JP5838339B2 - 電池保持ケース及びそれを収容する収容室を備えた電池包装体 - Google Patents
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Description
本発明は、円盤状の扁平型電池を保持する電池保持ケース、及びそれを収容する収容室を備えた電池包装体に関する。
コイン電池等の円盤状の扁平型電池は、小型薄型化されているため、幼児が誤って飲み込むおそれがある。
そのため、コイン電池を電源とする電子機器は、幼児が簡単に電池を取り出せないように、コイン電池を収容する収容室にロック機構を設けて、誤飲防止を図っている。
しかしながら、コイン電池の入った電池包装体から電池を取出したが、電池を交換しないまま不用意に放置されたり、幼児自身がブリスターパックを破ってしまったりした場合、幼児がコイン電池を誤飲するおそれもある。また、コイン電池を誤飲すると、唾液などで水の電気分解が生じて、コイン電池からアルカリ性の液体を生成し、生体にダメージを及ぼすおそれもある。
また、交換したコイン電池は、短絡しないように樹脂テープを貼るなど、絶縁処理して捨てるように啓蒙されているが、沢山のコイン電池が絶縁されず裸のまま回収箱に積み込まれると、重なった電池同士でブリッジして回路形成し、短絡するおそれがある。特にコイン電池に容量が残っている場合には、短絡により発熱・破裂・漏液のおそれもある。
そこで、コイン電池の表面に、苦味剤等の幼児が忌避する物質を塗布しておくことによって、幼児が誤ってコイン電池を口に含んだ場合に、即座に電池を吐き出させ、体内への飲み込みを防止する対策が、特許文献1等に記載されている。
また、コイン電池を、電極端子を除いて外形が角形の絶縁物で覆うことによって、幼児が誤ってコイン電池を口に含んでも、口の中で違和感を感じて、体内に飲み込むのを防止する対策が、特許文献2に記載されている。
コイン電池の表面に苦味剤等の物質を塗布すると、コイン電池を電子機器に装着した際、接触不良を起こすという問題がある。
また、コイン電池を角形の絶縁物で覆うと、コイン電池の外形寸法が変わってしまうため、コイン電池の汎用性が損なわれ、使用できる電子機器の範囲が制限される等の問題がある。
さらに、裸のコイン電池を回収する際に発生する短絡事故は、未だ有効な対策がなされていない。特に、複数のコイン電池が、各コイン電池の正極と負極とが接触した状態で積み重なると、複数のコイン電池による短絡チェーンが発生するため、短絡電流により発熱して、発火に至るおそれもある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その主な目的は、円盤状の扁平型電池の誤飲を防止し、かつ誤飲されても生体へのダメージを大幅に軽減することのできる電池保持ケース、さらには円盤状の扁平型電池を回収する際の短絡事故を防止することのできる電池保持ケースを提供することにある。
本発明に係る電池保持ケースは、円盤状の扁平型電池を保持する保持ケースであって、扁平型電池は、第1の電極面を兼ねる封口板と第2の電極面を兼ねる電池ケースとがリング状のガスケットを介して密閉された構成をなし、保持ケースは、扁平型電池の電極面から出し入れ可能な開口端面を有する、樹脂製の箱形形状をなしており、保持ケースの側面部には、開口端面側の周縁部から径方向内側に突出する突出部が形成されており、突出部は、保持ケースの底面から、扁平型電池の厚みよりも大きい距離離れた位置に形成されており、かつ、突出部の内径は、ガスケットの露出部における内径よりも小さい。
このような構成により、保持ケースの側面部には、開口端面側の周縁部から径方向内側に突出する突出部が形成されているため、交換された電池を、この電池保持ケースに収納して回収すれば、回収の際の短絡事故、特に、短絡チェーンの発生を防止することができる。
本発明に係る電池包装体は、扁平型電池が電池保持ケースに保持された状態で、電池包装体の収容室に収容されている。このような形態で市場に流通した電池包装体を購入したユーザは、電池包装体から、扁平型電池が保持された電池保持ケースを取り出し、さらに、電池保持ケースから電池を取り出して、電子機器に装着する。従って、電池包装体から取り出された扁平型電池が、電子機器に装着するまで放置されていた場合でも、電池は電池保持ケースに保持されているため、幼児が電池を誤飲するのを防止することができる。加えて、誤飲してしまった場合でも電池が唾液などの水に触れにくいため、アルカリ性の液体を生成しにくく、生体へのダメージが大幅に軽減される。さらに、電池を交換する際に出てきた廃棄電池を、新品電池から手元に残った電池保持ケースにすぐに収納することにより、回収の際の短絡事故を防止することができる。
