JP5849911B2 - 通信システムおよび光伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムおよび光伝送装置に関し、例えば、光伝送装置間の通信において冗長性を実現する通信システムおよびその光伝送装置に適用して有効な技術に関する。
例えば、特許文献1には、送信信号をカプラによって2分配すると共に、その各送信信号を2枚のカードを介して伝送する送信部と、各伝送信号を2枚のカードを介して受信すると共に、その各受信信号をカプラによって合成する受信部とを備えたシステムが示されている。受信部では、2枚のカード間で受信信号の品質が比較され、品質が良い方のカードが選択される。
米国特許第7701847号明細書
例えば、企業の通信ネットワーク等では、企業内の例えば数十km以上離れた拠点間で大量のデータを送受信する場合がある。特に、このような通信ネットワークでは、通信帯域の拡大と共に通信の長距離化対応などが求められる。このような要求を満たすため、例えば、企業内の各拠点に光伝送装置と呼ばれる装置を設置し、各光伝送装置間を長距離の光ファイバケーブルで接続するような技術が知られている。
このような通信ネットワークでは、コスト等の面から光伝送装置間を接続する光ファイバケーブルの本数が限られてくるため、光伝送装置では、光ファイバケーブル毎の通信帯域を拡大する技術が進んでいる。その一方で、長距離の光ファイバケーブルを用いた場合、当該ケーブル上で障害が生じる可能性が高くなる。その結果、このような障害が生じた場合の被害は大きなものとなる。
本発明は、このようなことを鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、耐障害性の向上を実現可能な通信システムおよび光伝送装置を提供することにある。本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態の概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本実施の形態による通信システムは、第1〜第4ラインカードと、第1〜第4通信回線と、第1および第2スイッチ装置と、第1〜第4カプラと、第1および第2バックプレーンを備える。第1〜第4ラインカードのそれぞれは、ユーザポートおよび伝送ポートを備える。第1通信回線は、第1ラインカードから第3ラインカードに向けた送信信号を伝送し、第3通信回線は、その逆方向の送信信号を伝送する。第2通信回線は、第2ラインカードから第4ラインカードに向けた送信信号を伝送し、第4通信回線は、その逆方向の送信信号を伝送する。第1カプラは、第1スイッチ装置からの送信信号を2分配し、第1および第2ラインカードのユーザポートにそれぞれ送信し、第3カプラは、第2スイッチ装置からの送信信号を2分配し、第3および第4ラインカードのユーザポートにそれぞれ送信する。第2カプラは、第1および第2ラインカードのユーザポートからの送信信号を合成して第1スイッチ装置に送信し、第4カプラは、第3および第4ラインカードのユーザポートからの送信信号を合成して第2スイッチ装置に送信する。第1バックプレーンは、第1および第2ラインカードが装着され、第1および第2ラインカード間の通信経路を持ち、第2バックプレーンは、第3および第4ラインカードが装着され、第3および第4ラインカード間の通信経路を持つ。ここで、正常動作の場合、第1および第3ラインカードはユーザポート内の送信ポートをオープン状態に設定し、第2および第4ラインカードはユーザポート内の送信ポートを遮断状態に設定する。一方、第1ラインカードからの第1通信回線を介した通信経路に障害が生じた場合、第3ラインカードは、伝送ポート内の受信ポートを介して障害を検出したのち、ユーザポート内の送信ポートをオープン状態から遮断状態に変更すると共に第4ラインカードに向けて第2バックプレーンを介して当該障害検出に伴う障害有りの情報を通知する。第4ラインカードは、当該障害有りの情報を受けてユーザポート内の送信ポートを遮断状態からオープン状態に変更する。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態によって得られる効果を簡単に説明すると、耐障害性の向上が実現可能になる。
