JP2017077840A - 車両のバッテリ搭載構造 - Google Patents

車両のバッテリ搭載構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2017077840A
JP2017077840A JP2015207557A JP2015207557A JP2017077840A JP 2017077840 A JP2017077840 A JP 2017077840A JP 2015207557 A JP2015207557 A JP 2015207557A JP 2015207557 A JP2015207557 A JP 2015207557A JP 2017077840 A JP2017077840 A JP 2017077840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
floor panel
pedestal
battery
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015207557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6311687B2 (ja
Inventor
田中 潤一
Junichi Tanaka
潤一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2015207557A priority Critical patent/JP6311687B2/ja
Publication of JP2017077840A publication Critical patent/JP2017077840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6311687B2 publication Critical patent/JP6311687B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

【課題】既存の車体骨格部材を用いながら、側面衝突時にバッテリを十分に保護することができる車両のバッテリ搭載構造を提供する。【解決手段】フロアパネル1と、左右1対の第1閉断面C1を構成する左右1対のフロアフレーム2とを備え、フロアパネル1の下方で且つフロアフレーム2の左側にバッテリ3を配設した車両のバッテリ搭載構造において、バッテリ3を車体側に取付けるための取付ブラケット21と、フロアフレーム2の左側壁部2aとフロアパネル1とに連結され且つ取付ブラケット21の取付部21fに重ね合わせて連結可能な台座部23bと上側フランジ部23dとを有する台座ブラケット23とを備え、台座部23bがフロアフレーム2の左側壁部2aの近傍位置に配置され、上側フランジ部23dがフロアクロスメンバ7の前側フランジ部7d及び後側フランジ部7eにフロアパネル1を介して接合されている。【選択図】 図13

Description

本発明は、車両のバッテリ搭載構造に関し、特にフロアパネルの下方にバッテリを配設した車両のバッテリ搭載構造に関する。
従来より、定格電圧を12Vとする鉛バッテリはエンジンルーム内に配置されている。
近年増加傾向にある電気自動車やハイブリッド車両は、大型のバッテリユニットを搭載している。また、回生制動させた回生発電によって充電する電源装置を備えた車両には、通常の鉛バッテリの他にリチウムイオンバッテリ等の補助バッテリが搭載されている。
このような大型のバッテリユニットや補助バッテリ(以下、単にバッテリと総称する)は、エンジンルーム内が高温になる上、スペース的にも厳しいことから、従来と同様にエンジンルーム内に搭載することは容易ではない。
そこで、配置レイアウトの観点から、エンジンルームの外部空間、例えばフロアパネルの下方を利用してバッテリを配設したバッテリ搭載構造が提案されている。
特許文献1の車両のバッテリ搭載構造は、左右1対のサイドシル間に亙って架け渡されたフロアパネルと、このフロアパネルの下面側にフロアパネルと協働して前後に延びる左右1対の閉断面を構成する左右1対のフロアサイドフレーム(フロアフレームともいう)と、フロアパネルの下方に配設された電気自動車用バッテリとを備え、バッテリはシートクッションよりも下方で且つフロアパネルの一般面よりも上方に突出した突出部を有し、フロアパネルに突出部を上方から覆う凸部が形成されている。
これにより、バッテリの地上高を確保しつつ、側面衝突時にシートパイプ(シートフレーム)が変形しても、突出部に対するシートパイプの直接的な衝撃をフロアパネルの凸部によって抑制している。
特開2013−23163号公報
特許文献1の車両のバッテリ搭載構造は、上側折曲部と下側に形成された下側折曲部をフロアパネルに形成することによって縦断面略台形状の凸部を構成している。
