JP5850448B1 - 枡計量装置およびそれを備えた枡計量搬送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置およびそれを備えた枡計量搬送システムを提供する。【解決手段】 原料2を上方より受け入れ、原料を下方へ排出する筒状部材3と、投入口3bに対面して位置決め可能で、原料を受け入れる凹部4aaを円周表面4bに少なくとも1つ設け、凹部の開口領域4aaaよりも広い領域を有し、円周表面の形状に倣って形成された端面5aを備え、端面を円周表面の形状に倣って密着させると共に摺動可能に接触する円筒状の枡切り部材5と、端面を円周表面方向に押圧して接触させる付勢手段6と、円周表面との間に空間部7を有し、円周表面を覆うカバー部材8と、円柱部材の中心軸周りに、円柱部材を回転および回動のいずれか一方を行なわせる駆動手段9とを有する升計量装置1およびそれを備えた枡計量搬送システム。【選択図】図1

Description

本発明は、ホッパに貯留された不定形で刻み状の固形原料と、付勢機構を有する枡切り手段と、固形原料を収納した枡計量穴を回転させると共に、枡切り手段によって固形原料を所定の量に枡切りして排出する枡計量装置およびこの枡計量装置の上流側に切り出し筒と、下流側に包装機とを備えた枡計量搬送システムに関する。
図8は、従来の計量供給装置の正面断面図である。図8に示すように、従来、顆粒状、微粉状の被計量物の必要量を計量するとき、その計量が僅少であってもその必要量を正確に計量でき、しかもその計量の増減にも対応可能にする計量供給装置は、ホッパHから供給した被計量物Pを投入する投入口102を上部に、計量後の被計量物Pを一時的に貯留して供給路110に連通する供給シュート口107を下部に形成した計量筐体101と、外周側面に適宜間隔毎に計量穴104を配列形成していて、計量筐体101内に配置した規制体105の内側面に摺接しながら回転する供給円盤103と、この供給円盤103の下方で計量筐体101に開口形成した供給シュート口107において計量穴104から被計量物Pを落下させるエアを噴射する噴射口108と、被計量物Pを落下させた後で回転通過する計量穴104の通過数を計数する計数器109とを備え、供給路110の開閉弁111は、供給シュート口107内で一時的にでも貯留した被計量物Pを所定量毎に纏めて供給路110から供給する(特許文献1参照)。
特開2014−106163号
しかしながら、計量供給装置は、顆粒状、微粉状の被計量物を計量する際に、外周側面に適宜間隔毎に設けられた計量穴を有する供給円板に内周面を摺接させながら回転する規制体によって、被計量物がほぼ定形の顆粒状・微粉状では計量可能であり、計量穴内の被計量物を一定量に調整設定するように構成されているが、被計量物が不定形で刻み状の固形原料の場合は、規制体によって潰しや挟み込みが発生すると共に正確に計量することができなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、例えば、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置および枡計量装置を備えた枡計量搬送システムを提供することを課題とする。
請求項1に記載の枡計量装置1は、不定形で刻み状の固形原料2を上方より受け入れる入口部3aと、前記原料を下方へ排出する投入口3bとを有する筒状部材3と、前記投入口の下方に設けられ、前記投入口に対面して位置決め可能で、前記原料を受け入れる凹部4aaを円周表面4bに少なくとも1つ設け、中心軸4cを水平方向に配置して設けられた円柱部材4と、前記凹部の開口領域4aaaよりも広い領域を有し、前記円周表面の形状に倣って形成された端面5aを備え、前記端面を前記円周表面の形状に倣って密着させると共に摺動可能に接触する円筒状の枡切り部材5と、前記端面を前記円周表面方向に押圧して接触させる付勢手段6と、前記円周表面との間に空間部7を有し、前記円周表面を覆うカバー部材8と、前記円柱部材の中心軸周りに、前記円柱部材を回転する前記中心軸に連結された駆動手段9と、前記凹部および前記空間部との間の少なくとも一方に存在する前記原料を排出口10aから下方へ排出する排出筒10と、前記投入口3bおよび前記排出口10aの少なくとも一方に対面した位置に前記凹部を停止させる位置決め機構9aとを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の枡計量装置1を備えた枡計量搬送システム60であって、不定形で刻み状の固形原料を収納するホッパ23と、前記ホッパの排出部23aに連結されて、回転しながら前記固形原料2を所定の量、連続的および間欠的のいずれか一方に切り出す切り出し筒24と、前記切り出し筒を回転させる回転手段25とを備え、前記切り出し筒は、外筒24aと内筒24bを有し、前記内筒は、前記外筒に着脱自在に外嵌され、前記内筒の外周面24baが前記外筒の内周面24aaとの摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する内筒であり、前記内筒から排出された前記固形原料が自然落下して前記筒状部材3の入口部3aに投入される枡計量装置1と、前記枡計量装置から排出された前記固形原料を自然混合させながら下方へ導き