JP5838515B2 - 商品売買管理システム - Google Patents

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インターネットを利用した商品の売買を管理するシステムに関する。
従来から、インターネットを利用した商品の売買として、オークションシステムが開示されている。これは、出品者の主導によるものともいわれ、売りたい商品の情報をインターネットのオークションサイトに掲示して、商品を欲する者が買値を提示し、落札期限内の最高買値を掲示した者が落札するシステムである。また、落札期限内に出品者が即落札価格を設定し、購入希望者が期限を待たずに即落札価格にて購入希望を行うことも周知である。
また、購入希望者の主導によるオークション方法として、逆オークションと言われるものがある。これは、購入希望者が欲する商品と購入希望価格を条件として掲示し、条件に該当する価格と商品が出品された際に、自動で落札されるシステムである。
これらオークション形式のシステムによって、商品売買の容易化が図られた。出品者におっては、自身の商品をできる限り高く販売でき、購入希望者にとっては、自身の欲する商品を希望価格で購入できる。しかし、いずれのオークション形式のシステムにおいても出品者と購入希望者の利益の均衡を図るシステムを利用するメリットを享受するための工夫が必要であった。
そこで、出品者と購入希望者の双方をより多くオークションシステムに参加できるように工夫された技術が多く開示されている。例えば、潜在的な出品者に対して、自身の所有する物の価値を認識させ、出品意欲の顕在化を図り、出品者の増加をするためのシステムが開示されている(特許文献1)。
特開2009−265745
従来のオークションシステムでは、出品された商品に対して、複数の購入希望者が買値を提示し、落札価格の変化を把握しなければならなかった。落札期限直前になれば、さらに落札価格の変化は頻繁になり、購入希望者が買値を更新し続けなければならず、購入希望者の負担があった。
一方、逆オークションシステムでは、購入希望者による購入希望価格の提示のみで、購入希望者の負担は軽減された。しかし、商品の価格が低下することが当然のように起こり、出品希望者が集まらない問題が新たに発生した。
また、特許文献1に記載の技術である、出品予定者と購入希望者との双方に需要供給のバランスを考慮して、オークション参加前に双方に商品の価値を予め認識させるシステムであっても、出品希望者に自身の所有する物の価値を認識させるに止まった。
オークション参加後の出品者と購入希望者とのやり取りをより容易にして、落札価格の変動を容易に把握でき、落札を成立させるものではなかった。
そこで、本発明は、購入希望者による提示された希望条件と、出品者の出品情報との適合検索を容易にするものであって、適合検索結果を両者に通知し、売買成立に至る履歴情報の閲覧負担を軽減するシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、商品の購入希望者が利用する購入希望者端末と、商品の出品者が利用する出品者端末と、商品売買を管理するサーバとが、ネットワークを介して通信可能に接続された商品売買管理システムであって、上記サーバは、利用者識別情報に関連付けて、利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、出品識別情報に関連付けて、出品情報を記憶する出品情報記憶手段と、希望条件識別情報に関連付けて、希望条件情報を記憶する希望条件情報記憶手段と、各種情報を一時記憶する一時記憶手段と、上記購入希望者端末又は上記出品者端末との各種情報の送受信を制御する通信制御手段と、上記購入希望者端末から出品商品の検索情報を受信すると、当該検索情報を上記一時記憶手段に記憶し、当該検索情報に基づいて、上記出品情報記憶手段を検索し、当該検索情報に該当する出品情報を抽出する出品検索手段と、上記出品商品の検索情報により抽出した出品情報に基づき、検索結果情報を生成し、上記購入希望者端末へ送信する出品検索結果生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記サーバが、希望条件情報を含む登録要求を受信すると、当該希望条件情報に識別情報を付与し、上記希望条件情報記憶手段に記憶する希望条件登録手段、を有することを特徴とする。
本発明は、上記サーバが、交渉識別情報に関連付けて、交渉情報を記憶する交渉情報記憶手段と、上記購入希望者端末から購入希望者の立場の交渉要求を受信すると、上記交渉情報記憶手段を参照し交渉情報を特定し、交渉の履歴情報を抽出し、当該交渉要求に対応する交渉の履歴情報を生成する第一の交渉生成手段と、上記購入希望者端末から提示情報を受信すると、上記第一の交渉生成手段で生成された履歴情報に基づき、当該提示情報に含まれる提示金額が適正であるか否かを判別する第一の提示判別手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記サーバが、交渉識別情報に関連付けて、交渉情報を記憶する交渉情報記憶手段と、上記出品者端末から出品者の立場の交渉要求を受信すると、上記交渉情報記憶手段を参照し交渉情報を特定し、交渉の履歴情報を抽出し、当該交渉要求に対応する交渉の履歴情報を生成する第二の交渉生成手段と、上記出品者端末から変更情報を受信すると、上記第二の交渉生成手段で生成された履歴情報に基づき、当該変更情報に含まれる出品価格が適正であるか否かを判別する第二の提示判別手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記サーバが、上記出品情報記憶手段に新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更があるか否かを判別する出品判別手段と、上記出品判別の結果、新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更がある場合、当該出品情報に基づき、上記希望条件情報記憶手段を参照し、当該出品情報と適合する希望条件情報を特定する第一の適合判別手段と、上記第一の適合判別により適合した出品情報と希望条件情報がある場合、自身の情報に適合する出品情報がある旨の適合通知を生成し、当該希望条件情報に係る希望者の購入希望者端末に、生成した適合通知を送信する第一の適合通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記サーバが、キーワード識別情報に関連付けて、キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、上記出品者端末からキーワードの登録要求を受信すると、キーワード識別情報を付与しキーワードを含むキーワード情報を生成し、当該出品者識別情報と関連付けて、上記キーワード記憶手段に記憶するキーワード登録手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記サーバが、上記希望条件情報記憶手段に新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更があるか否かを判別する希望条件判別手段と、上記希望条件判別の結果、新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更がある場合、当該希望条件情報に基づき、上記キーワード記憶手段を参照し、当該希望条件情報と適合するキーワード情報を特定する第二の適合判別手段と、上記第二の適合判別により適合した希望条件情報とキーワード情報がある場合、自身のキーワードに適合する希望条件情報がある旨の適合通知を生成し、当該キーワード情報に係る出品者の出品者端末に、生成した適合通知を送信する第二の適合通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記希望条件情報記憶手段を参照して、上記希望条件情報を抽出すると共に、当該抽出した希望条件情報を、当該希望条件情報に含まれる商品識別情報ごとに集計する集計手段と、上記購入希望者端末に対して、上記希望条件情報の集計情報を送信する集計情報送信手段と、上記購入者端末から、上記利用者識別情報と、上記集計情報の中から上記利用者によって任意に指定された希望条件情報を示す指定情報とを受信する指定情報受信手段と、上記指定された希望条件情報に基づき、上記受信した利用者識別情報に係る利用者の希望条件情報を新たに生成する希望条件情報生成手段と、を有し、上記希望条件情報には少なくとも、上記商品を識別する商品識別情報が含まれ、上記希望条件登録手段は、上記生成された希望条件情報を含む登録要求を受信すると、当該希望条件情報に識別情報を付与し、上記希望条件情報記憶手段に記憶する、ことを特徴とする。
本発明は、商品の購入希望者が利用する購入希望者端末と、商品の出品者が利用する出品者端末と、利用者識別情報に関連付けて、利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、出品識別情報に関連付けて、出品情報を記憶する出品情報記憶手段と、希望条件識別情報に関連付けて、希望条件情報を記憶する希望条件情報記憶手段と、各種情報を一時記憶する一時記憶手段と、を有し商品売買を管理するサーバとが、ネットワークを介して通信可能に接続され、商品売買管理をする処理方法であって、上記サーバが、上記購入希望者端末又は上記出品者端末との各種情報の送受信を制御する処理と、上記購入希望者端末から出品商品の検索情報を受信すると、当該検索情報を上記一時記憶手段に記憶し、当該検索情報に基づいて、上記出品情報記憶手段を検索し、当該検索情報に該当する出品情報を抽出する処理と、上記出品商品の検索情報により抽出した出品情報に基づき、検索結果情報を生成し、上記購入希望者端末へ送信する処理と、を行うことを特徴とする。
本発明は、商品の購入希望者が利用する購入希望者端末と、商品の出品者が利用する出品者端末と、利用者識別情報に関連付けて、利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、出品識別情報に関連付けて、出品情報を記憶する出品情報記憶手段と、希望条件識別情報に関連付けて、希望条件情報を記憶する希望条件情報記憶手段と、各種情報を一時記憶する一時記憶手段と、を有し商品売買を管理するサーバとが、ネットワークを介して通信可能に接続され、商品売買管理を実行するためのコンピュータプログラムであって、上記サーバに対して、上記購入希望者端末又は上記出品者端末との各種情報の送受信を制御する処理と、上記購入希望者端末から出品商品の検索情報を受信すると、当該検索情報を上記一時記憶手段に記憶し、当該検索情報に基づいて、上記出品情報記憶手段を検索し、当該検索情報に該当する出品情報を抽出する処理と、上記出品商品の検索情報により抽出した出品情報に基づき、検索結果情報を生成し、上記購入希望者端末へ送信する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、登録時の条件に制限されることなく、流動的な商品売買の条件変動ができ、利用者同士の商品売買の促進を図ることができる。また、利用者による出品商品情報の変更履歴や交渉情報の監視負担を軽減することができる。
