JP5839433B1 - コンクリート床用の移動吸水手段 - Google Patents

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Abstract

【課題】余剰水を吸水して、硬化後のコンクリートの品質を向上させると共に、コンクリート床面均し作業を容易にして左官工の手間を軽減させる。【解決手段】移動手段100と、余剰水を吸水させる吸引手段200とを含んだコンクリート床用の移動吸水車1において、吸引手段が、吸水開口部40と、負圧発生手段を含み、吸水開口部の開口端面41の形状は、移動吸水車の移動方向に交差する方向に細長く伸びて形成され、開口端面41をコンクリート床に溜まった余剰水300の水面に向けて、水面から離間させた状態で、負圧発生手段により発生させた負圧により余剰水を吸水させる。【選択図】図1

Description

本発明は、最終仕上げ面として平坦に均される前の、まだ固まっていないコンクリート床の余剰水を吸水する移動吸水手段に関する。
粒子の細かい細骨材と、粒子の粗い粗骨材と、セメントと、水を含んだ混合物が練り混ぜられて、まだ固まっていないコンクリートとされる。そして、それが硬化してコンクリート構造体が構成される。コンクリートに含まれるセメントと水とが、水和反応によりセメント水和物となり硬化する。まだ固まっていないコンクリートを練り混ぜる際に含まれる水は、コンクリート打設の作業性を確保するため、及び長期間に亘って徐々に進行する水和反応に対応するため、セメントの硬化に理論的に必要とされる水の量よりも多く混合されている。
コンクリート打設の作業性の確保などのために多めに混合された練り混ぜ水の一部が、コンクリート打設直後から余剰水となって、まだ固まらないコンクリートの中から表面に浮上する(以下、ブリージング現象という)。余剰水は、コンクリート打設直後から時間の経過とともに、コンクリートが固化するまで徐々に浮上する。そして、コンクリート表面に浮上した余剰水は、まだ固まっていないコンクリート面の窪んだ場所に溜まって、水溜りの状態となる。
溜まった余剰水を放置しておくと、コンクリート水平面を精度良く仕上げることが困難になる。そこで、左官工は、T字形状に形成された均しトンボといわれる工具により、打設されたコンクリート塊の起伏を均しながら、更に、コンクリートの固まり具合を確認しながら、溜まった余剰水を数回に分けてコンクリート床区域外に排水していた。一方、熟練した左官工の数は減少しつつあるため、コンクリート床面均し作業を機械化することが求められている。
また、ブリージング現象にあわせて、練り混ぜられた骨材に付着していた泥分等の微細な物質、いわゆるレイタンスが、余剰水とともにコンクリート表面に浮上する。特に厚さの厚いコンクリート版の場合にはレイタンスが発生し易く、レイタンスの除去に手間がかかっていた。レイタンスが少ない場合でも、余剰水の浮き上がりを放置すると、コンクリート表面にプラスチックひび割れと呼ばれる、不規則に広がる亀甲状の微細なひび割れを発生させる可能性があった。すなわち、レイタンスによりコンクリート強度を低下させ、プラスチックひび割れによりコンクリート耐久性を低下させ、コンクリートの品質を低下させるという課題があった。
そこで、従来は、まだ固まっていないコンクリートの打設にともない、左官工がコンクリートの固まる状況を確認しながら、数回に分けて表面に表れた余剰水及びレイタンスを除去しながら、コンクリート表面の均し作業を行っていた。左官工の人力による、溜まった余剰水等の除去とコンクリート表面の均し作業には、時間と手間がかかるため、これを改善するためコンクリート床面均し機が提案されている。
その一つとして、特許文献1には、コンクリート打設後に半固化状態のコンクリートに、しみ出した水分を除去することを課題として、コンクリート床仕上用吸水作業車の技術が開示されている。このコンクリート床仕上用吸水作業車は、駆動走行される走行車体と、水の吸引装置と、打設コンクリートの表面硬度の検出手段とを備えた作業車であり、駆動走行手段としては無端帯が示され、移動吸水手段には、コンクリートに押し付けるスポンジ帯を無端帯とした吸水材が開示されている。
この特許文献1に記載の技術によれば、コンクリート床が半固化した状態の床面にしみ出した水分を除去することが可能であった。しかし、コンクリートが固化するまでは、作業車の走行によりコンクリート床の表面に凹凸が発生し、その凸凹に水を吸収させる吸水体が引っ掛かり、作業車の走行を困難にさせる。そうすると、硬度を検出するセンサにより、コンクリート床の表面が半固化した状態が確認されるまでは、吸水作業を行うことができず、最も余剰水が多く発生するコンクリート打設してからあまり時間がたっていない時点においては、特許文献1に記載の技術は適用することができなかった。
