JP5839403B2 - 電子機器冷却用ファンユニット取付筐体及び電子機器冷却システム - Google Patents

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Description

本発明は、冷却技術に関し、特に、電子機器冷却用ファンユニット取付筐体、ファンユニット、及び電子機器冷却システムに関する。
近年の電子部品の進化に伴い、電子機器においてはより多くの回路が集積されたチップがより高密度に実装され、電子機器の消費電力および発熱量は上昇傾向にある。これに対応するため、電子機器を空冷するためのファンも大型化している。
ファンは長時間運転を続けるとやがて故障する有寿命部品であり、不具合が生じた際、および定期的な交換が必要である。
ファンの交換に際しては、空冷中の電子機器の電源を入れたまま古いファンを抜去し、新たなファンを挿入するホットスワップが広く行われている。
ファンは電子機器冷却システムの筐体等に設けられたファン用の開口部から挿抜される。ホットスワップの際、開口部から古いファンを抜去してから新しいファンを挿入するまでの間に開口部から空気が出入すると、空冷システムが十分に機能できず、電子機器の温度が上昇してしまう。
ファン交換中の過度の温度上昇防止のため、交換の際に開口部を塞ぐ蓋やシャッタが考案されている。
例えば特許文献1には、複数のファンのうち少なくとも一つを冷却対象装置から抜去する際に開口するファン挿抜穴を閉塞する閉塞手段を備えた冷却装置が記載されている。
また特許文献2には、ファンユニットが抜去された際に、そのファンユニットと直列に配置されたファンユニットにより生じる揚力により開口部をシャッタで閉じる空冷式装置が記載されている。
特開2002−6994号公報 特開2011−66132号公報
本発明者は、ファンユニット用開口部においてシャッタや蓋を閉じていても、風圧等のために隙間があいたり、半開きとなってしまう場合があるという課題を認識した。ファンユニットのサイズが大きくなるとファン挿抜用の開口部も大きくなるため、シャッタや蓋の隙間からの風漏れの影響も大きくなる。
例えば複数のファンで冷却を行う場合、一つのファンを交換している間にそのファン用の開口部を塞ぐシャッタが半開きとなって隙間が生じると、その隙間から吸入された空気が隣接するファンからすぐ排出されることになる。すなわち、ファンから離れた位置にある本来の吸入口から流入し、電子機器が密集する内部を通ってファンから排出される正規の空気流ルートに比べて遙かに抵抗の少ない短絡ルートが形成される。その結果、他のファンが稼働しているにもかかわらず電子機器を冷却する空気の流れが減少し、電子機器の温度が上昇する。
電子機器の設計の際は安全を期し、ファンユニット交換中の温度上昇も想定して熱設計を行うことになるが、著しい温度上昇の想定が必要な場合、設計の自由度が拘束され、電子機器の製造コストが高くなる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ファンユニット交換時の温度上昇を抑制する電子機器冷却用ファンユニット取付筐体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のファンユニット取付筐体は、電子機器冷却用ファンユニット取付筐体であって、ファンユニットを挿抜可能な開口が設けられた枠部と、ファンユニットが枠部に取り付けられていないときに開口を塞ぐためのシャッタと、を備える。枠部は、シャッタを開口を塞ぐ位置で係止するシャッタ係止部と、シャッタを係止部に係止させる向きに付勢する付勢部と、を備える。
この態様によると例えば、ファンユニットが抜去されたときにシャッタを係止できる。
本発明の別の態様は、ファンユニットである。このファンユニットは、電子機器冷却システム用ファンユニットであって、ファンと、ファンを収容する筐体とを備える。筐体は係合部を備える。係合部は、本ファンユニットを電子機器冷却システムに設けられた開口から抜去する際に、該開口を塞ぐためのシャッタに設けられた突起と係合し、シャッタが開口を塞いだ状態で係止される位置に該シャッタを移動させる。
