JP5853827B2 - コンテンツ普及管理装置、およびコンテンツ普及管理方法 - Google Patents

コンテンツ普及管理装置、およびコンテンツ普及管理方法 Download PDF

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本発明は、情報処理装置に配信されるコンテンツに応じてポイントを管理するコンテンツ普及管理装置、および方法に関するものである。
従来、インターネットを介して、複数の再生装置にコンテンツを配信する配信サーバが知られている。また、複数の再生装置において再生された楽曲の再生履歴をプレイリスト生成サーバが受信し、複数の再生装置の再生履歴に基づくプレイリストを再生装置に送信することが、特許文献1に開示されている。この開示された技術では、再生装置が、プレイリストを受信し、他の再生装置において再生された楽曲を再生する。この結果、他の再生装置において再生された楽曲が複数の再生装置において共有される。
特開2008−225580号公報
例えば、特定の再生装置において再生された楽曲は、他の再生装置において再生されるので、特定の再生装置はこの楽曲を他の再生装置に広めたことになる。特定の再生装置において再生された楽曲が、どれ位の数の他の再生装置において再生されたかを、再生装置のユーザは知ることが出来ない。どれくらいの数の他の再生装置において再生されたかを知ることにより、再生された楽曲を普及させた貢献の度合いを認識できる。しかし特許文献1では、どれ位の数の他の再生装置に広めたかを示す貢献度が、再生装置に表示されない。これにより、再生装置のユーザは、貢献度を知ることが出来ない。特に、プレイリスト生成サーバが、複数の他の再生装置において再生された楽曲の再生履歴の中から、特定の条件を満たす楽曲に基づきプレイリストを生成し、このプレイリストを他の再生装置に送信する場合は、特に貢献度を再生装置のユーザが知ることが出来ない。
本発明の目的は、特定の情報処理装置のユーザが、どれ位の数の他の情報処理装置のユーザにコンテンツを広めたかを示す貢献度を知ることが可能なコンテンツ普及管理装置、および方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明は、複数の情報処理装置のうちの特定の情報処理装置により出力されたコンテンツが、他の情報処理装置に送信された送信状況を管理する管理装置であって、前記複数の情報処理装置の複数のユーザのうちの少なくとも一部のユーザのユーザ識別情報と、前記コンテンツが識別可能なコンテンツ識別情報と、前記コンテンツを他のユーザに普及させたことを示すポイントとを関連付けて記憶する記憶手段と、同じコンテンツを評価した少なくとも2人のユーザのうちの一方のユーザの情報処理装置に、他方のユーザの情報処理装置により出力された前記同じコンテンツとは異なるコンテンツ、および一方のユーザが評価した他のユーザの情報処理装置により出力されたコンテンツの少なくとも一方を送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ送信手段により送信され、前記複数のユーザうちの第1ユーザが評価した第1コンテンツを示す第1コンテンツ評価情報を受信するコンテンツ評価情報受信手段と、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置の前記複数のユーザのうちの第2ユーザを、前記第1ユーザが評価した、前記第1コンテンツとは異なるコンテンツを評価したユーザのユーザ識別情報、および前記第1ユーザが評価した他のユーザを示すユーザ評価情報の少なくとも一方に基づき特定する特定手段と、前記コンテンツ評価情報受信手段により前記第1コンテンツ評価情報が受信された場合、前記特定手段により特定された前記第2ユーザを識別する第2ユーザ識別情報と、前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記記憶制御手段により前記記憶手段に記憶されたポイントが前記ユーザ識別情報ごとに示されるポイント情報を前記複数の情報処理装置の少なくとも1つの情報処理装置に送信するポイント情報送信手段と、を備えることを特徴とするものである。
請求項1記載のコンテンツ普及管理装置によれば、第2ユーザのユーザ識別情報と、所定のポイントとが関連付けられて記憶手段に記憶される。記憶手段に記憶されたポイントがユーザ識別情報ごとに示されるポイント情報が情報処理装置に送信される。この結果、第1コンテンツを第1ユーザが評価した場合、普及ポイントが、第1ユーザが評価したコンテンツと同じコンテンツを評価した第2ユーザ、または第1ユーザが評価した第2ユーザに付与される。従って、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、記憶手段に記憶されたポイントを知ることにより、第1ユーザの情報処理装置に送信された第1コンテンツが出力された情報処理装置の第2ユーザが、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかを知ることができる。
上記目的を達成するために、請求項2記載の本発明は、請求項1のコンテンツ普及管理装置であって、前記特定手段は、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、2以上の整数Nで表される第Nユーザと同じコンテンツを評価した第(N+1)ユーザ、および、第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザの少なくとも一方を特定し、前記記憶制御手段は、前記特定された第(N+1)ユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。
請求項2記載のコンテンツ普及管理装置によれば、2以上の整数Nで表される第(N+1)ユーザにも第(N+1)普及ポイントが付与される。従って、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、ポイントの累積状況を知ることにより、第1ユーザの情報処理装置に送信された第1コンテンツが出力された情報処理装置の第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかを知ることができる。
上記目的を達成するために、請求項3記載の本発明は、請求項2のコンテンツ普及管理装置であって、前記記憶制御手段は、前記コンテンツ評価情報受信手段により前記第1コンテンツ評価情報が受信された場合、前記第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報と、前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第1普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、かつ前記第1普及ポイント、前記普及ポイントである第2普及ポイント、および前記第(N+1)普及ポイントの順に小さくなる前記第1普及ポイント、前記第2普及ポイント、および前記第(N+1)普及ポイントを前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。
請求項3記載のコンテンツ普及管理装置によれば、第1コンテンツ評価情報に関連付けられる第1コンテンツを評価した第1ユーザ、第2ユーザ、第(N+1)ユーザの順に小さくなるポイントが付与される。この第2ユーザは、第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、第1ユーザが評価したコンテンツと同じコンテンツを評価した第2ユーザ、または第1ユーザが評価した第2ユーザである。第(N+1)ユーザは、第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、第Nユーザが評価したコンテンツと同じコンテンツを評価した第(N+1)ユーザ、または第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザである。この結果、第1コンテンツを評価した第1ユーザと関係が近い順に、付与されるポイントが大きくなるので、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、第1ユーザの情報処理装置に送信された第1コンテンツが出力された情報処理装置の第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
上記目的を達成するために、請求項4記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか記載のコンテンツ普及管理装置であって、前記コンテンツ評価情報受信手段は、複数の情報処理装置のユーザが評価したコンテンツを示すコンテンツ評価情報を受信し、前記記憶制御手段は、前記コンテンツ評価情報の数が予め定められた数未満である場合、前記コンテンツ評価情報に関連付けられるコンテンツを評価したユーザのユーザ識別情報と、ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、前記コンテンツ評価情報の数が予め定められた数以上である場合、前記ポイントを前記記憶手段に記憶させないこと特徴とするものである。
請求項4記載のコンテンツ普及管理装置によれば、ユーザ識別情報に関連付けられるコンテンツ評価情報の数が予め定められた数以上である場合、ポイントを記憶しない。これにより、情報処理装置のユーザが予め定められた数以上のコンテンツを評価することにより、より大きなポイントが付与されるのを防ぐことが出来る。従って、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、第1ユーザの情報処理装置に送信された第1コンテンツが出力された情報処理装置の第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
上記目的を達成するために、請求項5記載の本発明は、請求項1〜4いずれか記載の管理装置であって、前記コンテンツ評価情報受信手段は、複数の情報処理装置の複数のユーザのうちのユーザが評価したコンテンツを示すコンテンツ評価情報、および前記コンテンツ評価情報の無効を示す無効情報を受信し、前記記憶制御手段は、前記コンテンツ評価情報受信手段により受信された前記コンテンツ評価情報が、無効か否かを前記受信された無効情報に基づき判断する判断手段を備え、前記判断手段により、前記コンテンツ評価情報受信手段により受信された前記コンテンツ評価情報が無効と判断された場合、前記記憶制御手段は、無効と判断された前記コンテンツ評価情報に関連付けられるコンテンツを評価したユーザの前記ユーザ識別情報とポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させないことを特徴とするものである。
請求項5記載のコンテンツ普及管理装置によれば、コンテンツ評価情報が、無効か否かが判断手段により判断される。無効と判断された場合には、ポイントが付与されない。従って、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、無効でないコンテンツ評価情報に関連付けられたポイントの累積状況を知ることにより、第1ユーザの情報処理装置に送信された第1コンテンツが出力された情報処理装置の第2ユーザが、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかをより正確に知ることができる。
上記目的を達成するために、請求項6記載の本発明は、請求項1〜5いずれか記載のコンテンツ普及管理装置であって、前記特定手段は、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、2以上の整数Nで表される第Nユーザと同じコンテンツを評価した第(N+1)ユーザ、および、第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザの少なくとも一方を特定し、前記記憶制御手段は、前記特定された第(N+1)ユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、前記コンテンツ評価情報受信手段は、前記第1コンテンツの出力中において前記第1ユーザが評価したタイミングを示す第1タイミング情報を含む前記第1コンテンツ評価情報、前記第1コンテンツの出力中において前記第2ユーザが評価したタイミングを示す第2タイミング情報を含む第2コンテンツ評価情報、および前記第1コンテンツの出力中において前記第(N+1)ユーザが評価したタイミングを示す第(N+1)タイミング情報を含む第(N+1)コンテンツ評価情報を受信し、前記記憶制御手段は、前記第1タイミング情報、前記第2タイミング情報、および前記第(N+1)タイミング情報に応じて定められる前記普及ポイントである第2普及ポイント、および前記第(N+1)普及ポイントを前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。
