JP5853967B2 - 画像出力装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばユーザが撮影した写真画像をその撮影位置に対応した地図上に合成して表示する画像出力装置およびその制御プログラムに関する。
GPS(global positioning system)機能を搭載したデジタルカメラが実用化されている。撮影画像を表示するだけでなく、撮影場所の位置情報に基づいて地図を表示することも考えられている。
GPS機能を搭載したデジタルカメラにより撮影された撮影画像を表示する際に、当該撮影画像の撮影位置に関連する地図を一緒に表示する画像出力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−48560号公報
一般に地図データは、地図上の山や河川などの地形、鉄道や道路などの交通施設、公共施設や商業施設などの建物等々が、地図として定められた形態で表記されているが、特に、市街地や複雑な地形のある地図データをそのまま外部に出力すると、地図としての正確さは高い反面、ユーザによっては必要のない情報(例えば、細かな道路や建物)までもが含まれ、見易さに欠ける問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、写真画像とユーザが期待する簡略化された地図データとを組み合わせて出力することが可能になる画像出力装置およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像出力装置は、地図を構成する各オブジェクトの描画データを記憶しているデータ記憶手段と、前記データ記憶手段から、地図を構成する各オブジェクトの描画データを取得して地図画像を生成し出力する画像出力手段と、前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎に、オブジェクトの描画データであるベクターデータの座標間引き情報を含む変更データを記憶している変更データ記憶手段と、前記画像出力手段により出力された地図画像に含まれる任意のオブジェクトをユーザ操作に応じて指定するオブジェクト指定手段と、前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトの表現形態を、前記変更データ記憶手段により記憶された変更データに応じて、少なくとも座標を間引いて変形して異なる表現形態に変更する表現形態変更手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、地図を構成する各オブジェクトの描画データを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段から、地図を構成する各オブジェクトの描画データを取得して地図画像を生成し出力する画像出力手段と、前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎に、オブジェクトの描画データであるベクターデータの座標間引き情報を含む変更データを記憶している変更データ記憶手段と、前記画像出力手段により出力された地図画像に含まれる任意のオブジェクトをユーザ操作に応じて指定するオブジェクト指定手段と、前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトの表現形態を、前記変更データ記憶手段により記憶された変更データに応じて、少なくとも座標を間引いて変形して異なる表現形態に変更する表現形態変更手段、として機能させることを特徴としている。

本発明によれば、出力される地図画像を構成するオブジェクトを異なる表示形態に変更することが可能になる画像出力装置及びその制御プログラムを提供できる。
本発明の画像出力装置の実施形態に係るGPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記カメラ付き携帯端末10のデータ記憶部16に記憶される地図データオブジェクト属性DB16Mの内容を示す図。 前記カメラ付き携帯端末10の地図合成処理に従った地図データの出力に際してタッチパネル式表示部25に表示されるユーザ要求ダイアログDを示す図。 前記カメラ付き携帯端末10による第1実施形態の地図合成処理(1)を示すフローチャート。 前記カメラ付き携帯端末10の第1実施形態の地図合成処理(1)に伴う地図データの表示動作を示す図。 前記カメラ付き携帯端末10による第2実施形態の地図合成処理(2)を示すフローチャート。 前記カメラ付き携帯端末10の第2実施形態の地図合成処理(2)に伴う地図データの表示動作を示す図。 前記地図データオブジェクト属性DB16Mの各オブジェクトIDに対応付けられた修飾オプションデータの内容を示す図。 地図データを構成する河川の各種描画イメージデータを格納したイメージリストファイルの具体例を示す図。 地図データを構成する河川の描画データをデフォルメして変更する場合の具体例を示す図。 前記図4,図6における第1,第2実施形態の地図合成処理(1)(2)に含まれる表示変更処理(ステップS17〜S20)を詳細に示すフローチャート。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の画像出力装置の実施形態に係るGPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末10の電子回路の構成を示すブロック図である。
このGPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末10は、コンピュータとしての制御部(CPU)11を備える。この制御部(CPU)11は、プログラム記憶部12に予め記憶された端末制御プログラム、あるいは無線通信制御部13を介して通信ネットワーク14上のプログラムサーバ(図示せず)からダウンロードされた端末制御プログラム、あるいは入出力インターフェイス(例えばUSB)15を介して外部メモリ(図示せず)から読み込まれた端末制御プログラムに従い、データ記憶部16を作業領域として回路各部の動作を制御する。
