光部130Cの軸線方向の寸法より大きくする。
アーク長ALは、2つの電極123の間の距離で定義される。即ち、アーク長ALは、発光部130Cにおける2つの電極123の先端の間の距離である。放電容器のアーク長ALと有効内径Dの比AL/Dを放電容器130の形状パラメータと称する。発光部130Cが細長型の場合には、形状パラメータAL/Dの値は大きくなり、発光部130Cが短太型の場合には、形状パラメータAL/Dの値は小さくなる。
電極突出長Lは、発光部130C内に突出した電極123の長さで定義される。即ち、電極突出長Lは、発光部130Cと細管部130A、130Bの境界に形成された遷移曲面Lsの外端と電極123の先端の間の距離である。尚、発光部130Cが円筒形の場合には、電極突出長Lは、発光部130Cの端面と電極123の先端の間の距離である。電極突出長Lと有効内径Dの比L/Dを電極パラメータと称する。放電容器130の性能パラメータとして壁面負荷が用いられる。ここでは、壁面負荷は、定格ランプ電力を発光部130Cの全内面積で除した値で定義される。
水平点灯型のセラミックメタルハライドランプでは、電極123間に生じた放電アーク123A(図2A)が浮上し、放電容器の発光部130Cの内面に近接し、又は、接触する状態となることがある。それによって発光部130Cが局所的に過熱され、放電容器割れが起きることがある。本願の発明者は、多数の実験を行い、定格ランプ電力が500〜1000Wの高ワットタイプの水平点灯型のセラミックメタルハライドランプにおいて放電容器割れを回避する条件を以下のように設定した。アーク長は、AL=25〜34mm、形状パラメータは、Dの単位をmmとして、AL/D=1.00〜2.00、 電極パラメータは、L/D=0.60〜1.00、である。更に好ましくは、形状パラメータは、AL/D=1.20〜1.60、電極パラメータは、L/D=0.70〜0.90である。更に、壁面負荷は、10〜30W/cm2であり、更に好ましくは、15〜20W/cm2である。
図2Cを参照して本実施形態によるセラミックメタルハライドランプの放電容器130とスリーブ108と外管111の間の寸法を説明する。放電容器130の中心軸線130Lと放電容器130の発光部130Cの外面の間の距離、即ち、発光部130Cの外面半径をR1とする。発光部130Cの外面半径R1は、発光部130Cの外径寸法D1の半分である。放電容器130の中心軸線130Lとスリーブ108の内面の間の距離、即ち、スリーブ108の内面半径をR2とする。放電容器130の中心軸線130Lと外管111の内面の間の距離、即ち、外管111の内面半径をR3とする。更に、発光部130Cの外面とスリーブ108の内面の間の距離を内側隙間t1、スリーブ108の外面と外管111の内面の間の距離を外側隙間t2とする。
発光部130Cの外径寸法D1、スリーブ108の外径寸法D2、発光部130Cの外面半径R1、スリーブ108の内面半径R2、外管111の内面半径R3、内側隙間t1、及び、外側隙間t2の間の関係は次の式によって表される。
R3=R2+Δts+t2=R1+t1+Δts+t2
D1=2×R1=2×Δtd+D
D2=2×(R2+Δts)
ここに、Δtsはスリーブ108の厚さ、Δtdは発光部130Cの厚さ、Δtbは外管111の厚さである。
D1=2×R1=2×Δtd+D
D2=2×(R2+Δts)
ここに、Δtsはスリーブ108の厚さ、Δtdは発光部130Cの厚さ、Δtbは外管111の厚さである。
図3A、図3B、及び、図3Cを参照してランプの外管の形状の例を説明する。図3Aのランプの外管は円筒形でありT形(管形:Tubular)と称され、図3Bのランプの外管は樽形でありB形(樽形:Bulged)と称され、図3Cのランプの外管は円筒形と樽形の複合形でありBT形と称される。ランプの形式の表現法はJIS7710に規定されており、アルファベットと数字を組み合わせて表示する。アルファベットはランプ形式を表し、数字は最大部の外径の公称値(ミリメートル)である。例えば「T48」は、T形であり最大部の外径の公称値が48mmであることを表す。尚、図1A及び図1Bに示すランプの外管は円筒形と円筒形の複合形でありTT形と称される。本願の明細書では、円筒状の外管とは、T形、TT形等を指しており、少なくとも放電容器の周囲において外管が膨らんでいないものを言う。
