JP5849084B2 - 手押し車 - Google Patents
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Description
また、荷物収納部を備え、買い物等の荷物を収納できるようにしたもの、腰掛部を有し、疲れた場合、腰掛部に座ることもできるようにしたものもある。
すなわち、この手押し車の場合、前輪フレーム部と後輪フレーム部とを閉脚状態にするとともに、ロック手段を解除してハンドルフレームのロックを下方に押し下げれば、前後方向だけでなく、上下方向の寸法も小さくでき、非使用時にコンパクトになり、小さな収納スペースで済むという利点がある。
また、閉脚状態から開脚状態にする際にはより屈んだ状態にならなければならず、危険性が高まる。
さらに、上記特許文献1の手押し車の場合、脚開閉動作とは連動せずハンドルを独自に上下させる機構になっており、使用状態から折り畳み状態あるいは折り畳み状態から使用状態とする場合、工程が煩雑である。
すなわち、かかる構成にすれば、小径筒部が円筒パイプで形成されているので、小径筒部が強度的に強いものとなるとともに、大径筒部もガイドリブが補強リブとなり強度的に優れたものとなる。
すなわち、かかる構成にすれば、大径筒部の下端同士が連結部で連結されているので、ハンドル支柱部がねじれることなく、支柱ガイド筒部に沿ってスムーズにスライドする。
したがって、前輪フレームと、後輪フレームの開閉動作を容易かつ安全に行える。
すなわち、一対の大径筒部および連結部が、一本のパイプを曲げ加工して形成されているので、組立時に大径筒部と連結部とを連結する工程が不要となり、組立作業性が上がる。
すなわち、かかる構成にすれば、ロックピンによるスライドロックが容易かつ正確に行える。
すなわち、かかる構成にすれば、ハンドル支柱部の上下動によって連結軸が上下し、スムーズに前輪脚部と後輪脚部とを開閉できる。
しかし、大径筒部の壁の厚みを十分な厚みまで厚くすると、手押し車自体が重くなり老人や障害を有する人が使用し辛いという問題が起こる。
しかし、上記のように小径筒部にもスライドロックピン挿通孔を設ける構造の場合、スライドロックピンによるロックを解除しないと、小径筒部を大径筒部に対しスライドさせてハンドルの高さ調整することができず、操作性の悪いものとなる。
しかも、ハンドルフレーム、すなわち、ハンドルを上下するだけで、容易に、前輪フレームおよび後輪フレームを、使用状態の開脚位置と、不使用時や収納時にコンパクトな折り畳み状態の閉脚位置にすることができる。
図1〜図10は、本発明にかかる手押し車の第1の実施の形態をあらわしている。
手押し車本体A1は、図1〜図4に示すように、前輪フレーム1と、後輪フレーム2と、ハンドルフレーム3と、脚支持フレーム6を備えている。
左右の前輪脚部12は、第1脚連結部13を介して連結されるとともに、それぞれ上端が後方に折れ曲がり、この折れ曲がり部の先端部が後述する枢支部62に第1枢支軸62aを介して枢支されている。
前輪11は、キャスター輪となっている。
後輪脚部22は、第2脚連結部23を介して連結されるとともに、それぞれ上端が前輪脚部12より後方で枢支部62の第2枢支軸62bに枢支されている。
後輪脚部22の下端には、後輪脚部22を連結した状態にブレーキ24が枢支されている。
第1リンク板71は、一端が前輪脚部12の第1リンク枢支軸12aに軸支され、他端が連結軸73を介して第2リンク板72に連結されている。
連結軸73は、第1リンク板71と第2リンク板72との間に後述する動作伝達アーム部50aが枢支されている。
すなわち、前輪フレーム1および後輪フレーム2は、後述する動作伝達アーム部50aの作用によって、連結軸73が上側に動かされ、図3に示す使用状態である開脚位置になり、連結軸73が下側に動かされ、図4に示す折り畳み状態である閉脚位置になるようにリンク機構7によって連動して回動する。
