JP5844200B2 - 接触式内部温度計 - Google Patents

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Description

本発明は、接触式内部温度計に関する。
様々な状況において、測定対象物の表面温度ではなく、その内部温度を迅速・正確かつ簡便(すなわち、非侵襲)に測定したいとの要求が存在している。そのような要求の代表的なものとして、人体を含む生体の体温測定が挙げられる。しかしながら、生体の内部温度(深部体温などと称されることもある)、すなわち、血流により概ね恒温に保たれていると考えられる程度の生体内部の温度を測定するのは通常困難である。測定対象が人体の場合、一般的には、舌下や脇の下など熱が外部に逃げにくい場所に温度計を保持し、温度計と人体とが熱平衡状態となってからの温度計の読みを体温として採用することが多いが、熱平衡状態が得られるまでに5分から10分程度と長時間を要し、また得られる体温は必ずしもその内部温度と一致するとは限らない。このため、かかる方式は、乳幼児やある種の傷病患者等、長時間の体温測定が困難な対象への適用が困難な場合があり、また、精密な体温管理を行うに足る精度の高い体温を得るのは難しい。
そこで、人体の内部温度を迅速・正確に測定するための温度計として、体表面に接触する第1の温度センサと、第1の温度センサに対し断熱材を挟んで配置される第2の温度センサからなるセンサの組を用いて、各温度センサにおける温度測定結果から内部温度を求めるものが提案されている。
例えば、特許文献1には、1組のセンサの組を用いて、非定常状態において熱伝達方程式を数学的に解くことにより、測定対象物の内部温度を予測する高速精密温度測定装置が記載されている。
また、特許文献2には、2組のセンサの組を用い、第2の温度センサ(中間センサ)と外気との間にさらに断熱材を配置し、各センサの組を通過する熱流束の値を異なるものとした体温計が開示されている。同文献記載の体温計では、定常状態における各センサの出力から測定対象物の内部温度を算出する。
特許第3863192号公報 特許第4600170号公報
上述の特許文献1のように、1組のセンサの組を用いて非定常状態で内部温度を予測する方法では、確かに短時間での測定が可能であるものの、例えば一度測定を行った直後など、センサの組が十分に昇温している状況で続けざまに測定を行おうとすると、センサの組が定常状態に達してしまい、測定を行い得なくなる場合がある。このようなときには、センサの組が自然放熱により十分に温度が下がるまで長時間待たなければならなかった。
一方、特許文献2のように、定常状態で内部温度を算出する方法では、連続での測定には特段の支障はないものの、最初(例えば、体温計が室温にある場合など)の測定においては、センサの組が定常状態となるまで相当の時間を有するため、迅速な測定は難しい。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、接触式内部温度計において、迅速でかつ連続の測定を可能とすることである。
なお、ここまでの記載は接触式内部温度計の代表的な例として人体の内部温度を測定する体温計について主に説明したが、本発明が対象とする接触式内部温度計はこれに限定されるものでなく、生物・無生物問わず非侵襲にてその内部温度を測定する必要があるいかなる測定対象物にも適用可能である。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下のとおりである。