本発明によれば、簡単な構成で、電池の誤飲に対する予防策、生体ダメージの軽減策を取ることができ、円盤状の扁平型電池を回収する際の短絡事故を防止することのできる電池保持ケースを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における円盤状の扁平型電池1の構成を模式的に示した断面図である。ここで、円盤状の扁平型電池1は、コイン電池やコイン電池等の形状が薄型円盤状の電池をいう。また、電池の種類は問わず、例えば、一次電池であっても、二次電池であってもよい。以下、円盤状の扁平型電池1を単に「電池」という。なお、図1に例示した電池は、リチウム電池である。
図1は、本発明の第1の実施形態における円盤状の扁平型電池1の構成を模式的に示した断面図である。ここで、円盤状の扁平型電池1は、コイン電池やコイン電池等の形状が薄型円盤状の電池をいう。また、電池の種類は問わず、例えば、一次電池であっても、二次電池であってもよい。以下、円盤状の扁平型電池1を単に「電池」という。なお、図1に例示した電池は、リチウム電池である。
図1に示すように、リチウムまたはリチウム合金を負極活物質とする負極2と、フッ化黒鉛を正極活物質とする正極3とが、セパレータ4を挟んで、電池ケース5に電解液と共に収容されている。電池ケース5の開口部は、リング状のガスケット7を介して、封口板6で封口されている。正極3は電池ケース5の底部に接触し、電池ケース5の底面は正極面を兼ねる。また、負極2は封口板6に接触し、封口板6の上面は負極面を兼ねる。ここで、負極面6の外径は、正極面5の外径よりも小さく、かつ、負極端子は、突起状電極部をなしている。
図2(a)〜(c)は、電池1を電池保持ケース(以下、単に「保持ケース」という)10に保持する(収容する)ステップを示した断面図である。なお、電池1は、正極面5及び負極面6のみ表示している。
図2(a)に示すように、保持ケース10は、電池1の側面又は/及び底面を保持する側面部13及び底面部14と、電池1を、電池1の電極面から出し入れ可能な開口端面13aとを有する、樹脂製の箱形形状をなしている。これにより、保持ケース10は、電池1を出し入れ可能な開口部12と、電池1が収納される収納部11とを有する。また、保持ケース10の側面部13には、開口端面13a側の周縁部から径方向内側に突出する突出部15が形成されており、突出部15は、保持ケース10の底面部から、電池1の厚みよりも大きい距離離れた位置に形成されている。また、突出部15は、リング状に形成されており、突出部の内径D1は、電池の外径D2よりも小さい。また、突出部15は、保持ケース10と一体成形されている、
図2(a)に示すように、電池1を矢印の方向に保持ケース10の収納部11に挿入すると、図2(b)に示すように、電池1の正極面5の周縁部が突出部15に当たる。ここで、保持ケース10を変形可能な弾性部材で構成しておけば、図2(b)に示すように、電池1が保持ケース10の収納部11に進入するに従い、保持ケース10の側面部13は、径方向外向に広がりながら変形する。そして、図2(c)に示すように、電池1が突出部15を通過した後、保持ケース10の側面部13は、その弾性により元の位置まで戻る。この状態で、電池1は、保持ケース10の側面部13に支持された状態で、収納部11内に保持される。
図2(a)に示すように、電池1を矢印の方向に保持ケース10の収納部11に挿入すると、図2(b)に示すように、電池1の正極面5の周縁部が突出部15に当たる。ここで、保持ケース10を変形可能な弾性部材で構成しておけば、図2(b)に示すように、電池1が保持ケース10の収納部11に進入するに従い、保持ケース10の側面部13は、径方向外向に広がりながら変形する。そして、図2(c)に示すように、電池1が突出部15を通過した後、保持ケース10の側面部13は、その弾性により元の位置まで戻る。この状態で、電池1は、保持ケース10の側面部13に支持された状態で、収納部11内に保持される。