前記端末制御プログラムは、入力制御部17を介してキーボードやタッチパネルなどの入力装置18から入力されるユーザ操作に応じた信号に従い起動される。
前記制御部11には、前記プログラム記憶部12、無線通信制御部13、入出力インターフェイス15、データ記憶部16、入力制御部17が接続される他に、GPS衛星19からの信号を受信して現在位置を検出するGPS通信制御部20、前記無線通信制御部13を介した外部との通信方式に応じて通信プロトコルの変換や解析を行うデータ通信制御部21、入力装置18からの撮影指示に応じて撮影動作する撮像部22、角度(方向)センサやモーションセンサを備えたセンサ部23、現在時刻を計時するRTC(real time counter)24、タッチパネル式表示部25の表示動作を制御する表示制御部26が接続される。
前記端末制御プログラムとしては、電話やメールなどの通信制御プログラムの他、前記撮像部22による撮影制御プログラム、撮影画像の保存制御プログラム、撮影画像の表示制御プログラム、地図データの表示・編集制御プログラム、地図データと撮影画像との合成制御プログラムなどが記憶される。
ユーザ操作に従い、前記撮像部22により撮影された各撮影画像データは、当該各画像データそれぞれの撮影時点において前記GPS通信制御部20により検出された位置情報、前記センサ部23の角度センサにより検出された方向(縦/横)情報、RTC24により計時される年月日時刻情報が対応付けられてデータ記憶部16に記憶される。
また、前記データ記憶部16には、地図データ(オブジェクトを除いた位置情報を有するベースデータ)と当該地図データを構成するオブジェクト(山/河川/道路/鉄道/建物等)の描画データ(ベクターイメージ)とが、地図上の一定領域毎に区分されて記憶され、またその区分された地図データ毎のオブジェクトに関する属性情報が、地図データオブジェクト属性データベース16M(図2参照)として記憶される。
前記一定領域毎に区分された地図データは、それぞれ個々の地図IDが対応付けられて管理され、各地図IDで管理される地図データ上のオブジェクト描画データも、それぞれ個々のオブジェクトIDが対応付けられて管理される。
図2は、前記カメラ付き携帯端末10のデータ記憶部16に記憶される地図データオブジェクト属性DB16Mの内容を示す図である。
この地図データオブジェクト属性DB16Mには、前記一定領域毎に区分されて記憶された地図データの地図IDに対応付けられて、当該地図データ内の各オブジェクト描画データを示すオブジェクトID、各オブジェクトの名称(オブジェクト名称)が記憶されると共に、各オブジェクトの一般地図としての重要度(地図重要度)、観光地図としての重要度(観光重要度)、鉄道地図としての重要度(鉄道重要度)、商業地図としての重要度(店舗重要度)などの用途別重要度が記憶される。
具体的に、地図重要度としては、例えば道路の場合、国道や高速道路等の重要度は高く、県道や通常の公道等の重要度は低く設定される。また、観光重要度としては、例えば公園の場合、国定公園や都立公園等の重要度は高く、区営公園や町の小さな公園等の重要度は低く設定される。
地図データオブジェクト属性DB16Mにおいて、各オブジェクトの用途別重要度は、“00”が最も高いレベルとして示され、地図データの出力に際し、何れの用途を優先させるかは、後述するユーザ要求ダイアログD(図3参照)に従い設定される。なお、地図の縮尺が大きくなるほど、重要度の低いオブジェクトから地図データ上への合成が省略される。
さらに、前記地図データオブジェクト属性DB16M内の各オブジェクトIDには、該当するオブジェクトの表現形態を示すデータフラグが修飾オプションとして対応付けられて記憶される。オブジェクトの表現形態は、地図として一般的な通常の表現形態、絵画調の表現形態、イラスト調の表現形態、写実調の表現形態などがあり、地図データの出力に際し、後述する変更メニュー(図5の(C)参照)に従い変更可能である。よって、各オブジェクトIDに対応付けられてデータ記憶部16内に記憶されるオブジェクト描画データとしては、各種の表現形態に対応した描画データが用意される。
図3は、前記カメラ付き携帯端末10の地図合成処理に従った地図データの出力に際してタッチパネル式表示部25に表示されるユーザ要求ダイアログDを示す図である。
このユーザ要求ダイアログDは、地図データの表示形態を当該地図の用途に応じて選択するもので、例えば[1.普通]が選択されると、前記地図データオブジェクト属性DB16Mに設定された[地図重要度]に従い地図データ上の各オブジェクトが選択的に合成され、[2.観光優先]が選択されると、同地図データオブジェクト属性DB16Mに設定された[観光重要度]に従い地図データ上の各オブジェクトが選択的に合成される。
このように構成されたカメラ付き携帯端末10は、制御部(CPU)11が前記端末制御プログラム(撮影制御プログラム/撮影画像の保存制御プログラム/撮影画像の表示制御プログラム/地図データの表示・編集制御プログラム/地図データと撮影画像との合成制御プログラムを含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、前記構成のGPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末10の地図合成出力動作について説明する。
図4は、前記カメラ付き携帯端末10による第1実施形態の地図合成処理(1)を示すフローチャートである。
図5は、前記カメラ付き携帯端末10の第1実施形態の地図合成処理(1)に伴う地図データの表示動作を示す図である。
カメラモードに設定し、ユーザ操作に応じて撮像部22により撮影された各撮影画像データは、当該各画像データそれぞれの撮影時点においてGPS通信制御部20により検出された位置情報、センサ部23の角度センサにより検出された方向(縦/横)情報、RTC24により計時される年月日時刻情報と対応付けられてデータ記憶部16に記憶される。