請求項6記載のコンテンツ普及管理装置によれば、第2普及ポイント、および第(N+1)普及ポイントが、第1タイミング情報、第2タイミング情報、および第(N+1)タイミング情報に応じて定められる。この結果、第1コンテンツを評価したタイミングに応じたポイントの累積状況を、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザが知ることが出来る。従って、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、第1コンテンツを評価した第2ユーザ、および第1コンテンツを評価した第(N+1)ユーザが、この第1コンテンツを評価したタイミングに応じて、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
上記目的を達成するために、請求項7記載の本発明は、請求項1〜6いずれか記載のコンテンツ普及管理装置であって、前記特定手段は、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、2以上の整数Nで表される第Nユーザと同じコンテンツを評価した第(N+1)ユーザ、および、第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザの少なくとも一方を特定し、前記記憶制御手段は、前記特定された第(N+1)ユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、前記特定手段が、前記第2ユーザとして複数のユーザを特定した場合、前記記憶制御手段は、前記第2ユーザとして特定された前記複数のユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、前記普及ポイントである第2普及ポイントを前記複数のユーザの数で除した分割普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、前記特定手段が、前記第(N+1)ユーザとして複数のユーザを特定した場合、前記記憶制御手段は、前記第(N+1)ユーザとして特定された前記複数のユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントを前記複数のユーザで除した分割普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。
請求項7記載のコンテンツ普及管理装置によれば、第2ユーザ、および第(N+1)ユーザとして複数のユーザが特定された場合、この複数のユーザの数に応じた分割普及ポイントが第2ユーザ、および第(N+1)ユーザに付与される。従って、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、第1ユーザの情報処理装置に送信された第1コンテンツが出力された情報処理装置の第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
上記目的を達成するために、請求項8記載の本発明は、請求項1〜7いずれか記載のコンテンツ普及管理装置であって、前記ポイント情報送信手段は、前記ポイントが前記ユーザ識別情報ごとに示される表示画面を前記ポイント情報として前記複数の情報処理装置の少なくとも1つの情報処理装置に送信し、前記管理装置は、前記表示画面により表示されるユーザ識別情報のユーザに対する推薦コンテンツの推薦リクエストを受信する推薦リクエスト受信手段と、前記推薦リクエスト受信手段により受信された前記推薦リクエストに関連付けられる推薦コンテンツを、前記表示画面により表示されるユーザ識別情報のユーザの情報処理装置に送信する推薦コンテンツ送信手段と、を備えることを特徴とするものである。
請求項8記載のコンテンツ普及管理装置によれば、表示画面により表示されるユーザ識別情報のユーザに対する推薦コンテンツの推薦リクエストが受信される。この受信された推薦リクエストに関連付けられる推薦コンテンツが、表示画面により表示されるユーザ識別情報のユーザの情報処理装置に送信される。推薦コンテンツを受信した情報処理装置のユーザが、この推薦コンテンツを評価すると、推薦コンテンツ送信手段により、この推薦コンテンツが他のユーザの情報処理装置に送信される。この結果、表示画面により表示されるユーザ識別情報のユーザに対して推薦コンテンツを送信することにより、この推薦コンテンツをより多くのユーザに広めることができる。
上記目的を達成するために、請求項9記載の本発明は、複数の情報処理装置のうちの特定の情報処理装置により出力されたコンテンツが、他の情報処理装置に送信された送信状況を管理する管理装置を用いたコンテンツ普及管理方法であって、前記管理装置は、前記複数の情報処理装置の複数のユーザのうちの少なくとも一部のユーザが識別可能なユーザ識別情報と、前記コンテンツが識別可能な識別情報と、前記コンテンツを他のユーザに普及させたことを示すポイントとを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記コンテンツ普及管理方法は、同じコンテンツを評価した少なくとも2人のユーザのうちの一方のユーザの情報処理装置に、他方のユーザの情報処理装置により出力された前記同じコンテンツとは異なるコンテンツ、および一方のユーザが評価した他のユーザの情報処理装置により出力されたコンテンツの少なくとも一方を送信するコンテンツ送信ステップと、前記コンテンツ送信ステップにより送信され、前記複数のユーザうちの第1ユーザが評価した第1コンテンツを示す第1コンテンツ評価情報を受信するコンテンツ評価情報受信ステップと、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置の前記複数のユーザのうちの第2ユーザを、前記第1ユーザが評価した、前記第1コンテンツとは異なるコンテンツを評価したユーザのユーザ識別情報、および前記第1ユーザが評価した他のユーザを示すユーザ評価情報の少なくとも一方に基づき特定する特定ステップと、前記コンテンツ評価情報受信ステップにより前記第1コンテンツ評価情報が受信された場合、前記特定ステップにより特定された前記第2ユーザを識別する第2ユーザ識別情報と、前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、前記記憶制御ステップにより前記記憶手段に記憶されたポイントが前記ユーザ識別情報ごとに示されるポイント情報を前記複数の情報処理装置の少なくとも1つの情報処理装置に送信するポイント情報送信ステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ普及管理方法である。
請求項9記載のコンテンツ普及管理方法によれば、第2ユーザのユーザ識別情報と、普及ポイントとが関連付けられて記憶手段に記憶される。記憶手段に記憶されたポイントがユーザ識別情報ごとに示されるポイント情報が情報処理装置に送信される。この結果、第1コンテンツを第1ユーザが評価した場合、第2普及ポイントが、第1ユーザが評価したコンテンツと同じコンテンツを評価した第2ユーザ、または第1ユーザが評価した第2ユーザにも付与される。従って、ポイント情報を受信した情報処理装置のユーザは、記憶手段に記憶されたポイントを知ることにより、第1ユーザの情報処理装置に送信された第1コンテンツが出力された情報処理装置の第2ユーザが、どれだけ第1コンテンツの普及に貢献したかを知ることができる。
本実施形態に係るコンテンツ普及管理システム1の概要構成を示す図である。 Webサーバ2、および情報処理装置6のハードウェア図である。 楽曲管理テーブル321の内容を表す模式図である。 評価情報管理テーブル322の内容を表す模式図である。 お気に入り楽曲管理テーブル323の内容を表す模式図である。 ポイント管理テーブル324の内容を表す模式図である。 Webサーバ2、および情報処理装置6の間の通信手順を示すシーケンス図である。 配信楽曲の取得処理の説明図である。 楽曲の再生中の表示画面の画面図である。 Webサーバ2の楽曲のお気に入り登録処理を示すフローチャートである。 Webサーバ2の楽曲紹介処理を示すフローチャートである。 楽曲紹介処理における表示画面の画面図である。
始めに、図1を参照して本発明の実施形態に係るコンテンツ普及管理システム1について概要を説明する。コンテンツ普及管理システム1においてWebサーバ2は楽曲データを記憶する。Webサーバ2に記憶された楽曲データは、ダウンロード方式やストリーミング方式等の配信方式によって情報処理装置6に配信される。情報処理装置6は、配信された楽曲データを再生する。情報処理装置6のユーザが再生された楽曲を評価する操作を行った場合、情報処理装置6は、楽曲の評価データをWebサーバ2に送信する。Webサーバ2は、情報処理装置6から送信された楽曲の評価データに基づき、ポイントを情報処理装置6のユーザIDに関連付けて付与する。以下に、コンテンツ普及管理システム1について詳細に説明する。
[1.コンテンツ普及管理システム1の構成]
図1は、本実施形態に係るコンテンツ普及管理システム1の概要構成を示す図である。コンテンツ普及管理システム1は、Webサーバ2と、複数の情報処理装置3〜5と、を備える。Webサーバ2と複数の情報処理装置3〜5とは、IP網を介して接続される。以降の記載において、複数の情報処理装置3〜5のいずれかについて説明する場合、単に情報処理装置6と記載することもある。Webサーバ2は、互いにネットワークで接続された複数の装置から構成されてもよいが、物理的に単一の装置で構成されるとして説明する。情報処理装置6は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどの装置である。Webサーバ2が、本発明のコンテンツ普及管理装置の一例である。
[2.Webサーバ2のハードウェア構成]
図2を参照して、コンテンツ普及管理システム1に備えられるWebサーバ2のハードウェアの構成について説明する。Webサーバ2は、制御手段21と、記憶手段22と、通信手段23とを備える。
制御手段21は、CPUなどの演算処理装置である。記憶手段22は、揮発性記憶装置と不揮発性記憶装置とを備える。制御手段21のCPUが処理するプログラムは、不揮発性記憶装置の記憶領域に記憶される。揮発性記憶装置は、制御手段21が不揮発性記憶装置の記憶領域に記憶されたプログラムに従う各処理を実行する際に必要なデータを一時的に記憶する記憶領域を備える。記憶手段22に記憶されたプログラムに従う制御手段21の処理が、後述の各処理を実現する。
記憶手段22の不揮発性記憶装置は、楽曲管理テーブル記憶領域と、評価情報管理テーブル記憶領域、お気に入り楽曲管理テーブル記憶領域と、ポイント管理テーブル記憶領域と、プログラム記憶領域と、を備える。制御手段21が実行するプログラムがプログラム記憶領域に記憶される。お気に入り楽曲管理テーブルが、お気に入り楽曲管理テーブル記憶領域に記憶される。ポイント管理テーブル324が、ポイント管理テーブル324記憶領域に記憶される。尚、楽曲管理テーブル記憶領域と、評価情報管理テーブル記憶領域、お気に入り楽曲管理テーブル記憶領域と、ポイント管理テーブル記憶領域は、IP網を介して接続された記憶装置の記憶領域であってもよい。
図3を参照して楽曲管理テーブル321を説明する。楽曲データが、楽曲IDに対応付けられて楽曲管理テーブル321に記憶される。AAC(Advanced Audio Coding(登録商標))データ、MP3(MPEG Audio Layer−3)データなどの波形データが楽曲データの欄に記憶される。楽曲データを識別するためのIDが楽曲IDの欄に記憶される。楽曲データは、曲のデータ、ボイスのデータ、効果音のデータなどのデータである。楽曲データの欄には、楽曲データが記憶される記憶領域のパスが記憶されてもよい。Webサーバ2は、楽曲IDに基づき、記憶領域に記憶されたパスを特定し、楽曲データを取得してもよい。記憶される波形データである楽曲データが、本発明のコンテンツの一例である。楽曲IDが本発明のコンテンツの識別情報の一例である。
