JP5849709B2 - 圧入装置の制御方法 - Google Patents

圧入装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5849709B2
JP5849709B2 JP2012003093A JP2012003093A JP5849709B2 JP 5849709 B2 JP5849709 B2 JP 5849709B2 JP 2012003093 A JP2012003093 A JP 2012003093A JP 2012003093 A JP2012003093 A JP 2012003093A JP 5849709 B2 JP5849709 B2 JP 5849709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
fitting
cylinder
stroke
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012003093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013141724A (ja
Inventor
暁世 岩尾
暁世 岩尾
知司 本田
知司 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012003093A priority Critical patent/JP5849709B2/ja
Publication of JP2013141724A publication Critical patent/JP2013141724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5849709B2 publication Critical patent/JP5849709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

本発明は、締め代、圧入深さの圧入品質の管理を行うための圧入装置の制御方法に関する。
一般に、被圧入部材に圧入部材を圧入する圧入装置は、圧入シリンダを駆動させて圧入ヘッドを移動させ、圧入ヘッドに取付けられた圧入部材を被圧入部材に圧入している。この圧入装置には、被圧入部材に圧入部材を圧入するとき、圧入の品質を管理するために圧入の良否判定を行う機能が具備されている。
従来、例えば、特許文献1の多軸圧入装置では、圧入シリンダを2段ストロークで伸張させて、第1ストロークでは被圧入部材を下限押圧力で圧入し、第2ストロークでは被圧入部材を上限押圧力で圧入することにより、第1ストローク完了後、圧入部材であるバルブガイドの嵌合状態を、エア洩れで検出して、被圧入部材の嵌合状態の良否を判定することができる。
また、従来の圧入装置は、締め代及び圧入深さを管理するために、圧入荷重(ロードセル)と、ストローク測定装置と、PSW(圧力スイッチ)とを備えており、圧入の良否判定を、圧入端での圧入荷重の増加を測定して、圧入荷重及びストローク(圧入シリンダの変位)が設定したOK範囲内に存在することを判定することにより良否の判定を行っている。
実開昭62−174834号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された多軸圧入装置では次のような問題がある。圧入部材を被圧入部材に圧入するとき、圧入シリンダの圧入ストロークの管理を行う手段がないので、圧入品質の管理が困難になる。また、圧入シリンダの圧入ストロークの測定を行うには、別途測定装置が必要となるため、設備コストが増大してしまう。
また、従来の圧入装置では、測定開始のトリガのばらつき、例えば、加工精度、熱膨張、ワークずれ(ゴミかみ、位置ずれ)などの測定開始のトリガのばらつきが発生してしまう。このばらつきを少なくするためには、位置精度の向上や多くの測定機器などを用いる必要があるため設備コストが増大してしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、制御を簡素化することで設備コストを下げると共に、測定精度を向上させることができる圧入装置の制御方法を提供することが目的である。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る圧入装置の制御方法は、圧入シリンダにより被圧入部材に対して圧入部材を圧入する圧入装置の制御方法において、
前記圧入シリンダを低圧で加圧した状態で前記圧入部材を下降させて圧入を開始し、前記圧入部材が下降を停止した位置で、前記圧入シリンダの圧力を高圧状態に切替えて、高圧状態の前記圧入シリンダの圧入ストローク値の測定を開始し、
その後、高圧状態の前記圧入シリンダの圧入ストローク値の測定を開始した位置から高圧状態の前記圧入シリンダに取付けられた前記圧入部材が下降を停止した位置までの圧入ストローク値を測定することにより、締め代の良否判定を行うことを特徴とする。
本発明によれば、制御を簡素化することで設備コストを下げると共に、測定精度を向上させることができる圧入装置の制御方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る圧入装置の概略構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る圧入装置の制御方法のフローチャートである。 図1に示す圧入装置の制御工程の経過を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る圧入装置の概略構造が示されている。図1に示すように、本実施形態の圧入装置1は、ワーク(被圧入部材)2の被圧入部(図示省略)に圧入部材(図示省略)を圧入する装置であって、圧入シリンダ3と、測定機器4と、着脱式圧入ヘッド5と、フレーム6とで構成されている。なお、測定機器4は、ロードセル(荷重測定器)7と、ストローク測定器8と、PSW(圧力スイッチ)9とから構成されている。以下、圧入装置1を構成する各構成部材について説明する。
圧入シリンダ3は、軸部材10を備えており、この軸部材10の途中に測定機器4の1つであるロードセル7が取付けられて、軸部材10の先端には、着脱式圧入ヘッド5が取付けられている。また、圧入シリンダ3は、低圧及び高圧を切替えて2段ストロークで伸張するものであり、圧入シリンダ3の推力を低圧及び高圧の2段で切替えることで、圧入の締め代の管理を行っている。圧入シリンダ3の低圧及び高圧切替制御は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)により実行される。
着脱式圧入ヘッド5は、圧入シリンダ3の軸部材10の先端に着脱自在に装着されており、ワーク2に対して圧入される圧入部材が取付けられる。また、着脱式圧入ヘッド5は、圧入シリンダ3によって、ワーク2に対して垂直方向に昇降可能である。これにより、着脱式圧入ヘッド5が下降され、着脱式圧入ヘッド5に取付けられた圧入部材をワーク2の被圧入部に圧入することができる。
フレーム6の天板6aは、着脱式圧入ヘッド5に取付けられた圧入部材をワーク2の被圧入部に圧入するときに発生する力の反力を受けることができ、また、フレーム6の下部には、ワーク2を所定の位置に位置決めする治具11が設けられている。この治具11は、断面が逆L字型に形成された一対の突出部11a、11aが対向するように配置されており、対向する一対の突出部11a、11aにより、ワーク2の位置を所定位置(基準位置)に設定する。
また、治具11には、ワーク2を一対の突出部11a、11aに位置決めするように、ワーク2を支持するバックアップシリンダ12が設けられている。そして、バックアップシリンダ12でワーク2支持して、バックアップシリンダ12が伸張させることでワーク2を上昇させて、治具11の一対の突出部11a、11aに当接させ、これによりワーク2は、所定位置、すなわち、基準位置に支持される。
ロードセル7は、圧入シリンダ3の軸部材10を下降させることで着脱式圧入ヘッド5に取付けられた圧入部材が、ワーク2の被圧入部に圧入された場合に、圧入部材に作用する圧入力、すなわち、負荷(圧入荷重)を検出する。ストローク測定器8は、圧入シリンダ3の軸部材10の移動量(圧入ストローク)を検出する。PSW9は、ストローク測定器8の測定開始時期を設定する圧力センサである。
以上のように構成した圧入装置1の制御工程について以下に説明する。
図2には、本発明の一実施形態に係る圧入装置の制御工程のフローチャートを示し、図3には、図1に示す圧入装置の制御工程の経過を説明する図を示している。
圧入シリンダ低圧下降工程S20において、図1に示すように、ワーク2を治具11とバックアップシリンダ12の間に位置決めして配置させた状態で、圧入装置1の圧入シリンダ3の推力を低圧に設定した状態で軸部材10を下降させる。このとき、圧入シリンダ3は、着脱式圧入ヘッド5に圧入部材を取付けた状態でストロークさせる。
次に、圧入シリンダ低圧下降停止工程(下降停止A)S21において、圧入シリンダ3の軸部材10に装着した着脱式圧入ヘッド5に取付けた圧入部材の低圧下降が停止する。この圧入シリンダ3の下降停止位置は、締め代の大小で決定される。締め代が小さい場合には、圧入シリンダ3が低圧状態でも圧入部材を圧入代までストロークすることができるが、締め代が大きい場合には、高圧状態でも、圧入部材を圧入端まで到達することができない。この下降停止工程S21では、圧力シリンダ3が低圧状態で軸部材10が下降して、圧入部材が圧入代に到達した位置で圧入シリンダ3が停止したことを検知することができる。