地図データの合成出力モードを設定し、図4における地図合成処理(1)が起動されると、データ記憶部16に例えば撮影年月日時刻順に保存されている各撮影画像データが読み出され、入力装置18のキー操作に応じて順番に切り替えながらタッチパネル式表示部25に表示される(ステップS1)。
任意の撮影画像データが選択されて表示された状態で、決定キーが操作されると(ステップS2(Yes))、選択された撮影画像データに対応付けられた位置情報に従って地図データの領域が特定され(ステップS3)、この特定された領域の地図データの地図IDと同地図データに含まれる各オブジェクトのオブジェクトIDが取得される(ステップS4)。
すると、前記図3で示したように、ユーザ要求ダイアログDがタッチパネル式表示部25に表示される(ステップS5)。
このユーザ要求ダイアログDに従い、用途に応じた表示形態(例えば[2.観光優先])がタッチされて設定されると(ステップS6(Yes))、設定されたユーザ要求[観光優先]が取得され(ステップS7)、地図のイメージデータを書き出すための出力用バッファがデータ記憶部16に確保される(ステップS8)。
すると、前記ステップS4にて取得された地図IDに対応する地図データが前記出力用バッファに書き込まれた後、同地図IDに対応付けられて前記地図データオブジェクト属性DB16M(図2参照)に記憶されている最初のオブジェクトIDの[観光重要度]が取得され(ステップS9)、予め設定されたレベル(例えば“02”)以上の重要度があるか否か判断される(ステップS10)。
ここで、今回取得されたオブジェクトIDの[観光重要度]について、予め設定されたレベル“02”以上の重要度があると判断されると(ステップS10(Yes))、当該オブジェクトIDに対応付けられた修飾オプションのデータフラグにより示される表現形態のオブジェクト描画データ(例えばデフォルトで[通常]の表現形態の高速道路の描画データ)が読み出され、前記出力用バッファに書き込まれた地図データ上に描画される(ステップS11)。
一方、今回取得されたオブジェクトID(例えば民家のオブジェクトID)の[観光重要度]について、予め設定されたレベル“02”以上の重要度がないと判断されると(ステップS10(No))、当該オブジェクトは地図データ上に描画されずに省略される。
そして、前記地図IDに対応付けられた次のオブジェクトIDがあると判断されると(ステップS12(yes))、当該次のオブジェクトIDの[観光重要度]が取得され(ステップS13)、前回同様に予め設定されたレベル(例えば“02”)以上の重要度があるか否か判断される(ステップS10)。
この後、前記同様にステップS10〜S13の処理が繰り返されることで、前記出力バッファに書き込まれている地図データ上に、[観光重要度]としてレベル“02”以上のオブジェクト描画データだけが順次選択的に読み出されて描画される。これにより、例えば図5の(A)に示すように、前記ユーザ選択された撮影画像の撮影位置Pに対応した領域の観光用途に適した地図データMが生成され、タッチパネル式表示部25に表示される。
なお、前記図5の(A)で示した地図データMにおいて、J1nは高速道路、J2nは一般道路、J3n,J4nは河川、J5nは山であり、何れもデフォルトの通常表現形態のオブジェクトである。
こうして、ユーザ選択された撮影画像の撮影位置Pに対応した領域のユーザ用途に適した地図データMが生成されて表示されると、さらに、図5の(B)に示すように、前記選択された撮影画像データHがその撮影位置Pに合成されて表示される(ステップS14)。
ここで、前記地図データM上に描画されたユーザ任意のオブジェクトについて、現在の通常表現形態から別の表現形態に変更したい場合に、入力装置18のユーザ操作に応じて変更の指示が入力されると(ステップS15(Yes))、当該地図データM上で変更対象となるオブジェクトを指定するための入力待機状態になる(ステップS16)。
例えば、図5の(B)で示したようにユーザ所望の撮影画像Hがその撮影位置Pに合成されて表示された地図データMにおいて、通常表現形態で描画されている山のオブジェクトJ5nがタッチされて指定されると(ステップS17(Yes))、図5の(C)に示すように、指定された山のオブジェクトの表現形態に関する変更メニューNが表示される(ステップS18)。
この変更メニューNに従い、ユーザ所望の表現形態(例えば[イラスト1]イラスト調その1)がタッチされて選択され反転表示Cuされると(ステップS19(Yes))、変更対象に指定した山のオブジェクトIDに対応付けられて記憶されているイラスト調(その1)の表現形態のオブジェクト描画データJ5iが読み出され、図5の(D)に示すように、前記通常表現形態の山のオブジェクトJ5nから置き換えられて表示される(ステップS20)。
前記同様にオブジェクト表現形態の変更指示を入力し(ステップS15(Yes))、前記図5の(B)で示したように、通常表現形態で描画されている河川のオブジェクトJ3n,J4nがタッチされて指定されると(ステップS16,S17(Yes))、指定された河川のオブジェクトの表現形態に関する変更メニューNが表示される(ステップS18)。
この変更メニューNに従い、ユーザ所望の表現形態(例えば[イラスト2]イラスト調その2)がタッチされて選択され反転表示Cuされると(ステップS19(Yes))、変更対象に指定した河川のオブジェクトIDに対応付けられて記憶されているイラスト調(その2)の表現形態のオブジェクト描画データJ3i,J4iが読み出され、図5の(D)に示すように、前記通常表現形態の河川のオブジェクトJ3n,J4nから置き換えられて表示される(ステップS20)。
そして、入力装置18の決定キーが操作されると(ステップS21(Yes))、前記一連の地図合成処理(1)は終了される(ステップS22)。