本発明の一実施の形態による通信システムにおいて、その構成の一例を示す概略図である。 図1の通信システムにおける概略的な構造例を示す外観図である。 図1の通信システムにおいて、障害が無い場合の動作例を示す説明図である。 図1の通信システムにおいて、障害が発生した場合の動作例を示す説明図である。 図1の通信システムにおいて、障害が発生した場合に図4に加えて行われる動作例を示す説明図である。 図1の通信システムにおいて、図4および図5の障害から復旧した際の動作例を示す説明図である。 図1の通信システムにおいて、その各ラインカードの主要部の概略構成例を示すブロック図である。 図1の通信システムにおいて、図3〜図6に伴う詳細な処理手順の一例を示すシーケンス図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
《通信システムの概略構成》
図1は、本発明の一実施の形態による通信システムにおいて、その構成の一例を示す概略図である。図1に示す通信システムは、スイッチ装置(第1および第2スイッチ装置)SW1,SW2と、光伝送装置MC1,MC2と、カプラCPL1t,CPL1r,CPL2t,CPL2rと、複数の通信回線LNを備えている。MC1はラインカード(第1および第2ラインカード)LCm1,LCs1を含み、MC2はラインカード(第3および第4ラインカード)LCm2,LCs2を含む。LCm1はユーザポートUPm1と伝送ポートHPm1を備え、LCs1もユーザポートUPs1と伝送ポートHPs1を備える。同様に、LCm2,LCs2は、それぞれ、ユーザポートUPm2,UPs2と伝送ポートHPm2,HPs2を備える。各ユーザポートUPは送信ポートTXuと受信ポートRXuを含み、各伝送ポートHPは送信ポートTXhと受信ポートRXhを含む。
ラインカードLCm1の伝送ポートHPm1は、ラインカードLCm2の伝送ポートHPm2との間で例えば光ファイバケーブルで構成される通信回線(第1および第3通信回線)LNa1,LNa2を介して接続される。具体的には、HPm1内の送信ポートTXhとHPm2内の受信ポートRXhとの間がLNa1で接続され、HPm1内の受信ポートRXhとHPm2内の送信ポートTXhとの間がLNa2で接続される。同様に、ラインカードLCs1の伝送ポートHPs1は、ラインカードLCs2の伝送ポートHPs2との間で例えば光ファイバケーブルで構成される通信回線(第2および第4通信回線)LNb1,LNb2を介して接続される。
スイッチ装置SW1,SW2は、それぞれ、例えば図示しない複数の端末等が適宜接続されるLANスイッチ(L2スイッチ)等であり、光伝送装置向けの送信ポートTXと受信ポートRXを備えている。SW1における1個の送信ポートTXからの送信信号は、例えば光カプラとなるカプラ(第1カプラ)CPL1tを介して2分配される。当該2分配された送信信号は、それぞれ、通信回線(例えば光ファイバケーブル)LNt11,LNt12を介してラインカードLCm1,LCs1のユーザポートUPm1,UPs1に入力される。具体的には、CPL1tによる送信信号の一方はLNt11を介してUPm1内の受信ポートRXuに入力され、当該送信信号の他方はLNt12を介してUPs1内の受信ポートRXuに入力される。
一方、ラインカードLCm1,LCs1のユーザポートUPm1,UPs1からの各送信信号は、それぞれ、通信回線(例えば光ファイバケーブル)LNr11,LNr12を介して例えば光カプラとなるカプラ(第2カプラ)CPL1rに入力される。具体的には、UPm1内の送信ポートTXuからの送信信号はLNr11を介してCPL1rに入力され、UPs1内の送信ポートTXuからの送信信号もLNr12を介してCPL1rに入力される。CPL1rは、当該入力された各送信信号を合成し、それをスイッチ装置SW1における1個の受信ポートRXに向けて送信する。
同様に、スイッチ装置SW2における1個の送信ポートTXからの送信信号は、例えば光カプラとなるカプラ(第3カプラ)CPL2tを介して2分配され、それぞれ、通信回線(例えば光ファイバケーブル)LNt21,LNt22を介してラインカードLCm2,LCs2のユーザポートUPm2,UPs2に入力される。一方、その反対方向となるLCm2,LCs2のUPm2,UPs2からの各送信信号は、それぞれ、通信回線(例えば光ファイバケーブル)LNr21,LNr22を介して例えば光カプラとなるカプラ(第4カプラ)CPL2rに入力される。CPL2rは、当該入力された各送信信号を合成し、それをSW2における1個の受信ポートRXに向けて送信する。