本発明において、保持ケース10の側面部には、開口端面13a側の周縁部から径方向内側に突出する突出部15が形成されているため、交換された電池1を、この保持ケース10に収納して回収すれば、回収の際の短絡事故の発生を防止することができる。特に、突出部15が、保持ケース10の底面部14から、電池1の厚みよりも大きい距離離れた位置に形成されているため、電池1は、保持ケース10の収納部11において、突出部15よりも底面部14側に収納される。そのため、電池1の正極面5は、保持ケース10の開口端面13aから離れた位置にある。従って、回収の際、万一、保持ケース10が積み重なっても、電池1同士の接触による短絡事故の発生を防止することができる。
ここで、保持ケース10の側面部13又は/及び底面部14の外表面に催吐剤を付与しておいてもよい。これにより、万一、幼児が誤って電池1を口に含んだ場合でも、即座に電池を吐き出させ、体内への飲み込みを防止することができる。なお、電池1自体には、催吐剤が付与されていないため、電池1を電子機器に装着した際、接触不良を起こすことはない。
本実施形態において、保持ケース10に用いられる樹脂材料は限定されるものではないが、図2(b)に示すように、その側面部13が、外方向に広がりながら変形する程度に柔軟な樹脂材料で構成されていることが好ましい。保持ケース10の樹脂材料としては、例えば、ゴムのような性質をもつオムオレフィン系エラストマーの樹脂を用いることができる。
また、保持ケース10の側面部13を、より変形しやすくするために、図3の斜視図に示すように、保持ケース10の開口端面13a近傍の側面部13に、スリット30を形成しておくことが好ましい。ここで、スリット30の形状、大きさ、個数等は特に限定されないが、例えば、図3に示すように、リング状の開口端面13aに沿って、均等な間隔で、複数のスリット30を形成してもよい。
また、図2(c)に示すように、保持ケース10の底面部14には、他の部位よりも厚みの薄い薄肉部14bを形成しておくことが好ましい。これにより、電池1を保持ケース10から取り出す際、保持ケース10の底面部14の薄肉部14bを押すことによって、保持ケース10の側面部13が外方向に広がりやすくなり、電池1の取り出しがより容易になる。
なお、図2(c)では、電池1の負極面6を、保持ケース10の底面部14に向けて、保持ケース10内に収納したが、図4に示すように、電池1の正極面5を、保持ケース10の底面部14に向けて、保持ケース10内に収納してもよい。この場合でも、電池1は、保持ケース10の収納部11において、突出部15よりも底面部14側に収納されているため、電池1の負極面6は、保持ケース10の開口端面13aから離れた位置にある。従って、回収の際、万一、保持ケース10が積み重なっても、電池1同士の接触による短絡事故の発生を防止することができる。
本実施形態における突出部15の形状は、特に限定されず、リング状に形成する他、保持ケース10の側面部の内周に沿って、複数個の突出部15を等間隔に形成してもよい。
図5は、本発明の第1の実施形態における変形例を示した図である。
図5に示すように、本変形例では、保持ケース10の底面部14に、開口部12bが設けられている。図2(a)〜(c)に示したのと同様に、電池1を開口部12a側から保持ケース10の収納部11に挿入すると、保持ケース10の側面部13は、径方向外向に広がりながら変形し、電池1が突出部15を通過した後、電池1は、保持ケース10の側面部13に支持された状態で、収納部11内に保持される。このとき、収納部11内に挿入された電池1は、底面部14の開口端部14cがストッパーとなって、開口部12bから抜け落ちることはない。
本変形例においては、保持ケース10の収納部11内に保持された電池1を取り出す際、保持ケース10の開口部12bから電池1を押すことによって、容易に電池1を取り出すことができる。
なお、万一、電池1が保持された状態の保持ケース10を誤飲した場合、唾液等による水の電気分解は、図1に示した電池1において、ガスケット7が露出した封口部近傍で起きる。そのため、このような誤飲が生じた場合でも、電気分解による生体へのダメージを防止するために、図5に示したように、ガスケット7の露出部を含む空間40に唾液等が侵入しないよう、開口端部14cが、電池1の負極面6(もしくは正極面5)に当接するように、開校端部14を収納部11側に傾斜させておくことが好ましい。
なお、本実施形態において、保持ケース10の箱形形状は、特に限定されず、電池1の電極面から出し入れ可能な開口端面、及び側面部を有するものであれば、どうような形態のものでもよい。例えば、外形が、平面視で円形のものでけでなく、多角形であってもよい。
図6(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態における他の変形例を示した図である。