したがって、前記構成のGPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末10による第1実施形態の地図合成出力機能によれば、撮影位置の情報が対応付けられて記憶された各撮影画像の中から任意の撮影画像が選択され、用途に応じた地図データの表示形態(観光優先/鉄道優先/店舗優先等)が設定されると、撮影位置に対応した領域の地図データが出力バッファに書き込まれると共に、当該地図データに含まれる各オブジェクト(山/河川/道路/建物等)が前記設定用途別の重要度に従い選択されて描画される。そして、前記設定用途に応じて生成された地図データMには、前記選択された撮影画像Hがその撮影位置Pに応じて合成され、タッチパネル式表示部25に表示される。
このため、任意の撮影画像データHをその撮影位置Pに応じた領域の地図データM上に合成して出力できるだけでなく、同地図データMに含まれる各オブジェクトをユーザ用途に応じて重要度の高いオブジェクトに簡略化して描画できるので、ユーザにとって、例えばブログや資料作成等において再利用し易い、任意の撮影画像Hを合成した地図データMを生成して出力できる。
また、前記地図データMに含まれる各オブジェクトの描画データは、地図に定番の通常の表現形態からイラスト調や絵画調など、各種の表現形態に対応した描画データが用意される。そして、前記タッチパネル式表示部25に表示された地図データM上で表現形態を変更したいオブジェクトを指定し、表現形態の変更メニューNから所望の表現形態を選択すると、指定されたオブジェクトは、選択された表現形態の描画データに置き換えられて出力される。
このため、ユーザにとって、より再利用し易い、任意の撮影画像Hを合成した好みのデザインの地図データMを生成して出力できる。
(第2実施形態)
図6は、前記カメラ付き携帯端末10による第2実施形態の地図合成処理(2)を示すフローチャートである。
図7は、前記カメラ付き携帯端末10の第2実施形態の地図合成処理(2)に伴う地図データの表示動作を示す図である。
この第2実施形態の地図合成処理(2)において、前記図4における第1実施形態の地図合成処理(1)と同一の処理ステップには同一の符号を付して説明する。
地図データの合成出力モードを設定し、図6における地図合成処理(2)が起動されると、データ記憶部16に記憶されている例えば広域の地図データが読み出され、タッチパネル式表示部25に表示される(ステップS1′)。
この表示された広域の地図データにおいて、ユーザ任意の位置(場所)がタッチされて指定されると(ステップS2′(Yes))、指定された位置(場所)の位置情報に従って地図データの領域が特定され(ステップS3)、この特定された領域の地図データの地図IDと同地図データに含まれる各オブジェクトのオブジェクトIDが取得される(ステップS4)。
すると、前記図3で示したように、ユーザ要求ダイアログDがタッチパネル式表示部25に表示される(ステップS5)。
このユーザ要求ダイアログDに従い、用途に応じた表示形態(例えば[1.普通])がタッチされて設定されると(ステップS6(Yes))、設定されたユーザ要求[普通]が取得され(ステップS7)、地図のイメージデータを書き出すための出力用バッファがデータ記憶部16に確保される(ステップS8)。
すると、前記ステップS4にて取得された地図IDに対応する地図データが前記出力用バッファに書き込まれた後、同地図IDに対応付けられて前記地図データオブジェクト属性DB16M(図2参照)に記憶されている最初のオブジェクトIDの[地図重要度]が取得され(ステップS9)、予め設定されたレベル(例えば“02”)以上の重要度があるか否か判断される(ステップS10)。
ここで、今回取得されたオブジェクトIDの[地図重要度]について、予め設定されたレベル“02”以上の重要度があると判断されると(ステップS10(Yes))、当該オブジェクトIDに対応付けられた修飾オプションのデータフラグにより示される表現形態のオブジェクト描画データ(例えばデフォルトで[通常]の表現形態の高速道路の描画データ)が読み出され、前記出力用バッファに書き込まれた地図データ上に描画される(ステップS11)。
一方、今回取得されたオブジェクトID(例えば一般道路1のオブジェクトID)の[地図重要度]について、予め設定されたレベル“02”以上の重要度がないと判断されると(ステップS10(No))、当該オブジェクトは地図データ上に描画されずに省略される。
そして、前記地図IDに対応付けられた次のオブジェクトIDがあると判断されると(ステップS12(yes))、当該次のオブジェクトIDの[地図重要度]が取得され(ステップS13)、前回同様に予め設定されたレベル(例えば“02”)以上の重要度があるか否か判断される(ステップS10)。
この後、前記同様にステップS10〜S13の処理が繰り返されることで、前記出力バッファ書き込まれている地図データ上に、[地図重要度]としてレベル“02”以上のオブジェクト描画データだけが順次選択的に読み出されて描画される。これにより、例えば図7の(A)に示すように、前記ユーザ指定された位置(場所)に対応した領域の一般用途に適した地図データMが生成され、タッチパネル式表示部25に表示される。
なおこの時点では、前記図7の(A)で示した地図データMにおいて、写真撮影の軌跡データP1,P2,…は未だ表示されない。
こうして、ユーザ指定の位置(場所)に対応した領域のユーザ用途に適した地図データMが生成されて表示されると、当該地図データMの領域に含まれる位置情報が対応付けられて記憶されている各撮影画像データが抽出される(ステップS14a)。
すると、この抽出された各撮影画像データに対応付けられた撮影位置と撮影年月日時刻の情報に従い、それぞれの撮影画像データの撮影位置および撮影順の軌跡データP1,P2,P3が生成され、前記地図データM上に合成されて表示される(ステップS14b)。