図2は、図1の通信システムにおける概略的な構造例を示す外観図である。図2に示すように光伝送装置MC1,MC2のそれぞれは、所謂シャーシ型の構造を備えている。シャーシ型のMC1は、複数のスロットSLTが設置され、配線基板等で構成されるバックプレーン(第1バックプレーン)BP1と、各SLTに対して適宜装着されるラインカードLCm1,LCs1とを備え、これらが図示しない同一筐体内に格納される構造をもつ。BP1は、各ラインカードLCm1,LCs1間の通信経路を持ち、当該通信経路は、ここではBP1上で各スロットSLT間を接続する制御信号線CSで実現される。同様に、シャーシ型のMC2も、配線基板等で構成されるバックプレーン(第2バックプレーン)BP2と、その各SLTに対して適宜装着されるラインカードLCm2,LCs2と備え、これらが同一筐体内に格納される構造をもつ。BP2は、各ラインカードLCm2,LCs2間の通信経路を持ち、当該通信経路は、ここではBP2上で各スロットSLT間を接続する制御信号線CSで実現される。
図2では、ラインカードLCm1の伝送ポートHPm1とラインカードLCm2の伝送ポートHPm2との間は、図1のLNa1,LNa2を含む通信回線(例えば2芯構造の光ファイバケーブル)LNaで接続される。同様に、ラインカードLCs1の伝送ポートHPs1とラインカードLCs2の伝送ポートHPs2との間も、図1のLNb1,LNb2を含む通信回線(例えば2芯構造の光ファイバケーブル)LNbで接続される。LNa,LNbのそれぞれは、特に限定はされないが、例えば数十km以上の長さを持つ。また、図2のカプラCPL1は、実際には、図1のように、2個のカプラCPL1t,CPL1rを含んでおり、同様に、図2のカプラCPL2も、実際には2個のカプラCPL2t,CPL2rを含んでいる。
このような通信システムでは、前述したように数十km以上にも達する長距離の通信回線が用いられるため、当該通信回線上に障害が生じる可能性が高くなる。そこで、本実施の形態の通信システムでは、スイッチ装置SW1とスイッチ装置SW2との間の通信回線がカプラCPL1,CPL2を利用して2系統(通信回線LNaとLNb)設けられ、詳細は後述するが、その一方を他方に障害が生じた際の予備回線として使用できる構成となっている。
《通信システムの概略動作(障害無し時)》
図3は、図1の通信システムにおいて、障害が無い場合の動作例を示す説明図である。図3に示すように、通信システムに障害が無い場合には、例えば、光伝送装置MC1内の一方のラインカードLCs1と、これに対向する光伝送装置MC2内の一方のラインカードLCs2において、ユーザポートUPs1,UPs2内の送信ポートTXuが共に遮断状態に設定されている。その結果、スイッチ装置SW1とスイッチ装置SW2との間の通信は、実効的に、MC1内の他方のラインカードLCm1と、これに対向するMC2内の他方のラインカードLCm2を介して行われる。
すなわち、スイッチ装置SW1の送信ポートTXからの送信信号は、カプラCPL1tを介して2分配されたのち、ラインカードLCm1,LCs1の両方からラインカードLCm2,LCs2の両方に向けて送信されるが、LCm2の送信ポートTXuがオープン状態であるのに対してLCs2のTXuは遮断状態となっている。オープン状態(又は有効状態)では、信号(フレーム、パケット等)の通過が許可され、遮断状態(又は無効状態)では信号の通過が遮断される。そのため、カプラCPL2rの入力はLCm2のTXu側のみから行われ、その結果、スイッチ装置SW2の受信ポートRXに対して送信信号を正常に伝送することができる。同様に、SW2のTXからの送信信号は、カプラCPL2tを介して2分配されたのち、LCm2,LCs2の両方からLCm1,LCs1の両方に向けて送信されるが、LCm1のTXuがオープン状態であるのに対してLCs1のTXuは遮断状態となっている。そのため、カプラCPL1rの入力はLCm1のTXu側のみから行われ、その結果、SW1のRXに対して送信信号を正常に伝送することができる。
《通信システムの概略動作(障害発生時)》
