JP5848628B2 - 車体後部構造 - Google Patents

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本発明は、車体後部構造に関するものである。
従来、電気自動車やハイブリッド車両等として、リヤシートの後方のラゲッジスペースにバッテリ等を含むIPU(インテリジェントパワーユニット)を搭載する場合がある。このような車両では、例えば後面衝突(以下、後突という)された場合に、車体に入力される衝撃荷重がIPUに伝達されるのを抑制して、IPUを保護するための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的に、特許文献1では、複数のフレームがIPUの全周を取り囲むように接続された保護フレームを備え、この保護フレームが車幅方向の両側に設けられた一対のリヤフレームや、これらリヤフレーム間に配置されたフロアパネル上に固定されている。
特開2009−274665号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構成にあっては、保護フレームがIPUの全周を取り囲むように配置されているため、部品点数の増加や、車体重量の増加に繋がるという問題がある。
特に、近年では、IPUバッテリを使用して走行する比率の高い車両が多くなっており、それに伴いIPUの大型化が進んでいる。
しかしながら、ラゲッジスペースには限界があるため、上述した特許文献1のようにIPUの周囲を取り囲むように保護フレームを配置することで、保護フレームの内側に配置されるIPUが小さくなる。したがって、航続距離が短くなるという問題もある。
そこで、本発明は、上述した事情に考慮してなされたもので、部品点数の削減、軽量化、及びバッテリの大型化を図った上で、電気機器を確実に保護できる車体後部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車幅方向に沿う両側で車体前後方向に沿って延在する左右一対のリヤフレーム(例えば、実施形態におけるリヤフレーム11)と、前記リヤフレーム間に配置され、走行用電動機に電力を供給する電気機器(例えば、実施形態におけるIPU3)と、を備えた車体後部構造(例えば、実施形態における後部構造2)において、前記電気機器を後方から囲む保護ガード(例えば、実施形態におけるIPU保護ガード61)を備え、前記保護ガードは、前記電気機器に対して車幅方向両側において、前記電気機器の上部を前後方向に沿って延在する左右一対の上横メンバ(例えば、実施形態における上横メンバ64)と、前記電気機器に対して車幅方向両側において、前記電気機器の下部を前後方向に沿って延在する左右一対の下横メンバ(例えば、実施形態における下横メンバ62)と、前記電気機器の後面に沿ってX字状に延在するX字メンバ(例えば、実施形態におけるX字メンバ65)と、を備え、前記X字メンバは、前記各上横メンバのうち車幅方向に沿う一方側の前記上横メンバ、及び前記各下横メンバのうち車幅方向に沿う他方側の前記下横メンバ同士、並びに、他方側の前記上横メンバ、及び一方側の前記下横メンバ同士をそれぞれ架け渡していることを特徴とする。
請求項2に記載した発明では、前記保護ガードは、前記X字メンバのうち、車幅方向に沿う一方側の端部同士、及び他方側の端部同士を上下方向で架け渡す縦メンバ(例えば、実施形態における縦メンバ63)を備え、前記X字メンバ及び前記縦メンバは、それぞれ閉断面構造をなし、前記下横メンバ及び前記上横メンバは、鋼管からなることを特徴とする。
請求項3に記載した発明では、前記縦メンバの上下両端部は、それぞれ上下の前記横メンバにおける後端部に締結されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明では、前記縦メンバには、内部を車幅方向に仕切るリブ(例えば、実施形態におけるリブ86)が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明では、前記X字メンバと前記縦メンバとの接続部分において、前記Xメンバの延在方向と前記縦メンバの延在方向とがなす角の内側には、前記Xメンバ及び前記縦メンバとをそれぞれ連結するコーナ部材(例えば、実施形態におけるコーナ部材95)が設けられ、前記接続部分には、前記コーナ部材、前記Xメンバ及び前記縦メンバに対して前後方向側から接合するコーナプレート(例えば、実施形態におけるコーナプレート94)が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明では、前記縦メンバを挟んで前記電気機器の反対側には、前記電気機器内を冷却するための冷却風が流通する冷却風ダクト(例えば、実施形態における冷却風ダクト55(外側ダクト55b))が延在し、前記上横メンバ及び前記下横メンバは、前方に向かうに従い車幅方向の外側に向けてそれぞれ延設されていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明では、前記下横メンバの後端部は、後方に向かうに従い車幅方向に沿って拡幅されるとともに、前記リヤフレームの後端部に締結される締結部(例えば、実施形態における後端締結部68)を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、後突時等において、保護ガードに作用する入力荷重は、X字メンバの交差部分から車幅方向の外側に向けて伝達された後、X字メンバの車幅方向外側において、下横メンバ、及び上横メンバを介して前方に向けて伝達される。すなわち、保護ガードに伝達された入力荷重が、電気機器を迂回しながら伝達されることになるので、電気機器に入力荷重が直接作用するのを抑制できる。
この場合、従来のように保護ガードが電気機器の全周を取り囲む必要がないので、部品点数の削減、及び軽量化を図ることができる。また、保護ガードが電気機器の後面及び車幅方向両側の上下部のみしか配索されていないので、バッテリ保護ガードの設置スペースを抑制でき、これに伴い保護ガードの内側(前方)に配置される電気機器の大型化を図ることができる。
その結果、部品点数の削減、軽量化、及び電気機器の大型化を図った上で、バッテリを確実に保護できる。
請求項2に記載した発明によれば、X字メンバ及び縦メンバをアルミ合金の押出成形により閉断面構造に形成することで、曲げ強度を高くすることができ、また、各横メンバを鋼管により形成することで、座屈強度を高くすることができる。そのため、軽量化を図りつつ、後方からの入力荷重に対する耐力を向上できる。これにより、電気機器をより確実に保護できる。
請求項3に記載した発明によれば、縦メンバの上下両端部が、それぞれ上下の横メンバにおける後端部に締結できるので、各横メンバ及び縦メンバごとに取り扱い易い単位に分割させておくことができる。そのため、保護ガードをラゲッジスペース内に組み付ける場合の組み付け性を向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、縦メンバの曲げ強度をさらに向上させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、X字メンバと縦メンバとの結合強度を向上させることができる。
請求項6に記載した発明によれば、冷却風ダクトを回避した上でバッテリ保護ガードの内側スペース、すなわちバッテリの設置スペースを拡大できる。
請求項7に記載した発明によれば、下横メンバの後端部を拡幅に形成することで、この拡幅した下横メンバの後端部にバッテリ保護ガード及び後端締結部を組み付けることができ、組み付けのレイアウト性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る車体後部構造を採用したセダン型の車両を後方斜め上方から見た斜視図である。 バッテリやリヤシートを取り外した状態を示す車体後部構造の平面図である。 リヤシートやバッテリを取り外した状態を示す車体後部構造を前方斜め上方から見た斜視断面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。 バッテリやリヤパーセルシェルフ等を取り外した状態を示す車体後部構造を後方斜め上方から見た斜視図である。 前端締結部を示す車体後部構造の平面図である。 図7のC−C線に沿う断面図である。 後端締結部を示す車体締結構造の平面図である。 図9のD−D線に沿う断面図である。 縦メンバを示す車体後部構造を後方から見た図である。 第1メンバと第2メンバとの交差部分を示す斜視図である。 第2メンバと縦メンバとの接続部分を前方から見た斜視図である。 車体後部構造を側方から見た概略構成図である。 バッテリ保護ガードを後方斜め上方から見た斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは、車両の前方を示し、矢印UPは、車両の上方を示すものとする。図1は、本発明の実施形態に係る車体後部構造を採用したセダン型の車両を後方斜め上方から見た斜視図であり、図2はIPU(電気機器)やリヤシートを取り外した状態を示す車体後部構造の平面図である。
