JP5844476B2 - 物理ダウンリンク共有チャネル除去のためのハイブリッド手法 - Google Patents

物理ダウンリンク共有チャネル除去のためのハイブリッド手法 Download PDF

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Description

[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年11月4日に出願された「HYBRID APPROACH FOR PHYSICAL DOWNLINK SHARED CHANNEL(PDSCH) INTERFERENCE CANCELLATION(IC)」と題する米国仮出願第61/556,132号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、概して通信システムに関し、特に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)干渉除去(IC : Interference Cancellation)のためのハイブリッド手法に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新たな電気通信規格の一例としてLong Term Evolution(LTE)がある。LTEは、Third Generation Partnership Project(3GPP)によって公表されたUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)モバイル規格の拡張セットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをよりうまくサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより適切に統合するように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要になっている。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行することと、第1のセルから送信されたデータを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまでハイブリッド干渉除去ベースの復号の前記反復を繰り返すこととを概して含む。第1のセルから送信されたデータを復号することを試みることと、復号する試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを概して備える、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行すること。
[0006]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するための手段と、第1のセルから送信されたデータを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまでハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を繰り返すための手段とを概して含む。第1のセルから送信されたデータを復号することを試みるための手段と、復号する試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みるための手段と、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させるための手段とを概して備える、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するための手段。
[0007]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、コードを備えるコンピュータ可読媒体を概して含むコンピュータプログラム製品を提供する。コードは、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行し、第1のセルから送信されたデータを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまでハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を備えかつ繰り返すためのコードを概して含む。第1のセルから送信されたデータを復号することを試みることと、復号する試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを概して備える、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するためのコード。
[0008]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行し、第1のセルから送信されたデータを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまでハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を備えかつ繰り返すように構成された処理システムを概して含む。処理システムは、第1のセルから送信されたデータを復号することを試み、復号する試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることによって、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するように構成される。
[0009]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行することと、復号する第1の試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、第2の種類の干渉除去を実行した後第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行することとを概して含む。
[0010]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行するための手段と、復号する第1の試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させるための手段と、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みるための手段と、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させるための手段と、第2の種類の干渉除去を実行した後第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するための手段とを概して含む。
[0011]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、コードを備えるコンピュータ可読媒体を概して含むコンピュータプログラム製品を提供する。このコードは、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行し、復号する第1の試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、第2の種類の干渉除去を実行した後第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するためのコードを概して含む。
[0012]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行し、復号する第1の試みが成功しなかった場合、第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、第1の種類の干渉除去を実行した後少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、第2の種類の干渉除去を実行した後第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するように構成された処理システムを概して含む。
[0013]ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 [0014]アクセスネットワークの一例を示す図。 [0015]LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 [0016]LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 [0017]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 [0018]アクセスネットワーク内の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0019]本開示のいくつかの態様によるハイブリッドPDSCH ICの方法流れ図。 [0020]本開示のいくつかの態様による例示的な装置における様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0021]本開示のいくつかの態様による処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0022]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0023]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す(まとめて「要素」と呼ぶ)。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0024]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0025]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えてもよい。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
