JP5848317B2 - 検証作業支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、検証作業支援システムに関する。
コンピュータネットワークを用い、各種情報を管理してサービスを提供する管理システムとしては、例えば、電力、ガス、水等のインフラ設備の使用情報を管理するシステムがある。このような管理システムは、多数の情報端末と端末から取得した情報を管理するサーバと、サーバを管理する情報端末と、を有し、各部が有線、無線のネットワークで接続されている。
このような管理システムは、用いる管理項目や、管理方法が変動するとその変動に対応させるため、各機能を更新する。管理システムは、機能を更新する場合、各機能を順番に更新していくことで、システム全体への影響を小さくしつつ機能を更新することができる。更新作業は、多岐の項目を管理する必要があり、各工程の管理を行うためには、多くの労力が必要となり、本番検証手順書を作成し、その本番検証手順書に基づいて、各作業の妥当性を管理し、更新の計画を設計してから実行される。
このような、本番検証手順書を用いた作業を支援するシステムとしては、例えば、特許文献1には、本番検証手順書の作業項目の作業を実施し、運用状況を作業者側に通知するIT運用自動化支援システムにおいて、作業項目を含む作業シナリオの各作業項目を実行するとき、該作業項目ごとの作業実行結果、つまり作業実績情報をシナリオ情報と対応付けて登録し、該登録した作業実績を可視化する手段を備えるシステムが記載されている。
特開2013−29986号公報
特許文献1に示すように各本番検証手順書の対応関係に基づいて、各作業をまとめ、作業の実行状態を監視し、更新作業の実行状態を可視化して管理することで、効率よくかつ確実に管理することができる。しかしながら、管理システムに実行する作業の計画である本番検証手順書を作成するには、依然として多くの時間と労力が必要となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、管理システムの作業の計画をより簡単に作成し、管理することができる検証作業支援システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、管理システムの各機能を実行するジョブの対応関係を記憶したジョブネットデータを記憶するデータベースと、本番検証手順書原紙を作成し、前記本番検証手順書原紙の各項目に情報が入力された本番検証手順書を取得し、取得した前記本番検証手順書の情報を集約したリストを作成する制御部と、を有し、前記制御部は、前記本番検証手順書の各項目に未記入の項目がある場合、及び前記項目に前記ジョブネットデータに登録されていないジョブが記入されている場合、エラーとして報知することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記ジョブネットデータを用いて、前記本番検証手順書に含まれるジョブの対応関係を抽出し、前記ジョブの実行時に当該ジョブが、他のジョブにより実行できない場合、エラーとして報知することが好ましい。
また、前記データベースは、管理システムの各種データを記憶している管理システムデータを有し、前記制御部は、前記本番検証手順書の前記ジョブが前記管理システムデータの少なくとも一部のデータを利用する設定であり、かつ、当該ジョブの実行時に、他のジョブが対象と同一のデータを利用する場合、エラーとして報知することが好ましい。
また、前記データベースは、テストデータを有し、前記制御部は、前記テストデータに基づいて、前記本番検証手順書原紙に前記テストデータに含まれる項目を、予め記入した前記本番検証手順書案を作成することが好ましい。
本発明にかかる検証作業支援システムは、管理システムの作業の計画をより簡単に作成し、管理することができるという効果を奏する。