図1,2に示すように、本実施形態における車体1の後部構造2は、前後方向に沿って延在する左右一対のリヤフレーム11と、リヤフレーム11間に配置され、スペアタイヤ(不図示)を収容するスペアタイヤパン12と、スペアタイヤパン12の前端縁に接続されて車体1の後部床面をなすリヤフロア13と、を備えている。
スペアタイヤパン12は、車幅方向両端部がリヤフレーム11に接続されている。また、スペアタイヤパン12の略中央部には、下方に窪むタイヤ収納部14が設けられ、そのタイヤ収納部14内に図示しないスペアタイヤが収容されるようになっている。
図2に示すように、リヤフロア13は、車幅方向両端部がリヤフレーム11に接続されるとともに、後端部がスペアタイヤパン12の前端部に接続されている。具体的に、リヤフロア13は、リヤフレーム11間において前後方向に有段形成されており、スペアタイヤパン12の前端部から前方に向けて延在する上段部15と、上段部15の前端縁から前方に向かうに従い下方に向けて傾斜する傾斜部17と、傾斜部17の前端縁から前方に向けて延在する下段部16と、を備えている。
図1に示すように、前後方向に沿うリヤフロア13の上段部15に位置する部分において、各リヤフレーム11に対して車幅方向外側には、図示しない左右の後輪の外周上半部を覆うように略円弧状のダンパハウジング21が設けられ、このダンパハウジング21の下縁が対応するリヤフレーム11にそれぞれ結合されている。
また、リヤフロア13における下段部16及び傾斜部17の上方には、複数のリヤシート22が車幅方向に並んで設置されている。各リヤシート22は、シートクッション23a(図7参照)及びシートバック23bを有し、車室内とラゲッジスペースとを仕切っている。
図3は、リヤシートやIPUを取り外した状態を示す車体後部構造を前方斜め上方から見た斜視断面図である。
図1,3に示すように、シートバック23bの上部後方には、車幅方向に沿って延在するパーセルクロスメンバ25(図3参照)が設けられている。このパーセルクロスメンバ25は、車幅方向両端部において、対応するダンパハウジング21の上部にそれぞれ固定されている。また、パーセルクロスメンバ25の上方には、パーセルクロスメンバ25との間で閉断面構造をなすリヤパーセルシェルフ26が設けられている。このリヤパーセルシェルフ26は、上下方向を厚さ方向として配置されるとともに、パーセルクロスメンバ25の後端部よりも後方に延在している。また、リヤパーセルシェルフ26における両端部の上方には、補強部材27が設けられている。この補強部材27は、パーセルクロスメンバ25と、リヤパーセルシェルフ26と、の閉断面に連通するようにリヤパーセルシェルフ26に連結されている。なお、図6に示す符号29は、補強部材27とパーセルクロスメンバ25との後部同士を連結する連結壁29である。
図4は、図2のA−A線に沿う断面図である。
図3,4に示すように、リヤフレーム11は、アッパリヤフレーム31と、ロアリアフレーム32とが上下方向に接合されることで、断面視矩形状の閉断面構造をなしており、前後方向に沿って延在している。具体的に、リヤフレーム11は、スペアタイヤパン12、及びリヤフロア13の上段部15の両側において、前後方向に沿って延在する後方延在部33と、後方延在部33の前端から前方に向かうに従い下方、かつ車幅方向の外側に向けて湾曲しながら延在するキックアップ部34と、を備えている。