そして、前記地図データM上の各撮影軌跡データP1,P2,P3毎に、その撮影位置に対応する複数枚の撮影画像データの中からユーザ任意の撮影画像データH1,H2,H3が指定され、図7の(B)に示すように、該当する撮影位置に合成されて表示される(ステップS14c)。この際、各撮影軌跡データP1,P2,P3毎に指定された撮影画像データH1,H2,H3は、その画像サイズを、適宜、拡大/縮小して合成可能である。
ここで、前記第1実施形態の地図合成処理(1)と同様に、地図データM上に描画されたユーザ任意のオブジェクトについて、現在の通常表現形態から別の表現形態に変更したい場合に、入力装置18のユーザ操作に応じて変更の指示が入力されると(ステップS15(Yes))、当該地図データM上で変更対象となるオブジェクトを指定するための入力待機状態になる(ステップS16)。
例えば、図7の(B)で示したように、撮影画像H1,H2,H3がその撮影位置に合成されて表示された地図データMにおいて、通常表現形態で描画されている山のオブジェクトJ5nがタッチされて指定されると(ステップS17(Yes))、指定された山のオブジェクトの表現形態に関する変更メニューN(図5の(C)参照)が表示される(ステップS18)。
この変更メニューNに従い、ユーザ所望の表現形態(例えば[イラスト2]イラスト調その2)がタッチされて選択され反転表示Cuされると(ステップS19(Yes))、変更対象に指定した山のオブジェクトIDに対応付けられて記憶されているイラスト調(その2)の表現形態のオブジェクト描画データJ5iが読み出され、図7の(C)に示すように、前記通常表現形態の山のオブジェクトJ5nから置き換えられて表示される(ステップS20)。
そして、入力装置18の決定キーが操作されると(ステップS21(Yes))、前記一連の地図合成処理(2)は終了される(ステップS22)。
したがって、前記構成のGPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末10による第2実施形態の地図合成出力機能によれば、広域地図上の任意の位置(場所)が指定されると共に、用途に応じた地図データの表示形態(観光優先/鉄道優先/店舗優先等)が設定されると、指定の位置(場所)に対応した領域の地図データが出力バッファに書き込まれると共に、当該地図データに含まれる各オブジェクト(山/河川/道路/建物等)が前記設定用途別の重要度に従い選択されて描画される。すると、前記設定用途に応じて生成された地図データMの領域に含まれる位置情報が対応付けられて記憶されている各撮影画像が抽出されると共に、抽出された各撮影画像の撮影位置情報および撮影年月日時刻情報から撮影軌跡データP1,P2,P3が生成され同地図データM上に合成されて表示される。そして、前記地図データM上の各撮影軌跡データP1,P2,P3毎に、該当の撮影位置情報を有する任意の撮影画像H1,H2,H3が指定されると、当該指定された撮影画像H1,H2,H3がその撮影位置に合成され、タッチパネル式表示部25に表示される。
このため、任意の位置(場所)の領域に対応する地図データMに対して、同地図領域内で撮影した撮影画像データH1,H2,H3をその撮影位置に合成して出力できるだけでなく、同地図データMに含まれる各オブジェクトをユーザ用途に応じて重要度の高いオブジェクトに簡略化して描画できるので、ユーザにとって、例えばブログや資料作成等において再利用し易い、任意の地域の地図データMを、当該地域での撮影画像Hnを合成して出力できる。
また、前記第1実施形態と同様に、地図データMに含まれる各オブジェクトの描画データは、地図に定番の通常の表現形態からイラスト調や絵画調など、各種の表現形態に対応した描画データが用意される。そして、前記タッチパネル式表示部25に表示された地図データM上で表現形態を変更したいオブジェクトを指定し、表現形態の変更メニューNから所望の表現形態を選択すると、指定されたオブジェクトは、選択された表現形態の描画データに置き換えられて出力される。
このため、ユーザにとって、より再利用し易い、任意の地域の好みのデザインの地図データMを、当該地域での撮影画像Hnを合成して出力できる。
次に、前記第1および第2実施形態のカメラ付き携帯端末10の地図合成出力機能におけるオブジェクト表示の変更処理(ステップS17〜S20)について、さらに詳細に説明する。
図8は、前記地図データオブジェクト属性DB16Mの各オブジェクトIDに対応付けられた修飾オプションデータの内容を示す図である。
この修飾オプションデータには、前記図2における地図データオブジェクト属性DB16Mの各Index番号に対応させて、該当するオブジェクトの修飾種別コードと修飾内容を示すデータとが記述される。
例えば、前記図2におけるIndex番号“1”、オブジェクトID“0001”、オブジェクト名称「河川1」に対応する修飾オプションについて説明する。この修飾オプションコード“0x0084”は、「河川1」の表示形態を変更する修飾オプションデータとして、「河川1」の表示範囲に貼り付けて使用する8種類の描画イメージデータと、「河川1」の通常の描画データ(ベクターイメージ)をデフォルメする4種類のデフォルメ用データが用意されていることを示している。
そして、Index番号“1”に対応付けて、図8に示すような修飾オプションデータが用意されている。ここには、種別コード“0x06〜0x0D”に対応付けて、修飾内容として、該当する種類の描画イメージデータの表示サイズ情報、および当該描画イメージデータを格納したイメージリストファイル名とそのリスト内インデックスが記述される。また、種別コード“0x0E〜0x11”に対応付けて、「河川1」の通常の描画データ(ベクターイメージ)をデフォルメするための座標データの間引き情報(間引き率)、座標データの間引き後に描画する線の太さ、線の色、線の角の丸め率、周辺追加画像等のデータが組合わされて記述される。この修飾オプションデータにより、通常の地図描画データ以外に12種類の表現形態が選択可能となる。
図9は、地図データを構成する河川の各種描画イメージデータを格納したイメージリストファイルの具体例を示す図である。