図6(a)に示すように、本変形例における保持ケース10は、電池1の電極面から出し入れ可能な第1の開口端面13aと、第1の開口端面13aと反対側であって、電池1の電極面から出し入れ可能な第2の開口端面13bとを有する、樹脂性の箱形形状をなしている。これにより、保持ケース10は、電池1を、2方向から出し入れ可能な開口部12a、12bと、電池1が収納される収納部11とを有する。また、保持ケースの側面部13には、第1の開口端面13a側の周縁部から径方向内側に突出する第1の突出部15a、及び第2の開口端面13b側の周縁部から径方向内側に突出する第2の突出部15bが形成されており、第1の突出部15aと第2の突出部15bとの距離は、電池1の厚みよりも大きく形成されている。
図6(a)に示すように、電池1を、例えば、開口部12aの方から、矢印の方向に保持ケース10の収納部11に挿入すると、保持ケース10の側面部13が径方向外向に広がりながら変形して、図6(b)に示すように、電池1が、保持ケース10の側面部13に支持された状態で、収納部11内に保持される。なお、収納部11内に挿入された電池1は、開口部12b側に形成された突出部15bがストッパーとなって、開口部12bから抜け落ちることはない。これにより、電池1は、第1の突出部15aと第2の突出部15bとの間の収納部11内に収納される。
本変形例において、保持ケース10の側面部13には、開口端面13a、13b側の周縁部から径方向内側に突出する突出部15a、15bが形成されているため、交換された電池1を、この保持ケース10に収納して回収すれば、回収の際の短絡事故の発生を防止することができる。特に、第1の突出部15aと第2の突出部15bとの距離が、電池1の厚みよりも大きく形成されているため、電池1は、保持ケース10の収納部11において、第1の突出部15aと第2の突出部15bとの間に収納される。そのため、電池1の電極面は、保持ケース10の開口端面13a、13bから離れた位置にある。従って、回収の際、万一、保持ケース10が積み重なっても、電池1同士の接触による短絡事故の発生を防止することができる。
本変形例において、保持ケース10の箱形形状は、特に限定されず、電池1の電極面から出し入れ可能な対向する2つも開口端面、及び側面部を有するものであれば、どうような形態のものでもよい。例えば、外形が、平面視で円形のものでけでなく、多角形であってもよい。
(第2の実施形態)
図7(a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態における電池1を保持ケース(樹脂ケース)10に保持するステップを示した断面図である。また、図8は、保持ケース10の平面図である。なお、電池1は、正極面5及び負極面6のみ表示している。
図7(a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態における電池1を保持ケース(樹脂ケース)10に保持するステップを示した断面図である。また、図8は、保持ケース10の平面図である。なお、電池1は、正極面5及び負極面6のみ表示している。
図7(a)及び図8に示すように、保持ケース10は、電池1を、電池1の電極面から出し入れ可能な開口部12と、電池1の側面又は/及び底面を保持する側面部13及び底面部14とを有する。これにより、保持ケース10内は、電池1が収納される収納部11が確保されている。また、保持ケース10は、側面部13の開口端面13aから径方向内側に突出するリング状の突出部15を有している。ここで、突出部15は、揺動可能に開口端面13aに支持されている。また、保持ケース10の側面部13又は/及び底面部14の外表面には、催吐剤が付与されている。
保持ケース10の側面部13の内周面には、電池1の側面を付勢する突起部16が形成されている。突起部16の形状は特に限定されないが、例えば、図8に示すように、保持ケース10の側面部13の周方向に沿って、等間隔に4箇所設けてもよい。また、保持ケース10の底面部14には、負極面6を有する突起状電極部が埋設する凹部14aが形成されている。
図7(a)に示すように、電池1を矢印の方向に保持ケース10の収納部11に挿入すると、図7(b)に示すように、電池1の正極面5の周縁部がリング状の突出部15に当たる。突出部15を変形可能な弾性部材で構成しておけば、図7(b)に示すように、電池1が保持ケース10の収納部11に進入するに従い、突出部15は変形する。そして、図7(c)に示すように、負極面6を有する突起状電極部が、保持ケース10の底面部14に形成された凹部14aに埋設される。なお、電池1が突出部15を通過した後、突出部15は、その弾性により元の位置まで戻る。この状態で、電池1の側面は、保持ケース10の側面部13に形成された突起部16からの付勢を受けて、収納部11内に保持される。