次に、ストローク測定及び圧入シリンダ高圧切替工程S22において、圧入シリンダ低圧下降停止工程S21で停止した圧入シリンダ3の推力をPLCからの指令により低圧から高圧に切替えて、ストローク測定器8により、圧入シリンダ3の圧入ストローク値の測定を開始する(図3の測定開始を参照)。
次に、圧入シリンダ高圧下降工程S23において、推力を高圧に切替えた状態で、圧入シリンダ3の軸部材10に装着した着脱式圧入ヘッド5に取付けた圧入部材を下降させ、着脱式圧入ヘッド5に取付けられた圧入部材をワーク2の被圧入部に圧入する。
次に、圧入シリンダ高圧下降停止工程(下降停止B)S24において、圧入シリンダ3がストロークして圧入端に到達したこと、すなわち、圧入シリンダ3の軸部材10に装着した着脱式圧入ヘッド5に取付けた圧入部材が設定した停止位置に到達した位置で圧入シリンダ3の軸部材10の下降を停止する。なお、圧入シリンダ3の軸部材10に装着された着脱式圧入ヘッド5に取付けた圧入部材が停止位置に到達しなかった場合は、締め代が大きい場合である。このように、圧入シリンダ3の推力を低圧、高圧に切替えて圧入シリンダ3をストロークさせることで、締め代の良否を管理することができる。
次に、ストローク値測定工程S25において、PLCからの指令により高圧状態で下降した圧入シリンダ3の圧入ストローク値を測定する。つまり、圧入シリンダ低圧下降停止位置で低圧から高圧に切替えた圧入シリンダ3が、圧入シリンダ高圧下降停止位置までにストロークした圧入ストローク値Cを測定する(図3の良否判定を参照)。この圧入ストローク値Cを測定することで、圧入深さを管理することができる。
そして、圧入シリンダ3が高圧状態でストロークした圧入ストローク値Cが適正範囲内にあるかどうかをPLCで判定することにより、ワーク2に対して圧入部材が適正に圧入された否か、すなわち、良品であるか不良品(NG)であるかを判定することができる。
本実施形態の圧入装置は、圧入シリンダ3の推力を低圧、高圧の2段で切替えてストロークさせることでワーク2に対する圧入部材の締め代を管理し、更に、圧入シリンダ低圧下降停止位置から圧入シリンダ高圧下降停止位置までの圧入ストローク値Cを測定することでワーク2に対する圧入部材の圧入深さを管理することができ、ストローク測定器8のみでワーク2に対する圧入部材の締め代及び圧入深さを適正に管理して良品か否かを判定することができる。これにより、制御機器を簡素化することができ、設備コストを減少することができる。
また、圧入シリンダ3の圧入ストローク値の測定の開始時期は、圧入シリンダ低圧下降停止工程S21で、圧入シリンダ3の軸部材10に装着された着脱式圧入ヘッド5に取付けた圧入部材が下降を停止した後に、圧入シリンダ3を高圧に切替えて圧入ストローク値の測定の開始を行っているので、圧入ストローク値の測定開始のばらつきを制限し、測定の精度を向上させることができる。
1…圧入装置、2…ワーク(被圧入部材)、3…圧入シリンダ、8…ストローク測定器