図4は、図1の通信システムにおいて、障害が発生した場合の動作例を示す説明図である。図4では、ラインカードLCm1の伝送ポートHPm1からラインカードLCm2の伝送ポートHPm2に向けた送信経路(通信回線LNa1)に障害が生じた場合を例として、その際の動作例が示されている。この場合、まず、LCm2は、受信ポートRXhでの受信レベルの低下等によって当該障害が生じたことを検出し、当該障害検出に伴う障害有りの情報を図2のバックプレーンBP2上の制御信号線CSを介してラインカードLCs2に通知する(ステップS10(第1処理))。また、LCm2は、当該障害の検出を受けて、ユーザポートUPm2内の送信ポートTXuをオープン状態(有効状態)から遮断状態(無効状態)に変更する(ステップS11(第1処理))。
次いで、ラインカードLCs2は、ステップS10における障害有りの情報を受けて、ユーザポートUPs2内の送信ポートTXuを遮断状態からオープン状態に変更する(ステップS12(第2処理))。その結果、スイッチ装置SW1の送信ポートTXからの送信信号は、ラインカードLCm1、通信回線LNa1、およびラインカードLCm2を介する経路の代わりに、ラインカードLCs1、通信回線LNb1、およびラインカードLCs2を介する経路を用いてスイッチ装置SW2の受信ポートRXに伝送される。これにより、耐障害性を向上させることが可能になる。また、この際に、光伝送装置MC1,MC2として特にシャーシ型の構造を用いることで、前述したステップS10における各ラインカード間での障害有りの情報の通知を早期に行うことができるため、障害発生に伴う経路切り替えを高速に行うことが可能になる。
図5は、図1の通信システムにおいて、障害が発生した場合に図4に加えて行われる動作例を示す説明図である。前述した図4の動作例を用いることで、スイッチ装置SW1からスイッチ装置SW2に向けた送信は、ラインカードLCs1,LCs2側で行うことができ、逆にSW2からSW1に向けた送信は、ラインカードLCm1,LCm2側で行うことができるため、SW1とSW2の間で送受信経路を確保することが可能になる。ただし、前述した図2において、通信回線LNaと通信回線LNbは、長さが異なる場合がある。これは、耐障害性をより高めるためには、LNaとLNbを異なる環境下に設置した方が望ましいためである。そうすると、図4の動作例のみでは、SW1からSW2に向けた通信経路とその逆方向の通信経路とでレイテンシが異なる場合が生じ得るため、例えばシステム全体のタイミング設計等に悪影響を及ぼす恐れがある。
そこで、図5に示すように、ラインカードLCm2は、通信回線LNa1の障害を検出した場合、当該障害検出に伴う障害有りの情報を伝送ポートHPm2内の送信ポートTXhを介してラインカードLCm1に向けて通知する(ステップS14(第3処理))。LCm1は、通知された障害有りの情報を更に図2のバックプレーンBP1上の制御信号線CSを介してラインカードLCs1に通知する(ステップS15(第4処理))。また、LCm1は、ステップS14での障害有りの情報を受けて、ユーザポートUPm1内の送信ポートTXuをオープン状態から遮断状態に変更する(ステップS16(第4処理))。一方、LCs1は、ステップS15での障害有りの情報を受けて、ユーザポートUPs1内の送信ポートTXuを遮断状態からオープン状態に変更する(ステップS17(第5処理))。
その結果、スイッチ装置SW2の送信ポートTXからの送信信号は、ラインカードLCm2、通信回線LNa2、およびラインカードLCm1を介する経路の代わりに、ラインカードLCs2、通信回線LNb2、およびラインカードLCs1を介する経路を用いてスイッチ装置SW1の受信ポートRXに伝送される。すなわち、SW1からSW2に向けた通信に加えてその逆方向となるSW2からSW1に向けた通信もLCs1,LCs2側の通信回線LNb1,LNb2(図2のLNb)を介して行われる。これにより、前述したレイテンシの問題を解決でき、耐障害性の更なる向上が図れる。また、この際にも、光伝送装置MC1,MC2として特にシャーシ型の構造を用いることで、前述したステップS15における各ラインカード間での障害有りの情報の通知を早期に行うことができるため、障害発生に伴う経路切り替えを高速に行うことが可能になる。
《通信システムの概略動作(障害復旧時)》