[0026]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれる場合がある。EPS100は、1つまたは複数の1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104と、発展型パケットコア(EPC)110と、ホーム加入者サーバ(HSS)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0027]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを提供する。eNB106は、X2インターフェース(たとえば、バックホール(backhaul))を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例には、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0028]eNB106はS1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。
[0029]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、リモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)と呼ばれることがある。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルであり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
[0030]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、Evolution−Data Optimized(EV−DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを採用するGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびに、OFDMAを採用する、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
[0031]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコードされた各ストリームを送信することによって実現される。空間的にプリコードされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
[0032]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって実現され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを実現するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0033]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリア同士は正確な周波数で離間(space)される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を実現する。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0034]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続OFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL参照信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0035]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0036]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0037]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するために1組のリソースブロックが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
[0038]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0039]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位層を有し得る。
[0040]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位層データパケットのセグメント化および再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0041]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0042]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位層パケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0043]TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを容易にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、符号化され変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で参照信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、符号化および変調方式を判断するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される参照信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0044]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと参照信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを判断することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0045]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、制御/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位層パケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での多重分離と、パケット再統合と、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。上位層パケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコル層を表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0046]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位層パケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコル層を表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
[0047]eNB610によって送信される参照信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を容易にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0048]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0049]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、制御/プロセッサ675は、UE650からの上位層パケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での多重分離と、パケット再統合と、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位層パケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)干渉除去(IC)のためのハイブリッド手法の例