後方延在部33は、その車幅方向に沿う内側端部がスペアタイヤパン12、及びリヤフロア13の上段部15の車幅方向に沿う外側端部にそれぞれ接続されている。また、後方延在部33の前部(リヤフロア13との接続部分)は、後部(スペアタイヤパン12との接続部分)に比べて高強度に形成された高強度部35を構成し、後部は後突時に座屈変形を促すことで、入力荷重Fを吸収するための低強度部36を構成している。そして、後方延在部33のうち、高強度部35及び低強度部36の境界部分には、この境界部分を上方から覆うガゼット37が接合されている。
また、リヤフレーム11内において、キックアップ部34と後方延在部33との境界部分には、バルクヘッド38が配設されている。バルクヘッド38は、リヤフレーム11内を前後方向に遮るように配置され、その外周縁がリヤフレーム11の内面に接合されている。
図5は図2のB−B線に沿う断面図である。
図2,5に示すように、各キックアップ部34の前端部は、車体骨格部材である左右のサイドシル40にそれぞれ接続されている。また、各キックアップ部34内の前端部には、キックアップ部34内及びサイドシル40内を跨って補強フレーム41が配設されている。補強フレーム41は、スチフナ42と、スチフナ42を下方から覆う補強部材43と、により閉断面構造をなしている。そして、スチフナ42の上面がキックアップ部34のうちアッパリヤフレーム31の内面に接合されることで、補強フレーム41がキックアップ部34内に配置されている。
ところで、図3,6に示すようにリヤシート22の後方には、IPU3を搭載するためのIPU搭載フレーム51が設けられている。IPU搭載フレーム51は、リヤフレーム11間を架け渡す横フレーム52と、横フレーム52から前方に向けて延在する一対の前後フレーム53と、を備えている。
横フレーム52は、左右方向に沿って連続的に閉断面構造をなす部材であり、車幅方向の中央部が両端部よりも低位に配置されるとともに、これら両端部から中央部に向かうに従い漸次下方に向けて傾斜している。横フレーム52の両端部は、リヤフレーム11上でガゼット37に固定されている。
図2に示すように、各前後フレーム53は、前後方向に沿って連続的に閉断面構造をなす部材であり、後端部が横フレーム52の中央部のうち車幅方向に間隔をあけて固定され、前端部はリヤフロア13の前端部側で固定されている。また、各前後フレーム53の前後方向中央部には、前後フレーム53間を架け渡す補強メンバ54が設けられている。
ここで、図1,2に示すように、上述したIPU3は、図示しない電動機(走行用電動機)に電力を供給する一方、減速回生時においては電動機を発電機として機能させて、電動機で発電した電力を蓄電する。IPU3は、バッテリや高電圧系デバイス等が収容された箱型のケーシング4を備え、このケーシング4が上述したシートバック23bの後方、かつリヤパーセルシェルフ26の下方に位置する空間に収容されている。そして、IPU3は、底壁がIPU搭載フレーム51の前後フレーム53に固定され、側壁が後述する下横メンバ62のIPU取付部75に固定されることで、少なくとも下方及び側方から支持されている。この場合、IPU3(ケーシング4)の後壁における下部は、上述した横フレーム52の両端部と前後方向で重なる位置に配置される。なお、ケーシング4の天壁と、リヤパーセルシェルフ26(パーセルクロスメンバ25)の下面と、の間には隙間が形成されている。
ケーシング4の車幅方向に沿う両側壁には、ケーシング4内のバッテリ等を冷却するための冷却風が流通する冷却風ダクト55が接続されている。これら冷却風ダクト55は、ケーシング4の側壁から車幅方向の外側に向かうに従い上方へ延設された内側ダクト55aと、ファン56を介して内側ダクト55aに接続され、下方に向けて延設された後、後方に向けて開放された外側ダクト55bと、を備えている。
図6は、IPUやリヤパーセルシェルフ等を取り外した状態を示す車体後部構造を後方斜め上方から見た斜視図である。
図1,3,6に示すように、IPU3の後方であって、上述した各外側ダクト55bの内側には、IPU3を後方から囲むIPU保護ガード(保護ガード)61が設けられている。このIPU保護ガード61は、IPU3の下部両側をリヤフレーム11の上面に倣って延びる下横メンバ62と、下横メンバ62の後端部から上方に向けて立設された縦メンバ63と、縦メンバ63の上端部から前方に向けて延在する上横メンバ64と、IPU3の後面に沿って縦メンバ63間を架け渡すX字メンバ65と、を備えている。
