JP4721818B2 - 点検窓 - Google Patents

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本発明は、セメント・化学製品・肥料・穀物等の粉粒体を搬送するために用いられるバケットエレベータやフローコンベヤ等の搬送装置に関するものであって、さらに詳しくは、搬送装置の内部を点検する目的で取り付けられる点検窓の構造に関するものである。
従来より、セメント・化学製品・肥料・穀物等の粉粒体を搬送するために用いられるバケットエレベータやフローコンベヤ等の搬送装置には、内部を点検する目的で点検窓が取り付けられている。
この点検窓の具体的な構造としては、点検開口部を内側に包含する外枠が搬送装置のコンベヤケースから垂設されており、外枠の最上部にその開口部を塞ぐパッキンを有する外蓋がヒンジ結合されている(例えば、特許文献1参照)。
このような点検窓においては、コンベヤケース内で舞い上がった粉粒体が点検窓の外枠内側に堆積し、点検窓の外蓋を開ける際に粉粒体が外部に漏れるという課題が指摘されていた。
このような点検窓の外枠の内側への粉粒体の堆積を抑制する手段として、図5(a)及びそのA−A線断面図である図5(b)に示した点検窓200のように、外蓋210のパッキン212の内側に点検窓の外枠214の高さとほぼ同一の高さを有する残留防止用ボックス216を設け、点検窓200の開口内側空間を極力少なくした所謂「ボックス式」の点検窓が知られている。
また、別の粉粒体の堆積を抑制する手段として、図7(a)及びそのA−A線断面図である図7(b)に示したように、垂直コンベヤケース用点検窓300として外蓋310とコンベヤケースに垂設した外枠314をパッキン312によって密封し、外蓋310の内側に残留防止用斜板316を備え、点検窓300の開口内部空間に残留する粉粒体を極力少なくした所謂「斜板式」の点検窓が知られている。
特開2002−220109号公報
ところが、上述したボックス式の点検窓200においては、図5(b)に示したように点検窓200の外枠214の内壁と残留防止用ボックス216との間に開閉用クリアランス(隙間C)が形成されるため、この隙間Cに図6(a)に示したように粉粒体Mが残留し、点検窓200の外蓋210を開ける際に、図6(b)に示したように、外枠214の下側内壁上や残留防止用ボックス216上に堆積した粉粒体Mが外部にこぼれ落ちるという問題が指摘されていた。
また、上述した斜板式の点検窓300においては、図7(b)に示したように点検窓300の外枠314の下側内壁と残留防止用斜板316との間に開閉用クリアランス(隙間C)が形成されるため、この隙間Cから進入し、図8(a)に示したように外枠314の下側内壁上に堆積した粉粒体Mが、図8(b)に示したように、点検窓300の外蓋310を開ける際に外部にこぼれるという問題が指摘されていた。
そこで、本発明の目的は、外蓋をあけた際に、搬送物である粉粒体が外部にこぼれることがない点検窓を提供することにある。
請求項1に係る発明は、搬送装置等のコンベヤケースに設けた開口部に取り付けられる点検窓において、前記開口部よりも大きく作られて前記開口部の外周に立設した外枠と、前記開口部よりも大きく作られて前記外枠内に収まり前記開口部を完全に覆う大きさの底面を備えた中蓋と、該中蓋を外枠内に収めた状態で前記外枠の上端を閉塞する外蓋とを有し、前記中蓋が、その底面の外縁部から垂直上向きに延設した複数の起立壁を有しているとともに、前記中蓋の底面を前記外枠の内側で前記コンベヤケースの外面に当接させてコンベヤケースの開口部を閉じた時に前記起立壁の上端面と前記外枠の上端面とを同じ高さになるように形成され、前記外蓋が、前記外枠の上端面と前記起立壁の上端面とを共締めするパッキンを備えていることによって、上記の課題を解決するものである。
なお、本発明の点検窓が取り付けられる対象となる装置としては、搬送装置のコンベヤケースに限られるわけではなく、ホッパや貯蔵瓶など各種設備を対象としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、中蓋と外蓋とが鎖等の連結具で繋がれていることによって、上記の課題をさらに解決するものである。
請求項1に係る発明によれば、搬送装置等のコンベヤケースに設けた開口部に取り付けられる点検窓において、開口部よりも大きく作られて開口部の外周に立設した外枠と、開口部よりも大きく作られて前記外枠内に収まり開口部を完全に覆う大きさの底面を備えた中蓋と、この中蓋を外枠内に収めた状態で前記外枠の上端を閉塞する外蓋とを有し、中蓋が、その底面の外縁部から垂直上向きに延設した複数の起立壁を有しているとともに、中蓋の底面を外枠の内側でコンベヤケースの外面に当接させてコンベヤケースの開口部を閉じた時に起立壁の上端面と外枠の上端面とを同じ高さになるように形成され、外蓋が、外枠の上端面と前記起立壁の上端面とを共締めするパッキンを備えていることによって、コンベアケース内を舞い上がる粉粒体が点検窓の開口部から外部に漏れることを防止することができる。
換言すれば、点検窓部に粉粒体が堆積する空間が存在しないので、堆積による粉粒体の残留防止と搬送物の品質向上が図られる。