図4を参照して、評価情報管理テーブル322を説明する。評価情報管理テーブル322は、ユーザIDと、お気に入り楽曲IDと、お気に入りユーザIDと、更新日とを1レコードに関連付けて記憶する。コンテンツ普及管理システム1を利用するユーザが識別可能なユーザIDがユーザIDの欄に記憶される。後述するが、楽曲評価情報をWebサーバ2が受信した場合、Webサーバ2は、楽曲評価情報に含まれるユーザIDをユーザIDの欄に、楽曲IDをお気に入り楽曲IDの欄に記憶する。後述するが、ユーザ評価情報をWebサーバ2が受信した場合、Webサーバ2は、ユーザ評価情報に含まれる評価したユーザのユーザIDをユーザIDの欄に、評価されたユーザのIDをお気に入りユーザの欄に記憶する。レコードが記憶された日付が更新日の欄に記憶される。楽曲評価情報が本発明のコンテンツ評価情報の一例である。
図5を参照して、お気に入り楽曲管理テーブル323を説明する。お気に入り楽曲管理テーブル323は、ユーザID、お気に入り楽曲ID、関連ユーザID、ステータス、お気に入り時間、および更新日を1レコードに対応付けて記憶する。ユーザIDがユーザIDの欄に記憶される。ユーザIDにより識別されるユーザにより楽曲が評価された楽曲の楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に記憶される。ユーザIDの欄に記憶されたユーザIDのユーザと関連するユーザのユーザIDが関連ユーザIDの欄に記憶される。関連ユーザについては後述する。有効を示す有効情報、または無効を示す無効情報がステータスの欄に記憶される。楽曲の再生時間のうち、後述するGoodボタンが押された時間がお気に入り時間の欄に記憶される。後述するが、お気に入り時間は、ユーザがGoodを押した時間を示し、楽曲の再生中にどのタイミングで楽曲が評価されたのかを示すデータである。ユーザID、お気に入り楽曲ID、関連ユーザID、ステータス、およびお気に入り時間が1レコードに対応付けて記憶された日付が更新日の欄に記憶される。ユーザIDが、本発明のユーザ識別情報の一例である。
図6を参照して、ポイント管理テーブル324を説明する。ポイント管理テーブル324は、楽曲ID、ユーザID、ポイント、および更新日を1レコードに対応づけて記憶する。ポイントは、楽曲の評価情報を受信すると、この評価情報を送信したユーザのユーザIDに対応付けられて楽曲IDごとに記憶される。図6に示す図には、楽曲を評価したユーザのユーザIDしか記憶されていないが、コンテンツ普及管理システム1を利用するユーザすべてのユーザIDが記憶されてもよい。すなわち、ポイントが付与されていないユーザIDにゼロがポイントの欄に関連づけられて記憶されてもよい。記憶手段22に記憶されるポイント管理テーブル324が、本発明のコンテンツ普及管理システム1を利用するユーザのうちの少なくとも一部のユーザが識別可能なユーザ識別情報と、コンテンツを識別可能な識別情報と、コンテンツを他のユーザに普及させたことを示すポイントとを関連付けて記憶する記憶手段の一例である。
図2に戻り説明を続ける。通信手段23は、通信インタフェースを備える。通信インタフェースは、情報処理装置6にデータが送信される、および情報処理装置6からデータが受信される際に信号変換及びプロトコル変換などのインタフェース処理を実行する。以降の記載では、情報処理装置6に対するデータの送信、及び受信は、通信手段23の通信インタフェースを介して行われる。
[3.情報処理装置6のハードウェア構成]
図2を参照して、コンテンツ普及管理システム1に備えられる情報処理装置6のハードウェアの構成について説明する。
情報処理装置6は、制御手段31と、記憶手段32と、通信手段33と、表示手段34と、音声出力手段35とを備える。制御手段31と、記憶手段32と、通信手段33とは、それぞれ制御手段21と、記憶手段22と、通信手段23と同じ構成である。制御手段31は、CPUを備える。
記憶手段32は、情報処理装置6の動作を制御するプログラムを記憶する。具体的には、記憶手段32は、コンテンツ普及管理システム1としての動作を制御するプログラム、および通信プログラムのクライアントプログラム等を記憶する。記憶手段32はWebサーバ2のIPアドレスまたはURL(Uniform Resource Locator)を記憶する。
表示手段34は、周知のLCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを備えた表示装置である。表示手段34は、制御手段31からの指示に従って、メッセージ、後述する画面などを表示する。また、表示手段34は、ディスプレイに重ねて配置されたタッチパネルなどの操作手段を備える。操作手段は、ユーザの押下操作に応じた信号を制御手段31へ送信する。ユーザは、操作手段を操作することにより所望の指示を入力する。音声出力手段35は、周知のスピーカーなどの出力装置である。
ユーザが使用する情報処理装置について説明する。ユーザBが任意の情報処理装置6を操作し、ユーザアカウント、およびパスワードを情報処理装置6に入力する。入力を受けた情報処理装置6は、ユーザアカウント、およびパスワードをWebサーバ2に送信する。ユーザアカウント、およびパスワードを受信したWebサーバ2は、受信されたユーザアカウント、およびパスワードと記憶手段22に記憶されたユーザアカウント、およびパスワをードとの認証処理を行う。受信されたユーザアカウント、およびパスワードと記憶手段22に記憶されたユーザアカウント、およびパスワードとが一致すると、ユーザアカウント、およびパスワードを送信した情報処理装置6をユーザBが使用する情報処理装置4とする。
図7を参照して楽曲配信処理を説明する。Webサーバ2の処理は、制御手段21に備えられるCPUにより実行される。情報処理装置6の処理は、制御手段31に備えられるCPUにより実行される。情報処理装置6のCPUにより実行される処理を規定するプログラムは、Webサーバ2に記憶され、情報処理装置6の取得要求に応じて、情報処理装置6にダウンロードされる。
S1において、Webサーバ2は、情報処理装置6から送信されるリクエストを待ち受ける。一方、楽曲を聴くために、ユーザが操作手段を操作して再生操作を行った場合、S2おいて、情報処理装置6は、アクセス識別子のリクエストをWebサーバ2に送信する。このアクセス識別子のリクエストは、情報処置装置3を使用するユーザのユーザIDを含む。アクセス識別子は、1の楽曲データが記憶される記憶領域のURLである。すなわち、アクセス識別子は、楽曲管理テーブル321における楽曲データの欄に記憶される波形データの記憶領域のURLである。このリクエストには、任意の数のアクセス識別子の要求数が含まれてよい。アクセス識別子のリクエストの送信が終了すると、S3に処理を移行する。
S3において、Webサーバ2は、アクセス識別子のリクエストを受信する。このリクエストにはリクエストを送信した情報処理装置6を使用するユーザのユーザIDが含まれる。アクセス識別子のリクエストを受信すると、Webサーバ2は、S4において配信楽曲の取得処理を実行する。この配信楽曲の取得処理は後述する。配信楽曲の取得処理が終了すると、S5に処理を移行する。
[配信楽曲の取得処理]
S4における配信楽曲の取得処理について、図8を参照して説明する。第1実施形態について、情報処理装置6のユーザは、楽曲を評価すること、他のユーザを評価することができる。後述するが、ユーザがGoodボタン、またはFollowボタンを押した場合、情報処理装置6は、楽曲の評価情報、または他のユーザの評価情報をWebサーバ2に送信する。以下、楽曲の評価情報を楽曲評価情報、他のユーザの評価情報をユーザ評価情報と記載する。楽曲評価情報は、評価したユーザのユーザID、関連ユーザのユーザID、評価された楽曲の楽曲ID、Goodボタンが押された時間、およびタイムスタンプを含む。関連ユーザのユーザID、Goodボタンが押された時間、およびタイムスタンプについては後述する。ユーザ評価情報は、評価したユーザのユーザID、評価されたユーザのユーザID、タイムスタンプ、および評価されたことを示す情報を含む。Webサーバ2は、楽曲評価情報を受信すると、評価情報管理テーブル322、およびお気に入り楽曲テーブルを更新する。Webサーバ2は、楽曲評価情報に含まれる評価したユーザのユーザIDをユーザIDの欄に、評価された楽曲の楽曲IDをお気に入り楽曲IDの欄に、タイムスタンプを更新日の欄に関連付けて記憶し、評価情報管理テーブル322を更新する。お気に入り楽曲テーブルの更新処理は後述する。Webサーバ2は、ユーザ評価情報を受信すると、評価情報管理テーブル322を更新する。Webサーバ2は、ユーザ評価情報に含まれる評価したユーザのユーザIDをユーザIDの欄に、評価されたユーザのユーザIDをお気に入りユーザIDの欄に、タイムスタンプを更新日の欄に関連付けて記憶し、評価情報管理テーブル322を更新する。Webサーバ2は、評価情報管理テーブル322に記憶されたお気に入り楽曲ID、またはお気に入りユーザIDに基づき、楽曲データを情報処理装置6に送信する。以下、評価情報管理テーブル322に記憶されたお気に入り楽曲IDに基づく配信楽曲の取得処理を評価楽曲の配信楽曲取得処理、お気に入りユーザIDに基づく配信楽曲の取得処理を評価ユーザの配信楽曲取得処理と記載し、図8を参照し、詳細に説明する。
[評価ユーザの配信楽曲取得処理]
ユーザAが、楽曲XXを評価すると、ユーザAの情報処理装置3は、ユーザAのユーザID、評価された楽曲XXの楽曲ID、および評価されたことを示す情報を含む楽曲評価情報をWebサーバ2に送信する。Webサーバ2は、この評価情報を受信すると、ユーザAのユーザIDをユーザIDの欄に、楽曲XXの楽曲IDをお気に入り楽曲IDに関連付けて評価情報管理テーブル322に記憶する。
ユーザBが、ユーザAを評価すると、ユーザBの情報処理装置4は、評価したユーザBのユーザID、評価されたユーザAのユーザID、および評価されたことを示す情報を含むユーザ評価情報をWebサーバ2に送信する。Webサーバ2は、このユーザ評価情報を受信すると、評価情報管理テーブル322を読み出し、ユーザBのユーザIDをユーザIDの欄に、ユーザAのユーザIDをお気に入りユーザIDの欄に関連付けて記憶する。Webサーバ2は、ユーザAが評価した楽曲XXの楽曲データを、ユーザAを評価したユーザBが使用する情報処理装置4に送信する。すなわち、ユーザBがユーザAを評価したので、ユーザAは、ユーザBの関連ユーザである。ユーザBが使用する情報処理装置4には、ユーザAが評価した楽曲の楽曲データ以外にも、ユーザAにより評価されたユーザが評価した楽曲の楽曲データ、第Nユーザにより評価された第(N+1)ユーザが評価した楽曲の楽曲データ、と評価されたユーザが評価した楽曲の楽曲データが送信される。第Nユーザは、2以上の整数Nで表される。第Nユーザは、整数Nが2の場合、ユーザAにより評価されたユーザである。整数Nが2より大きい場合、第Nユーザは、第N−1ユーザにより評価されたユーザである。ユーザBが使用する情報処理装置4に楽曲データが送信される場合、ユーザBにより評価されたユーザAが本発明の第2ユーザ、ユーザAにより評価されたユーザが第Nユーザの一例であり、第Nユーザにより評価されたユーザが第(N+1)ユーザの一例である。
[評価楽曲の配信楽曲取得処理]
ユーザBが楽曲YYを評価すると、ユーザBの情報処理装置4は、ユーザBのユーザID、評価された楽曲YYの楽曲ID、および評価されたことを示す情報を含む楽曲評価情報をWebサーバ2に送信する。Webサーバ2は、この楽曲評価情報を受信すると、評価情報管理テーブル322を読み出し、ユーザBのユーザIDをユーザIDの欄に、楽曲YYの楽曲IDをお気に入り楽曲IDの欄に関連付けて記憶する。ユーザCが楽曲YYを評価すると、同様に、Webサーバ2は、ユーザCのユーザIDをユーザIDの欄に、楽曲YYの楽曲IDをお気に入り楽曲IDの欄に関連付けて記憶する。すなわち、ユーザBとユーザCとは同じ楽曲YYを評価したことが、評価情報管理テーブル322に記憶される。すなわち、ユーザBとユーザCとは、楽曲YYを評価しているので、ユーザBは、ユーザCの関連ユーザである。ユーザCが使用する情報処理装置5には、ユーザBが評価した、楽曲YYと異なる楽曲ZZの楽曲データが送信される。ユーザCが使用する情報処理装置5には、ユーザBが評価した楽曲以外にも、下記の楽曲データが送信される。ユーザBと同じ楽曲を評価した第Nユーザにより評価された楽曲の楽曲データが、ユーザCが使用する情報処理装置5に送信される。第Nユーザと同じ楽曲を評価した第(N+1)ユーザにより評価された楽曲が特定される。この特定された楽曲と同じ楽曲を評価したユーザが評価した楽曲の楽曲データが、ユーザCが使用する情報処理装置5に送信される。送信される。また、ユーザBが評価した第Nユーザが評価した楽曲の楽曲データが、ユーザCが使用する情報処理装置5に送信される。第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザが評価した楽曲の楽曲データが、ユーザCが使用する情報処理装置5に送信される。この第Nユーザを示す整数Nは、2以上の整数で表される。ユーザCが使用する情報処理装置4に楽曲データが送信される場合、ユーザCと同じ楽曲を評価したユーザBが本発明の第2ユーザ、ユーザBと同じ楽曲を評価した第Nユーザが本発明の第Nユーザ、第Nユーザと同じ楽曲を評価したユーザ(N+1)が本発明の第(N+1)ユーザの一例である。