このイメージリストファイル(河川)には、河川を異なる形態で表現した複数種類の描画イメージデータが、それぞれそのインデックスに対応付けられて格納されている。
つまり、前記図8におけるオブジェクト「河川1」に対応する修飾オプションデータの8種類の描画イメージデータを示す種別コード“0x06〜0x0D”の何れかが選択された場合、当該選択された種別コードの修飾内容データとして記述されているイメージリストファイル名とそのリスト内インデックスに従い、例えば前記図9で示したイメージリストファイル(河川)内の描画イメージデータが決定され、表示中の地図データM上で指定された河川のオブジェクトの表示範囲に貼り付けられる。
図10は、地図データを構成する河川の描画データをデフォルメして変更する場合の具体例を示す図である。
前記図8におけるオブジェクト「河川1」に対応する修飾オプションデータの4種類のデフォルメ用データを示す種別コード“0x0E〜0x11”の何れかが選択された場合、当該選択された種別コードの修飾内容データとして記述されているデフォルメ用データ(座標の間引き情報、線の太さ、色、角の丸め率、周辺追加画像等)に従い、例えば図10の(A)に示すような河川の描画データ(ベクターイメージ)が、図10の(B)に示すような座標間引き後の線の再描画処理、および図10の(C)に示すような線の角の丸め処理、周辺画像追加処理によりデフォルメされて変更される。
図11は、前記図4,図6における第1,第2実施形態の地図合成処理(1)(2)に含まれる表示変更処理(ステップS17〜S20)を詳細に示すフローチャートである。
例えば、図5の(B)で示したように、地図データM上で変更対象となるオブジェクトを指定するための入力待機状態において(ステップS16)、通常表現形態で描画されている河川のオブジェクトJ3nがタッチされて指定されると(ステップS17(Yes))、指定された河川のオブジェクト(例えば「河川1」)に対応する修飾オプションデータ(図8参照)が読み込まれ(ステップS18a)、12種類の表現形態を選択可能な変更メニューN(図5の(C)参照)が表示される(ステップS18b)。
この変更メニューNに従い、ユーザ所望の表現形態がタッチされて選択されると(ステップS19(Yes))、前記変更対象として指定された通常表現形態の河川の描画データ(ベクターイメージ)に対応する表示範囲、修飾種別、オブジェクトパラメータ(ベクターデータの座標情報、線種、色、塗り等)が読み込まれる(ステップS20a)。
そして、前記変更メニューNに従い選択された「河川1」の表現形態に対応する修飾オプションデータ(図8参照)の種別コードについて、“0x06”〜“0x0D”(描画イメージデータの貼り付けによる変更)であるか(ステップS20b)、又は、“0x0E”〜“0x11”(描画イメージデータのデフォルメによる変更)であるかが判断される(ステップS20c)。
ここで、前記変更メニューNに従い選択された「河川1」の表現形態に対応する種別コードが“0x06”であると判断された場合は(ステップS20b(Yes))、当該選択された種別コード“0x06”に対応する修飾内容データ(描画イメージデータの表示サイズ情報、および当該描画イメージデータを格納したイメージリストファイル名とそのリスト内インデックス)が読み出される(ステップS20b1)。
すると、前記選択種別コード“0x06”に対応する修飾内容データから読み出されたイメージリストファイル名とそのリスト内インデックスに従い、当該イメージリストファイル名のイメージリスト(河川)(図9参照)が開かれ(ステップS20b2)、指定のインデックスに格納された描画イメージデータが読み出される(ステップS20b3)。
すると、前記イメージリスト(河川)から読み出されたユーザ選択種別の描画イメージデータは、その描画サイズが前記変更対象として選択された通常表現形態の描画データの表示範囲に応じて調整され出力データバッファに展開される(ステップ20b4)。
これにより、前記変更対象として選択された通常表現形態の河川の描画データJ3nが今回ユーザ選択された別の表現形態の描画イメージデータに置き換えられて表示される。
するとこの後、前記イメージリスト(河川)(図9参照)が閉じられ、今回の表示オブジェクト(河川)の変更処理は終了される(ステップS20b5)。
一方、前記変更メニューNに従い選択された「河川1」の表現形態に対応する種別コードが“0x0E”であると判断された場合は(ステップS20c(Yes))、当該選択された種別コード“0x0E”に対応する修飾内容データ(座標の間引き情報、線の太さ、色、角の丸め率、周辺追加画像等)が読み出される(ステップS20c1)。
すると、前記変更対象として選択された通常表現形態の河川の描画データのオブジェクトパラメータとして読み込まれたベクターデータの座標が、前記修飾内容データとして読み出された座標の間引き情報に従い間引き処理され(ステップS20c2)、例えば図10の(A)→(B)に示すように、座標間引き後のベクターデータに応じた線分が出力データバッファに再描画される(ステップS20c3)。この際、前記修飾内容データとして読み出された線の太さ、色に応じて、今回の座標間引き後に再描画された線分の太さ、色も調整される。
さらに、今回再描画された線分とその角部分が、例えば図10の(C)に示すように、前記修飾内容データとして読み出された角の丸め率に従い自然な円弧に丸め処理される(ステップS20c4)。
さらに、同図10の(C)に示すように、前記修飾内容データとして読み出された周辺追加画像に従い、前記座標間引き後の各座標点Pn…付近に河川に関係する画像イメージT(木),D(土手),R(岩),F(魚),Y(船),B(橋)がランダムに配置されて描画される(ステップS20c5)。
これにより、前記変更対象として選択された通常表現形態の河川の描画データJ3nが今回ユーザ選択された別の表現形態にデフォルメされて表示される。
