JP5841965B2 - 一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置 - Google Patents

一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置 Download PDF

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本発明は、一方向へ通行するトンネル内に配設してトンネル内の路面を照らすトンネル内道路用非対称照明装置に関する。
従来、一方向へ通行するトンネル内に配設してトンネル内の路面を照らすトンネル内道路用照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のトンネル内道路用照明装置として、例えば、図9(A)乃至図9(C)に示すようなトンネル内道路用照明装置700がある。
ここで、図9(A)は、従来技術のトンネル内道路用照明装置700の概略を示す図であり、図9(B)は、従来技術のトンネル内道路用照明装置700の配光分布図であり、図9(C)は、従来技術のトンネル内道路用照明装置700が路面を照らした際の路面Gの平面照度分布図である。
従来のトンネル内道路用照明装置700は、図9(A)に示すように、発光ダイオード710を備えていた。
発光ダイオード710の向きが鉛直方向下方を基準として道路進行方向前側に傾けられた状態で、発光ダイオード710が取り付けられていた。
従来のトンネル内道路用照明装置700では、図9(B)に示すように、発光ダイオード710の配光である光度(光Lの放射強度)の分布のピークは、発光ダイオード710を基準とした垂直方向であった。
ここで、図9(B)の縦軸が表すのは、光度(cd)であり、横軸が表すのは、発光ダイオード710の垂直方向を0°としたときの発光ダイオード710に対する道路進行方向Dでの傾きである。
この傾きは、−側が道路進行方向後側であり、+側が道路進行方向前側である。
そして、図9(C)に示すように、トンネル内道路用照明装置700が路面Gを照らすと、トンネル内道路用照明装置700より道路進行方向前側の一部の箇所の照度が高くなる。
特開2012−038532号公報
しかしながら、上述した従来のトンネル内道路用照明装置700は、発光ダイオード710の向きが鉛直方向下方を基準として道路進行方向前側に傾けられた状態で、発光ダイオード710が取り付けられていた構造であったため、トンネル内道路用照明装置700の手前ではトンネルT内を走行する自動車のドライバーがトンネル内道路用照明装置700自体の発光を視認できずトンネルT内でのドライバーの誘導性を確保できないという問題や、発光ダイオード710を配設した基板や照明装置全体を道路進行方向前側へ傾けるための部品が必要で構造が複雑化するという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、発光素子を配設した基板や照明装置全体を道路進行方向前側へ傾けることや遮光板を別途設けることなく、プロビーム照明(非対称照明)を実現し、かつ、ドライバーが眩しさを感じない程度にドライバーに照明装置の位置を認識させてトンネル内でのドライバーの誘導性を確保する一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、一方向へ通行するトンネル内に配設してトンネル内の路面を照らすトンネル内道路用非対称照明装置において、前記トンネル内の道路進行方向に配列されて前記路面に対して光を放つ複数の発光素子と、該発光素子の路面側にそれぞれ配設される複数の集光レンズとを備え、該集光レンズの中心が、前記発光素子の中心に対して道路進行方向で前側のみにそれぞれ偏倚して構成され、前記複数の集光レンズが、平面視正円形にそれぞれ形成されているとともに前記発光素子と反対側に凸面を有したドーム型の凸レンズであり、前記トンネル内の道路幅方向に延設された複数の光拡散用溝を前記凸面にそれぞれ有していることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置の構成に加えて、前記発光素子より路面側に配設された光透過性シート部材を備え、該光透過性シート部材が、前記道路幅方向に延設された複数の光拡散用溝を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置に加えて、前記発光素子が、発光ダイオードであることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載された一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置の構成に加えて、前記発光素子が、前記トンネル内の道路幅方向中央を基準とした道路幅方向一端側の路面より上方に配設され、前記集光レンズの中心が、前記発光素子の中心に対して道路幅方向他端側にも偏倚して構成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置は、一方向へ通行するトンネル内