[0050]LTE/LTE−Aダウンリンク(DL)におけるスペクトル効率を向上させるための有望な方法は干渉除去(IC)である。ICは、すべての物理チャネルおよび信号、たとえば、一次同期シーケンス(PSS)、二次同期シーケンス(SSS)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、共通参照信号(CRS:Common Reference Signal)、専用参照信号(DRS:Dedicated Reference Signal)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:Channel State Information-Reference Signal)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH:Physical Hybrid ARQ Indicator Channel)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などに適用されてもよい。
[0051]いくつかの態様では、ICを実行するための2つの異なる方式、すなわち、コードワードレベルIC(CWIC)およびシンボルレベルIC(SLIC)がある。CWICでは、UEは受信された干渉信号から干渉データを検出して復号し、干渉信号を取り消す。SLICでは、UEは受信された干渉信号から干渉変調シンボルを検出し、干渉変調シンボルを信号を復号せずに取り消す。
[0052]CWICは通常、ターボデコーダまたは畳込みデコーダを復号動作に使用し、一般にコーディング利得がないSLICと比べて対数尤度比値(LLR)が高い。しかしながら、CWICでは干渉信号に関する情報が必要である。たとえば、PDSCH ICの場合、CWICでは、変調およびコーディング方式(MCS)、空間方式、冗長バージョン(RV)に関する情報、および干渉PDSCHに関するリソースブロック(RB)割当て情報が必要になることがある。一般に、サービングセルに関しては、UEはサービングセルの制御チャネル(たとえば、PDCCH)を復号することによってPDSCH情報を知り得る。
[0053]いくつかの態様において、この情報については、UEがたとえば干渉セルに関して得ることができない場合がある。そのような場合、SLICが使用されてもよい。その理由は、SLICでは干渉セルのPDSCH情報がより少なくて済むからである。たとえば、PDSCH ICの場合、SLICでは変調次数および空間方式が必要になることがあるが、(変調次数とコーディング方式の組合せを示す)MCS、冗長バージョン、またはリソースブロック割当てが必要になるとは限らない。一態様では、UEはブラインド検出を実行して干渉セルのPDSCH情報を得てもよい。特に、変調次数および空間方式は比較的容易にブラインド検出され得る。しかし、コーディング方式(したがって、MCS)および冗長バージョンはブラインド検出するのがより困難であることがある。したがって、SLICは、干渉信号に関するPDSCH情報が得られないときでもブラインド検出とともに使用されることがある。しかしながら、前述の情報のいくつかはブラインド検出するのが困難であるため、CWICは、PDSCH情報が供給されない限り使用するのが困難である。
[0054]SLICでは復号および再符号化が必要ではないので、概してCWICと比べて実装複雑性が低い。しかしながら、CWICは概して、SLICよりも性能が高い。
[0055]いくつかの態様では、サービングセルに対する強い干渉物があるときのICの最も単純な形態は、干渉信号を取り消してサービングセルPDSCHを復号することである。いくつかの態様では、ICの性能を向上させるためにICをサービングセルと強い干渉物との間で順次繰り返して使用する反復的なIC手法が使用されてよい。反復的なICはSLIC(すなわち、反復的なSLIC)とCWIC(すなわち、反復的なCWIC)の両方に適用可能である。反復的なCWICは、各IC段階の復号および再符号化プロセスにおいてコーディング利得が得られるので高い利得をもたらし得る。しかしながら、CWICは、干渉PDSCH情報が得られない場合には使用するのが困難であることがある。一方、反復的なSLICは、コーディング利得なしで所与のシンボルに限定されるので限られた利得をもたらすが、PDSCH情報がほとんどない場合でも比較的容易に使用され得る。
[0056]反復的なICのいくつかの態様では、PDSCH情報がサービングセルについては既知であるが干渉セルについては不明である場合があることを考慮して、サービングセルにCWICを使用し干渉セルにSLICを使用することを含むハイブリッド手法を使用してIC性能を向上させ得る。
[0057]反復的なICでは、まず、UEがサービングセルPDCCHを復号する。次いで、CWIC段階では、PDCCHを復号することによって得られた制御情報に基づいてサービングセルPDSCHを復号することを試みてよい。サイクリック冗長検査(CRC)が失敗した場合、すなわち、UEがサービングセルPDSCHを首尾よく復号できない場合、UEはサービングセル信号のCWICを実行する。すなわち、UEはデコーダ出力から得られるLLR値を使用してサービングセルPDSCHシンボルを再構成し、次いでPDSCHシンボルを受信された信号からできるだけ減算して(取り消して)より完全な干渉信号(たとえば、干渉PDSCH)を得る。次いで、このより完全な干渉信号は、干渉PDSCHに対してSLICを実行するためにSLIC段階によって使用される。このことは、干渉PDSCHを推定し(たとえば、検出または復号し)、その後干渉PDSCHを受信された信号から取り消すのを試みることを含んでよい。いくつかの態様では、より完全な干渉信号によってSLIC段階において干渉信号をよりうまく推定し得る。SLIC段階の結果(たとえば、干渉PDSCHが取り消された受信信号)は次に、サービングセルPDSCHを復号することを再び試みるためにCWIC段階によって使用されてよい。一態様では、CRCが再び失敗した場合、サービングセルPDSCHを復号することを再び試みる前に、サービングセルに対するCWICのさらなる反復およびそれに続く干渉セル信号に対するSLICが実行されてよい。このプロセスは、サービングセルPDSCHが首尾よく復号されるまで数回繰り返されてよい(すなわち、複数回の反復)。CWICとSLICの組合せを使用する結果として、CWIC段階は、サービングセル信号取消しから利益を得るSLIC段階にコーディング利得をもたらす。
[0058]いくつかの態様では、上記のハイブリッドIC手法は、サービングセルに干渉する任意の数のセルに適用されてもよい。あらゆる反復について、UEは、サービングセル信号を復号することを試みる前に各干渉セルからの信号に対するICを(任意の順序で)実行してよい。一態様では、各IC段階は、前のIC段階からの結果を使用してよい。さらに、UEは、特定の干渉セルに対して、そのセルについてPDSCHに関する制御情報が得られるかどうかに基づいてCWICまたはSLICを実行することを決定してよい。たとえば、UEは、PDSCH情報が得られる干渉セルに対してCWICを実行し、PDSCH情報が得られない干渉セルに対してSLICを実行してよい。
[0059]いくつかの態様では、サービングセルPDSCHを復号するためのCWIC段階は複数回の復号反復を含んでもよい。たとえば、CWIC段階は、サービングセルPDSCHを復号するための複数のターボコード反復を使用してよい。いくつかの態様では、上記の反復的なICの場合、CWIC段階は、サービングセルPDSCH IC動作が行われない場合とは異なる回数のターボコード反復を使用して複雑性を低減させてよい。たとえば、公称PDSCH復号ではターボデコーダのN回の反復が必要になることがある。しかし、上述の反復的なIC手法を使用するとき、CWIC段階では、ターボデコーダのM(一般に<N)回の反復を使用してCWIC段階のサービングセルPDSCHを復号してよい。M回の反復を使用するかそれともN回の反復を使用するかに関する決定は、サービングセルと干渉セルとの間の共通参照信号(CRS)の電力差によって決まり得る。たとえば、サービングセルおよび干渉セルからの参照信号受信電力(RSRP)測定値を使用して反復回数を決定してよい。
[0060]いくつかの態様では、サービングセル信号がより完全になるにつれて、サービングセルPDSCHを復号するのに使用されるターボコード反復回数が少なくなる。
[0061]図7は、本開示のいくつかの態様による、ハイブリッドPDSCH ICのためにUEによって実行することのできる例示的な動作700を示す。一態様では、UEは、それぞれ図1、図2、および図6に示すUE102、206、または650を含んでよい。
[0062]動作700は、第1のセルから送信されるデータを復号する試みを実行することによって702から開始する。704において、復号する試みが成功した場合、動作は712で終了する。しかし、復号する試みが成功しなかった場合、706において、第1のセルから送信されたデータを復号する試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去が実行され、第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させる。708において、第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することが試みられる。710において、第2のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去が実行され、第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させる。702において、第2の種類の干渉除去を実行した後、第1のセルにおいて送信されたデータを復号する別の試みが実行される。一態様では、UEは、第1のセルから送信されたデータを首尾よく復号するまでまたは反復の最大数に達した場合に、動作700を複数回反復してよい。