これにより、比較的小さな側突荷重が作用した場合には、サイドシルやフロアパネルを含む車体側の変形が発生し難いことから、シートパイプとバッテリとの干渉による衝撃を凸部を介して抑制することができ、バッテリを保護することが可能である。
しかし、大きな側突荷重が作用した場合、バッテリを十分に保護することができない。
即ち、大きな側突荷重が作用した場合には、側突荷重によってサイドシルが車幅方向内側へ移動し、これに伴ってフロアサイドフレームも車幅方向内側へ移動する。
それ故、移動したフロアサイドフレームを介してバッテリが直接的な衝撃を受ける虞があるため、補強部材の配設や板厚増加等の対策が必要になるが、その場合、重量が増加する可能性があり、改善の余地があった。
本発明の目的は、側面衝突時にバッテリを十分に保護することができる車両のバッテリ搭載構造等を提供することである。
請求項1の車両のバッテリ搭載構造は、車室床面を構成するフロアパネルと、このフロアパネルの下面側にフロアパネルと協働して前後方向に延びる左右1対の閉断面を構成する左右1対のフロアフレームとを備え、前記フロアパネルの下方で且つ前記フロアフレームの車幅方向内側にバッテリを配設した車両のバッテリ搭載構造において、前記バッテリを下方から支持して車体側に取付けるための取付ブラケットと、前記フロアフレームの車幅方向内側壁部とフロアパネルとに連結され且つ前記取付ブラケットの車幅方向外側端部に重ね合わせて連結可能な台座部を有する台座ブラケットとを備え、前記台座部が前記フロアフレームの車幅方向内側壁部の近傍位置に配置されたことを特徴としている。
この車両のバッテリ搭載構造では、台座ブラケットがフロアフレームの車幅方向内側壁部とフロアパネルとに連結されているため、フロアフレームに車幅方向内側に向かう側突荷重が作用したとき、側突荷重を台座ブラケットを介してフロアフレームに分散伝達することができる。しかも、台座部が取付ブラケットの車幅方向外側端部に重ね合わせて連結可能で且つフロアフレームの車幅方向内側壁部の近傍位置に配置されているため、フロアフレームが車幅方向内側に移動したとき、側突荷重を取付ブラケットを介して車体側に分散伝達することができる。これにより、フロアフレームに作用する側突荷重を低減し、フロアフレームによる車幅方向内側への移動を抑制することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記台座ブラケットは、前記フロアフレームの車幅方向内側壁部に連結された下側フランジ部と、前記下側フランジ部の上端部に連なる台座部と、前記台座部の車幅方向内端部から立上がる側壁部と、前記側壁部の上端部に連なりフロアパネルに連結された上側フランジ部とを備え、底面視にて車幅方向内側程前後長が長く形成されたことを特徴としている。
本構成によれば、フロアフレームから台座ブラケットに入力した側突荷重を広い面積でフロアパネルに分散伝達することができ、分散能率を高くすることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前側フランジ部及び後側フランジ部が形成され且つ前記フロアパネルの上面側にフロアパネルと協働して車幅方向に延びる閉断面を構成するフロアクロスメンバを備え、前記台座ブラケットの上側フランジ部が、前記前側フランジ部及び後側フランジ部に前記フロアパネルを介して接合されたことを特徴としている。
本構成によれば、側突荷重を取付ブラケットを介して車体剛性部材であるフロアクロスメンバに分散伝達することができ、フロアフレームに作用する側突荷重を一層低減することができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記台座ブラケットが、前記台座部と側壁部と上側フランジ部とを連結し且つ前記台座部と側壁部に対して傾斜している補強部を備えたことを特徴としている。
本構成によれば、台座ブラケットの強度を増すことができ、側突荷重の分散能率を高くすることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記フロアパネルの車幅方向中央部分に車室側へ突出して前後方向に延びるトンネル部と、前記トンネル部の左右両端位置に前記フロアパネルの下面側にフロアパネルと協働して前後方向に延びる左右1対の閉断面を構成する左右1対のトルネルサイドフレームとを備え、前記取付ブラケットの車幅方向内側端部が、前記トルネルサイドフレームの下側壁部に連結されたことを特徴としている。
本構成によれば、フロアフレームが車幅方向内側に移動したとき、側突荷重を取付ブラケットを介して車体剛性部材であるトルネルサイドフレームに分散伝達することができ、フロアフレームによる車幅方向内側への移動を一層抑制することができる。
本発明の車両のバッテリ搭載構造によれば、既存の車体剛性部材を用いながら、側面衝突時にバッテリを十分に保護することができる。