本実施形態では、上述した評価ユーザの配信楽曲取得処理、および評価楽曲の配信楽曲取得処理をWebサーバ2が行う。この結果、Webサーバ2は、ユーザCと同じ楽曲YYを評価したユーザBにより評価されたユーザAが評価した楽曲XXの楽曲データを、ユーザCが使用する情報処理装置5に送信する。上述したように、評価ユーザの配信楽曲取得処理、および評価楽曲の配信楽曲取得処理により、S3において受信されたユーザIDに関連付けられるユーザの情報処理装置に送信される楽曲データを取得する。具体的には、Webサーバ2は、評価情報管理テーブル322を参照し、以下の方法で楽曲データを抽出する。
(1) S3において受信された第1ユーザのユーザIDがユーザIDの欄に記憶されたレコードを抽出する。
(2) (1)で抽出されたレコードのお気に入り楽曲IDの欄に記憶された楽曲データを抽出する。
(3) (1)で抽出されたレコードのお気に入りユーザIDの欄に記憶された第2ユーザのユーザIDを抽出する。
(4) (1)で抽出されたレコードのお気に入り楽曲IDの欄に記憶された楽曲IDと同じ楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に記憶されるレコードを抽出する。
(5) (4)で抽出されたレコードのユーザIDの欄に記憶された第2ユーザのユーザIDを抽出する。
(6) (3)、および(5)で抽出された第2ユーザのユーザIDがユーザIDの欄に記憶されたレコードのお気に入り楽曲IDの欄に記憶された楽曲データを抽出する。
(7) ユーザIDの欄に第NユーザのユーザIDが記憶されたレコードを抽出する。
(8) (7)で抽出されたレコードのお気に入りユーザIDの欄に記憶された第(N+1)ユーザのユーザIDを抽出する。
(9) (6)で抽出されたレコードのお気に入り楽曲IDの欄に記憶された楽曲IDと同じ楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に記憶されるレコードを抽出する。
(10) (9)で抽出されたレコードのユーザIDの欄に記憶された第(N+1)ユーザのユーザIDを抽出する。
(11) (8)、および(10)で抽出された第(N+1)ユーザのユーザIDがユーザIDの欄に記憶されたレコードのお気に入り楽曲IDの欄に記憶された楽曲データを抽出する。
(2)、(6)、(11)で抽出された楽曲データが、S2においてリクエストを送信した情報処理装置6に送信される。
図7に戻り、説明を続ける。S5において、Webサーバ2は、配信楽曲の取得処理で取得された楽曲のアクセス識別子を情報処理装置6に送信する。S5の送信処理において、S3において、受信されたリクエストに含まれる楽曲データの要求数だけアクセス識別子が送信される。アクセス識別子の送信が終了すると、S6に処理を移行する。
S6において、情報処理装置6は、アクセス識別子を受信する。アクセス識別子を受信すると、S7に処理を移行する。
S7において、情報処理装置6は、受信されたアクセス識別子に基づき、楽曲のリクエストをWebサーバ2に送信する。楽曲のリクエストは、S6において受信された要求数のアクセス識別子のうちの1のアクセス識別子を含む。アクセス識別子をWebサーバ2に送信すると、S8に処理を移行する。
S8において、Webサーバ2は、楽曲のリクエストを受信する。楽曲のリクエストを受信すると、S9に処理を移行する。
S9において、Webサーバ2は、楽曲のリクエストに含まれるアクセス識別子により識別される記憶領域に記憶された楽曲データを情報処理装置6に送信する。すなわち、楽曲管理テーブル321の楽曲データの項目に該当するデータがアクセス識別子により識別され、識別されたデータが情報処理装置6に送信される。この楽曲データとともに、送信される楽曲データの楽曲ID、および送信される楽曲データと関連する他のユーザのユーザIDが情報処理装置6に送信される。すなわち、関連ユーザのユーザIDが、送信される。楽曲データの送信が終了すると、S10に処理を移行する。S9の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明のコンテンツ送信手段の一例である。S9の処理が本発明のコンテンツ送信ステップの一例である。
S10において、情報処理装置6は、楽曲データを受信する。情報処理装置6は受信された楽曲データを音声出力手段35に出力する。これにより、楽曲が音声出力手段35から再生され、情報処理装置6のユーザは、楽曲を聴くことができる。楽曲データの出力を開始すると、S11に処理を移行する。
S11において、楽曲の再生中に、情報処理装置6は、Goodボタン、またはFollowボタンを表示する。情報処理装置6は、再生中の楽曲に関連する表示画面を表示手段34に表示する。この表示画面は、S10において、楽曲データと共に情報処理装置6に送信される。図9を参照して、再生中の表示画面を説明する。図9(a)は、ユーザAが評価した楽曲XXが、ユーザBの情報処理装置4の音声出力手段35から再生されている時の、表示手段34に表示される表示画面である。ユーザBが、楽曲XXを評価したユーザAを評価したことにより、ユーザBの情報処理装置4にこの楽曲XXの楽曲データが送信される。この関係を示す表示画面が表示手段34に表示される。すなわち、ユーザBが、関連ユーザであるユーザAを評価していること、およびユーザAが楽曲XXを評価していることを示す表示画面が表示手段34に表示される。ユーザBの情報処理装置4が楽曲XXの楽曲データを受信し、音声出力手段35が楽曲XXの再生を開始した時には、ユーザBは楽曲XXを評価していない。表示画面は楽曲XXを評価するためのGoodボタンを含む。ユーザBはこのGoodボタンを押すことにより楽曲XXを評価することができる。すなわち、ユーザBの情報処理装置4は、Goodボタンが押されたことを検知すると、楽曲XXの楽曲データの楽曲IDと、関連ユーザであるユーザAのユーザIDと、楽曲XXが評価されたことを示す情報とを含む楽曲評価情報をWebサーバ2に送信する。
図9(b)を参照して、楽曲XXの楽曲データがユーザCの情報処理装置5に送信され、楽曲XXが情報処理装置5の音声出力手段35から再生されている時の、表示手段34に表示される表示画面を説明する。ユーザB、およびユーザCがともに楽曲YYを評価し、かつユーザAにより評価された楽曲XXが、ユーザAを評価したユーザBにより評価されたことにより、楽曲XXの楽曲データが、ユーザCの情報処理装置5に送信される場合に、図9(b)に示す表示画面がユーザCの情報処理装置5に送信される。この表示画面は、ユーザの関係を示す表示画面が表示手段34に表示される。すなわち、ユーザCが楽曲YYを評価していること、ユーザBが楽曲YYを評価していること、および関連ユーザであるユーザBが楽曲XXを評価していることを示す表示画面が表示手段34に表示される。ユーザCの情報処理装置5が楽曲XXの楽曲データを受信し、音声出力手段35が楽曲XXの再生を開始した時には、ユーザCは楽曲XX、およびユーザBを評価していない。表示画面は楽曲XXを評価するためのGoodボタン、ユーザBを評価するためのFollowボタンを含む。ユーザCはこのGoodボタン、またはFollowボタンを押すことにより楽曲XX、またはユーザBを評価することができる。すなわち、ユーザCの情報処理装置5は、Goodボタンが押されたことを検知すると、楽曲XXの楽曲データの楽曲IDと、関連ユーザであるユーザBのユーザIDと、楽曲XXが評価されたことを示す情報とを含む楽曲評価情報をWebサーバ2に送信する。ユーザCの情報処理装置5は、Followボタンが押されたことを検知すると、関連ユーザであるユーザBのユーザIDと、ユーザBに対してFollowボタンが押されたこと示す情報とを含むユーザ評価情報をWebサーバ2に送信する。このユーザ評価情報には、楽曲XXの楽曲IDが含まれてもよい。Goodボタン、またはFollowボタンの表示が終了すると、S12に処理を移行する。
S12において、情報処理装置6は、上述したGoodボタンが押されたか否かを判断する。Goodボタンが押されたと判断すると、S13に処理を移行する。Goodボタンが押されていないと判断すると、S16に処理を移行する。
S13において、情報処理装置6は、情報処理装置6を使用するユーザのユーザID、関連ユーザのユーザID、Goodボタンが押された楽曲の楽曲ID、Goodボタンが押された時間、およびタイムスタンプを含む楽曲評価情報をWebサーバ2に送信する。Goodボタンが押された時間は、楽曲の再生が開始されてからの時間で定められる。タイムスタンプは、Goodボタンが押された日付を示す。楽曲評価情報の送信が終了すると、S14、およびS16に処理を移行する。楽曲評価情報が本発明の第1コンテンツ評価情報、およびコンテンツ評価情報の一例である。
S14において、Webサーバ2は、楽曲評価情報を情報処理装置6から受信したか否かを判断する。楽曲ID、およびこの楽曲の評価情報を受信したと判断すると、S15に処理を移行する。楽曲ID、およびこの楽曲の評価情報を受信していないと判断すると、S18に処理を移行する。S14の楽曲評価情報を受信する処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明のコンテンツ評価情報受信手段の一例である。S14の楽曲評価情報を受信する処理が本発明のコンテンツ評価情報受信ステップの一例である。
S15において、Webサーバ2は、受信された楽曲評価情報に含まれる楽曲IDに基づき楽曲のお気に入り登録処理を実行する。このお気に入り登録処理は、後述する。お気に入り登録処理が終了すると、S18に処理を移行する。
S13において、楽曲評価情報が送信されると、S16において、情報処理装置6は、上述したFollowボタンが押されたか否かを判断する。Followボタンが押されたと判断すると、S17に処理を移行する。Followボタンが押されていないと判断すると、S20に処理を移行する。
S17において、情報処理装置6は、情報処理装置6を使用するユーザのユーザID、およびFollowボタンが押された関連ユーザのユーザIDを含むユーザ評価情報をWebサーバ2に送信する。ユーザ評価情報の送信が終了すると、S18、およびS20に処理を移行する。
S18において、Webサーバ2は、ユーザ評価情報を情報処理装置6から受信したか否かを判断する。ユーザ評価情報を受信したと判断すると、S19に処理を移行する。ユーザ評価情報を受信していないと判断すると、S1に処理を移行する
S19において、受信されたユーザ評価情報に基づき、Followボタンが押されたユーザのユーザIDを、Followボタンを押したユーザのユーザIDと関連付けて評価情報管理テーブル322に記憶する。2つのユーザIDを関連付けて評価情報管理テーブル322に記憶すると、S1に処理を移行する。
S20において、情報処理装置6は、再生中の楽曲の再生が終了したか否かを判断する。再生が終了したと判断すると、S21に処理を移行する。再生が終了していないと判断すると、S12に処理を移行する。
S21において、情報処理装置6は、S6において受信したアクセス識別子のうち、Webサーバ2に送信していないアクセス識別子があるか否かを判断する。送信していないアクセス識別子があると判断すると、S7に処理を移行する。送信していないアクセス識別子がないと判断すると、S2に処理を移行する。