図1は、検証作業支援システムの一例を示すブロック図である。 図2は、検証作業支援システムのサーバの一例を示すブロック図である。 図3は、検証作業支援システムの入出力装置の一例を示すブロック図である。 図4は、テストスケジュールの一例を説明するための説明図である。 図5は、ジョブの実行時間の一例を説明するための説明図である。 図6は、ジョブネットの一例を説明するための説明図である。 図7は、検証作業支援システムの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、本番検証手順書の一例を説明するための説明図である。 図9は、エラー検出の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、エラー検出の処理動作を説明するための説明図である。 図11は、エラー検出の処理動作を説明するための説明図である。 図12は、作業実行時の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、作業実行時の処理動作を説明するための説明図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1は、検証作業支援システムの一例を示すブロック図である。図2は、検証作業支援システムのサーバの一例を示すブロック図である。図3は、検証作業支援システムの入出力装置の一例を示すブロック図である。検証作業支援システム10は、複数の機能の組み合わせで構成された管理システムの機能の更新作業の支援を行うシステムである。支援を行う対象の管理システムとしては、種々のシステムを用いることができるが、例えば、家庭等の電力、ガス、水道の使用量に基づいて料金を算出し、使用量と料金に基づいて各種情報の提供を行うシステムに用いることができる。本実施形態では、電力の使用に対してサービスを提供する管理システムの場合として説明する。
検証作業支援システム10は、電力の使用に対してサービスを提供する管理システムの機能を更新、追加する際に行う検証作業(システムが適切に作動しているかを確認する作業)の計画を管理するシステムである。図1に示すように検証作業支援システム10は、ネットワーク12を介して接続されたサーバ14と、複数の入出力装置16と、を有する。サーバ14と入出力装置16の台数は特に限定されず、1台でも複数台でもよい。また、サーバ14と入出力装置16とを一体の装置としてもよい。ネットワーク12は、サーバ14と入出力装置16と有線、無線のいずれか一方で接続されており、通信可能とする回線である。
サーバ14は、図2に示すように、制御部30と、データベース32と、管理システムデータ33と、通信部34と、を有する。また、入出力装置16は、作業者が検証作業を行う際に、作業を行う端末であり、いわゆるパーソナルコンピュータである。入出力装置16は、図3に示すように、制御部40と、記憶部42と、入力部44と、出力部46と、通信部48と、を有する。
以下、サーバ14と入出力装置16の各部について説明する。制御部30は、CPU等であり、演算処理を行う。制御部30は、データベース32に記憶されているプログラムや、データ、入出力装置16に入力された指示に基づいて、各種演算処理を行う。
データベース32は、検証作業支援システム10の実行に必要な各種データ、プログラムを記憶している。データベース32は、テストデータ32aと、ジョブネットデータ32bと、集約ツールプログラム32cと、を有する。
テストデータ32aは、管理システムの更新作業を行う前に実行するテストで用いた各種データを記憶している。図4は、テストスケジュールの一例を説明するための説明図である。図5は、ジョブの実行時間の一例を説明するための説明図である。テストデータ32aは、図4に示すようにテストスケジュールとして、テストで実行した処理の一覧表を有する。また、テストは、本番つまり実際の管理システムの更新処理を想定して実行するため、実際の更新処理の実行を想定する日時の情報も記憶している。テストスケジュールとしては項目として、作業予定日(テストを実行した日)、想定日(本番の予定日)、サブシステム(作業の対象のジョブを含むシステム)、作業項目(サブシステムで検証する作業の項目)、JOB名(処理を実行するジョブ)、本番検証有無(実際の更新作業でも実行する検証項目か)、テスト検証内容(検証する作業の具体的な内容)等が項目として設定されている。また、テストデータ32aは、図5に示すように、テストスケジュールに基づいて、実行された各ジョブの処理の開始時刻と終了時刻とを記憶している。
ジョブネットデータ32bは、検証作業の対象の各機能を実行する多数のジョブ同士の関係を示すデータである。図6は、ジョブネットの一例を説明するための説明図である。ジョブネットデータ32bは、図6に示すように、各ジョブの上流下流の関係を記憶している。具体的には、当該ジョブを実行するためには、どのジョブの処理が終わっている必要があるかを示している。例えば、図6に示すジョブL2ADAは、ジョブL0Y01での処理が終了していないと実行することができない。また、ジョブL2BDAとジョブL2FDAは、ジョブL0Y01とジョブL2ADAの処理が終了していないと、実行することができない。
