JP5841296B2 - 回転炉床炉 - Google Patents

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Description

本発明は、大型の炉床であっても、加えて回転周速を上げても、炉の立ち上げから低温操業時、高温操業時にわたって、当該炉床の偏心回転を適切に抑制することが可能であると共に、コンパクトかつ構成が簡易であって、設置スペースや製作費用も抑えることが可能な偏心回転抑制機能を備えた回転炉床炉に関する。
回転炉床炉の関連技術として、特許文献1〜6が知られている。特許文献1の「回転床式還元炉の還元鉄排出装置」は、回転炉床上の還元鉄を、回転炉床の全幅をカバーする長さの羽根車で正面側から掬い上げ、羽根車内に設置する振動コンベア上に落下させ、排出口より還元炉外へ排出するようにしている。
特許文献2の「回転炉床炉の炉床構造」は、内周壁と外周壁の間に配設された円環状の回転炉床の内周縁と外周縁をキャスタブルにより成形した枠体で構成するとともに、これら枠体をそれぞれ周方向の複数個所で所定の間隔をあけて分割し、これら間隙内にセラミックシートを充填するようにしている。
特許文献3の「回転炉床炉の炉床構造」は、内周壁と外周壁の間に配設された円環状の回転炉床の、内外方向の中間部を耐火キャスタブル層で構成するとともに、耐火キャスタブル層に隣接する内周側と外周側の少なくとも一方に内外方向へ複数列の耐火レンガを配置して、これら耐火レンガの列間に所定の間隙を形成するようにしている。
特許文献4の「自動求芯制御機能を有する芯なし環状回転体」は、水平に敷設した環状のレール上に、複数の支持ローラにより支持されて旋回駆動される環状回転体と、上記環状のレールと同芯に設置された基準環状レールとを備えてなり、かつ上記支持ローラの適数個には該ローラの回転軸を水平方向回りに回動して該ローラの転動方向を任意に変更し得る回動機構が設けられ、そして上記環状回転体の少なくとも3個処以上の均等分割円周部位で、旋回中の該環状回転体と上記基準環状レールとの間の距離の変化を検知する検知手段が設けられ、該検知手段により検知した前記距離の増加もしくは減少の傾向を打ち消す方向に、上記回動機構を作動させて上記支持ローラの転動方向を修正して、上記環状回転体の旋回軌跡が上記基準環状レールと同芯の仮想円周上に近似せしめられるようにしている。
特許文献5の「炉床回転式加熱炉における炉床駆動装置」は、水平方向に回転駆動される回転炉床を備えた炉床回転式加熱炉において、前記炉床に、その回転軸線と平行な多数の割出しピンを円周等配に装着固定し、回転炉床に対し放射方向に進退しその進出により割出しピンに係合して炉床の回転を阻止する炉床ロック手段と、炉床の回転方向に進退する駆動部材、及び該部材の係合部を割出しピンに係脱させる操作部材を有し、駆動部材が割出しピンに係合すると該部材を割出しピンの配設ピッチ間隔に対応して炉床回転方向に駆動し、駆動部材が割出しピンから離脱すると炉床回転方向とは逆向きに後退させる炉床駆動手段とを設けて構成されている。
特許文献6の「回転炉床炉の炉床構造」は、操業時における加熱や冷却等の温度変化に対応して炉床を自由に熱変形させることができるとともに、炉床結合部に加わる負荷を軽減して安定運転させる回転炉床炉を提供することを課題とし、環状の回転フレーム上に環状の炉床が載せられ、その炉床の上面に床板が敷設されている回転炉床炉の炉床構造において、上記炉床および上記床板が円弧状に形成された複数の炉床部品および床板部品から構成され、隣接する炉床部品間および床板部品間にそれぞれ所定の隙間が設けられ、炉床部品と回転フレームが固定部品によって1箇所接続されるとともに、炉床部品の熱伸び方向を規制する方向規制部品が備えられている。
特開2002−20814号公報 特開2002−310564号公報 特開2002−310565号公報 特公平3−1217号公報 実公昭62−34234号公報 特開2010−203737号公報