特許文献2には、コンクリート床面均し機の底面に、中空状の円盤を備えさせ、床コンクリート面に接する円盤下面に設けられた吸水孔から過剰な浮き水を吸水しながら、表面の仕上げ作業をするコンクリート床面均し機の技術が開示されている。この特許文献2に記載の技術によれば、中空状の円盤により、床面を均しつつ、余剰水を吸引するため、作業性が向上するとされている。
この技術によれば、コンクリート円盤がコンクリート面に接した状態で、作業者に移動されて、吸水と均しが行われる。そうすると、まだ床面に起伏が残っている状態においては、均しのための円盤の外周面がコンクリートの起伏に引っ掛かりやすく、余剰水が多く発生するコンクリート打設してからあまり時間がたっていない時点では、特許文献2の技術は適用しにくいという課題があった。また、中空状円盤の吸水孔の内面側に付着したセメントペーストが固化して詰まりやすく、その防止のための清掃には中空状円盤を分解することが必要になるなど、手間がかかるという課題があった。
特許文献3には、コンクリートの表面の仕上げ作業を自動的に行うと共に、左官工の手作業に代えて、生コンクリートの表面に浮き出る余剰水を自動的に除去する技術が開示されている。特許文献3に記載の技術によれば、車輪により自走する走行駆動車を生コンクリートの表面上で走行させ、車輪からの重量を生コンクリートの表面に作用させ、生コンクリートの表面を加圧して密度を高め、吸水装置により浮き水を吸水するとされている。
具体的には、水を吸引する吸引パイプは、施工面FLに当接しない位置に配置され(段落0076)、圧密により発生する浮き水を、施工面に下端部が接するゴムべらにより掻き集めさせる。そして、集めた水を円筒管からなる吸引パイプに形成された複数の群状の吸水孔から、吸引パイプの毛細管現象によって揚水させて、ゴムホースを押しつぶすことにより発生する負圧で吸引するとされている(段落0071から段落0073)。
しかし、特許文献3の技術によれば、固まり始めているコンクリート表面を、ゴムべらが掻き起してしまう可能性があるほか、掻き集めた余剰水の水面の高さが低くなり、吸引パイプが水面に接しないようになると、毛細管現象により揚水することができなくなるという課題があった。また、毛細管現象を発現させる複数の群状の吸水孔は小さな大きさの孔であるため、吸水孔に付着したレイタンス等に含まれる泥分やセメントペーストが固化して詰まりやすいという課題があった。それを防止するためには、吸引パイプを分解して吸引孔の周りを清掃することが必要になるなど、手間がかかるという課題もあった。
特開昭60−105758号公報 特開平11−217933号公報 特開平10−88804号公報
本発明が解決しようとする課題は、最終仕上げ面として平坦に均される前の、まだ固まっていないコンクリート床の余剰水を吸水して打設後のコンクリートの品質を向上させると共に、コンクリート床面均し作業を容易にして左官工の手間を軽減させる、コンクリート床用の移動吸水手段を提供することである。具体的には、余剰水の吸水開口部を余剰水の水面から離間させていることにより、吸水開口部がコンクリート床に接することによる移動抵抗がなく、吸水作業後の清掃が容易である移動吸水手段に関する。
本発明は、コンクリート床に溜まった余剰水及びレイタンスを簡易に効率的に吸水するために、コンクリート床に対向させると共に離間させて形成させた開口部から、負圧により余剰水及びレイタンスを吸引させることを主な特徴としている。
本発明の第1の発明は、まだ固まっておらず、かつ平坦に均されていないコンクリート床でも移動可能な移動手段と、コンクリート床に浮き上がった余剰水を吸水させる吸引手段とを含んだコンクリート床用の移動吸水手段において、前記吸引手段が、吸水開口部と、負圧発生手段とを含み、前記吸水開口部の開口端面の形状は、前記移動吸水手段の移動方向に交差する方向に細長く伸びて形成され、前記開口端面をコンクリート床に溜まった余剰水の水面に向けて、前記水面から離間させた状態で、前記負圧発生手段により発生させた負圧により、前記開口端面から前記余剰水を吸水させることを特徴としている。