(1)測定対象物の内部温度を算出するため前記測定対象物の被測定面に接触させる測定面と、第1の熱抵抗体の測定面側に第1の測定面側温度センサが配置され、背面側に第1の背面側温度センサが配置され、前記第1の測定面側温度センサは、その測定面側において前記測定面に設けられた第1のプローブと熱的に結合する第1の温度センサ積層体と、第2の熱抵抗体の測定面側に第2の測定面側温度センサが配置され、背面側に第2の背面側温度センサが配置され、前記第2の測定面側温度センサは、その測定面側において前記測定面に設けられた第2のプローブと熱的に結合する第2の温度センサ積層体を少なくとも有し、前記第1の測定面側温度センサ、前記第1の背面側温度センサ、前記第2の測定面側温度センサ及び前記第2の背面側温度センサの測定結果に基づいて前記測定対象物の内部温度を算出するコントローラと、を有し、前記コントローラは、非定常状態における熱伝導方程式に基いて前記内部温度を算出する第1のモードと、定常状態における熱伝導方程式に基いて前記内部温度を算出する第2のモードとを有する接触式内部温度計。
(2)(1)において、前記コントローラは、前記定常状態と前記非定常状態を検出して、前記第1のモードと前記第2のモードを切り替える接触式内部温度計。
(3)(2)において、前記コントローラは、前記第1の温度センサ積層体及び前記第2の温度センサ積層体が熱的に非定常状態である場合に前記第1の測定面側温度センサ及び前記第1の背面側温度センサの温度測定値の時間変化に基いて前記非定常状態を検出する接触式内部温度計。
(4)(3)において、前記コントローラは、前記第1の測定面側温度センサ及び前記第1の背面側温度センサの温度測定値の時間変化を測定中に、前記第1の温度センサ積層体及び前記第2の温度センサ積層体が熱的に定常状態となったことに基づいて前記定常状態を検出する接触式内部温度計。
(5)(1)乃至(4)のいずれかにおいて、前記コントローラによる前記内部温度の算出後、前記第1の温度センサ積層体及び前記第2の温度センサ積層体が配置される空間を換気する換気機構を有する接触式内部温度計。
上記(1)又は(2)の側面によれば、接触式内部体温計において、迅速でかつ連続の測定が可能となる。
上記(2)の側面によれば、温度センサ積層体が非定常状態にある場合に迅速に内部温度を算出できる。
上記(3)の側面によれば、非定常状態での測定中に温度センサ積層体が定常状態となった場合にも、定常状態における熱伝導方程式に基づいて正しく内部温度を算出できる。
上記(4)の側面によれば、連続して測定を行う際にも正確に測定対象物の内部温度を測定できる。
本発明の実施形態に係る接触式内部温度計を背面側から見た外観図である。 本発明の実施形態に係る接触式内部温度計を測定面側から見た外観図である。 図1のIII−III線による接触式内部温度計の概略断面図である。 図3における測定ヘッド近傍の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る接触式内部温度計の測定ヘッドに設けられた測定部の等価熱回路を示す図である。 本発明の実施形態に係る接触式内部温度計による内部温度の測定アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る接触式内部温度計による内部温度の測定アルゴリズムを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る接触式内部温度計100を背面側から見た外観図、図2は同実施形態に係る接触式内部温度計100を測定面側から見た外観図である。なお、本明細書にて接触式内部温度計とは、温度計であって、測定対象表面に接触させることにより内部温度を測定する温度計を意味している。また、内部温度とは、測定対象の表面温度でなく、その内部であって、実質的に恒温熱源と考えられる部位の温度を意味している。ここで、実質的に恒温熱源と考えられるとは、測定対象内部の熱容量が大きい場合や、測定対象内部に常に熱が供給される結果、接触式内部温度計による測定がその温度に実用上の影響を及ぼさないと考えられることを意味している。たとえば、測定対象が生体である場合には、血流により体幹より常に熱が供給されることとなるので、後者に該当する。