回転炉床炉は、中央に穴を有するドーナツ型の炉体を有し、炉体内部を一周する間に、処理材を熱加工する。炉床は、炉体と同様にドーナツ型であり、処理材を載せる耐火材の下に、炉床金物と回転フレームを設置して構成されている。炉床には鉄道等に用いるレールを設け、設備床面には、炉床の回転方向に沿って、レールを受ける車輪を配列している。車輪で炉床全体を支持しながら、当該車輪を回転駆動することにより、レールを介して、炉床を回転駆動する。
回転炉床炉は、生産量を増加するために大型化の傾向にあり、従来は直径20m程度であったものが、近年では、50〜60mに及ぶものが必要とされ、炉床や炉体の幅も大型化してきている。
回転炉床炉の炉床は、きわめて大型であるため、それ自体に機械的な回転中心を設けることが困難であって、回転する炉床に、機械的な回転中心は無い。このため、炉床が、それ自体の中心とは異なる回転中心周りに、偏心して回転してしまって、炉床が炉壁等に接触するおそれがある。接触防止対策として、側面レールや水平ローラなどの水平方向位置規制手段を採用し、偏心回転を規制して、炉壁等に対する炉床の水平方向位置を保持するようにしている。
ところで、回転炉床炉では、各部の熱膨張を考慮しなければならない。水平方向位置規制手段は、回転炉床炉の高温操業時、すなわち炉床などが最も熱膨張している状態に合わせて設定する必要がある。このため、回転炉床炉の立ち上げや低温操業時には、炉床などの熱延び量が少ない分、水平方向位置規制手段には隙間などのガタが生じることとなり、これによって炉床が偏心回転してしまう。
炉床が偏心した状態で回転すると、炉床を回転させる車輪がレールから脱輪して炉床が回転不能に陥ったり、また、炉床が炉壁等に接触してこれら炉床や炉壁等を構成する耐火材が破損し、この結果、炉床の回転不良や炉内温度不良を誘引して、製品不良の原因となってしまう。
特に、外径を大型化した回転炉床炉では、従来並みの処理時間で生産しようとすると、炉床の回転周速を上げる必要があり、大型化によって炉床の重量も増加していることから、このような大重量の炉床の速い回転周速に耐え得るためには、水平方向位置規制手段を強力かつ高精度に構成する必要がある。
水平方向位置規制手段にバネを組み込み、このバネによってガタを無くして強力に炉床位置を保持する例もあるが、剛強なバネを頑丈に組み込む必要があって、設置スペースや製作費用が多大になってしまうという問題がある。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、大型の炉床であっても、加えて回転周速を上げても、炉の立ち上げから低温操業時、高温操業時にわたって、当該炉床の偏心回転を適切に抑制することが可能であると共に、コンパクトかつ構成が簡易であって、設置スペースや製作費用も抑えることが可能な偏心回転抑制機能を備えた回転炉床炉を提供することを目的とする。
本発明にかかる回転炉床炉は、設備基盤上で、水平面に沿って回転駆動される円環状の炉床と、該炉床下に、当該円環状の炉床と同心円状に設けられたリング体と、上記設備基盤に、互いに適宜間隔を隔てて円形状に配列して複数設けられ、該炉床が水平面内で位置ずれすることに応じて上記リング体から押圧作用を受ける受圧端を有する梃子アームと、上記設備基盤に設けられ、上記梃子アームの上記受圧端が押圧作用を受けることに応じて、上記リング体を押し返す向きに該梃子アームを付勢するバネとを備えたことを特徴とする。
前記炉床は、前記設備基盤に設けられる回転ローラと、該炉床に設けられ、該回転ローラ上を走行するフラットレールとを含む回動手段によって回転駆動され、上記フラットレールの幅寸法が、上記回転ローラの幅寸法よりも幅広に設定されることを特徴とする。
前記炉床は、床材と、該床材下に設けられる炉床金物と、該炉床金物下に設けられる回転フレームとを含み、上記炉床金物と上記回転フレームが互いに上記炉床の半径方向へスライド自在に設けられることを特徴とする。
前記炉床金物と前記回転フレームとの間には、該回転フレームに対する該炉床金物のスライド移動量を規制するストッパが設けられることを特徴とする。