ハンドル部材4は、ハンドル41と、左右1対のブレーキレバー42と、左右1対のブレーキ操作ワイヤー43を備えている。
ブレーキレバー42は、ブレーキ操作ワイヤー43を介してブレーキ24を回動させて後輪21を制動するようになっている。
小径筒部51は、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄鋼等を押出成形したパイプから形成されていて、図6および図7に示すように、その壁面に軸方向に連続する断面円弧状の凹部51aが形成されている。
また、小径筒部51は、図7では1対しかあらわれていないが、小径筒部51の長手方向、すなわち、上下方向に3対の第1ピン挿通孔51bが穿設されている。
筒部本体52aは、後述する支柱ガイド筒部61内にスライド自在に嵌り込んでいるとともに、小径筒部51が内壁面にガイドされながらスライド可能に嵌り込んでいる。そして、筒部本体52aの内壁面と小径筒部51の凹部51aとの間に筒部本体52aの管軸方向に連続する隙間56が形成されている。
また、筒部本体52aは、1対の第2ピン挿通孔52fと、1つの上部ロックピン挿通孔52dと、1つの下部ロックピン挿通孔52cと、下部ロック位置規制突部55を備えている。
そして、筒部本体52aは、小径筒部51をスライドさせて、第2ピン挿通孔52fの位置に、小径筒部51の3対のうちいずれかの1対の第1ピン挿通孔51bを一致させて第1ピン挿通孔51bを介して一方の第2ピン挿通孔52fから他方の第2ピン挿通孔52fまで後述する小径筒部固定ピン57bを貫通させることによって小径筒部51を上下動しないように固定できる。すなわち、ハンドル41を上下3段階のいずれかの高さ位置に固定できるようになっている。
下部ロックピン挿通孔52cは、前輪フレーム1および後輪フレーム2が正常な開脚位置となったとき、スライドロックピン65のピン先端部65aが挿通されて隙間56内に入り込み、筒部本体52aがスライドロックされる位置に穿設されている。
支柱連結部53には、両側に動作伝達アーム部50aを備えた略コ字形部材50が固定されている。
すなわち、両動作伝達アーム部50aは、大径筒部52が上下方向の動きを連結軸73に伝達して連結軸73を上下させ、連結軸73の上下動に伴って第1枢支軸62aを中心に第1リンク板71を回動させると同時に、第2枢支軸62bを中心に第2リンク板72を回動させるように作用する。
下部ロック位置規制突部55は、筒部本体52aに外嵌されたリング状部材を、前輪フレーム1および後輪フレーム2が開脚状態にあるとともに、後述するスライドロックピン65のピン先端部65aと筒部本体52aの下部ロックピン挿通孔52cとが一致した状態となったとき、後述する支柱ガイド筒部61の下端に当接するように設けられている。
そして、小径筒部固定部材57は、部材本体57aを大径筒部52の上端部に弾性変形しつつ外側から嵌合するとともに、小径筒部固定ピン57bを一方の第2ピン挿通孔52fから一致した1対の第1ピン挿通孔51bを介して他方の第2ピン挿通孔52fまで貫通させることによって、小径筒部51を大径筒部52に対してスライド不可状態に固定するようになっている。
すなわち、筒状キャップ54は、小径筒部51に遊嵌されていて、上記のように装着された小径筒部固定部材57の上方から大径筒部52側に向かって押し下げることによって小径筒部固定部材57の部材本体57aに外嵌されている。
さらに、筒状キャップ54は、上部ロック位置規制突部の働きをするようになっていて、前輪フレーム1および後輪フレーム2が閉脚状態にあるとともに、後述するスライドロックピン65のピン先端部65aと筒部本体52aの上部ロックピン挿通孔52dとが一致した状態となったとき、後述する支柱ガイド筒部61の上端に当接するようになっている。
2つの支柱ガイド筒部61は、大径筒部52の筒部本体52aが円筒状の筒内壁面61aに沿ってガイドされながら上下方向にスライド可能に嵌り込んでいる。