コンクリート打設後のまだ固まっていないコンクリート床には、ブリージング現象などにより深さ1mmから5mmの余剰水の水溜りが形成される。コンクリートを打設する季節により異なるが、コンクリートは打設後数時間後に硬化をはじめ、打設後、半日程度で固まった状態となる。硬化をはじめて固まった状態となるまでに、コンクリート表面に浮上する余剰水を吸引することにより、品質の高いコンクリート床が得られる。本願の移動吸水手段は、前記のように硬化をはじめ、余剰水がない固まった状態となるまでの間に適用される。
移動手段は、独立して走行可能であっても、他の物にけん引されて移動されてもよく、限定されない。余剰水には、コンクリート表面に上昇する水のほかレイタンスを含む。負圧発生手段は、真空ポンプに限定されず、負圧を発生させる公知の手段であればよい。また、負圧発生手段が、コンクリート床用移動吸水手段と一体に形成されている必要はなく、コンクリート床区域外に設置された負圧発生装置からチューブを介して負圧が伝達され、吸水開口部に負圧を発生させてもよい。
吸水開口部は、移動吸水手段の前方に設けられてもよく、後方に設けられてもよい。吸水開口部から吸引された余剰水は、移動吸水手段に設けられた貯水槽に貯留させて移動させてもよく、移動吸水手段から延びる排水管によりコンクリート床区域外に移動させて排水させてもよい。貯水槽に貯留された余剰水は、満水となる前にコンクリート床区域外において排水されればよい。
ここで、余剰水の水面から離間される距離は、負圧の大きさ、開口端面の大きさ・形状、コンクリート面の凹凸の状態、コンクリート固化の程度等により、適宜決定されればよい。セメントペースト、細骨材、粗骨材が吸い上げられず、連続して余剰水だけが吸い上げられる距離とされればよい。コンクリート面の凹凸が小さくされ、コンクリート床が平坦とされた状態では、約5mmから約15mm離間した状態が好適である。
開口端面が余剰水の水面から距離を離間した状態で、負圧により余剰水が吸引処理されるため、水の上に薄膜状に浮かび上がっているレイタンスを含めて吸引除去するが、比重の重いセメントペースト、細骨材、粗骨材を吸引することがなく、固化したコンクリートの性状に影響をあたえることがない。なお、静止した状態で設定される余剰水の水面からの距離が、移動吸水手段の移動に伴う揺動により、一時的に開口端面が余剰水表面に接することがあってもよいことは勿論のことである。
開口端面は、余剰水の水面から離間しているため、セメントペーストや細骨材を吸い込みにくく、これらが吸引開口部に詰まって吸引機能が阻害されることがなく、吸引手段の維持管理が容易である。開口端面の開口形状は、移動吸水手段の移動方向に交差する方向に細長く伸びた形状とされていればよい。開口端面の外縁が一つの面に沿っていると吸水切れが発生しにくく、途切れることなく連続して余剰水が吸水される。
第1の発明によれば、コンクリート床が平坦に均される前の状態で、コンクリート床に起伏が多少残っていても、途切れさせないように余剰水を連続して吸引処理でき、効率的に且つ容易に床面均し作業ができ、且つ吸引手段の維持管理が容易であるという有利な効果がある。また、コンクリート床に残るレイタンスが減り、プラスチックひび割れと称されるコンクリート塑性収縮により発生されるコンクリート床の表面近くの微細なひび割れも減るため、強度の高い、品質的に優れたコンクリート床となるという効果もある。
本発明の第2の発明は、第1の発明の移動吸水手段において、離間距離設定手段と、離間距離検知手段と、離間距離調整手段とを含み、前記離間距離設定手段により、前記移動吸水手段をコンクリート床に配置させた状態で、移動走行前に余剰水の水面と前記開口端面との離間距離が設定され、前記移動吸水手段が移動中に、前記離間距離検知手段が、前記開口端面と前記開口端面の下方の余剰水の水面との離間距離を検知し、前記離間距離調整手段が、検知された離間距離を、前記離間距離設定手段により設定された離間距離となるように、前記開口端面の高さを昇降させることを特徴としている。
離間距離検知手段は、外気温、コンクリートの硬化に伴う発熱の影響を受けにくい超音波センサが好適であるが、これに限定されない。例えば、赤外線センサを検知手段として、コンクリート床からの赤外線の反射強度を検知することにより、開口端面とその下方の余剰水の水面との離間距離を検知するようにしてもよく、複数のセンサを併用し、高い精度の検知をしてもよいことは勿論のことである。余剰水を全て吸い取っている場合には、水分を含むコンクリート床表面との離間距離が検知される。