本実施形態において、電池1を保持する保持ケース10の側面部13又は/及び底面部14の外表面に催吐剤が付与されているため、万一、幼児が誤って電池1を口に含んだ場合でも、即座に電池を吐き出させ、体内への飲み込みを防止することができる。なお、電池1には、催吐剤が付与されていないため、電池1を電子機器に装着した際、接触不良を起こすことはない。
さらに、負極面6を有する突起状電極部が、保持ケース10の底面部14に形成された凹部14aに埋設されているため、負極面6と正極面5とは、保持ケース10の底面部14によって、互いの絶縁性が確保されている。そのため、交換された電池1を、保持ケース10に収納して回収すれば、回収の際の短絡事故を防止することができる。
図9は、本実施形態における扁平型電池1を収容した電池包装体20の構成を模式的に示した図で、図9(a)は平面図、図9(b)は図9(a)のB−B線に沿った断面図である。
図9(a)、(b)に示すように、電池包装体20は、扁平型電池1を収容する収容室23が形成されたカバー本体22と、カバー本体22の収容室を閉塞する基材21とで構成されたブリスターパックからなる。ここで、扁平型電池1は、保持ケース10に保持された状態で、収容室23に収容されている。なお、基材21には、電池包装体20を吊り下げるための孔24が形成されている。
このような形態で市場に流通した電池包装体20を購入したユーザは、電池包装体20から、電池1が保持された保持ケース10を取り出し、さらに、保持ケース10から電池1を取り出して、電子機器に装着する。従って、電池包装体20から取り出された電池1が、電子機器に装着するまで放置されていた場合でも、電池1は保持ケース10に保持されているため、幼児が電池1を誤飲するのを防止することができる。また、電池1を取り出した保持ケース10を残しておけば、再び、電池1を保持ケース10に収納して回収することによって、回収の際の短絡事故を防止することができる。
なお、電池1は、保持ケース10の底面部14を電池1方向に押すことによって、突起部16による付勢に抗して、保持ケース10から取り出すことができる。特に、保持ケース10の底面部14に形成された凹部14aは、樹脂の厚みが薄くなっているので、電池1の取り出しがより容易になっている。
ところで、電池1は、図7(a)〜(c)に示すように、電池1を、負極面6から挿入すれば、負極面6を有する突起状電極部が、保持ケース10の底面部14に形成された凹部14aに埋設されるため、正極面5と負極面6との短絡事故を防止することができる。
しかしながら、ユーザは、図10(a)〜(c)に示すように、電池1を、正極面5から挿入することも想定される。
本発明は、このような場合にも、正極面5と負極面6との短絡事故を防止することができる。以下、図10(a)〜(c)を参照しながら説明する。
まず、図10(a)に示すように、電池1を矢印の方向に保持ケース10の収納部11に挿入すると、図10(b)に示すように、電池1の正極面5の周縁部がリング状の突出部15に当たって、突出部15は変形する。そして、図10(c)に示すように、正極面5の外径は、負極面6の外径よりも大きいため、正極面5が保持ケース10の底面部14に当たって止まる。なお、電池1が突出部15を通過した後、突出部15は、その弾性により元の位置まで戻る。この状態で、電池1の側面は、保持ケース10の側面部13に形成された突起部16からの付勢を受けて、収納部11内に保持される。
図11は、図10(c)に示した状態の保持ケースを拡大した断面図である。
図11に示すように、保持ケース10の底面部14に形成された凹部14aには、電池1が埋設されないため、図7(c)に示した状態に比べて、電池1は、凹部14aの深さ分だけ、突出部15側に近づいて、収納部11内に保持される。
このとき、図11に示すように、突出部15の内径L1が、ガスケット7の露出部における内径L2よりも小さければ、正極面5は突出部15によって覆われた状態となる。そのため、交換された電池1を、保持ケース10に収納して回収しても、正極面5と負極面6との短絡事故は防止できる。