また、枢支部62は、荷物収容部8の人工皮革、樹脂シート等の可撓性材料よりなる収容部本体82を支持する略コの字形をした収容部支持フレーム83の両側部がビス83aで固定されているとともに、収容部支持フレーム83の上方に、略コの字形をした蓋支持フレーム84の端部が第3枢支軸84aを介して枢支されている。
蓋部材81は、合板等の板材からなる芯材が樹脂シート等からなる化粧シートで被覆されていて、腰掛部ともなる。
本体支持部64aは、支柱ガイド筒部61に一端が連設されていて、他端に筒本体64bの端部が連結される。
筒本体64bは、左右一対のスライドロックピン65と、スライドロックピン65を筒本体64bの外側に向かって付勢するコイルバネ66が内装されている。
また、筒本体64bは、左右一対の第1長孔641が穿設されている。
ピン操作レバー64dは、筒本体64bの回動自在に外嵌される円筒部642の略ハの字形に穿設された左右一対の第2長孔643が穿設されている。
また、ピン操作レバー64dは、第2長孔643および第1長孔641を介してスライドロックピン65にねじ644がねじ込まれている。
そして、ピン操作レバー64dが固定レバー64c方向に押圧されると、ねじ644が第2長孔643の傾斜によって第1長孔641に沿って矢印方向に動き、スライドロックピン65が後退する。この後退によって図6に鎖線で示すように、ピン先端部65aがロックピンガイド筒部64側に入り込んで、下部ロックピン挿通孔52c(あるいは上部ロックピン挿通孔52d)周縁への係合が解除され、大径筒部52が上下方向にスライド可能になる。また、ピン操作レバー64dへの押圧が解除された状態で、ピン先端部65aが下部ロックピン挿通孔52c(あるいは上部ロックピン挿通孔52d)の位置にあれば、下部ロックピン挿通孔52c(あるいは上部ロックピン挿通孔52d)に入り込んで大径筒部52をスライドロック状態とする。
(1)使用者は、図1に示す前輪フレーム1と後輪フレーム2が開脚状態となった使用状態においては、ハンドル41を持ちながら歩行する。
(2)荷物などは蓋部材81を開放し、収容部本体82内に収容する。
(3)歩行に疲れたときには、ブレーキレバー42を操作し、ブレーキ24によって前輪11および後輪21をロック状態にしておき、蓋部材81を閉じた状態としておけば、蓋部材81を腰掛部として使用する。
(4)不使用状態の場合には、ピン操作レバー64dを下方の固定レバー64c側に押して、スライドロックピン65を後退させてピン先端部65aの上部ロックピン挿通孔52dへの挿通を解除し、ハンドル41を上部ロック位置規制突部である筒状キャップ54の下端が支柱ガイド筒部61の上端に当たるまで押し下げる。なお、押し下げ途中はピン操作レバー64dへの押圧は解除しておく。
上記のようにハンドル41を押し下げることによって、小径筒部51および大径筒部52が連動して下方に押し下げられ、連結軸73が動作伝達アーム部50aの作用によって垂直に押し下げられる。連結軸73が押し下げられると、第1リンク板71および第2リンク板72の連結軸73側が下方に移動するように、第1リンク板71が第1リンク枢支軸12aを中心に回動し、第2リンク板72が第2リンク枢支軸22aを中心に回動する。
そして、第1リンク枢支軸12aおよび第2リンク板72の回動によって、前輪フレーム1が第1枢支軸62aを中心に後輪フレーム2側に、後輪フレーム2が第2枢支軸62bを中心に前輪フレーム1側に回動し図4に示すように閉脚状態となる。
筒状キャップ54の下端が支柱ガイド筒部61の上端に当たるまで押し下げられると、ピン先端部65aが下部ロックピン挿通孔52cに一致してコイルバネ66の付勢力によって下部ロックピン挿通孔52cを介して隙間56内に入り込み、閉脚状態にロックされる。
(5)閉脚状態から開脚状態にする場合には、ピン操作レバー64dを下方の固定レバー64c側に押して、スライドロックピン65を後退させてピン先端部65aの下部ロックピン挿通孔52cへの挿通を解除し、下部ロック位置規制突部55の上端が支柱ガイド筒部61のうえ下端に当たるまでハンドル41を引き上げる。なお、引き上げ途中はピン操作レバー64dへの押圧は解除しておく。