前記炉床が不等方向に熱延びすることで生じる偏心回転を抑制するために、該炉床は、複数の前記梃子アームを付勢するバネで釣り合わされることを特徴とする。
前記炉床下の温度の高低に対応させて、前記バネの強度及び/または材質を変更したことを特徴とする。
前記バネが皿バネであることを特徴とする。
本発明にかかる回転炉床炉にあっては、円環状の炉床は回転中心を保持せず、その外周を複数箇所で保持する形式であり、大型の炉床であっても、加えて回転周速を上げても、炉の立ち上げから低温操業時、高温操業時にわたり、当該炉床において、例えば不等方向に熱延びすることによって生じる偏心回転を、複数箇所での保持作用による適切な釣り合わせによって抑制することができると共に、コンパクトかつ構成が簡易であって、設置スペースや製作費用も抑えることができる。
本発明に係る回転炉床炉の好適な一実施形態を示す全体概略斜視図である。 図1に示した回転炉床炉の炉床及びその周辺を示す拡大断面図である。 図2中、X−X線矢視断面図である。 図4は、図2中、Y−Y線矢視断面図である。 図1に示した回転炉床炉に備えられるリング体と梃子アーム及びバネユニットの配置関係を示す平面図である。 図2に示した炉床の下部の要部拡大図である。 図1の回転炉床炉に採用されるバネユニットを示す要部断面図である。 本発明に係る回転炉床炉の変形例を示す、図6に対応する炉床下部の要部拡大図である。
以下に、本発明にかかる回転炉床炉の好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る回転炉床炉の全体概略斜視図、図2は、図1に示した回転炉床炉の炉床及びその周辺を示す拡大断面図、図3は、図2中、X−X線矢視断面図、図4は、図2中、Y−Y線矢視断面図、図5は、図1に示した回転炉床炉に備えられるリング体と梃子アーム及びバネユニットの配置関係を示す平面図、図6は、図2に示した炉床の下部の要部拡大図、図7は、図1の回転炉床炉に採用されるバネユニットを示す要部断面図である。
図1に示すように、回転炉床炉1は、地盤などの設備基盤2上に建設される。図1及び図2に示すように、回転炉床炉1の炉体3は、中央に穴部を有するドーナツ状、すなわち円環状に形成される。炉体3は、内周側壁3a、外周側壁3b及び炉天井3cから構成され、設備基盤2上に固定して構築される。
炉体3の底部には、これを塞いで炉を構成するために、円環状の炉床4が設けられる。炉床4は、固定された炉体3に対し、その床面、すなわち水平面に沿って回転自在に設けられる。炉床4は、回転炉床炉1の操業時における熱膨張(図中、矢印H方向への熱延び)を考慮して、複数の弧状ピースを、炉床4の周方向に熱膨張を吸収し得る隙間を空けて連結することによって、円環状に形成される。
炉体3の内周側壁3a及び外周側壁3bと、炉床4との間には、炉体3に対する炉床4の回転を許容しつつ、炉内部を炉外部から遮断するために、円環状の水封装置5が設けられる。
炉床4は図2〜図4に示すように、耐火材で形成され、炉内に面する耐火性床材6と、床材6下に接合して設けられる炉床金物7と、炉床金物7下に、当該炉床金物7に対し炉床4の径方向へスライド自在に設けられる金属製の回転フレーム8を含んで構成される。
炉床金物7は、炉床4の内周側及び外周側に配設されるチャンネル材7aと、これらチャンネル材7a間に、炉床4の周方向に適宜間隔を隔ててかつ炉床4の径方向に配設される型鋼(例えば、H型鋼)7bとを組むことにより、フレーム構造で構成される。
回転フレーム8は、炉床4の内周側、外周側及びその中間に配設される型鋼(例えば、H型鋼)8aと、これら型鋼8a間に、炉床4の周方向に適宜間隔を隔ててかつ炉床4の径方向に配設される型鋼(例えば、H型鋼)8bとを組むことにより、炉床金物7と同様なフレーム構造で構成される。図2を参照することで理解されるように、回転フレーム8は、炉床金物7から左右方向外方へはみ出さないように、炉床金物7よりも狭い幅寸法で形成される。