に配設することにより、トンネル内の路面を照らすことができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置によれば、トンネル内の道路進行方向に配列されて路面に対して光を放つ複数の発光素子と、この発光素子の路面側にそれぞれ配設される複数の集光レンズとを備え、この集光レンズの中心が、発光素子の中心に対して道路進行方向で前側のみにそれぞれ偏倚して構成され、複数の集光レンズが、平面視正円形にそれぞれ形成されているとともに発光素子と反対側に凸面を有したドーム型の凸レンズであることにより、発光素子を基準とした配光である光度(光の放射強度)の分布の山が道路進行方向前側に偏って道路進行方向後側へ放射される光の量が僅かとなるため、トンネル内の路面の照度を維持しつつ、プロビーム照明(非対称照明)を実現し、かつ、ドライバーが眩しさを感じない程度にドライバーに照明装置の位置を認識させてトンネル内でのドライバーの誘導性を確保できる。
さらに、発光素子に対する集光レンズの位置を変えるだけで道路進行方向後側へ放射される光の量が僅かとなるため、発光素子を配設した基板や照明装置全体を道路進行方向前側へ傾けることや遮光板を別途設けることなく路面の照度の維持とドライバーの誘導性の確保とを両立できる。
また、光度(光の放射強度)の分布のピークより道路進行方向後側の曲線が、従来技術の偏倚していない構造と比べて、緩やかになり曲線の水準が低くなり、発光位置から距離が最も近くて照度が最も高くなりやすい道路進行方向での照明装置設置位置近傍の照度が、従来技術の偏倚していない構造と比べて、低くなるため、道路進行方向での路面の明暗のムラを低減して照度均斉度を高めることができる。
ここで、「照度均斉度」とは、照度分布の均一の程度を表す値をいい、具体的には最小照度を最大照度で割った値をいう。
参考までに「輝度均斉度」には、障害物の見え方に影響する総合均斉度(Uo)と運転者の走行快適性に影響する車線軸均斉度(Ul)との2つがあり、「照度均斉度」も自動車運転の安全性に大きく影響する。
さらに、集光レンズが、トンネル内の道路幅方向に延設された複数の光拡散用溝を有していることにより、集光レンズの表面の凹凸の斜面で光が道路進行方向前後に拡散されるため、道路進行方向隣の他の道路用照明装置との間で道路進行方向での路面の明暗のムラを低減して照度均斉度を高めることができる。
本請求項2に係る発明の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、発光素子より路面側に配設された光透過性シート部材を備え、この光透過性シート部材が、道路幅方向に延設された複数の光拡散用溝を有していることにより、シート部材の面の凹凸の斜面で光が道路進行方向前後により拡散されるため、道路進行方向隣の他の道路用照明装置との間で道路進行方向での路面の明暗のムラをより低減して照度均斉度をより高めることができる。
本請求項3に係る発明の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置によれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、発光素子が、発光ダイオードであることにより、発光素子が水銀ランプやハロゲンランプなどの電球である場合と比べて同程度の明るさでも発光素子の大きさが小さくなり寿命が長くなるため、装置の大きさを小型化できるとともにメンテナンスの負担を低減できる。
本請求項4に係る発明の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、発光素子が、トンネル内の道路幅方向中央を基準とした道路幅方向一端側の路面より上方に配設され、集光レンズの中心が、発光素子の中心に対して道路幅方向他端側にも偏倚して構成されていることにより、道路幅方向他端側に偏倚していない構造と比べて、発光素子を基準とした配光である光度(光の放射強度)の分布のピークが道路幅方向他端側に偏って道路幅方向他端側の路面の照度が高くなり道路幅方向一端側の路面の照度が低くなるため、道路幅方向での路面の明暗のムラを低減して照度均斉度を高めることができる。
言い換えると、光度分布のピークの強い光の射す位置が道路幅方向他端の内側近傍となり、発光位置から距離が最も遠くて照度が最も低くなりやすい道路幅方向他端の内側近傍の照度が、道路幅方向他端側に偏倚していない構造と比べて、高くなるため、道路幅方向での路面の明暗のムラを低減して照度均斉度を高めることができる。
つまり、運転者による路面の障害物の視認性を高めて安全性を高めることができる。
さらに、光度分布のピークより道路幅方向他端側の曲線の傾きが、道路幅方向他端側に偏倚していない構造と比べて、急になり道路幅方向他端よりも外側へはみ出る光の量が少なくなるため、照明範囲の無駄を減らして照明効率を上げることができる。
また、道路幅方向他端よりも外側へはみ出る光による弊害として、例えば、道路幅方向他端よりも外側へはみ出た光がトンネル内壁面に当たってこのトンネル内壁面による光の乱反射などを防止して自動車運転の安全性を高めることができる。