上記のようにハンドル41を引き上げることによって、小径筒部51および大径筒部52が連動して上方に引き上げられ、連結軸73が動作伝達アーム部50aの作用によって垂直に引き上げられる。連結軸73が引き上げられると、第1リンク板71および第2リンク板72の連結軸73側が上方に移動するように、第1リンク板71が第1リンク枢支軸12aを中心に回動し、第2リンク板72が第2リンク枢支軸22aを中心に回動する。
そして、第1リンク枢支軸12aおよび第2リンク板72の回動によって、前輪フレーム1が第1枢支軸62aを中心に後輪フレーム2から離れる方向に、後輪フレーム2が第2枢支軸62bを中心に前輪フレーム1から離れる方向に回動し、図3に示すように開脚状態となる。
筒状キャップ54の下端が支柱ガイド筒部61の上端に当たるまで押し下げられると、ピン先端部65aが下部ロックピン挿通孔52cに一致してコイルバネ66の付勢力によって下部ロックピン挿通孔52cを介して隙間56内に入り込み、開脚状態にロックされる。
(6)使用者の身長や身体的特徴に合うように、開脚位置でのハンドル41の高さ位置を調節する場合、筒状キャップ54をハンドル41側にスライドさせて、小径筒部固定部材57を外部に露出させたのち、部材本体57aを持って小径筒部固定ピン57bを引き抜いて、小径筒部51を大径筒部52に対しスライド可能にする。そして、ハンドル41が所望の高さになるいずれか1対の第1ピン挿通孔51bを第2ピン挿通孔52fに一致する位置までを小径筒部51を大径筒部52に対してスライドさせ、小径筒部固定部材57で再び小径筒部51がスライドしないように固定し、筒状キャップ54を押し下げて小径筒部固定部材57の外側に嵌合する。
(1)隙間56が設けられているので、スライドロックピン65のピン先端部65aが下部ロックピン挿通孔52cあるいは上部ロックピン挿通孔52dを介して隙間56内に入り込み、しっかりとしたロック状態を確保できて安全であるとともに、小径筒部51には、ピン先端部65aが入り込まないので、大径筒部52がスライドロックされていても、小径筒部51側のみを大径筒部52に対してスライドさせることができる。すなわち、ハンドル41の高さ位置調整の際に大径筒部52のスライドロックを解除する動作が不要で操作性に優れている。
(2)小径筒部51には、3対の第1ピン挿通孔51bが穿設されているだけで、スライドロックピンの挿通孔が穿設されていないので、小径筒部51の強度が確保できる。また、先行する孔を少なくすることができ、外観的にも優れたものとなる。
(3)ハンドルフレーム3、すなわち、ハンドル41を上下するだけで、容易に、前輪フレーム1の前輪脚部12と後輪フレーム2の後輪脚部22がそれぞれ連動して回動し、前輪フレームおよび後輪フレームを、使用状態の開脚位置と、不使用時や収納時にコンパクトな折り畳み状態の閉脚位置にすることができる。
また、閉脚位置では、ハンドル41の高さも低くなりよりコンパクトになる。
(4)大径筒部52の下端同士が支柱連結部53で連結されているので、ハンドル支柱部5がねじれることなく、支柱ガイド筒部61に沿ってスムーズにスライドする。
(5)連結軸73がハンドル41を上下させることによって垂直方向に上下するため、第1リンク板71と第2リンク板72にスムーズかつ均一に力を加えて回動させることができる。したがって、開脚動作および閉脚動作を軽い力で行える。すなわち、使用者が開脚動作および閉脚動作のときバランスを崩したりすることを極力防止できて安全である。
(6)ピン操作レバー64dを上から押圧するだけで容易にスライドロックピン65のロック解除ができ、一旦解除後はピン操作レバー64dを操作する必要がない。すなわち、使用者がロック解除のために中腰状態を続ける必要がなく、体のバレンスを崩して転倒するという事故を極力防止できる。