、下部に設けられた排出口36aから前記固形原料を排出する排出シュート36と、前記排出口を開閉する開閉蓋36bと、前記開閉蓋の下方に設けられた包装装置40とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の枡計量装置1を備えた枡計量搬送システム60´であって、安全衛生を要する食品原料からなる刻み状の経口用原料を収納するホッパ23と、前記ホッパの排出部23aに連結されて、回転しながら前記経口用原料2を所定の量、連続的および間欠的のいずれか一方に切り出す切り出し筒24と、前記切り出し筒を回転させる回転手段25とを備え、前記切り出し筒は、外筒24aと内筒24bを有し、前記内筒は、前記外筒に着脱自在に外嵌され、前記内筒の外周面24baが前記外筒の内周面24aaとの摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する内筒であり、前記内筒から排出された前記経口用原料が自然落下して前記筒状部材3の入口部3aに投入される枡計量装置1と、前記枡計量装置の前記排出筒10の下方に設けられたカップ麺用容器52のホルダーフレーム53と、前記カップ麺用容器の有無を検出するセンサー54とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、不定形で刻み状の固形原料が筒状の枡切り部材の中を通って凹部に供給されると、凹部を有する回転体である円柱部材が半回転または180°回動する際に、凹部の容積からはみ出た原料を枡切り部材の端面で枡切りして凹部の容積分の所定の量の原料だけが次工程へ搬送される。なお、凹部を含む部材は交換可能に円柱部材に嵌合されているため、所定の容積を有する凹部を含む部材と交換することによって所望の量だけ原料を次工程へ搬送することができる。
円柱部材の円周表面の周りにはカバー部材が円周表面との間に空間部を有して形成されているため、枡切り部材によって凹部に所定の量だけ充填された原料は一旦、枡切り部材を通過した後は、周辺の構成部品との摩擦や挟み込みなどを発生することなく、180°半回転した位置に設けられた排出口へ安全に移送できる。このように、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置を提供することができる。また、食品原料に限らず不定形で刻み状の食品以外の固形原料にも効果的である。また、不定形としたが定形など形状の揃った粉粒原料にも効果的であるのは言うまでもない。
請求項2に係る発明によれば、不定形で刻み状の固形原料を収納するホッパの排出部に連結されて、回転しながら固形原料を所定の量、連続的または間欠的に切り出す切り出し筒の内筒から排出された原料を自然落下させながら枡計量装置の入口部に投入され、所定の量に枡切りされた原料が枡計量装置から排出されて、例えば、単一原料または複数種類の原料を自然混合させながら下方へ導いて排出シュートから包装装置に原料を供給することができる。このように、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置を備えた枡計量搬送システムを提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、安全衛生を要する食品などの経口原料からなる刻み状の原料を収納するホッパの排出部に連結された切り出し筒の内筒から経口原料が所定の量、連続的または間欠的に切り出されて、枡計量装置の入口部に投入され、所定の量の原料が枡計量されて排出され、その排出筒の下方に設けられたカップ麺用容器などに原料からなる具材などが正確に充填される。このように、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置を備えた枡計量搬送システムを提供することができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置および枡計量装置を備えた枡計量搬送システムを図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置の概略を示す斜視図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置の概略を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図である。
図1および図2の(a)(b)に示すように、枡計量装置1は、不定形で刻み状の固形原料2を上方より受け入れる入口部3aと、この原料2を下方へ排出する投入口3bとを有する筒状部材3と、投入口3bの下方に設けられ、投入口3bに対面して位置決め可能で、原料2を受け入れる凹部4aaを円周表面4bに少なくとも1つ設け、中心軸4cを水平方向に配置して設けられた円柱部材4と、凹部A4aaの開口領域4aaaよりも広い領域を有し、円周表面4bの形状に倣って形成された端面5aを備え、この端面5aを円周表面4bの形状に倣って密着させると共に摺動可能に接触する円筒状の枡切り部材5と、端面5aを円周表面4b方向に押圧して円周表面4bに接触させる付勢手段6と、円周表面4bとの間に空間部7を有し、円周表面4bを覆うカバー部材8と、円柱部材4の中心軸4c周りに、円柱部材4を回転または回動を行なわせる中心軸4cに連結された駆動手段9と、凹部A4aaおよび空間部7に存在する原料2を排出口10aから下方へ排出する排出筒10と、円柱部材4が回転する最上点に対面する投入口3bと、最下点に対面する排出口10aに凹部A4aaを停止させる位置決め機構9aを備えている。この位置決め機構9aは、駆動手段に空気圧を用いる場合は、不図示のシリンダーの停止位置を用い、また、電動モータを用いる場合は不図示の制御手段によって電気的に制御するなどして特に限定するものではなく、そのような機能を備えていれば適宜利用可能である。