図10に示すフローチャートを参照して、Webサーバ2の楽曲のお気に入り登録処理を説明する。このお気に入り登録処理は、Webサーバ2の制御手段31のCPUが実行する。S31において、Webサーバ2が、楽曲評価情報を図6に示すS14において受信すると、評価情報管理テーブル322、およびお気に入り楽曲管理テーブル323を更新する。評価情報管理テーブル322は、説明したので、お気に入り楽曲管理テーブル323の更新について説明する。お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄に情報処理装置6を使用するユーザのユーザID、お気に入り楽曲IDの欄にGoodボタンが押された楽曲の楽曲ID、関連ユーザIDの欄に受信された関連ユーザのユーザID、ステータスの欄に有効、お気に入り時間の欄にGoodが押された時間、および更新日の欄にタイムスタンプを1レコードに対応付けて記憶する。関連ユーザIDの欄に記憶されるユーザIDは、ユーザIDの欄に記憶されたユーザID、およびお気に入り楽曲IDの欄に記憶された楽曲IDと関連するユーザのユーザIDである。たとえば、図8に示すユーザA、ユーザB、およびユーザのCの関係において、ユーザBが楽曲XXを評価した場合、ユーザIDの欄にユーザBのユーザID、お気に入りが楽曲IDの欄に楽曲XXの楽曲IDが記憶され、関連ユーザIDの欄にユーザAのユーザIDが記憶される。以降の説明において、楽曲を評価したユーザを第1ユーザとして説明する。お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄に第1ユーザのユーザID、およびお気に入り楽曲IDの欄に評価された楽曲の楽曲IDが記憶されたレコードをWebサーバ2が抽出する。この抽出されたレコードの関連ユーザIDの欄に記憶されたユーザIDに関連付けられたユーザが第2ユーザである。お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄に第2ユーザのユーザID、およびお気に入り楽曲IDの欄に評価された楽曲の楽曲IDが記憶されたレコードをWebサーバ2が抽出する。この抽出されたレコードの関連ユーザIDの欄に記憶されたユーザIDに関連付けられたユーザが第Nユーザである。お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄に第NユーザのユーザID、およびお気に入り楽曲IDの欄に評価された楽曲の楽曲IDが記憶されたレコードを抽出する。この抽出されたレコードの関連ユーザIDの欄に記憶されたユーザIDに関連付けられたユーザが第(N+1)ユーザである。S4の処理において説明した楽曲XXに対し、図8に示すユーザA、ユーザB、およびユーザのCの関係において、ユーザCがGoodを押下した場合を一例に挙げて説明する。すなわち、ユーザCが第1ユーザに該当する。ユーザBが、整数Nが2の場合の第Nユーザ、すなわち第2ユーザに該当する。ユーザAが、整数Nが2の場合の第(N+1)、すなわち第3ユーザに該当する。Webサーバ2は、お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄にユーザCのユーザID、お気に入り楽曲IDの欄に楽曲XXの楽曲ID、関連ユーザIDの欄にユーザBのユーザID、ステータスの欄に有効、お気に入り時間の欄にGoodが押された時間、および更新日の欄にタイムスタンプを1レコードに対応付けて記憶する。お気に入り楽曲管理テーブル323の更新を終了すると、S32に処理を移行する。
S32において、ポイント管理テーブル324を更新する。ポイント管理テーブル324の楽曲IDの欄にGoodボタンが押された楽曲の楽曲ID、ユーザIDの欄に第1ユーザのユーザID、ポイントの欄に第1ポイント、および更新日の欄に現在の日付を1レコードに関連付けてポイント管理テーブル324を更新する。以下の記載において第1ポイントを30ポイントして説明する。例えば、ポイント管理テーブル324の楽曲IDの欄に楽曲XXの楽曲ID、ユーザIDの欄にユーザCのユーザID、ポイントの欄に30ポイント、および更新日の欄に現在の日付を1レコードに関連付けてポイント管理テーブル324を更新する。ポイント管理テーブル324の更新が終了すると、S33に処理を移行する。S32の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明の記憶制御手段の一例である。S33の処理が本発明の記憶制御ステップの一例である。第1ポイントが本発明の第1普及ポイントの一例である。
S33において、お気に入り楽曲管理テーブル323の関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されているか否かを判断する。この判断は、ユーザIDの欄に第1ユーザのID、およびお気に入り楽曲IDの欄にGoodボタンが押された楽曲の楽曲IDが記憶されているレコードの関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されているか否かを判断する。例えば、上述した例では、お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄にユーザCのID、およびお気に入り楽曲IDの欄に楽曲XXの楽曲IDが記憶されているレコードの関連ユーザIDの欄にユーザBのユーザIDが記憶されているので、肯定の判断が行われる。関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されていると判断されると、S34に処理を移行する。関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されていないと判断されると、楽曲のお気に入り登録処理を終了する。S33の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明の特定手段の一例である。S33の処理が本発明の特定ステップの一例である。
関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されていないと判断される場合について説明する。図7に示す楽曲配信処理の例では、S4において、アクセス識別子を送信した情報処理装置5を使用するユーザCの楽曲の評価情報、または他のユーザの評価情報に基づき、S6においてアクセス識別子を受信した。この受信されたアクセス識別子により情報処理装置5において楽曲が再生され、S14においてWebサーバ2が楽曲評価情報を受信した場合、S31において、お気に入り楽曲管理テーブル323の関連ユーザIDの欄には第2ユーザであるユーザBのユーザIDが記憶される。一方、図示していないが、情報処理装置6は、楽曲管理テーブル321に記憶された楽曲を検索するための検索画面、または最近の楽曲、流行の楽曲などを紹介する紹介画面をWebサーバ2から受信し、これら画面から、情報処理装置6のユーザは、楽曲データの受信を要求することが可能である。この要求を情報処理装置6が受け付けると、情報処理装置6は、要求された楽曲の楽曲データに対応するアクセス識別子のリクエストをWebサーバ2に送信する。Webサーバ2は、受信されたリクエストに対応するアクセス識別子を情報処理装置6に送信する。情報処理装置6は、S7〜S10と同様の処理を行い、情報処理装置6は、アクセス識別子に対応する楽曲データを音声出力手段35に出力する。この楽曲データに対応する楽曲の再生中にGoodボタンが押された場合、S13と同様、情報処理装置6は、情報処理装置6を使用するユーザのユーザID、Goodボタンが押された楽曲の楽曲ID、Goodボタンが押された時間、およびタイムスタンプを含む楽曲評価情報をWebサーバ2に送信する。Webサーバ2は、楽曲評価情報を受信すると、S31、S32の処理を行い、S33において、お気に入り楽曲管理テーブル323の関連ユーザの欄にユーザIDが記憶されているか否かを判断する。上述したように、Goodボタンが押された楽曲の楽曲データは検索画面、または紹介画面を介して情報処理装置6に送信されたので、お気に入り楽曲管理テーブル323の関連ユーザにユーザIDは記憶されない。この結果、お気に入り楽曲管理テーブル323の関連ユーザの欄にユーザIDが記憶されていないと判断する。図5に示すお気に入り楽曲管理テーブル323を参照し例示する。ユーザAのユーザIDがユーザIDの欄に、楽曲XXの楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に記憶されたレコードの関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されていない。これは、ユーザAは、検索画面、または紹介画面を介して楽曲XXを受信したからである。
S34において、ループ識別子「k=0」を設定する。ループ識別子の設定が終了すると、S35に処理を移行する。整数kは、ゼロ以上の整数で設定される。
S35において、Goodボタンが押された楽曲の楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に、第(k+1)ユーザのユーザIDがユーザIDの欄に記憶されたレコードの関連ユーザの欄に記憶された第(k+2)ユーザが、第Mユーザであるか否かを判断する。3以上の整数Mで表される第Mユーザを、第4ユーザとして例示する。整数Mは、あらかじめ記憶手段22に記憶される。本発明において、ポイント管理テーブル324に記憶されるポイントは、Goodボタンを押したユーザである第1ユーザのほか、第2ユーザ、・・・および第(N+1)ユーザにもポイントが付与される。ポイントを付与するユーザを第1ユーザ、第2ユーザ、および第3ユーザに限定するとして説明を続ける。S33において、関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されていると判断されてからS35に処理が移行した場合、お気に入り楽曲管理テーブル323の楽曲IDの欄に、Goodボタンが押された楽曲の楽曲ID、およびユーザIDの欄に第1ユーザのユーザIDが記憶されているレコードの関連ユーザの欄に第2ユーザのユーザIDが記憶されている。第1ユーザのユーザIDが記憶されているレコードの関連ユーザの欄に第2ユーザのユーザIDが記憶されているので、第4ユーザでないと判断する。例えば、お気に入り楽曲管理テーブル323の楽曲IDの欄に楽曲XXの楽曲ID、ユーザIDの欄にユーザCのユーザIDが記憶されているレコードの関連ユーザIDの欄に第2ユーザであるユーザBのユーザIDが記憶されているので、第4ユーザでないと判断する。S33において、関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されていると判断されてからS35に処理が移行した場合のほかに、後述するS42の判断処理の結果、S35に移行する場合があるが、S42の処理の説明の後に説明する。第Mユーザであると判断すると、S43に処理を移行する。第Mユーザでないと判断すると、S36に処理を移行する。尚、第Mユーザであるか否かの判断は、ポイントを付与するユーザを限定するために実行される。ポイントの付与対象である、第2ユーザ、・・・第(N+1)ユーザが多くなると、特定のユーザが重複してポイントが付与される可能性、ポイントを付与する処理負荷が大きくなる可能性が高くなるので、ポイントを付与するユーザを限定する処理が実行される。
S36において、お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄にS35において関連ユーザIDの欄に記憶されていると判断されたユーザID、およびお気に入り楽曲IDの欄にGoodボタンが押された楽曲の楽曲IDが記憶されているレコードのステータスの欄に有効が記憶されているか否かを判断する。例えば、お気に入り楽曲管理テーブル323のユーザIDの欄にユーザBのユーザID、楽曲IDの欄に楽曲XXの楽曲IDが記憶されているレコードのステータス欄に有効が記憶されているか否かを判断する。図4に示すお気に入り楽曲管理テーブル323では、有効と記憶されているので、S36において、有効が記憶されていると判断する。有効が記憶されていると判断すると、S37に処理を移行する。有効が記憶されていない、すなわち無効が記憶されていると判断すると、S41に処理を移行する。S36の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明の判断手段の一例である。
お気に入り楽曲管理テーブル323のステータス欄に記憶される無効について説明する。Goodボタンが押された場合に、Goodボタンが押したユーザのユーザIDと、Goodボタンが押された楽曲の楽曲IDとが関連付けられて記憶手段22に記憶された。情報処理装置のユーザは、Goodボタンを押し、評価した楽曲を取り消したい場合、楽曲の評価を取り消す取消操作を行う。情報処理装置6は、取消操作を受け付けた場合、ユーザID、および楽曲IDを含む取消指示をWebサーバ2に送信する。取消指示を受信したWebサーバ2は、お気に入り楽曲管理テーブル323を参照し、取消指示に含まれるユーザIDがユーザID欄に、楽曲IDがお気に入り楽曲ID欄に記憶されたレコードのステータス欄に無効を示す無効情報を記憶する。取消操作は、図7のS12において、Goodボタンが押されていないと判断されてから、取消操作が入力されたと判断されてもよい。このほか、Goodボタンを押した楽曲の一覧が表示手段34に表示され、ユーザが取消操作を入力可能な表示画面をWebサーバ2が情報処理装置6に送信してもよい。