[0063]一態様では、UEは、第2のセルに対して第2の種類の干渉除去を実行した後、第3の干渉セルから送信されたデータを処理することを試み、第3のセルから送信されたデータを処理する試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、第3のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させる。一態様では、UEは第3のセルから送信されたデータに関する制御情報を有してよく、第3のセルから送信されたデータは、制御情報に基づいて復号されてよい。
[0064]一態様では、第1の種類の干渉除去はCWICを含んでよく、第2の種類の干渉除去はSLICを含んでよい。
[0065]図8は、例示的な装置(たとえば、UE102)中の様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図800である。UE102は、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するためのモジュール812と、第1のセルから送信されたデータを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまでハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を繰り返すためのモジュール814と、1つまたは複数のeNB106との間で信号を送受信するためのトランシーバモジュール816と含む。
[0066]各モジュールは、前述のプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、前述のプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0067]図9は、処理システム910を採用する装置(たとえば、UE102)のための装置900のためのハードウェア実装形態の例を示す図である。処理システム910は、バス920によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス920は、処理システム910の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス920は、プロセッサ932によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール934、935と、コンピュータ可読媒体940とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス920はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
[0068]処理システム910はトランシーバ950に結合される。トランシーバ950は、1つまたは複数のアンテナ952に結合される。トランシーバ950は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を構成する。処理システム910は、コンピュータ可読媒体940に結合されたプロセッサ932を含む。プロセッサ932は、コンピュータ可読媒体940に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ932によって実行されたとき、処理システム910に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体940はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ932によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール934および935をさらに含む。各モジュールは、プロセッサ932中で動作するか、コンピュータ可読媒体940中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ932に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム910はUE650の構成要素であってもよく、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668とRXプロセッサ656とコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0069]一構成では、ワイヤレス通信のための装置800/900は、図7に示す動作の各々を実行するための手段を含む。上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、装置800の上述のモジュールおよび/または装置900の処理システム910のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム910は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
[0070]開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は並べ替えることができることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0071]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実行するのを可能にするためのものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用されてよい。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ワイヤレス通信のための方法において、
ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行することであって、
第1のセルから送信されたデータを復号することを試みることと、
復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを備える、復号を実行することと、
前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまで前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の前記反復を繰り返すこととを備える方法。
[C2] 前記第2のセルから送信された前記データを処理するのを試みる前記のことは、
前記第2のセルから送信された前記データの検出または復号の少なくとも一方を実行することを試みることを備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記第1のセルはサービングセルを備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記第2のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルを備える、C1に記載の方法。
[C5] 前記第1の種類の干渉除去はコードワードレベルの干渉除去(CWIC)を備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記第2の種類の干渉除去はシンボルレベルの干渉除去(SLIC)を備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みを実行する前に、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する第1の試みを実行することと、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記第1の試みの結果を使用して前記第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C8] 前記第2のセルから送信された前記データを処理する前記第1の試みを実行することは、
前記第2のセルから送信された前記データの検出または復号の少なくとも一方を実行することを試みることを備える、C7に記載の方法。
[C9] 前記第2の種類の干渉除去を実行した後、
第3のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
前記第3のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して前記第1の種類の干渉除去を実行し、前記第3のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C10] 前記第3のセルから送信された前記データを処理するのを試みる前記のことは、
前記第3のセルから送信された前記データを制御情報に基づいて復号することを試みることを備える、C9に記載の方法。
[C11] 前記第3のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルである、C9に記載の方法。
[C12] 前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みを実行する前に、
第3のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
前記第3のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して前記第1の種類の干渉除去を実行し、前記第3のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C13] 前記第3のセルから送信された前記データを処理するのを試みる前記のことは、
前記第3のセルから送信された前記データを前記第3のセルに関する制御情報の知識に基づいて復号することを試みることを備える、C12に記載の方法。