集約ツールプログラム32cは、検証作業で各種検証の機能を実行するプログラムである。集約ツールプログラム32cで実行する処理については後述する。
管理システムデータ33は、管理システムの実行に必要な各種情報、具体的には、設定値や取得値、プログラム等が記憶されている。なお、本実施形態では、管理システムデータ33をサーバ14が備えているシステムとしたが、サーバ14とは別の記憶装置に記憶していてもよい。通信部34は、ネットワーク12を介して、他の機器と通信を行う機能を備えている。
制御部40は、CPU等であり、演算処理を行う。制御部40は、データベース32や記憶部42に記憶されているプログラムやデータ、入力部44に入力された指示に基づいて、各種演算処理を行う。記憶部42は、入出力装置16での処理に必要なデータやプログラム、サーバ14から取得したデータやプログラムを記憶している。入力部44は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力デバイスであり、作業者が操作を入力する。
出力部46は、液晶パネル等の表示装置や、プリンタ等の印刷機、スピーカ等の音声出力装置等、作業者に情報を報知する各種出力デバイスである。通信部48は、ネットワーク12を介して、他の機器と通信を行う機能を備えている。
検証作業支援システム10は、以上のような構成であり、サーバ14または入出力装置16で、集約支援ツールプログラム32cを実行し、各種処理を実行する。具体的には、管理システム10の更新作業の計画の作成に必要な本番検証手順書の作成を支援し、さらに作成した本番検証手順書にエラーがないかの確認を支援し、更新作業が円滑に実行されるように支援を行う。
次に、図7及び図8を用いて、検証作業支援システムの処理動作について説明する。図7は、検証作業支援システムの処理動作の一例を示すフローチャートである。図8は、本番検証手順書の一例を説明するための説明図である。図7の処理は、検出作業支援システム10のサーバ14の制御部30で実行しても、入出力装置16の制御部40で実行しても、両方の制御部30、40で演算を分担して実行してもよい。以下、制御部40で実行する場合として説明する。
制御部40は、本番検証手順書の作成指示があることを検出した場合(ステップS12)、テストスケジュールがあるかを判定する(ステップS14)。制御部40は、テストスケジュールがない(ステップS14でNo)と判定した場合、本番検証手順書の原紙(本番検証手順書原紙)を作成する(ステップS16)。具体的には、統一されたフォーマットで、各項目が空欄の本番検証手順書を作成する。
制御部40は、テストスケジュールがある(ステップS14でYes)と判定した場合、テストスケジュールのデータを読み込み(ステップS18)、テストスケジュールに基づいて、本番検証手順書の原紙の少なくとも一部の項目が記入された本番検証手順書(本番検証手順書案)を作成する(ステップS20)。具体的には、テストスケジュールに基づいて、本番検証手順書の原紙を想定日毎に作成し、さらにテストスケジュールで実行した作業に基づいて、各本番検証手順書の原紙に対応する項目の作業を入力し、それぞれの作業に対する本番検証手順書の案(本番検証手順書案)を作成する。ここで、本番検証手順書は、1日の想定日に対して1つである必要はない。制御部40は、1日の想定日に対して複数の本番検証手順書案を作成してもよい。この場合、制御部40は、テストスケジュールに基づいて、想定日に行われる一連の検証作業毎に本番検証手順書案を作成すればよい。これにより、図8に示すように、テストスケジュールに対応した項目が入力されている本番検証手順書案を作成することができる。なお、制御部40は、本番検証が有となっている作業に対して、本番検証手順書案を作成する。本番検証手順書の案は、本番検証手順書の原紙に少なくとも1つの項目が入力されているものである。本番検証手順書の案は、そのまま、本番検証手順書の確定版となる場合もあるし、さらに項目の追加、入力が行われて本番検証手順書の確定版となる場合もある。
