JP5843809B2 - 点検口の危険防止装置及びそれに用いられるカバー体 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置やその他種々の装置等の装置本体に取り付けられる点検口の危険防止装置並びにカバー体に関する。
粉粒状の搬送物を搬送するバケットコンベアやチェーンコンベア、ベルトコンベア等の搬送装置においてコンベア本体の周囲がケーシング等で囲まれているものは、装置内部を点検するために点検口が設けられている。点検口は、その開口が搬送装置本体内部に連通されているとともに、該開口を開閉する蓋体が取り付けられている。該装置の通常運転時は蓋体によって点検口の開口を閉鎖しておき、装置の点検や運転状況の確認、その他メンテナンス等を行う際には、蓋体を開いてその開口から作業員が外側から目で確認して点検を行える。点検口の蓋体を開けて開口を開放している状態では、その開口から作業員は容易に手や身体の一部などを搬送装置の内部に入れることができる。そのため、例えば、装置の異常を発見した作業員がその異常の原因を取り除こうとして装置運転中にもかかわらず装置内部に手や身体などを入れたり、又は作業員が覗き込んでいる最中に姿勢を崩して落ちてしまうなどその他作業員の不注意で手や身体などを入れてしまうことがあり、コンベア装置に挟まれたり巻き込まれたりして、手や指、腕等の切断などの重大な怪我を負ったり、死亡する事故が毎年多数発生していた。
点検口の安全対策技術としては、例えば、特許文献1に格子状枠を取り付けた点検窓が開示されている。特許文献1の点検窓は、フレーム本体から突出して点検用開口を区画する起立壁と、起立壁から点検用開口側に突出した複数の支持部材と、支持部材に螺合する押さえボルトと、支持部材上に載置されて点検用開口を覆う格子状部材と、支持部材上で押さえボルトを中心に回転自在に取り付けられて格子状部材に係止可能なフックとを有している。そして押さえボルトを回転してフックを格子状部材から離脱させることで格子状部材を取り外すことができるものであった。
特開2002−220109号公報
特許文献1の点検窓では、格子状部材を取り付けるためにJ字状金具やL字状金具からなる支持部材を起立壁の点検用開口内側に溶接等により固定する必要があった。したがって、既設の搬送装置の点検口に後付けで格子状部材や支持部材を取り付けるためには、わざわざ装置の運転を止めた状態で作業を行う必要があるとともに、開口内側への金具の溶接等する必要があるので、工事が煩雑で部材管理も面倒である上、施工時間も長くなることから、後付けで点検口に格子枠を取り付けることが困難であった。また、格子状部材を取り外した状態でも点検用開口の内側に支持部材が突出しているので、搬送装置の定期的なメンテナンスで、作業員が点検口に手を入れたり、装置内部に出入りする際に、支持部材に邪魔になったり、引っ掛かって手や身体の一部を怪我したり服が破けたりなどし、メンテナンス作業も行いにくかった。よって、上記のような問題があるので、点検口の安全対策が求められているにもかかわらず、現実には既設の点検口に対する安全対策が積極的に行われることがなく、事故の発生が後を絶たなかった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、簡単な構成により低コストであり、本体装置側に対する溶接作業等を伴うことなく既設の点検口に安全に、かつ、簡単に離脱させないように格子状部材を支持し、さらに簡単に取り付けることができ、怪我や死亡事故が発生する危険を防止できる点検口の危険防止装置並びにそれに用いるカバー体を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、装置本体120から短筒状に突出し装置本体内部に連通する開口24を内側に囲周して形成した起立壁22に、起立壁の外側の相対向位置に設けたヒンジ部28と受け片32とを有するロック部30を含む開閉装置34により開口24を開閉する蓋体26を取り付けた点検口12と、起立壁22の開口24を閉鎖するように起立壁22の周状上端に載置され、蓋体26の閉鎖時に蓋体と起立壁上端との間に挟まれる被挟持部18と開口24を閉鎖した状態で外部から装置本体内部を透視可能な透視部20とを有するカバー体14と、カバー体14を起立壁22の外部に位置する開閉装置34に連係してカバー体14を起立壁22に固定するカバー体固定手段16と、を有し、カバー体固定手段16は、カバー体14に接続されて起立壁22の外側の相対向位置に設けたヒンジ部28の支持ブラケット36と、ロック部30の受け片32と、にそれぞれに係合し起立壁22上にカバー体14をブリッジ状に支持する2つの係合機構58,60を含むことを特徴とする点検口の危険防止装置10、10−2から構成される。