離間距離調整手段により、余剰水の水面と開口端面との離間距離が設定された離間距離となるように、開口端面の高さが調整される。具体的には、移動吸水手段が傾いて開口端面が余剰水の水面から離間した場合には、それを検知して開口端面を余剰水の水面に接近させる。一方、移動吸水手段が余剰水の水面に接近した場合には、それを検知して開口端面を余剰水の水面から離間させる。まだ固まっていないコンクリート床面に起伏があり、余剰水の水面の高さが異なり、離間距離が均一でない場合も同様である。
第2の発明によれば、移動吸水手段が傾いた場合や、離間距離が均一でない場合であっても、開口端面と余剰水の水面との離間距離を設定された離間距離として余剰水を吸水させるため、連続して吸水させやすく、吸水効率が高く、セメントペーストや細骨材を吸い上げず、これらを吸引開口部に詰まらせない。
本発明の第3の発明は、第1又は第2の発明の移動吸水手段において、前記吸水開口部の下方部が、前記吸水開口部の上方部に軸支されて垂下され、前記開口端面が余剰水の水面に正対されることを特徴としている。
第3の発明によれば、まだ固まっていないコンクリート床に起伏があって移動吸水手段が前後に傾くことがあっても、開口端面が水平な余剰水の水面に正対するようにされる。これにより、余剰水の水面との離間距離を保ちやすく、開口端面が余剰水の水面に正対していることにより、吸水切れが発生しにくく、高い給水効率が得られる。
本発明の第4の発明は、第1から第3の発明の移動吸水手段において、前記開口端面からの吸水の有無を検知する吸引水検知手段と、移動速度調整手段とを備え、吸水されている状態では移動速度を遅くし、吸水されていない状態では移動速度を速くすることを特徴としている。
吸引水検知手段を、赤外線センサとし、照射された赤外線の反射強度の変化を検知してもよく、又は重量センサとし貯水槽の重量変化により吸引水の増減を検知してもよく、限定されない。余剰水を吸水している状態では、時間をかけて多くの余剰水を吸水させるように移動速度が遅くされ、余剰水がなくなって、吸水されていない状態では移動速度が速くされるため、同一の時間でも広い区域の余剰水を吸引することが可能となる。
本発明の第5の発明は、第1から第4の発明の移動吸水手段において、前記吸水開口部は集水手段を含み、前記集水手段が、筋状の空気吹き出し部を備え、前記空気吹き出し部が、少なくとも前記吸水開口部の両側方に閉じると共に、前記移動給水手段の前方側が開放された空気膜を形成させるようにして、前記吸水開口部の下方に向けて余剰水を集水させることを特徴としている。
第5の発明によれば、走行抵抗を増加させないように、余剰水の水面又はまだ固まっていないコンクリートの表面に接触しない状態に集水手段を設けて、余剰水を吸水開口部に向けて集水させる。これにより、移動吸水手段の走行負荷を増加させず、同一容量の動力源であっても長時間の走行が可能になると共に、コンクリート床を掻き起こすことなく、まだ固まっていないコンクリートの表面の多くの水を集水して吸水できる。
本発明の第6の発明は、第1から第5の発明の移動吸水手段において、吸水させた余剰水を貯留させる貯水槽と、水量報知手段とを備え、前記貯水槽は貯留水量検知手段を有し、前記貯留水量検知手段により貯水槽が設定された水量となったことが検知されると、前記水量報知手段により水量報知がされることを特徴としている。
設定される検知水量は、満水状態に限定されない。例えば、貯留水量を少なくし移動吸水手段全体の重量が小さくなるように設定しておくことにより、移動手段のコンクリート接面部の沈下が小さくなり、コンクリート床の固化が進んでいない状態においても吸水作業が可能となる。貯留された水量が設定水量に達した際に、水量報知手段により水量報知がされる。貯留水量検知手段は、貯水槽に貯留させた余剰水の重量により検知してもよく、貯水槽内の水圧により検知するようにしてもよい。貯水槽の水量が報知されることにより、移動吸水車の貯水量を知ることが容易であり、吸水区域外に移動吸水手段を誘導して、貯水槽に溜まった余剰水を速やかに排出することが可能となる。
本発明の第7の発明は、第1から第6の発明の移動吸水手段において、前記移動手段のコンクリート床接面駆動部の進行方向後方にコンクリート床面均し手段が備えられていることを特徴としている。第7の発明によれば、コンクリート床接面駆動部の進行方向後方に備えられている床面均し手段により、コンクリート床接面駆動部の接地圧によりコンクリート床に残される走行跡が平坦に均される。
これにより、左官工がまだ固まっていないコンクリート床を平坦に均す仕上げ作業が容易になる。床面均し手段は、分割された各々のコンクリート床接面駆動部の後方に軸支されて転がる円断面形状のローラであってもよく、コンクリート床接面駆動部の全体の幅よりも広い振動板であってもよい。