本実施形態で示す接触式内部温度計100は、図示の通り携帯式であり、ケース1の先端に測定ヘッド2が取り付けられている。測定ヘッド2はケース1から突き出すように設けられており、その先端はおおむね平坦な測定面20となっている。そして、かかる測定面20を測定対象物の被測定面、例えば皮膚に接触させることによりその内部温度を計測する。測定面20の表面には、略円形の第1のプローブ30及び第2のプローブ40が図2に示すように、接触式内部温度計100の長手方向に沿って直列に配置されている。なお、これら第1のプローブ30及び第2のプローブ40の配置は任意であり、その配置方向は必ずしも接触式内部温度計100の長手方向に沿ったものでなくともよい。
ケース1の測定面20の反対側の面である背面10には、ランプ11、表示部12、ブザー13が設けられている。以降、本明細書では、測定面20が向く方向を測定面側、その反対方向である背面が向く方向を背面側と称する。また、ケース1は長く伸び丸みを帯びた形状をしており、使用者が手に持つグリップ14を形成している。図2に見られるように、ケース1のグリップ14の測定面側には電池蓋15が設けられ、内部に接触式内部温度計100の電源となる電池を収容するようになっている。また、ケース1の適宜の位置、ここでは図2に示した位置に吸気穴16が、測定ヘッド2の側面に排気穴21が設けられ、それぞれの内部空間が外気と連通するようになされている。ケース1と測定ヘッド2は、支持環5により接続されている。
なお、図1及び図2に示した接触式内部温度計100のデザインは一例である。かかるデザインは、その主たる用途や市場性等を考慮の上適宜変更して差し支えない。また、各構成部品の配置は、その機能を損なわない範囲で任意に選択してよい。
図3は、図1のIII−III線による接触式内部温度計100の概略断面図である。ケース1は、好ましくはABS樹脂等任意の合成樹脂製の中空の成形品であり、接触式内部温度計100を構成する各種部品をその内部に一体に収容する。グリップ14内には、電池6及び回路基板17が収容されている。回路基板17上には、その上に図示しないコントローラをはじめとする各種の電子部品が実装されており、電池6からの電力供給を受けて、電力を必要とする全ての部品への電力を供給するとともにその動作を制御している。電池6は、図示のものは市販の単4型(米国ではAAAと称される)乾電池であるが、その形式は任意のものであってよく、ボタン型、角型等の形状や、1次電池・2次電池の別も任意であってよい。なお、各部品と回路基板17とを電気的に接続する配線は、図示が煩雑となるため省略している。
ランプ11は、好ましくは多色発光可能な発光ダイオードであり、接触式内部温度計100の状態を使用者に通知するために点灯するものである。表示部12は、本実施形態では液晶表示装置であり、接触式内部温度計100の測定結果を図1に示すような態様で使用者に通知するためのものである。もちろん、表示部12にはこのほかにも任意の情報、例えば、電池6の残量等を表示するようにしてよい。あるいは、接触式内部温度計100の状態を併せて表示するようにして、ランプ11を省略してもよい。ブザー13は、本実施形態では一般的な電子ブザーであり、ビープ音により接触式内部温度計100の状態を使用者に通知するためのものである。なお、ブザー13の形式も又任意であり、スピーカを備えるようにして、音声あるいはメロディ等による通知をするようにしてもよい。あるいは、ランプ11及び/又は表示部12による通知のみとして、ブザー13を省略してもよい。
また、ケース1内部には隔壁18が設けられており、ケース1内部をグリップ空間19aとヘッド空間19bとに仕切っている。隔壁18には開口が設けられており、かかる開口を塞ぐようにブロア7が取り付けられている。ブロア7の機能については後述する。
ケース1の先端部には、支持環5を介して測定ヘッド2が取り付けられる。支持環5は、好ましくはシリコンゴム或いはその発泡体等の弾力を有し且つ断熱性に優れた材料で形成され、測定ヘッド2のケース1に対する若干の動きを許容するとともに、測定ヘッド2からケース1への伝熱を遮断するようになっている。これは、測定面20を測定対象物に接触させる際に、測定面20が確実に測定対象物に密着するようにするためと、測定ヘッド2からケース1へと熱が流出することによる測定誤差の発生を防止するためである。しかしながら、支持環5は必須の構成でなく、測定面20と測定対象物との密着に問題がなく、また測定ヘッド2が十分に熱伝導率の低い材質であり実用上問題ない場合には、これを省略し、測定ヘッド2を直接ケース1に固定する又は両者を一体に形成するなどしてもよい。また、支持環5の形状も環状に限定されるものでなく、任意の形状のものを用いてよい。