また、少なくとも1つの係合機構58はロック部30の受け片32とカバー体14の一部とをネジ、フック、挿し込みを含む操作連結構造56により連結するものであるとよい。
また、少なくとも1つの係合機構60はカバー体14から一方向に伸びるようにカバー体14に一体に取り付けられて先端側がヒンジ部28の支持ブラケット36に係合する係合突片68を含むとよい。
また、カバー体14は薄板材からなり、透視部20は薄板材を打ち抜き形成した多数の打ち抜き孔20aからなるとよい。
また、カバー体14は、起立壁22の周状上端に載置される被挟持部18と、被挟持部18の内側開口部分を塞ぐように設けた透視部20としての多孔部材と、からなるようにしてもよい。
また、本発明は、上記のいずれかに記載の点検口の危険防止装置10に用いられるカバー体14から構成される。
また、カバー体14は、起立壁22の周状上端に載置される被挟持部18と、被挟持部18から起立壁22の内壁に沿って直角状に垂下接続する垂下部74と、を有して起立壁22の上端に断面逆L字状に係合して構成され、起立壁22の上端から段下がり位置で透視部20が水平状に支持されているとよい。
本発明の点検口の危険防止装置によれば、装置本体から短筒状に突出し装置本体内部に連通する開口を内側に囲周して形成した起立壁に、起立壁の外側の相対向位置に設けたヒンジ部と受け片とを有するロック部を含む開閉装置により開口を開閉する蓋体を取り付けた点検口と、起立壁の開口を閉鎖するように起立壁の周状上端に載置され、蓋体の閉鎖時に蓋体と起立壁上端との間に挟まれる被挟持部と開口を閉鎖した状態で外部から装置本体内部を透視可能な透視部とを有するカバー体と、カバー体を起立壁の外部に位置する開閉装置に連係してカバー体を起立壁に固定するカバー体固定手段と、を有する構成であるから、新設、既設の点検口を問わず、カバー体を簡単に取り付けて、確実に作業員の怪我や死亡事故の危険防止を図ることができる。特に、既設の点検口にも点検口の内部(内壁側)や外部においてカバー体を係止する受け枠や受けフレーム等の溶接固定作業を要することなく簡単に後付けで取り付けることができるので、点検口の安全対策の促進を期待できる。さらに、装置本体のメンテナンスの際などに、カバー体を簡単に取り外すこともできる。また、多孔部材を支持する被挟持部が起立壁上端と蓋体とに挟み付けられた状態で蓋体を閉鎖され、さらに、被挟持部が起立壁の上端で係止されるので、装置本体の振動や衝撃等によってカバー体が外れて落下するのを防止できるとともに、取り付け取り外し操作中にカバー体が装置内部に落下するのも防止できる。
また、カバー体固定手段は、カバー体に接続されて起立壁の外側の相対向位置に設けたヒンジ部の支持ブラケットと、ロック部の受け片と、にそれぞれに係合し起立壁上にカバー体をブリッジ状に支持する2つの係合機構を含む構成であるから、点検口本体側に新たな加工を行うことなく、点検口自体に装備された開閉機構を利用して単に既成の点検口に装着するだけの操作により、低廉な製作コストと簡単な操作方法で点検口の危険防止を行うことができる。特に、点検口を外部での係止あるいは固定のみで装着できるから、装着作業が簡単で部品等の装置本体内等への落下がなく、搬送物等への影響をなくすることができる。
また、少なくとも1つの係合機構はロック部の受け片とカバー体の一部とをネジ、フック、挿し込みを含む操作連結構造により連結する構成とすることにより、蓋体の開閉とは別に、操作者が必ずその開閉機構のロックを外す動作が必要となり、これによって、作業者の点検時等の不慮の事故をなくするようにし得る。
また、少なくとも1つの係合機構はカバー体から一方向に伸びるようにカバー体に一体に取り付けられて先端側がヒンジ部の支持ブラケットに係合する係合突片を含む構成とすることにより、点検口の外側の操作で簡単であり、部品の装置本体内等への落下等を生じさせず、しかも、係止の一方側の操作を簡単かつ短時間に行え、加えてカバー体全体を起立壁の上端側に当接させると軽い弾発力で係止他端側を開放方向に付勢するからカバー体の起立壁上端への取付作業を円滑、迅速に行うことが可能である。
また、カバー体は薄板材からなり、透視部は薄板材を打ち抜き形成した多数の打ち抜き孔からなる構成とすることにより、製作が簡単で低コストで量産可能である。
また、カバー体は、起立壁の周状上端に載置される環状板材と、環状部材の内側開口部分を塞ぐように設けた多孔構造体からなる構成とすることにより、起立壁の開口を閉鎖するように起立壁の周状上端に載置される被挟持部と透視部を簡単な構成で具体的に製作することができる。