・本発明の第1の発明によれば、コンクリート床が平坦に均される前の状態で、コンクリート床に起伏が多少残っていても、途切れさせないように余剰水を連続して吸引処理でき、効率的に且つ容易に床面均し作業ができ、且つ吸引手段の維持管理が容易であるという有利な効果がある。また、コンクリート床に残るレイタンスが減り、プラスチックひび割れと称されるコンクリート塑性収縮により発生されるコンクリート床の表面近くの微細なひび割れも減るため、強度の高い、品質的に優れたコンクリート床となるという効果もある。
・本発明の第2の発明によれば、移動吸水手段が傾いた場合や、離間距離が均一でない場合であっても、開口端面と余剰水の水面との離間距離を設定された離間距離として余剰水を吸水させるため、連続して吸水させやすく、吸水効率が高く、セメントペーストや細骨材を吸い上げず、これらを吸引開口部に詰まらせない。
・本発明の第3の発明によれば、余剰水の水面との離間距離を保ちやすく、開口端面が余剰水の水面に正対していることにより、吸水切れが発生しにくく、高い給水効率が得られる。
・本発明の第4の発明によれば、余剰水を吸水している状態では、時間をかけて多くの余剰水を吸水させるように移動速度が遅くされ、余剰水がなくなって、吸水されていない状態では移動速度が速くされるため、同一の時間でも広い区域の余剰水を吸引することが可能となる。
・本発明の第5の発明によれば、移動吸水手段の走行負荷を増加させず、同一容量の動力源であっても長時間の走行が可能になると共に、コンクリート床を掻き起こすことなく、まだ固まっていないコンクリートの表面の多くの水を集水して吸水できる。
・本発明の第6の発明によれば、貯水槽の水量が報知されることにより、移動吸水車の貯水量を知ることが容易であり、吸水区域外に移動吸水手段を誘導して、貯水槽に溜まった余剰水を速やかに排出することが可能となる。
・本発明の第7の発明によれば、左官工がまだ固まっていないコンクリート床を平坦に均す仕上げ作業が容易になる。
移動吸水車を説明する斜視図(実施例1) 移動吸水車の側面図(実施例1) 移動吸水車の平面図(実施例1) 開口端面からの吸水の説明図(実施例1) 吸水開口部の説明図(実施例1) 移動吸水車の側面図(実施例2) 移動吸水車の平面図(実施例2)
余剰水を吸水して、硬化後のコンクリートの品質を向上させると共に、コンクリート床面均し作業を容易にして左官工の手間を軽減させるという目的を、移動方向に交差する方向に細長く伸びる開口端面を、余剰水の水面から離間させて設けた移動吸水車により実現している。
実施例1の移動吸水車を、図1から図5を参照して説明する。図1は、実施例1の移動吸水車を説明する斜視図、図2は移動吸水車を示す側面図、図3は移動吸水車を示す平面図、図4は開口端部からの吸水の説明図、図5は吸水開口部の説明図である。実施例1の移動吸水手段は、ゴム製無端帯の駆動部を備えた自走式の移動手段100と、余剰水を吸引させる吸引手段200からなる移動吸水車1とされ、図上左に向かって進行する。移動給水車1は、移動給水車本体10の上部に基台11を備え、基台上方には蓄電池20と貯水槽30が載置され、基台前方には吸水開口部40が昇降可能に配設され、基台後方にはコンクリート床面均しローラ50からなるコンクリート床面均し手段が配設されている。
移動吸水車1は、進行方向に対して、幅70cm、長さ1.1m、高さ1.0mの大きさであり、貯水槽30の容量は15L、移動吸水車1の吸水前の重量は40kgとされ、走行可能時間は2時間とされている。
移動吸水車本体10の左右両側面には、ゴム製無端体12がコンクリート床接面駆動部として配設されている。移動吸水車本体10の内部には、電動モータ(図省略)が固定され、前記蓄電池20を動力源として、ゴム製無端帯12を駆動させる。電動モータの駆動力は、エンコーダ70を介して、左右の各々のゴム製無端帯12,12に伝達され、各々のゴム製無端帯12は前後反転可能且つ速度調整可能とされている。
移動吸水車本体10の上部に載置された蓄電池20は、ゴム製無端体12を駆動させるほか、後述する負圧発生手段、集水手段等の作動部の動力源とされると共に、吸引水検知手段、水量報知手段等の電源ともされている。移動吸水車1は、外部からの操作信号により誘導されて走行される。