上述のように、本願の発明者は、円筒状の外管を備えた高ワットタイプの水平点灯型のセラミックメタルハライドランプにおいて、外管が高温となることを回避する手段を鋭意考察した。そこで、本願の発明者は、外管と放電容器の間にスリーブを設けることを着想した。一般に、セラミックメタルハライドランプにおいて、放電容器と外管の間に円筒状のスリーブを設けることは従来の技術にて既知である。しかしながら、従来の技術では、スリーブは放電容器が破裂した時に外管を破壊することを防止するために設ける。しかも、スリーブは、BT形のように中央が膨れた外管の場合に用いられ、T形のように円筒状の外管に用いられることはない。そこで本願の発明者は、多数の実験を行い、スリーブを用いることにより、円筒状の外管の高温化を回避できることを確認した。
本願の発明者は、先ず、点灯中の外管の温度の上限を設定した。硬質ガラス製の外管の温度に関する安全基準について、セラミックメタルハライドランプの場合には規定がないが、高圧ナトリウムランプの場合には、IEC60662(2011)に規定がある。それによると、日本仕様の場合、定格ランプ電力による裸点灯試験時における外管の表面温度の上限は400℃である。従って、本願の発明者は、定格ランプ電力による点灯時の外管の最高温度が400℃以下となることを条件とした。
以下に、表1及、表2及び表3を参照して、本願の発明者が行った実験と本発明の実施形態について説明する。表1は、本願の発明者が行った実験に用いたセラミックメタルハライドランプの仕様とその結果を示す。本願の発明者は多数の実験を行ったが、ここでは、表1の第1列に示すように、実施例1〜4、比較例1〜7、及び、従来例1〜3について説明する。尚、実施例1〜4は、本願の発明者が今回初めて行った実験であり、比較例1〜7、及び、従来例1〜3は本願の発明者が既に行った実験及び既知の実験である。
表1の第2列に示すように、高ワットタイプの例として、定格ランプ電力が660Wのランプ、中ワットタイプの例として、定格ランプ電力が250W及び400Wのランプを用いた。表1の第3列に示すように、外管の形状は主として円筒状(T形及びTT形)であるが、従来例1、2はBT形である。上述のように、ランプの形式はアルファベットと数字を組み合わせて表示する。アルファベットはランプ形式を表し、数字は最大部の外径の公称値(ミリメートル)である。例えば「T48」は、T形であり最大部の外径の公称値が48mmであることを表す。
表1の第4列に示すように、実施例1〜4では、ランプの点灯方向は水平点灯型(BHタイプ)であるが、比較例5、6及び従来例1では垂直点灯型(BUタイプ)である。表1の第5列に示すように、外管内に不活性ガスを充填した場合と外管内を真空とした場合を用意した。
表1の第6列に示すように、実施例1〜4ではスリーブを装着したランプを用意したが、比較例及び従来例にはスリーブを装着しないランプも含まれる。実施例1〜4、比較例1〜7、及び、従来例1〜3のうち、高ワットタイプ且つ水平点灯型であり、外管の形状が円筒状(TT形又はT形)であり、且つ、スリーブ108を備えるのは、実施例1、2、比較例3、及び、従来例3のみである。
表1の第7列は、点灯試験結果、即ち、外管の表面の最高温度の測定結果を示す。定格ランプ電力にて点灯した外管の最高温度が400℃以下となったのは、実施例1〜4、比較例4〜7、従来例1〜3のみである。但し、これらの例のうち、高ワットタイプ且つ水平点灯型であり、外管の形状が円筒状(TT形又はT形)であり、且つ、スリーブ108を備えるのは、実施例1、2、及び、従来例3である。しかしながら、従来例3の外管形状は、表1の第3列に示すように、TT120である。これは、外管の形状は円筒状であるが、その最大部の外径が120mmであることを示す。従来例3のセラミックメタルハライドランプの外管の外径は比較的大きく、外管111が高温により熱変形する可能性は少ない。一方、実施例1、2の外管形状は、TT67、TT80であり、外管の最大部の外径は精々80mm程度である。外管の高温化が問題となるのは、実施例1、2のように、外管の外径が少なくとも100mm以下の円筒状外管を備えたランプである。本発明の実施の形態では、従来例3のランプのような外径が比較的大きいランプは含まれない。