測定ヘッド2は、形状が安定しており、熱伝導率が低く、かつ比熱の小さい材質で形成することが好ましく、例えば、硬質発泡ウレタンや硬質発泡塩化ビニルが好適に用いられる。しかしながら、この点についても実用上の問題がなければ材質は特に限定されるものでなく、任意でよい。
測定ヘッド2の測定面20には第1のプローブ30及び第2のプローブ40に対応する位置にそれぞれ開口が設けられており、各プローブが測定面20からわずかに突出するように取り付けられている。各プローブは、熱伝導率の高い材質であることが好ましく、本実施形態では金属製である。なお、各プローブの材質は耐腐食性を備えていることが好ましく、金属材料では、アルミニウムやステンレスが好適である。なお、上述の通り、測定ヘッド2自体は熱伝導率が低い材質から構成されるため、第1のプローブ30及び第2のプローブ40は、互いに熱的に隔離されることとなる。
第1のプローブ30の背面側には、第1の温度センサ積層体31が設けられ、両者は互いに熱的に結合している。また、第2のプローブ40の背面側には、第2の温度センサ積層体41が設けられており、両者は互いに熱的に結合している。第1の温度センサ積層体31及び第2の温度センサ積層体41の詳細については後述する。なお、温度センサ積層体は、本実施形態では第1の温度センサ積層体31及び第2の温度センサ積層体41の2つを設けているが、誤差の分散あるいは故障時のバックアップ目的で、プローブ及び温度センサ積層体を3つ以上設けるようにしてもよい。
図4は、図3における測定ヘッド2近傍の拡大断面図である。ここでは、図3の支持環5より背面側に位置する部材は図示を省略している。
同図に詳細に示されるように、第1の温度センサ積層体31は、測定面20側に配置され、第1のプローブ30と接触し熱的に結合する第1の測定面側温度センサ31aと、背面側に配置される第1の背面側温度センサ31bと、その間に配置され、第1の測定面側温度センサ31aから第1の背面側温度センサ31bへの熱流路を形成する熱抵抗として機能する第1の熱抵抗体31cを積層した構造となっている。また、第2の温度センサ積層体41も第1の温度センサ積層体31と同様の構造となっており、測定面側に配置され、第2のプローブ40に接触し熱的に結合する第2の測定面側温度センサ41a、背面側に配置される第2の背面側温度センサ41bと、その間に配置され、第2の測定面側温度センサ41aから第2の背面側温度センサ41bへの熱流路を形成する熱抵抗として機能する第2の熱抵抗体41cを積層した構造となっている。従って、測定面20を測定対象物に接触させると、測定対象物から熱が第1のプローブ30及び第2のプローブ40に伝わり、その熱はそれぞれ第1の温度センサ積層体31については第1の測定面側温度センサ31a、第1の熱抵抗体31c、第1の背面側温度センサ31bを順番に通過し、第2の温度センサ積層体41については第2の測定面側温度センサ31a、第2の熱抵抗体31c、第2の背面側温度センサ31bを順番に通過して大気に放散されることになる。
各温度センサにはどのようなものを用いてもよいが、本実施形態ではサーミスタである。それぞれの温度センサは、回路基板17(図3参照)に図示しない配線により接続されており、各温度センサにおける温度を検知できるようになっている。