他方、光度分布のピークより道路幅方向一端側の曲線の傾きが、道路幅方向他端側に偏倚していない構造と比べて、緩やかになり曲線の水準が低くなり、発光位置から距離が最も近くて照度が最も高くなりやすい道路幅方向一端側の照度が、道路幅方向他端側に偏倚していない構造と比べて、低くなるため、道路幅方向での路面の明暗のムラを低減して照度均斉度を高めることができる。
本発明の第1実施例であるトンネル内道路用照明装置を据え付けたトンネルを示す斜視図。 図1のトンネル内を進行方向前側へ向かって視た断面図。 本発明の第1実施例である道路用照明装置を示す正面図および側面図。 本発明の第1実施例である道路用照明装置の配光分布図および路面照度分布図。 本発明の第1実施例と比較例とを比較して示す路面の平面照度分布図。 本発明の第2実施例であるトンネル内道路用照明装置、その配光分布および路面照度分布図。 本発明の第3実施例であるトンネル内道路用照明装置を示す図。 本発明の第4実施例であるトンネル内道路用照明装置、その配光分布および路面照度分布図。 従来技術のトンネル内道路用照明装置を示す図、配光分布図および路面の平面照度分布図。
本発明は、一方向へ通行するトンネル内に配設してトンネル内の路面を照らすトンネル内道路用非対称照明装置において、トンネル内の道路進行方向に配列されて路面に対して光を放つ複数の発光素子と、この発光素子の路面側にそれぞれ配設される複数の集光レンズとを備え、この集光レンズの中心が、発光素子の中心に対して道路進行方向で前側のみにそれぞれ偏倚して構成され、複数の集光レンズが、平面視正円形にそれぞれ形成されているとともに発光素子と反対側に凸面を有したドーム型の凸レンズであり、トンネル内の道路幅方向に延設された複数の光拡散用溝を凸面にそれぞれ有していることにより、トンネル内の路面の照度を維持しつつ、プロビーム照明(非対称照明)を実現し、かつ、ドライバーが眩しさを感じない程度にドライバーに照明装置の位置を認識させてトンネル内でのドライバーの誘導性を確保するとともに、発光素子を配設した基板や照明装置全体を道路進行方向前側へ傾けることや遮光板を別途設けることなく路面の照度の維持とドライバーの誘導性の確保とを両立するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、発光素子は、発光するものであれば如何なるものであっても構わない。
さらに、集光レンズは、光を集める作用を有していれば、ドーム型の凸レンズでなくても細かな溝を有するシート型のフレネルレンズでもよい。
また、トンネル内道路用照明装置の据え付け姿勢は、路面に対して傾いていてもよいし、平行でもよい。
以下に、本発明の第1実施例であるトンネル内道路用非対称照明装置としてのトンネル内道路用照明装置100について、図1乃至図5(B)に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例であるトンネル内道路用照明装置100を据え付けたトンネルTを示す斜視図であり、図2は、図1のトンネルT内を進行方向前側へ向かって視た断面図であり、図3(A)は、図2に示す符号3Aから視たトンネル内道路用照明装置100を示す図であり、図3(B)は、図3(A)に示す符号3Bから視たトンネル内道路用照明装置100を示す図であり、図4(A)は、本発明の第1実施例であるトンネル内道路用照明装置100の配光分布図であり、図4(B)は、本発明の第1実施例であるトンネル内道路用照明装置100が路面Gを照らした際の路面照度分布図であり、図5(A)は、本発明の第1実施例であるトンネル内道路用照明装置100が路面Gを照らした際の路面Gの平面照度分布図であり、図5(B)は、比較対象としての従来技術の道路用照明装置700が路面Gを照らした際の路面Gの平面照度分布図である。
本発明の第1実施例であるトンネル内道路用照明装置100は、図1乃至図5(A)に示すように、トンネルT内の道路に光Lを照らすために、一方向へ通行するトンネルT内のトンネル内壁面TWに据え付けられている。
図1に示すように、トンネル内道路用照明装置100は、道路幅方向中央Cを基準とした道路幅方向両側で路面Gより上方の位置に道路進行方向Dに複数配設されている。
そのうち1つのトンネル内道路用照明装置100について説明する。
図2に示すように、1つのトンネル内道路用照明装置100は、道路幅方向中央Cを基準とした道路幅方向一端E1側の路面Gより上方に配設して路面Gを照らすように構成されている。
言い換えると、1つのトンネル内道路用照明装置100は、道路幅方向中央Cを基準とした道路幅方向一端E1側から他端側へ向かって路面Gを照らすように構成されている。
以下、道路幅方向中央Cに対して、1つのトンネル内道路用照明装置100が配設されている側を道路幅方向一端E1側として説明する。
また、図3(A)および図3(B)に示すように、路面Gに対して光Lを放つ発光素子の一例である発光ダイオード110と、この発光ダイオード110の路面G側に配設される集光レンズ120とを備えている。
さらに、この集光レンズ120の中心120Cが、発光ダイオード110の中心110Cに対して道路進行方向前側に偏倚して構成されている。