この態様によると例えば、作業者がシャッタを直接操作せずともシャッタを係止可能な位置まで閉めることができる。
本発明のさらに別の態様は、電子機器冷却システムである。この電子機器冷却システムは、ファンユニットと、ファンユニットを挿抜可能な開口が設けられた枠部と、ファンユニットが枠部に取り付けられていないときに開口を塞ぐためのシャッタと、を備える。枠部は、シャッタを開口を塞ぐ位置で係止するシャッタ係止部と、シャッタを係止部に係止させる向きに付勢する付勢部と、を備える。
この態様によると例えば、ファンユニットが抜去されたときにシャッタを係止できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、電子機器冷却システムにおいてファンユニット交換時の温度上昇を抑制できる。
本発明の実施形態にかかる電子機器冷却システムを示す斜視図である。 電子機器冷却システムを図1と反対側から見た斜視図である。 電子機器冷却システムの上面図である。 電子機器収容部とファンユニット収容部が一体として形成された電子機器冷却システムを示す図である。 図5(a)および(b)は、ファンユニット収容部の斜視図である。 シャッタの斜視図である。 シャッタの側面図である。 ファンユニットの斜視図である。 シャッタが開いた状態のファンユニット収容部の斜視図および枠部の付勢部近傍の拡大側面図である。 シャッタを閉じた状態のファンユニット収容部の斜視図および枠部の付勢部近傍の拡大側面図である。 図11(a)〜(c)は、ファンユニットをファンユニット収容部に挿入する際に、閉じた状態でロックされているシャッタの係止を解除する動作を説明するための図である。 図12(a)〜(c)は、ファンユニットをファンユニット収容部に挿入する際に、閉じた状態でロックされているシャッタの係止を解除する動作を説明するための図である。 図13(a)〜(d)は、ファンユニットをファンユニット収容部から抜去する際に、シャッタを閉じる動作を説明するための図である。 図14(a)〜(c)は、図13(a)〜(c)のシャッタを閉じる動作を詳細に説明するための図である。 図15(a)〜(c)は、図13(c)〜(d)のシャッタをロックする動作を詳細に説明するための図である。 図16(a)および(b)は、付勢部の別の例を示す図である。 係止部の別の例を示す斜視図である。
はじめに本発明にかかる実施形態の概要を説明する。
電子機器冷却システムにおいてファンユニットを挿抜するための開口部にはシャッタが設けられる。シャッタは例えば奥に開く両開きの回転扉であり、ファンユニットが装着された状態でシャッタは開いている。ファンユニット交換の際、古いファンユニットを取り出した後新しいファンユニットを挿入するまでの間、シャッタは閉じられる。閉じているシャッタが風圧などで半開きとならないように、シャッタは閉じた位置で、ロックされる。
具体的には、作業者がファンユニットを取り出すとき、ファンユニットの端に、シャッタの回転軸近くに設けられた突起が係合し、ファンユニットを取り出す力によってシャッタが閉じる。シャッタは閉じた状態で付勢されて若干スライドし、係止部に嵌ってロックされる。
一方作業者がファンユニットを挿入する際、ファンユニットの端がシャッタの回転軸近くに設けられたウェッジ部に接触する。ファンユニットを押し込む力がウェッジ部によって、ロックの際の付勢力と反対向きの力となる。その結果シャッタがロックの際と逆向きにスライドして係止部から外れ、ロックが解除されてシャッタを開くことが可能となる。作業者がそのままファンユニットを押し込むとシャッタが押し開かれ、ファンユニットが挿入される。
以下、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる電子機器冷却システム10aを示す斜視図である。
図2は、電子機器冷却システム10aを図1と反対側から見た斜視図である。
図3は、電子機器冷却システム10aの上面図である。
電子機器冷却システム10aは、電子機器用筐体20、ファンユニット30、ファンユニット収容部100、電子機器収容部24を備える。ファンユニット収容部100と電子機器用筐体20において互いに接する部分は、開口または格子など、ファンが作り出す空気流を妨げないよう構成される。電子機器収容部24の各段には、電子デバイスが実装されたボード等の電子機器が収容される。