詳細は後述するが、本実施形態に係る接触式内部温度計100は1組の温度センサ積層体を用いた非定常状態における温度測定と、2組の温度センサ積層体を用いた定常状態における温度測定のいずれをも行い得るように構成されている。特に、定常状態における温度測定を行うためには、定常状態において、第1の温度センサ積層体31を通過する熱流束と、第2の温度センサ積層体32を通過する熱流束が異なっており、熱抵抗体31cと熱抵抗体41cの熱抵抗の比が既知である必要がある。そこで、図4に示されているとおり、熱抵抗体31cと熱抵抗体41cの厚みを異なるものとすることにより、両者の熱抵抗の値を異なるものとしている。なお、熱抵抗体31cと熱抵抗体41cの熱抵抗の値を異なるものとするには、ここで示したように、厚み等の幾何学的寸法を異なるものとしたり、その材質を異なるものとするとよい。或いは、熱抵抗体31cと熱抵抗体41cとして同一のものを用い(例えば、温度センサを実装するフレキシブルプリント基板等)、第1の背面側温度センサ31b又は第2の背面側温度センサ31b或いはその両方に放熱性能を調整するための適宜の構造、例えば、放熱板や放熱フィン或いは断熱材を設けることにより、第1の温度センサ積層体31を通過する熱流束と、第2の温度センサ積層体32を通過する熱流束が異なるようにしてもよい。
ここで、本実施形態に係る接触式内部温度計100による内部温度の測定原理を説明する。前述のように、接触式内部温度計100は、1組の温度センサ積層体を用いた非定常状態における温度測定と、2組の温度センサ積層体を用いた定常状態における温度測定のいずれをも行い得るように構成されており、それぞれの温度測定の原理は異なる。ここでは、接触式内部温度計100が非定常状態において温度測定をしている状態でのコントローラの動作を第1のモード、定常状態において温度測定をしている状態でのコントローラの動作を第2のモードと呼ぶこととする。
まず、第1のモード、すなわち、非定常状態における測定原理を説明すると、前掲の特許文献1に記載されているように、測定対象である内部温度をT、第1の測定面側温度センサ31aにおける温度をT11、第1の背面側温度センサ31bにおける温度をT12、第1の熱抵抗体31c内部の時間tにおける温度をT(t)とすると、次の熱伝導方程式が近似的に成り立つ。
Figure 0005844200
ここで、未知数はT、ω及びωの3つであるが、数1の左辺が時間差における温度であることから、異なる時刻tにおいて少なくとも4回温度測定を行うことにより、これら未知数の値を決定することができ、Tの値を求めることができる。なお、上述の説明では第1の温度センサ積層体31を用いて温度測定をするものとしたが、これに替え、第2の温度センサ積層体41を用いるものとしてもよい。
以上が非定常状態における温度測定の基本的な原理であるが、測定精度の保障のため、一旦Tを求めた後、さらに測定を継続して新たにTを求め、両者の差異が所定の閾値を下回った場合、すなわちTの計算結果が収束した場合に最終的に得られた値をTとして採用するようにしてもよい。
次に、第2のモード、すなわち、定常状態における測定原理を説明する。図5は、本発明の実施形態に係る接触式内部温度計の測定ヘッドに設けられた測定部の等価熱回路を示す図である。同図を図4を参照しつつ説明すると、T、T11、T12は先の通りであり、T21は第2の測定面側温度センサ41aにおける温度、T22は第2の背面側温度センサ41bにおける温度である。また、熱抵抗Rは測定対象内部から第1のプローブ30及び第2のプローブ40を通して第1の測定面側温度センサ31a及び第2の測定面側温度センサ41aに熱が伝わる際の熱抵抗であり、熱抵抗Rは第1の熱抵抗体31cの、熱抵抗Rは第2の熱抵抗体41cの熱抵抗である。そして、T>T11>T12及び、T>T21>T22が成立している。
ここで、図に示した系が定常状態にあると仮定すると、TよりT12へと流れる熱流束は一定であるから、次の熱伝導方程式が成立する。
Figure 0005844200
Figure 0005844200
Figure 0005844200
として求められる。なお、ここでK=R/Rであり、あらかじめ実験的にあるいは計算により求めておく。
以上が定常状態における温度測定の基本的な原理である。