S37において、ステータス欄に有効が記憶されているとS35において判断されたレコードのお気に入り時間の欄の時間を取得する。お気に入り時間の欄の時間の取得が終了すると、S38に処理を移行する。
S38において、取得されたお気に入り時間が、ポイントを付与すべき条件に該当するか否かを判断する。ポイントを付与すべき条件は、予めWebサーバ2の記憶手段22に記憶される。本実施形態では、第1ユーザのお気に入り時間と近いタイミングでGoodを押した第2ユーザ、第Nユーザ、または第(N+1)ユーザに、より大きなポイントを付与する。S38においては、第1ユーザのお気に入り時間から、ある一定期間前後する期間にGoodを押したユーザを抽出する。すなわち、ポイントを付与すべき条件は、S37において抽出されたお気に入り時間は、第1ユーザのお気に入り時間から、ある一定期間前後する期間に含まれるか否かである。抽出されたお気に入り時間が、ある一定期間前後する期間に含まれると判断した場合、ポイントを付与すべき条件に該当すると判断し、S39に処理を移行する。抽出されたお気に入り時間が、ある一定期間前後する期間に含まれないと判断した場合、ポイントを付与すべき条件に該当しないと判断し、S40に処理を移行する。本実施形態では、ある一定期間が秒数で規定される。このほか、1の楽曲データが、Aメロ、Bメロ、サビなどの複数のパートに分割され、S37において抽出されたお気に入り時間を含むパートが、第1ユーザのお気に入り時間が含まれるパートと同じか否かが判断されてもよい。すなわち、抽出されたお気に入り時間を含むパートが、第1ユーザのお気に入り時間が含まれるパートと同じ場合、ポイントを付与すべき条件に該当すると判断し、S39に処理を移行する。抽出されたお気に入り時間を含むパートが、第1ユーザのお気に入り時間が含まれるパートと異なる場合、ポイントを付与すべき条件に該当しないと判断し、S41に処理を移行する。
S39において、ポイントを付与すべき条件に該当すると判断されたお気に入り時間、およびユーザIDを記憶手段22に記憶する。お気に入り時間、およびユーザIDの記憶が終了すると、S40に処理を移行する。
S40において、記憶されたお気に入り時間を第1ユーザのお気に入り時間に近い順に順位付けする。順位付けが終了すると、S41に処理を移行する。
S41において、第(k+3)ユーザが存在するか否かを判断する。具体的には、お気に入り楽曲管理テーブル323を参照し、S14において受信された楽曲評価情報に含まれる楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に記憶され、第(k+2)ユーザのユーザIDがユーザIDの欄に記憶されたレコードの関連ユーザIDの欄にユーザIDが記憶されているか否かを判断する。記憶されていると判断された場合、関連ユーザIDの欄に記憶されたユーザIDのユーザが第(k+3)ユーザである。第(k+3)ユーザが存在すると判断すると、S42に処理を移行する。第(k+3)ユーザが存在しないと判断すると、S43に処理を移行する。
S42において、ループ識別子kに1を加算して、S35に処理を移行する。
S41において、第(k+3)ユーザが存在すると判断され、S35に処理が移行した場合について説明する。S42を経由して、S35に処理が移行した場合、お気に入り楽曲管理テーブル323を参照し、S14において受信された楽曲評価情報に含まれる楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に記憶され、第(k+1)ユーザのユーザIDがユーザIDの欄に記憶されたレコードの関連ユーザの欄に記憶された第(k+2)ユーザが、第Mユーザであるか否かを判断する。例えば、図8に示すユーザA、ユーザB、およびユーザのCの関係において、お気に入り楽曲管理テーブル323の楽曲IDの欄に楽曲XXの楽曲ID、ユーザIDの欄に第2ユーザであるユーザBのユーザIDが記憶されているレコードの関連ユーザIDの欄に第3ユーザであるユーザAのユーザIDが記憶されているので、第4ユーザでないと判断する。
S43において、順位に応じたポイントを付与する。ポイント管理テーブル324の楽曲IDの欄にGoodボタンが押された楽曲の楽曲ID、ユーザIDの欄に第2ユーザのユーザID、ポイントの欄に第2ポイント、および更新日の欄に現在の日付を1レコードに関連付けてポイント管理テーブル324を更新する。ポイント管理テーブル324の楽曲IDの欄にGoodボタンが押された楽曲の楽曲ID、ユーザIDの欄に第(N+1)ユーザのユーザID、ポイントの欄に第(N+1)ポイント、および更新日の欄に現在の日付を1レコードに関連付けてポイント管理テーブル324を更新する。ただし、S36、およびS38で説明したように、ステータス欄に無効と記憶されたユーザ、取得されたお気に入り時間がポイントを付与すべき条件に該当しないと判断されたユーザにはポイントが付与されない。ステータス欄に有効と記憶されたユーザ、取得されたお気に入り時間がポイントを付与すべき条件に該当すると判断されたユーザに付与されるポイントは、S40において、順位付けされたお気に入り時間が、第1ユーザのお気に入り時間に近い順に大きくなるポイントが付与される。順位に応じたポイントを付与が終了すると、楽曲のお気に入り登録処理を終了する。尚、S40において、順位付けされたお気に入り時間が、第1ユーザのお気に入り時間に近い順に第2ユーザのお気に入り時間、第3ユーザ、・・・第(N+1)ユーザの場合、一例として、第2ユーザには、20ポイント、第3ユーザには10ポイント、・・・第(N+1)ユーザには3ポイントが付与される。S43の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明の特定手段の一例である。S43の処理が本発明の特定ステップの一例である。第2ポイントが本発明の普及ポイント、および第2普及ポイントの一例である。第Nポイント、および第(N+1)ポイントが、本発明の第N普及ポイント、および第(N+1)普及ポイントの一例である。
[ランキング画面送信処理]
図11を参照して、楽曲紹介処理を説明する。図10に示す楽曲のお気に入り登録処理において、第1ユーザ、第2ユーザ、第(N+1)ユーザにポイントが付与された。このポイントの累積状況を示すランキング画面が、ユーザがランキング画面の取得操作を行った場合に、Webサーバ2から情報処理装置6に送信される。以下、図12に示す表示画面を参照し、詳細に説明する。
S51において、Webサーバ2は、情報処理装置6から送信されるリクエストを待ち受ける。一方、ポイントの累積状況を見るために、ユーザが操作手段を操作してランキング画面の取得操作を行った場合、S52おいて、情報処理装置6は、ランキング画面のリクエストをWebサーバ2に送信する。このリクエストには、楽曲IDが含まれる。ランキング画面の送信が終了すると、S53に処理を移行する。
S53において、ランキング画面のリクエストを受信したWebサーバ2は、リクエストに含まれる楽曲IDに対応する楽曲のランキング画面を作成する。ポイント管理テーブル324を参照し、受信した楽曲IDに対応するユーザID、およびポイントを抽出し、ポイントが多い順にランキング画面を作成する。図12(a)に示す楽曲XXのランキング画面において、1位がユーザAであり、2位がユーザBであり、3位がユーザCである。ランキング上位者は、楽曲をより多くのユーザに普及させたことになる。これは、表示される累積したポイントにより、楽曲を普及させた貢献度が示されるからである。図8に示す例では、ユーザB、およびユーザCは、楽曲XXを直接指定していないにもかかわらず、ユーザAを評価したこと、またはユーザBと同じ楽曲を評価したことにより楽曲XXがユーザBの情報処理装置4、およびユーザCの情報処理装置5に送信された。ユーザAにとっては、検索画面、および紹介画面を介して楽曲XXの楽曲データを受信したことにより、この楽曲XXが、自分を評価した他のユーザ、自分と同じ楽曲を評価した他のユーザに配信された。すなわち、ユーザAがランキング画面に表示されることにより、ユーザAが楽曲XXを他のユーザに一番普及させたという自己評価の高さを確認することができる。ランキング画面の作成が終了すると、S54に処理を移行する。ランキング画面が本発明のポイント情報、または表示画面の一例である。
S54において、作成されたランキング画面を情報処理装置6に送信する。情報処理装置6への送信が終了すると、S55に処理を移行する。S54の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明のポイント情報送信手段の一例である。S54の処理が本発明のポイント情報送信ステップの一例である。
S55において、情報処理装置6は、ランキング画面を受信すると、ランキング画面を表示手段34に表示する。ランキング画面の表示が終了すると、S56に処理を移行する。
S56において、情報処理装置6は、ランキング画面に表示されたランキング上位者のユーザ詳細画面の表示が、ユーザの操作により指示されたか否かを判断する。以降の説明において、ユーザ詳細画面の表示が指示されたと判断された場合について、説明する。情報処理装置6は、ユーザ詳細画面の表示が指示された場合、ユーザ詳細画面のリクエストをWebサーバ2に送信する。このユーザ詳細画面のリクエストは、ランキング上位者のユーザIDを含む。ユーザ詳細画面のリクエストの送信が終了すると、S57に処理を移行する。
S57において、Webサーバ2は、ユーザ詳細画面のリクエストを受信すると、このリクエストに含まれるユーザIDにより識別されるユーザのユーザ詳細画面を作成する。図12(b)を参照して、ユーザ詳細画面を説明する。ランキング上位者としてユーザAが指示されたとする。ユーザ詳細画面は、後述する推薦楽曲が指定される推薦楽曲指定部101、ユーザAのお気に入り楽曲の一覧表示を指定するお気に入り楽曲一覧指定部102、およびユーザAが、評価したユーザの一覧表示を指定するお気に入りユーザ一覧指定部103を含む。お気に入り楽曲一覧指定部102がユーザにより操作されると、ユーザAのお気に入り楽曲のタイトルなどの一覧が表示される。お気に入り楽曲一覧指定部103がユーザにより操作されると、ユーザAのお気に入りユーザの名前などの一覧が表示される。ユーザ詳細画面の作成が終了すると、S58に処理を移行する。
S58において、Webサーバ2は、ユーザ詳細画面を情報処理装置6に送信する。ユーザ詳細画面の送信が終了すると、S59に処理を移行する。
S59において、情報処理装置6は、ユーザ詳細画面を受信すると、ユーザ詳細画面を表示手段34に表示する。ユーザ詳細画面の表示が終了すると、S60に処理を移行する。
S60において、情報処理装置6は、ユーザ詳細画面の表示中に、推薦楽曲指定部101がユーザにより操作され、推薦楽曲リクエスト画面の表示指示が、ユーザの操作により指示されたか否かを判断する。推薦楽曲リクエスト画面は、ユーザ詳細画面に表示されるユーザに聞いて欲しい曲である推薦楽曲を設定する画面である。以降の説明において、推薦楽曲リクエスト画面の表示指示が指示されたと判断された場合について、説明する。情報処理装置6は、推薦楽曲リクエスト画面のリクエストをWebサーバ2に送信する。推薦楽曲リクエスト画面のリクエストの送信が終了すると、S61に処理を移行する。
S61において、推薦楽曲リクエスト画面のリクエストを受信したWebサーバ2は、推薦楽曲リクエスト画面を作成する。リクエスト画面は、図12(c)に示すように楽曲設定欄104と、メッセージの記入欄105と、送信ボタン106と、キャンセルボタン107とを含む。楽曲設定欄104は、情報処理装置6のユーザが推薦楽曲の楽曲データを指定する欄である。メッセージの記入欄105は、情報処理装置6のユーザが、ランキング上位者に宛てたメッセージを記入する欄である。送信ボタン106、およびキャンセルボタン107は、推薦楽曲の送信を決定するボタン、および推薦楽曲の送信を取り消すボタンである。推薦楽曲リクエスト画面の作成が終了すると、S62に処理を移行する。
S62において、Webサーバ2は、作成された推薦楽曲リクエスト画面を情報処理装置6に送信する。推薦楽曲リクエスト画面の送信が終了すると、S63に処理を移行する。
S63において、推薦楽曲リクエスト画面を受信した情報処理装置6は、推薦楽曲リクエスト画面を表示手段34に表示する。推薦楽曲リクエスト画面の表示が終了すると、S64に処理を移行する。