実施例1に係る車両の下部車体の斜視図である。 下部車体の平面図である。 図1の要部拡大図である。 下部車体の底面図である。 図4の要部拡大図である。 取付ブラケットを省略した図5相当図である。 取付ブラケットの斜視図である。 取付ブラケットの平面図である。 荷重伝達部材の斜視図である。 図6からバッテリを省略した要部拡大図である。 図10からフロアパネルを省略した図である。 台座ブラケットを示す図であって、(a)は斜め下方から視た斜視図、(b)は正面図、(c)は車幅方向外側から視た側面図である。 図2のXIII−XIII線断面図である。 図10のXIV−XIV線断面図である。 図2のXV−XV線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明は、本発明を例示したものであり、本発明、その適用物、或いは、その用途を制限するものではない。
以下、本発明の実施例1について図1〜図15に基づいて説明する。
図1〜図6に示すように、本実施例の車両Vは、車室の床面を構成する鋼板製の矩形状フロアパネル1と、このフロアパネル1と協働して前後に延びる第1閉断面C1を構成する左右1対のフロアフレーム2と、フロアパネル1の下方に車載電装品に対して供給する電力を蓄電可能なバッテリ3等を備えている。
以下、矢印F方向を前方、矢印L方向を左方、矢印U方向を上方として説明する。
まず、車両Vの前提構造について説明する。
フロアパネル1は、このフロアパネル1と協働して前後に延びる第2閉断面C2を構成する左右1対のトンネルサイドフレーム4と、トンネル部11を下方から部分的に覆う略矩形状の前側及び後側ブレース5,6と、フロアパネル1と協働して左右に延びる第3閉断面C3を構成するフロアクロスメンバ7と、フロアパネル1と協働して前後に延びる第4閉断面C4を構成する左右1対のフロア上部フレーム8等を備えている。
このフロアパネル1は、ダッシュパネル(図示略)の傾斜部下端から後方へ略水平状に拡がるように形成され、左右両端部が前後に延びる左右1対のサイドシル9の車幅方向内側壁部の下端部分に夫々連結されている。
図1〜図3に示すように、フロアパネル1の車幅方向中央部分には、車室側に突出して前後に延びるトンネル部11が形成され、フロアパネル1のトンネル部11よりも右側部分には、車室側に膨出した膨出部12が形成されている。
図10,図11,図13に示すように、左右1対のトンネルサイドフレーム4は、断面略ハット状に形成され、トンネル部11の左右両端位置においてフロアパネル1の下面に左右両フランジ部4d,4eが夫々接合されている。
図4に示すように、前側ブレース5は、フロアパネル1の前端側部分に対応したトンネル部11の左右両端位置を連結し、後側ブレース6は、フロアパネル1の中間部分に対応したトンネル部11の左右両端位置を連結している。これらブレース5,6は、フロアパネル1の振動抑制のために設けられた補強部材である。
フロアクロスメンバ7は、トンネル部11を間に介して左右1対のサイドシル9の車幅方向内側壁部同士を連結している。図14に示すように、フロアクロスメンバ7は、断面略ハット状に形成され、前側ブレース5の後端近傍に対応する位置においてフロアパネル1の上面に前後両フランジ部7d,7eが夫々接合されている。
図1〜図3に示すように、フロアクロスメンバ7の後方には、左右1対の後側フロアクロスメンバ10が設けられている。これら1対の後側フロアクロスメンバ10は、トンネル部11を間に介して左右1対のサイドシル9の車幅方向内側壁部同士を連結している。フロアクロスメンバ7と後側フロアクロスメンバ10は、左右の前席シートをスライドレールを介して支持している(何れも図示略)。
図3,図15に示すように、左右1対のフロア上部フレーム8は、断面略ハット状に形成され、フロアクロスメンバ7の前側壁部7aにその後端部が夫々接合されている。これら1対のフロア上部フレーム8は、前端部から後端部に亙ってフロアパネル1の上面に左右両フランジ部8d,8eが夫々接合されている。
左右1対のフロアフレーム2は、前端側部分においてトンネルサイドフレーム4とサイドシル9との中間位置に夫々配置され、後側程車幅方向外側に移行するように夫々形成されている。これら1対のフロアフレーム2は、断面略ハット状に形成され、フロアパネル1の下面に左右両フランジ部2d,2eが夫々接合されている。
フロアフレーム2の下側壁部2cは、トンネルサイドフレーム4の下側壁部4cよりも低い高さ位置になるように配設されている。
図15に示すように、フロアフレーム2のフロアクロスメンバ7よりも前側部分は、左右両フランジ部2d,2eがフロア上部フレーム8の左右両フランジ部8d,8eにフロアパネル1を間に介して三重溶接によって夫々接合されている。
バッテリ3は、略直方体状ユニットに形成され、膨出部12の下方にフロアパネル1から僅かに離隔した状態で配設されている。このバッテリ3は、充放電可能な複数(例えば8つ)のバッテリモジュール(二次電池)を備え、後述する取付ブラケット21に支持されている。
次に、膨出部12について説明する。
図1〜図3に示すように、膨出部12は、フロアパネル1の右半部において右側の後側フロアクロスメンバ10よりも前側位置で且つ右側のサイドシル9とトンネル部11の間に形成されている。