また、請求項1ないし6のいずれかに記載の点検口の危険防止装置に用いられるカバー体の発明とすることにより、新設、既設の点検口を問わず、カバー体を簡単に取り付けて、確実に作業員の怪我や死亡事故の危険防止を図ることができる。特に、既設の点検口にも点検口の内部(内壁側)や外部においてカバー体を係止する受け枠や受けフレーム等の溶接固定作業を要することなく簡単に後付けで取り付けることができるので、点検口の安全対策の促進を期待できる。さらに、装置本体のメンテナンスの際などに、カバー体を簡単に取り外すこともできる。また、多孔部材を支持する被挟持部が起立壁上端と蓋体とに挟み付けられた状態で蓋体を閉鎖され、さらに、被挟持部が起立壁の上端で係止されるので、装置本体の振動や衝撃等によってカバー体が外れて落下するのを防止できるとともに、取り付け取り外し操作中にカバー体が装置内部に落下するのも防止できる。
また、カバー体は、起立壁の周状上端に載置される水平部と、水平部から起立壁の内壁に沿って直角状に垂下接続する垂下部と、を有して起立壁の上端に断面逆L字状に係合して構成され、起立壁の上端から段下がり位置で多孔部材が水平状に支持されている構成であるから、新設、既設の点検口を問わず、簡単に取り付けて、作業員の怪我や死亡事故の危険防止を図ることができる。特に、既設の点検口にも点検口の内部や外部においてカバー体を係止する受け枠や受けフレーム等の溶接固定作業を要することなく簡単に後付けで取り付けることができるので、点検口の安全対策の促進を期待できる。さらに、装置本体のメンテナンスの際などに、簡単に取り外すこともできる。また、多孔部材を支持する被挟持部が起立壁上端と蓋体とに挟み付けられた状態で蓋体を閉鎖され、さらに、被挟持部が起立壁の上端で係止されるので、装置本体の振動や衝撃等によってカバー体が外れて落下するのを防止できるとともに、取り付け取り外し操作中にカバー体が装置内部に落下するのも防止できる。さらに、起立壁の上端から段下がり位置で多孔部材が水平状に支持されているから、装置本体内が粉体などを搬送するコンベアケース等の場合に蓋体の内側に搬送物が付着しにくくしてメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る点検口の危険防止装置の一部を切り欠いて示した斜視図である。 図1の点検口の危険防止装置のA−A線拡大断面図である。 図2の点検口の危険防止装置の点検口の蓋体を閉じた状態の説明図である。 図1の点検口の危険防止装置の平面図である。 図1の検口の危険防止装置のカバー体を点検口から取り外した状態の斜視図である。 図2の点検口の危険防止装置のB−B線断面図の要部説明図である。 装置本体と点検口の概略説明図である。 図1の危険防止装置の危険防止用カバー体のカバー体短辺側から見た側面図である。 図1の危険防止装置の危険防止用カバー体のカバー体長辺側から見た側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る点検口の危険防止装置の一部を切り欠いて示した斜視図である。 図10の点検口の危険防止装置のC−C線断面拡大図である。 図11の点検口の危険防止装置の点検口の蓋体を閉じた状態の説明図である。 図10の点検口の危険防止装置のカバー体の平面図である。 図10の検口の危険防止装置のカバー体を点検口から取り外した状態の斜視図である。 カバー体の多孔部材の他の例を示す平面図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明の点検口の危険防止装置の実施の形態について説明する。本発明に係る点検口の危険防止装置は、例えば、ベルトコンベア、バケットコンベア、チェーンコンベア、フローコンベア等の搬送装置、その他種々の装置の点検口に設けられ、作業員が手や身体の一部などを装置本体120内部に入れて装置に巻き込まれて怪我や死亡する危険を防止するための安全枠装置である。図1ないし図9は、本発明の点検口の危険防止装置の第1の実施形態を示している。図1、図2、図3に示すように、本実施形態において、点検口の危険防止装置10は、点検口12と、カバー体14と、カバー体固定手段16と、を備えている。さらに、カバー体14は、被挟持部18と、透視部(多孔部材20と、を含む。
図2、図7に示すように、点検口12は、例えば、内部にチェーンコンベア等のコンベア(図示せず)を配置し周囲をケーシングで覆った装置本体120から短筒状に外部に突出して設けられている。図5にも示すように、点検口12は、装置本体120から外方向に筒状に突出した起立壁22により装置本体内部Sに連通する開口24を区画形成して設けられている。すなわち、起立壁22は、開口24を内側に囲周するように装置本体壁から短筒状に外部に向けて突出する短筒壁体で形成されている。本実施形態では、起立壁22は、例えば、平面視隅丸長方形状で周囲を囲む筒状壁からなり、該起立壁22で形成される開口24も隅丸長方形状となっている。図2、図3に示すように、起立壁22の上端にはシリコンゴム製のパッキン21が装着されている。