表1の第5列の外管内のガスの有無について説明する。上述のように、外管111内に不活性ガスを充填するよりも真空にしたほうが、放電容器130が高温に保持され、発光物質の蒸発が促進され、ランプ効率が高くなる。一方、外管111内に不活性ガスを充填するほうが、真空にするよりも、外管111の温度は高くなる。これは、例えば、比較例1と比較例2を比較すると判る。特に、水平点灯型であり、且つ、外管111内に不活性ガスを充填した場合には、外管が高温化する。しかしながら、本発明の実施形態では、水平点灯型であるが、外管111内を不活性ガスで充填することとした。その理由は、以下に説明するように高温下における外管の変形を考慮したことによる。
外管111内が真空の場合、外管の外面には大気圧による圧力が印加されている。従って、外管が熱変形する場合には、放電容器に近づくように収縮する。外管と放電容器の発光部の間の距離が局部的に小さくなると、外管は局部的に高温化し、更に熱変形が増加する。一方、外管111内に不活性ガスを充填した場合、外管は熱変形により外方に膨らむように変形する。そこで、外管と放電容器の発光部の間の距離が大きくなり、外管の温度が低下し、変形は停止する。従って、外管の熱変形を抑制するためには、外管111内を真空にするよりも、不活性ガスを充填したほうがよい。本発明の実施形態では、スリーブ108を設けるため、外管の最高温度が400℃以下に抑えることができる。従って、外管111内に不活性ガスを充填しても真空にしても、外管が熱変形することはない。しかしながら、予測しない事態により外管が熱変形した場合を考慮すると、外管111内に不活性ガスを充填したほうがよい。
表2は、本願の発明者が行った実験に用いたセラミックメタルハライドランプの発光部130Cの外面半径R1、スリーブ108の内面半径R2、外管111の内面半径R3、外管111の内面半径と発光部130Cの外面半径の差R3−R1、内側隙間t1、及び、外側隙間t2の測定結果を示す。
表3は、本願の発明者が行った実験に用いたセラミックメタルハライドランプにおいて、内側隙間t1、外側隙間t2、及び、定格ランプ電力Pの間の関係の計算結果を示す。表3の第2列は定格ランプ電力P、第3列は外管の最高温度の測定結果、第4列は、内側隙間t1と外側隙間t2の比t2/t1、第5列は外管111の内面半径R3と定格ランプ電力Pの比R3/P、第6列は2つの隙間の和と定格ランプ電力Pの比(t1+t2)/Pである。尚、比R3/P、比(t1+t2)/P、及び、比t2/t1、の意義は後に図4A〜図6を参照して説明する。表3の第7及び第8列には、これらのデータを用いた図面の番号を示す。
図4A及び図4Bを参照して説明する。図4Aは、定格ランプ電力Pと外管111の内面半径R3と定格ランプ電力Pの比R3/Pの関係を示すグラフである。横軸は定格ランプ電力P[W]、縦軸は比R3/P[mm/W]である。図4Aは、表3の第2列と第5列のデータの一部をグラフ化したものである。表3の第8列に示すように、このグラフの丸印は実施例1〜4をプロットしたものであり、三角印は比較例3、5、6、7をプロットしたものであり、四角印は従来例1をプロットしたものである。
図4Bは、比R3/Pと外管の表面の最高温度の関係を示すグラフである。横軸は比R3/P[mm/W]、縦軸は外管の表面の最高温度[℃]である。図4Bは、表3の第3列と第5列のデータの一部をグラフ化したものである。表3の第7列に示すように、このグラフの丸印は実施例1〜4をプロットしたものであり、三角印は比較例2〜5をプロットしたものであり、四角印は従来例1〜3をプロットしたものである。