これにより、図4(A)に示すように、従来技術の偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、発光ダイオード110を基準とした配光である光度(光Lの放射強度)の分布の山が道路進行方向前側に偏って道路進行方向後側へ放射される光Lの量が僅かとなる。
ここで、図4(A)の縦軸が表すのは、光度(cd)であり、横軸が表すのは、発光ダイオード110の垂直方向を0°としたときの発光ダイオード110に対する道路進行方向Dでの傾きである。
この傾きは、−側が道路進行方向後側であり、+側が道路進行方向前側である。
さらに、発光ダイオード110に対する集光レンズ120の位置を変えるだけで道路進行方向後側へ放射される光Lの量が僅かとなる。
また、光度(光Lの放射強度)の分布のピークより道路進行方向後側の曲線が、従来技術の偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、緩やかになり曲線の水準が低くなる。
そして、図4(B)、図5(A)に示すように、発光位置から距離が最も近くて照度が最も高くなりやすい道路進行方向Dでの照明装置設置位置近傍の照度が、従来技術の偏倚していない構造(図4(B)の破線で示す曲線および図5(B))と比べて、低くなる。
ここで、図4(B)の縦軸が表すのは、路面照度(Lx)であり、横軸が表すのは、道路進行方向Dでの路面G上の位置である。
また、図5(A)は、図4(B)の実線と対応しており、図5(B)は、図4(B)の鎖線と対応している。
このようにして得られた本発明の第1実施例であるトンネル内道路用照明装置100は、路面Gに対して光Lを放つ発光素子の一例である発光ダイオード110と、この発光ダイオード110の路面G側に配設される集光レンズ120とを備え、この集光レンズ120の中心120Cが、発光ダイオード110の中心110Cに対して道路進行方向前側に偏倚して構成されていることにより、トンネルT内の路面Gの照度を維持しつつ、プロビーム照明(非対称照明)を実現し、かつ、ドライバーが眩しさを感じない程度にドライバーにトンネル内道路用照明装置100の位置を認識させてトンネルT内でのドライバーの誘導性を確保でき、発光素子を配設した基板や照明装置全体を道路進行方向前側へ傾けることや遮光板を別途設けることなく路面Gの照度の維持とドライバーの誘導性の確保とを両立できるとともに、道路進行方向Dでの路面Gの明暗のムラを低減して照度均斉度を高めることができる。
さらに、発光素子が、発光ダイオード110であることにより、トンネル内道路用照明装置100の大きさを小型化できるとともにメンテナンスの負担を低減できるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例であるトンネル内道路用照明装置200について、図6(A)乃至図6(D)に基づいて説明する。
ここで、図6(A)は、本発明の第2実施例のトンネル内道路用照明装置200の要部を示す図であり、図6(B)は、図6(A)に示す符号6B−6Bで視た断面図であり、図6(C)は、本発明の第2実施例であるトンネル内道路用照明装置200の配光分布図であり、図6(D)は、本発明の第2実施例であるトンネル内道路用照明装置200が路面Gを照らした際の路面照度分布図である。
第2実施例のトンネル内道路用照明装置200は、第1実施例のトンネル内道路用照明装置100の集光レンズ120の表面に複数の光拡散用溝221を形成したものであり、多くの要素について第1実施例のトンネル内道路用照明装置100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
図6(A)および図6(B)に示すように、本発明の第2実施例のトンネル内道路用照明装置200の集光レンズ220が、トンネルT内の道路幅方向Wに延設された複数の光拡散用溝221を有している。
これにより、集光レンズ220の表面の凹凸の斜面で光Lが道路進行方向前後に拡散される。
具体的には、図6(C)に示すように、光拡散用溝221を有していない構造(破線で示す曲線)と比べて、光拡散用溝221の延設方向と直交する道路進行方向前後両側に配光が分散され、ピークが低くなり、分布の山の裾が高くなる。
ここで、図6(C)の縦軸が表すのは、光度(cd)であり、横軸が表すのは、発光ダイオード210の垂直方向を0°としたときの発光ダイオード210に対する道路進行方向Dでの傾きである。
この傾きは、−側が道路進行方向後側であり、+側が道路進行方向前側である。
そして、図6(D)に示すように、発光位置から距離が近くて照度が高くなりやすい道路進行方向Dでのトンネル内道路用照明装置200の位置する箇所より道路進行方向前側の路面Gの照度が、光拡散用溝221を有していない構造(破線で示す曲線)と比べて、低くなる。
さらに、図6(D)に示すように、発光位置から距離が遠くて照度が低くなりやすい道路進行方向Dさらに前側および後側での路面Gの照度が、光拡散用溝221を有していない構造(破線で示す曲線)と比べて、高くなる。