さらに、点検口12には開口24を開閉する蓋体26が取り付けられ、点検口12は蓋付きの点検口装置となっている。すなわち、隅丸長方形状の起立壁22の外側であって、1つの長辺側の外側に蓋体26の一端側を枢支するヒンジ部28が設けられるとともに、ヒンジ部28の相対向位置となる他の長辺側の外側に蓋体閉鎖時のロック部30の受け片32が取り付けられている。ヒンジ部28とロック部30を含んで開閉装置34が構成され、該開閉装置34により開口24を開閉する蓋体26を取り付けている。蓋体26は、起立壁22の平面輪郭形状に対応して平面視で開口全面を覆う大きさの隅丸長方形状に形成され、起立壁22の上端側で開口24を閉鎖する。蓋体26の起立壁22の上端に向く内面側には、例えば、蓋体26の閉着時に気密性を確保する発泡ポリエチレン製のパッキン25が設けられている。
詳細にはヒンジ部28は、図1、図2に示すように、起立壁22に固定され互いに横方向に所定の間隔をあけて配置された2個1対の支持ブラケット36と、各支持ブラケット36に軸支された回動軸38と、蓋体26の長辺側に固定され互いに所定の間隔で配置された2個1対の蓋側ブラケット40と、を含む。各支持ブラケット36は、一端を起立壁22に溶接固定し起立壁から横方向に突設して互いに間隙をあけて平行に対向配置された2個1対の縦壁42aを含み(図2,3参照)、図5に示すように縦壁42aどうしの対向下端側は起立壁側の略半部を開口42bしているとともに、残りの略半部を底壁42cで閉鎖されて構成されている。支持ブラケット36の縦壁42aの下辺は、起立壁側から上り傾斜して形成されている。縦壁42aの上部側において枢支部44が設けられ、蓋体26の一端側を回動軸38の軸回りに回動させ開口24を開閉させる。枢支部44は、縦壁42aの上部側に同じ高さ位置に設けられた軸孔46と、軸孔46を貫通して回転自在に軸支される回動軸38と、を含み、蓋体の組みつけに際しては、2個1対の蓋側ブラケット40を平行な縦壁42aの内側に配置し、縦壁42aの上部側の軸孔46と蓋側ブラケット40の軸孔とを位置合わせした状態で回動軸38を孔貫通させることにより、蓋体26をヒンジ部28によりその開閉端側を開閉駆動させる。
図3、図7に示すように、開閉装置34のヒンジ部28とは対向する他の長辺側の起立壁22及び蓋体26には、蓋体26で開口24を閉鎖した際のロック部30が設けられている。ロック部30は、蓋体26に設けたロック駆動装置48と、起立壁22側に取り付けた受け片32と、を含み、ロック駆動装置48と受け片32との協働により蓋体26のロック開閉が行われる。ロック部30及びヒンジ部28は共に、起立壁22の外面側に突出して固定されており、これらの外面側に突出した部分であって、特にヒンジ部28とロック部の受け片32とを利用して蓋体26の開閉動作を阻害することなく、しかも開放時に起立壁22に対してネジ回転、フック解除、挿し込み部分の抜脱等の何らかの外部操作をしなければ離脱させることができないようにカバー体14を着脱可能に固定させる。
ロック駆動装置48は、図3、7に示すように、蓋体26の他の長辺側の略中央位置に突設し図示しない屈曲部を形成したブラケット50に一端側を枢支軸51で枢支され一部が屈曲部に接摺するレバー52と、レバー52に回動自在に支持された矩形リング54と、を含む。一方、蓋体26の閉鎖時にレバー52の取り付け位置に対応する位置に起立壁22に横方向にコ字枠状のロック受け片32が突設されており、ここにおいて、矩形リング54の下側を受け片32の下面側に配置させた状態でレバー52を枢支軸51回りに矢視y方向(図3参照)に強制回動させることにより、矩形リング54の一部がブラケット50の屈曲部上を移動することにより蓋体のロック閉鎖状態と解除状態とを切り替えるようになっている。なお、受け片32の下端側には矩形リング54の受け片32との係合位置を決める円弧状凹部が横並びで2個設けられており、これによって、レバー52を倒して蓋体を閉鎖した際の蓋体の締め付け強度位置を調整可能としている。なお、開閉操作する際の把手となるレバー52は、開閉動作しやすいように実施形態においてL字状に屈曲されている。
一方、起立壁22に横方向に突設された受け片32は、平面視でコ字枠状に突設されて(図5参照)起立壁22との間で縦方向に貫通する内部空間32sが設けられており、後述するように、カバー体固定手段16の第1係合機構58の操作連結構造56を実現する。