ここで、比R3/P[mm/W]の意義を考察する。本願の発明者は、外管の表面の温度に影響を与える要因として、定格ランプ電力と外管の外径に着目した。定格ランプ電力が一定の場合、外管の外径を小さくすれば外管の表面温度は高くなり、外管の外径を大きくすれば外管の表面温度は低くなることが想定される。逆に、外管の外径が一定の場合、定格ランプ電力を大きくすれば外管の表面温度は高くなり、定格ランプ電力を小さくすれば外管の表面温度は低くなることが想定される。即ち、定格ランプ電力と外管の外径は、外管の表面の温度に対して、相反的に、影響を与えると言える。そこで本願の発明者は両者の比をパラメータとして設定した。尚、比の単位[mm/W]には特別な物理的な意義があるわけではない。
図4Aにおいて、実施例1〜4と比較例2〜5を比較する。定格ランプ電力が大きくなると、比R3/Pは小さくなる。しかしながら、従来例1の比R3/Pの値は、実施例及び比較例のR3/Pの値より大きい。これは、従来例1のランプの外管の形状はBT形であり、外管の外径が比較的大きいことによる。図4Bにおいて、比R3/Pを大きくすると外管の表面温度は低くなる傾向があると言える。これは、上述の想定と略一致する。しかしながら、本発明の実施の形態では、外管の外径が比較的大きいランプを想定していない。従って、比R3/Pの上限を設定する必要があるが、これについては後に説明する。
図5A及び図5Bを参照して説明する。図5Aは、定格ランプ電力Pと比(t1+t2)/Pの関係を示すグラフである。横軸は定格ランプ電力P[W]、縦軸は比(t1+t2)/P[mm/W]である。図5Aは、表3の第2列と第6列のデータの一部をグラフ化したものである。表3の第8列に示すように、このグラフの丸印は実施例1〜4をプロットしたものであり、三角印は比較例3、5、6、7をプロットしたものであり、四角印は従来例1をプロットしたものである。
図5Bは、比(t1+t2)/Pと外管の表面の最高温度の関係の関係を示すグラフである。横軸は比(t1+t2)/P[mm/W]、縦軸は外管の表面の最高温度[℃]である。図5Bは、表3の第3列と第6列のデータの一部をグラフ化したものである。表3の第8列に示すように、このグラフの丸印は実施例1〜4をプロットしたものであり、三角印は比較例3、5、6、7をプロットしたものであり、四角印は従来例1をプロットしたものである。
ここで、比(t1+t2)/P[mm/W]の意義を考察する。本願の発明者は、外管の表面の温度に影響を与える要因として、更に、外管と放電容器の間の隙間の寸法に着目した。定格ランプ電力が一定の場合、外管と放電容器の間の隙間の寸法を小さくすれば外管の表面温度は高くなり、外管と放電容器の間の隙間の寸法を大きくすれば外管の表面温度は低くなることが想定される。逆に、外管と放電容器の間の隙間の寸法が一定の場合、定格ランプ電力を大きくすれば外管の表面温度は高くなり、定格ランプ電力を小さくすれば外管の表面温度は低くなることが想定される。即ち、定格ランプ電力と外管と放電容器の間の隙間の寸法は、外管の表面の温度に対して、相反的に、影響を与えると言える。そこで本願の発明者は両者の比をパラメータとして設定した。尚、比の単位[mm/W]には特別な物理的な意義があるわけではない。尚、内側隙間t1と外側隙間t2の和(t1+t2)は、外管と放電容器の発光部の間の隙より、スリーブ108の厚さΔtsだけ小さいが、両者は略対応していると見做してよい。
図5Aにおいて、実施例1〜4と比較例2〜5を比較する。定格ランプ電力が大きくなっても、比(t1+t2)/Pは同等か、又は、小さくなるかである。しかしながら、従来例1の比(t1+t2)/Pの値は、実施例及び比較例の(t1+t2)/Pの値より大きい。これは、従来例1のランプの外管の形状はBT形であり、外管の外径が比較的大きいことによる。
図5Bにおいて、比(t1+t2)/Pを大きくすると外管の表面温度は低くなる傾向があると言える。これは、上述の想定と略一致する。しかしながら、本発明の実施の形態では、外管の外径が比較的大きいランプを想定していない。従って、比(t1+t2)/Pの上限を設定する必要があるが、これについては後に説明する。
図6を参照して説明する。図6は、比t2/t1と外管の表面の最高温度の関係の関係を示すグラフである。横軸は比t2/t1、縦軸は外管の表面の最高温度[℃]である。図6は、表3の第3列と第6列のデータの一部をグラフ化したものである。表3の第8列に示すように、このグラフの丸印は実施例1〜4をプロットしたものであり、三角印は比較例3、5、6、7をプロットしたものであり、四角印は従来例1をプロットしたものである。