回転フレーム8には、内周側及び外周側の型鋼8a直下に位置させて、金属製平板状のフラットレール9が一対設けられる。他方、設備基盤2上には、一対のフラットレール9それぞれの直下に位置させて、内周側及び外周側の回転ローラ10が設けられる。これら内周側及び外周側の回転ローラ10は、炉体4の周方向に沿って互いに適宜間隔を隔てて配設される。
背景技術で述べたように、炉床4はそれ自体の中心とは異なる中心周りに水平面内で偏心回転し得る関係上、これら回転ローラ10は、炉床4の中心ではなく、固定して設けられてその中心が不動である炉体3の中心C、すなわち回転炉床炉1の中心Cを基準として、当該中心C周りに円形の配列で設けられる。
これら回転ローラ10それぞれの上に、フラットレール9が載せられ、これにより回転ローラ10上に炉床4が回転自在に支持される。回転ローラ10は、その全てもしくはいずれかが、駆動モータで回転駆動され、この回転ローラ10の回転駆動により当該回転ローラ10上をフラットレール9が走行し、フラットレール9が走行することで、炉体3に対し炉床4が回転駆動される。
フラットレール9の幅寸法は、炉床4が水平面内で位置ずれして偏心回転しても、各回転ローラ10が常にその全幅で各フラットレール9を受けることができるように、回転ローラ10の幅寸法よりも幅広に設定される。
炉床4の回転フレーム8下には、これより内周側及び外周側の回転ローラ10の間に垂下させて、円環状の炉床4の周方向に沿う金属製のリング体11が設けられる。リング体11の直上には、当該リング体11の取付箇所を補強するために、回転フレーム8の径方向中間位置(内周側と外周側の中間)の型鋼8aが位置される。リング体11は、炉床4の中心を基準として、当該炉床4と同心円状に設けられる。リング体11は炉床4と同様に、複数の弧状パーツを、炉床4の周方向に熱膨張を吸収し得る隙間を空けて連結することによって、リング状に形成される。
設備基盤2には、図2,図5及び図6に示すように、回転ローラ10と同様に、回転炉床炉1の中心C周りに、互いに適宜間隔を隔てて円形状に配列して、梃子アーム12が複数設けられる。本実施形態にあっては、梃子アーム12は、リング体11の外周周りに配列されている。梃子アーム12は、等間隔で配列することが好ましい。
梃子アーム12は、設備基盤2へ設置するための基台13と、基台13から回転フレーム8に向かって立ち上げた支柱14と、支柱14に、おおよそその中央部分の回転支点Pが回転自在に支持されたアーム体15と、リング体11に面するアーム体15の一端に転動自在に取り付けられ、リング体11の側面に水平方向から常時摺接される受圧ローラ16とから構成される。受圧ローラ16は、炉床4と共に回転するリング体11によって転動される。
リング体11が受圧ローラ16を押す方向へ水平移動すると、アーム体15は、回転支点P周りに揺動する。すなわち、受圧ローラ16を取り付けたアーム体15の一端は、リング体11から押圧作用を受ける受圧端となっている。
設備基盤2には、梃子アーム12の基台13上に設置して、バネユニット17が設けられる。詳細には、基台13には、当該基台13への取付部となるベースプレート18a及びベースプレート18aの一端から立ち上げたスプリングシート18bからなるL字形状のアタッチメント18と、スプリングシート18bをスライド自在に貫通してアーム体15の他端に一端が回転自在に連結される伝達ロッド19と、伝達ロッド19の他端に、当該伝達ロッド19に対するねじ込み量が調整自在に螺合されたスプリングシート兼用調整ネジ体20とが組み込まれ、調整ネジ体20とスプリングシート18bとの間に、伝達ロッド19の長さ方向に沿って、圧縮バネとして機能するバネユニット17が設けられる。