カバー体14は、筒状板材からなる起立壁22の周状上端に載置されて装置内部に通じる開口24を閉鎖する開口閉鎖手段であり、本実施形態において、該カバー体14は、開口を閉鎖した状態でカバー体固定手段により起立壁外部で起立壁22に連結されるとともに、カバー体14を通して外部から装置本体120の内部を透視可能とするように構成されている。カバー体14は、蓋体の閉鎖時に蓋体と起立壁上端との間に挟まれる被挟持部18と開口を閉鎖した状態で外部から装置本体内部を透視可能な透視部20とを備えている。
図1、図2、図5、図8、図9において、カバー体14は、起立壁22の上端周壁に載置され得る大きさの薄板材で形成され、起立壁上端の環状外形と略同じかそれよりやや大きな程度のサイズの平面視隅丸長方形状を有している。実施形態において、カバー体14は、例えば、金属薄板(例えば1mm程度)をプレス、打ち抜き、曲げ加工して一体成形で製造されており、平面視で外縁部分が蓋体の閉鎖時に蓋体と起立壁上端との間に挟まれる被挟持部18とされる。実施形態では、起立壁上端の平面視隅丸長方形状に当たるカバー体14の隅丸長方形状部分が直接的には被挟持部18とされる。また、中央部から外縁の内側に渡る部分に多数の四角形状の打ち抜き孔(貫通孔)20aが設けられて開口を閉鎖した状態で孔20aによる開口部分を通して装置本体の内部を見通せる透視部20を形成している。非打ち抜き孔部でカバー体14が接続されて開口を塞ぎ、作業者が不慮に手等を本体内に差し入れることができないようにするとともに、複数の孔20aを介して本体装置内部を透視することができる。カバー体14は板厚が薄いので、蓋体26を閉じた際に該蓋体26と起立壁22の上端との間に隙間が生じることなく蓋体を閉着することができる。そして、蓋体26を閉鎖して蓋体内壁面と起立壁22上端部との間にカバー体14を挟みつけた際に起立壁22上端と蓋体26内壁面との密着性が高まり、しかもカバー体14を強固に押さえて支持するので、カバー体全体を点検口に確実に支持でき、カバー体14を介した起立壁22への固定を確実かつ安定して行える。カバー体14は、この実施形態の例に限るものではなく、蓋体の閉鎖時に蓋体と起立壁上端との間に挟まれる被挟持部18と外部から装置本体内部を透視可能な透視部20とを備えたものであれば任意に設定可能である。例えば、透視部20の複数の孔20aは、円形、楕円形、三角形、その他の多角形、星形、樽型、鼓形その他の異形形状であってもよい。孔の数は多くても少なくてもよいが孔の開口率が大きいほど透視性が向上する。蓋体の閉鎖時に蓋体と起立壁上端との間に挟まれる被挟持部18と外部から装置本体内部を透視可能な透視部20とを備えた構成であれば、薄板材を一体成形により製作したものに限らない。例えば、格子状の網目を有するように多数の金属や合成樹脂線材を交差配置して溶接したものに外周枠で連結したものでも良いし、起立壁の周状上端に載置可能な外延部分のみを連結したドーナツ状の環状枠材とその内側の開口部分に格子部材を取り付けたものでもよい。
カバー体固定手段16は、カバー体14を起立壁22の外部に位置する開閉装置34に連係してカバー体14を起立壁22に固定する手段であり、起立壁の開口内壁側にカバー体を受けるためのアングル材やビス止めのための構造材の溶接を施す必要なく、挟み込まれたカバー体を起立壁の外部で起立壁に固定させる。
実施形態において、カバー体固定手段16は、起立壁2の外周部分の対向位置に設けられたヒンジ部28と、ロック部30の受け片32と、にそれぞれカバー体14を連係係止する2つの係合機構58、60を含む。具体的には、実施形態において、2つの係合機構58,60は、起立壁22の外側の相対向位置に設けたヒンジ部28の支持ブラケット36と、ロック部30の受け片32と、にそれぞれに係合し、起立壁22上にカバー体14をブリッジ状に支持する。ヒンジ部28及びロック部30の受け片32は、開閉装置34を構成するから、カバー体14は開閉装置34に係合して起立壁22に固定するとも言える。
図2,3,8,9において、本実施形態ではカバー体14の対向長辺側のそれぞれには第1と第2の係合機構58、60が連結されており、これによって、起立壁22上にカバー体14を嵌合させてブリッジ状に支持する。カバー体14にヒンジ部やロック部に係合する係合機構を設けないと、蓋体26を開いた際にカバー体14が蓋体26の内面に嵌合し付随して共に回動してしまい、カバー体14が起立壁22から離脱してしまうおそれがある。係合機構58、60を備えたことにより、蓋体26を開閉操作した際にもカバー体14の嵌合状態を確実に保持させることができる。第1の係合機構58は、ロック部30の受け片32と被挟持部18とを操作連結構造56により連結する。操作連結構造56は、作業者あるいは操作者が機器に対して人力で大きな力を加えたりあるいは、一定動作を繰り返し行わねば連結を解除しえないように連結された構造であり、例えばフック係合、差し込み係合、ネジ係合等の連結態様が考えられる。実施形態において、第1係合機構58は、図1、4、5に示すようにカバー体14の1つの長辺側の中央部においてカバー体14の端面から垂直下方に向けて垂下設されたL字部材62と、L字部材の横片に貫通して下部にヘッド部を有する反転姿勢でナットで止められたネジ部材64と、ネジ部材64に中央部を螺合し両端側がロック受け片32の下面側に当接する横長部材66と、を含む。ロック受け片32の下面側に横長部材66の両端を当接させた状態でネジ部材64のヘッド部をドライバ等で回転させることによりカバー体14の1つの長辺側を下方に引き締めることとなる。