(7)下部ロック位置規制突部55を備え、下部ロック位置規制突部55が支柱ガイド筒部61の下端に当接するまで、ハンドル41を持って大径筒部52を上方に引き上げれば、スライドロックピン65のピン先端部65aが必ず上部ロックピン挿通孔52dに一致する位置になる。
したがって、正常な開脚位置で確実に使用でき、使用者が安全であるとともに、正常な開脚位置になったか否かも容易に判断できる。
(8)上部ロック位置規制突部を兼ねる筒状キャップ54を備えているので、筒状キャップ54が支柱ガイド筒部61の上端に当接するまで、ハンドル41を持って大径筒部52を押し下げればスライドロックピン65のピン先端部65aが必ず下部ロックピン挿通孔52cに一致する位置になる。
したがって、確実に正常な閉脚位置にでき、使用者が安全であるとともに、正常な閉脚位置になったか否かも容易に判断できる。
(9)支柱ガイド筒部61の傾きが、水平面に対し10度以内の傾きであるので、ハンドル41の高さを高い位置にしても、ハンドル41を押し下げたり、引き上げたりする際にも、ハンドル41の前後位置が、あまり変わらない。すなわち、ハンドル41かかる荷重の重心位置を前輪11と後輪21との間に保つことができ、使用者がハンドル41に体重をかけたときに、手押し車Aが後方に転倒することを防止できて安全である。
図11〜図13に示すように、この手押し車Bは、以下に説明する構成以外は、上記手押し車Aと同様の構成を備えている。
また、大径筒部58は、図11および図12に示すように断面が略小判形をして、筒部本体58aと長手方向一側の内壁面との間で小径筒部510をスライド自在にガイドするように1対のガイド突条58eが内部に突設されている。
そして、小径筒部510と筒部本体58aの長手方向他側内壁面との間に隙間58gが形成されるようになっている。
なお、図11〜図13中、58bは下端筒部、58cは下部ロックピン挿通孔、58dは上部ロックピン挿通孔、58fは第2ピン挿通孔である。
(1)小径筒部57が凹部のない円筒パイプで形成されており、成形時のひずみが少なく小径筒部57の強度がよりすぐれたものとなる。
(2)大径筒部58が内部にガイドリブ58eを備えているので、大径筒部58の強度も高いものとなる。
(3)大径筒部58と支柱連結部59とが、一本のパイプを折り曲げ加工して形成されているので、大径筒部58と支柱連結59とを組み立てるという手間を省略でき、組立作業性が向上する。
上記実施の形態では、ハンドルの高さが3段階で変更できるようになっていたが、4段以上でも構わない。
A1 手押し車本体
1 前輪フレーム
11 前輪
12 前輪脚部
12a 第1リンク枢支軸
13 第1脚連結部
2 後輪フレーム
21 後輪
22 後輪脚部
22a 第2リンク枢支軸
23 第2脚連結部
24 ブレーキ
3 ハンドルフレーム
4 ハンドル部材
41 ハンドル
41a 支柱部材連結部
42 ブレーキレバー
43 ブレーキ操作ワイヤー
5 ハンドル支柱部材
50 コ字形部材
50a 動作伝達アーム部
51 小径筒部
51a 凹部
51b 第1ピン挿通孔
52 大径筒部
52a 筒部本体
52b 下端筒部
52c 下部ロックピン挿通孔
52d 上部ロックピン挿通孔
52f 第2ピン挿通孔
53 支柱連結部
54 筒状キャップ
54a 係止孔
56 隙間
55 下部ロック位置規制突部
57 小径筒部固定部材
57a 部材本体
57b 小径筒部固定ピン
6 脚支持フレーム
61 支柱ガイド筒部
62 枢支部
62a 第1枢支軸
62b 第2枢支軸
63 筒部連結部
64 ロックピンガイド筒部
64a 本体支持部
64b 筒本体
64c 固定レバー
64d ピン操作レバー
641 第1長孔
642 円筒部
643 第2長孔
644 ねじ
65 スライドロックピン
65a ピン先端部
66 コイルバネ
7 リンク機構
71 第1リンク板
72 第2リンク板
73 連結軸