バネユニット17は図7に示すように、複数個の皿バネ17aを同じ向きに重ね合わせて構成した皿バネセット17bを複数組用意し、これら複数組の皿バネセット17bを、交互に反対向きに重ね合わせて構成され、これにより、コンパクトであってかつ剛強・頑丈な構造とされる。バネユニット17に用いるバネとしては、皿バネ17aに限らず、その他の種類のバネであっても良いことはもちろんである。図7に示した例では、調整ネジ体20とバネユニット17との間には、調整ネジ体20のねじ込み量をバネユニット17に伝達するスリーブ21が介装されている。
梃子アーム12において、バネユニット17の弾発力を倍加して受圧ローラ16に加えるために、言い換えれば、受圧ローラ16に加わる押圧力を低減してバネユニット17に伝えるために、図6に示すように、回転支点Pから受圧ローラ16(アーム体15の一端)までの距離L1よりも、回転支点Pから伝達ロッド19(アーム体15の他端)までの距離L2が長く設定される(L1<L2)。
受圧ローラ16がリング体11から押圧作用を受けるのは、リング体11の水平移動、すなわち炉床4が水平面内で位置ずれして偏心回転することに起因し、位置ずれが生じることに応じて、バネユニット17は、リング体11や炉床4を押し返す向きに、梃子アーム12を弾性的に付勢するようになっている。
回転炉床炉1の高温操業時だけでなく、立ち上げから低温操業時であっても、受圧ローラ16とリング体11との間に隙間が存在してガタが生じないように、バネユニット17でアーム体15を付勢してプレロードを掛け、受圧ローラ16をリング体11に常時押し付けるようにしてもよい。
さらに、炉床4の構造について説明すると、図2〜4に示すように、炉床金物7は、回転フレーム8上に結合されることなく載置されて、回転フレーム8に対し、炉床4の半径方向へスライド自在に設けられる。これにより、炉床金物7及び回転フレーム8は共に、自由に熱膨張して熱延びすることができるようになっている。
回転フレーム8の上面、具体的には、回転フレーム8を構成する内周側及び外周側の型鋼8a上には、炉床金物7と回転フレーム8相互のスライド移動を案内するために、炉床金物7の型鋼7bの下フランジ7cにスライド自在に係合する係合ピース22が設けられる。
さらに、炉床金物7が熱膨張して回転フレーム8上をスライド移動する際、炉床金物7が過度にスライド移動することを規制するために、炉床金物7と回転フレーム8との間には、回転フレーム8に対する炉床金物7のスライド移動量を規制するストッパ23が設けられる。
図示例にあっては、ストッパ23は、炉床金物7の内周側端縁に、回転フレーム8の内周に面して設けられる。ストッパ23は、熱膨張により炉床金物7が炉床4の径方向外方へスライド移動する際、回転フレーム8に当接し、炉床金物7のそれ以上のスライド移動が規制される。
次に、本実施形態に係る回転炉床炉1の作用について説明する。回転炉床炉1は、炉体3内に装入された処理材を、炉床4が一回転する間に熱加工するようになっている。回転ローラ10を回転駆動すると、回転ローラ10上をフラットレール9が走行し、これにより炉床4がその床面に沿う水平面に沿って回転駆動される。炉床4が回転駆動されると、炉床4上に送り込まれた処理材が炉体3内を一周し、その間に処理材が熱加工される。
回転炉床炉1では、立ち上げから低温操業時、高温操業時にわたる間で、回転する炉床4や周辺の部材が温度変化に応じて熱膨張したり熱収縮する。このため、炉体3に対し、炉床4の寸法が種々に変化する。また炉床4には、機械的な回転中心がないために、その中心とは異なる回転中心周りに偏心回転し得る。
回転炉床炉1の操業状態に拘わらず、炉床4が水平面内で位置ずれして偏心回転し始めようとすると、これに応じてリング体11が、位置ずれ方向に配置されている梃子アーム12のアーム体15の一端に設けた受圧ローラ16を押圧する。
リング体11から押圧作用を受ける受圧ローラ16は、回転支点Pを中心として梃子アーム12のアーム体15を揺動しようとするが、アーム体15の他端には、伝達ロッド19を介して、バネユニット17から、押圧作用を受けることに応じてリング体11を押し返す向きにアーム体15を付勢する力が作用するので、これにより、リング体11や炉床4の位置ずれを、バネユニット17による弾性的付勢作用で抑制することができる。