[C14] 複数回の復号反復を実行して前記第1のセルから送信された前記データを復号することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C15] 前記第1のセルから受信された参照信号と前記第2のセルから受信された参照信号との間の受信電力差に基づいて前記復号反復の回数を求めることをさらに備える、C14に記載の方法。
[C16] 前記第1のセルおよび前記第2のセルから受信された前記参照信号は共通参照信号(CRS)を備える、C15に記載の方法。
[C17] ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のセルから送信されたデータを復号することを試み、
復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることによって、
ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するための手段と、
前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまで前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の前記反復を繰り返すための手段とを備える装置。
[C18] 前記第2のセルから送信された前記データを処理するのを試みるための前記手段は、
前記第2のセルから送信された前記データの検出または復号の少なくとも一方を実行することを試みるように構成される、C17に記載の装置。
[C19] 前記第1のセルはサービングセルを備える、C17に記載の装置。
[C20] 前記第2のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルを備える、C17に記載の装置。
[C21] 前記第1の種類の干渉除去はコードワードレベルの干渉除去(CWIC)を含む、C17に記載の装置。
[C22] 前記第2の種類の干渉除去はシンボルレベルの干渉除去(SLIC)を備える、C17に記載の装置。
[C23] 前記第2の種類の干渉除去を実行した後、
第3のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
前記第3のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して前記第1の種類の干渉除去を実行し、前記第3のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを実行するための手段をさらに備える、C17に記載の装置。
[C24] 前記第3のセルから送信された前記データを処理するのを試みるための前記手段は、
前記第3のセルから送信された前記データを制御情報に基づいて復号することを試みるように構成される、C23に記載の装置。
[C25] 前記第3のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルである、C23に記載の装置。
[C26] ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品において、
ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行することであって、
第1のセルから送信されたデータを復号することを試みることと、
復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを備える、
ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行することと、
前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまで前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の前記反復を繰り返すこととのためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備えるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。
[C27] ワイヤレス通信のための装置であって、
処理システムを備え、前記処理システムが、
第1のセルから送信されたデータを復号することを試み、
復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、かつ
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、かつ
前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまで前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を繰り返す
ことによって、ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するように構成される装置。
[C28] ワイヤレス通信のための方法であって、
第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行することと、
復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行することとを備える方法。
[C29] ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行するための手段と、
復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させるための手段と、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みるための手段と、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させるための手段と、
前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するための手段とを備える装置。
[C30] ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行し、
復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備えるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。
[C31] ワイヤレス通信のための装置であって、
処理システムを備え、前記処理システムが、
第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行し、
復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、
前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するように構成される装置。

Claims (31)

  1. ワイヤレス通信のための方法において、
    ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行することであって、
    第1のセルから送信されたデータを復号することを試みることと、
    復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを備える、復号を実行することと、
    前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまで前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の前記反復を繰り返すこととを備える方法。
  2. 前記第2のセルから送信された前記データを処理するのを試みる前記のことは、
    前記第2のセルから送信された前記データの検出または復号の少なくとも一方を実行することを試みることを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセルはサービングセルを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の種類の干渉除去はコードワードレベルの干渉除去(CWIC)を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の種類の干渉除去はシンボルレベルの干渉除去(SLIC)を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みを実行する前に、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する第1の試みを実行することと、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記第1の試みの結果を使用して前記第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2のセルから送信された前記データを処理する前記第1の試みを実行することは、
    前記第2のセルから送信された前記データの検出または復号の少なくとも一方を実行することを試みることを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2の種類の干渉除去を実行した後、
    第3のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