ファンユニット30は、取り外し可能であり、図1はファンユニット30を電子機器冷却システム10aのファンユニット収容部100に装着した状態を示す。
ファンユニット30によって、電子機器用筐体20の外から筐体内部に流れ込む流入気流40、冷却対象である電子機器を冷却しながら電子機器収容部24を通過する冷却気流44、電子機器用筐体20の外に排出される流出気流42が形成される。
なお、図1から3においては、電子機器収容部24の外側にファンユニット収容部100が設けられる例を示したが、電子機器収容部24とファンユニット収容部100とは、一体として構成されてもよい。
図4は、電子機器収容部とファンユニット収容部が一体として形成された電子機器冷却システム10bを示す。電子機器冷却システム10bは、システム筐体22、ファンユニット30、および図示しない電子機器収容部を備える。
本明細書において、電子機器冷却システム10aと電子機器冷却システム10bとを総称して電子機器冷却システム10ともよぶ。また本明細書において、例えば図1から図3に示すファンユニット収容部100や図4に示すシステム筐体22のように、電子機器に対してファンユニットを固定するためにファンユニットを装着可能な筐体または枠をファンユニット取付筐体ともよぶ。
図1および図4においては、3個のファンユニット30を備える電子機器冷却システム10の例を示したが、ファンユニット30の数はこれに限られず、空冷対象となる電子機器のサイズや数、電子機器用筐体20やシステム筐体22の形態に応じた適切な個数であればよい。
また、図1から図4においては、電子機器冷却システム10内部を負圧として、ファンユニット30設置側を流出口とする空気流を形成する構成を示したが、電子機器冷却システム10は、内部を正圧としてファンユニット30設置側を吸気口とする空気流を形成すよう構成されてもよい。
以下、主に電子機器冷却システム10aの例について説明するが、本発明は電子機器冷却システム10bについても同様に適用できる。
図5(a)は、ファンユニット30を装着した状態のファンユニット収容部100の斜視図を示す。図5(b)は、ファンユニット30が取り外され、シャッタが閉じられた状態のファンユニット収容部100の斜視図を示す。ファンユニット30は、ファンユニット30を装着可能な枠部102、および、ファンユニットが装着されていないときファンユニット30挿抜用の開口部を塞ぐためのシャッタ130を備える。
枠部102には、ファンユニット挿抜用開口、シャッタを係止させる向きに付勢する付勢部120、シャッタ130の回転軸を枢支する軸受116、シャッタ130の開閉を案内するガイド溝110、および、シャッタ130を閉じた状態でロックするためのシャッタ係止部114が設けられる。軸受116は、シャッタ130が閉じたときにスライドする方向に長軸をもつ長円や長方形等の縦横比が異なる穴として枠部102に形成される。シャッタ係止部114も同様に、シャッタ130が閉じたときにスライドする方向に長く、ガイド溝110につながる穴として枠部102に形成される。図5(a)および図5(b)に示されるファンユニット収容部100の枠部102の背面側すなわち電子機器用筐体20と接する側には、電子機器用筐体20から吸気するための背面側開口部(図示せず)が設けられる。
図6は、シャッタ130の斜視図である。図7は、シャッタ130の側面図である。
シャッタ130は、ファン挿抜用開口を塞ぐシャッタ板142、シャッタ130開閉の際の回動運動の軸である回転軸132、回転軸132の両端に設けられ、枠部102の軸受116によって軸支される軸端134、シャッタ130のロックを解除するためのウェッジ部138、シャッタ130をロックするための係止片136、および、シャッタ130を閉じるための突起140を備える。