また、筒状部材3はプレート13dに支持されている。このプレート13dは支柱13cおよびボルト13eで固定されている。筒状部材3の下部の外側には枡切り部材5が摺動自在に嵌合して設けられている。この枡切り部材5は、プレート13dの下面に支持されたバネ6によって下方へ付勢されており、円柱部材4の円周表面4bに摺動可能に接触し、凹部A4aaまたは凹部B4abが最上点へ来た際に、凹部Aaaの開口領域4aaaまたは凹部Babの開口領域4abaの全体を包み込むように密着している。
また、上端に排出口10aを有する排出筒10は、通常、ステンレス材などの金属材で形成され、支持板10bによって着脱自在にベース部13fに支持されている。この排出筒10に金属探知器11を設けることも可能である。そのときは、排出筒10本体を樹脂材で形成するようにすれば良く、その支持板10bに金属探知器11を支持させる。この金属探知器11によって、樹脂材で形成された排出筒10の内部を枡計量された原料が通過する際に、喩え何らかの理由で金属異物14などが混入したとしても容易に検出することが可能であり、枡計量搬送システム自体をコンパクトなシステムとして形成することができる。
また、円柱部材4の中心軸4cにはカップリング12を介して駆動手段9が接続されている。この駆動手段9は、エアー供給排出部13h、13hを備え、空気圧によって半回転するものを適用しているが、駆動手段9は電動モータでもその他の手段など限定するものではなく、部分的な回転または回動する円柱部材に原料を収容する凹部を正確に位置決めすることができる位置決め機構9aを備えていれば半回転または回動するものでもあっても構わない。なお、その他に、駆動手段9を支持するブラケット13a、枡切り部材5やカバー部材8などを支持するブラケット13b、および、カバー部材8を固定するボルト取付穴13gを備えている。
また、原料2が投入される筒状部材3には、投入された原料2の量を確認するためのレベルセンサー15が設けられている。これは筒状部材3内に堆積した原料2の上限を設定する上限レベルセンサー15aと、原料2の下限を設定する下限レベルセンサー15bを備えている。これらのレベルセンサー15a、15bは光反射式センサーを設けているが、これに限るものではない。そして、この光反射式センサーの光線によって、筒状部材3内に堆積した原料2の有無を確認するために、筒状部材3の側面に透明な基板が嵌め込まれた透明基板孔が設けられている。この透明基板孔を通して下限レベルセンサー15bが原料2の「有り」を確認したときに、計量穴である凹部Aまたは凹部Bを備えた円柱部材4が所定の方向へ半回転し、凹部Aまたは凹部Bが排出筒10の排出口10aと対面するように停止して、凹部Aまたは凹部Bに充填された原料2を枡計量装置1の下方である排出筒10へ流動させる。なお、凹部Aまたは凹部Bに原料2が供給されたかどうかの確認は不図示の制御装置に入力された下限レベルセンサー15bの信号によって行われ、この下限レベルセンサー15bが「原料有り」を検出することによって、円筒部材4の半回転を制御するようにしている。また、このレベルセンサー15は下限レベルセンサー15bだけでも構わないし、レベルセンサー15自体を用いることなく、実際に原料を流してその最適な条件を出すことで定量を枡計量できるように設定するようにしても構わない。
次に、図3〜図5を参照して本実施形態の動作を説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態を説明するための動作を示し、円柱部材4の円周表面4bに設けられた凹部Aと凹部Bが鉛直線上に位置する最上点と最下点との間を半回転する様子を示す説明図であり、(a)は凹部Aがホームポジションである最上点に位置決めされている様子を示す断面図、(b)は凹部Aが反時計方向に回転を始めた位置を示す断面図、(c)は凹部Aが反時計方向に180°回転した位置を示す断面図、そして(d)は凹部Aが反転して時計方向に戻り始めた位置を示す断面図である。
図3の(a)に示すように、先ず、凹部A4aaがホームポジションである最上点に位置決めされ、凹部B4abが最下点に配置されている。このとき前工程の上方から投入された原料2が入口部3aから筒状部材3内を通って投入口3bへ自然落下し、凹部A4aaに供給される。凹部A4aaは円柱部材4の円周表面4bに凹状に形成された枡計量穴であり、所望の量の原料2が収容される容積が形成されたものである。本実施形態では180°の間隔を有して円周表面4bに凹部Aおよび凹部Bとして2箇所形成されているが、対面する2箇所に限定するものではなく、1箇所でも、さらに複数であっても構わない。このとき位置決め機構による位置決め位置は電気的に制御すれば容易である。
