JP5850250B2 - コンクリート構造材、及びその施工方法 - Google Patents
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Description
繊維強化樹脂膜でコンクリート躯体が覆われているコンクリート構造材において、前記繊維強化樹脂膜には、前記コンクリート躯体側の一方の面側から他方の面側に貫通する膜開口が形成され、前記繊維強化樹脂膜と前記コンクリート躯体の表面との間に吸水材が配置され、該吸水材の一部が前記膜開口内に位置して外部に露出していることを特徴とする。
繊維強化樹脂膜でコンクリート躯体が覆われているコンクリート構造材の施工方法において、前記繊維強化樹脂膜を形成する繊維シートの一部を切断してシート開口を形成するシート開口形成工程と、前記コンクリート躯体の表面の一部に吸水材を配置する吸水材配置工程と、前記コンクリート躯体の表面及び前記吸水材上に、前記繊維強化樹脂膜を形成する樹脂を塗布する樹脂塗布工程と、前記樹脂が塗布された前記コンクリート躯体の表面に、前記コンクリート躯体の表面に配置された前記吸水材の一部が前記シート開口から臨めるよう、該シート開口が形成されている前記繊維シートを配置する繊維シート配置工程と、前記シート開口から臨める前記吸水材の一部上の前記樹脂を除去する樹脂除去工程と、を実行することを特徴とする。
Claims (9)
- 繊維強化樹脂膜でコンクリート躯体が覆われているコンクリート構造材において、
前記繊維強化樹脂膜には、前記コンクリート躯体側の一方の面側から他方の面側に貫通する膜開口が形成され、
前記繊維強化樹脂膜と前記コンクリート躯体の表面との間に吸水材が配置され、該吸水材の一部が前記膜開口内に位置して外部に露出している、
ことを特徴とするコンクリート構造材。 - 請求項1に記載のコンクリート構造材において、
前記繊維強化樹脂膜を形成する繊維シートには、前記膜開口の位置及び大きさに対応したシート開口が形成されている、
ことを特徴とするコンクリート構造材。 - 請求項1又は2に記載のコンクリート構造材において、
前記吸水材の表面で、前記繊維強化樹脂膜で覆われる部分は、前記繊維強化樹脂膜を形成する樹脂の該吸水材への含侵を防ぐ含侵防止シートで覆われている、
ことを特徴とするコンクリート構造材。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のコンクリート構造材において、
前記繊維強化樹脂膜を形成する繊維シートは、炭素繊維シートである、
ことを特徴とするコンクリート構造材。 - 繊維強化樹脂膜でコンクリート躯体が覆われているコンクリート構造材の施工方法において、
前記繊維強化樹脂膜を形成する繊維シートの一部を切断してシート開口を形成するシート開口形成工程と、
前記コンクリート躯体の表面の一部に吸水材を配置する吸水材配置工程と、
前記コンクリート躯体の表面及び前記吸水材上に、前記繊維強化樹脂膜を形成する樹脂を塗布する樹脂塗布工程と、
前記樹脂が塗布された前記コンクリート躯体の表面に、前記コンクリート躯体の表面に配置された前記吸水材の一部が前記シート開口から臨めるよう、該シート開口が形成されている前記繊維シートを配置する繊維シート配置工程と、
前記シート開口から臨める前記吸水材の一部上の前記樹脂を除去する樹脂除去工程と、
を実行することを特徴とするコンクリート構造材の施工方法 - 請求項5に記載のコンクリート構造材の施工方法において、
前記吸水材の表面で前記コンクリート躯体の表面と対向していない部分は、前記樹脂の該吸水材への含侵を防ぐ含侵防止シートで覆われており、
前記繊維シート配置工程後であって、前記樹脂が完全硬化する前に、前記吸水材を覆っている前記含侵防止シートのうちで、前記シート開口から臨める部分を除去することで、前記樹脂除去工程を実行して、該吸水材の一部を露出させる、
ことを特徴とするコンクリート構造材の施工方法。 - 請求項5又は6に記載のコンクリート構造材の施工方法において、
前記シート開口形成工程では、前記繊維シートの表面であって前記シート開口の縁になる位置に沿って粘着テープを貼り付け、該粘着テープと共に該繊維シートを切断する、
ことを特徴とするコンクリート構造材の施工方法。 - 請求項7に記載のコンクリート構造材の施工方法において、
前記繊維シート配置工程後であって、前記樹脂が完全硬化する前に、前記シート開口形成工程で前記繊維シートを切断して、前記繊維シートの前記シート開口の外側に残った前記粘着テープを除去する、
ことを特徴とするコンクリート構造材の施工方法。 - 請求項5から8のいずれか一項に記載のコンクリート構造材の施工方法において、
前記繊維シートは、炭素繊維シートである、
ことを特徴とするコンクリート構造材の施工方法。
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