図8は、ファンユニット30の斜視図である。ファンユニット30は、ファン38、及びファン38を収容するファン筐体36を含む。ファン筐体36は直方体形状であり、その平行な1組の4つの辺にそれぞれ凹部32および係合部34が形成される。凹部32は、ファンユニット30が挿抜される際に、シャッタ130のウェッジ部138が挿抜の障害とならないよう、ファン筐体36の辺の一部をくぼませることにより形成される。係合部34は、ファンユニット30がファンユニット収容部100から抜去される際にシャッタ130の突起140と係合して、シャッタ130を閉じる。
なお、ファンユニット収容部100の開口とファンユニット30とのサイズおよび配置関係によっては、ウェッジ部138がファンユニット30挿抜の障害とならない場合もある。その場合、凹部32は設けられなくともよく、係合部34は、ファン筐体36の直方体から突出するよう形成されてもよい。
図9は、シャッタ130が開いた状態のファンユニット収容部100の斜視図および枠部102の付勢部120近傍の拡大側面図である。付勢部120は、軸支部122、弾性体124、固定部126を含む。弾性体124は、自然長または自然長より長くなる状態で、一端が固定部126に、他端が軸支部122を介して軸端134に取り付けられる。軸支部122は、シャッタ130の軸端134を回動可能に把持するとともに、弾性体124の力をシャッタ130の軸端134に伝える。固定部126は、弾性体124の一端を枠部102に対して固定する。
図9において2つのシャッタ130は、ファンユニット30によって押し開かれた状態で、それぞれファンユニット30の上面と枠部102の内側の上面との間、およびファンユニット30の下面と枠部102の内側の下面との間に収納されている。シャッタ130の回転軸から遠い側の端に設けられた係止片136は、ガイド溝110においてシャッタ係止部114と反対側の端に位置している。シャッタ130の軸端134は、軸受116においてシャッタ係止部114から遠い側に位置し、弾性体124は自然長よりも長く伸ばされている。
図10は、シャッタ130を閉じた状態のファンユニット収容部100の斜視図および枠部102の付勢部120近傍の拡大側面図である。
シャッタ130を閉じるとき、係止片136は図9の位置からガイド溝110に沿って動き、シャッタ係止部114の側の端まで移動する。そうするとシャッタ130は、付勢部120からシャッタ係止部114へ向かう力を受け、シャッタ板142に平行にスライドする。その際、係止片136はシャッタ係止部114においてもう一枚のシャッタ130の側に移動し、シャッタ130の軸端134も軸受116においてシャッタ係止部114に近い側に移動する。このとき、弾性体124は、図9のシャッタ130が開いている状態よりも短く、自然長または自然長よりやや長い状態である。
このように、シャッタ130が開口を塞いだ位置において、シャッタ130は、開閉の際の移動方向と異なる方向であるシャッタ面に平行な方向にスライドされ、閉じた状態で係止される。これにより、シャッタ130を閉じた状態で確実に固定できる。
シャッタ130を開くためには、シャッタ面に平行な方向へのスライドと、シャッタ面と交差する方向への移動という二段階の異なる方向の動作が必要となるため、誤って他のモノが接触したり、風圧が加わった場合などに、シャッタが不用意に開いてしまう事態を防止できる。
したがって、風圧によりシャッタ130が半開きとなって空気流が短絡することによるファン交換中の電子機器冷却システム10内の温度上昇を抑制できる。よって、電子機器冷却システム10の設計の際にもファン交換中の極端な温度上昇を想定する必要がなくなるため、熱設計の際の自由度が向上し、電子機器冷却システム10の製造コストおよび製品価格を低減できる。
以上の構成による動作は以下のとおりである。
図11(a)〜(c)は、ファンユニット30をファンユニット収容部100に挿入する際に、閉じた状態でロックされているシャッタ130の係止を解除する動作を説明するための図である。なお、図11(a)〜(c)においては、ファンユニット30およびファンユニット収容部100の一部のみ示す。またファンユニット収容部100の軸受116に対するシャッタ130の軸端134の位置の説明のため、付勢部120の図示は省略する。