図6及び図7は、本実施形態の接触式内部温度計100による内部温度の測定アルゴリズムを示すフローチャートである。なお、同図に示す制御は、接触式内部温度計100の回路基板17に搭載されたコントローラにより行われる。コントローラは、マイクロコントローラ等の適宜の情報処理装置であり、第1の測定面側温度センサ31a、第1の背面側温度センサ31b、第2の測定面側温度センサ41a及び第2の背面側温度センサ41bの測定結果に基づいて測定対象物の内部温度Tを算出する。
なお、図6に示したフローチャートは、第1のモードにおける制御を示すものであり、図7に示したフローチャートは、第2のモードにおける制御を示すものである。
コントローラは、まず、測定が開始されるとステップS1にて変数nに1を代入し、時刻tにおいてT11n、T12nをそれぞれ測定する。ここで、時刻tの添字nは、その値が大きくなるほど時間が経過していることを示す。また、温度Tについて付された添字nは、その温度Tが時刻tにおいて得られたものであることを示す。
続くステップS2において、nを1インクリメントする。これにより時刻がtからtへと進む。さらにステップS3において、再びT11n、T12nをそれぞれ測定する。このとき、先のステップS1で求めたT11、T12はそれぞれT11n−1、T12n−1となる。
そしてステップS4において、T11n−T11n−1の絶対値があらかじめ定められた閾値より大きいか否かを判定する。この判定は、時刻がtn−1からtに変化した時のT11の温度変化の大きさを調べているものであり、この温度変化の大きさが所定値より大きければ第1の温度センサ積層体31は熱的に非定常状態にあることを示し、そうでなければ第1の温度センサ積層体31は熱的に定常状態にあることを示している。なお、この判定はここで示した例ではT11のみを参照することにより行っているが、これ以外に得られる値、すなわちT12、T21及びT22の何れを用いてもよいし、また、これら全てについて判定を行うようにしても、これら全ての平均或いは和を用いてもよい。
ステップS4の結果が肯定、すなわち、非定常状態にある場合には、続くステップS5において既定の回数、すなわち、4回以上温度測定がおこなわれているかをnの値によって判定する。温度測定の回数が4回に達していなければ、数1よりTを求めることができないため、ステップS2へと戻る。
既定の回数以上温度測定がおこなわれている場合、ステップS6へ進み、数1よりTbnをもとめる。なお、ここでは第1の温度センサ積層体31における測定結果に基いてTbnを求めるようにしているが、これに替え、第2の温度センサ積層体41における測定結果に基づくようにしてもよい。
続くステップS7では、Tbnが2回以上求められているか否かをnの値によって判定する。これは、次のステップS8で、Tbnの収束の有無を判定するため、Tbnを少なくとも2回求めておく必要があるためである。Tbnが2回以上求められていなければ、ステップS2へと戻る。
ステップS8では、Tbn−Tbn−1の絶対値があらかじめ定められた閾値以下であるかを判定する。この判定は、時刻がtn−1からtに変化した時のTbnの変化の大きさを調べるものであり、この変化の大きさが所定値以下であればTbnが収束しており、正しいTが得られたと考えられる。Tbnが収束していなければステップS2に戻り、Tbnが収束していればステップS9にてTとしてTbnを採用し、測定を終了する。
以上のフローでは、ステップS5及びステップS7において、既定の回数に達するまで温度測定を繰り返し行う間に、ステップS4に示すように、温度センサ積層体が定常状態となっているかどうかを判定しており、定常状態となっている場合には図7に示す定常状態において温度測定を行う制御へと移行するものである。また、ステップS8において、数1により計算されるTbnの値が収束するまで温度測定を繰り返し行う間にも、ステップS4に示すように、温度センサ積層体が定常状態となっているかどうかを判定しており、定常状態となっている場合には図7に示す定常状態において温度測定を行う制御へと移行するものである。