図3,図13,図15に示すように、膨出部12は、フロアパネル1の大半を占める一般面よりも高い高さ位置に略矩形状の平坦部を形成する上側折曲部12aと、この上側折曲部12aよりも下方に形成され且つ一般面から上方に向けて折れ曲がった下側折曲部12bとを備え、断面略台形状に突出形成されている。
尚、下側折曲部12bによって囲まれた部分が、膨出部12に相当している。
また、折曲部とは、フロアパネル1の曲率が一般面に対して急激に変化する湾曲状の変曲部であって、側面衝突時、変形の起点となり得る変曲部を含むものである。
下側折曲部12bは、前端側部分が前側ブレース5の後端部よりも前側、後端側部分が前端側部分に略平行で且つ後側フロアクロスメンバ10の前端部よりも前側に位置するように配置されている。それ故、フロアクロスメンバ7が膨出部12の上側を横切るように配置されているため、前後両フランジ部7d,7eが膨出部12の上面を横断するように夫々接合されている。これにより、折曲部12a,12bの強度増加を図っている。
また、下側折曲部12bは、左端側部分がトンネルサイドフレーム4に沿うように形成され且つトンネルサイドフレーム4の左端部よりも右側に位置するように配置され、右端側部分がフロアフレーム2に沿うように形成され且つフロアフレーム2の右端部よりも左側に位置するように配置されている。
本実施例では、上側折曲部12aの左端側部分がトンネルサイドフレーム4の右側壁部4bよりも左側で且つ下側折曲部12bの左端側部分がトンネルサイドフレーム4の左側壁部4aよりも右側に位置するように形成されている。それ故、折曲部12a,12bの左端側部分が第2閉断面C2の一部に形成されている。また、上側折曲部12aの右端側部分がフロアフレーム2の左側壁部2aよりも右側で且つ下側折曲部12bの右端側部分がフロアフレーム2の右側壁部2bよりも左側に位置するように形成されている。それ故、折曲部12a,12bの右端側部分が第1閉断面C1の一部に形成されている。
これにより、折曲部12a,12bの左端側部分及び右端側部分の強度増加を図っている。
そして、図15に示すように、折曲部12a,12bの右端側部分のうちフロアクロスメンバ7よりも前側部分は、上側折曲部12aの右端側部分がフロア上部フレーム8の左側壁部8aよりも右側で且つ下側折曲部12bの右端側部分がフロア上部フレーム8の右側壁部8bよりも左側に位置するように形成されている。また、フロア上部フレーム8の後端部が、折曲部12a,12bとフロアクロスメンバ7との接合部分を第4閉断面C4の一部に形成するようにフロアクロスメンバ7に接合されている。
これにより、折曲部12a,12bの右端側部分をフロアフレーム2とフロア上部フレーム8とによって上下両方向から挟み込むことにより、折曲部12a,12bの右端側部分を第1閉断面C1及び第4閉断面C4からなる閉断面の節部分として取り込むことができる。
次に、取付ブラケット21について説明する。
図4,図5,図13に示すように、取付ブラケット21は、バッテリ3及び後述する荷重伝達部材22を下方から支持すると共に、これらを車体側に取付可能に構成されている。
図7,図8に示すように、取付ブラケット21は、鋼板をプレス加工することによって成形され、バッテリ3及び荷重伝達部材22を支持する本体部21aと、車体側に取付けるための5つの取付部21b〜21f等を備えている。
本体部21aは、トンネルサイドフレーム4の下側壁部4cと略同じ高さ位置になるように配設されている。この本体部21aには、バッテリ3をボルト(図示略)を介して固着するための複数の支持ボルト穴b1と、荷重伝達部材22をボルト(図示略)を介して取付ブラケット21に固着するための複数の支持ボルト穴b2とが形成されている。
複数の支持ボルト穴b1は、本体部21aの左端側部分及び右端側部分に夫々前後に整列するように4つづつ、計8つ設けられている。複数の支持ボルト穴b2は、本体部21aの右端部分の支持ボルト穴b1よりも右側位置において本体部21aの後半部に前後1対設けられている。
図7,図8に示すように、取付部21b〜21fは、本体部21aから略水平状に外側に張り出すように夫々形成され、取付ブラケット21をボルト(図示略)を介して車体側に固着するための固定ボルト穴b3を夫々有している。
図4,図5に示すように、取付部21b〜21dは、本体部21aの左端部分の前端側部分、途中部分、後端側部分に夫々形成され、トンネルサイドフレーム4の下側壁部4cにボルトによって締結固定される。取付部21eは、本体部21aの後端部分に形成され、フロアパネル1にボルトによって締結固定される。取付部21fは、本体部21aの右端部分の途中部分から上方へ屈曲した後、右方に屈曲する断面略クランク状に形成されている。この取付部21fは、後述する台座ブラケット23にボルトによって締結固定される。
複数の固定ボルト穴b3は、取付部21b,21d,21fに夫々前後1対設けられ、取付部21eに左右1対設けられ、取付部21cに1つ設けられている。