図11(a)においてシャッタ130は、閉じた状態で付勢部120からの付勢力により開閉方向の運動ができない状態でロックされている。このとき、シャッタ130の係止片136はシャッタ係止部114において軸受116から遠い側に位置し、シャッタ130の軸端134は、軸受116のシャッタ係止部114に近い側に位置している。
図11(b)においては、ファンユニット30がファンユニット収容部100に押し込まれ、ファンユニット30の端の係合部34とシャッタ130のウェッジ部138とが当接している。
シャッタ130の軸端134の動きが軸受116によって制限され、係止片136の動きがシャッタ係止部114によって制限されているため、ウェッジ部138がファンユニット30の挿入方向に力を受けると、シャッタ130は、その係止を解除する向きにスライドする。この向きは、付勢部120の付勢力に逆らう向きである。このとき、シャッタ130の軸端134は、軸受116においてシャッタ係止部114から遠い側の端に移動し、シャッタ130の係止片136は、シャッタ係止部114において軸受116に近い側に移動する。
このように、ウェッジ部138がファンユニット30から受ける力によってシャッタ130が移動し、シャッタ係止部114による係止が外される。これにより、シャッタ130の回転軸132を中心とする回動、すなわちシャッタ130の開閉動作が可能となる。
図11(c)においてファンユニット30がファンユニット収容部100に挿入されると、開閉方向に可動となったシャッタ130のシャッタ板142がファンユニット30によって押し込まれてシャッタ130が開く。これにより、ファンユニット30をさらに挿入してファンユニット収容部100内に装着することができる。
図12(a)〜(c)は、図11(a)〜(c)の動作、すなわちファンユニット30をファンユニット収容部100に挿入する際に、ロックされているシャッタ130の係止を解除する動作を断面図で示す。図12(a)〜(c)は、ウェッジ部138を通り、シャッタ板142に垂直かつファンユニット収容部100の付勢部120が取り付けられた側面に平行な面におけるファンユニット30およびファンユニット収容部100の一部の断面図を示す。
図12(a)においてシャッタ130は閉じた状態でロックされている。ファンユニット30の係合部34は、まだシャッタ130のウェッジ部138に接触しておらず、シャッタ130は付勢部120から力を受けて、シャッタ係止部114に係止されている。
図12(b)においてファンユニット30がファンユニット収容部100に押し込まれると、ファンユニット30の端の係合部34とシャッタ130のウェッジ部138とが当接する。ウェッジ部138によって、ファンユニット挿入方向の力が、シャッタ130の係止を解除する向き、すなわち付勢部120の付勢力と反対向きの力となり、シャッタ130がシャッタ面に平行に移動して係止が解除される。これにより、シャッタ130の回転軸132を中心とする回動が可能となる。
図12(c)においてファンユニット30がファンユニット収容部100にさらに挿入されると、シャッタ130がファンユニット30によって押し開かれて、ファンユニット30のファンユニット収容部100内への取り付けが可能となる。
なお、このときシャッタ130のウェッジ部138はファンユニット30に対して突出した状態となるが、ファンユニット30に凹部32が設けられているため、ファンユニット30はウェッジ部138に妨害されずに移動できる。
これにより作業者は、ファンユニット30を閉じているシャッタ130に押し当てることで容易にシャッタ130のロックを解除できる。したがって、ロック操作を怠ったり失念したための電子機器の過度の温度上昇が生じる余地はなく、誰が作業しても安全、簡単かつ効率よくファンを交換できる。
図13(a)〜(d)は、ファンユニット30をファンユニット収容部100から抜去する際に、シャッタが閉じる動作を説明するための図である。なお、図13(a)〜(d)においては、ファンユニット30およびファンユニット収容部100の一部のみ示す。またファンユニット収容部100の軸受116に対するシャッタ130の軸端134の位置の説明のため、付勢部120の図示は省略する。