なお、本発明の第2実施例では、光拡散用溝221を集光レンズ220の路面G側である表面に形成したが、発光ダイオード210側である裏面に形成してもよい。
このようにして得られた本発明の第2実施例であるトンネル内道路用照明装置200は、集光レンズ220が、道路幅方向Wに延設された複数の光拡散用溝221を有していることにより、道路進行方向隣の他のトンネル内道路用照明装置200との間で道路進行方向Dでの路面Gの明暗のムラを低減して照度均斉度を高めることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第3実施例であるトンネル内道路用照明装置300について、図7(A)乃至図7(C)に基づいて説明する。
ここで、図7(A)は、図3(B)に対応する本発明の第3実施例のトンネル内道路用照明装置300を示す図であり、図7(B)は、図7(A)に示す符号7Bで視た図であり、図7(C)は、図7(B)に示す符号7C−7Cで視た断面図である。
第3実施例のトンネル内道路用照明装置300は、第1実施例のトンネル内道路用照明装置100の集光レンズ120の路面G側に光透過性シート部材330を配設したものであり、多くの要素について第1実施例のトンネル内道路用照明装置100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する300番台の符号を付すのみとする。
図7(A)乃至図7(C)に示すように、本発明の第3実施例のトンネル内道路用照明装置300は、発光ダイオード310より路面G側に配設された光透過性シート部材330を備えている。
さらに、この光透過性シート部材330が、道路幅方向Wに延設された複数の光拡散用溝331を有している。
これにより、第2実施例のトンネル内道路用照明装置200の作用効果と同様、光透過性シート部材330の面の凹凸の斜面で光Lが道路進行方向前後に拡散される。
また、第2実施例の集光レンズ220と併用することにより、光Lが道路進行方向前後により拡散される。
なお、本発明の第3実施例では、光拡散用溝331を光透過性シート部材330の路面G側である表面に形成したが、発光ダイオード310側である裏面に形成してもよい。
また、光透過性シート部材330を集光レンズ320よりも路面G側に設けたが、光透過性シート部材330を集光レンズ320と発光ダイオード310との間に設けてもよい。
このようにして得られた本発明の第3実施例であるトンネル内道路用照明装置300は、発光ダイオード310より路面G側に配設された光透過性シート部材330を備え、この光透過性シート部材330が、道路幅方向Wに延設された複数の光拡散用溝331を有していることにより、道路進行方向隣の他のトンネル内道路用照明装置300との間で道路進行方向Dでの路面Gの明暗のムラをより低減して照度均斉度をより高めることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第4実施例であるトンネル内道路用照明装置400について、図8(A)乃至図8(C)に基づいて説明する。
ここで、図8(A)は、図3(A)に対応する本発明の第4実施例のトンネル内道路用照明装置400を示す図であり、図8(B)は、本発明の第4実施例であるトンネル内道路用照明装置400の配光分布図であり、図8(D)は、本発明の第4実施例であるトンネル内道路用照明装置400が路面Gを照らした際の路面照度分布図である。
第4実施例のトンネル内道路用照明装置400は、第1実施例のトンネル内道路用照明装置100の集光レンズ120の中心120Cを発光ダイオード110の中心110Cに対して道路幅方向他端E2側にも偏倚させたものであり、多くの要素について第1実施例のトンネル内道路用照明装置100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する400番台の符号を付すのみとする。
本発明の第4実施例のトンネル内道路用照明装置400は、発光素子の一例である発光ダイオード410が、トンネルT内の道路幅方向中央Cを基準とした道路幅方向一端E1側の路面Gより上方に配設されている。
さらに、図8(A)に示すように、集光レンズ420の中心420Cが、発光ダイオード410の中心410Cに対して道路幅方向他端E2側にも偏倚して構成されている。
これにより、図8(B)に示すように、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、発光ダイオード410を基準とした配光である光度(光Lの放射強度)の分布のピークが道路幅方向他端E2側に偏る。
言い換えると、光度分布のピークの強い光Lの射す目標位置が道路幅方向他端E2の内側近傍となる。
ここで、図8(B)の縦軸が表すのは、光度(cd)であり、横軸が表すのは、発光ダイオード410の垂直方向を0°としたときの発光ダイオード410に対する道路幅方向Wでの傾きである。
この傾きは、−側が道路幅方向一端E1側であり、+側が道路幅方向他端E2側である。
そして、図8(C)に示すように、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、道路幅方向他端E2側の路面Gの照度が高くなり、道路幅方向一端E1側の路面Gの照度が低くなる。