なお、前記図8〜図11を参照して説明した地図データM上の任意のオブジェクトの表示変更処理では、河川の描画データの表現形態を変更する具体例について説明したが、他のオブジェクトの描画データの表現形態を変更する処理についても前記同様に実行できるのは勿論である。
なお、前記各実施形態において記載したGPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末10による各処理の手法、すなわち、図4のフローチャートに示す第1実施形態の地図合成処理(1)、図6のフローチャートに示す第2実施形態の地図合成処理(2)、図11のフローチャートに示す前記各実施形態の地図合成処理(1)(2)に伴う表示変更処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体(図示せず)に格納して配布することができる。そして、GPS機能を搭載したカメラ付き電子機器のコンピュータは、この外部記憶媒体に記憶されたプログラムを記憶装置(12)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したユーザ用途に応じた地図データと同地図内で撮影された撮影画像データとの合成出力機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワーク(14)上を伝送させることができ、このプログラムデータを、ネットワーク(14)に接続されたGPS機能を搭載したカメラ付き電子機器のコンピュータに通信制御部(13)によって取り込むことで、前述したユーザ用途に応じた地図データと同地図内で撮影された撮影画像データとの合成出力機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
地図データと当該地図の領域に含まれる各オブジェクトの描画データとを別々に記憶するデータ記憶手段と、
このデータ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎の重要度を、ユーザ操作に応じて設定される条件別に記憶するオブジェクト重要度記憶手段と、
撮影画像をその撮影位置情報と共に記憶する撮影画像記憶手段と、
前記データ記憶手段により記憶された地図データを取得し、同地図データ上に同地図に含まれる各オブジェクトの描画データを、前記ユーザ操作に応じて設定された条件別の各オブジェクトの重要度に従い選択的に描画した地図画像を生成する地図生成手段と、
この地図生成手段により生成された地図画像に前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像をその撮影位置に対応させて合成する画像合成手段と、
この画像合成手段により撮影画像が合成された地図画像を出力する画像出力手段と、
を備えたことを特徴とする画像出力装置。
[2]
前記データ記憶手段は、一定領域毎に区分された地図データと当該各地図の領域に含まれる各オブジェクトの描画データとを別々に記憶し、
前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像をユーザ操作に応じて選択する撮影画像選択手段と、
この撮影画像選択手段により選択された撮影画像の撮影位置情報に従い、同撮影位置が含まれる領域の地図データを前記データ記憶手段により記憶された一定領域毎に区分された地図データの中から取得する地図データ取得手段とを備え、
前記地図生成手段は、前記地図データ取得手段により取得された地図データ上に同地図に含まれる各オブジェクトの描画データを、前記ユーザ操作に応じて設定された条件別の各オブジェクトの重要度に従い選択的に描画した地図画像を生成し、
前記画像合成手段は、前記地図生成手段により生成された地図画像に前記撮影画像選択手段により選択された撮影画像をその撮影位置に対応させて合成する、
ことを特徴とする[1]に記載の画像出力装置。
[3]
前記データ記憶手段は、一定領域毎に区分された地図データと当該各地図の領域に含まれる各オブジェクトの描画データとを別々に記憶し、
前記データ記憶手段により記憶された地図データの位置を指定する地図位置指定手段と、
この地図位置指定手段により指定された位置が含まれる領域の地図データを前記データ記憶手段により記憶された一定領域毎に区分された地図データの中から取得する地図データ取得手段とを備え、
前記地図生成手段は、前記地図データ取得手段により取得された地図データ上に同地図に含まれる各オブジェクトの描画データを、前記ユーザ操作に応じて設定された条件別の各オブジェクトの重要度に従い選択的に描画した地図画像を生成し、
前記画像合成手段は、前記地図生成手段により生成された地図画像の領域に含まれる撮影位置情報を有する撮影画像を前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像の中から抽出する撮影画像抽出手段を有し、前記生成された地図画像に対し、前記撮影画像抽出手段により抽出された撮影画像をその撮影位置に対応させて合成する、
ことを特徴とする[1]に記載の画像出力装置。
[4]
前記画像出力手段により出力された地図画像に含まれる任意のオブジェクトをユーザ操作に応じて指定するオブジェクト指定手段と、
このオブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトの表現形態を、ユーザ操作に応じて異なる表現形態に変更する表現形態変更手段と、
を備えたことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の画像出力装置。
[5]
前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクトの表現形態を変更するためのデータを記憶する変更データ記憶手段を備え、
前記表現形態変更手段は、前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトの表現形態を、前記変更データ記憶手段により記憶されたデータの中からユーザ操作に応じて選択されたデータに従い異なる表現形態に変更する、