Claims (1)

  1. 圧入シリンダにより被圧入部材に対して圧入部材を圧入する圧入装置の制御方法において、
    前記圧入シリンダを低圧で加圧した状態で前記圧入部材を下降させて圧入を開始し、前記圧入部材が下降を停止した位置で、前記圧入シリンダの圧力を高圧状態に切替えて、高圧状態の前記圧入シリンダの圧入ストローク値の測定を開始し、
    その後、高圧状態の前記圧入シリンダの圧入ストローク値の測定を開始した位置から高圧状態の前記圧入シリンダに取付けられた前記圧入部材が下降を停止した位置までの圧入ストローク値を測定することにより、締め代の良否判定を行うことを特徴とする圧入装置の制御方法。
JP2012003093A 2012-01-11 2012-01-11 圧入装置の制御方法 Active JP5849709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003093A JP5849709B2 (ja) 2012-01-11 2012-01-11 圧入装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003093A JP5849709B2 (ja) 2012-01-11 2012-01-11 圧入装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013141724A JP2013141724A (ja) 2013-07-22
JP5849709B2 true JP5849709B2 (ja) 2016-02-03

Family

ID=49038574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003093A Active JP5849709B2 (ja) 2012-01-11 2012-01-11 圧入装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5849709B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107598835B (zh) * 2017-10-31 2023-12-22 苏州汉腾自动化设备有限公司 一种二次气动压力机及其工作方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61253200A (ja) * 1985-05-07 1986-11-11 Maruma Jusharyo Kk トラツクプレスにおけるトラツクリンクの組立嵌合圧力判定法
JPH0529808Y2 (ja) * 1986-01-23 1993-07-29
JPS6442828U (ja) * 1987-09-08 1989-03-14
JP2000190137A (ja) * 1998-12-22 2000-07-11 Toyota Motor Corp 圧入状態判定方法および圧入状態判定装置
JP4724144B2 (ja) * 2007-03-30 2011-07-13 トヨタ自動車株式会社 推力加工装置及び推力加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013141724A (ja) 2013-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201128062Y (zh) 轴承压入装置
CN202129611U (zh) 轴承压装机
CN203245574U (zh) 一种压力装配机
CN101176967A (zh) 轴承压入装置及其使用方法
CN101941041B (zh) 电脑控制液压伺服链条万能校验机床及控制方法
CN102114572B (zh) 一种点焊机
CN203917762U (zh) 多工位锻压成形模具
JP2013000772A (ja) リベッティングマシン及びリベッティング方法
CN203092090U (zh) 汽车起动机换向器伺服压装设备
CN103334973A (zh) 一种多液压缸同步系统及多液压缸同步系统的控制方法
JP3685615B2 (ja) 直動型プレスの振動成形方法
JP5849709B2 (ja) 圧入装置の制御方法
CN105127291A (zh) 具备安全防护功能的高精度冲压模具组件
CN203495520U (zh) 一种发动机齿轮室油封压装的工装
CN102922161A (zh) 一种船用克令吊的主要焊缝焊接变形的控制方法
CN202174208U (zh) 滚压铆接系统的液压回路
CN204603719U (zh) 滚轴的轴承自动装拆机
JP5286923B2 (ja) プレス装置
CN205483243U (zh) 在力标准机上一次测量两只柱式称重传感器的气动测试装置
CN202661266U (zh) 伺服控制离合器盖总成检测试验机
CN202333053U (zh) 扣式电池封装机
CN106041820A (zh) 一种汽缸气门导管压装机
CN203574509U (zh) 交流电机转子装配机
CN102699251A (zh) 一种大行程锻造液压机的移动工作台及控制系统
KR101767890B1 (ko) 고강도 강부품용 가공장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151117

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5849709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151