図3の(b)に示すように、凹部A4aaが反時計方向に回転を始めると、凹部A4aaの容積内に入りきれない原料2は、枡切り部材5の端面5aによって枡切りされる。この枡切り部材5はバネ6により下方である円柱部材4の円周表面4bへ付勢されているが、原料2を枡切りする際に原料2に余分の負荷を与えないように上方へ逃げると共に空間部7によって、端面5aを通過した原料2に余分の負荷を与えない効果を有している。
図3の(c)に示すように、凹部A4aaが反時計方向に180°半回転して、凹部A4aaが最下点に来ると共に、逆に凹部B4abは最上点に来ている。このとき、凹部A4aaに収容されていた原料2は自然落下して排出筒10の内側を通過して排出され、所定の次工程へ搬送される。このとき最上点に位置する凹部B4abには次の原料2が不図示の前工程より自然落下して収容されようとしている。この凹部Aや凹部Bに供給される原料は、凹部Aや凹部Bの容積よりやや多めに供給されるように設定すると良い。
図3の(d)に示すように、最下点で原料2を排出した凹部A4aaは、反転して時計方向に戻り始めている。このとき凹部B4abに収容された原料2は枡切り部材5の端面5aによって枡切りされて、凹部Bが下方へ回転移動され、凹部Bには所定の正確な量の原料2が収容され回転搬送される。
計量穴である凹部A4aaまたは凹部B4abに原料2が充填されたあと、円柱部材4が所定の方向へ半回転し、凹部Aまたは凹部Bが排出筒10の排出口10aと対面するように停止して、凹部Aまたは凹部Bに充填された原料2を枡計量装置1の下方である排出筒10へ流動させる。
図4は、本発明の第1の実施形態を説明するために、凹部Aに投入された原料が所定の量に正確に枡切りされる様子を示す説明図であり、(a)は最上点にある凹部Aに原料が投入される様子を示す断面図、(b)は凹部Aに収容された原料が枡切りされながら反時計方向に回転を始めた様子を示す断面図、そして(c)は凹部Aがさらに反時計方向に回転して、所定の量の原料が収容された凹部Aから原料が自然落下し始めた様子を示す断面図である。
また、図5は、図4に示す説明図の続きを説明するもので、凹部Bに投入された原料が所定の量に正確に枡切りされる様子を示す説明図であり、(a)は凹部Aが反時計方向に半回転した際に、凹部Bが最上点へ接近し、凹部Bに原料の一部が収容される様子を示す断面図、(b)は凹部Bが最上点で位置決め停止して原料が投入されている様子を示す断面図、そして(c)は凹部Bに収容された原料が枡切りされながら時計方向へ回転をしている様子を示す断面図である。
図4の(a)に示すように、凹部A4aaがホームポジションである最上点に位置決めされ、前工程の上方から投入された原料2が凹部A4aaに供給される。原料2は凹部Aの容積より多めに供給されるが枡切り部材5によって正確に枡計量されるので構わない。
図4の(b)に示すように、凹部A4aaが反時計方向に回転を始めると、凹部A4aaの容積内に入りきれない原料2が、枡切り部材5の端面5aによって枡切りされている。この枡切り部材5は、バネ6により下方である円柱部材4の円周表面4bへ付勢されているが、枡切り部材5が原料2に触れることで、枡切り部材5は原料2を枡切りすると共に上方へ押し上げられる。これによって、原料2を枡切りする際に原料2に余分の負荷を与えないようにすることができる。
図4の(c)に示すように、凹部A4aaがさらに反時計方向に回転をして、原料2は順次、凹部Aから空間部7へ落下して排出される。
図5の(a)に示すように、凹部A4aaが最下点に達する前に、凹部B4abが最上点へ接近する際に、凹部B4abにはすでに原料2の一部が収容されている。
図5の(b)に示すように、凹部A4aaが最下点に達すると、凹部B4abは最上点に達している。このとき、凹部B4abには原料2が投入されている。
図5の(c)に示すように、凹部B4abに収容された原料2は、枡切りされながら時計方向へ回転をしている。
このように、不定形で刻み状の固形原料が筒状の枡切り部材の中を通って凹部に供給されると、凹部を有する回転体である円柱部材が半回転または180°回動する際に、枡計量穴の凹部の容積からはみ出た原料が枡切り部材の端面で枡切りされて凹部の容積分の所定の量、定量に枡切りされた原料だけが次工程へ搬送される。なお、凹部を含む部材は交換可能に円柱部材に固定されているため、所定の容積を有する凹部を含む部材と交換することによって、適宜選択可能に所望の量だけの原料を次工程へ搬送することができる。
また、円柱部材の円周表面の周りにはカバー部材が円周表面との間に空間部を有して形成されているため、枡切り部材によって凹部に所定の量だけ充填された原料は一旦、枡切り部材を通過した後は、周辺の構成部品との摩擦や挟み込みなどを発生することなく、180°半回転した位置に設けられた排出口へ安全に移送できる。このように、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置を提供することができる。また、食品原料に限らず不定形で刻み状の食品以外の固形原料にも効果的である。また、不定形な被計量物としたが定形など形状の揃った粉粒原料にも効果的であるのは言うまでもない。
