JP5844215B2 - 弁当箱カバー - Google Patents

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Description

この発明は、弁当箱の携帯に利用され、弁当箱を取り出してランチョンマットとしても利用可能な弁当箱カバーに関する。
従来、弁当箱を包み込んで携帯する弁当箱カバーとして、ランチョンマット(食卓で一人前ずつの食器を乗せるための敷物)に展開できるようにしたものがある。
弁当箱をランチョンマット形態の中央部に載せ、この弁当箱から四方に食み出るように設けられた綴じ合せ部弁当箱を包み込んでカバー形態に変更するようになっている(特許文献1)。
特許文献1の弁当箱カバーは、四方のうち、対向する一対の部分同士を面ファスナで結着し、残り一対の部分同士をスナップで結着し、取っ手をもって携帯することが可能となっている。
特開2006−6864号公報(特に要約書、図1〜図5)
しかしながら、特許文献1のものは、弁当箱カバーの姿をカバー形態又はランチョンマット形態からランチョンマット形態又はカバー形態に変更する際、スナップの結着,解除、面ファスナの結着,解除という複数の動作を要し、スナップ、面ファスナの別々に取り付ける手間を要する点で改良の余地がある。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、一種の結着具の単純な動作でカバー形態及びランチョンマット形態間に変更可能な弁当箱カバーにすることである。
上記の課題を解決するため、この発明は、要するに、一連のスライドファスナによってカバー形態からランチョンマット形態に展開可能になるようにした。一連のスライドファスナのスライダを閉じ切り位置から開け切り位置へ進める、という一種の結着具の単純な動作だけでカバー形態からランチョンマット形態に変更可能である。スライドファスナなので、ランチョンマット形態からカバー形態への変更も、スライダを逆方向に進める点で違うだけであり、一種の結着具の単純な動作だけで済む。
ここで、カバー形態の綴じ合せ部の上側横行縁部同士を合せた一端部に、スライドファスナの閉じ切り位置を定め、この位置にあるスライダを底面部まで下降させ、更に当該底面部の周方向に沿って進めることによって、当該綴じ合せ部を水平に展開可能な状態になるようにしておけば、底面部がランチョンマット形態の中央部に配置されず、水平に展開された綴じ合せ部の片隅部のみと繋がるため、ランチョンマット形態で水平に広げたとき、底面部と綴じ合せ部を繋ぐ部分が立ち上がらず、ランチョンマットとして使用する際の支障にならない。
綴じ合せ部のうち、スライドファスナによって底面部との結着相手側になる下側横行縁部が、カバー形態の重心を前記一端部側へ修正するための凹曲線状に形成されていることが好ましい。底面部との結着相手側になる横行縁部を凹曲線状にしておけば、底面部を水平面に置いたとき、弁当箱カバー全体を傾けることに相当するので、重心を修正することができる。スライドファスナの縦行経路が横行他端側に偏って存在するため、この経路部分の目方がカバー形態の重心を横行他端側に寄せる原因になる。凹曲線状でカバー形態の重心を左右反対側へ修正しておけば、カバー形態で底面部を置いたとき、転倒を防止することができる。
前記のように重心を修正すれば、カバー形態における全高を綴じ合せ部の嵩で高くすることができる。このため、複数の弁当箱を縦に重ねて底面部に載せた状態で綴じ合せ部によって包み込むことも可能になる。複数の弁当箱からなるセットの場合、1個の弁当箱の場合よりも、個々の弁当箱の底面が小さくなる。弁当箱の底面を小さくすれば、綴じ合せ部と底面部の結着長も短くすることができる。スライダを底面部の周方向に沿って進める課程は、比較的直線に近い動かし方が可能な他の課程よりも動かし難いため、綴じ合せ部と底面部の結着長を短くすれば、弁当箱カバーの形態変更のための一連のスライダ動作をより容易にすることができる。底面部が小さくなっても、綴じ合せ部の嵩高化により、ランチョンマット形態で水平展開されたときの綴じ合せ部の面積が増え、カバー形態のときに包み込んでいた全ての弁当箱を載せることが可能である。