本発明の一の実施形態に係る商品売買管理システムの全体概要図 (a)利用者情報DBのデータ構造、(b)出品情報DBのデータ構造(c)希望条件DBのデータ構造、(d)交渉情報DBのデータ構造、(e)売買履歴情報DBのデータ構造、(f)キーワードDBのデータ構造 本実施形態に係る出品情報の検索処理フロー図 本実施形態に係る希望条件の検索処理フロー図 本実施形態に係る交渉処理を表した処理フロー図 本実施形態に係る交渉処理を表した処理フロー図 本実施形態に係る交渉処理を表した処理フロー図 本実施形態に係る交渉処理を表した処理フロー図 本実施形態に係る交渉処理を表した処理フロー図 本実施形態に係る購入処理フロー図 本実施形態に係る希望条件の検索処理フロー図 本実施形態に係る出品情報の登録処理フロー図 本実施形態に係るキーワード登録処理フロー図 本実施形態に係る適合判別処理フロー図 本実施形態に係る適合判別処理フロー図 出品商品の検索入力画面例 出品商品の検索結果画面例 出品商品の詳細情報画面例 購入希望者の交渉画面例 出品商品価格の変更履歴画面例 希望条件の登録入力画面例 (a)希望条件の検索入力画面例、(b)希望条件の検索結果画面例 希望条件の詳細情報画面例 出品商品の登録入力画面例 利用者情報の管理画面例 (a)希望条件リストの画面例、(b)交渉中リストの画面例 (a)出品中リストの画面例、(b)キーワード登録の画面例 希望条件に適合する出品商品一覧の画面例 出品者の交渉画面例 出品者自身の出品商品に係る詳細情報の画面例 (a)売買成立リストの画面例、(b)売買成立情報の詳細情報画面例、(c)取引掲示板の画面例 本発明の別の実施形態に係る商品売買管理システムの機能ブロック図 本実施形態に係る希望条件の登録処理フロー図 リクエストランキングの画面例 リクエストランキングに表示された希望条件の詳細表示図
以下、本発明の一の実施形態における商品売買管理装置、システムについて、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における商品売買管理システムの全体概要図を示したものである。商品の出品者や商品の購入希望者が利用する利用者端末である購入希望者端末1と出品者端末2と、利用者同士の商品売買を管理するWebサーバ3とが、ネットワーク5を介して通信可能に接続された商品売買管理システムである。また、Webサーバ3と通信可能に接続された商品売買のための各種情報を記憶するデータベースサーバ4を有するシステム構成である。
購入希望者端末1と出品者端末2は、同じ構成を有する装置である。なお、利用者が購入希望者であるか、出品者であるかの区別がないときには、購入希望者端末1と出品者端末2との区別を行わずに、まとめて利用者端末として以下の説明を行う場合がある。
利用者端末は、商品購入を希望する者や商品の出品をする者が利用する端末である。利用者端末は、いわゆるパーソナルコンピュータである。または、Webサーバ3と通信可能な機能を有する装置であればよく、携帯電話端末や、PDAなどの装置であってもよい。
図示されていないが、利用者端末は、演算処理装置であるCPUを有し、RAM、ROM等のメモリや、ハードディスクドライブなどの外部メモリを制御し、CPUが実行するコンピュータプログラムにより情報処理を行うものである。また、ネットワーク5を介してWebサーバ3と通信可能な装置に構成されている。
Webサーバ3は、インターネット上に利用者同士による商品売買を仲介するWebサイトを提供する機能を有するものであり、当該Webサイトにおける商品売買情報の管理を行うものである。
図示されていないが、Webサーバ3は、演算処理装置であるCPUを有し、RAM、ROM等のメモリや、ハードディスクドライブなどの外部メモリを制御し、CPUが実行するコンピュータプログラムにより情報処理を行うものである。また、ネットワーク5を介して、購入希望者端末1と出品者端末2と通信可能に構成されている。さらに、専用線等のネットワークを介して、Webサーバ3はデータベースサーバ4と通信可能に接続され、協働して各種情報の登録処理や検索処理などを行う。
図1に例示のように、Webサーバ3は、通信制御部31、登録部32、検索部33、変更制御部34、適合判別部35、分析部36、交渉部37、通知制御部38を有する構成である。
通信制御部31は、ネットワーク5を介した購入希望者端末1と出品者端末2との情報通信と、データベースサーバ4との情報通信を制御する。
通信制御部31は利用者端末から、出品情報の検索要求、希望条件の登録要求、希望条件の検索要求、出品情報の登録要求、などの各種情報に対する処理要求を受信する。通信制御部31は、データベースサーバ4に対して、各種情報に対する処理要求を送信し、当該要求に対する応答を受信する。通信制御部31は、利用者端末に対して、受信した各種要求に対する応答を返信する。
登録部32は、利用者端末から各種情報の登録要求を受信すると、登録情報を生成して、生成した登録情報をデータベースサーバ4の対応するデータベースに記憶する。
また、登録部32は利用者端末から登録情報に対する変更要求を受信すると、変更情報を生成して、データベースサーバ4の対応する登録情報の内容を、生成した変更情報に更新記憶する。
例えば、商品を出品する出品者の出品者端末2から出品情報の登録要求を受信すると、当該出品情報をデータベースサーバ4の出品情報DB42に記憶する。また、購入希望者端末1から希望条件情報の登録要求を受信すると、当該希望条件情報をデータベースサーバ4の希望条件DB43に記憶する。
検索部33は、利用者端末から各種情報の検索要求を受信すると、検索情報に基づいてデータベースサーバ4を参照して、対応するデータベースを検索し、検索情報に該当する各種情報を特定して抽出する。検索部33は、上記対応するデータベースから抽出した情報に基づいて、検索結果情報を生成して、検索結果情報を利用者端末へ送信する。
変更制御部34は、利用者端末から各種情報の変更要求を受信すると、変更要求に基づいてデータベースサーバ4を参照して、対応するデータベースを検索し、変更要求の対象となる情報を特定し、特定した情報を上記変更要求に係る変更情報に更新記憶する。
適合判別部35は、利用者端末からの各種情報の登録要求や変更要求を受信に基づいて各種情報の新規登録や変更更新があった場合に、当該登録要求や変更要求に係る登録情報や変更情報に基づいて、データベースサーバ4に格納されている各種情報を検索して、当該登録情報や変更情報に適合する情報を特定する。
例えば、希望条件情報の新規登録があった場合、データベースサーバ4の出品情報DB42を参照し、当該希望条件情報に適合する出品情報を検索し特定する。また、出品情報の新規登録があった場合、データベースサーバ4の希望条件DB43を参照し、当該出品情報に適合する希望条件情報を検索し特定する。また、変更情報の更新記憶があった場合、当該変更情報に基づいて、データベースサーバ4の対応するデータベースを参照し、当該変更情報に適合する情報を検索し特定する。さらに、上記適合した各情報に係る利用者情報を特定して、当該利用者情報に基づいて、自身の情報に適合する情報が新規登録又は変更更新された旨の通知を生成して、当該通知を適合した利用者情報に係る利用者端末へ送信する。
分析部36は、各種情報の分析を行う。
例えば、分析部36は、ある商品における売買成立価格や、ある期間内で多く売買成立若しくは購入希望の申出または交渉の申出がある商品などの情報を収集し分析情報を生成する。また、価格変更前後における増減割合の算出や、価格変更履歴の推移情報を生成する。さらに、利用者情報毎の出品情報の傾向や、売買成立商品の商品カテゴリー毎の分析情報や、他の利用者が自身の出品情報にどのような検索経路でたどり着いたかの情報や、掲載期限内の出品情報に対する売買成立率や、希望商品に対する交渉の成約率などの情報を生成する。
交渉部37は、出品商品に対する交渉要求を受信すると、データベースサーバ4を参照して交渉要求の対象情報を特定し、当該交渉要求の情報に基づいて交渉情報を生成する。また、交渉部37は、価格の変更履歴などの履歴情報を生成し、交渉履歴情報を収集しながら、交渉成立に至るまでの交渉情報の収集と更新を行う。
また、交渉部37は、出品者による出品価格の変更制御や、購入希望者による提示価格の変更制御を行う。
例えば、出品価格の変更の場合は、出品価格又は前回の変更価格より価格を上げるように変更することを禁止する制御を行い、購入希望の提示価格の変更の場合には、希望購入金額又は前回提示価格より価格を下げるように変更することを禁止する制御を行う。さらに、交渉部37は、出品価格の変更回数制限や、提示価格の変更回数制限を行うことができる。
通知制御部38は、各種情報に対する処理で生成した通知の送受信における対応付けを制御する。
また、通知制御部38は、利用者端末へ送信した確認通知に対する応答を所定の時間若しくは期間内に受信したか否かを判別し、所定の時間若しくは期間経過後の応答の受信である場合に、上記確認通知に係る各種処理を中止する。
データベースサーバ4は、商品売買のための各種情報を記憶する。Webサーバ3からの各種情報の検索要求に基づいて各種情報の検索や、各種情報の登録要求や変更要求に基づいて各種情報の記憶を行う。
図示されていないが、データベースサーバ4は、演算処理装置であるCPUを有し、RAM、ROM等のメモリや、ハードディスクドライブなどの外部メモリを制御し、CPUが実行するコンピュータプログラムにより情報処理を行うものである。また、ネットワークを介して、Webサーバ3と通信可能に構成されている。
図1に示すように、データベースサーバ4は、利用者情報DB41、出品情報DB42、希望条件DB43、交渉情報DB44、売買履歴情報DB45、キーワードDB46を有する。
利用者情報DB41は、購入希望者や出品者の利用者情報を記憶する。利用者情報は、利用者を識別できる情報に関連付けて記憶され管理される。
利用者情報とは、利用者を識別するための情報である利用者ID、パスワード、ニックネーム、氏名、住所、連絡先(電話番号やメールアドレス)、クレジットカード情報、自己紹介文、評価値、メッセージなどを含む情報である。
出品情報DB42は、出品した商品の情報である出品情報を記憶する。出品情報は、出品商品毎に識別可能な出品IDに関連付けて記憶され管理される。
出品情報とは、出品商品を識別する情報である出品ID、出品商品の商品ID、出品商品の登録日時、出品者の利用者ID、出品者のニックネーム、商品名、型番、出品価格、商品カテゴリー、個数、新品中古の区別、交渉の可否、運送費負担、取引詳細情報、商品詳細情報、出品終了日時、商品画像、価格の変更履歴情報、出品者の自己紹介文、掲示板ID、交渉IDなどを含む情報である。
希望条件DB43は、購入希望商品の条件の情報である希望条件情報を記憶する。希望条件情報は、希望条件情報毎に識別可能な希望条件IDに関連付けて記憶され管理される。