図2,4,5に示すように、下横メンバ62は、プレス成形により形成されたロア部材69及びアッパ部材70が上下方向に接合された鋼管等からなり、断面視矩形状の閉断面構造をなしている。下横メンバ62は、後端部がリヤフレーム11の後方延在部33上のうち、高強度部35と低強度部36との境界部分(IPU3の後端位置)に位置し、前端部がキックアップ部34上に位置するように、リヤフレーム11上に配置されている。すなわち、下横メンバ62の前部は、リヤフレーム11の上面形状に倣って前方に向かうに従い下方、かつ車幅方向の外側に向けて湾曲しながら延在している。
また、下横メンバ62は、キックアップ部34に固定された前端締結部66、後方延在部33における高強度部35の前端部に固定された中間締結部67、及び高強度部35の後端部に固定された後端締結部68の三箇所でリヤフレーム11に固定されている。
図7は前端締結部を示す車体後部構造の平面図であり、図8は図7のC−C線に沿う断面図である。
図3,5,7,8に示すように、下横メンバ62の前端締結部66は、キックアップ部34上において、上述したシートバック23b(図7中ではシートバック23bのシートバックフレームを示す)の固定部23cの近傍(実施形態では固定部23cの後方)に配設されている。前端締結部66には、ロア部材69及びアッパ部材70のうち、上方から見て重なる位置に貫通孔71,72が形成されている。また、前端締結部66内には、貫通孔71,72と重なる位置に挿入孔73aを有する筒状のカラー73が配設されている。このカラー73は、上端部がアッパ部材70の下面に当接する一方、下端部が貫通孔72を通してロア部材69よりも下方に突出した状態で、前端締結部66内に保持されている。したがって、前端締結部66は、カラー73の下面がキックアップ部34上に当接した状態で配置されている。
そして、前端締結部66の貫通孔71,72及びカラー73の挿入孔73a内を貫通するように、アッパ部材70側から締結部材74が挿入されている。締結部材74は、頭部がアッパ部材70の上面に当接する一方、先端部分が上述したキックアップ部34を貫通して、上述したスチフナ42に締結されている。
図2〜4に示すように、中間締結部67は、下横メンバ62のうち、リヤフレーム11内のバルクヘッド38の近傍(実施形態ではバルクヘッド38の後方)に配設されている。中間締結部67におけるロア部材69側には、下方に向けて膨出する台座部76が形成されている。台座部76の下面は、上述した後方延在部33の上面に当接している。また、台座部76におけるロア部材69には、締結部材77が挿入される貫通孔(不図示)が形成される一方、アッパ部材70における貫通孔と上下方向で重なる位置には、締結部材77よりも大径の作業孔78が形成されている。
締結部材77は、頭部が台座部76の上面に当接する一方、先端部分がリヤフレーム11におけるバルクヘッド38の後方で締結されている。
図9は後端締結部を示す車体締結構造の平面図であり、図10は図9のD−D線に沿う断面図である。
図2,9,10に示すように、後端締結部68は、上述したリヤフレーム11の低強度部36及び高強度部35の境界部分(ガゼット37の配設箇所)、具体的にはIPU3の後端位置と同等の位置に配置され、後方に向かうに従い車幅方向の内側に向けて漸次拡幅されている。また、後端締結部68のうち、ロア部材69側には、上述した中間締結部67と同様に下方に向けて膨出する台座部81が形成されている。すなわち、下横メンバ62は、上述したカラー73、及び各台座部76,81によってリヤフレーム11の上面に当接しており、これによりロア部材69の下面のうち、各締結部66〜68以外の部分ではリヤフレーム11との間に上下方向に隙間が形成されている。なお、後端締結部68は、IPU3の近傍であれば、IPU3の後端位置よりも前側に配置しても後側に配置しても構わない。
また、ロア部材69のうち、台座部81には、締結部材82が挿入される貫通孔83が形成される一方、アッパ部材70のうち、貫通孔83と上下方向で重なる位置には、締結部材82よりも大径の作業孔84が形成されている。
締結部材82は、頭部が台座部81の上面に当接する一方、先端部分がリヤフレーム11における高強度部35と低強度部36との境界部分で締結されている。なお、下横メンバ62の後端部は、ロア部材69及びアッパ部材70が上下方向に接合されることで、閉塞されている。