また、スライダを底面部の周方向に沿って進める部分のテープが円弧状に取り付けられていることが好ましい。複数の弁当箱からなるセットの場合、飯器とする弁当箱を含む。この飯器用の弁当箱は、内外二重の断熱容器からなるため、丸い底面及び側周をもつ。また、飯器用の弁当箱は、最も容量が大きく、重くなるため、携帯時には、底面部に直接に載せる最下の配置となる。カバー形態にした際、縦重ねのセットを安定させるため、綴じ合せ部と結着する底面部の非連設縁は、飯器用の弁当箱に沿った円弧状にすることが好ましい。円弧状の非連設縁をもつため、スライドファスナのテープを底面部に対して円弧状に取り付けることができる。その結果、スライダを底面部の周方向に沿って滑らかに動かし易くなる。
カバー形態での携帯性を良くするため、取っ手を綴じ合せ部に付けることが好ましい。ランチョンマット形態のとき、綴じ合せ部に付いた取っ手は邪魔になるので、取っ手は1本だけにすることが好ましい。1本の取っ手で済ます場合、カバー形態で綴じ合せ部及びスライドファスナを上方から跨ぐように取り付けることになる。閉じ切った位置のスライダ以上に前記一端部側のところへ取っ手の両端部を取り付けると、スライダ操作の際、取っ手が邪魔になることを防止できるが、取っ手を掴んで携帯すると、傾いて携帯することになる。取っ手の両端部を、スライドファスナに沿った方向に互い違いの位置に取り付ける場合、これらの取付位置は、前記閉じ切った位置にあるスライダをスライダ引手の持ち替えなく取っ手の下を潜らすことができるように設定可能である。この設定を採用すると、自ずと、スライドファスナを閉じ切った位置にあるスライダの近傍に取っ手の一端部を取り付け、取っ手の他端部を横行他端側に取り付けることになるので、携帯時の傾きを防止することもできる。
綴じ合せ部の内面には、筒状の箸ホルダーを取り付けることができる。筒一端が閉塞された箸ホルダーにすると、ゴミが箸ホルダーの閉塞端に溜まり易く、箸ホルダーの内側の清掃性も悪い箸ホルダーの筒両端が開放されていると、ゴミが溜まり難く、清掃性を良くすることができる。
綴じ合せ部及び底面部のうち、ランチョンマットに使用する裏地部分に撥水加工がなされていることが好ましい。食べ物、汁や飲料を落とした際、ランチョンマットを透過して卓上を汚さないようにすることができる。
上述のように、この発明は、弁当箱を載せる底面部と、この底面部に載せた前記弁当箱を包み込む綴じ合せ部とを有し、前記弁当箱を包み込んだカバー形態からランチョンマット形態に展開することができる弁当箱カバーにおいて、前記綴じ合せ部と前記底面部は、一連のスライドファスナによってカバー形態からランチョンマット形態に展開可能となっており、カバー形態の前記綴じ合せ部の上側横行縁部同士を合せた一端部に、前記スライドファスナの閉じ切り位置を定め、この位置にあるスライダを前記底面部まで下降させ、更に当該底面部の周方向に沿って進めることによって、当該綴じ合せ部を水平に展開可能な状態になる構成を採用したので、一種の結着具の単純な動作でカバー形態及びランチョンマット形態間に変更可能な弁当箱カバーにすることができる。
(a)は、この発明の実施形態に係る弁当箱カバーのカバー形態の正面図、(b)は、この発明の実施形態に係る弁当箱カバーのランチョンマット形態の使用状態図 この発明の実施形態に係る弁当箱カバーのランチョンマット形態の平面図 図1(a)のIII−III線の拡大断面図 この発明の実施形態に係る弁当箱カバーのカバー形態の斜視図 図4の弁当箱カバーのスライダを進めてカバー形態をランチョンマット形態に変更する途中段階の斜視図 図5から更にスライダを進めた途中段階の斜視図 図6から更にスライダを進めてスライドファスナを開き切った段階の斜視図 この発明の実施形態に係る弁当箱カバーの取っ手の下にスライダを潜らす様子を示した斜視図
以下、この発明に係る実施形態を添付図面に基いて説明する。実施形態に係る弁当箱カバーは、図1(a)に示すように、この弁当箱カバーは、複数の弁当箱1〜3を収容したカバー形態から、図1(b)に示すように、卓上で水平に広げて弁当箱1〜3を載せるランチョンマット状態に展開することができるものとなっている。