希望条件情報とは、希望条件毎に識別可能な希望条件ID、利用者ID、商品名、商品カテゴリー、希望金額、型番、色、個数、新品中古の区別、緊急性、登録掲載期間、質問受付の可否、メッセージ、登録日時、出品ID、出品件数、掲示板IDなどを含む情報である。
交渉情報DB44は、出品中の商品に対する購入希望者の提示条件を関連付けた情報である交渉情報を記憶する。交渉情報は、交渉毎に識別可能な交渉IDに関連付けて記憶され管理される。
交渉情報とは、交渉毎に識別可能な情報である交渉ID、出品ID、出品商品の商品ID、出品者の利用者ID、出品者のニックネーム、商品名、交渉申込者の利用者ID、出品商品の現在の価格、提示価格、交渉申込者のニックネーム、出品価格の変更履歴、提示価格の変更履歴、最高価格提示者のニックネーム、最高提示価格、交渉申込件数、交渉期限などを含む情報である。
売買情報DB45は、成立した売買の情報である売買情報を記憶する。売買情報は、売買成立毎に識別可能な情報である売買成立IDに関連付けて記憶され管理される。
売買情報とは、売買成立毎に識別できる情報である売買成立ID、出品ID、出品商品の商品ID、出品者の利用者ID、購入者の利用者ID、売買成立日時、商品名、売買価格、相手のメールアドレス、掲載終了日、出品者のニックネーム、商品カテゴリー、新品中古の区別、運送費負担、商品詳細情報、掲示板IDなどを含む情報である。
キーワードDB46は、キーワード情報を記憶する。キーワード情報は、キーワードの登録毎に識別可能な情報であるキーワードIDに関連付けて記憶され管理される。
キーワード情報とは、キーワードID、キーワード、利用者IDなどを含む情報である。
次に、Webサーバ3とデータベースサーバ4が協働して、利用者端末からの要求に対する応答の表示画面を参照して、本実施形態における商品売買管理システムの動作を説明する。図16〜図31に例示の画面例を参照して説明する。
また、以下の説明において、利用者が利用者端末の入力部を操作して、Webサーバ3が提供するインターネット上のWebサイトにアクセスし、利用者端末からの操作に基づいてWebサーバ3がデータベースサーバ4と連動して処理を行うものである。Webサーバ3の処理結果生成し、利用者端末の出力部に表示するものである。
図16は、出品情報を検索するための検索情報の入力画面である。図17は、出品情報の検索結果情報の表示画面である。図18は、出品商品の詳細情報の表示画面である。図19は、購入希望者における交渉情報の表示画面である。図20は、出品商品の価格変更履歴の表示画面である。図21は、希望条件情報登録の入力画面である。図22(a)は、希望条件情報を検索するための検索情報の入力画面である。図22(b)は、希望条件情報の検索結果情報の表示画面である。図23は、希望条件情報の詳細情報の表示画面である。図24は、出品商品登録の入力画面である。図25は、利用者毎の登録済み情報の管理画面である。図26(a)は、希望条件リストの表示画面である。図26(b)は、交渉中リストの表示画面である。図27(a)は、出品中リストの表示画面である。図27(b)は、キーワード登録の入力画面である。図28は、希望条件リストに係る出品情報の表示画面である。図29は、出品者における交渉情報の表示画面である。図30は、出品中リストに係る自身の出品商品の出品情報の表示画面である。図31(a)は、売買成立リストの表示画面である。図31(b)は、売買成立リストに係る売買情報の詳細情報の表示画面である。図31(c)は、取引掲示板の表示画面である。
まず、購入希望者端末1に表示される画面例について説明する。
利用者端末の出力部に、図16の入力画面が表示される。商品名入力エリア1001と希望金額入力エリア1002に、検索情報を入力して出品商品検索ボタン1003を選択指示すると、出品商品の検索情報をWebサーバ3へ送信する。
検索情報とは、検索キーとなる情報であり、出品情報を検索対象とする場合、商品名と金額を含む情報である。具体的には、図16を参照すると、商品名入力エリア1001に入力された文字情報と、希望金額入力エリア1002に入力された数字情報を含む情報が、出品情報を検索対象とする場合の、検索情報である。
Webサーバ3は、上記検索情報を受信する(S101)。Webサーバ3は、検索処理を行い、検索結果情報を利用者端末へ送信する(S111)。
利用者端末の出力部が、受信した検索結果情報を表示したものが、図17の検索結果画面である。検索情報エリア1004には、検索情報に含まれる商品名と希望金額が表示される。例示のように、予算内(希望金額内)の出品情報エリア1005と、予算外の出品情報エリア1006に区別され、サムネイル画像で出品毎に出品情報が表示される。
図17の出品商品の検索結果画面で、希望条件登録ボタン1007を選択すると(S201)、図21の希望条件の登録情報入力画面が表示される(S206)。図21の商品名エリア1038と希望金額エリア1040には、図16で入力済みの検索情報が転記されて表示される。図21で例示の場合は、図16の商品名入力エリア1001と希望金額入力エリア1002に入力された「オフィスチェア」と「50,000」の検索情報が、商品名エリア1038に「オフィスチェア」、希望金額エリア1040に「50,000」が転記される。なお、図21で検索情報の転記がされた場合であっても、商品名エリア1038、希望金額1040の情報を変更する入力が、受け付けられるものであってもよい。
必要な情報の入力が完了した状態で、希望条件登録ボタン1049を選択すると(S207)、希望条件情報が登録される。
なお、図21の希望条件の登録情報入力画面には、推定通常価格や商品等に関するWebサイトのURLを表示する欄を設けてもよいほか、色、サイズ、新品又は中古といった状態の区別に関する情報を、利用者が自由に入力できる欄として構成してもよく、適宜の設計変更が可能である。
また、図17の出品商品の検索結果画面では、出品商品のサムネイル画像エリアを選択すると、図18の出品商品の詳細情報が画面表示される。
図18の出品商品の詳細情報画面では、出品情報表示エリア1008、交渉件数1009、価格の変更履歴ボタン1010、交渉ボタン1011、購入ボタン1012、出品者情報欄1013、掲示板エリア1014が表示される。出品情報表示エリア1008には、出品商品の画像、商品名、型番、カテゴリー、状態、現在の価格、運送費負担、取引詳細、商品詳細などが表示される。
また、図18の詳細情報画面で、価格の変更履歴ボタン1010を選択すると、図20の出品価格の変更履歴画面が表示される。図20の出品価格の変更履歴画面では、出品情報欄1031、現在の価格欄1032、変更履歴エリア1033が表示される。
出品情報欄1031には、出品情報のうち、出品者のニックネーム、商品名、カテゴリー、状態などが表示される。現在の価格欄1032には、出品情報のうち、出品商品の現在の価格が表示される。変更履歴エリア1033には、出品時の価格欄1034、一回目の価格変更欄1036、二回目の価格変更欄1037、減額割合表示1035が表示される。
また、図18の詳細情報画面で、交渉ボタン1011が選択されると(S301)、図19の購入希望者用の交渉画面が表示される(S404、S604、S702)。
図19の購入希望者の交渉画面は、購入希望者自身の交渉の履歴情報と、交渉対象である出品情報の交渉の履歴情報を含む場合の画面例である。例えば、初めての交渉を行う場合には、購入希望者自身の交渉の履歴情報はなく、表示されない。一方、出品情報の交渉の履歴情報は、すでに他の購入希望者が当該出品商品に対する交渉を行っている場合に、交渉の履歴情報が存在するので、表示されるものであってもよい。
図19に例示の購入希望者用の交渉画面では、出品情報欄1017、出品商品の詳細ボタン1018、出品商品の現在の価格欄1019、購入者自身の現在の提示金額欄1020、出品商品の変更履歴エリア1021、出品時の価格欄1023、出品商品の変更価格欄1024、購入希望者の提示条件履歴エリア1022、希望条件登録時の希望予算1025、1回目の提示金額1026、2回目の提示金額1027、今回提示金額入力エリア1028、交渉金額の提示ボタン1029、購入ボタン1030が表示される。
図19の購入希望者用の交渉画面で、今回提示金額入力エリア1028に金額を入力し、交渉金額の提示ボタン1029を選択すると、提示要求が送信される(S405、S605、S703)。また、購入ボタン1030が選択されると、購入要求が送信される(S405、S605、S703)。
また、図18の出品商品の詳細情報画面で、購入ボタン1012が選択されると、購入要求が送信される(S801)。
次に、出品者端末2に表示される画面例について説明する。
図22(a)は、希望条件を検索するための検索情報の入力画面である。図22(a)には、商品名入力エリア1052、希望条件検索ボタン1053が表示される。商品名入力エリア1052に入力情報が入力された状態で、希望条件検索ボタン1053が選択されると検索情報が送信される(S901)。
この場合における検索情報とは、希望条件を検索対象とする場合であり、商品名を含む情報である。具体的には、図22(a)を参照すると、商品名入力エリア1052に入力された文字情報が、希望条件を検索対象とする場合の検索情報である。
利用者端末は、希望条件の検索結果情報を受信すると(S907)、図22(b)の希望条件の検索結果画面を表示する。図22(b)の希望条件情報の検索結果情報では、登録日欄1054、商品名欄1055、希望金額欄1056、緊急性1057、メッセージ1058が表示される。商品名欄1055に係る商品名「オフィスチェア」を選択すると、図23の希望条件の詳細情報画面を表示する。図23の希望条件の詳細情報画面では、希望条件情報エリア1059、この希望条件に対して出品ボタン1060、掲示板エリア1061が表示される。
図23に例示されたボタンのうち、この希望条件に対して出品ボタン1060が選択されると、出品商品の登録要求が送信され(S1001)、図24の出品商品の登録画面が表示される(S1007)。図24に例示の出品商品の登録入力画面では、商品名エリア1064、型番エリア1065、出品価格エリア1066、商品カテゴリー1067、個数1068、交渉可否1070、運送費負担1071、取引詳細エリア1072、商品詳細エリア1073、出品終了日1074、出品終了時刻1075、出品登録ボタン1076が表示される。
図22(a)の例示では、商品名入力エリア1052に「オフィスチェア」の検索情報を入力しているので、図24に例示の商品名入力エリア1064には商品名「オフィスチェア」が転記されている。出品情報の登録に必要な入力エリアに入力情報がある状態で、出品登録ボタン1076を選択すると、出品情報の登録要求が送信される(S1008)。
次に、利用者に関連する登録情報の表示画面例について説明する。
図25は、登録情報の管理画面であり、希望条件リストボタン1077、交渉リストボタン1078、出品中リストボタン1079、キーワード登録ボタン1080、売買成立リストボタン1081、購入希望者情報エリア1082、出品者情報エリア1083が表示される。利用者自身が、購入希望者の立場にある場合の情報に関しては、購入希望者情報エリア1082に表示され、出品者の立場にある場合の情報に関しては、出品者情報エリア1083に表示されるものであってもよい。