S64において、推薦楽曲が推薦楽曲リクエスト画面に表示された楽曲設定欄104に設定され、送信ボタン106が押下されたか否かを判断する。本実施形態では、楽曲設定欄104に推薦楽曲が設定されていない状態では、送信ボタン106が押下されても、Webサーバ2に推薦楽曲が送信されない。以降の説明において、推薦楽曲が楽曲設定欄104に設定され、送信ボタン106が押下された場合について、説明する。送信ボタン106が押下されたと判断すると、楽曲設定欄104に設定された推薦楽曲の楽曲データをWebサーバ2に送信する。この推薦楽曲の送信の際、情報処理装置6は、コメント記入欄105に記入されたコメントを推薦楽曲と関連付けて送信する。推薦楽曲の送信が終了するとS65に処理を移行する。
S65において、推薦楽曲を受信したWebサーバ2は、推薦楽曲の楽曲データを楽曲IDと関連付けて楽曲管理テーブル321に記憶する。推薦楽曲の楽曲データの記憶が終了すると、S66に処理を移行する。S65の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明の推薦リクエスト受信手段の一例である。
S66において、Webサーバ2は、完了画面を送信し、S67に処理を移行する。S67において、完了画面の受信した情報処置装置3は、完了画面を表示手段34に表示する。完了画面は送信が完了したことを示す画面である。
一方、Webサーバ2は、完了画面を送信すると、S68において、推薦楽曲の楽曲データをランキング上位者であるユーザAの情報処置装置3に送信する。ランキング上位者であるユーザAは、情報処置装置3が推薦楽曲の楽曲データを受信すると、その楽曲を再生することが可能である。推薦楽曲をランキング上位者に送信すると、S51に処理を移行する。推薦楽曲は、ランキング上位者に聞いてほしい楽曲である。ランキング上位者の情報処理装置6に推薦楽曲の楽曲データが送信され、この推薦楽曲をランキング上位者が評価すると、多くのユーザにこの推薦楽曲が聞かれることになる。S68の処理を実行するWebサーバ2の制御手段31が本発明の推薦コンテンツ送信手段の一例である。
[実施形態の効果]
本実施形態のWebサーバ2によれば、第1ユーザのユーザIDと、第1ポイントとが関連付けられ、第2ユーザのユーザIDと、第2ポイントとが関連付けられてポイント管理テーブル324に記憶される。ポイント管理テーブル324に記憶されたポイントの累積状況がユーザIDごとに示されるランキング画面が情報処理装置6に送信される。この結果、楽曲を第1ユーザが評価した場合、第2ポイントが、第1ユーザが評価したコンテンツと同じコンテンツを評価した第2ユーザ、または第1ユーザが評価した第2ユーザにも付与される。従って、ランキング画面を受信した情報処理装置6のユーザは、ポイントの累積状況を知ることにより、第1ユーザの情報処理装置に送信された楽曲を評価した第2ユーザが、どれだけこの楽曲の普及に貢献したかを知ることができる。
また、2以上の整数Nで表される第(N+1)ユーザにも第(N+1)ポイントが付与される。従って、ランキング画面を受信した情報処理装置6のユーザは、ポイントの累積状況を知ることにより、第1ユーザの情報処理装置に送信された楽曲を評価した第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけこの楽曲の普及に貢献したかを知ることができる。
本実施形態の管理装置によれば、S39においてWebサーバ2は、関連ユーザのお気に入り時間を記憶し、S40において記憶された関連ユーザのお気に入り時間を第1ユーザのお気に入り時間に近い時間順に順位付けした。この順位付けされたお気に入り時間に基づき、S43において、Webサーバ2は、第2ユーザに付与される第2ポイント、第(N+1)ユーザに付与される第(N+1)ポイントを、各々のユーザIDに関連付けてポイント管理テーブル324に記憶した。この結果、楽曲を評価したタイミングに応じたポイントの累積状況を、ランキング画面を受信した情報処理装置6のユーザが知ることが出来る。従って、ランキング画面を受信した情報処理装置6のユーザは、楽曲を評価した第2ユーザ、およびこの楽曲を評価した第(N+1)ユーザが、この楽曲を評価したタイミングに応じて、どれだけこの楽曲の普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
本実施形態の管理装置によれば、お気に入り楽曲管理テーブル323のステータス欄に無効と記憶された第(i+2)ユーザにはポイントが付与されない。従って、ランキング画面を受信した情報処理装置6のユーザは、無効でない楽曲評価情報に関連付けられたポイントの累積状況を知ることにより、第1ユーザにより評価された楽曲を評価した第2ユーザが、どれだけこの楽曲の普及に貢献したかをより正確に知ることができる。
本実施形態の管理装置によれば、ランキング画面により表示されるユーザIDのユーザに対する推薦楽曲の楽曲データが受信される。この受信された推薦楽曲の楽曲データが、ランキング画面により表示されるユーザ識別情報のユーザの情報処理装置に送信される。推薦楽曲を受信した情報処理装置のランキング上位のユーザが、この推薦楽曲を評価すると、S4の配信楽曲取得処理において、他のユーザに送信されることになる。この結果、推薦楽曲の楽曲データを受信し、受信された推薦楽曲の楽曲データをランキング画面により表示されるユーザ識別情報のユーザの情報処理装置に送信することで、この推薦楽曲をより多くのユーザに普及させることができる。
本実施形態の管理装置によれば、S35において、Goodボタンが押された楽曲の楽曲IDがお気に入り楽曲IDの欄に、第(k+1)ユーザのユーザIDがユーザIDの欄に記憶されたレコードの関連ユーザの欄に記憶された第(k+2)ユーザが、第Mユーザであるか否かが判断された。第(k+2)ユーザが第Mユーザであると判断されると、S43において、第Mユーザには、ポイントが付与されない。すなわち、整数M未満の整数(N+1)で表される第(N+1)ユーザ、および第2ユーザにポイントが付与される。この結果、関連ユーザすべてにポイントを付与する処理の処理負荷が減少する。
[変形例1]
本実施形態では、S39においてWebサーバ2は、関連ユーザのお気に入り時間を記憶し、S40において記憶された関連ユーザのお気に入り時間を第1ユーザのお気に入り時間に近い時間順に順位付けした。この順位付けされたお気に入り時間に基づき、S43において、Webサーバ2は、第2ユーザに付与される第2ポイント、第(N+1)ユーザに付与される第(N+1)ポイントを、各々のユーザIDに関連付けてポイント管理テーブル324に記憶したが、これに限られない。S37、S38、S39、およびS40のいずれかの処理が省略され、S43において、Webサーバ2は、第1ポイント、第2ポイント、および第(N+1)ポイントの順に小さくなる第1ポイント、第2ポイント、および第(N+1)ポイントを各々のユーザIDに関連付けてポイント管理テーブル324に記憶させてもよい。この結果、楽曲を評価した第1ユーザと関係が近い順に、付与されるポイントが大きくなるので、ランキング画面を受信した情報処理装置のユーザは、第1ユーザの情報処理装置に送信された楽曲を評価した第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけこの楽曲の普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
また、同じ値の第1ポイント、第2ポイント、および第(N+1)ポイントが各々のユーザIDに関連付けられてポイント管理テーブル324に記憶されてもよい。
[変形例2]
本実施形態では、関連ユーザは1人のユーザであったが、複数の関連ユーザが存在する場合が考えられる。たとえば、ユーザCが、ユーザAを評価したユーザDを評価している場合である。この場合、楽曲XXに関して、ユーザCの関連ユーザは、ユーザB、およびユーザDである。この場合、ユーザB、およびユーザDに、第2ポイントの半分のポイントが付与される。すなわち、Webサーバ2は、第2ユーザとして複数のユーザを特定した場合、第2ユーザとして特定された複数のユーザのユーザIDと、Goodが押された楽曲に関連付けられる楽曲IDと、第2ポイントを複数のユーザの数で除した分割ポイントとを関連付けてポイント管理テーブル324に記憶させる。また、Webサーバ2が第(N+1)ユーザとして複数のユーザを特定した場合、第(N+1)ユーザとして特定された前記複数のユーザのユーザIDと、Goodが押された楽曲に関連付けられる楽曲IDと、第(N+1)ポイントを複数のユーザで除した分割ポイントとを関連付けてポイント管理テーブル324に記憶する。
従って、ランキング画面を受信した情報処理装置6のユーザは、第1ユーザにより評価された楽曲を評価した第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけこの楽曲の普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
[変形例3]
本実施形態では、S38において、第1ユーザのお気に入り時間から、ある一定期間前後する期間にGoodを押したユーザを抽出されたが、これに限られない。S38において、関連ユーザが評価した楽曲の数を抽出する。具体的には、ポイント管理テーブル324のユーザIDの欄に第(i+2)ユーザのユーザIDが記憶された楽曲IDの数を抽出する。この抽出された楽曲IDの数が予め定められた数未満であると判断した場合は、第(i+2)ユーザのユーザ識別情報と、第(i+2)ポイントとを関連付けてポイント管理テーブル324に記憶させる。一方、この抽出された楽曲IDの数が予め定められた数以上である場合、第(i+2)ポイントをポイント管理テーブル324に記憶させない。
これにより、情報処理装置6のユーザが予め定められた数以上のコンテンツを評価することにより、より大きなポイントが付与されるのを防ぐことが出来る。従って、ランキング画面を受信した情報処理装置6のユーザは、第1ユーザが評価した楽曲を評価した第2ユーザ、および第(N+1)ユーザが、どれだけこの楽曲の普及に貢献したかを、より正確に知ることができる。
[変形例4]
本実施形態では、情報処理装置6から楽曲評価情報を受信した場合に、関連ユーザである第2ユーザ、および第(N+1)ユーザにポイントが付与された。本実施形態では、この第2ユーザ、および第(N+1)ユーザも第1ユーザが評価した楽曲を評価しているが、評価していなくてもよい。すなわち、第2ユーザ、および第(N+1)ユーザの情報処理装置6に送信した楽曲データの履歴をWebサーバ2は記憶する。図7のS9において、送信される楽曲データの楽曲ID、および関連ユーザのユーザIDが送信される。これらIDの送信の際に、送信先の情報処理装置のユーザのユーザIDと、送信される楽曲データの楽曲IDと、および関連ユーザのユーザIDとを関連付けて記憶する。S14において受信された楽曲評価情報に含まれる評価したユーザのユーザIDから関連ユーザIDを抽出する。抽出された関連ユーザIDと第2ポイント、または第(N+1)ポイントを関連付けてポイント管理テーブル324に記憶してもよい。この結果、第2ユーザ、および第(N+1)ユーザは、第1ユーザが評価した楽曲を評価していなくても、ポイントが付与される。これは、第1ユーザの情報処理装置に楽曲を普及させたことに貢献しているからである。
[変形例5]
本実施形態において、S38において、1の楽曲データが、Aメロ、Bメロ、サビなどの複数のパートに分割され、S37において抽出されたお気に入り時間を含むパートが、第1ユーザのお気に入り時間が含まれるパートと同じか否かが判断されてもよい。この結果、同じパートと判断された場合、第1ユーザと同じパートでGoodを押したことになる。この同じパートに再生された楽曲の歌詞、メロディーなどに対して評価したことになるので、楽曲の歌詞、メロディーなどに対して評価したユーザにポイントが付与される。
[変形例6]
本実施形態では、楽曲データの配信を説明し、コンテンツ普及管理システム1を説明したがこれに限られない。楽曲データ以外にも、画像データ、テキストデータ、動画データなどのコンテンツであればよい。画像データ、またはテキストデータが配信されるコンテンツの場合、お気に入り時間はページ数で定義されればよい。
[変形例7]
本実施形態では、S21において楽曲を評価した第1ユーザに第1ポイントが付与されたが、第1ユーザに第1ポイントが付与されなくてもよい。楽曲の普及に貢献したユーザは第2ユーザ、第3ユーザ・・・第(N+1)ユーザである。従って、楽曲の普及の貢献度を示すポイントが、楽曲の普及の貢献度が、第2ユーザ、第3ユーザ・・・第(N+1)ユーザよりも低い第1ユーザに付与されなくてもよい。画像データ、テキストデータ、動画データが情報処理装置3の表示手段34に表示された場合、コンテンツが出力されたことになる。
[変形例8]