言い換えると、発光位置から距離が最も遠くて照度が最も低くなりやすい道路幅方向他端E2の内側近傍の照度が、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(図8(C)の破線で示す曲線)と比べて、高くなる。
ここで、図8(C)の縦軸が表すのは、路面照度(Lx)であり、横軸が表すのは、道路幅方向Wでの路面G上の位置である。
さらに、図8(B)に示すように、光度分布のピークより道路幅方向他端E2側(図8(B)横軸の+側)の曲線の傾きが、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、急になる。
そして、図8(C)に示すように、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、道路幅方向他端E2よりも外側へはみ出る光Lの量が少なくなる。
言い換えると、トンネル内壁面TWに当たる光Lの量が、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、減る。
また、図8(B)に示すように、光度分布のピークより道路幅方向一端E1側(図8(B)横軸の−側)の曲線の傾きが、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、緩やかになり曲線の水準が低くなる。
そして、図8(C)に示すように、発光位置から距離が最も近くて照度が最も高くなりやすい道路幅方向一端E1側の照度が、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造(破線で示す曲線)と比べて、低くなる。
このようにして得られた本発明の第4実施例であるトンネル内道路用照明装置400は、発光素子の一例である発光ダイオード410が、トンネルT内の道路幅方向中央Cを基準とした道路幅方向一端E1側の路面Gより上方に配設され、集光レンズ420の中心420Cが、発光ダイオード410の中心410Cに対して道路幅方向他端E2側にも偏倚して構成されていることにより、道路幅方向他端E2側に偏倚していない構造と比べて、道路幅方向Wでの路面Gの明暗のムラを低減して照度均斉度を高めて、運転者による路面Gの障害物の視認性を高めて安全性を高めることができるともに、照明範囲の無駄を減らして照明効率を上げることができるなど、その効果は甚大である。
100、200、300、400 ・・・ トンネル内道路用照明装置
110、210、310、410 ・・・ 発光ダイオード(発光素子)
110C、 410C・・・ 発光ダイオードの中心
120、220、320、420 ・・・ 集光レンズ
120C、 420C・・・ 集光レンズの中心
221 ・・・ 光拡散用溝
330 ・・・ 光透過性シート部材
331 ・・・ 光拡散用溝
700 ・・・ 従来技術のトンネル内道路用照明装置
710 ・・・ 発光ダイオード
C ・・・ 道路幅方向中央
D ・・・ 道路進行方向
E1 ・・・ 道路幅方向一端
E2 ・・・ 道路幅方向他端
G ・・・ 路面
L ・・・ 光
T ・・・ トンネル
TW ・・・ トンネル内壁面
W ・・・ 道路幅方向

Claims (4)

  1. 一方向へ通行するトンネル内に配設してトンネル内の路面を照らすトンネル内道路用非対称照明装置において、
    前記トンネル内の道路進行方向に配列されて前記路面に対して光を放つ複数の発光素子と、
    該発光素子の路面側にそれぞれ配設される複数の集光レンズとを備え、
    該集光レンズの中心が、前記発光素子の中心に対して道路進行方向で前側のみにそれぞれ偏倚して構成され、
    前記複数の集光レンズが、平面視正円形にそれぞれ形成されているとともに前記発光素子と反対側に凸面を有したドーム型の凸レンズであり、前記トンネル内の道路幅方向に延設された複数の光拡散用溝を前記凸面にそれぞれ有していることを特徴とする一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置。
  2. 前記発光素子より路面側に配設された光透過性シート部材を備え、該光透過性シート部材が、前記道路幅方向に延設された複数の光拡散用溝を有していることを特徴とする請求項1に記載の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置。
  3. 前記発光素子が、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置。
  4. 前記発光素子が、前記トンネル内の道路幅方向中央を基準とした道路幅方向一端側の路面より上方に配設され、
    前記集光レンズの中心が、前記発光素子の中心に対して道路幅方向他端側にも偏倚して構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の一方通行のトンネル内道路用非対称照明装置。
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