また、通常、排出筒は耐摩耗性のため金属材、特にステンレス材によって形成されているが、排出筒を樹脂で形成することで金属探知器を設けることができるため、排出筒内を流動する原料に金属異物が含まれた場合に金属探知器によって容易に検出することができ、食品など所定の量の経口原料を正確に安全に搬送する枡計量装置を提供することができる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置を備えた枡計量搬送システムを説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置を備えた枡計量搬送システムの全体概略を示し、枡計量装置の上流側に多品種搬送装置を備え、下流側に包装装置を備えた全体概略斜視図である。
図6に示すように、枡計量装置1を備えた枡計量搬送システム60は、不定形で刻み状の固形原料を収納するホッパ23と、このホッパ23の排出部23aに連結されて、回転しながら固形原料2を所定の量だけ、間欠的に切り出す切り出し筒24と、この切り出し筒24を回転させる回転手段25とを備えている。さらに切り出し筒24は、外筒24aと内筒24bを有し、内筒24bは、外筒24aに着脱自在に外嵌され、内筒24bの外周面24baが外筒24aの内周面24aaとの摩擦によって外筒24aと共に連れて回転する内筒24bであり、内筒24bから排出された固形原料2が自然落下して筒状部材3の入口部3aに投入される枡計量装置1と、この枡計量装置1から排出された固形原料2を自然混合させながら下方へ導き、下部に設けられた排出口36aから固形原料2を排出する排出シュート36と、この排出口36aを開閉する開閉蓋36bと、この開閉蓋36bの下方に設けられた包装装置40とを備えている。なお、この枡計量搬送システム60は、複数の枡計量装置1、1…に供給される原料2が複数の種類の原料A2a、原料B2b、原料C2c、原料D2dである。しかしながら、必ずしも複数の種類の原料に限るものではなく、用途によって適宜設定しても構わない。
また、枡計量装置1の上流側には切り出し筒24を備えた多品種搬送装置20が設けられているが、この多品種搬送装置20は、インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなど安全衛生を要する少なくとも食品原料や薬剤、健康食品などで用いられる粉粒・刻み状の経口可能な複数種類の経口用原料2(具材2a、2b、2c、2d)を各々収納する同一形状の複数のホッパ23、23…と、これらのホッパ23へ原料を補給する具材補給容器27、27…とを備え、これらの具材補給容器27が各々のホッパ23の上方に着脱自在に設けられている。また、この多品種搬送装置20は、ホッパ23の下部に設けられている各々の排出部23a、23a…にそれぞれ連結されて回転しながら経口用原料2…を切り出す切り出し筒24、24…と、これらの切り出し筒24の各々を回転させる各々設けられたモータ25aを備えた回転手段25、25…とを備えている。
これらの切り出し筒24やホッパ23などの機構は、原料の品種によって調節可能に各々が基板31A、31B、31C、31Dにそれぞれ載置されている。そして、各々の切り出し筒24の傾斜角や回転速度も、角度調節手段22、22…やモータ25a、25a…によって、原料の品種ごとに調節ができるようになっている。
また、枡計量装置1の下流側には、各々の枡計量装置1、1…から排出された各々の種類の原料2a、2b、2c、2dを自然混合させながら下方へ導く排出シュート36と、この排出シュート36の下部に設けられた排出口36aと、この排出口36aに設けられた開閉蓋36bとを備えており、所定の量の原料2が切り出され、排出シュート36で自然混合された具材2は、排出シュート36の下部に設けられた開閉蓋36bによって流れを遮断または開放され、排出シュート36の排出口36a付近で一旦貯留され、または所定に制御されたタイミングで間欠的に排出される。そして、この排出シュート36の下方には、包装装置40が設けられている。
この包装装置40は、帯状の包材41aを巻き取った繰り出しロール41と、この繰り出しロール41から下方へ引き出された帯状の包材41aの長手方向の中心線を基準にして2つ折りする包材折り曲げ部42を備え、この包材折り曲げ部42に設けられた折り曲げ用倣い型42aによってガイドされ2つ折りされた包材41aは、その幅方向の両端である開放側端部の包材内面同士が互いに重ね合わされている。2つ折りされた包材41aは横シール機構43aおよび縦シール機構43bで熱圧着されて、上端が開放された上端開放状小袋44aを形成している。さらに、この上端開放状小袋44aに具材2が充填されると上端が封止され、上端が封止された具材入り小袋44bが形成される。この上端開放状小袋44aと連結された具材入り小袋44bは、上端開放状小袋44aと具材入り小袋44bとの繋ぎ部である横シールカット位置で切断される。
また、包装装置40は、小袋形成部43、小袋搬送部45、および小袋分離部46を備えている。小袋形成部43は、2つ折りされた包材41aの水平方向である横方向をシールする横シール機構43aと、2つ折りされた包材41aの垂直方向である開放側端部の縦方向をシールする縦シール機構43bとを備えており、この横シール機構43aと縦シール機構43bには、クランプ開閉機構43cと、水平方向へスライドするスライド機構43dと、ヒータ43eが設けられて、加熱された横シール機構43aと縦シール機構43bによって、2つ折りされた包材41aは所定の位置が熱圧着される。