次に、荷重伝達部材22について説明する。
後側程車幅方向外側に移行するフロアフレーム2の車幅方向内側に直方体状のバッテリ3を配置した場合、バッテリ3とフロアフレーム2との離隔距離が前後方向で異なり、側面衝突時、側突荷重がバッテリ3に局所的に作用する虞がある。
図6に示すように、荷重伝達部材22は、フロアパネル1の下方において、フロアフレーム2とバッテリ3との間に介装され、車両Vの側面衝突時、バッテリ3に局所的に作用する側突荷重を回避可能に構成されている。この荷重伝達部材22は、衝撃吸収能率に優れた金属材料、例えばアルミ合金材料で一体的に構成されている。
図6,図9に示すように、荷重伝達部材22は、前後方向に対して略直交して左右に延びる前側壁部22aと、この前側壁部22aに略平行な後側壁部22bと、フロアフレーム2の左側壁部2aに沿って延びる第1壁面部22cと、バッテリ3の右側部に沿って延びる第2壁面部22dと、第1壁面部22cと第2壁面部22dを連結する第1〜第4リブ部22e〜22h等を備えている。
第1壁面部22cは、フロアフレーム2の左側壁部2aに沿っているため、後側程右側に移行するように形成されている。この第1壁面部22cは、フロアフレーム2の左側壁部2aに対して僅かの隙間を空けて離隔状に対向配置されている。これにより、側面衝突時、フロアフレーム2と荷重伝達部材22とが干渉する前段階で衝撃エネルギーを吸収することができ、バッテリ3に作用する側突荷重を低減することができる。
第1〜第4リブ部22e〜22hは、各々左側程後方に移行するように形成されている。
具体的には、第1〜第4リブ部22e〜22hは、フロアフレーム2の左側壁部2aに対して略直交するように配設されている。
第1リブ部22e及び第3リブ部22gの左側下端部分には、ねじ穴を有する取付部22i,22jが夫々形成されている。これら取付部22i,22jは、取付ブラケット21の1対の支持ボルト穴b2にボルトによって締結固定されている。
これにより、側面衝突時、フロアフレーム2が左方に移動して第1壁面部22cに接触した際、第1壁面部22cに作用した側突荷重を第2壁面部22dに対して均等に分散して伝達することができ、結果的に、バッテリ3に対する局所的な荷重集中を回避している。
次に、台座ブラケット23について説明する。
台座ブラケット23は、取付ブラケット21の取付部21fを車体側に支持している。
図12(a)〜図12(c)に示すように、台座ブラケット23は、鋼材をプレス加工することにより、底面視にて左側程前後長が長くなるように形成され、右方からの側面視にて上側程前後長が長くなるように形成されている。
台座ブラケット23は、下側フランジ部23aと、台座部23bと、側壁部23cと、上側フランジ部23dと、1対の補強部23e等から構成されている。
図13に示すように、下側フランジ部23aは、フロアフレーム2の左側壁部2aに溶接にて接合されている。台座部23bは、下側フランジ部23aの上端部に連なり左方に向けて略水平状に延びるように形成されているため、フロアフレーム2の左側壁部2aの近傍位置に配置されている。この台座部23bは、トンネルサイドフレーム4の下側壁部4cよりも高い高さ位置になるように配設されている。
台座部23bは、前後1対のボルト穴を備え、これら1対のボルト穴を取付部21fの固定ボルト穴b3と夫々位置合わせしてボルト締結することにより、取付ブラケット21の取付部21fと重畳連結可能に構成されている。
側壁部23cは、台座部23bの左端部から略鉛直状に立上がるように形成されている。
図10に示すように、上側フランジ部23dは、側壁部23cの上端部に連なりフロアパネル1に連結されている。
図12(c),図14に示すように、上側フランジ部23dは、前後方向中間部分が下方に凹入するように形成されている。図11に示すように、上側フランジ部23dの前端側部分と後端側部分が、フロアクロスメンバ7の前側フランジ部7dと後側フランジ部7eにフロアパネル1を間に介して溶接にて接合されている。
これにより、取付ブラケット21の取付部21b〜21dがトンネルサイドフレーム4の下側壁部4cに固定され、取付部21fがフロアパネル1とフロアフレーム2に固着された台座ブラケット23に固定されるため、側面衝突時、側突荷重を台座ブラケット23を介してフロアフレーム2に分散伝達し、フロアフレーム2が左側に移動したとき、側突荷重を取付ブラケット21を介してトルネルサイドフレーム4に分散伝達してフロアフレーム2の左方への移動を抑制している。しかも、バッテリ3が取付ブラケット21に固着されているため、フロアフレーム2が左側に移動した場合であっても、バッテリ3が取付ブラケット21に追随して左側に移動することから、バッテリ3に対するフロアフレーム2からの直接的な衝撃を抑制することができる。
図12(a)に示すように、1対の補強部23eは、略三角形状に夫々形成され、台座部23bと側壁部23cと上側フランジ部23dとを夫々連結している。これら1対の補強部23eは、前後方向に対して所定の交差角度をなすように、台座部23bと側壁部23cとに対して傾斜している。これにより、台座ブラケット23自体の強度を増すことができ、側面衝突時、フロアフレーム2に作用した側突荷重を能率的にフロアクロスメンバ7等に分散している。