制御部40は、本番検証手順書の原紙または本番検証手順書の案を作成したら、入力に基づいて本番検証手順書を更新する(ステップS22)。作業者が入力部44で入力した情報で本番検証手順書の項目を追加、変更する。本番検証手順書原紙の情報を更新することで本番検証手順書が作成される。なお、テストスケジュールで作成された本番検証手順書原紙がそのまま、本番検証手順書の作業となる場合、本番検証手順書と本番検証手順書原紙との内容は同じになる。
制御部40は、本番検証手順書が更新されたら、チェック指示があるかを判定する(ステップS24)。チェック指示とは、エラーの有無の確認動作のトリガーとなる指示である。制御部40は、チェック指示がない(ステップS24でNo)と判定した場合、ステップS22に戻り、入力に基づいて本番検証手順書の更新を行う。制御部40は、チェック指示がある(ステップS24でYes)と判定した場合、現状の本番検証手順書を本番検証手順書の確定版とし、本番検証手順書のエラーチェックを行う(ステップS26)。
図9から図11を用いて、検証作業支援システムのエラー検出の処理について説明する。図9は、エラー検出の処理動作の一例を示すフローチャートである。図10及び図11は、それぞれエラー検出の処理動作を説明するための説明図である。制御部40は、複数の本番検証手順書に対して順番に図9の処理を行う。
制御部40は、判定対象の本番検証手順書を特定し(ステップS40)、未記入の項目があるかを判定する(ステップS42)。具体的には、図10に示す本番検証手順書の各種項目の中で、情報が入力されている必要がある項目、例えば、日にち、サブシステム、JOB名、予定日時、検証内容に記入があるかを判定する。また、記入されている場合も適切な文字列、数字列であるかを判定する。制御部40は、未記入の項目がある(ステップS42でYes)と判定した場合、エラーとして抽出する(ステップS44)。制御部40は、未記入の項目がない(ステップS42でNo)と判定した場合、エラーとして抽出する項目がないとして次の処理に進む。
次に、制御部40は、対応するジョブ名があるかを判定する(ステップS46)。制御部40は、対応するジョブ名がジョブネットデータ32bにあるかを判定する。例えば、制御部40は、図11に示すジョブ名のうち、LKD11Qというジョブ名がジョブネットデータ32bにない場合、当該ジョブがエラーであると判定する。なお、ジョブネットデータ32bは、他のジョブと関連していないジョブ名や、臨時で設定されているジョブ名を識別する情報も含んでいる。制御部40は、他のジョブと関連していないジョブ名や、臨時で設定されているジョブ名も、適切に設定されているジョブ名である場合、対応するジョブ名があると判定する。制御部40は、対応するジョブ名がない(ステップS46でNo)と判定した場合、エラーとして抽出する(ステップS48)。制御部40は、対応するジョブ名がある(ステップS46でYes)と判定した場合、エラーとして抽出する項目がないとして次の処理に進む。制御部40は、1つのジョブ名に対して判定を行ったら、全てのジョブを確認したかを判定する(ステップS50)。制御部40は、全てのジョブを確認していない(ステップS50でNo)と判定した場合、ステップS46に戻り、判定していない本番検証手順書のジョブ名に対する判定を行う。
制御部40は、全てのジョブを確認した(ステップS50でYes)と判定した場合、処理の順序が適切かを判定する(ステップS52)。具体的には、本番検証手順書の各作業(ジョブ)が、時系列で処理されているかを判定する。制御部40は、処理の順序が適切ではない(ステップS52でNo)と判定した場合、エラーとして抽出する(ステップS54)。制御部40は、処理の順序が適切である(ステップS52でYes)と判定した場合、エラーとして抽出する項目がないとして次の処理に進む。
制御部40は、処理の順序を判定したら、データベースの競合があるかを判定する(ステップS56)。具体的には、同じ時間にデータベースの同じ項目を使用して検証を行っている作業があるかを判定する。制御部40は、データベースの競合がある(ステップS56でYes)、つまり、同じ時間に同じデータを使用している検証項目があると判定した場合、エラーとして抽出する(ステップS58)。制御部40は、データベースの競合がない(ステップS56でNo)と判定した場合、エラーとして抽出する項目がないとして次の処理に進む。