小袋搬送部45には、不図示の駆動手段を備えた2個の送りローラ45a、45aが設けられており、2つ折りされた包材41aを所定の距離だけ下方へ間欠的に送るように構成されている。
次に、小袋分離部46には、移動側のカッタ46aと固定側のカッタ46bが水平方向に互いに擦り合わせするように設けられている。これらの構成はこれに限るものではなく、連結された小袋を切り離すことができるものであれば他の構造でも構わない。また、共に移動型のカッタであっても構わない。そして、具材2が充填され上端が封止された具材入りの上端封止済小袋44bは、横シールカット位置で切断される。
さらに、小袋分離部46の下方には、ベルトコンベア47が配置され、分離された具材入り小袋44はベルトコンベア47上を略水平に搬送される。さらに、搬送途中ベルトコンベア47には、具材入り小袋44の重さをチェックするロードセル48aを備えた秤量チェック部48が設けられている。ここでは具材2が高精度に切り出されていることが秤量チェック部48によってチェックされ、この判定状態が切り出し筒の傾斜角や回転速度にフィードバックされて切り出し筒の傾斜角や回転速度が制御される。
このように、不定形で刻み状の固形原料2を収納するホッパ23の排出部に連結されて、回転をオンオフさせながら固形原料2を所定の量だけ、間欠的に切り出す切り出し筒24が設けられ、この切り出し筒24の内筒24bから排出された固形原料2を自然落下させながら枡計量装置1の入口部3aに投入され、所定の量に枡切りされた原料2が枡計量装置1から排出されて、例えば、単一原料または複数種類の原料2を自然混合させながら下方へ導いて排出シュート36から包装装置40に原料2を供給することができ、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置を備えた枡計量搬送システムを提供することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る枡計量装置1を備えた枡計量搬送システム60´を説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る枡計量装置を備えた枡計量搬送システムの全体概略を示し、枡計量装置の上流側に複数の切り出し搬送装置を備え、下流側にカップ麺の包装システムを備えた全体概略斜視図である。
第2の実施の形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態における枡計量装置1を備えた枡計量搬送システム60は、複数の枡計量装置1、1…に供給される原料2が複数の種類の原料を所定の量に枡計量して、その後、一緒に混ぜ合わせて包装袋に封止されているが、第2の実施形態における枡計量装置1を備えた枡計量搬送システム60´は、並列に設けられた複数の切り出し筒24、24…から同一の原料2が定量に切り出されてそれぞれの切り出し筒24、24…から枡計量装置1、1…に供給され、さらに、カップ麺用容器52に供給される点である。
図7に示すように、枡計量装置1を備えた枡計量搬送システム60´は、安全衛生を要する食品原料2からなる刻み状の経口用原料を収納するホッパ23、23…と、これらのホッパ23の排出部23a、23a…に連結されて、回転しながら経口用原料2を所定の量、間欠的に切り出す切り出し筒24、24…と、これらの切り出し筒24を回転させる回転手段25、25…とを備えている。そして、切り出し筒24は、外筒24aと内筒24bを有し、内筒24bは、外筒24aに着脱自在に外嵌され、内筒24bの外周面24baが外筒24aの内周面24aaとの摩擦によって外筒24aと共に連れて回転する内筒24bであり、内筒24bから排出された原料2がガイドホース21内を自然落下して筒状部材3の入口部3aに投入される枡計量装置1と、枡計量装置1、1…の排出筒10、10…の下方に設けられたカップ麺用容器52、52…のホルダーフレーム53、53…と、カップ麺用容器52の有無を検出するセンサー54とを備えている。このセンサー54がカップ麺用容器52の有りを検出することによって、不図示の制御手段によって枡計量装置1は原料2をカップ麺用容器に投入する。
また、枡計量装置1の上流側には切り出し筒24を備えた切り出し搬送装置20´が設けられており、この切り出し搬送装置20´は、インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなど安全衛生を要する少なくとも食品原料や薬剤、健康食品などで用いられる粉粒・刻み状の経口可能な具材2を収納する同一形状の複数のホッパ23、23…と、これらのホッパ23へ原料を補給する具材補給容器27、27…とを備え、これらの具材補給容器27が各々のホッパ23の上方に着脱自在に設けられている。また、この切り出し搬送装置20´は、ホッパ23の下部に設けられている各々の排出部23a、23a…にそれぞれ連結されて回転しながら原料2…を切り出す切り出し筒24、24…と、これらの切り出し筒24の各々を回転させる各々設けられたモータ25aを備えた回転手段25、25…とを備えている。