次に、上記車両Vのバッテリ搭載構造の作用・効果について説明する。
この車両Vのバッテリ搭載構造によれば、台座ブラケット23がフロアフレーム2の左側壁部2aとフロアパネル1とに連結されているため、フロアフレーム2に左側に向かう側突荷重が作用したとき、側突荷重を台座ブラケット23を介してフロアフレーム2に分散伝達することができる。しかも、台座部23bが取付ブラケット21の右側端部に重ね合わせて連結可能で且つフロアフレーム2の左側壁部2aの近傍位置に配置されているため、フロアフレーム2が左側に移動したとき、側突荷重を取付ブラケット21を介して車体側に分散伝達することができる。これにより、フロアフレーム2に作用する側突荷重を低減し、フロアフレーム2による左側への移動を抑制することができる。
台座ブラケット23は、フロアフレーム2の左側壁部2aに連結された下側フランジ部23aと、下側フランジ部23aの上端部に連なる台座部23bと、台座部23bの左端部から立上がる側壁部23cと、側壁部23cの上端部に連なりフロアパネル1に連結された上側フランジ部23dとを備え、底面視にて左側程前後長が長く形成されているため、フロアフレーム2から台座ブラケット23に入力した側突荷重を広い面積でフロアパネル1に分散伝達することができ、分散能率を高くすることができる。
前側フランジ部7d及び後側フランジ部7eが形成され且つフロアパネル1の上面側にフロアパネル1と協働して車幅方向に延びる第3閉断面C3を構成するフロアクロスメンバ7を備え、台座ブラケット23の上側フランジ部23dが、前側フランジ部7d及び後側フランジ部7eにフロアパネル1を介して接合されたため、側突荷重を取付ブラケット21を介して車体剛性部材であるフロアクロスメンバ7に分散伝達することができ、フロアフレーム2に作用する側突荷重を一層低減することができる。
台座ブラケット23が、台座部23bと側壁部23cと上側フランジ部23dとを連結し且つ台座部23bと側壁部23cに対して傾斜している補強部23eを備えたため、台座ブラケット23の強度を増すことができ、側突荷重の分散能率を高くすることができる。
フロアパネル1の車幅方向中央部分に車室側へ突出して前後方向に延びるトンネル部11と、トンネル部11の左右両端位置にフロアパネル1の下面側にフロアパネル1と協働して前後方向に延びる左右1対の第2閉断面C2を構成する左右1対のトルネルサイドフレーム4とを備え、取付ブラケット21の取付部21b〜21dが、トルネルサイドフレーム4の下側壁部4cに連結されているため、フロアフレーム2が左側に移動したとき、側突荷重を取付ブラケット21を介して車体剛性部材であるトルネルサイドフレーム4に分散伝達することができ、フロアフレーム2による左側への移動を一層抑制することができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施形態のバッテリは、充放電可能なバッテリであれば良く、通常の鉛バッテリ、電気自動車の駆動用バッテリ、ハイブリッド車両用バッテリ、回生発電によって充電する電源装置を備えた車両の補助バッテリ等何れのバッテリの搭載にも適用可能である。
2〕前記実施形態においては、膨出部がフロアパネルの右半部に形成された例を説明したが、フロアパネルの左半部に形成しても良く、トンネル部を挟んでフロアパネルの左右両側に膨出部を形成し、左右両方の膨出部の下方にバッテリを夫々搭載することも可能である。
3〕前記実施形態においては、膨出部が上下2つの折曲部を備えた例を説明したが、膨出部が単一或いは3つ以上の折曲部を備えても良い。3つ以上の折曲部を備えている場合、少なくとも1つの折曲部の一部がフロアフレーム又はトンネルサイドフレームの閉断面の一部に形成されることで、本発明の効果を奏することが可能である。
4〕前記実施形態においては、上側折曲部及び下側折曲部の左端側部分がトンネルサイドフレームの閉断面の一部に形成され且つ上側折曲部及び下側折曲部の右端側部分がフロアフレームの閉断面の一部に形成された例を説明したが、上側折曲部と下側折曲部のうち一方のみが閉断面の一部に形成されても良く、また、折曲部の左端側部分と右端側部分のうち一方のみが閉断面の一部に形成されても良い。
5〕前記実施形態においては、後側程車幅方向外側に移行する左右1対のフロアフレームの例を説明したが、両者の間隔が一定に形成された左右1対のフロアフレームであっても良い。
6〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
V 車両
1 フロアパネル
2 フロアフレーム
2a 左側壁部
3 バッテリ
4 トンネルサイドフレーム
4c 下側壁部
7 フロアクロスメンバ
7d 前側フランジ部
7e 後側フランジ部
11 トンネル部
21 取付ブラケット