また、下横メンバ62のうち、後端締結部68の前方に位置する部分には、IPU取付部(取付部)75が設けられている。IPU取付部75は、下横メンバ62とIPU3とを固定するためのものであって、前方から見てL字状に形成されている。具体的に、IPU取付部75は、下横メンバ62の上面に固定された横アングル75aと、横アングル75aのうち車幅方向の内側端部から上方に向けて延び、図示しない締結部材を介してIPU3の側壁に固定された縦アングル75bと、を備えている。
図11は、縦メンバを示す車体後部構造を後方から見た図である。
図6,9,11に示すように、縦メンバ63は、上下方向に沿って連続的に閉断面構造をなすアルミ合金の押出成形等からなる部材であり、その下端部が上述した下横メンバ62における後端締結部68の後端面にスタッドボルト等の締結部材85により締結されている。また、縦メンバ63内には、内部を左右方向で仕切るリブ86(図9参照)が設けられている。
図6に示すように、上横メンバ64は、前後方向に沿って連続的に閉断面構造をなす鋼管等からなる部材であり、上述したIPU3の上部両側をリヤパーセルシェルフ26の下面に沿って前方に向かうに従い車幅方向の外側に向けて延在している。したがって、各横メンバ62,64は、上述した外側ダクト55bを内側に回避した位置から、それぞれ前方に向かうに従い車幅方向の外側に向けて延在している。上横メンバ64の後端部は、縦メンバ63の上端部にボルト等の締結部材(不図示)により締結される一方、前端部は上述した連結壁29を貫通して補強部材27に固定されている。
図12は、第1メンバと第2メンバとの交差部分を示す斜視図である。
図6,12に示すように、X字メンバ65は、車幅方向に沿う一方側の縦メンバ63の上端部と他方側の縦メンバ63の下端部とを接続する第1メンバ91と、他方側の縦メンバ63の上端部と一方側の縦メンバ63の下端部とを接続する第2メンバ92と、が縦メンバ63間を対角線上に架け渡されて構成されている。
第1メンバ91は、アルミ押出成形等により形成された閉断面構造をなす部材であり、車幅方向に沿う右側端部が一方側の縦メンバ63の上端部に接続され、左側端部が他方側の縦メンバの下端部に接続されている。
第2メンバ92は、第1メンバ91と同様にアルミ押出成形等により形成された閉断面構造をなす部材であり、第1メンバ91を間に挟んで2本に分割されている。具体的に、一方の第2メンバ92は、車幅方向の左側端部が他方側の縦メンバ63の上端部に接続され、右側端部が第1メンバ91の延在方向中央部に接続されている。また、他方の第2メンバ92は、車幅方向の右側端部が一方側の縦メンバ63の下端部に接続され、左側端部が第1メンバ91の延在方向中央部に接続されている。
そして、第1メンバ91及び第2メンバ92の交差部分、すなわち第1メンバ91の延在方向中央部には、交差部分を前後方向から挟持する一対の連結プレート93が設けられている。これら連結プレート93、それらの対向面において第1メンバ91及び第2メンバ92にミグ溶接等により接合されている。すなわち、第1メンバ91及び第2メンバ92は、連結プレート93を介してそれぞれ連結されている。
図13は、第1メンバと縦メンバとの接続部分を前方から見た斜視図である。
また、例えば図11,13に示すように、第2メンバ92と縦メンバ63との接続部分には、それぞれ後方からコーナプレート94が接合されている。これらコーナプレート94は、その前面において、第2メンバ92及び縦メンバ63にミグ溶接等により接合されている。すなわち、第2メンバ92と縦メンバ63とはコーナプレート94を介してそれぞれ連結されている。
さらに、コーナプレート94の前面において、第2メンバ92の延在方向と縦メンバ63の延在方向とがなす角の内側には、第2メンバ92、縦メンバ63、及びコーナプレート94間を接合するコーナ部材95が設けられている。これらコーナ部材95は、角筒状に形成され、その後端部分がコーナプレート94に接合されている。なお、図11,13では、第2メンバ92と一方側の縦メンバ63との接続部分を示すが、各第1メンバ91及び第2メンバ92と縦メンバ63との接続部分においても同様の構成である。