なお、図11では、突出部15の径方向内側端部は、電池1の負極面6に当接しているが、当接せずに多少の隙間があっても、正極面5を覆っている限り、正極面5と負極面6との短絡事故を防止することができる。
本実施形態において、保持ケース10の側面部13又は/及び底面部14の外表面に付与した催吐剤の材料は、人が口に入れて吐き出してしまう味を感じる物質であれば、特に限定されない。例えば、苦味物質として、安息香酸デナトニウム、キク抽出物、キハダ抽出物等を用いることができる。また、辛味物質として、カプサイシン、シニグリン等を用いることができる。また、催吐剤を保持ケース10の外表面に塗布する代わりに、保持ケース10の樹脂中に、予め催吐剤を混ぜておいてもよい。
本実施形態において、保持ケース10の材料は特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等を用いることができる。また、保持ケース10の側面部13、底面部14、及び突出部15を、射出成形により一体成形してもよい。あるいは、保持ケース10の成形時に、変形可能な弾性部材で構成された突出部15をインサート成形してもよい。
また、保持ケース10の底面部14に、扁平型電池1の取扱い等を表示させてもよい。例えば、安全に関する注意事項(誤飲、短絡等)を表示することができる。
本発明は、扁平型電池1を、保持ケース10に保持した状態で、ブリスターパック等の電池包装体20の収容室23に収容したものである。そして、保持ケース10に、誤飲防止機能及び短絡防止機能を付与することによって、誤飲事故及び短絡事故の発生を防止したものである。また、保持ケース10は、非常に簡単な構成で形成でき、しかも、電池の規格に合わせて寸法も決められるため、汎用性の高い部品として使用することができる。従って、電池包装体20に使用するだけでなく、電池保持用の保持ケース10として使用することも可能である。
図12は、本実施形態における保持ケース10の変形例を示した斜視図である。
図7(a)、図8に示した保持ケース10は、保持ケース10の側面部13又は/及び底面部14の外表面に催吐剤を付与することによって、誤飲防止機能を持たせたが、本変形例では、保持ケース10自身の外形を角形にすることによって、誤飲防止機能を持たせたものである。
図12に例示した保持ケース10は、電池1を出し入れする開口端面は、電池1の正極面5とほぼ同径の円形をしており、リング状の突出部15が、開口端面の周縁部から径方向内側に突出している。一方、保持ケース10の側面部13は、平面視で4角形になっている。
本変形例によれば、幼児が誤って電池1が保持された保持ケース10を口に含んでも、形状が角ばっているため、口の中で違和感を感じ、体内に飲み込むのを防止することができる。なお、保持ケース10の外形は、平面視で4角形に限らず、多角形であってもよい。
図13は、本実施形態における保持ケース10の他の変形例を示した断面図である。
図13に示すように、保持ケース10は、電池1を、電池1の電極面から出し入れ可能な開口部12と、電池の側面又は/及び底面を保持する側面部13及び底面部14とを有し、側面部13から、3つのリング状の突出部15a、15b、15cが、それぞれ、径方向内側に突出して形成されている。各突出部15a、15b、15cは、それぞれ、揺動可能に側面部13に支持されており、かつ、各突出部15a、15b、15cの内径は、ガスケット(不図示)の露出部における内径よりも小さくなっている。また、底面部14の中心部には、厚みを薄くした薄肉部14bが形成されている。また、側面部13と底面部14との角部は、テーパ状に加工された傾斜面17を有している。
図14(a)、(b)は、厚みの異なる3種類の電池A、B、Cを、それぞれ、保持ケース10に保持する(収容する)ステップを示した断面図である。
図14(b)に示すように、最も厚みの大きい電池Aが保持ケース10に収容された状態で、突出部15aが、電池Aの正極面5を覆っている。そして、他の突出部15b、15cは、変形した状態で、電池Aの側面を付勢して、電池Aを保持している。すなわち、本変形例では、突出部15aが、図7(a)、図8に示した突出部15に相当し、突出部15b、15cは、図7(a)、図8に示した突起部16に相当する。
また、図14(b)に示すように、電池Aよりも厚みの小さい電池B、Cは、それぞれ、保持ケース10に収容された状態で、電池Bは、突出部15bによって、電池Cは、突出部15cによって、電池B及び電池Cの正極面5が覆われている。