さて、吸引手段200には、吸水開口部40と負圧発生手段が含まれ、吸水開口部40の端面は開放された開口端面41とされ、ここから負圧により余剰水300が吸水される。負圧発生手段は、貯水槽30と、図1に破線で示している吸引機31と、貯水槽30と吸水開口部40とを接続し負圧を伝達させるフレキシブル管32とを含んでいる。吸引機31は、貯水槽30の中に配設され、ファンの回動により貯水槽内に負圧を発生させる。
吸水開口部40には、開口端面41と余剰水300との離間距離を設定させる離間距離設定手段が備えられると共に、吸水開口部40の先方には、離間距離検知手段を有する離間距離調整手段が備えられる。離間距離設定手段は、距離設定板51が移動吸水車本体の前面に設けられ、その位置を上下に変更して、開口端部41と余剰水300の水面との離間距離が設定可能とされている。
まだ固まっていないコンクリート床の上に、移動吸水車1を置いた状態で、コンクリートの固化の程度、余剰水の水溜りの深さ、移動吸水手段のゴム製無端帯の沈下深さ等に応じて、良好に吸水される最適な離間距離が選択され、その離間距離が設定離間距離として設定されて固定される。
移動吸水車1の吸引開口部40は、下方が拡開されて、移動方向に交差する方向に細長く伸びる形状とされ、フレキシブル管32に接続されている。移動吸水車1では、開口端面41の大きさを、幅方向10cm、前後方向1cmの大きさとしているが、開口の大きさは負圧発生手段により発生される負圧の大きさに応じて決定されればよい。開口端面41は、余剰水の水面から1cmから1.5cmの離間距離を離間した状態に設定されて、余剰水の水面に平行となるように正対して備えられる。
ここで開口端面41からの吸水について、図4を参照して説明する。図4においては、矢印で空気の流れを示している。コンクリート床301の表面に溜まった余剰水300の水面から所定の離間距離302の高さで、水面に正対するように向かう開口端面41には、吸引手段200により負圧が伝達され、余剰水300を開口端面41に吸い寄せる。余剰水300の吸い寄せにより、開口端面41の下部においては、余剰水の高さが高くなり開口端面41から吸い上げられる。余剰水の吸い上げに伴い周囲の余剰水が開口端面41に向かって集まる。これが連続して、効率的に吸水される状態となる。
次に、図5を参照して傾斜手段を説明する。吸水開口部の下方部42が、上方部43から垂直に垂下されるように軸支支持され、吸引開口部の下方部42の傾斜手段とされている。下方部42が自重で垂れ下がることにより開口端面41が余剰水300の水面に平行に保たれる。仮に、下方部42が垂下された状態から傾いて傾斜角度44が発生しても、吸引手段200により伝達される負圧による吸引力により、開口端面41は余剰水300の水面を吸い寄せるようにして、開口端面41は余剰水300の水平な水面に平行な状態に保たれる。
また、移動吸水車1には、吸水開口部40の前方に、集水手段が固定されている(図1、図5参照)。集水手段は、空気膜形成部60をなす管体62と、加圧空気発生手段とからなっている。管体62は、前方をあけて吸水開口部40を囲むように湾曲されて形成され、空気61を吹き出し空気膜を形成させて、吸水開口部40前方の余剰水300の水を吸水開口部40の近傍に誘導して集水する。図5において、左向きの白抜き矢印は移動吸水車の進行方向を示している。
管体62には、多数の小径の吹き出し孔63が連続して備えられ、加圧空気発生手段をなす加圧機64により加圧された空気が管体により伝達されて筋状に空気が吹き出され、下方には空気膜65が形成される。空気膜形成部60の下方区域のコンクリート床に起伏があり、余剰水の深さにばらつきがあっても、集水手段により吸水開口部の下方近傍まで余剰水が集水されて、移動吸水車1の前方の余剰水が効率よく吸水される。
開口端面41と余剰水300の水面との離間距離が変化した場合には、離間距離が設定離間距離となるように調整される。離間距離検知手段は、超音波センサ52からなり、吸水開口部40に一体に固定されている(図1参照)。超音波センサは超音波の発信部と受信部とを有し、発信してから受信するまでの時間により、開口端面41と余剰水300の表面まで、余剰水がない場合にはコンクリート床の表面までの距離を検知する。
具体的には、移動に伴う移動給水車の揺動、まだ固まっていないコンクリート床の不陸等により、移動吸水車の走行高さが変化した場合には、開口端部と余剰水の水面との離間距離が変化する。この離間距離の変化が、離間距離検知手段をなす前記超音波センサにより常時検知され、開口端面41と余剰水300の水面との離間距離が、離間距離調整手段により設定離間距離となるように調整される。