次に、本実施形態の車体後部構造の作用について説明する。図14は車体後部構造を側方から見た概略構成図であり、図15はIPU保護ガードを後方斜め上方から見た斜視図である。
まず、図14に示すように、後突時等において、車体1における各リヤフレーム11の後端に、前方に向けて入力荷重Fが作用すると、リヤフレーム11の低強度部36が座屈変形を始める。このとき、リヤフレーム11のうち、前部の高強度部35を後部の低強度部36に比べて高強度に形成することで、低強度部36のみを座屈変形させ、入力荷重Fを効率的に吸収できる。
特に、リヤフレーム11の前側、具体的にキックアップ部34及び高強度部35には、IPU保護ガード61の下横メンバ62が前端締結部66、中間締結部67、及び後端締結部68の三点で固定されている。そのため、キックアップ部34と高強度部35との境界部分での折れ曲がりを抑え、リヤフレーム11の上方への持ち上がりを抑えることができる。
また、図15に示すように、入力荷重FがIPU保護ガード61に伝達されると、X字メンバ65の交差部分(連結プレート93)から第1メンバ91、及び第2メンバ92を介して車幅方向の外側に向けて伝達される(図15中矢印参照)。すなわち、X字メンバ65の交差部分に対して前方に向けて作用した入力荷重Fの向きが変化して、車幅方向の外側に向けて作用する。
その後、入力荷重Fは、第1メンバ91、及び第2メンバ92の外側端部において、それぞれ下横メンバ62、及び上横メンバ64に作用した後、下横メンバ62、及び上横メンバ64を介して前方に向けて伝達される。すなわち、第1メンバ91、及び第2メンバ92に対して車幅方向の外側に向けて作用した入力荷重Fの向きが変化して、前方に向けて作用する。
そして、入力荷重Fは、第1メンバ91、及び第2メンバ92の前端部において、補強部材27に伝達されることになる。これにより、IPU保護ガード61に伝達された入力荷重Fが、IPU3を迂回しながら補強部材27に伝達されることになるので、IPU3に入力荷重Fが直接作用するのを抑制できる。
このように、本実施形態では、上述したようにIPU保護ガード61に伝達された入力荷重Fが、IPU3を迂回しながら補強部材27伝達されることになるので、IPU3に入力荷重Fが直接作用するのを抑制できる。
この場合、従来のようにIPU保護ガード61がIPU3の全周を取り囲む必要がないので、部品点数の削減、及び軽量化を図ることができる。また、IPU保護ガード61がIPU3の後面及び車幅方向両側の上下部のみしか配索されていないので、IPU保護ガード61の設置スペースを抑制でき、これに伴いIPU保護ガード61の内側(前方)に配置されるIPU3の大型化を図ることができる。
その結果、部品点数の削減、軽量化、及びIPU3の大型化を図った上で、IPU3を確実に保護できる。
また、X字メンバ65及び縦メンバ63をアルミ合金の押出成形により形成することで、曲げ強度を高くすることができ、また、各横メンバ62,64を鋼管により形成することで、座屈強度を高くすることができる。そのため、軽量化を図りつつ、後方からの入力荷重Fに対する耐力を向上できる。これにより、IPU3をより確実に保護できる。
さらに、本実施形態では、縦メンバ63の上下両端部が、それぞれ上下の横メンバ62,64における後端部に締結できるので、各横メンバ62,64及び縦メンバ63ごとに取り扱い易い単位に分割させておくことができる。そのため、IPU保護ガード61をラゲッジスペース内に組み付ける場合の組み付け性を向上させることができる。
さらに、縦メンバ63の内部を車幅方向に仕切るリブ86が形成されているため、縦メンバ63の曲げ強度をさらに向上させることができる。
また、X字メンバ65と縦メンバ63とをコーナプレート94及びコーナ部材95により連結することで、結合強度を向上させることができる。
さらに、上横メンバ64及び下横メンバ62が、前方に向かうに従い車幅方向の外側に向けてそれぞれ延設されていることで、冷却風ダクト55,56を回避した上でIPU保護ガード61の内側スペース、すなわちIPU3の設置スペースを拡大できる。
さらに、本実施形態では、下横メンバ62の後端部を拡幅に形成することで、この拡幅した下横メンバ62の後端部にIPU保護ガード61及び後端締結部68を配置することができ、組み付けのレイアウト性を向上させることができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、本発明の車体後部構造をセダン型の車両に適用した場合について説明したが、これに限らず、種々の車両に適用可能である。