図6は、図1の通信システムにおいて、図4および図5の障害から復旧した際の動作例を示す説明図である。図6においては、通信回線LNa1が図4および図5に示した障害から復旧している。ここで、例えば、ラインカードLCm1,LCm2側をマスタカードとし、ラインカードLCs1,LCs2側をスタンバイカード(予備用カード)とした場合、LNa1の復旧を受けて、再び図3に示したようなマスタカード側を用いた通信に切り替えてもよい。ただし、この場合、当該切り替えに伴いスイッチ装置SW1とスイッチ装置SW2との間で一時的に通信を行えない期間が生じ得る。そこで、このような事態を防止するため、本実施の形態では、図6に示すように、LNa1が復旧した場合でも、スタンバイカード側を用いて通信を継続する。その後、例えば、スタンバイカード側の通信経路に障害が生じた場合や、通信システムを再起動したような場合等では、再びマスタカード側の通信経路が用いられることになる。
《ラインカードの主要部の概略構成》
図7は、図1の通信システムにおいて、その各ラインカードの主要部の概略構成例を示すブロック図である。図7に示すラインカードLCは、光伝送装置が備える一般的な機能に加えて、状態制御部SCTL、監視部MONI、ヘッダ解析部HDA、およびヘッダ生成部HDG等を備えている。光伝送装置の一般的な機能としては、代表的には、伝送ポートHP(または加えてユーザポートUP)で送受信される光信号とラインカード内部で用いる電気信号との間の変換機能や、クロック・データ再生(CDR)機能等が挙げられる。更に、光伝送装置が備える一般的な機能として、ユーザポートUP内の受信ポートRXuからの信号に対して所定の通信プロトコル処理を行ったのち伝送ポートHP内の送信ポートTXhから送信し、HP内の受信ポートRXhからの信号に対して所定の通信プロトコル処理を行ったのちUP内の送信ポートTXuから送信する機能等が挙げられる。所定の通信プロトコル処理としては、代表的には、例えば、8B/10Bや64B/66B等の符号化/復号化処理や、FEC(Forward Error Correction)等のエラー検出・訂正処理などが挙げられる。
監視部MONIおよび状態制御部SCTLは、第1処理部として機能する。監視部MONIは、伝送ポートHP内の受信ポートRXhにおける受信信号を監視し、例えば、LOS(Loss Of Signal)検出機能等を用いて、受信した光強度のレベルが規定の範囲外であるなどの障害を検出した場合(すなわち対向装置の送信経路に障害が有る場合)、状態制御部SCTLに障害有りの情報を通知する。なお、障害の検出方法は、例えば、CDR機能に伴うクロック再生のエラーを検出する方法や、BER(Bit Error Rate)を監視する方法など様々な方法が挙げられる。状態制御部SCTLは、監視部MONIから障害有りの情報が通知された場合、図4に示したように、ユーザポートUP内の送信ポートTXuを遮断状態に設定し、更に、制御信号線CSを介して別のラインカードに当該障害有りの情報を通知する。
また、状態制御部SCTLは、第2処理部として機能する。SCTLは、別のラインカードから制御信号線CSを介して障害有りの情報が通知された場合には、図4に示したようにユーザポートUP内の送信ポートTXuをオープン状態に設定する。
また、監視部MONI、ヘッダ生成部HDGおよび状態制御部SCTLは、第3処理部として機能する。SCTLは、前述したようにMONIから障害有りの情報が通知された場合、HDGに対して通知を行う。HDGは、送信フレーム(例えばOTN(Optical Transport Network)フレーム等)のヘッダに障害有りの情報を付加し、図5に示したように、当該フレームを伝送ポートHP内の送信ポートTXhを介して送信する。
さらに、ヘッダ解析部HDAおよび状態制御部SCTLは、第4処理部として機能する。ヘッダ解析部HDAは、伝送ポートHP内の受信ポートRXhで受信したフレーム内のヘッダを解析し、ヘッダ内に障害有りの情報が含まれる場合(すなわち自装置の送信経路に障害が有る場合)、SCTLに当該障害有りの情報を通知する。SCTLは、ヘッダ解析部HDAから障害有りの情報が通知された場合、図5に示したように、ユーザポートUP内の送信ポートTXuを遮断状態に設定し、更に、制御信号線CSを介して別のラインカードに当該障害の通知を行う。