制御部40は、データベースの競合を判定したら、処理待ての対象が解除されているかを判定する(ステップS60)。処理待てとは、該当するジョブを実行するために設定されている、他のジョブの処理の完了の確認の指示である。処理待ての対象が解除されているとは、対象の処理を実行するために必要と設定されている処理が終了していることである。制御部40は、処理待ての対象が解除されていない(ステップS60でNo)と判定した場合、エラーとして抽出する(ステップS62)。制御部40は、処理待ての対象が解除されている(ステップS60でYes)と判定した場合、エラーとして抽出する項目がないとして本処理を終了する。制御部40は、このようにステップの処理を行うことで、各エラーを抽出する。
図7に戻り、検証作業支援システムの処理動作の説明を続ける。制御部40は、エラーチェックを行ったら、エラーがあるかを判定する(ステップS28)。制御部40は、エラーがある(ステップS28でYes)と判定した場合、エラーリストを表示させる(ステップS30)。エラーリストは、図9の処理で検出したエラーを全て含むものである。なお、エラーリストの表示方は、特に限定されず、ジョブと項目とエラー内容等を一覧表で表示させてもよいし、エラー箇所を順番に表示させるようにしてもよい。
制御部40は、エラーがない(ステップS28でNo)と判定した場合、エラーがないことを表示する(ステップS32)。つまり、管理システムの更新作業を行う複数の本番検証手順書に矛盾が検出されないことを表示する。なお、本実施形態では判定結果を表示したが、作業者に報知する方法が特に限定されず、出力部46から出力して報知すればよい。
制御部40は、エラーリストまたはエラーがないことを表示したら、集約指示があるかを判定する(ステップS34)。なお、エラーがある場合、集約指示を選択できないようにしてもよい。制御装置40は、集約指示がない(ステップS34でNo)と判定した場合、ステップS22に戻り、入力に基づいた本番検証手順書の更新を再び行う。
制御部40は、集約指示あり(ステップS34でYes)と判定した場合、本番検証手順書を集約し、リストを作成する(ステップS36)。制御部40は、複数のリストを作成することができる。リストとしては、本番検証手順書を集約し、管理システムの更新作業の全体スケジュールとしたリストや、本番検証手順書の各ジョブを実行する部署や、担当者ごとに、実行する処理をまとめたリストや、ジョブの実行時にデータベースが参照される時間とジョブとの関係をまとめたリストや、本番検証手順書の各ジョブの実行時に生じる処理待て、処理待て解除のタイミングの一覧表や、エラーチェックを行った結果を示すリストや、エラーで抽出されなかった作業漏れの警告リスト等がある。
検証作業支援システム10は、以上の処理を行い、本番作業の手順を検証することで、効率よく更新作業の計画を作成し、検証することができる。具体的には、検証作業支援システム10は、本番検証手順書の原紙を作成し、原紙を用いて、本番検証手順書を作成することで、統一した形式の本番検証手順書を作成することができ、管理を簡単にすることができる。また、検証作業支援システム10は、テストスケジュールを用いて、本番検証手順書の案を作成することで、作業者が本番検証手順書の確定版を作成する手間を低減することができ、本番検証手順書の確定版の作成にかかる時間を短くすることができる。また、本番を模擬して実行するテストスケジュールを利用することで、本番検証手順書の案に入力されている項目を大幅に修正する恐れを少なくすることができる。また、検証作業支援システム10は、テストスケジュールを流用して、各ジョブの作業時間を割り当てることが好ましい。これによりスケジュールの検討の手間も少なくすることができる。
また、検証作業支援システム10は、各種エラー検出を行うことで、作成した本番検証手順書の確定版を確認する手間を低減することができ、確認漏れで、本番の作業が滞ることを抑制することができる。また、ジョブネットデータに基づいて、処理待てに関連して処理を実行できるかのエラー検出を行うことで、作業者では、発見しにくいエラーを検出することができる。具体的には、複数個分の上流側のジョブの処理が終わっていないことで、当該ジョブが実行できないことも検出することができる。これにより、管理システム10の更新の検証作業を計画通りに実行できる計画をより高い確率で作成することができる。また、検証作業支援システム10は、データベースの競合も検出することで、データベースのデータを読むことができなかったり、読み取りが遅くなったりして、検証作業が遅くなることを抑制することができる。これにより、管理システムの更新の検証作業を計画通りに実行できる計画をより高い確率で作成することができる。