離間距離調整手段は、前記蓄電池20を動力源とし、電動モータ(図省略)を駆動源として、タイミングベルト等の公知の駆動力伝達部を介して、離間距離設定手段をなす距離設定板51に対して吸水開口部40を昇降制御させる昇降部53とされている。この昇降制御は、余剰水300の水面から開口端面41までの離間距離が、常時、前記の設定離間距離となるようにフィードバック制御されている。タイミングベルトに限定されず、ラックアンドピニオン式のギアの噛合等の他の公知の手段を介して昇降制御するようにしてもよい。離間距離が常時調整されているため、移動吸水車1が前後方向に傾いても、開口端部41と余剰水300の水面の離間距離は維持される。
開口端面41からの吸水の有無を検知する吸引水検知手段が、貯水槽30に備えられている。貯水槽は、基台11を介して移動吸水車本体10に載置され、貯水槽30と基台11の間には歪ゲージ33が配設され、この歪ゲージ33が吸引水検知手段とされ、貯水槽内の余剰水の重量の増加が検知される。吸引水検知手段により、貯水槽30の水量が増加中であり、吸水開口部40の下方に余剰水があると判定された場合には遅い速度で走行させ、水量の増加が停止しており吸水開口部40の下方に余剰水がないと判定された場合には速い速度で走行させるように、後述する移動速度制御手段により移動吸水車1の速度を制御する。
貯水槽内の底部に、水圧を検知する圧力センサを配設させて、これを吸引水検知手段としてもよい。また、吸引水検知手段を赤外線センサとして、移動吸水車の前方の床面の余剰水の有無を検知するようにしてもよい。移動吸水車前方の余剰水の有無は、赤外線センサから発せられた赤外線の反射波の反射強度により判定される。また、負圧を発生させるファンの負荷電流の検知手段を吸引水検知手段としてもよい。
移動速度制御手段にはエンコーダ70を含み、移動速度の制御は、周期を一定として、電流の入力信号の大きさに応じて、モータを制御させる公知のPWM制御回路によればよく、2種類の走行速度の指令値を記憶させておき、2段階の速度で走行させるようにすればよい。しかし、速度を連続するように変化させてもよいことは勿論のことである。
前記歪ゲージ33は、貯水槽30の内の水量が設定値に達したことを検知する貯留水量検知手段としても機能される。貯留水量が設定値に達した場合には、報知灯71からなる水量報知手段が設定値に達したことを報知する。貯水槽の水量が設定値に達した状態で、移動吸水車1は吸水区域外に誘導され、吸水槽上部の蓋34が開放されて、吸水槽内に貯留された余剰水が排出される。そして再び、余剰水が溜まっているコンクリート床の区域に誘導されて、余剰水の吸引処理が繰り返される。
移動吸水車1では、コンクリート床接面駆動部は、移動吸水車本体を挟んで左右両側に備えられたゴム製無端帯12とされ、外面には滑り止め凸部が付設され、幅は18cmの無端帯とされている。これに限定されず、幅の広い多数の車輪をコンクリート床接面駆動部として、コンクリート床面への接地圧を分散してもよい。
コンクリート床接面駆動部の進行方向後方には、床面均し手段として、左右分割された床面均しローラ50が備えられている。床面均しローラ50は、円筒状の直径20cm塩化ビニール樹脂管からなり、コンクリート床に接しながら軸動される。床面均しローラの両面の軸は、上下方向に長い長孔72に軸動可能に挿通され、骨組73により吊り下げられる。ゴム製無端帯12による沈下跡ができても、軽量な床面均しローラ50が軸動しながら沈下跡を均して移動するため、仕上げ均しをする左官工の手間が軽減される。床面均し手段として高速振動する振動板を使って、コンクリート床面との滑り抵抗を小さくしながら沈下跡を均すようにしてもよい。
実施例2では、給水開口部40、集水手段、離間距離設定手段、離間距離検知手段、離間距離調整手段を進行方向後方に配設させた実施例2の移動給水車2を、図6及び図7を参照して簡単に説明する。実施例1と同様な構成の部分については、図面に同一の符号を付して説明を省略している。図7において、白抜き矢印は空気の吹き出しを示し、破線矢印は余剰水の吸込みを示している。
コンクリート床を打設してからの経過時間が短く、コンクリート床の固化が進んでいない状態で、移動給水車が走行すると、筋状のゴム製無端帯の走行跡がコンクリート床に残り、そこに余剰水が溜まった状態となる。移動給水車2では、集水手段の幅を左右のゴム製無端帯の走行跡に至るように拡幅し、窪んだ状態となっている走行跡に溜まった余剰水も集水可能にしている。