《通信システムの詳細動作》
図8は、図1の通信システムにおいて、図3〜図6に伴う詳細な処理手順の一例を示すシーケンス図である。図8に示すように、この例では、各ラインカードLCm1,LCm2,LCs1,LCs2は、図示しない初期状態に加えて4個の内部状態(マスタ状態MSTR、スタンバイ状態STBY、マスタ準備状態RDY_MSTR、フォルト状態FLT)を持つものとする。各内部状態は、例えば図7の状態制御部SCTLによって切り替えられる。
マスタ状態MSTRは、自身の送受信動作に障害が無く、図4等のユーザポートUP内の送信ポートTXuをオープン状態に設定している状態である。スタンバイ状態STBYは、障害発生時の予備として待機している状態であり、自身の送受信動作には障害は無いが、図4等のユーザポートUP内の送信ポートTXuを遮断状態に設定している状態である。マスタ準備状態RDY_MSTRは、STBYからMSTRに遷移する準備過程の状態であり、同一筐体内の2枚のラインカード(例えばLCm1,LCs1)が共にMSTRとなる期間を排除するために設けられる状態である。フォルト状態FLTは、自身の送受信動作の少なくともいずれか一方に障害が生じている状態であり、UP内のTXuを遮断状態に設定している状態である。
図8では、まず、初期状態(起動状態)を経て、ラインカードLCm1,LCm2はマスタ状態MSTRに設定され、ラインカードLCs1,LCs2はスタンバイ状態STBYに設定される。MSTRであるLCm1は、バックプレーン(図2のBP1)を介してLCs1に向けて定期的にアクティブ信号SACT1を送信し、LCs1に対して自身がMSTRとして動作することを通知する。同様に、MSTRであるLCm2も、バックプレーン(図2のBP2)を介してLCs2に向けて定期的にアクティブ信号SACT2を送信し、LCs2に対して自身がMSTRとして動作することを通知する。
ここで、図4に示したように、ラインカードLCm2によって障害が検出された場合、図8に示すように、LCm2はフォルト状態FLTに遷移する。これによって、図4に示したように、LCm2のユーザポートUPm2内の送信ポートTXuが遮断状態に設定される。また、LCm2は、FLTに遷移したのち、対向するラインカードLCm1に向けて通信回線(図4等のLNa2)を介して障害有りの情報(LCm1からLCm2に向けた通信経路に障害が有ることを示す情報)を含むフレーム(例えばOTNフレーム等)FFLTを送信する。さらに、LCm2は、同一筐体内のラインカードLCs2に向けてバックプレーン(図2のBP2)を介してフォルト信号(障害有りの情報)SFLT1を送信する。
フォルト信号SFLT1を受けたラインカードLCs2は、マスタ準備状態RDY_MSTRに遷移する。RDY_MSTRであるLCs2は、同一筐体内のラインカードLCm2に向けてアクティブ信号SACT3を送信し、LCm2に対して自身がMSTRとして動作することを通知する。そして、RDY_MSTRであるLCs2は、LCm2から所定の期間内にアクティブ信号を受けない限り、タイムアウトによってマスタ状態MSTRに遷移する。これによって、図4に示したように、LCs2のユーザポートUPs2内の送信ポートTXuがオープン状態に設定される。
一方、前述したように、フォルト状態FLTのラインカードLCm2から障害有りの情報を含むフレームFFLTを受けたラインカードLCm1は、図8に示すように、FLTに遷移する。これによって、図5に示したように、LCm1のユーザポートUPm1内の送信ポートTXuが遮断状態に設定される。FLTとなったLCm1は、同一筐体内のラインカードLCs1に向けてバックプレーン(図2のBP1)を介してフォルト信号(障害有りの情報)SFLT2を送信する。
フォルト信号SFLT2を受けたラインカードLCs1は、マスタ準備状態RDY_MSTRに遷移する。RDY_MSTRであるLCs1は、同一筐体内のラインカードLCm1に向けてアクティブ信号SACT4を送信し、LCm1に対して自身がMSTRとして動作することを通知する。そして、RDY_MSTRであるLCs1は、LCm1から所定の期間内にアクティブ信号を受けない限り、タイムアウトによってマスタ状態MSTRに遷移する。これによって、図5に示したように、LCs1のユーザポートUPs1内の送信ポートTXuがオープン状態に設定される。