本実施形態では、炉床4下に、当該円環状の炉床4と同心円状に設けられたリング体11と、設備基盤2に、互いに等間隔で円形状に配列して複数設けられ、炉床4が水平面内で位置ずれすることに応じてリング体11から押圧作用を受ける受圧ローラ16(受圧端)を有する梃子アーム12と、設備基盤2に設けられ、梃子アーム12の受圧ローラ16が押圧作用を受けることに応じて、リング体11を押し返す向きに梃子アーム12を付勢するバネユニット17とを備えて、これらで偏心回転抑制機能を発揮できるように構成していて、特許文献1〜3のように熱膨張分を的確に考慮していないためにガタが生じたり、特許文献4のようにバネを用いてガタの発生を防止しているけれども、設置スペースや製作費用が多大となる構成とは異なり、リング体11や梃子アーム12、バネユニット17は全て、炉床4下に組み込むことができて省スペースであり、バネとして、安価かつ小型であって大きな弾発力を発生する剛強なバネユニット17を用いていて、省スペース化と製作費用のコストダウンを達成でき、さらに、梃子アーム12を採用していて、バネユニット17の弾性的付勢力を倍加してリング体11に作用させることができ、これによりバネユニット17の必要性能も軽減して、この面からもコンパクト化を確保することができる。
このように、梃子アーム12とバネユニット17を用いた小型で強力な構成であるので、大重量の大型な炉床4であっても、加えてその回転周速を上げても、回転炉床炉1の立ち上げから低温操業時、高温操業時にわたって、当該炉床4の偏心回転を適切に抑制することができる。これにより、炉床4と炉体3が水平左右方向に接触することを防止できる。
また、炉床4は、高温部と低温部では回転フレーム8下方の温度環境が異なり、バネユニット17の材質によっては高温部で軟化してしまうおそれがあるので、高温部では低温部よりもバネ力を強くしたり、耐熱性の高い材質に変更するようにしてもよい。すなわち、炉床4下の温度の高低に対応させて、バネの強度及び/または材質を変更することが好ましい。
炉床4が水平面内で位置ずれすると、回転ローラ10に対し、その上で走行するフラットレール9も位置ずれすることになる。本実施形態では、フラットレール9の幅寸法を、回転ローラ10の幅寸法よりも幅広に設定しているので、炉床4が位置ずれしても、回転ローラ10がフラットレール9から脱輪することを防止できる。
そして、上記設定によれば、特許文献1等のように回転ローラの方を幅広にする場合と比較して、常時回転ローラ10の全幅で炉床4の重量を支持することができ、回転ローラ10に部分的な集中荷重が発生することを防止して、回転ローラ10に発生する応力を均等化することができ、これにより、回転ローラ10の寿命が長くなり、メンテナンスに要する費用や時間を削減することができる。
さらに、炉床4の構造については、特許文献5のような接合構成や、特許文献6のように複雑な構成を備えることなく、炉床金物7と回転フレーム8を、互いに炉床4の半径方向へスライド自在に設けたので、これら炉床金物7及び回転フレーム8は共に、自由に熱膨張して熱延びすることができる。これにより、炉床金物7と回転フレーム8を結合した場合には、熱膨張により炉床金物7の内周側が浮き上がり、これに伴って床材6が持ち上がって内周側壁3aと上下方向で干渉するおそれがあるが、本実施形態では、このような事態を防止することができる。
また、炉床金物7が熱膨張して回転フレーム8上をスライド移動する際、炉床金物7が過度にスライド移動することを規制するために、炉床金物7と回転フレーム8との間に、回転フレーム8に対する炉床金物7のスライド移動量を規制するストッパ23を設けたので、炉床金物7上の床材6が外周側壁3bに左右方向で干渉することを防止することができる。