図13(a)は、ファンユニット30がファンユニット収容部100から引き出される途中の様子を示す。図13(b)は、ファンユニット30がファンユニット収容部100から抜去される過程で、シャッタ130が閉じるときの様子を示す。図14(a)〜(c)に関して後述するように、ここで、シャッタ130のウェッジ部138の突起140がファンユニット30の係合部34に係合し、係合部34の移動に伴ってシャッタ130が回転軸132を中心に回動する。
図13(c)は、シャッタ130が回動して閉じ、ロック可能な位置まで移動した状態を示す。シャッタ130は、付勢部120から力を受けてシャッタ板142に平行な方向に移動する。
図13(d)は、シャッタ130の係止片136がシャッタ係止部114に係合し、開閉方向の運動ができない状態で係止すなわちシャッタ130の開閉がロックされた状態を示す。
図14(a)〜(c)は、図13(a)〜(c)のシャッタが閉じられる際の動作を詳細に説明するための図である。図14(a)〜(c)は、ウェッジ部138を通り、シャッタ板142に垂直かつファンユニット収容部100の付勢部120が取り付けられた側面に平行な面におけるファンユニット30およびファンユニット収容部100の一部の断面図を示す。
図14(a)は、ファンユニット30がファンユニット収容部100から引き出されて、シャッタ130の突起140がファンユニット30の係合部34に当接した状態を示す。突起140は引き出されるファンユニット30の係合部34に押されて、図14(b)に示すように、回転軸132を中心として回動し、それに伴いシャッタ130のシャッタ板142も回転軸132を中心として回動するため、シャッタ130はファンユニット収容部100の開口を閉じる向きに回動する。
さらにシャッタ130が回転軸132を中心として回動すると、図14(c)に示すように、シャッタ130が枠部102の開口を塞ぎ、かつシャッタ係止部114に係止可能な位置まで移動する。
これにより作業者は、ファンユニット30を引き出す操作によりシャッタ130を確実にロック可能な位置まで閉止できる。したがって、シャッタ130の閉止が不十分であることに起因するロックミスを防止し、また作業者の手間を軽減できる。
さらに、シャッタ130は作業者がファンユニット30を抜去する際の作業者の力を利用して閉じられるため、シャッタ130とファンユニット収容部100等の間にシャッタ130を閉じるためのバネ等の駆動機構を設ける必要がない。
図15(a)〜(c)は、図13(c)〜(d)のシャッタがロックされる際の動作を詳細に説明するための図である。図15(a)〜(c)は、ウェッジ部138を通り、シャッタ板142に垂直かつファンユニット収容部100の付勢部120が取り付けられた側面に平行な面におけるファンユニット30およびファンユニット収容部100の一部の断面図を示す。
図15(a)は、シャッタ130がシャッタ係止部114に係止可能な位置まで閉じた状態を示す。シャッタ130の突起140はファンユニット30の係合部34と係合している。ファンユニット30がさらに引き出されると、ファンユニット30の係合部34がシャッタ130の突起140を乗り越えて移動する際に、図15(b)に示すように、一旦シャッタ130が付勢部120の付勢力に逆らう向きに動く。そして、図15(c)に示すように、係合部34が突起140を乗り越えてファンユニット30が抜去されると、付勢部120の付勢によりシャッタ130がシャッタ係止部114の方へスライドし、シャッタ係止部114に係止される。
これにより作業者は、ファンユニット30を抜去する操作によってシャッタ130を閉じた状態で固定できる。したがって、作業者の手間を軽減できる。
さらに、シャッタの開閉およびロックは、作業者がファンユニット30を挿抜する際の作業者の力を利用して行うため、付勢部120以外のバネやモータ等の駆動機構が不要となり、簡単な構成でファン交換の際の電子機器の温度上昇を抑制できる。
以上の構成および動作による利用シーンは以下のとおりである。
作業者が、電子機器冷却システム10において、ファンユニット30を交換すべく、ファンユニット収容部100に装着されている使用済みのファンユニット30を引き抜く。そうすると、図13(a)〜(d)、図14(a)〜(c)、および図15(a)〜(c)に示した動作により、作業者はシャッタ130を直接操作せずとも、ファンユニット30を引き出す操作によってファンユニット30を抜去し、開口をシャッタ130で塞ぎ、さらにシャッタを閉じた状態でロックできる。