このように、保持ケース10の側面部13に、高さ方向の位置が異なる複数の突出部15を設けておくことによって、厚さの異なる電池1に対しても、電池1の正極面5を、何れかの突出部15で覆うことができる。このことは、図10(a)〜(c)に示したように、電池1を正極面5から保持ケース10に挿入した場合に、電池1の正極面5を突出部15で覆うことができるため、交換された電池1を回収する際の短絡事故の防止に、特に有効である。また、保持ケース10の底面部14に薄肉部14bを設けておくことによって、保持ケース10に収納された電池1を、薄肉部14bを押すことにより、容易に、保持ケース10から取り出すことができる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態では、電池包装体として、ブリスターパックを例に説明したが、これに限らず、例えば、筒状の包装フィルムからなるピロー包装体等であってもよい。
本発明は、電子機器の電源として用いられる扁平型電池を収容する電池保持ケースに有用である。
1 扁平型電池
2 負極
3 正極
4 セパレータ
5 電池ケース(正極面)
6 封口板(負極面)
7 ガスケット
10 保持ケース
11 収納部
12、12a、12b 開口部
13 側面部
13a、13b 開口端面
14 底面部
14a 凹部
14b 薄肉部
15、15a、15b、15c 突出部
16 突起部
17 傾斜面
20 電池包装体
21 基材
22 カバー本体
23 収容室
24 孔
30 スリット
2 負極
3 正極
4 セパレータ
5 電池ケース(正極面)
6 封口板(負極面)
7 ガスケット
10 保持ケース
11 収納部
12、12a、12b 開口部
13 側面部
13a、13b 開口端面
14 底面部
14a 凹部
14b 薄肉部
15、15a、15b、15c 突出部
16 突起部
17 傾斜面
20 電池包装体
21 基材
22 カバー本体
23 収容室
24 孔
30 スリット
Claims (10)
- 円盤状の扁平型電池を保持する保持ケースであって、
前記扁平型電池は、第1の電極面を兼ねる封口板と第2の電極面を兼ねる電池ケースとがリング状のガスケットを介して密閉された構成をなし、
前記保持ケースは、前記扁平型電池の電極面から出し入れ可能な開口端面を有する、樹脂製の箱形形状をなしており、
前記保持ケースの側面部には、前記開口端面側の周縁部から径方向内側に突出する突出部が形成されており、
前記突出部は、前記保持ケースの底面部から、前記扁平型電池の厚みよりも大きい距離離れた位置に形成されており、かつ、前記突出部の内径は、前記ガスケットの露出部における内径よりも小さい、電池保持ケース。 - 前記突出部は、リング状に形成されており、前記突出部の内径は、前記扁平型電池の外径よりも小さい、請求項1に記載の電池保持ケース。
- 前記保持ケースの開口端面近傍の側面部には、スリットが形成されている、請求項1に記載の電池保持ケース。
- 前記突出部は、前記保持ケースと一体成形されている、請求項1に記載の電池保持ケース。
- 前記保持ケースの底面部には、他の部位よりも厚みの薄い薄肉部が形成されている、請求項1に記載の電池保持ケース。
- 前記保持ケースは、前記扁平型電池の電極面から出し入れ可能な第1の開口端面と、該第1の開口端面と反対側であって、前記扁平型電池の電極面から出し入れ可能な第2の開口端面とを有する、樹脂製の箱形形状をなしており、
前記保持ケースの側面部には、前記第1の開口端面側の周縁部から径方向内側に突出する第1の突出部、及び前記第2の開口端面側の周縁部から径方向内側に突出する第2の突出部が形成されており、
第1の突出部15aと第2の突出部15bとの距離は、電池1の厚みよりも大きく形成されている、請求項1に記載の電池保持ケース。 - 前記保持ケースの側面部又は/及び底面部の外表面には、催吐剤が付与されている、請求項1に記載の電池保持ケース。
- 前記保持ケースの底面部の外表面には、前記扁平型電池の取り扱いが表示されている、請求項1に記載の電池保持ケース。
- 前記突出部は、前記保持ケースの開口端面側周縁部に揺動可能に支持されている、請求項2に記載の電池保持ケース。
- 請求項1〜9の何れかに記載の電池保持ケースに保持された扁平型電池を収容する収容室を備えた電池包装体であって、
前記電池包装体は、
前記扁平型電池を収容する収容室が形成されたカバー本体と、
前記カバー本体の凹部を閉塞する基材と
で構成されたブリスターパックからなる、電池包装体。
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