図1、2、3、4、8、9において、第2の係合機構60は、カバー体14から一方向に伸びるように一体に取り付けられて先端側がヒンジ部の支持ブラケット36に上向きあるいは斜め上向き係止で引っ掛る係合突片68を含む。実施形態において係合突片68はカバー体14の一部から帯板状に延び手先端がL字フック状に曲折した金属板状部材からなり、この係合突片68のフック部37を支持ブラケット36に引っ掛けた状態でカバー体14を正しく起立壁22の上端側に配置させ当接させた状態ではある程度の弾発力に抗して配置することとなる。この点から、係合突片68は支持ブラケット36に弾発的に係合する弾発部材ともいえる。実施形態において、係合突片68は、ヒンジ部28側の起立壁22の外面に固定された支持ブラケット36に着脱可能に係合するヒンジ側係合部材であり、本実施形態では特にヒンジ部側の支持ブラケット36に弾発係合して係合操作を簡単にさせるとともに、カバー体14を起立壁22上端部分にブリッジ状に確実に載置保持させる。係合突片68は例えば、帯板状金属板を略L字状に曲折し先端側にフック部37を設けたフック板からなり、一端をカバー体14の長辺側の離隔2箇所において溶接等により直接に2個固定され、他端側は斜め下方にそれぞれ傾斜して設けられている(図8参照)。実施形態では、金属板からなる係合突片は図8に示すように平面状の多孔部材を含むカバー体から斜め下方にそれぞれ傾斜して設けられているので、実質的には大きな弾発力はヒンジ部の支持ブラケットに加わらないようになっている。係合突片68は、支持ブラケット36の縦壁42aの対向間隙内に挿入されて、フック部37を下面側の底壁半部開口42bを通して底壁42cの下面に係着される。カバー体14を起立壁22に装着する際には、第2係合機構60で、まず係合突片68のフック部37を支持ブラケット36に掛けた後に第1係合機構58のロック部30の受け片32とカバー体14とを操作連結構造56により連結させる。なお、図中70は、カバー体14の短辺側の内縁付近に各2個、計4個設けられコ字切り込みの内側を直角状に押し下げてカバー体の起立壁上での位置を決めるアングル板である。
次に、第1実施形態に係る点検口の危険防止装置10の作用について説明する。図1、図5に示すように、搬送装置等の装置本体120に設けられた(図2,3参照)点検口12にカバー体14を取り付ける際には、点検口12の蓋体26を開いた状態で、第2係合機構60の係合突片68のフック部37を支持ブラケット36の縦壁42aの対向間隙内に挿入し、該フック部37を下面側の底壁半部開口42bを通して底壁42cの下面に係着させる(図5)。そして、カバー体14の裏面側の4個のアングル板70の下向き片が起立壁22の内側となるようにカバー体14をシリコンゴムパッキン21を被嵌させた起立壁22の上端に載置させる。次に、第1係合機構58のロック受け片32の下面側に横長部材66の両端を当接させた状態でネジ部材64のヘッド部をドライバ等で回転させることにより被挟持部18の1つの長辺側を下方に引き締めてカバー体14を起立壁22に固定させる。この実施形態の第1、第2係合機構を用いた固定方法では、起立壁の外部側の開閉装置の部品を利用してカバー体を脱着可能に起立壁に固定させる。したがって、起立壁の内部側での固定用の部品は必要ないから、取り付け工事や装置の着脱操作中の部品の装置内部への落下等をなくすることができる。この状態では点検作業者は、蓋体26のロックを解除して蓋体を開けただけでは、カバー体14が起立壁22上端側にブリッジ状に固定されているので、カバー体が離脱することはない。すなわち、カバー体14は、蓋体26の開閉と無関係に起立壁22の上端への係止状態を保持し得る。