ここで、比t2/t1の意義を考察する。本願の発明者は、外管の表面の温度に影響を与える要因として、更に、内側隙間t1と外側隙間t2の比t2/t1に着目した。外管と放電容器の発光部の間の隙間が一定であっても、比t2/t1が異なると、外管の表面温度は異なることが想定される。尚、内側隙間t1と外側隙間t2の和(t1+t2)は、外管と放電容器の発光部の間の隙より、スリーブ108の厚さΔtsだけ小さいが、両者を略対応していると見做してよい。そこで本願の発明者は両者の比t2/t1をパラメータとして設定した。
本願の発明者は、多数の実験を行い、外側隙間t2と内側隙間t1の好ましい大小関係を検討した。外側隙間t2を内側隙間t1より小さくすると、スリーブ108は外管111に近接する。この場合、スリーブ108からの熱は拡散しないで直接外管111に伝達される。その結果、外管111が熱変形する可能性があることが判明した。そこで本願の発明者は、外側隙間t2を内側隙間t1に等しくするか、又は、それより大きくする必要がある、との結論に達した。即ち、t2≧t1、又は、t2/t1≧1である。
しかしながら、外側隙間t2が内側隙間t1より大きすぎると、スリーブ108は発光部130Cに近接する。この場合、スリーブ108の温度が高温になる。その結果、スリーブ108の外面からの熱放射により外管111が加熱され熱変形する可能性があることが判明した。従って、比t2/t1の下限を設定する必要があるが、これについて後に説明する。
表3、図4B、図5B及び図6のグラフから、円筒状の外管を備えた高ワットタイプの水平点灯型のセラミックメタルハライドランプにおいて、外管が高温となって熱変形することを防止するために必要な条件として、比R3/P、比(t1+t2)/P、比t2/t1の値を設定する。先ず、R3/Pの上限について考察する。本発明の実施の形態では、外管の外径は比較的小さい円筒状の外管を備えたランプを想定している。そこで、実験例1〜4の比R3/Pを考慮に入れると、比R3/Pの上限を0.06[mm/W]とする。尚、比R3/Pの上限を0.06[mm/W]とすることによって、本発明の実施の形態では。外管の形状がT形又はTT形等の円筒状であり、BT形は含まれないことになる。次に、比R3/Pの下限を検討する。定格ランプ電力は600〜700W程度であり、略一定であると仮定してよい。そこで、円筒状の外管の外径の最小値を考慮にいれると、比R3/Pの下限は精々0.010程度となる。
次にt2/t1について考察する。上述のように、比t2/t1の下限については、既に設定されており、t2/t1≧1である。ここでは、比t2/t1の上限を設定する。上述のように、比t2/t1の値が大きすぎると、スリーブ108が放電容器の発光部に接近する。そこで、比t2/t1の上限を2.0とする。
次に、比(t1+t2)/Pを考察する。先ず、比(t1+t2)/Pの上限を検討する。一般に、外管の外径が大きくなると、比(t1+t2)/Pは大きくなる。しかしながら、本発明の実施の形態では、外径が比較的小さい円筒状の外管を想定している。そこで、表3の実施例1〜4における比(t1+t2)/Pの値を考慮して、上限を0.037[mm/W]とする。比(t1+t2)/Pの上限を0.037[mm/W]とすることによって、本発明の実施の形態では。外管の形状がT形又はTT形等の円筒状であり、BT形は含まれないことになる。次に、比(t1+t2)/Pの下限を検討する。一般に、下限を0.010とする。円筒状の外管の外径の最小値を考慮にいれると、比(t1+t2)/Pの下限は精々0.010程度となるからである。