図1(a),(b)に示すように、この弁当箱カバーは、弁当箱1〜3を載せる底面部10と、底面部10に載せた弁当箱1〜3を包み込む綴じ合せ部20と、一連のスライドファスナ30と、取っ手40とからなる。この弁当箱カバーは、スライドファスナ30によって、図1(a)に示すカバー形態から、図1(b)に示すランチョンマット形態に展開可能となっている。
弁当箱1は、飯器用のもので、容器本体を内外二重の断熱容器とし、丸い底面及び側周をもったものとなっている。弁当箱2,3は、おかず入れとなっている。弁当箱1〜3の各外径は、略同径に統一されている。
綴じ合せ部20の嵩及び側周は、弁当箱1〜3を縦に重ねて底面部10に載せた状態で、これらの側周及び上方を取り囲むように包み込むことが可能な大きさをもっている。
スライドファスナ30は、両側のテープ31,32と、スライダ33とからなる。スライダ33は、スライダ本体34と、スライダ引手35とからなる。スライドファスナ30は、日本工業規格(JIS S 3015:2007)に規定のものとなっている。
図2に示すように、綴じ合せ部20は、ランチョンマット形態のとき、略四角形の平面形状となるように設けられている。底面部10は、ランチョンマット形態のとき、一箇所の隅部21のみで綴じ合せ部20と連なるように設けられ、非連設縁11は、円弧状を成すように設けられている。底面部10は、綴じ合せ部20と別個に製造されている。
底面部10及び綴じ合せ部20のそれぞれは、表地と裏地で芯材を挟み、表地と裏地の合わせ目を隠す縁取りをした面部になっている。底面部10の重ね代を綴じ合せ部20に逢着することで底面部10が綴じ合せ部20に連設されている。テープ31,32は、図3に示すように、表地aと縁取り地bの間に挟まれ、縁取り地b,表地a,裏地c,テープ31,32が一緒に逢着されている。
図1(b),図2に示すように、両側のテープ31,32の一端31a,32aは、綴じ合せ部20の図中上側に位置した上側横行縁部22のうち、左右幅中央近傍に位置している。上側横行縁部22のうち、一端31a,32aの間のところには、互いに同一平面形状をもった二隅部23,24同士が重なるように綴じ合せ部20を折り畳み可能とするため、テープ31,32のない領域が設けられている。
スライドファスナ30の閉じ切り位置は、スライダ33をそれ以上閉じ側に進めることができない位置である。スライドファスナ30の閉じ切り位置は、図1(a),図4に示すスライダ33の位置から明らかなように、カバー形態の綴じ合せ部20の上側横行縁部22同士を合せた一端部に定められている。
図2に示すように、片側のテープ31は、一端31aから上側横行縁部22の図中左側に沿って進み、隅部23に沿って図中下側に進路を大きく変え、綴じ合せ部20の図中左側の縦行縁部25に沿い、隅部21と底面部10を繋ぐ部分の図中左側に沿って底面部10へ渡り、底面部10の非連設縁11に沿い、隅部21と底面部10を繋ぐ部分の図中右端に位置した他端31bへ至るように取り付けられている。もう片側のテープ32は、一端32aから上側横行縁部22の図中右側に沿って進み、隅部24に沿って図中下側に進路を大きく変え、綴じ合せ部20の図中右側の縦行縁部26に沿い、隅部27で図中左側に大きく進路を変え、綴じ合せ部20の図中下側の下側横行縁部28に沿い、隅部21と底面部10を繋ぐ部分の図中右端に位置した他端32bに至るように取り付けられている。したがって、閉じ切り位置にあるスライダ33(図1(a),図4参照)を、図5〜図6に示すように、上側横行縁部22と縦行縁部25,26を繋ぐ隅部23,24の方へ進め、更に、縦行縁部25,26に沿って進め、更に、縦行縁部25,26と下側横行縁部28を繋ぐ隅部21,27に沿って底面部10まで下降させ、更に、底面部10の周方向に沿って進め、更に、図7に示す開き切り位置まで進めることによって、図2に示すように、綴じ合せ部20を水平に展開可能な状態になる。図1(b)に示すように、綴じ合せ部20を水平に広げると、カバー状態で包み込む全ての弁当箱1〜3を綴じ合せ部20に載せることができる。弁当箱1を載せ得る面積の底面部10には、カップを載せるのに利用することができる。