8 荷物収容部
81 蓋部材
82 収容部本体
83 収容部支持フレーム
83a ビス
84 蓋支持フレーム
84a 第3枢支軸
B 手押し車
510 小径筒部
58 大径筒部
58a 筒部本体
58b 下端筒部
58c 下部ロックピン挿通孔
58d 上部ロックピン挿通孔
58e ガイド突条
58f 第2ピン挿通孔
Claims (6)
- 下端に前輪を回転自在に支持する左右一対の前輪脚部を有する前輪フレームと、
下端に後輪を回転自在に支持する左右一対の後輪脚部を有する後輪フレームと、
ハンドルとこのハンドルを下方から支持する左右一対のハンドル支柱部を有するハンドルフレームと、
前記ハンドル支柱部を上下方向にスライド可能に支持する左右一対の支柱ガイド筒部を有するとともに、前記前輪フレームおよび後輪フレームが使用状態の開脚位置と折り畳み状態の閉脚位置とを選択可能に、前記前輪フレームおよび後輪フレームの上端部を回動自在に枢支する枢支部を有する脚支持フレームを備え、
前記ハンドル支柱部のスライドに連動して前記前輪フレームおよび後輪フレームを開閉させるようにした手押し車であって、
前記ハンドル支柱部が、大径筒部と、小径筒部とを有し、
前記大径筒部は、前記脚支持フレームに上下方向にスライド可能に支持されるとともに、
その壁面に上部スライドロックピン挿通孔と、下部スライドロックピン挿通孔が上下方向に間隔を隔てて穿設されていて、
前記小径筒部は、その上端で前記ハンドルを支持した状態で、前記上部スライドロックピン挿通孔および下部スライドロックピン挿通孔を含む大径筒部の壁面の一部と、この壁面の一部を臨む小径筒部の外壁面と間に筒軸方向に連続する隙間が形成されるように前記大径筒部の上下方向にスライド可能かつスライドによってハンドルの高さ調整可能に前記大径筒部に嵌合されており、
前記脚支持フレームが、上部スライドロックピン挿通孔および下部スライドロックピン挿通孔のいずれかを介して前記隙間に前記小径筒部のスライドを阻害しないようにその先端部が嵌り込み、前記先端部が下部スライドロックピン挿通孔に嵌り込んだ状態で、前記前輪フレームおよび後輪フレームが開脚位置となる位置で前記大径筒部を固定し、前記先端部が上部スライドロックピン挿通孔に嵌り込んだ状態で、前記前輪フレームおよび後輪フレームが閉脚位置となる位置で前記大径筒部を固定するスライドロックピンを前記大径筒部方向に出没可能に備えていることを特徴とする手押し車。
- 小径筒部が、円筒パイプで形成され、
大径筒部が、前記小径筒部の外壁面に沿うとともに、大径筒部の筒内壁面とによって前記小径筒部をガイドする平行な2条のガイドリブを筒内側に突出するように備えたパイプで形成されている請求項1に記載の手押し車。 - 一対の大径筒部の下端同士が連結部で連結されている請求項1または請求項2に記載の手押し車。
- 一対の大径筒部および連結部が、一本のパイプを曲げ加工して形成されている請求項3に記載の手押し車。
- ハンドル支柱部が、前輪フレームおよび後輪フレームが使用状態の開脚位置となったとき、支柱ガイド筒部の下端に当接する下部ロック位置規制突部と、
前輪フレームおよび後輪フレームが閉脚位置となったとき、支柱ガイド筒部の上端に当接する上部ロック位置規制突部とを備えている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の手押し車。 - 第1リンク板および第2リンク板の一端部同士が連結軸を介して軸中心に回動可能に連結され、第1リング板の他端部が前輪脚部の高さ方向中間位置に回動自在に枢支され、第2リンク板の他端部が後輪脚部の高さ方向中間位置に回動自在に枢支されるとともに、
ハンドル支柱部が、前記連結軸に一端が枢支され、ハンドル支柱部の上下動に伴い、前記連結軸を上下させる動作伝達アーム部を備えている請求項1〜請求項4のいずれかに記載の手押し車。
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