本願の発明者は、外管の表面の温度に影響を与える要因として、定格ランプ電力と内側隙間t1に着目した。定格ランプ電力が一定の場合、内側隙間t1の寸法を小さくすれば外管の表面温度は高くなり、内側隙間t1の寸法を大きくすれば外管の表面温度は低くなることが想定される。逆に、内側隙間t1の寸法が一定の場合、定格ランプ電力を大きくすれば外管の表面温度は高くなり、定格ランプ電力を小さくすれば外管の表面温度は低くなることが想定される。即ち、定格ランプ電力と内側隙間t1の寸法は、外管の表面の温度に対して、相反的に、影響を与えると言える。そこで本願の発明者は両者の比をパラメータとして設定した。尚、比の単位[mm/W]には特別な物理的な意義があるわけではない。
表2のデータから、実施例1、2における比t1/Pを計算すると、比t1/Pは約0.013である。そこで、円筒状の外管を備えた高ワットタイプの水平点灯型のセラミックメタルハライドランプにおいて、外管が高温となって熱変形することを防止するために必要な条件として、比t1/の値を、t1/P>0.01、とした。
以上、本実施形態に係るセラミックメタルハライドランプについて説明したが、これらは例示であって、本発明の範囲を制限するものではない。当業者が、本実施形態に対して容易になしえる追加・削除・変更・改良等は、本発明の範囲内である。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の記載によって定められる。
100…セラミックメタルハライドランプ、108…スリーブ、109…支柱、110…始動器、111…外管、112…口金、113…ゲッタ、114A、114B…マウント支持板、115…ステム管、120a、120b…電極システム、121…リード線、122…電流供給導体、122a…耐ハロゲン性中間材、122b…導電性サーメット棒、123…タングステン電極、123A…放電アーク、130…放電容器、130A、130B…細管部、130C…発光部
Claims (6)
- 発光物質を収納する放電容器と、該放電容器を収納する透光性外管と、を有するセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記放電容器と前記外管の間にスリーブを設け、定格ランプ電力をP[W]、前記外管の内面半径をR3[mm]、前記放電容器の外面と前記スリーブの内面の間の距離をt1[mm]、前記スリーブの外面と前記外管の内面の間の距離をt2[mm]とするとき、前記定格ランプ電力Pは500W以上であり、次の関係式が成り立つことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
(R3/P)≦0.06[mm/W]
1.0≦(t2/t1)≦2.0 - 請求項1記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、更に次の関係式が成り立つことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
(t1+t2)/P≦0.037[mm/W] - 請求項1記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、
水平点灯型であることを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。 - 請求項1記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記外管内には不活性ガスが封入されていることを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。 - 請求項1記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、更に次の関係式が成り立つことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
t1/P>0.01[mm/W] - 請求項1記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記スリーブは石英ガラス製であることを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
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