温度センサ積層体、この場合は第1の温度センサ積層体31が定常状態となった場合には、ステップS4より図7のステップS10へと進み、T11、T12、T21及びT22の全てを測定し、ステップS11にて数4よりTを計算し、測定を終了する。
続いて、本実施形態に係る接触式内部温度計100を用いて内部温度を測定する手順、すなわち測温動作の手順を図1乃至4を参照しつつ説明する。
手順1:接触式内部温度計100の測定面20を測定対象物に接触させる。
手順2:回路基板17に搭載されたコントローラにより、測温動作が開始される。なお、この測温動作の開始は、第1の測定面側温度センサ31a又は第2の測定面側温度センサ41a或いはその両方により測定される温度の上昇を検知することにより自動的に行ってもよいし、図示しない押ボタン等のスイッチを使用者が操作することにより行ってもよい。このとき、コントローラはブザー13によるビープ音により測定を開始したことを使用者に通知する。同時に、ランプ11を任意の色、例えば赤色に点灯し、使用者に測定面20を測定対象物に接触させたまま維持するよう促す。
手順3:コントローラは、図6及び図7に示したアルゴリズムに従い測定対象物の内部温度Tを算出し、図1に示したように表示部12に表示する。また、ブザー13によるビープ音の発生、並びに、ランプ11を先ほどの色とは異なる任意の色、例えば緑色に点灯することにより、使用者に測定が終了したことを通知する。なお、算出された内部温度Tは、本実施形態では表示部12に表示することにより使用者に通知することとしているが、これに限られず、接触式内部温度計100に設けたメモリに蓄積したり、接触式内部温度計100の外部の機器に有線又は無線にて出力したりしてもよい。この場合には、表示部12は必ずしも必須の構成ではない。また、算出された内部温度Tを表示する際に、かかる内部温度Tが非定常状態における測定により得られたのか、定常状態における測定により得られたのかを示すようにしてもよい。
なお、以上の説明では、使用者への測定開始及び測定終了の各種通知をいずれもブザー13によるビープ音及びランプ11の点灯により行ったが、これらの通知の方法はここで例示したものに限定されない。特に、ビープ音についてはこれを省略し、或いは使用者の設定によりこれを発声しないこととしてもよい。音声を用いず、ランプ11の点灯のみにより使用者に各種の通知を行うようにすると、例えば測定対象が就寝中の乳児である場合に、乳児の睡眠を妨げることなく測定が可能である等好ましい場合がある。もちろん、ランプ11の点灯をどのようにするか、例えば発光色をどのように選択するかは任意である。また、発色光によらず、ランプ11を点滅させたり、発光光の強度を変化させたり、あるいはランプ11を複数設けておき、その点灯数や位置を違えることにより使用者に各種通知を行うようにしてもよい。さらに前述したように、ランプ11でなく、表示部12により使用者に各種通知を行ってもよい。
手順4:コントローラは、ブロア7を作動させ、ヘッド空間19bを換気する。この動作は、ヘッド空間19bが外気と隔てられていると、測定に伴い、第1の温度センサ積層体31及び第2の温度センサ積層体41を通過してヘッド空間19b内の空気に伝達された熱によりヘッド空間19b内の気温が上昇し、第1の温度センサ積層体31及び第2の温度センサ積層体41を通過する熱流束の大きさが小さくなって測定精度が低下したり測定不能となったりする事態を防止するためものである。
本実施形態では、ブロア7は図1のグリップ空間19aからヘッド空間19bへと流れる気流を発生させる。そのため、ブロア7により誘起される空気の流れは、図中矢印に示すように、吸気穴16から吸い込まれ、ブロア7を通過し、第1の温度センサ積層体31の近傍を通過して排気穴21から排出されるものとなる。従って、本実施形態のブロア7、吸気穴16及び排気穴21は協働してヘッド空間19bを換気する換気機構を構成することになる。