綴じ合せ部20及び底面部10のうち、図1(b)に示すように、ランチョンマットに使用する裏地c部分は、撥水加工がなされている。裏地cに付いた汁気は、撥水加工により綴じ合せ部20及び底面部10内に浸透することができないため、卓上が汚れない。撥水加工として、例えば、生地の表面にフッ素樹脂を固着させる加工を採用することができる。浸透を防止するだけなら、防水加工を採用することもできる。ただし、防水加工は、生地の目を樹脂で完全に埋めるので、撥水加工よりも綴じ合せ部20が強張り、丸い癖が付き易い。
カバー形態からランチョンマット形態に変更するスライダ33の操作と逆操作でスライダ33を進めると、ランチョンマット形態からカバー形態に変更することができる。すなわち、図2の開き切った位置にあるスライダ33を、図6のように底面部10の周方向に沿って進めるに連れて、綴じ合せ部20が次第に巻かれていく。更にスライダ33を隅部21,27、縦行縁部25,26に沿って上昇させると、綴じ合せ部20で複数の弁当箱1〜3の側周を取り囲む。更に、スライダ33を、最上の弁当箱3を超えた高さにある隅部23,24、上側横行縁部22に沿って閉じ切り位置まで進めると、綴じ合せ部20で最上の弁当箱3を上方から覆うことができる。これにより、複数の弁当箱1〜3を綴じ合せ部20によって包み込むことができる。
図2に示すように、下側横行縁部28は、凹曲線状に形成されている。仮に、綴じ合せ部20のうち、スライドファスナ30によって底面部10の非連設縁11との結着相手側になる下側横行縁部28をカバー形態で水平面に沿った直線状になるように設けたとすると、テープ31,32部分の目方が縦行縁部25,26のある側で大きいため、弁当箱カバーの重心G´は、図1(a)中の左側へ偏った位置になる。下側横行縁部28の凹曲線状は、カバー形態のとき、縦行縁部25,26に沿ったテープ31,32部分を含む鉛直面と交わるところに変極点をもつ略円弧状とされている。この弁当箱カバーを底面部10で水平面上に立てたとき、下側横行縁部28の凹曲線状により、全体が図中右側に傾くため、図1(a)中に示すように、弁当箱カバーの重心Gが左右略中央に位置するように修正される。このため、複数の弁当箱1〜3を包み込むことができる嵩の綴じ合せ部20にしても、カバー形態時の転倒を防止することができる。
隅部21,23,24,27に沿ったテープ31,32部分は、スライダ33の進行方向を左右方向及び上下方向間で円滑に変更することができるように適宜の曲線状に配置すればよい。上側横行縁部22、縦行縁部25,26は、スライダ33を速やかに動かし易くするため、なるべく直線状に配置すればよい。
底面部10の非連設縁11に沿うテープ31部分は、スライダ33を底面部10の周方向に沿って円滑に動き易くするため、円弧状に取り付けることが好ましい。底面部10の非連設縁11の形状及び当該テープ31部分は、例えば楕円状のように、非連設縁11に沿ったテープ31部分と、下側横行縁部28に沿ったテープ32部分とをスライダ33で結着することが可能な限り、適宜の形状にすることができる。
図1(a),図4に示すように、取っ手40は、カバー形態で綴じ合せ部20及びスライドファスナ30を上方から跨ぐように1本だけ綴じ合せ部20に取り付けられている。取っ手40のうち、スライダ引手35よりも低くなり得る両端部41,42は、スライドファスナ30に沿った方向に互い違いの位置にある。取っ手40の一端部41は、閉じ切った位置のスライダ引手35とテープ31,32の幅方向に並び得る位置にある。取っ手40の他端部42は、綴じ合せ部20の横行他端側であって隅部23の近傍に位置している。図8に示すように、閉じ切った位置にあるスライダ33のスライダ引手35を摘み、スライダ33を横行他端側へ進める際、取っ手40に邪魔されることがないので、スライダ引手35を持ち替えることなく、取っ手40の下を潜らすことができる。また、取っ手40でカバー形態の弁当箱カバーを持ち上げると、左右両側に分かれた両端部40なので、携帯時の傾きを防止することもできる。また、図1(b),図2に示すように、ランチョンマット形態に展開したとき、取っ手40は横行縁部22に沿って寝た状態にすることができるので、食事の邪魔にならない。