検証作業支援システム10は、本番検証手順書に基づいて検証作業を実行している状態でも作業を支援することができる。図12は、作業実行時の処理動作の一例を示すフローチャートである。図13は、作業実行時の処理動作を説明するための説明図である。図12に示す処理は、制御部30で実行する処理として説明する。
制御部30は、作業の実行状態を検出し(ステップS70)、作業計画とずれがあるかを判定する(ステップS72)。作業計画とずれがあるとは、本番検証手順書に設定されている予定時間と実際の処理とにずれがあることである。制御部30は、作業計画にずれがない(ステップS72でNo)と判定した場合、そのまま処理を終了する。
制御部30は、作業計画にずれがある(ステップS72でYes)と判定した場合、作業中のジョブが処理待てのジョブがあるかを判定する(ステップS74)。つまり、実行が遅れている作業中のジョブが終わらないと、実行できないジョブがあるかを判定する。ジョブの関連性は、ジョブネットデータ32bに基づいて判定する。制御部30は、処理待てのジョブがない(ステップS74でNo)と判定した場合、そのまま処理を終了する。
制御部30は、処理待てのジョブがある(ステップS74でYes)と判定した場合、関連するジョブに対応する本番検証手順書を修正し(ステップS76)、関連する担当者に報知する(ステップS78)。つまり、図13に示すように、作業計画のずれに合わせて、作業時間を変更し、その結果をジョブの実行に関連する担当者に連絡する。
このように、検証作業支援システム10は、実行している作業を監視し、実行している作業と計画とでずれが生じた場合、作成した本番検証手順書とジョブネットデータに基づいて、本番検証手順書を修正することで、実行される作業を作業者にわかりやすく提示することができる。これにより、作業者はこれから実行される検証作業の流れを的確に把握することができ、必要に応じて検証作業の修正を行うことができる。
10 検証作業支援システム
12 ネットワーク
14 サーバ
16 入出力装置
30、40 制御部
32 データベース
32a テストデータ
32b ジョブネットデータ
32c 集約支援ツールプログラム
33 管理システムデータ
34 通信部
42 記憶部
44 入力部
46 出力部
48 通信部

Claims (4)

  1. 管理システムの各機能を実行するジョブの対応関係を記憶したジョブネットデータを記憶するデータベースと、
    本番検証手順書原紙を作成し、前記本番検証手順書原紙の各項目に情報が入力された本番検証手順書を取得し、取得した前記本番検証手順書の情報を集約したリストを作成する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記本番検証手順書の各項目に未記入の項目がある場合、及び前記項目に前記ジョブネットデータに登録されていないジョブが記入されている場合、エラーとして報知することを特徴とする検証作業支援システム。
  2. 前記制御部は、前記ジョブネットデータを用いて、前記本番検証手順書に含まれるジョブの対応関係を抽出し、前記ジョブの実行時に当該ジョブが、他のジョブにより実行できない場合、エラーとして報知することを特徴とする請求項1に記載の検証作業支援システム。
  3. 前記データベースは、管理システムの各種データを記憶している管理システムデータを有し、
    前記制御部は、前記本番検証手順書の前記ジョブが前記管理システムデータの少なくとも一部のデータを利用する設定であり、かつ、当該ジョブの実行時に、他のジョブが対象と同一のデータを利用する場合、エラーとして報知することを特徴とする請求項1または2に記載の検証作業支援システム。
  4. 前記データベースは、テストデータを有し、
    前記制御部は、前記テストデータに基づいて、前記本番検証手順書原紙に前記テストデータに含まれる項目を、予め記入した前記本番検証手順書案を作成することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の検証作業支援システム。
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