また、作業者が新しいファンユニット30を閉じているシャッタ130にあてて押し込むと、図11(a)〜(c)、および12(a)〜(c)に示す動作により、作業者はシャッタ130を直接操作せずとも、ファンユニット30を差し込むだけで、シャッタ130の係止が解かれてシャッタ130が開き、ファンユニット30を挿入し、装着できる。
以上、本発明を実施形態にもとづいて説明した。本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。
例えば実施形態では、付勢部120は枠部102の外面に設けられ、弾性体124が自然長より長く引き伸ばされて自然長に戻るときの復元力を付勢力として用いたが、付勢部120はこれに限られず、シャッタ130をシャッタ係止部114に移動させ、係止できる位置および構成であればよい。
図16(a)は、付勢部の別の例を示す。この例においては、付勢部150は軸支部152、弾性体154を含み、シャッタ131に孔156が設けられる。付勢部150は、その一端に取り付けられた軸支部152でシャッタ131の回転軸132を軸支する。付勢部150の他端は、枠部102の内面に固定される。この例では、付勢部150の弾性体154が自然長より短くなるよう押し縮められ、自然長に戻ろうとする弾性力を付勢力として用いる。
図16(b)は、付勢部のさらに別の例を示す。図16(b)の例においては、付勢部160の一端はシャッタ130の回転軸132付近の表面に当接し、シャッタ130の開閉に伴ってシャッタ130の表面を滑りつつシャッタ130をシャッタ係止部114に向かう方向に押す。付勢部160の他端は枠部102の内面に固定される。
付勢部160のシャッタ130の表面に当接する側に、シャッタ130表面と滑らかに接触した状態を保つための当接部(図示せず)が設けられてもよい。また、シャッタ130の付勢部160と当接する部分に窪み(図示せず)が設けられてもよい。これにより、シャッタ130が開閉動作したときに、付勢部160の一端がシャッタ130の表面を滑りつつ安定的にシャッタ130の表面と当接した状態を保つことができる。
この例においても、付勢部160が自然長より短くなるよう押し縮められ、自然長に戻ろうとする弾性力を付勢力として用いる。
なお、図1、4、5、9、10、及び図16においては付勢部の弾性体としてコイルスプリングを用いた例を示したが、弾性体はこれに限られず、例えばゴムなどの素材自体が弾性を有する部材や板ばね等、シャッタ130に対してシャッタ係止部114に係止
する向きに付勢力を与えられる部材であればよい。
また実施形態においては、軸受116、ガイド溝110、シャッタ係止部114が枠部102に貫通孔として形成された例を示したが、これに限れらない。軸受116はシャッタ130の回動運動を可能とする構成であればよく、ガイド溝110、およびシャッタ係止部114は、シャッタ130の開閉方向と異なる方向のシャッタ130の移動を許容し、またシャッタ130を係止できる構造であればよい。
例えば、軸受116、ガイド溝110、シャッタ係止部114は貫通孔ではなく、枠部102の内面の窪みや溝であってもよい。これにより、枠部102の構造的な強度を保持できる。
また、図17に示すように、ガイド部111およびシャッタ係止部115は枠部102の内面に突出する構造として形成されてもよい。この場合、ガイド部111はシャッタ係止部115近傍にのみ形成されてもよい。さらにこの場合、シャッタ130の係止片136は突起でなくともよく、係止片136が設けられているシャッタ板142の端の部分が係止片としての役割を果たしてもよい。同様に、軸受116も枠部102の内面に突出する構造であってもよい。これにより、例えば既存のファンユニット用筐体や電子機器筐体を利用して、部品付加により本発明にかかるファンユニット取付筐体を実現できる。