さらに、炉床4が不等方向に熱延びする、すなわち、炉床4の周方向における温度環境の差に起因して、周方向各部における炉床4の径方向への熱延び量が相違して偏心回転する場合を考慮しても、複数の梃子アーム12を付勢するバネユニット17によって炉床4が釣り合わされることにより、言い換えれば、リング体11の偏った動きをバネユニット17で押さえ込むことができることにより、当該偏心回転を適切に抑制することができる。
そして本実施形態にあっては、以上の全体構成及び作用からして、回転炉床炉1が大型化し、かつまた回転周速が速くなっても、回転ローラ10がフラットレール9から脱輪して回転不能に陥ったり、炉床4が炉体3に接触して耐火材が破損し、これによって回転不良や炉内温度不良、ひいては製品不良が発生することを適切に防止することができる。
図8には、上記実施形態の変形例が示されている。上記実施形態では、梃子アーム12をリング体11の外周周りに配列したが、梃子アーム12は、リング体11の内周周りに配列してもよく、さらには内周周り及び外周周りの双方に配列するようにしてもよく、いずれにあっても上記実施形態と同様の作用を確保することができる。
1 回転炉床炉
2 設備基盤
3 炉体
3a 内周側壁
3b 外周側壁
3c 炉天井
4 炉床
5 水封装置
6 耐火性床材
7 炉床金物
7a チャンネル材
7b 型鋼
7c 下フランジ
8 回転フレーム
8a 型鋼
8b 型鋼
9 フラットレール
10 回転ローラ
11 リング体
12 梃子アーム
13 基台
14 支柱
15 アーム体
16 受圧ローラ
17 バネユニット
17a 皿バネ
17b 皿バネセット
18 アタッチメント
18a ベースプレート
18b スプリングシート
19 伝達ロッド
20 スプリングシート兼用調整ネジ体
21 スリーブ
22 係合ピース
23 ストッパ
C 回転炉床炉の中心
H 熱膨張方向
L1 回転支点から受圧ローラまでの距離L1
L2 回転支点から伝達ロッドまでの距離L2
P 回転支点

Claims (7)

  1. 設備基盤上で、水平面に沿って回転駆動される円環状の炉床と、
    該炉床下に、当該円環状の炉床と同心円状に設けられたリング体と、
    上記設備基盤に、互いに適宜間隔を隔てて円形状に配列して複数設けられ、該炉床が水平面内で位置ずれすることに応じて上記リング体から押圧作用を受ける受圧端を有する梃子アームと、
    上記設備基盤に設けられ、上記梃子アームの上記受圧端が押圧作用を受けることに応じて、上記リング体を押し返す向きに該梃子アームを付勢するバネとを備えたことを特徴とする回転炉床炉。
  2. 前記炉床は、前記設備基盤に設けられる回転ローラと、該炉床に設けられ、該回転ローラ上を走行するフラットレールとを含む回動手段によって回転駆動され、
    上記フラットレールの幅寸法が、上記回転ローラの幅寸法よりも幅広に設定されることを特徴とする請求項1に記載の回転炉床炉。
  3. 前記炉床は、床材と、該床材下に設けられる炉床金物と、該炉床金物下に設けられる回転フレームとを含み、
    上記炉床金物と上記回転フレームが互いに上記炉床の半径方向へスライド自在に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の回転炉床炉。
  4. 前記炉床金物と前記回転フレームとの間には、該回転フレームに対する該炉床金物のスライド移動量を規制するストッパが設けられることを特徴とする請求項3に記載の回転炉床炉。
  5. 前記炉床が不等方向に熱延びすることで生じる偏心回転を抑制するために、該炉床は、複数の前記梃子アームを付勢するバネで釣り合わされることを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載の回転炉床炉。
  6. 前記炉床下の温度の高低に対応させて、前記バネの強度及び/または材質を変更したことを特徴とする請求項1〜5いずれかの項に記載の回転炉床炉。
  7. 前記バネが皿バネであることを特徴とする請求項1〜6いずれかの項に記載の回転炉床炉。
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