また、本発明は、ハイブリッド自動車や、電気自動車、燃料電池自動車等、バッテリを動力源として駆動する車両に広く適用できる。
さらに、上述した実施形態では、IPU保護ガード61の形状は、横メンバ62,64及びX字メンバ65を備えていれば、適宜設計変更が可能である。
また、上述した実施形態では、縦メンバ63とX字メンバ65の接続部分にコーナプレート94を後方から接合する場合について説明したが、これに限らず、前後両側から接合してもよく、前方側から接合してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…車体 2…後部構造(車体後部構造) 3…IPU(電気機器) 11…リヤフレーム 55…冷却風ダクト 55b…外側ダクト 61…IPU保護ガード(保護ガード) 62…下横メンバ 63…縦メンバ 64…上横メンバ 65…X字メンバ 68…後端締結部(締結部) 86…リブ 94…コーナプレート 95…コーナ部材

Claims (7)

  1. 車幅方向に沿う両側で車体前後方向に沿って延在する左右一対のリヤフレームと、
    前記リヤフレーム間に配置され、走行用電動機に電力を供給する電気機器と、を備えた車体後部構造において、
    前記電気機器を後方から囲む保護ガードを備え、
    前記保護ガードは、
    前記電気機器に対して車幅方向両側において、前記電気機器の上部を前後方向に沿って延在する左右一対の上横メンバと、
    前記電気機器に対して車幅方向両側において、前記電気機器の下部を前後方向に沿って延在する左右一対の下横メンバと、
    前記電気機器の後面に沿ってX字状に延在するX字メンバと、を備え、
    前記X字メンバは、
    前記各上横メンバのうち車幅方向に沿う一方側の前記上横メンバ、及び前記各下横メンバのうち車幅方向に沿う他方側の前記下横メンバ同士、並びに、他方側の前記上横メンバ、及び一方側の前記下横メンバ同士をそれぞれ架け渡していることを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記保護ガードは、前記X字メンバのうち、車幅方向に沿う一方側の端部同士、及び他方側の端部同士を上下方向で架け渡す縦メンバを備え、
    前記X字メンバ及び前記縦メンバは、それぞれ閉断面構造をなし
    前記下横メンバ及び前記上横メンバは、鋼管からなることを特徴とする請求項1記載の車体後部構造。

  3. 前記縦メンバの上下両端部は、それぞれ上下の前記横メンバにおける後端部に締結されていることを特徴とする請求項2記載の車体後部構造。
  4. 前記縦メンバには、内部を車幅方向に仕切るリブが形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の車体後部構造。
  5. 前記X字メンバと前記縦メンバとの接続部分において、前記Xメンバの延在方向と前記縦メンバの延在方向とがなす角の内側には、前記Xメンバ及び前記縦メンバとをそれぞれ連結するコーナ部材が設けられ、
    前記接続部分には、前記コーナ部材、前記Xメンバ及び前記縦メンバに対して前後方向側から接合するコーナプレートが設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4の何れか1項に記載の車体後部構造。
  6. 前記縦メンバを挟んで前記電気機器の反対側には、前記電気機器を冷却するための冷却風が流通する冷却風ダクトが延在し、
    前記上横メンバ及び前記下横メンバは、前方に向かうに従い車幅方向の外側に向けてそれぞれ延設されていることを特徴とする請求項2から請求項5の何れか1項に記載の車体後部構造。
  7. 前記下横メンバの後端部は、後方に向かうに従い車幅方向に沿って拡幅されるとともに、前記リヤフレームの後端部に締結される締結部を備えていることを特徴とする請求項2から請求項6の何れか1項に記載の車体後部構造。
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