また実施形態においては、係止片136がシャッタ130において回転軸132の反対側の端に設けられた例を示したが、係止片136の位置はこれに限られず、安定した状態で確実に固定できる位置であればよい。この場合、係止片136の位置に合わせて枠部102におけるガイド溝110およびシャッタ係止部114の位置を定める。係止片136の位置を選択可能とすることで設計の際の自由度が高くなる。
また実施形態においてはいわゆる観音開きタイプのシャッタ130を用いる例を示したが、1つの開口に対してシャッタ130は一枚のみでもよく、またシャッタ130を二枚設ける場合でも、異なるサイズの二枚のシャッタを用いてもよい。
シャッタ130が開閉の際に通過する部分は、一般的に部品等を設置できないデッドスペースになるが、シャッタの枚数や大きさを変更可能とすることにより、電子デバイスの配置を設計する際の自由度が高くなる。
また実施形態においては、ファンの送風または吸気方向に沿った方向にファンユニット30を挿抜する例を示したが、ファンユニット30をファンの送風または吸気方向と交差する方向に挿抜する構成においても、本発明は同様に適用できる。
また実施形態においてはいわゆる回転扉型のシャッタの例を記したが、これに限られない。例えばシャッタは、ファン挿抜方向すなわちシャッタ板に垂直な方向にその向きを保ったままスライド可能なタイプのシャッタであってもよい。すなわち、ファン挿入時には、ファンユニット30によってシャッタが奥に押し込まれ、ファン抜去時には、シャッタの背面に設けられたバネなどの弾性体によってシャッタが開口まで押し出されるタイプである。
この場合も前述のように、ファンユニット30挿抜の際のシャッタ移動方向と異なる方向へシャッタを付勢し、スライドさせて係止部に係止させることにより、シャッタを閉じた状態で容易に開かないようロックできる。またシャッタ板の端にウェッジ部を設けることにより、ファンユニット挿入の際、ロックを容易に解除できる。
以上のように本発明は冷却技術に関し、特に、電子機器冷却用ファンユニット取付筐体、ファンユニット、及び電子機器冷却システムに利用可能である。
10 電子機器冷却システム、 30 ファンユニット、 34 係合部、 38 ファン、 102 枠部、 114 シャッタ係止部、 120 付勢部、 130,131 シャッタ、 138 ウェッジ部、 140 突起、 150,160 付勢部。

Claims (4)

  1. 電子機器冷却用ファンユニット取付筐体であって、
    ファンユニットを挿抜可能な開口が設けられた枠部と、
    ファンユニットが前記枠部に取り付けられていないときに前記開口を塞ぐためのシャッタと、を備え、
    前記枠部は、
    前記シャッタを前記開口を塞ぐ位置で係止するシャッタ係止部と、
    前記シャッタを前記係止部に係止させる向きに付勢する付勢部と、を備えることを特徴とするファンユニット取付筐体。
  2. 前記シャッタは、該シャッタで塞がれた前記開口に挿入されるファンユニットと当接し、前記付勢部の付勢力と反対の向きに該シャッタを移動させて前記シャッタ係止部による係止を外すウェッジ部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のファンユニット取付筐体。
  3. 前記シャッタは、前記ファンユニットが前記開口から抜去される際に該ファンユニットに設けられた係合部と係合して該シャッタを前記係止部と係止可能な位置に移動させるための突起部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のファンユニット取付筐体。
  4. 電子機器冷却システムであって、
    ファンユニットと、
    前記ファンユニットを挿抜可能な開口が設けられた枠部と、
    前記ファンユニットが前記枠部に取り付けられていないときに前記開口を塞ぐためのシャッタと、を備え、
    前記枠部は、
    前記シャッタを前記開口を塞ぐ位置で係止するシャッタ係止部と、
    前記シャッタを前記係止部に係止させる向きに付勢する付勢部と、を備えることを特徴とする電子機器冷却システム。
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