また、図25に例示の登録情報の管理画面で、希望条件リストボタン1077を選択すると図26(a)の希望条件リスト画面が表示され、交渉リストボタン1078を選択すると図26(b)の交渉リスト画面が表示され、出品中リストボタン1079を選択すると図27(a)の出品中リスト画面が表示され、キーワード登録ボタン1080を選択すると図27(b)のキーワード登録画面が表示され、売買成立リストボタン1081を選択すると図31(a)の売買成立リスト画面が表示される。
図26(a)に例示の希望条件リスト画面では、商品名1084、登録日1085、出品件数1086、編集ボタン1087、出品一覧ボタン1088が表示される。ある商品名における出品一覧ボタン1088が選択されると、当該商品名に対応する希望条件に適合する出品情報として、図28に例示の希望条件に適合する出品商品一覧画面が表示される。
図26(b)に例示の交渉中リスト画面では、商品名欄1089、最初の出品価格1090、現在の価格1091、状況欄1092、交渉画面ボタン1093が表示される。商品名欄1089の商品名「オフィスチェア」が選択されると、図30に例示のような自身の出品商品の詳細情報画面が表示される。ある商品名における交渉画面ボタン1098が選択されると(S301)、当該商品名に対応する自身が購入希望者の立場の交渉情報である図19に例示の購入希望者用の交渉画面が表示される(S404)。
図27(a)に例示の出品中リスト画面では、商品名欄1094、出品日蘭1095、状態欄1096、出品商品の現在の価格欄1097、交渉件数欄1098、出品情報の編集ボタン1099、出品終了ボタン1100、交渉画面ボタン1101、申込一覧ボタン1102が表示される。
商品名欄1094の商品名「オフィスチェア」が選択されると、図30に例示の自身の出品商品における出品情報の詳細情報画面が表示される。図30に例示の編集ボタン1124が選択された場合、又は、図27(a)に例示の編集ボタン1099が選択された場合には、自身の出品情報の編集画面が表示される。
また、図27(a)に例示の自身のある出品商品における交渉ボタン1101が選択されると(S301)、自身が出品者の立場にある出品商品の交渉画面である図29の出品者用の交渉画面が表示される(S504)。
図29に例示の出品者用の交渉画面では、出品情報エリア1113、最高金額提示者情報欄1114、現在の出品価格1115、交渉相手の購入希望者エリア1116、出品価格の変更履歴エリア1117、出品時の価格欄1118、一回目の変更履歴欄1119、2回目の変更履歴欄1120、変更価格入力エリア1121、価格変更ボタン1122、現在の最高価格に変更ボタン1123、が表示される。変更価格入力エリア1121に価格情報を入力した状態で、価格変更ボタン1122を選択すると、変更情報が送信される(S505)。また、現在の最高価格に変更ボタン1123を選択すると、最高提示金額に変更要求が送信される(S505)。
図27(b)に例示のキーワード登録画面では(S1102)、キーワード登録エリア1103、キーワード入力エリア1104、キーワード登録ボタン1107、登録済みキーワード表示エリア1108、登録キーワードの編集ボタン1109が表示される。
キーワード入力エリア1104に、キーワードの文字情報が入力された状態で、キーワード登録ボタン1107が選択されると、登録したキーワード情報を送信する(S1103)。
図31(a)に例示の売買成立リスト画面では、売買成立日時1125、商品名欄1126、売買価格1127、詳細情報ボタン1128、評価へボタン1129が表示される。詳細情報ボタン1128が選択されると、図31(b)の売買成立の詳細情報画面が表示される。
図31(b)に例示の売買成立の詳細情報画面では、売買情報エリア1130、取引掲示板ボタン1131が表示される。取引掲示板ボタン1131を選択すると、図31(c)の取引掲示板画面が表示さえる。
図31(c)に例示の取引掲示板画面では、売買成立日1132、商品名1133、売買価格1134、相手のEmailアドレス1135が表示される。
次に、図3〜図15を参照して、本実施形態に係る商品売買管理システムの処理について説明する。
次に、図3を参照して、出品商品の検索処理について説明する。図3は、登録されている出品商品を検索する処理フロー図である。
Webサーバ3は、購入希望者端末1から検索要求を受信すると、検索条件入力画面情報を購入希望者端末1へ送信する。購入希望者端末1は、検索条件入力画面情報を受信すると出力部に表示して、購入希望者が入力部を操作して検索条件の入力情報を受け付ける。
購入希望者端末1は、入力された検索条件情報をWebサーバ3へ送信する。
Webサーバ3は、利用者端末から少なくとも商品名と希望予算情報を含む検索情報と共に出品商品の検索要求を受信する(S101)。受信した検索要求に含まれる検索情報を一時記憶する(S102)。受信した検索情報に含まれる商品名入力欄の入力情報に基づき、出品情報DB42を検索する(S103)。
商品名入力欄の入力情報とは、例えば、商品名、商品名の一部などの情報である。当該入力情報は、出品情報DB42を検索する際の検索キーとなり、検索対象である出品情報の商品名に完全一致若しくは一部一致することで、検索情報に該当する出品情報と判別される。
上記検索の結果、検索情報に含まれる上記入力情報に該当する出品情報があるか否かを判別する(S104)。該当判別の結果、検索情報に含まれる上記入力情報に完全一致若しくは一部一致する商品名である出品情報が出品情報DB42に格納されていない場合には(S104:N)、当該検索情報に該当する出品情報がない旨の検索結果情報を生成する(S110)。
一方、上記該当判別の結果、検索情報に含まれる上記入力情報に完全一致若しくは一部一致する商品名である出品情報が出品情報DB42に格納されている場合(S104:Y)、当該出品情報を出品情報DB42から抽出する(S105)。抽出した出品情報は、出品情報に係る現在の出品価格に基づいて、上記検索情報に含まれる希望予算情報の内外を判別する(S106)。予算内判別の結果、当該出品情報に係る現在の出品価格が上記希望予算内である場合(S106:Y)、当該出品情報は当該検索情報に該当する出品情報として収集される(S107)。
一方、上記予算内判別の結果、当該出品情報に係る現在の出品価格が予算内ではない場合(S106:N)、上記S105で抽出した他の出品情報があるか否かを判別する(S108)。上記抽出した全出品情報について、処理が行われるまでS106〜S108の処理は繰り返される。
上記有無判別の結果、他の出品情報がないと判別した場合(S108:N)、上記収集した出品情報について、現在の出品価格順に並び替え、検索結果情報を生成する(S109)。当該生成した検索結果情報は、上記検索要求に係る利用者端末へ送信する(S111)。
次に、図4を参照して、希望条件の登録処理について説明する。図4は、希望条件を登録する処理フロー図である。
Webサーバ3は、Webサイト上の任意の箇所に表示された希望条件の登録ボタンが選択されたことを認識する。
Webサーバ3は、利用者端末から希望条件の登録要求を受信する(S201)。希望条件の登録要求には、利用者IDが含まれている。上記受信した希望条件の登録要求から利用者IDを抽出する(S202)。
上記抽出した利用者IDに基づいて、メモリを参照し、検索情報が一時記憶されているか否かを判別する(S203)。記憶判別の結果、利用者IDに対応する検索情報が一時記憶されていた場合(S203:Y)、一時記憶した検索情報に基づいて、当該検索情報に対応する希望条件の項目に情報を転記した希望条件の入力画面情報を生成する(S204)。
一方、上記記憶判別の結果、検索情報が一時記憶さていない場合(S203:N)、希望条件の全ての項目が空白状態の希望条件の入力画面情報を生成する(S205)。
上記生成した希望条件の入力画面情報を、入力要求と共に利用者端末へ送信する(S206)。
利用者端末において、希望条件の入力が行われる。利用者端末は、入力が完了し希望条件の入力情報をWebサーバ3に送信する。
Webサーバ3は、利用者端末からの希望条件の入力情報を受信する(S207)。受信した希望条件の入力情報に対して、希望条件IDを付与して希望条件情報を生成する(S208)。
上記生成した希望条件情報は、希望条件DB43に記憶される(S209)。希望条件の登録が完了した旨の通知を生成して、利用者端末へ送信する(S210)。
上記希望条件情報が希望条件DB43に記憶されると(S209)、当該記憶された希望条件情報に基づいて、出品情報DB42を参照して、適合する出品情報を特定する。特定された出品情報は、当該希望条件に適合する出品情報として、希望条件リストに表示される適合する出品情報として、希望条件情報に関連付けて、希望条件DB43に格納される。希望条件IDに適合する出品情報に係る出品IDを関連付けて、希望条件情報に関連付けて、希望条件DB43に更新記憶する。
なお、登録された希望条件情報に適合する出品情報の特定処理は、上述の検索処理におけるS103〜S109の処理により特定されるものであってもよいし、後述する適合判別処理におけるS1205〜S1212の処理により特定されるものであってもよい。
また、上記登録希望条件に基づく出品情報の特定処理は、上記希望条件情報の希望条件DB43への登録時に限られず、所定の間隔で自動的に適合する出品情報を特定するものであってもよい。その際、前回の出品情報の上記特定処理において、希望条件DB43に係る希望条件情報に関連付けられた出品情報と異なる、新規の適合する出品情報には、新規適合フラグを付与して、希望条件IDと出品IDの関連付けを行うものであってもよい。
例えば、毎日に決まった時刻に処理が開始されたり、1週間に一度決まった曜日の時刻に処理が開始されてもよい。
次に、図5〜図9を参照して、交渉処理について説明する。
まず、図5を参照して、交渉要求を受信した場合の判別処理について説明する。図5は、交渉要求の受信に基づく判別処理を表した処理フロー図である。
Webサーバ3は、利用者端末から交渉要求を受信する(S301)。受信した交渉要求に交渉IDが含まれているか否か判別する(S302)。
上記交渉ID判別の結果、交渉IDが含まれている場合(S302:Y)、当該交渉IDに基づいて、交渉情報DB44を参照して、交渉情報を検索して特定する(S303)。特定して交渉情報に基づいて、上記交渉要求をした利用者が出品者であるか否かを判別する(S304)。出品者判別の結果、上記交渉IDに係る交渉情報の出品者でない場合(S304:N)、上記交渉要求をした利用者が購入希望者となり、Dの処理へ進む。
一方、出品者判別の結果、上記交渉IDに係る交渉情報の出品者である場合(S304:Y)、Cの処理へ進む。
一方、上記交渉ID判別の結果、交渉要求に交渉IDが含まれていない場合(S302:N)、交渉要求に希望条件IDが含まれているか否かを判別する(S305)。
希望条件ID判別の結果、上記交渉要求に希望条件IDが含まれている場合(S305:Y)、既存の希望条件情報に基づいて交渉処理を行うものであり、Bの処理へ進む。