ことを特徴とする[4]に記載の画像出力装置。
[6]
前記変更データ記憶手段は、前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎に該当するオブジェクトの表現形態の異なる複数種類のイメージデータを記憶し、
前記表現形態変更手段は、前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトを、前記変更データ記憶手段により記憶されたイメージデータの中からユーザ操作に応じて選択されたイメージデータに置き換えて異なる表現形態に変更する、
ことを特徴とする[5]に記載の画像出力装置。
[7]
前記変更データ記憶手段は、前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎に該当するオブジェクトの描画データを変形するための複数種類の変形データを記憶し、
前記表現形態変更手段は、前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトの描画データを、前記変更データ記憶手段により記憶された変形データの中からユーザ操作に応じて選択された変形データに従い変形して異なる表現形態に変更する、
ことを特徴とする[5]に記載の画像出力装置。
[8]
コンピュータを、
地図データと当該地図の領域に含まれる各オブジェクトの描画データとを別々に記憶部に記憶させるデータ記憶手段、
このデータ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎の重要度を、ユーザ操作に応じて設定される条件別に記憶部に記憶させるオブジェクト重要度記憶手段、
撮影画像をその撮影位置情報と共に記憶部に記憶させる撮影画像記憶手段、
前記データ記憶手段により記憶された地図データを取得し、同地図データ上に同地図に含まれる各オブジェクトの描画データを、前記ユーザ操作に応じて設定された条件別の各オブジェクトの重要度に従い選択的に描画した地図画像を生成する地図生成手段、
この地図生成手段により生成された地図画像に前記撮影画像記憶手段により記憶された撮影画像をその撮影位置に対応させて合成する画像合成手段、
この画像合成手段により撮影画像が合成された地図画像を出力する画像出力手段、
として機能させるためのプログラム。
10 …GPS機能を搭載したカメラ付き携帯端末
11 …制御部(CPU)
12 …プログラム記憶部
13 …無線通信制御部
14 …通信ネットワーク
15 …入出力インターフェイス
16 …データ記憶部
16M…地図データオブジェクト属性データベース
17 …入力制御部
18 …入力装置
19 …GPS衛星
20 …GPS通信制御部
21 …データ通信制御部
22 …撮像部
23 …センサ部
24 …RTC
25 …タッチパネル式表示部
26 …表示制御部
D …ユーザ要求ダイアログ
M …地図データ
N …表現形態変更メニュー
Jmn…オブジェクト(通常表現形態)
Jmi…オブジェクト(イラスト調表現形態)
H …撮影画像

Claims (3)

  1. 地図を構成する各オブジェクトの描画データを記憶しているデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段から、地図を構成する各オブジェクトの描画データを取得して地図画像を生成し出力する画像出力手段と、
    前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎に、オブジェクトの描画データであるベクターデータの座標間引き情報を含む変更データを記憶している変更データ記憶手段と、
    前記画像出力手段により出力された地図画像に含まれる任意のオブジェクトをユーザ操作に応じて指定するオブジェクト指定手段と、
    前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトの表現形態を、前記変更データ記憶手段により記憶された変更データに応じて、少なくとも座標を間引いて変形して異なる表現形態に変更する表現形態変更手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎に該当するオブジェクトの表現形態の異なる複数種類のイメージデータを記憶している変更イメージデータ記憶手段と、
    前記変更イメージデータ記憶手段に記憶されている変更イメージデータの1つをユーザに選択させる変更イメージデータ選択手段と、
    前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトを、前記変更イメージデータ選択手段により選択されたイメージデータに置き換えて、異なる表現形態に変更するイメージデータ置き換え手段とを、備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. コンピュータを、
    地図を構成する各オブジェクトの描画データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段から、地図を構成する各オブジェクトの描画データを取得して地図画像を生成し出力する画像出力手段と、
    前記データ記憶手段により記憶されるオブジェクト毎に、オブジェクトの描画データであるベクターデータの座標間引き情報を含む変更データを記憶している変更データ記憶手段と、
    前記画像出力手段により出力された地図画像に含まれる任意のオブジェクトをユーザ操作に応じて指定するオブジェクト指定手段と、
    前記オブジェクト指定手段により指定されたオブジェクトの表現形態を、前記変更データ記憶手段により記憶された変更データに応じて、少なくとも座標を間引いて変形して異なる表現形態に変更する表現形態変更手段、
    として機能させるためのプログラム。
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