なお、換気機構の構成はどのようなものであってもよく、ブロア7、吸気穴16及び排気穴21の配置は任意である。また、吸排気の向きを逆にしてもよい。また、ブロア7の形式は特に限定されず、一般的なファンであってもよいし、圧電素子を利用したマイクロブロアであってもよい。あるいは、換気性能に問題がなければ、ブロア7を省略し、吸気穴16及び排気穴21のみにより換気機構を構成しても差し支えない。
以上説明した接触式内部温度計100によれば、その温度センサ積層体が非定常状態にあるうちは非定常状態における熱伝導方程式に基いて測定対象物の内部温度を算出し、温度センサ積層体が定常状態であれば定常状態における熱伝導方程式に基いて測定対象物の内部温度を算出するため、迅速でかつ連続の測定が可能である。
以上説明した実施形態に示した具体的な構成は例示として示したものであり、本明細書にて開示される発明をこれら具体例の構成そのものに限定するものではない。当業者はこれら開示された実施形態に種々の変形、例えば、各部材あるいはその部分の形状や数、配置等を適宜変更してもよく、本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。
1 ケース、2 測定ヘッド、5 支持環、6 電池、7 ブロア、10 背面、11 ランプ、12 表示部、13 ブザー、14 グリップ、15 電池蓋、16 吸気穴、17 回路基板、18 隔壁、19a グリップ空間、19b ヘッド空間、20 測定面、21 排気穴、30 プローブ、31 第1の温度センサ積層体、31a 第1の測定面側温度センサ、31b 第1の背面側温度センサ、31c 第1の熱抵抗体、40 第2のプローブ、41 第2の温度センサ積層体、41a 第2の測定面側温度センサ、41b 第2の背面側温度センサ、41c 第2の熱抵抗体、100 接触式内部温度計。

Claims (5)

  1. 測定対象物の内部温度を算出するため前記測定対象物の被測定面に接触させる測定面と、
    第1の熱抵抗体の測定面側に第1の測定面側温度センサが配置され、背面側に第1の背面側温度センサが配置され、前記第1の測定面側温度センサは、その測定面側において前記測定面に設けられた第1のプローブと熱的に結合する第1の温度センサ積層体と、
    第2の熱抵抗体の測定面側に第2の測定面側温度センサが配置され、背面側に第2の背面側温度センサが配置され、前記第2の測定面側温度センサは、その測定面側において前記測定面に設けられた第2のプローブと熱的に結合する第2の温度センサ積層体を少なくとも有し、
    前記第1の測定面側温度センサ、前記第1の背面側温度センサ、前記第2の測定面側温度センサ及び前記第2の背面側温度センサの測定結果に基づいて前記測定対象物の内部温度を算出するコントローラと、
    を有し、
    前記コントローラは、非定常状態における熱伝導方程式に基いて前記内部温度を算出する第1のモードと、定常状態における熱伝導方程式に基いて前記内部温度を算出する第2のモードとを有する接触式内部温度計。
  2. 前記コントローラは、前記定常状態と前記非定常状態を検出して、前記第1のモードと前記第2のモードを切り替える請求項1記載の接触式内部温度計。
  3. 前記コントローラは、前記第1の温度センサ積層体及び前記第2の温度センサ積層体が熱的に非定常状態である場合に前記第1の測定面側温度センサ及び前記第1の背面側温度センサの温度測定値の時間変化に基いて前記非定常状態を検出する請求項2記載の接触式内部温度計。
  4. 前記コントローラは、前記第1の測定面側温度センサ及び前記第1の背面側温度センサの温度測定値の時間変化を測定中に、前記第1の温度センサ積層体及び前記第2の温度センサ積層体が熱的に定常状態となったことに基づいて前記定常状態を検出する請求項3記載の接触式内部温度計。
  5. 前記コントローラによる前記内部温度の算出後、前記第1の温度センサ積層体及び前記第2の温度センサ積層体が配置される空間を換気する換気機構を有する請求項1乃至4のいずれかに記載の接触式内部温度計。
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