離脱するに際してはネジ部材64の回転操作が必要となり、作業者の不注意による手等の装置内への挿入を防止する。点検時には作業者はカバー体14の透視部20越しに装置本体120内部を目で確認することができるとともに、透視部20により作業者等の手や身体の一部などが装置本体内部へ入れられるのを阻むことができる。その結果、作業者が装置に巻き込まれて怪我や死亡する事故の危険を防ぎながら、点検を安全に行うことができる。また、例えば、装置の運転を停止して内部のメンテナンス等を行うために、点検口12から作業者が手や身体を入れる必要がある場合には、第1係合機構58ののネジ部材64を回して横長部材66をロック受け片32から離脱し、さらに、カバー体14を起立壁22から離脱させながら係合突片68を取り外すことができる。取り外した状態では、点検口12の開口内側に突出する支持部材等は何ら存在しないので、メンテナンス作業等を安全にスムーズに行うことができる。メンテナンス等を行った後には、上記と同様にして簡単に取り付けて、再び危険防止を図ることができる。この実施形態では、蓋体の開閉動作を阻害しない状態で蓋体の開閉にかかわらず蓋体のヒンジ部とロック機構を介してカバー枠体が開口を塞ぐように保持する閉塞保持する。
次に、本発明の点検口の危険防止装置の第2の実施形態について、図10ないし図14により説明するが、第1実施形態と同一部材には、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施形態の点検口の危険防止装置10−2では、図10、11,12,14に示すようにカバー体14は、起立壁の上端に当たる部分の形状に対応した被挟持部18である水平部72と、被挟持部から直角状に垂下接続する垂下部74と、垂下部74の下部において水平状に支持される多孔部材からなる透視部20と、を含む。実施形態において、垂下部74は起立壁22の内壁に沿って直角状に垂下配設されており、具体的には、起立壁22の上端から密着するように断面逆L字状に接続されている。カバー体14全体は隅丸長方形状の環状の逆L字板の枠体で構成され段下がり位置で透視部である多孔部材を水平状に連結支持している。このように、起立壁22の上端から段下がり位置Pで透視部20が水平状に支持されている点が第1実施形態と異なり、他の構成は同一である。 詳細には、起立壁22の上端に当たる部分となる水平部72から逆L字状に垂下する垂下部74は、起立壁22の内壁22sとの間に若干の隙間を設けて内壁に沿って周状に形成されている。垂下部74の下端で4辺の内側方向に突設させた受け板部材76を介して数mm程度の径の細い金属線材を縦横に交差配置した金網部材又は格子部材等の網状体が溶接固定されている。メッシュ孔は例えば数cm角程度の大きさで設けられ、装置本体内部を透視でき、しかも大人の手などが入らないような大きさで設定されている。透視部20の多孔部材は、カバー体の一部として支持張設され、装置本体内部Sを透視可能としかつ手などの挿入を阻む危険防止手段である。
図10ないし図14において、多孔部材は、カバー体14の被挟持部18である環状枠に接続された垂下部74の下端であって、3次元的に環状枠内に張設され、装置本体内部Sを透視可能としかつ手などの挿入を阻む。具体的には、多孔部材は、例えば、数mm程度の径の細い金属線材を縦横に交差配置して溶接接合して設けられた金網部材又は格子部材等の網状体からなり、メッシュ孔が数cm角程度の大きさで設けられ、装置本体内部を透視でき、しかも大人の手などが入らないような大きさで設定されている。この多孔部材は多数のパンチング板や一体成形による多孔板構成とすることもできる。
次に、第2実施形態の点検口の危険防止枠装置10−2の作用について説明する。図10、図14に示すように、搬送装置等の装置本体に設けられた点検口12にカバー体14を取り付ける際には、点検口12の蓋体26を開いた状態で、第2係合機構60の係合突片68を点検口12のヒンジ部28の支持ブラケット36に係合させながら、被挟持部18を起立壁22の上端に嵌合させる。図11に示すように、被挟持部18を嵌合させた状態では、被挟持部18の逆L字部(18,74)が起立壁22の上端に係止される。次に、第1係合機構58のネジ部材64を回して横長部材66を六部の受け片32に係合させることにより、点検口12にカバー体14を固定させる。このようにして、カバー体14を簡単な作業で取り付けることができる。カバー体固定手段16としての第1、第2係合機構58,60は、点検口12の起立壁22に既に取り付けられている固定ブラケット28や蓋ロック部30等の蓋体開閉用部材を利用して被挟持部を係止固定できるので、施工作業が簡単であり、別途に起立壁等に溶接作業による取り付け作業等を行う必要がなく低コストで行えるうえ、点検口を設けた搬送装置等の装置本体が運転状態であっても点検口の外部側の作業だけで容易に行うことができる。この装着状態で蓋体26を閉じると、図12に示すように、被挟持部18の逆L字部が蓋体26と起立壁22の上端との間で挟みこまれる。被挟持部18の逆L字部及び第1、第2係合機構58,60により、装置の運転中に発生する振動や衝撃等が発生しても嵌合枠体がずれて装置本体内部に落下したりするのを防止できる。