また、中蓋に延設された起立壁と外枠とがパッキンで共締めされるため、点検窓の内部で中蓋が動くことなく確実な粉粒体の残留防止を達成することができる。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明の構成に加えて、中蓋と外蓋とが、鎖等の連結具で繋がれていることによって、点検窓の開口中に中蓋が落下することがなく、安全性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は、コンベヤケース400に取り付けられた本発明の点検窓100の全体を示した斜視図であって、図2は、コンベヤケース400に取り付けられた本発明の点検窓100の正面図であり、図3は、図2の3−3線で切断した時の断面図を表している。
図4は、同じく、図2の3−3線で切断した時の断面図であるが、特に、図4(a)は、外蓋110と中蓋116を開けた時の断面図であり、図4(b)は、外蓋110を開けて、中蓋116を閉めた時の断面図である。
本発明の点検窓100は、例えば、図1に示すように搬送装置のコンベヤケース400に取り付けられるものであって、点検窓100の外枠114内に収まる大きさで、開口部を完全に覆う大きさの底面116eを備えた中蓋116を有し、この中蓋116の底面116eの外縁部から垂直上向きに起立壁116a〜116dが延設されている。
この起立壁116a〜116dは、特に数が限定されるわけではないが、少なくとも、各辺に1つ以上あることが、中蓋116の確実な固定のために適している。
また、中蓋116には、その底面116eの中央に作業者が中蓋116を開閉する際に掴む取手116fを有している。
図2は、搬送装置のコンベヤケース400に取り付けられた本発明の点検窓100の正面図である。
この図から明らかなように、点検窓100は、外蓋110の一辺にヒンジ金具120を有しており、その反対側の辺に外蓋110の締め付け具を兼ねる開閉レバー130が設けられている。
図3は、図2の3−3線で切断した時の断面図である。
図3から明らかなように、点検窓100の外枠114は、コンベヤケース400に設けられた開口部よりも若干大きく作られている。
そして、中蓋116は、開口部を完全に覆う大きさの底面116eを有しており、その底面116eの外縁部から垂直上向きに延設された起立壁116a〜116dが、外枠114の内壁に当接するように構成されている。
また、図3から明らかなように、外枠114の上端面と中蓋116の起立壁116a〜116dとは、ほぼ同じ高さを有しており、外蓋110を閉鎖すると、外蓋110の外縁内側に設けられたパッキン112が、外枠114の上端面と起立壁116a〜116dの上端面の双方に密着し、共締めされる。
図4(a)は、外蓋110と中蓋116を開けた時の断面図であり、図4(b)は、外蓋110を開けて中蓋116を閉めた時の断面図である。
これらの図から明らかなように、中蓋116を設けたことによって、中蓋116の底面116eが開口部を完全に覆うので、点検窓部に粉粒体が堆積する空間がなくなり、中蓋116を開けた際に点検窓100からこぼれ落ちる粉粒体をほとんどなくすことができる。
また、図4に示したように、外蓋110と中蓋116を鎖等の連結具118で繋ぐことによって、外蓋110と中蓋116を開けて、点検を行っている際に、誤って中蓋116を落としたりするような事故を未然に防ぐことが可能になる。
なお、中蓋の材質としては、樹脂、鋼板、ステンレスなど、いずれであっても構わないが、粉粒体が付着しにくい材質が適している。
また、中蓋の表面をテフロン(登録商標)加工することによって、粉粒体の付着を一層減少させることも可能である。
本発明の点検窓の外観を示す斜視図。 本発明の点検窓の正面図。 図2の3−3線における断面図。 (a)が本発明の点検窓の外蓋と中蓋とを開けた際の断面図であり、(b)が本発明の点検窓の外蓋のみを開けた際の断面図。 (a)が従来の点検窓の正面図であり、(b)が、(a)のA−A線における断面図。 図5に示した点検窓に粉粒体が堆積した状態を示した断面図。 (a)が従来の点検窓の正面図であり、(b)が、(a)のA−A線における断面図。 図7に示した点検窓に粉粒体が堆積した状態を示した断面図。
100 ・・・ 点検窓
110 ・・・ 外蓋
112 ・・・ パッキン
114 ・・・ 外枠
116 ・・・ 中蓋
116a〜116d ・・・ 起立壁
116 ・・・ 取手
118 ・・・ 連結具
120 ・・・ ヒンジ金具
130 ・・・ 開閉レバー
400 ・・・ コンベヤケース

Claims (2)

  1. 搬送装置等のコンベヤケースに設けた開口部に取り付けられる点検窓において、
    前記開口部よりも大きく作られて前記開口部の外周に立設した外枠と、前記開口部よりも大きく作られて前記外枠内に収まり前記開口部を完全に覆う大きさの底面を備えた中蓋と、該中蓋を外枠内に収めた状態で前記外枠の上端を閉塞する外蓋とを有し、
    前記中蓋が、その底面の外縁部から垂直上向きに延設した複数の起立壁を有しているとともに、前記中蓋の底面を前記外枠の内側で前記コンベヤケースの外面に当接させてコンベヤケースの開口部を閉じた時に前記起立壁の上端面と前記外枠の上端面とを同じ高さになるように形成され、
    前記外蓋が、前記外枠の上端面と前記起立壁の上端面とを共締めするパッキンを備えていることを特徴とする点検窓。
  2. 前記中蓋と前記外蓋とが、鎖等の連結具で繋がれていることを特徴とする請求項1記載の点検窓。
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