図1(a)に示すように、綴じ合せ部20の内面には、箸50を通す筒状の箸ホルダー51が取り付けられている。この箸ホルダー51は、折り重ねた生地を綴じ合せ部20の裏地に逢着することで筒状に固定されている。図2,図6に示すように、箸ホルダー51の筒両端が開放されているので、内側にゴミが溜まり難く、内側全体を洗ったり、拭ったりする清掃性に優れる。箸ホルダー51は、縦行縁部25に沿って設けられているので、筒両端を開放しても隅部21,27で箸50を下から受けることができる。
上述のように、この弁当箱カバーは、図1(a),(b)に示す一連のスライドファスナ30のスライダ33を閉じ切った位置と開き切った位置間で動かす、という一種の結着具の単純な動作だけで、カバー形態及びランチョンマット形態間に変更することができる。また、この弁当箱カバーは、カバー形態の綴じ合せ部20の上側横行縁部22同士を合せた一端部に、スライドファスナ30の閉じ切り位置を定め、この閉じ切り位置にあるスライダ33を、横行他端側へ底面部10まで下降させ、更に底面部10の周方向に沿って進めることによって、綴じ合せ部20を水平に展開可能にしたので、図1(b),図2に示すように、ランチョンマット形態で水平に広げたとき、底面部10と綴じ合せ部20を繋ぐ部分が立ち上がらず、ランチョンマットとして使用する際の支障にならない。この発明の技術的範囲は、上述の態様に限定されず、特許請求の範囲の記載に基く技術的思想の範囲内での全ての変更を含むものである。
1,2,3 弁当箱
10 底面部
11 非連設縁
20 綴じ合せ部
21,23,24,27 隅部
22 上側横行縁部
25,26 縦行縁部
28 下側横行縁部
30 スライドファスナ
31,32 テープ
33 スライダ
35 スライダ引手
40 取っ手
41 一端部
42 他端部
51 箸ホルダー

Claims (7)

  1. 弁当箱(1)を載せる底面部(10)と、この底面部(10)に載せた前記弁当箱(1)を包み込む綴じ合せ部(20)とを有し、前記弁当箱(1)を包み込んだカバー形態からランチョンマット形態に展開することができる弁当箱カバーにおいて、
    前記綴じ合せ部(20)と前記底面部(10)は、一連のスライドファスナ(30)によってカバー形態からランチョンマット形態に展開可能となっており、
    カバー形態の前記綴じ合せ部(20)の上側横行縁部(22)同士を合せた一端部(但し当該一端部は当該綴じ合せ部の折り目側に位置した方の端部とする。)に、前記スライドファスナ(30)の閉じ切り位置を定め、この位置にあるスライダ(33)を前記底面部(10)まで下降させ、更に当該底面部(10)の周方向に沿って進めることによって、当該綴じ合せ部(20)を水平に展開可能な状態になることを特徴とする弁当箱カバー。
  2. 前記綴じ合せ部(20)のうち、前記スライドファスナ(30)によって前記底面部(10)との結着相手側になる下側横行縁部(28)が、カバー形態の重心を前記一端部側へ修正するための凹曲線状に形成されている請求項1に記載の弁当箱カバー。
  3. 複数の弁当箱(1〜3)を縦に重ねて前記底面部(10)に載せた状態で前記綴じ合せ部(20)によって包み込むことが可能になっている請求項2に記載の弁当箱カバー。
  4. 前記スライダ(33)を前記底面部(10)の周方向に沿って進める部分のテープ(31)が円弧状に取り付けられている請求項3に記載の弁当箱カバー。
  5. カバー形態で前記綴じ合せ部(20)及び前記スライドファスナ(30)を上方から跨ぐ取っ手(40)が、1本だけ当該綴じ合せ部(20)に取り付けられており、
    前記取っ手(40)の両端部(41,42)が前記スライドファスナ(30)に沿った方向に互い違いの位置にあり、
    前記閉じ切った位置にあるスライダ(33)をスライダ引手(35)の持ち替えなく前記取っ手(40)の下を潜らすことができる請求項1から4のいずれか1項に記載の弁当箱カバー。
  6. 前記綴じ合せ部(20)の内面に筒状の箸ホルダー(51)が取り付けられており、この箸ホルダー(51)の筒両端が開放されている請求項1から5のいずれか1項に記載の弁当箱カバー。
  7. 前記綴じ合せ部(20)及び前記底面部(10)のうち、ランチョンマットに使用する裏地(c)に撥水加工がなされている請求項1から6のいずれか1項に記載の弁当箱カバー。
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