21f 取付部
23 台座ブラケット
23a 下側フランジ部
23b 台座部
23c 側壁部
23d 上側フランジ部
23e 補強部
C1 第1閉断面
C2 第2閉断面
C3 第3閉断面

Claims (5)

  1. 車室床面を構成するフロアパネルと、このフロアパネルの下面側にフロアパネルと協働して前後方向に延びる左右1対の閉断面を構成する左右1対のフロアフレームとを備え、前記フロアパネルの下方で且つ前記フロアフレームの車幅方向内側にバッテリを配設した車両のバッテリ搭載構造において、
    前記バッテリを下方から支持して車体側に取付けるための取付ブラケットと、
    前記フロアフレームの車幅方向内側壁部とフロアパネルとに連結され且つ前記取付ブラケットの車幅方向外側端部に重ね合わせて連結可能な台座部を有する台座ブラケットとを備え、
    前記台座部が前記フロアフレームの車幅方向内側壁部の近傍位置に配置されたことを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  2. 前記台座ブラケットは、前記フロアフレームの車幅方向内側壁部に連結された下側フランジ部と、前記下側フランジ部の上端部に連なる台座部と、前記台座部の車幅方向内端部から立上がる側壁部と、前記側壁部の上端部に連なりフロアパネルに連結された上側フランジ部とを備え、底面視にて車幅方向内側程前後長が長く形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両のバッテリ搭載構造。
  3. 前側フランジ部及び後側フランジ部が形成され且つ前記フロアパネルの上面側にフロアパネルと協働して車幅方向に延びる閉断面を構成するフロアクロスメンバを備え、
    前記台座ブラケットの上側フランジ部が、前記前側フランジ部及び後側フランジ部に前記フロアパネルを介して接合されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のバッテリ搭載構造。
  4. 前記台座ブラケットが、前記台座部と側壁部と上側フランジ部とを連結し且つ前記台座部と側壁部に対して傾斜している補強部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の車両のバッテリ搭載構造。
  5. 前記フロアパネルの車幅方向中央部分に車室側へ突出して前後方向に延びるトンネル部と、
    前記トンネル部の左右両端位置に前記フロアパネルの下面側にフロアパネルと協働して前後方向に延びる左右1対の閉断面を構成する左右1対のトルネルサイドフレームとを備え、
    前記取付ブラケットの車幅方向内側端部が、前記トルネルサイドフレームの下側壁部に連結されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のバッテリ搭載構造。
JP2015207557A 2015-10-21 2015-10-21 車両のバッテリ搭載構造 Active JP6311687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207557A JP6311687B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 車両のバッテリ搭載構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207557A JP6311687B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 車両のバッテリ搭載構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017077840A true JP2017077840A (ja) 2017-04-27
JP6311687B2 JP6311687B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=58665794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015207557A Active JP6311687B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 車両のバッテリ搭載構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6311687B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110901362A (zh) * 2018-08-27 2020-03-24 丰田自动车株式会社 车辆下部结构
CN111439103A (zh) * 2018-12-28 2020-07-24 丰田自动车株式会社 车辆下部结构