これらの切り出し筒24やホッパ23などの機構は、原料の品種によって調節可能に各々が基板31A、31B、31C、31Dに載置されている。そして、各々の切り出し筒24の傾斜角や回転速度は、角度調節手段22、22…やモータ25a、25a…によって、原料の品種ごとに調節ができるようになっている。
また、枡計量装置1の下流側には、各々の枡計量装置1、1…から排出された原料2、2…がカップ麺用容器52に供給される。このカップ麺用容器52はホルダーフレーム53にセットされて、チェーン駆動のカップ麺の包装システム50によって不図示の後工程へ順次移送される。
これによって、安全衛生を要する食品などの経口原料2からなる刻み状の原料2を収納するホッパ23の排出部23aに連結された切り出し筒24の内筒から経口原料2、2…がそれぞれ所定の量、間欠的に切り出されて、枡計量装置1、1…の入口部3a、3a…に投入され、所定の量の原料2が枡計量されて排出され、その排出筒10の下方に設けられたカップ麺用容器52に具材として正確に供給される。
このように、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置を備えた枡計量搬送システムを提供することができる。
以上、好ましい実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することのない範囲内において適宜変更が可能なものである。例えば、原料が流入される枡計量装置の上流側に多品種搬送装置や切り出し搬送装置を設け、下流側に包装装置やカップ麺の包装システムを設けているが、これらの装置に限るものではなく、枡計量装置を適用可能な各種装置であれば構わない。
本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置の概略を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置の概略を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を説明するための動作を示し、凹部Aと凹部Bが鉛直方向に位置する最上点と最下点との間を半回転する様子を示す説明図であり、(a)は凹部Aが最上点に位置決めされている様子を示す断面図、(b)は凹部Aが反時計方向に回転を始めた位置を示す断面図、(c)は凹部Aが反時計方向に180°回転した位置を示す断面図、(d)は凹部Aが反転して時計方向に戻り始めた位置を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態を説明するために、凹部Aに投入された原料が所定の量に正確に枡切りされる様子を示す説明図であり、(a)は最上点にある凹部Aに原料が投入される様子を示す断面図、(b)は凹部Aに収容された原料が枡切りされながら反時計方向に回転を始めた様子を示す断面図、(c)は凹部Aがさらに反時計方向に回転して、所定の量の原料が収容された凹部Aから原料が自然落下し始めた様子を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態を説明するために、図4に示す説明図の続きを説明するもので、凹部Bに投入された原料が所定の量に正確に枡切りされる様子を示す説明図であり、(a)は凹部Aが反時計方向に半回転した際に、凹部Bが最上点へ接近し、凹部Bに原料の一部が収容される様子を示す断面図、(b)は凹部Bが最上点で位置決め停止して原料が投入されている様子を示す断面図、(c)は凹部Bに収容された原料が枡切りされながら時計方向へ回転をしている様子を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る枡計量装置を備えた枡計量搬送システムの全体概略を示し、枡計量装置の上流側に多品種搬送装置を備え、下流側に包装装置を備えた全体概略斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る枡計量装置を備えた枡計量搬送システムの全体概略を示し、枡計量装置の上流側に複数の切り出し搬送装置を備え、下流側にカップ麺の包装システムを備えた全体概略斜視図である。 従来の実施形態を示す計量供給装置の正面断面図である。
本発明は、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどの不定形で刻み状の被計量物に対しても、正確に枡計量できる枡計量装置および枡計量装置を備えた枡計量搬送システムに適用される。
1 枡計量装置
2 原料、具材、固形原料、経口原料
2a、2b、2c、2d 原料A、原料B、原料C、原料D
3 筒状部材
3a 入口部
3b 投入口
4 円柱部材
4aa 凹部A、枡計量穴A
4aaa 開口領域
4ab 凹部B、枡計量穴B
4aba 開口領域
4b 円周表面
4c 中心軸
5 枡切り部材
5a 端面
6 付勢手段、バネ
7 空間部
8 カバー部材
9 駆動手段
9a 位置決め機構
10 排出筒
10a 排出口
10b 支持板
11 金属探知器
12 カップリング
13a ブラケット
13b ブラケット
13c 支柱
13d プレート
13e ボルト
13f ベース部
13g ボルト取付穴
13i ボルト