他方、上記希望条件ID判別の結果、交渉要求に希望条件IDが含まれていない場合(S305:N)、交渉に係る情報も希望条件に係る情報も一切ないものと判別され、Aの処理へ進む。
次に、図6を参照して、交渉情報を有する購入希望者の場合の交渉処理について説明する。図6は、図5における判別処理によって、Dと判別された場合の処理である。具体的には、図6は、交渉要求が、交渉情報を有する購入希望者によって行われた場合の交渉処理フロー図を表したものである。
Webサーバ3は、上記特定した交渉情報から、購入希望者用の交渉情報を抽出する(S401)。購入希望者用の交渉情報とは、出品商品の現在の出品価格、出品商品の価格変更履歴、現在の購入希望者の提示金額、購入希望者の金額変更履歴、金額提示回数、を含む情報である。
上記抽出した交渉情報に基づき、当該交渉要求が提示制限に該当するか否かを判別する(S402)。提示制限とは、交渉における金額提示の回数制限である。例えば、ある交渉において金額提示回数が3回と制限された交渉において、交渉情報に記憶されている金額提示回数が3回である場合に、今回の交渉要求は4回目の提示になるため、提示制限に該当するものとなる。
上記提示制限判別の結果、交渉要求が提示制限に該当する場合(S402:Y)、当該交渉要求は不可能であると判別され、交渉処理が終了する。
一方、上記提示制限判別の結果、交渉要求が提示制限に該当しない場合(S402:N)、上記抽出した交渉情報に基づき、購入希望者用の交渉画面を生成する(S403)。生成した購入希望者用の交渉画面を入力要求と共に購入希望者端末1へ送信する(S404)。
購入希望者端末1は、購入希望者用の交渉画面を受信すると出力部に当該交渉画面を表示する。購入希望者の操作により提示情報の入力を受け付けた購入希望者端末1は、当該提示情報をWebサーバ3へ送信する。
Webサーバ3は、上記購入希望者端末1から提示情報を受信する(S405)。受信した提示情報が、出品商品の購入要求であるか否かを判別する(S406)。購入判別の結果、出品商品の購入要求である場合(S406:Y)、購入申出があった旨の情報である交渉の履歴情報を生成する(S407)。購入申出があった旨の情報とは、購入希望者名、購入要求受信日時情報、交渉中に購入申出をしたことが識別できるフラグ情報、などである。
上記生成した交渉の履歴情報を、当該交渉情報に付加して、上記交渉情報DB44へ更新する(S408)。
一方、上記購入判別の結果、購入要求ではない場合(S406:N)、上記S405にて受信した提示情報は提示金額情報であると判別される。当該提示情報に含まれる提示金額情報に基づいて、上記交渉情報に係る購入希望者の過去の提示金額情報若しくは希望条件登録時の希望予算情報を参照して、提示金額情報が適正な提示金額であるか否かを判別する(S409)。
例えば、購入希望者の場合、提示金額は、自身の希望金額を変更するものであり、交渉情報に登録済みの希望金額と比べて、提示金額を上げる変更は適正な提示と判別される。しかし、交渉情報に登録済みの希望金額に比べて、提示金額を下げる変更は不適正な提示と判別される。具体的には、前回の提示金額が30,000円である場合、40,000円を提示金額にすることは可能だが、20,000円を提示金額にすることは禁止制御される。また、前回交渉で、希望条件情報登録時の希望予算である当初の金額において、交渉している場合は、当初の希望予算と比べて判別される。交渉において、1回でも当初の希望予算よりも高い提示金額で交渉した場合に、当初の希望予算は履歴情報となり、次回の交渉時に適正金額の判別に用いられることはない。
上記適正判別の結果、前回の交渉金額よりも下げる提示であり不適正な提示金額と判別された場合(S409:N)、受信した提示情報での交渉は禁止制御され、当該交渉処理は終了する。
一方、上記適正判別の結果、提示情報に係る提示金額が適正である場合(S409:Y)、今回の交渉における履歴情報を生成する(S410)。今回の交渉における履歴情報とは、購入要求受信日時、提示金額情報、を含む情報である。
上記生成した交渉の履歴情報は、当該交渉に係る交渉情報に付加して、上記交渉情報DBに更新される(S411)。
また、当該交渉に係る希望条件情報を特定し、当該希望条件情報に係る購入希望予算を上記変更した提示金額に変更して、上記希望条件DB43へ更新記憶する(S412)。
次に、図7を参照して、交渉情報を有する出品者の場合の交渉処理について説明する。図7は、図5における判別処理によって、Cと判別された場合の処理である。具体的には、図7は、交渉要求が、交渉情報を有する出品者によって行われた場合の交渉処理フロー図を表したものである。
Webサーバ3は、上記特定した交渉情報から、出品者用の交渉情報を抽出する(S501)。出品者用の交渉情報とは、出品商品の現在の出品価格、出品商品の価格変更履歴、交渉申込件数、現在の最高提示金額、交渉相手の購入希望者名、交渉相手毎の現在の最高提示金額、価格変更回数、を含む情報である。
上記抽出した交渉情報に基づき、当該交渉要求が変更制限に該当するか否かを判別する(S502)。変更制限とは、交渉における出品価格の変更回数制限である。例えば、ある交渉において出品価格の変更回数が3回と制限された交渉において、交渉情報に記憶されている価格変更回数が3回である場合に、今回の価格変更は4回目の変更になるため、変更制限に該当するものとなる。
上記変更制限判別の結果、出品価格の変更制限に該当する場合(S502:Y)、当該交渉要求に基づく出品価格の変更は不可能であると判別され、交渉処理が終了する。
一方、上記変更制限判別の結果、出品価格の変更制限に該当しない場合(S502:N)、上記抽出した交渉情報に基づき、出品者用の交渉画面を生成する(S503)。生成した出品者用の交渉画面を入力要求と共に出品者端末2へ送信する(S504)。
出品者端末1は、出品者用の交渉画面を受信すると出力部に当該交渉画面を表示する。出品者の操作により出品価格の変更情報の入力を受け付けた出品者端末1は、当該変更情報をWebサーバ3へ送信する。
Webサーバ3は、上記出品者端末2から出品価格の変更情報を受信する(S505)。受信した変更情報が、交渉相手が提示している最高提示金額に出品商品の出品価格を変更する旨の変更情報であるか否かを判別する(S506)。変更情報判別の結果、出品価格を最高提示金額に変更する場合(S506:Y)、交渉情報に基づき、現在の最高提示金額と当該金額の提示者である交渉中の購入希望者情報を特定する(S507)。当該交渉において、出品価格を上記最高提示金額に価格変更した旨の履歴情報を生成する(S508)。最高提示金額に価格変更した旨の履歴情報とは、最高金額を提示していた購入希望者名、変更情報受信日時、出品価格を最高提示金額に変更したことが識別できるフラグ情報、などである。
また、上記出品価格の変更に基づき、自身の提示金額が交渉中の最高提示金額である旨の情報、出品者が自身の提示金額に出品価格を変更した情報、を含む通知を生成し(S509)、当該通知を上記最高金額提示者である購入希望者端末へ送信する(S510)。
一方、上記変更情報判別の結果、出品価格を最高提示金額に変更するものでない場合(S506:N)、当該変更情報に係る出品価格の変更は、適正であるか否かを判別する(S511)。
例えば、変更情報に含まれる出品価格の変更価格に基づいて、上記交渉情報に係る出品者の過去の変更価格若しくは出品時の出品価格と比較して適正な変更価格であるか否かを判別する。
具体的には、出品者の場合、今回受信した変更価格が、交渉情報に登録済みの出品価格と比べて、価格を下げる変更は適正と判別される。しかし、交渉情報に登録済みの現在の出品価格に比べて、価格を上げる変更は不適正と判別される。詳細には、現在の出品価格が30,000円である場合、20,000円に出品価格を変更することは可能だが、40,000円を出品価格に変更することは禁止制御される。また、前回交渉で、出品登録時の出品価格のまま交渉している場合は、当初の出品価格と変更価格を比べて判別される。交渉において、1回でも当初の出品価格よりも低い価格に変更して交渉をした場合に、当初の出品価格は履歴情報となり、次回の交渉時に適正価格の判別対象に用いられることはない。
上記適正判別の結果、現在の出品価格よりも上げる変更であり不適正な価格変更と判別された場合(S511:N)、受信した変更情報での交渉処理は禁止制御され、当該交渉処理は終了する。
一方、上記適正判別の結果、変更情報に係る変更価格は適正である場合(S511:Y)、今回の価格変更における履歴情報を生成する(S512)。今回の価格変更における履歴情報とは、変更情報受信日時、出品価格の変更価格、を含む情報である。
上記生成した価格変更の履歴情報は、当該交渉に係る交渉情報に付加して、上記交渉情報DBへ更新記憶する(S513)。
次に、図8を参照して、希望条件情報を有する購入希望者の場合の交渉処理について説明する。図8は、図5における判別処理によって、Bと判別された場合の処理である。具体的には、交渉要求が、交渉情報を有さないが希望条件情報を有する購入希望者によって行われた場合の交渉処理フロー図を表したものである。
Webサーバ3は、上記希望条件IDに基づいて、上記希望条件DB43を参照し、希望条件情報を特定し抽出する(S601)。また、出品IDに基づいて、上記出品情報DB42を参照し、出品情報を特定し抽出する(S602)。
Webサーバ3は、上記抽出した希望条件情報及び出品情報に基づき、購入希望者用の交渉画面情報を生成する(S603)。購入希望者用の交渉画面情報とは、出品商品の現在の出品価格、出品商品の価格変更履歴、購入希望者の希望予算、を含む情報である。生成した購入希望者用の交渉画面を入力要求と共に購入希望者端末1へ送信する(S604)。
購入希望者端末1は、購入希望者用の交渉画面を受信すると出力部に当該交渉画面を表示する。購入希望者の操作により提示情報の入力を受け付けた購入希望者端末1は、当該提示情報をWebサーバ3へ送信する。
Webサーバ3は、上記購入希望者端末1から提示情報を受信する(S605)。受信した提示情報が、出品商品の購入要求であるか否かを判別する(S606)。購入判別の結果、出品商品の購入要求である場合(S606:Y)、購入申出があった旨の情報を生成する(S607)。購入申出があった旨の情報とは、購入希望者名、購入要求受信日時情報、初回に購入申出をしたことが識別できるフラグ情報、などである。
上記生成した購入申出情報を、当該希望条件情報に付加して、上記希望条件DB43へ更新する(S608)。購入希望者による出品商品の購入申出であると判別され、Eの処理へ進む。
一方、上記購入判別の結果、購入要求ではない場合(S606:N)、希望条件情報に基づく希望予算で交渉の申出があったものか否かを判別する(S609)。例えば、受信した提示情報に含まれる提示金額が、上記希望条件情報に含まれる予算と一致するか否かによって判別される。
上記希望予算判別の結果、登録済みの希望予算とは異なる金額での提示であると判別した場合(S609:N)、当該提示情報に含まれる提示金額情報と、上記希望条件登録時の希望予算を比較して、提示情報が適正な提示金額であるか否かを判別する(S610)。