JP2022092656A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 本田技研工業株式会社 車体後部構造
EP4063159A1 (en) 2021-03-26 2022-09-28 Mazda Motor Corporation Lower structure of electric vehicle

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094146A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Honda Motor Co Ltd 燃料電池搭載構造
JP2012091635A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Mazda Motor Corp 電動車両のバッテリ搭載構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094146A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Honda Motor Co Ltd 燃料電池搭載構造
JP2012091635A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Mazda Motor Corp 電動車両のバッテリ搭載構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110901362A (zh) * 2018-08-27 2020-03-24 丰田自动车株式会社 车辆下部结构
CN110901362B (zh) * 2018-08-27 2023-02-17 丰田自动车株式会社 车辆下部结构
CN111439103A (zh) * 2018-12-28 2020-07-24 丰田自动车株式会社 车辆下部结构
CN111439103B (zh) * 2018-12-28 2023-02-17 丰田自动车株式会社 车辆下部结构
JP2022092656A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 本田技研工業株式会社 車体後部構造
EP4063159A1 (en) 2021-03-26 2022-09-28 Mazda Motor Corporation Lower structure of electric vehicle
US20220306207A1 (en) * 2021-03-26 2022-09-29 Mazda Motor Corporation Lower structure of electric vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP6311687B2 (ja) 2018-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6541724B2 (ja) 自動車車両
US10486515B2 (en) Vehicle lower section structure
JP4917631B2 (ja) 車両用電池モジュールの車両搭載用フレーム構造体
JP6149939B2 (ja) 自動車の車体構造
JP6520424B2 (ja) 車両用バッテリパックの取付け構造
JP6794949B2 (ja) 車両前部構造
JP6284041B2 (ja) 車両のバッテリ搭載構造
JP5414387B2 (ja) 車両用電池モジュールの車両搭載用フレーム構造体
US10994788B2 (en) Vehicle bottom structure
JP2008174181A (ja) 車体下部構造
JP6311687B2 (ja) 車両のバッテリ搭載構造
JP2021041867A (ja) 車両下部構造
JP2013147137A (ja) 電動車両のフロア構造
US11912344B2 (en) Vehicle lower part structure
JP2019026084A (ja) 車両前部構造
US20230072159A1 (en) Vehicle
JP6137105B2 (ja) 車両駆動用バッテリの取付構造
JP2020157987A (ja) 車体前部構造
JP2003246277A (ja) 車体骨格構造
JP6380809B2 (ja) 車両のバッテリ搭載構造
JP6380810B2 (ja) 車両のバッテリ搭載構造
JP6200762B2 (ja) 電動車両
JP2015039890A (ja) バッテリ搭載構造
JP2020203586A (ja) 車両構造
JP5848628B2 (ja) 車体後部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6311687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150