13h エアー供給排出部
14 金属異物
15 レベルセンサー
15a 上限用レベルセンサー
15b 下限用レベルセンサー
20 多品種搬送装置
20´ 切り出し搬送装置
21 ガイドホース
22 角度調節手段
23 ホッパ
23a 排出部
24 切り出し筒、パイプ
24a 外筒
24aa 内周面
24b 内筒
24ba 外周面
25 回転手段
25a モータ
26 伝達手段
26a、26b 平歯車
27 具材補給容器
28、29 ブラケット
29a 軸受
30 ブラケット
31A、31B、31C、31D 基板
36 排出シュート
36a 排出口
36b 開閉蓋
40 包装装置
41 繰り出しロール
41a 包材
41b 上端開放部
42 包材折り曲げ部
42a 折り曲げ用倣い型
43 小袋形成部
43a 横シール機構
43b 縦シール機構
43c クランプ開閉機構
43d スライド機構
43e ヒータ
44 具材入り小袋
44a 上端開放状小袋
44b 上端封止済小袋
45 小袋搬送部
45a 送りローラ
46 小袋分離部
46a 移動側のカッタ
46b 固定側のカッタ
47 ベルトコンベア
48 秤量チェック部
48a ロードセル
49 基板、共通フレーム
50 ホルダーフレーム搬送装置
52 カップ麺用容器
53 ホルダーフレーム
54 カップ麺用容器有無検出器
60、60´ 枡計量搬送システム

Claims (3)

  1. 不定形で刻み状の固形原料(2)を上方より受け入れる入口部(3a)と、前記原料を下方へ排出する投入口(3b)とを有する筒状部材(3)と、
    前記投入口の下方に設けられ、前記投入口に対面して位置決め可能で、前記原料を受け入れる凹部(4aa)を円周表面(4b)に少なくとも1つ設け、中心軸(4c)を水平方向に配置して設けられた円柱部材(4)と、
    前記凹部の開口領域(4aaa)よりも広い領域を有し、前記円周表面の形状に倣って形成された端面(5a)を備え、前記端面を前記円周表面の形状に倣って密着させると共に摺動可能に接触する円筒状の枡切り部材(5)と、
    前記端面を前記円周表面方向に押圧して接触させる付勢手段(6)と、
    前記円周表面との間に空間部(7)を有し、前記円周表面を覆うカバー部材(8)と、
    前記円柱部材の中心軸周りに、前記円柱部材を回転する駆動手段(9)と、
    前記凹部および前記空間部との間の少なくとも一方に存在する前記原料を排出口(10a)から下方へ排出する排出筒(10)と、
    前記投入口(3b)および前記排出口(10a)の少なくとも一方に対面した位置に前記凹部を停止させる位置決め機構(9a)と、
    を備えることを特徴とする計量装置(1)。
  2. 前記請求項1に記載の枡計量装置(1)を備えた枡計量搬送システム(60)であって、
    不定形で刻み状の固形原料を収納するホッパ(23)と、
    前記ホッパの排出部(23a)に連結されて、回転しながら前記固形原料(2)を所定の量だけ切り出す切り出し筒(24)と、
    前記切り出し筒を回転させる回転手段(25)と、を備え、
    前記切り出し筒は、外筒(24a)と内筒(24b)を有し、前記内筒は、前記外筒に着脱自在に外嵌され、前記内筒の外周面(24ba)が前記外筒の内周面(24aa)との摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する内筒であり、
    前記内筒から排出された前記固形原料が自然落下して前記筒状部材(3)の入口部(3a)に投入される枡計量装置(1)と、
    前記枡計量装置から排出された前記固形原料を自然混合させながら下方へ導き、下部に設けられた排出口(36a)から前記固形原料を排出する排出シュート(36)と、
    前記排出口を開閉自在に設けられた開閉蓋(36b)と、
    前記開閉蓋の下方に設けられた包装装置(40)と、
    を備えたことを特徴とする枡計量搬送システム(60)。
  3. 前記請求項1に記載の枡計量装置(1)を備えた枡計量搬送システム(60´)であって、
    安全衛生を要する食品原料からなる刻み状の経口用原料を収納するホッパ(23)と、
    前記ホッパの排出部(23a)に連結されて、回転しながら前記経口用原料(2)を所定の量だけ切り出す切り出し筒(24)と、
    前記切り出し筒を回転させる回転手段(25)と、を備え、
    前記切り出し筒は、外筒(24a)と内筒(24b)を有し、前記内筒は、前記外筒に着脱自在に外嵌され、前記内筒の外周面(24ba)が前記外筒の内周面(24aa)との摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する内筒であり、
    前記内筒から排出された前記経口用原料を自然落下させながら前記筒状部材(3)の入口部(3a)に投入する枡計量装置(1)と、
    前記枡計量装置の前記排出筒(10)の下方に設けられたカップ麺用容器(52)のホルダーフレーム(53)と、
    前記カップ麺用容器の有無を検出するセンサー(54)と、
    を備えたことを特徴とする枡計量搬送システム(60´)。
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