蓋体26を開けて装置本体内部Sを点検する際には、第1、第2係合機構により被挟持部18は起立壁22への嵌合状態が保持されるので、不意に離脱されるのを防止できる。点検時には作業者はカバー体14越しに装置本体内部を目で確認することができるとともに、該カバー体14により作業者等の手や身体の一部などが装置本体内部へ入れられるのを阻むことができる。その結果、作業者が装置に巻き込まれて怪我や死亡する事故の危険を防ぎながら、点検を安全に行うことができる。また、例えば、装置の運転を停止して内部のメンテナンス等を行うために、点検口12から作業者が手や身体を入れる必要がある場合には、第1係合機構58のネジ部材64を回して横長部材66をロック部の受け片32から離脱し、被挟持部18を起立壁22から離脱させながらカバー体14をヒンジ部28の支持ブラケット36から離脱させて、カバー体14を取り外すことができる。取り外した状態では、点検口12の開口内側に突出する支持部材等は何ら存在しないので、メンテナンス作業等を安全にスムーズに行うことができる。メンテナンス等を行った後には、上記と同様にして簡単に取り付けて、再び危険防止を図ることができる。なお、図15は、多孔部材部分のみを示した多孔部材の他の例を示しており、該多孔部材は、細線の縦横交差配置構造に限らず、このように板材のパンチングあるいは切削によるいわゆる板材打ち抜き孔構成とすることもできる。
以上説明した本発明の点検口の危険防止装置並びにカバー体は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の点検口の危険防止装置及びカバー体は、粉粒体の搬送装置、その他種々の装置の装置本体に設けられる点検口に簡単に取り付けて、作業員の怪我や死亡事故を防止することができる。
10,10−2 点検口の危険防止装置
12 点検口
14 カバー体
16 カバー固定手段
18 被挟持部
20 透視部
22 起立壁
24 開口
26 蓋体
28 ヒンジ部
30 ロック部
32 受け片
34 開閉装置
36 支持ブラケット
42a 縦壁
56 操作連結構造
58 第1係合機構
60 第2係合機構
68 係合突片
72 水平部
120 装置本体

Claims (7)

  1. 装置本体から短筒状に突出し装置本体内部に連通する開口を内側に囲周して形成した起立壁に、起立壁の外側の相対向位置に設けたヒンジ部と受け片とを有するロック部を含む開閉装置により開口を開閉する蓋体を取り付けた点検口と、
    起立壁の開口を閉鎖するように起立壁の周状上端に載置され、蓋体の閉鎖時に蓋体と起立壁上端との間に挟まれる被挟持部と開口を閉鎖した状態で外部から装置本体内部を透視可能な透視部とを有するカバー体と、
    カバー体を起立壁の外部に位置する開閉装置に連係してカバー体を起立壁に固定するカバー体固定手段と、を有し、
    カバー体固定手段は、
    カバー体に接続されて起立壁の外側の相対向位置に設けたヒンジ部の支持ブラケットと、ロック部の受け片と、にそれぞれに係合し起立壁上にカバー体をブリッジ状に支持する2つの係合機構を含むことを特徴とする点検口の危険防止装置。
  2. 少なくとも1つの係合機構はロック部の受け片とカバー体の一部とをネジ、フック、挿し込みを含む操作連結構造により連結するものであることを特徴とする請求項1記載の点検口の危険防止装置。
  3. 少なくとも1つの係合機構はカバー体から一方向に伸びるようにカバ体に一体に取り付けられて先端側がヒンジ部の支持ブラケットに係合する係合突片を含むことを特徴とする請求項又は記載の点検口の危険防止装置。
  4. カバー体は薄板材からなり、透視部は薄板材を打ち抜き形成した多数の打ち抜き孔からなることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の点検口の危険防止装置。
  5. カバー体は、起立壁の周状上端に載置される被挟持部と、被挟持部の内側開口部分を塞ぐように設けた透視部としての多孔部材と、からなることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の点検口の危険防止装置。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の点検口の危険防止装置に用いられるカバー体。
  7. カバー体は、起立壁の周状上端に載置される被挟持部と、被挟持部から起立壁の内壁に沿って直角状に垂下接続する垂下部と、を有して起立壁の上端に断面逆L字状に係合して構成され、
    起立壁の上端から段下がり位置で透視部が水平状に支持されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の点検口の危険防止装置。
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