移動走行車1と同様の構成で湾曲された管体62の下方に設けられた多数の小径の空気吹き出し孔63から、各々のゴム製無端帯の走行跡の上方から吸水開口部に向けて空気膜を形成するように、空気61を吹き出して、吸水開口部40に向けて余剰水を集水させて吸水する。更に左右のゴム製無端体による走行跡を、各々ゴム製無体体の後方に配設させた均しローラにより平坦にさせるようにしている。これにより、窪んだゴム製無端帯の走行跡に溜まった余剰水も吸水しながら、走行跡を平坦に均すことができるようになる。
(その他)
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2…移動吸水車、
100…移動手段、200…吸引手段、300…余剰水、
301…コンクリート床、302…離間距離、
10…移動給水車本体、20…蓄電池、30…貯水槽、
40…吸水開口部、50…床面均しローラ、60…空気膜形成部、
11…基台、12…ゴム製無端体、31…吸引機、32…フレキシブル管、
33…歪ゲージ、34…蓋、
41…開口端面、42…下方部、43…上方部、44…傾斜角度、
51…距離設定板、52…赤外線センサ、53…昇降部、
61…空気、62…管体、63…空気吹き出し孔、64…加圧機、65…空気膜、
70…エンコーダ、71…報知灯、72…長孔、73…骨組

Claims (7)

  1. まだ固まっておらず、かつ平坦に均されていないコンクリート床でも移動可能な移動手段と、コンクリート床に浮き上がった余剰水を吸水させる吸引手段とを含んだコンクリート床用の移動吸水手段において、
    前記吸引手段が、吸水開口部と、負圧発生手段とを含み、
    前記吸水開口部の開口端面の形状は、前記移動吸水手段の移動方向に交差する方向に細長く伸びて形成され、
    前記開口端面をコンクリート床に溜まった余剰水の水面に向けて、前記水面から離間させた状態で、前記負圧発生手段により発生させた負圧により、前記開口端面から前記余剰水を吸水させる、
    ことを特徴とする移動吸水手段。
  2. 離間距離設定手段と、離間距離検知手段と、離間距離調整手段とを含み、
    前記離間距離設定手段により、前記移動吸水手段をコンクリート床に配置させた状態で、移動走行前に余剰水の水面と前記開口端面との離間距離が設定され、
    前記移動吸水手段が移動中に、前記離間距離検知手段が、前記開口端面と前記開口端面の下方の余剰水の水面との離間距離を検知し、前記離間距離調整手段が、検知された離間距離を、前記離間距離設定手段により設定された離間距離となるように、前記開口端面の高さを昇降させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動吸水手段。
  3. 前記吸水開口部の下方部が、前記吸水開口部の上方部に軸支されて垂下され、前記開口端面が余剰水の水面に正対される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動吸水手段。
  4. 前記開口端面からの吸水の有無を検知する吸引水検知手段と、移動速度調整手段とを備え、
    吸水されている状態では移動速度を遅くし、吸水されていない状態では移動速度を速くする、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の移動吸水手段。
  5. 前記吸水開口部は集水手段を含み、
    前記集水手段が、筋状の空気吹き出し部を備え、
    前記空気吹き出し部が、少なくとも前記吸水開口部の両側方に閉じると共に、前記移動給水手段の前方側が開放された空気膜を形成させるようにして、前記吸水開口部の下方に向けて余剰水を集水させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の移動吸水手段。
  6. 吸水させた余剰水を貯留させる貯水槽と、水量報知手段とを備え、
    前記貯水槽は貯留水量検知手段を有し、
    前記貯留水量検知手段により貯水槽が設定された水量となったことが検知されると、前記水量報知手段により水量報知がされる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の移動吸水手段。
  7. 前記移動手段のコンクリート床接面駆動部の進行方向後方に、コンクリート床面均し手段が備えられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の移動吸水手段。
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