例えば、購入希望者の場合、提示金額は、自身の希望金額を変更するものであり、提示金額を上げる変更は適正な提示と判別される。しかし、交渉情報が存在しない初回の交渉において、希望条件情報に登録済みの希望予算に比べて、提示金額を下げる変更は不適正な提示と判別される。具体的には、希望予算が30,000円である場合、40,000円を提示金額にすることは可能だが、20,000円を提示金額にすることは禁止制御される。今回が初交渉であるので、希望条件情報登録時の希望予算と比べて判別される。
上記適正判別の結果、希望条件情報に登録時の希望予算よりも下げる提示であり不適正な提示金額と判別された場合(S610:N)、受信した提示情報での交渉は禁止制御され、当該交渉処理は終了する。
一方、上記適正判別の結果、提示情報に係る提示金額が適正である場合(S610:Y)と、上記現在予算判別であると判別された場合(S609:Y)、交渉IDを付与して交渉情報を生成する(S611)。
上記生成した交渉情報は、上記交渉情報DB44へ記憶する(S612)。
また、上記適正判別において提示金額をしている場合(S610)を経由した情報に関しては、当該希望条件情報に係る希望予算を上記提示金額に変更して、希望条件DB43に更新記憶する(S613)。さらに、上記提示金額に変更した履歴情報を生成し、上記生成した交渉情報に当該履歴情報を付加して交渉情報DB44に記憶する。
上記交渉情報DB44への交渉情報の記憶があると、当該交渉の申出に基づいて、自身の出品商品に交渉申出があった旨の情報、交渉の提示金額情報、交渉申出に係る購入希望者情報、を含む通知を生成し(S614)、当該通知を上記出品商品に係る出品者端末2へ送信する(S615)。
次に、図9を参照して、新規の交渉処理について説明する。図9は、図5における交渉要求の受信判別処理によって、Aと判別された場合の処理である。具体的には、図9は、交渉要求が、交渉対象の出品情報に対する交渉情報も希望条件情報もない利用者による利用者によって交渉要求が行われた場合の交渉処理フロー図を表したものである。
Webサーバ3は、上記特定した出品情報から情報を抽出し、購入希望者用の交渉画面情報を生成する(S701)。生成した購入希望者用の交渉画面情報を入力要求と共に、購入希望者端末1へ送信する(S702)。
購入希望者端末1は、購入希望者用の交渉画面を受信すると出力部に当該交渉画面を表示する。購入希望者の操作により提示情報の入力を受け付けた購入希望者端末1は、当該提示情報をWebサーバ3へ送信する。
Webサーバ3は、上記購入希望者端末1から提示情報を受信する(S703)。受信した提示情報が、出品商品の購入要求であるか否かを判別する(S704)。購入判別の結果、出品商品の購入要求である場合(S704:Y)、購入申出があった旨の情報を生成し(S709)、Eの処理へ進む。
一方、上記購入判別の結果、購入要求ではない場合(S704:N)、交渉IDを付与して交渉情報を生成する(S706)。生成した交渉情報は、上記交渉情報DB44へ記憶する(S706)。
上記交渉情報DB44への交渉情報が記憶されると、当該交渉の申出に基づいて、自身の出品商品に交渉申出があった旨の情報、交渉の提示金額情報、交渉申出に係る購入希望者情報、を含む通知を生成し(S707)、当該通知を上記出品商品に係る出品者端末2へ送信する(S708)。
次に、図10を参照して、出品商品を購入する場合の処理について説明する。図10は、購入希望者が出品商品の購入申出をした場合の処理を表した処理フロー図である。
Webサーバ3は、利用者端末から購入要求を受信する(S801)。又は、Eを経由して購入申出があった場合に、購入処理を開始する。
上記受信した購入要求に含まれる出品IDに基づいて、出品情報DB42を検索し、出品商品に係る出品情報を特定し抽出する(S802)。抽出した出品情報をもとに、現在の出品価格を特定し、当該購入要求おける売買価格に決定する(S803)。上記出品情報に基づいて、購入内容の確認情報を生成する(S804)。生成した購入内容の確認情報は、上記利用者端末に送信する(S805)。
上記利用者端末は、受信した購入内容の確認情報を出力部に表示する。利用者の指示を受け付け、購入内容の確認情報で購入を決定する指示を受け付けた場合、Webサーバ3へ購入決定情報を送信する。
Webサーバ3は、上記利用者端末から購入決定情報を受信したか否かを判別する(S806)。例えば、上記S805で送信した購入内容の確認情報の送信時刻を収集して、所定の時間経過しているか否かを判別し、所定の時間経過しても当該確認情報に対する応答の購入決定情報を受信していない場合に、購入決定情報を受信しない(S806:N)と判別する。
上記購入決定情報を受信した場合(S806:Y)、売買IDを生成し、売買情報を生成する(S807)。生成した売買情報は、売買情報DB45に記憶する(S808)。
売買が成立した旨の情報を含む通知を生成する(S809)。
また、上記売買が成立した出品商品が交渉に係る出品情報であるか否かを判別する(S810)。交渉判別の結果、交渉に係る出品情報である場合(S810:Y)、当該交渉情報に係る交渉を終了して、以降の交渉情報の変更を禁止する制御を行う(S811)。また、交渉成立した旨の履歴情報を生成、交渉情報DB44に記憶する(S812)。
一方、上記交渉判別の結果、交渉に係る出品情報でない場合(S810:N)、希望条件情報に関連付けられた出品情報であるか否かを判別する(S813)。判別の結果、希望条件情報に関連付けられた出品情報である場合(S813:Y)、当該出品情報を上記希望条件情報に係る適合出品商品から削除する(S814)。
また、交渉情報に係る購入希望者や希望条件情報に係る購入希望者に自身に関係する出品商品が購入された旨の情報を含む通知を生成する(S815)。生成した通知は、当該出品情報に関連する購入希望者の利用者端末へ送信する(S816)。
次に、図11を参照して、希望条件を検索する場合の処理について説明する。図11は、利用者が登録されている希望条件を検索するときの処理フロー図である。
Webサーバ3は、利用者端末からWebサイト上における希望条件の検索要求を受け付けた場合、検索情報の入力画面情報を送信し、希望条件の検索情報を入力要求する。利用者端末は、検索情報の入力を受け付け、入力された検索情報をWebサーバ3へ送信する。
Webサーバ3は、利用者端末から送信された希望条件の検索情報を受信する(S901)。受信した検索情報に基づき、希望条件DB43を参照し、検索情報に含まれる商品名と合致する希望条件情報を検索する(S902)。検索情報に合致する商品名を含む希望条件情報があるか否かを判別する(S903)。
判別の結果、検索情報に合致する商品名を含む希望条件情報がない場合(S903:N)、当該検索情報に合致する希望条件情報がない旨の検索結果情報を生成し、利用者端末へ当該検索結果情報を送信する(S907)。
一方、上記合致判別の結果、検索情報に合致する商品名を含む希望条件情報がある場合(S903:Y)、当該合致する希望条件情報を抽出する(S904)。上記検索情報に基づく希望条件DB43における希望条件情報の合致判別と抽出が終わると、抽出した希望条件情報に基づき検索結果情報を生成する(S905)。上記生成した検索結果情報は、検索要求をした利用者端末に係る利用者IDと共にメモリに一時記憶する(S906)。当該検索結果情報を、上記利用者端末に送信する(S907)。
次に、図12を参照して、商品の出品登録をする場合の処理について説明する。図12は、出品者が出品を行う場合の登録処理を表した処理フロー図である。
Webサーバ3は、利用者端末から出品商品の登録要求を受信する(S1001)。受信した出品商品の登録要求に含まれる利用者IDを抽出する(S1002)。抽出した利用者IDに基づき、メモリを参照し、当該利用者IDに係る希望条件情報の検索結果情報が記憶されているか判別する(S1003)。
上記記憶判別の結果、希望条件情報の検索結果情報が記憶されていない場合(S1003:N)、出品情報の入力項目を全て空白情報にした出品情報入力画面情報を生成する(S1004)。
一方、上記記憶判別の結果、上記利用者IDに係る希望条件情報の検索結果情報が記憶されている場合(S1003:Y)、一時記憶されていた検索結果情報に含まれる希望条件情報を抽出する(S1005)。抽出した希望条件情報に含まれる情報のうち商品名などを出品情報の入力項目に転記した出品登録情報の入力画面を生成する(S1006)。
上記生成した出品登録情報の入力画面を上記利用者端末へ送信する(S1007)。
利用者端末は、出品登録情報の入力画面を受信し出力部に表示する。利用者端末は、入出力部における利用者の操作に基づいて、出品登録項目の入力情報を受け付け、出品商品の入力情報をWebサーバ3へ送信する。
または、利用者端末は、出品情報入力画面と共に希望条件情報の検索結果情報を受信する。当該結果情報は商品名に基づき検索されたものであり、当該商品名に係る希望条件のうち最高希望予算を表示することができる。これから登録する出品商品の相場や最高金額を認識することができる。
利用者端末は、利用者が入出力部を操作して、出品情報入力画面上の上記検索結果情報に係る最高希望予算で出品することを選択したことを受け付け、当該最高希望予算に係る金額を、自身の出品商品の出品価格に設定する。その他、出品情報の入力要求に必要な情報の入力を受け付け、出品登録情報を生成する。利用者端末は、出品登録情報をWebサーバ3へ送信する。
Webサーバ3は、利用者端末から入力要求に対する出品商品に係る入力情報を受信する(S1008)。受信した出品登録情報に出品IDを付与して出品情報を生成する(S1009)。上記生成した出品情報を上記出品情報DB42に記憶する(S1010)。上記出品情報DB42への記憶処理が完了すると、出品登録が完了した旨の通知を生成し、上記利用者端末へ送信する(S1011)。
次に、図13を参照して、キーワードの登録処理について説明する。図13は、出品者にキーワード登録する場合の処理を表した処理フロー図である。
Webサーバ3は、出品者端末2からキーワードの登録要求を受信する(S1101)。キーワードの登録要求を受信すると、キーワード登録情報の入力画面を生成し、上記出品者端末2へ送信する(S1102)。
また、キーワードの登録要求をした出品者に係る利用者IDに基づき、既に利用者情報に関連付けたキーワード情報があるか判別することができる。例えば、上記キーワード登録要求をした利用者情報に係る利用者IDに基づき、キーワード情報DB44を参照し、当該利用者IDに係るキーワード情報を特定する。当該キーワード情報を表示するものであってもよい。
出品者端末2は、キーワード登録情報の入力画面を出力部に表示する。出品者による入力部の操作を受け付け、キーワード登録情報の入力情報を受け付け、キーワード登録情報をWebサーバ3に送信する。
Webサーバ3は、上記出品者端末2から上記キーワード登録情報を受信する(S1103)。受信したキーワード登録情報にキーワードIDを付与し、キーワード情報を生成する(S1104)。生成したキーワード情報をキーワードDB46に記憶する(S1105)。