なお、フォルト状態FLTのラインカードLCm2は、伝送ポートHPm2内の受信ポートRXhを介して障害からの復旧を検出した場合、スタンバイ状態STBYに遷移する。STBYとなったLCm2は、対向するラインカードLCm1に向けて通信回線(図4等のLNa2)を介して障害無しの情報を含むフレーム(例えばOTNフレーム等)FNFLTを送信する。FNFLTを受けたLCm1は、FLTからSTBYに遷移する。
このように、図1の通信システムを用いて、図8のような処理を行うことで、比較的容易に耐障害性を向上させることが可能になる。すなわち、図1に示したようなカプラCPL1t,CPL1r,CPL2t,CPL2rを設けることと、シャーシ型の光伝送装置に対して例えば図7のような機能を持たせて例えば図8のような動作を行わせればよく、図7のような機能もある程度は既存の機能を流用して実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、前述した実施の形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、図7および図8では、対向するラインカードに向けてフレームのヘッダを用いて障害を通知する例を示したが、特に、これに限定されるものではなく、別の方法を用いてもよい。例えば、フレーム間に独自の信号を埋め込んで通知するような方法を用いることも可能である。すなわち、所謂インバンド管理と呼ばれる各種機能を用いれば様々な方法で実現可能である。また、図4等では、通信回線LNa1自体に障害が生じた場合を想定したが、必ずしも通信回線自体に限定されるものではなく、その両端となる送信ポートTXhや受信ポートRXhの障害を含めた長距離通信経路に障害が生じた場合に、同様にして別の長距離通信経路を確保することが可能となる。
さらに、図1等では、対向するラインカード(例えばLCm1とLCm2)間で、例えば2芯の光ファイバケーブルを用いて各芯毎に片方向通信を行うような例を示したが、場合によっては、例えば、波長分割(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術により1芯の光ファイバケーブルを用いて双方向通信を行うような場合にも適用可能である。この場合、例えば、光ファイバケーブル自体の障害ではなく、送信ポート(実際にはレーザダイオード等の送信系回路の出力ノードに相当)や受信ポート(実際にはフォトダイオード等の受信系回路の入力ノードに相当)の一方に障害が生じたような際に、本実施の形態と同様な方式を適用可能である。すなわち、図4および図5の場合と同様に、当該1芯の光ファイバケーブルを片方向通信用として使用すればよい。
BP バックプレーン
CPL カプラ
CS 制御信号線
FLT フォルト状態
HDA ヘッダ解析部
HDG ヘッダ生成部
HP 伝送ポート
LC ラインカード
LN 通信回線
MC 光伝送装置
MONI 監視部
MSTR マスタ状態
RDY_MSTR マスタ準備状態
RX 受信ポート
SCTL 状態制御部
SLT スロット
STBY スタンバイ状態
SW スイッチ装置
TX 送信ポート
UP ユーザポート

Claims (3)

  1. それぞれ、ユーザポートおよび伝送ポートを備える第1〜第4ラインカードと、
    前記第1ラインカードと前記第3ラインカードの前記伝送ポート間を接続し、前記第1ラインカードから前記第3ラインカードに向けた送信信号を伝送する第1通信回線、ならびにその逆方向の送信信号を伝送する第3通信回線と、
    前記第2ラインカードと前記第4ラインカードの前記伝送ポート間を接続し、前記第2ラインカードから前記第4ラインカードに向けた送信信号を伝送する第2通信回線、ならびにその逆方向の送信信号を伝送する第4通信回線と、
    第1および第2スイッチ装置と、
    前記第1スイッチ装置からの送信信号を2分配し、前記第1および第2ラインカードの前記ユーザポート内の受信ポートにそれぞれ送信する第1カプラと、
    前記第1および第2ラインカードの前記ユーザポート内の送信ポートからの送信信号を合成し、前記第1スイッチ装置に送信する第2カプラと、
    前記第2スイッチ装置からの送信信号を2分配し、前記第3および第4ラインカードの前記ユーザポート内の受信ポートにそれぞれ送信する第3カプラと、