    前記第3のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して前記第1の種類の干渉除去を実行し、前記第3のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第3のセルから送信された前記データを処理するのを試みる前記のことは、
    前記第3のセルから送信された前記データを制御情報に基づいて復号することを試みることを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第3のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルである、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みを実行する前に、
    第3のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
    前記第3のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して前記第1の種類の干渉除去を実行し、前記第3のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第3のセルから送信された前記データを処理するのを試みる前記のことは、
    前記第3のセルから送信された前記データを前記第3のセルに関する制御情報の知識に基づいて復号することを試みることを備える、請求項12に記載の方法。
  14. 複数回の復号反復を実行して前記第1のセルから送信された前記データを復号することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記第1のセルから受信された参照信号と前記第2のセルから受信された参照信号との間の受信電力差に基づいて前記復号反復の回数を求めることをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のセルおよび前記第2のセルから受信された前記参照信号は共通参照信号(CRS)を備える、請求項15に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のセルから送信されたデータを復号することを試み、
    復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることによって、
    ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するための手段と、
    前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまで前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の前記反復を繰り返すための手段とを備える装置。
  18. 前記第2のセルから送信された前記データを処理するのを試みるための前記手段は、
    前記第2のセルから送信された前記データの検出または復号の少なくとも一方を実行することを試みるように構成される、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1のセルはサービングセルを備える、請求項17に記載の装置。
  20. 前記第2のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルを備える、請求項17に記載の装置。
  21. 前記第1の種類の干渉除去はコードワードレベルの干渉除去(CWIC)を含む、請求項17に記載の装置。
  22. 前記第2の種類の干渉除去はシンボルレベルの干渉除去(SLIC)を備える、請求項17に記載の装置。
  23. 前記第2の種類の干渉除去を実行した後、
    第3のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
    前記第3のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して前記第1の種類の干渉除去を実行し、前記第3のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを実行するための手段をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  24. 前記第3のセルから送信された前記データを処理するのを試みるための前記手段は、
    前記第3のセルから送信された前記データを制御情報に基づいて復号することを試みるように構成される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第3のセルは、送信が前記第1のセルからの送信に干渉する干渉セルである、請求項23に記載の装置。
  26. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムにおいて、
    ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行することであって、
    第1のセルから送信されたデータを復号することを試みることと、
    復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることとを備える、
    ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行することと、
    前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまで前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の前記反復を繰り返すこととのためのコードを備えるコンピュータプログラム。
  27. ワイヤレス通信のための装置であって、
    処理システムを備え、前記処理システムが、
    第1のセルから送信されたデータを復号することを試み、
    復号する前記試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、かつ
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、かつ
    前記第1のセルから送信された前記データを復号する試みが成功するかまたは反復の最大数に達するまでハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を繰り返す
    ことによって、前記ハイブリッド干渉除去ベースの復号の反復を実行するように構成される装置。
  28. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行することと、
    復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みることと、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させることと、
    前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行することとを備える方法。
  29. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行するための手段と、
    復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させるための手段と、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試みるための手段と、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させるための手段と、
    前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するための手段とを備える装置。
  30. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムであって、
    第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行し、
    復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
    前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するためのコードを備えるコンピュータプログラム。
  31. ワイヤレス通信のための装置であって、
    処理システムを備え、前記処理システムが、
    第1のセルから送信されたデータを復号する第1の試みを実行し、
    復号する前記第1の試みが成功しなかった場合、前記第1のセルから送信されたデータを復号する前記第1の試みの結果を使用して第1の種類の干渉除去を実行し、前記第1のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
    前記第1の種類の干渉除去を実行した後、少なくとも第2のセルから送信されたデータを処理することを試み、
    前記第2のセルから送信されたデータを処理する前記試みの結果を使用して第2の種類の干渉除去を実行し、前記第2のセルから送信されたデータによって生じる干渉を低減させ、
    前記第2の種類の干渉除去を実行した後、前記第1のセルにおいて送信されたデータを復号する第2の試みを実行するように構成される装置。
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