次に、図14を参照して、出品情報の登録若しくは変更があった場合の、出品情報と希望条件情報との適合判別処理について説明する。図14は、出品情報の登録若しくは変更があった場合、登録済み希望条件情報との適合を判別する処理を表した処理フロー図である。
Webサーバ3は、データベースサーバ4に係る出品情報DB42において、出品情報の登録若しくは変更があったか否かを判別する(S1201)。
上記出品判別の結果、出品情報の登録若しくは更新である場合(S1201:Y)、当該出品情報に含まれる商品名を抽出し、当該商品名に基づき希望条件情報DB43を検索し(S1202)、商品名が合致する希望条件情報があるか否かを判別する(S1203)。当該希望条件情報検索の結果、上記出品情報に係る商品名に合致する希望条件情報がない場合(S1203:N)、当該出品情報の登録若しくは更新に基づく適合判別処理を終了する。
一方、上記希望条件情報検索の結果、上記出品情報に係る商品名に合致する希望条件情報がある場合(S1203:Y)、当該出品情報に係る商品名に合致する希望条件情報を抽出する(S1204)。
上記合致する希望条件情報が抽出されると、上記出品情報に係る出品商品が交渉可能な設定であるか否かを判別する(S1205)。
上記交渉可否判別の結果、交渉不可能な出品商品の出品情報である場合(S1205:N)、上記S1204で抽出した希望条件情報に係る希望予算に基づき、上記出品情報に係る現在の出品価格が当該希望条件情報の希望予算内であるか否かを判別する(S1206)。
上記予算判別の結果、予算内である場合(S1206:Y)、当該希望条件情報を収集する(S1207)。上記予算内の希望条件情報が収集されると、上記S1204で抽出した残りの合致する希望条件情報の判別収集処理が完了しているか否か判別する(S1208)。残りの希望条件情報がある場合(S1208:Y)、当該適合判別処理は、上記交渉不可能な出品情報に対する適合判別のため、上記S1206の予算判別処理から、残りの希望条件情報の判別収集処理を繰り返す。
他方、上記交渉可否判別の結果、交渉可能な出品商品の出品情報である場合(S1205:Y)、上記S1204で抽出した希望条件情報に係る希望予算に基づき、上記出品情報に係る現在の出品価格が当該希望条件情報の希望予算内であるか否かを判別する(S1209)。
当該予算判別の結果、予算内である場合(S1209:Y)、当該希望条件情報を予算内の希望条件情報として収集する(S1210)。一方、予算内でない場合(S1209:N)、当該希望条件情報を交渉可能で予算外の希望条件情報として収集する(S1211)。
また、上記希望条件情報が収集されると、上記S1204で抽出した残りの合致する希望条件情報の判別収集処理が完了しているか否か判別する(S1212)。残りの希望条件情報がある場合(S1212:Y)、当該適合判別処理は、上記交渉可能な出品情報に対する適合判別のため、上記S1209の予算判別処理から、残りの希望条件情報の判別収集処理を繰り返す。
上記希望条件情報の収集がされると、希望条件情報に含まれる利用者IDに基づき、利用者情報DB41を参照し、上記希望条件情報に係る利用者情報を特定する(S1213)。また、自身の希望条件情報に適合する出品情報がある旨の情報を含む通知を生成する(S1214)。上記特定した利用者情報に係る利用者端末へ、上記生成した自身の希望条件情報に適合する出品情報の登録若しくは変更があった旨の情報を含む通知を送信する(S1215)。
次に、図15を参照して、希望条件情報の登録若しくは変更があった場合の、出品情報と希望条件情報との適合判別処理について説明する。図15は、希望条件情報の登録若しくは変更があった場合、登録済み出品情報との適合を判別する処理を表した処理フロー図である。
Webサーバ3は、データベースサーバ4に係る希望条件DB43において、希望条件情報の登録若しくは変更があったか否かを判別する(S1301)。
上記希望条件判別の結果、希望条件情報の登録若しくは変更である場合(S1301:Y)、当該希望条件情報に含まれる商品名入力欄の入力情報を抽出し、当該商品名入力欄の入力情報に基づき、キーワードDB46を検索し(S1302)、上記商品名入力欄の入力情報が該当するキーワードがあるか否かを判別する(S1303)。
当該キーワード検索の結果、上記希望条件情報に含まれる商品名入力欄に係る入力情報に該当するキーワードがない場合(S1303:N)、当該希望条件情報の登録若しくは変更に基づく適合判別処理を終了する。
一方、上記キーワード情報検索の結果、上記希望条件情報に含まれる商品名入力欄の入力情報に該当するキーワードがある場合(S1303:Y)、当該希望条件情報に該当するキーワードに係るキーワード情報を抽出する(S1304)。
上記キーワード情報の抽出がされると、キーワード情報に含まれる利用者IDに基づき、利用者情報DB41を参照し、上記キーワード情報に係る利用者情報を特定する(S1305)。また、自身のキーワードに適合する希望条件情報がある旨の情報を含む通知を生成する(S1306)。上記特定した利用者情報に係る利用者端末へ、上記生成した自身のキーワードに適合する希望条件情報の登録若しくは変更があった旨の情報を含む通知を送信する(S1307)。
以上説明してきた通り、本実施形態によれば、検索条件情報を再度入力することなく、コピーすることができるので、入力の手間が省ける。
また、本実施形態によれば、購入希望者が希望条件に登録することで、自身の希望条件を満たす出品情報の検索が容易になる。
また、出品者側が出品する際に、購入希望者が登録した希望条件を参照することができ、出品の提示条件を希望条件に基づいて設定することができる。また、自身が出品する商品に対する希望条件を参照することで、需要を認識することができる。
また、交渉条件として、購入希望者は自身の希望価格を上げることしかできず、出品者にとって値崩れする恐れが解消される。一方、購入希望者にとっても、自身の希望価格のまま出品商品を待つこともでき、商品売買における両者の満足度を保つことができる。
また、購入希望者にとっては、自身が購入検討を行っている出品商品情報について、交渉件数を参照することができ、他の購入希望者の動向を参考にすることができる。出品者にとっても、多くの購入希望者が申し出ている交渉情報を公開することで、自身の出品商品情報と並んで、自身の出品者としての信頼を宣伝することができる。
続いて、本発明の別の実施形態に係る商品売買管理システムについて説明する。
本実施形態において、Webサーバ3は、ネットワーク5を介して、購入希望者端末1と出品者端末2と通信可能に構成されている。さらに、専用線等のネットワークを介して、Webサーバ3はデータベースサーバ4と通信可能に接続され、協働して各種情報の登録処理や検索処理などを行う。
なお、購入希望者端末1、出品者端末2、データベースサーバ4の構成は、既述の通りである。
図32に示されるように、本実施形態におけるWebサーバ3は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Reed Only Memory)等のメモリや、ハードディスクドライブなどの外部記憶装置により、通信制御部31、登録部32、検索部33、変更制御部34、適合判別部35、分析部36、交渉部37、通知制御部38、集計部39、生成部3aからなる機能ブロックを構成する。
ここで、通信制御部31、登録部32、検索部33、変更制御部34、適合判別部35、分析部36、交渉部37、通知制御部38の機能は既述の通りである。
集計部39は、希望条件DB43を参照して、全ての希望条件情報を抽出すると共に、当該抽出した希望条件情報を、当該希望条件情報に含まれる商品名ごとに集計する。
なお、ここにおける集計は、抽出された全ての希望条件情報を商品名毎に分類し、さらに商品名が同一の希望条件情報の数量をカウントするものである。
また、本実施形態では、商品名に基づいて希望条件情報を集計したが、商品の種類を個別に識別することのできる情報に基づいて集計を行えればよく、同一の商品に対して同一の商品IDを付与し、これに基づいて集計を行うようにしてもよい。
生成部3aは、集計された希望条件情報の中から利用者が指定した希望条件情報に基づき、当該利用者の利用者IDに係る希望条件情報を生成する処理を実行する。
この処理では、利用者から、利用者が指定した他人の希望条件情報と同じ希望条件情報の登録を要求された際、当該指定された他人の利用者IDと関連付けられている希望条件情報をコピーした上、当該コピーした希望条件情報の利用者IDを、上記希望条件情報を指定した利用者の利用者IDに置き換えて新たな希望条件情報を生成する。
これにより、他人の希望条件情報に基づき、同一の商品に対する自己の希望条件情報を簡易に生成することができる。
次に、本実施形態における希望条件情報の登録処理について、図33を参照して説明する。
まず、Webサーバ3は、所定のWebページ上において、購入希望者端末1から、希望条件情報の集計結果を示すWebページの要求を受け付けると、集計部39により、希望条件DB43から全ての希望条件情報を抽出すると共に、当該抽出した希望条件情報を商品名に基づいて集計する(S1401)。
具体的には、抽出された全ての希望条件情報を商品名毎に分類し、さらに商品名が同一の希望条件情報の数量をカウントする。
集計された希望条件情報は、購入者端末1に対して送信される(S1402)。
ここで、集計された希望条件情報を表示するWebページの構成の一例を図34に示す。
このWebページでは、同一商品に対する希望条件情報1201ごとにその数量(図中、リクエスト数)が示されており、同一商品に対する複数の希望条件情報1201のうちの一つが代表的に示されている。
また、同一商品に対する希望条件情報1201は、その数量に基づいて降順で表示されている。
各希望条件情報1201には、利用者が任意の希望条件情報を指定するための指定ボタン1202、希望条件情報に示された商品の出品を要求する出品ボタン1203が設けられている。
なお、各希望条件情報1201は、図35に示されるように、さらに詳細な情報を表示することができるようにしてもよい。
例えば、商品名にリンク1204を設定し、当該商品に関するWebサイトにジャンプできるようにしたり、同一商品を希望条件情報として登録している他の利用者情報1205を表示するようにしたりしてもよい。
利用者は、購入希望者端末1により、集計結果を閲覧し、指定ボタン1202を押下することによって、自己の希望条件情報として登録したい希望条件情報を指定する。
これにより、Webサーバ3に対して、購入者端末1から、希望条件情報を指定した利用者の利用者IDと、利用者によって任意に指定された希望条件情報を示す指定情報とが送信され、Webサーバ3はこれを受信する(S1403)。
そしてWebサーバ3は、生成部3aにより、指定された希望条件情報に基づき、受信した利用者IDに係る利用者の希望条件情報を新たに生成する(S1404)。
具体的には、利用者が指定した他人の希望条件情報をコピーした上、当該コピーした希望条件情報の利用者IDを、上記希望条件情報を指定した利用者の利用者IDに置き換える。
生成された希望条件情報には、新たに希望条件IDが付与され(S1405)、希望条件DB43に登録される(S1406)。