本実施形態では、S53において、リクエストに含まれる楽曲IDに関連するランキング画面が作成されたが、これに限られない。リクエストに含まれる楽曲IDに関連するランキング通知を作成すればよく、音声通知、動画通知などでもよい。音声通知、動画通知などが本発明の、ポイント情報の一例である。
[変形例9]
本実施形態では、S53において、リクエストに含まれる楽曲IDに関連するランキング画面が作成されたがこれに限られない。Webサーバ2は、楽曲IDに関連付けて、アーティスト情報、アルバム情報などのメタデータを楽曲管理テーブルに記憶する。S51において送信されるリクエストにアーティスト情報、アルバム情報などのメタデータが含まれる。Webサーバ2は受信されたメタデータに関連づけられる楽曲IDを抽出し、抽出された楽曲IDに関連付けられるポイントをユーザIDごとに表示される表示画面を作成する。この作成された表示画面が、情報処理装置3に送信される。この表示画面を受信した情報処理装置3は、表示手段34に表示画面を表示する。これにより、表示画面を受信した情報処理装置3のユーザは、メタデータに関連するポイントの累積状況を把握することにより、表示されたユーザが、メタデータに関連する楽曲の普及に貢献したかを知ることができる。
1 コンテンツ普及管理システム
2 Webサーバ
3〜5 情報処理装置
21 制御手段
22 記憶手段
34 表示手段

Claims (9)

  1. 複数の情報処理装置のうちの特定の情報処理装置により出力されたコンテンツが、他の情報処理装置に送信された送信状況を管理する管理装置であって、
    前記複数の情報処理装置の複数のユーザのうちの少なくとも一部のユーザが識別可能なユーザ識別情報と、前記コンテンツが識別可能なコンテンツ識別情報と、前記コンテンツを他のユーザに普及させたことを示すポイントとを関連付けて記憶する記憶手段と、
    同じコンテンツを評価した少なくとも2人のユーザのうちの一方のユーザの情報処理装置に、他方のユーザの情報処理装置により出力された前記同じコンテンツとは異なるコンテンツ、および一方のユーザが評価した他のユーザの情報処理装置により出力されたコンテンツの少なくとも一方を送信するコンテンツ送信手段と、
    前記コンテンツ送信手段により送信され、前記複数のユーザうちの第1ユーザが評価した第1コンテンツを示す第1コンテンツ評価情報を受信するコンテンツ評価情報受信手段と、
    前記第1コンテンツが出力された情報処理装置の前記複数のユーザのうちの第2ユーザを、前記第1ユーザが評価した、前記第1コンテンツとは異なるコンテンツを評価したユーザのユーザ識別情報、および前記第1ユーザが評価した他のユーザを示すユーザ評価情報の少なくとも一方に基づき特定する特定手段と、
    前記コンテンツ評価情報受信手段により前記第1コンテンツ評価情報が受信された場合、前記特定手段により特定された前記第2ユーザを識別する第2ユーザ識別情報と、前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段により前記記憶手段に記憶されたポイントが前記ユーザ識別情報ごとに示されるポイント情報を前記複数の情報処理装置の少なくとも1つの情報処理装置に送信するポイント情報送信手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ普及管理装置。
  2. 前記特定手段は、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、2以上の整数Nで表される第Nユーザと同じコンテンツを評価した第(N+1)ユーザ、および、第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザの少なくとも一方を特定し、
    前記記憶制御手段は、前記特定された第(N+1)ユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1のコンテンツ普及管理装置。
  3. 前記記憶制御手段は、前記コンテンツ評価情報受信手段により前記第1コンテンツ評価情報が受信された場合、前記第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報と、前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第1普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、かつ前記第1普及ポイント、前記普及ポイントである第2普及ポイント、および前記第(N+1)普及ポイントの順に小さくなる前記第1普及ポイント、前記第2普及ポイント、および前記第(N+1)普及ポイントを前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2のコンテンツ普及管理装置。
  4. 前記コンテンツ評価情報受信手段は、複数の情報処理装置のユーザが評価したコンテンツを示すコンテンツ評価情報を受信し、
    前記記憶制御手段は、前記コンテンツ評価情報の数が予め定められた数未満である場合、前記コンテンツ評価情報に関連付けられるコンテンツを評価したユーザのユーザ識別情報と、ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、前記コンテンツ評価情報の数が予め定められた数以上である場合、前記ポイントを前記記憶手段に記憶させないこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のコンテンツ普及管理装置。
  5. 前記コンテンツ評価情報受信手段は、複数の情報処理装置の複数のユーザのうちのユーザが評価したコンテンツを示すコンテンツ評価情報、および前記コンテンツ評価情報の無効を示す無効情報を受信し、
    前記記憶制御手段は、前記コンテンツ評価情報受信手段により受信された前記コンテンツ評価情報が、無効か否かを前記受信された無効情報に基づき判断する判断手段を備え、
    前記判断手段により、前記コンテンツ評価情報受信手段により受信された前記コンテンツ評価情報が無効と判断された場合、前記記憶制御手段は、無効と判断された前記コンテンツ評価情報に関連付けられるコンテンツを評価したユーザの前記ユーザ識別情報とポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させないこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のコンテンツ普及管理装置
  6. 前記特定手段は、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、2以上の整数Nで表される第Nユーザと同じコンテンツを評価した第(N+1)ユーザ、および、第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザの少なくとも一方を特定し、
    前記記憶制御手段は、前記特定された第(N+1)ユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記コンテンツ評価情報受信手段は、前記第1コンテンツの出力中において前記第1ユーザが評価したタイミングを示す第1タイミング情報を含む前記第1コンテンツ評価情報、前記第1コンテンツの出力中において前記第2ユーザが評価したタイミングを示す第2タイミング情報を含む第2コンテンツ評価情報、および前記第1コンテンツの出力中において前記第(N+1)ユーザが評価したタイミングを示す第(N+1)タイミング情報を含む第(N+1)コンテンツ評価情報を受信し、
    前記記憶制御手段は、前記第1タイミング情報、前記第2タイミング情報、および前記第(N+1)タイミング情報に応じて定められる前記普及ポイントである第2普及ポイント、および前記第(N+1)普及ポイントを前記記憶手段に記憶させること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のコンテンツ普及管理装置。
  7. 前記特定手段は、前記第1コンテンツが出力された情報処理装置のユーザであって、2以上の整数Nで表される第Nユーザと同じコンテンツを評価した第(N+1)ユーザ、および、第Nユーザが評価した第(N+1)ユーザの少なくとも一方を特定し、
    前記記憶制御手段は、前記特定された第(N+1)ユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記特定手段が、前記第2ユーザとして複数のユーザを特定した場合、
    前記記憶制御手段は、前記第2ユーザとして特定された前記複数のユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、前記普及ポイントである第2普及ポイントを前記複数のユーザの数で除した分割普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記特定手段が、前記第(N+1)ユーザとして複数のユーザを特定した場合、
    前記記憶制御手段は、前記第(N+1)ユーザとして特定された前記複数のユーザのユーザ識別情報と、前記第1コンテンツ評価情報に関連付けられる前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、第(N+1)普及ポイントを前記複数のユーザで除した分割普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させること
    を特徴とする請求項1〜6いずれか記載のコンテンツ普及管理装置。
  8. 前記ポイント情報送信手段は、前記ポイントが前記ユーザ識別情報ごとに示される表示画面を前記ポイント情報として前記複数の情報処理装置の少なくとも1つの情報処理装置に送信し、
    前記管理装置は、
    前記表示画面により表示されるユーザ識別情報のユーザに対する推薦コンテンツの推薦リクエストを受信する推薦リクエスト受信手段と、
    前記推薦リクエスト受信手段により受信された前記推薦リクエストに関連付けられる推薦コンテンツを、前記表示画面により表示されるユーザ識別情報のユーザの情報処理装置に送信する推薦コンテンツ送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載のコンテンツ普及管理装置。
  9. 複数の情報処理装置のうちの特定の情報処理装置により出力されたコンテンツが、他の情報処理装置に送信された送信状況を管理する管理装置を用いたコンテンツ普及管理方法であって、
    前記管理装置は、
    前記複数の情報処理装置の複数のユーザのうちの少なくとも一部のユーザが識別可能なユーザ識別情報と、前記コンテンツが識別可能な識別情報と、前記コンテンツを他のユーザに普及させたことを示すポイントとを関連付けて記憶する記憶手段を備え
    前記コンテンツ普及管理方法は、
    同じコンテンツを評価した少なくとも2人のユーザのうちの一方のユーザの情報処理装置に、他方のユーザの情報処理装置により出力された前記同じコンテンツとは異なるコンテンツ、および一方のユーザが評価した他のユーザの情報処理装置により出力されたコンテンツの少なくとも一方を送信するコンテンツ送信ステップと、
    前記コンテンツ送信ステップにより送信され、前記複数のユーザうちの第1ユーザが評価した第1コンテンツを示す第1コンテンツ評価情報を受信するコンテンツ評価情報受信ステップと、
    前記第1コンテンツが出力された情報処理装置の前記複数のユーザのうちの第2ユーザを、前記第1ユーザが評価した、前記第1コンテンツとは異なるコンテンツを評価したユーザのユーザ識別情報、および前記第1ユーザが評価した他のユーザを示すユーザ評価情報の少なくとも一方に基づき特定する特定ステップと、
    前記コンテンツ評価情報受信ステップにより前記第1コンテンツ評価情報が受信された場合、前記特定ステップにより特定された前記第2ユーザを識別する第2ユーザ識別情報と、前記第1コンテンツのコンテンツ識別情報と、普及ポイントとを関連付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップにより前記記憶手段に記憶されたポイントが前記ユーザ識別情報ごとに示されるポイント情報を前記複数の情報処理装置の少なくとも1つの情報処理装置に送信するポイント情報送信ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ普及管理方法。
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