    前記第3および第4ラインカードの前記ユーザポート内の送信ポートからの送信信号を合成し、前記第2スイッチ装置に送信する第4カプラと、
    前記第1および第2ラインカードが装着され、前記第1および第2ラインカード間の通信経路を持つ第1バックプレーンと、
    前記第3および第4ラインカードが装着され、前記第3および第4ラインカード間の通信経路を持つ第2バックプレーンとを備え、
    正常動作の場合、前記第1および第3ラインカードは前記ユーザポート内の送信ポートをオープン状態に設定し、前記第2および第4ラインカードは前記ユーザポート内の送信ポートを遮断状態に設定し、
    前記第1ラインカードからの前記第1通信回線を介した通信経路に障害が生じた場合、前記第3ラインカードは、前記伝送ポート内の受信ポートを介して前記障害を検出したのち、前記ユーザポート内の送信ポートをオープン状態から遮断状態に変更すると共に前記第4ラインカードに向けて前記第2バックプレーンを介して前記障害検出に伴う障害有りの情報を通知する第1処理と、前記伝送ポート内の送信ポートおよび前記第3通信回線を介して前記第1ラインカードに向けて前記障害有りの情報を通知する第3処理とを実行し、前記第4ラインカードは、前記障害有りの情報を受けて前記ユーザポート内の送信ポートを遮断状態からオープン状態に変更する第2処理を実行し、前記第1ラインカードは、前記障害有りの情報を受けて前記ユーザポート内の送信ポートをオープン状態から遮断状態に変更すると共に前記第2ラインカードに向けて前記第1バックプレーンを介して前記障害有りの情報を通知する第4処理を実行し、前記第2ラインカードは、前記障害有りの情報を受けて前記ユーザポート内の送信ポートを遮断状態からオープン状態に変更する第5処理を実行する通信システム。
  2. 請求項記載の通信システムにおいて、
    前記第1〜第5処理が行われたのち、前記第1ラインカードからの前記第1通信回線を介した通信経路の障害が復旧した場合、前記第3ラインカードは、前記伝送ポート内の受信ポートを介して前記復旧を検出したのち、前記伝送ポート内の送信ポートおよび前記第3通信回線を介して前記第1ラインカードに向けて前記復旧検出に伴う障害無しの情報を通知し、前記第1〜第4ラインカードは、前記第1〜第5処理で設定した前記ユーザポート内の送信ポートの状態を維持する通信システム。
  3. それぞれ、ユーザポートおよび伝送ポートを備える第1および第2ラインカードと、
    前記第1および第2ラインカードが装着され、前記第1および第2ラインカード間の通信経路を持つバックプレーンとを備え、
    前記第1および第2ラインカードにおける前記ユーザポート内の送信ポートは、2個の入力を合成するカプラの入力に対してそれぞれ送信を行い、
    前記第1および第2ラインカードにおける前記ユーザポート内の受信ポートは、1個の入力を2分配するカプラからの出力をそれぞれ受信し、
    正常動作の場合、前記第1および第2ラインカードのいずれか一方は前記ユーザポート内の送信ポートをオープン状態に設定し、いずれか他方は前記ユーザポート内の送信ポートを遮断状態に設定し、
    前記第1および第2ラインカードは、
    自身の前記伝送ポート内の受信ポートにおいて障害を検出した場合、自身の前記ユーザポート内の送信ポートを遮断状態に設定すると共に他方のラインカードに向けて前記バックプレーンを介して前記障害検出に伴う障害有りの情報を通知する第1処理部と、
    他方のラインカードから障害有りの情報を受けた場合に、自身の前記ユーザポート内の送信ポートをオープン状態に設定する第2処理部と
    自身の前記伝送ポート内の受信ポートにおいて障害を検出した場合、前記伝送ポート内の送信ポートを介して前記障害検出に伴う障害有りの情報を送信する第3処理部と、
    自身の前記伝送ポート内の受信ポートから障害有りの情報を受信した場合、自身の前記ユーザポート内の送信ポートを遮断状態に設定すると共に他方のラインカードに向けて前記バックプレーンを介して前記障害有りの情報を通知する第4処理部とを有する光伝送装置。
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