以上により、利用者は、人気のある商品を把握した上、他人の希望条件情報に基づいて自己の希望条件情報を容易に登録することができ便利である。
1 購入希望者端末
2 出品者端末
3 Webサーバ
4 データベースサーバ
5 ネットワーク
11、21、31 通信制御部
32 登録部
33 検索部
34 変更制御部
35 適合判別部
36 分析部
37 交渉部
38 通知制御部
41 利用者情報DB
42 出品情報DB
43 希望条件DB
44 交渉情報DB
45 売買情報DB
46 キーワードDB

Claims (4)

  1. 商品の購入希望者が利用する購入希望者端末と、商品の出品者が利用する出品者端末と、商品売買を管理するサーバとが、ネットワークを介して通信可能に接続された商品売買管理システムであって、
    上記サーバ
    利用者識別情報に関連付けて、利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    出品識別情報に関連付けて、上記出品者の出品商品に関する出品情報、当該出品商品についての交渉の可否に係る情報を記憶する出品情報記憶手段と、
    希望条件識別情報に関連付けて、上記購入希望者の希望条件情報を記憶する希望条件情報記憶手段と、
    上記出品者から受け付けた商品のキーワードと、当該出品者の出品者識別情報とを関連付けて記憶するキーワード記憶手段と、
    上記出品商品に対する交渉の履歴情報を記憶する交渉情報記憶手段と、
    上記出品情報記憶手段を参照して、新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更があるか否かを判別する出品判別手段と、
    上記出品判別の結果、新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更がある場合、当該出品情報に基づき、上記希望条件情報記憶手段を参照し、当該出品情報と適合する希望条件情報を特定する第一の適合判別手段と、
    上記第一の適合判別により上記出品情報と適合した希望条件情報があった場合、自身の情報に適合する出品情報がある旨の適合通知を生成し、当該希望条件情報と関連付けられた上記購入希望者の購入希望者端末に対し、当該適合通知を送信する第一の適合通知手段と、
    上記希望条件情報記憶手段を参照して、新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更があるか否かを判別する希望条件判別手段と、
    上記希望条件判別の結果、新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更がある場合、当該希望条件情報に基づき、上記キーワード記憶手段を参照し、当該希望条件情報と適合するキーワード情報を特定する第二の適合判別手段と、
    上記第二の適合判別により上記希望条件情報と適合したキーワード情報があった場合、自身のキーワードに適合する希望条件情報がある旨の適合通知を生成し、当該キーワード情報と関連付けられた上記出品者の出品者端末に対し、当該適合通知を送信する第二の適合通知手段と、
    記交渉情報記憶手段を参照して、上記出品商品の交渉の履歴情報を表示する交渉履歴情報表示手段と、
    上記第一又は第二の適合通知によって出品情報と希望条件情報が適合した場合において、上記希望条件に適合した出品商品又は上記希望条件に適合したキーワードに関連付けられた出品商品について、上記購入希望者端末又は上記出品者端末から変更価格を含む交渉要求を受信する交渉要求受信手段と、
    上記変更価格を含む交渉要求に係る情報を、上記履歴情報として上記交渉情報記憶手段に更新登録する更新手段と、
    を有することを特徴とする商品売買管理システム。
  2. 上記希望条件情報記憶手段を参照して、上記希望条件情報を抽出すると共に、当該抽出した希望条件情報を、当該希望条件情報に含まれる商品識別情報ごとに集計する集計手段と、
    上記購入希望者端末に対して、上記希望条件情報の集計情報を送信する集計情報送信手段と、
    上記購入者端末から、上記利用者識別情報と、上記集計情報の中から上記利用者によって任意に指定された希望条件情報を示す指定情報とを受信する指定情報受信手段と、
    上記指定された希望条件情報に基づき、上記受信した利用者識別情報に係る利用者の希望条件情報を新たに生成する希望条件情報生成手段と、
    上記生成された希望条件情報を含む登録要求を受信すると、当該希望条件情報に識別情報を付与し、上記希望条件情報記憶手段に記憶する希望条件登録手段と、を有し、
    上記希望条件情報には少なくとも、上記商品を識別する商品識別情報が含まれている、
    請求項記載の商品売買管理システム。
  3. 商品の購入希望者が利用する購入希望者端末と、商品の出品者が利用する出品者端末と、利用者識別情報に関連付けて、利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、出品識別情報に関連付けて、上記出品者の出品商品に関する出品情報を記憶する出品情報記憶手段と、希望条件識別情報に関連付けて、上記購入希望者の希望条件情報を記憶する希望条件情報記憶手段と、上記出品者から受け付けた商品のキーワードと、当該出品者の出品者識別情報とを関連付けて記憶するキーワード記憶手段と、上記出品商品に対する交渉の履歴情報を記憶する交渉情報記憶手段と、を有するサーバとが、ネットワークを介して通信可能に接続され、商品売買管理をする処理方法であって、
    上記サーバが、
    上記出品情報記憶手段を参照して、新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更があるか否かを判別する出品判別処理と、
    上記出品判別の結果、新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更がある場合、当該出品情報に基づき、上記希望条件情報記憶手段を参照し、当該出品情報と適合する希望条件情報を特定する第一の適合判別処理と、
    上記第一の適合判別処理により上記出品情報と適合した希望条件情報があった場合、自身の情報に適合する出品情報がある旨の適合通知を生成し、当該希望条件情報と関連付けられた上記購入希望者の購入希望者端末に対し、当該適合通知を送信する第一の適合通知処理と、
    上記希望条件情報記憶手段を参照して、新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更があるか否かを判別する希望条件判別処理と、
    上記希望条件判別処理の結果、新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更がある場合、当該希望条件情報に基づき、上記キーワード記憶手段を参照し、当該希望条件情報と適合するキーワード情報を特定する第二の適合判別処理と、
    上記第二の適合判別処理により上記希望条件情報と適合したキーワード情報があった場合、自身のキーワードに適合する希望条件情報がある旨の適合通知を生成し、当該キーワード情報と関連付けられた上記出品者の出品者端末に対し、当該適合通知を送信する第二の適合通知処理と、
    上記交渉情報記憶手段を参照して、上記出品商品の交渉の履歴情報を表示する交渉履歴情報表示処理と、
    上記第一又は第二の適合通知処理によって出品情報と希望条件情報が適合した場合において、上記希望条件に適合した出品商品又は上記希望条件に適合したキーワードに関連付けられた出品商品について、上記購入希望者端末又は上記出品者端末から変更価格を含む交渉要求を受信する交渉要求受信処理と、
    上記変更価格を含む交渉要求に係る情報を、上記履歴情報として上記交渉情報記憶手段に更新登録する更新処理と、
    を行うことを特徴とする商品売買管理処理方法。
  4. 商品の購入希望者が利用する購入希望者端末と、商品の出品者が利用する出品者端末と、利用者識別情報に関連付けて、利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、出品識別情報に関連付けて、上記出品者の出品商品に関する出品情報を記憶する出品情報記憶手段と、希望条件識別情報に関連付けて、上記購入希望者の希望条件情報を記憶する希望条件情報記憶手段と、上記出品者から受け付けた商品のキーワードと、当該出品者の出品者識別情報とを関連付けて記憶するキーワード記憶手段と、上記出品商品に対する交渉の履歴情報を記憶する交渉情報記憶手段と、を有するサーバとが、ネットワークを介して通信可能に接続され、商品売買管理を実行するためのコンピュータプログラムであって、
    上記サーバに対して、
    上記出品情報記憶手段を参照して、新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更があるか否かを判別する出品判別処理と、
    上記出品判別の結果、新規出品情報の登録又は既存出品情報の変更がある場合、当該出品情報に基づき、上記希望条件情報記憶手段を参照し、当該出品情報と適合する希望条件情報を特定する第一の適合判別処理と、
    上記第一の適合判別処理により上記出品情報と適合した希望条件情報があった場合、自身の情報に適合する出品情報がある旨の適合通知を生成し、当該希望条件情報と関連付けられた上記購入希望者の購入希望者端末に対し、当該適合通知を送信する第一の適合通知処理と、
    上記希望条件情報記憶手段を参照して、新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更があるか否かを判別する希望条件判別処理と、
    上記希望条件判別処理の結果、新規希望条件情報の登録又は既存希望条件情報の変更がある場合、当該希望条件情報に基づき、上記キーワード記憶手段を参照し、当該希望条件情報と適合するキーワード情報を特定する第二の適合判別処理と、
    上記第二の適合判別処理により上記希望条件情報と適合したキーワード情報があった場合、自身のキーワードに適合する希望条件情報がある旨の適合通知を生成し、当該キーワード情報と関連付けられた上記出品者の出品者端末に対し、当該適合通知を送信する第二の適合通知処理と、
    上記交渉情報記憶手段を参照して、上記出品商品の交渉の履歴情報を表示する交渉履歴情報表示処理と、
    上記第一又は第二の適合通知処理によって出品情報と希望条件情報が適合した場合において、上記希望条件に適合した出品商品又は上記希望条件に適合したキーワードに関連付けられた出品商品について、上記購入希望者端末又は上記出品者端末から変更価格を含む交渉要求を受信する交渉要求受信処理と、
    上記変更価格を含む交渉要求に係る情報を、上記履歴情報として上記交渉情報記憶手段に更新登録する更新処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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