JP5837265B2 - モータコイル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばインバータ駆動モータ等に設けられているモータコイル装置に関するものである。
従来のインバータ駆動モータの巻線構造では、コアの全体にコイルの1層目が連続して巻回されており、1層目の外周に2層目が折り返して巻回されており、3層目以降も同様に巻回されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平10−136620号公報 特開2002−27694号公報
しかしながら、上記のような従来の巻線構造では、インバータサージのような過電圧がかかる場合に、1層目の電線と2層目の電線とが接触する箇所の間の電圧が大きくなるため、絶縁層の傷により、モータ運転中に短時間で絶縁破壊に至る。また、絶縁欠陥がない場合でも、電線が接触する箇所の間の電圧が部分放電開始電圧を超えると、部分放電が発生し、部分放電による絶縁劣化が起こり、最終的に絶縁破壊に至るという問題がある。これに対して、絶縁破壊を防ぐために電線の被膜を厚くすると、コイル導体の占積率が低下するという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、コイル導体の占積率の低下を防ぎつつ、電線間の電圧を低減させ、絶縁破壊をより確実に防ぐことができるモータコイル装置を得ることを目的とする。
この発明に係るモータコイル装置は、コアと、コアの外周に電線を連続して巻回してなるコイル本体とを備え、コイル本体は、その軸線に沿う方向に並べて配置された複数の分割コイル部を有しており、各分割コイル部は、コアの対応する範囲に最内層から最外層まで電線を連続して巻回することにより構成されている。
この発明のモータコイル装置は、分割コイル部毎の順で電線を巻回することにより、コイル本体が複数に分割されているので、コイル本体内で隣り合う電線の巻き順差を小さくすることができ、これにより、コイル導体の占積率の低下を防ぎつつ、電線間の電圧を低減させ、絶縁破壊をより確実に防ぐことができる。
この発明の実施の形態1によるモータコイル装置の要部断面図である。 図1のコイル本体を分割せずに巻いた場合を示す断面図である。 図1のコイル本体を3分割した変形例を示す断面図である。 3層巻き構造のコイル本体の分割数とコイル本体内の隣り合う電線間の最大電圧との関係を示すグラフである。 5層巻き構造のコイル本体を分割せずに巻いた場合を示す断面図である。 図5のコイル本体を2分割した場合を示す断面図である。 図5のコイル本体を3分割した変形例を示す断面図である。 図5のコイル本体を4分割した変形例を示す断面図である。 5層巻き構造のコイル本体の分割数とコイル本体内の隣り合う電線間の最大電圧との関係を示すグラフである。 実施の形態1によるコイル本体の分割数の決定方法を示すフローチャートである。 コイル本体の分割数の決定方法の他の例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるモータコイル装置の要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態3によるモータコイル装置の要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態4によるモータコイル装置の要部拡大断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるインバータ駆動モータのモータコイル装置の要部断面図(半断面図)である。コア1には、コイル本体2が設けられている。コイル本体2は、コア1のティース部の外周に電線3を連続して巻回することにより構成されている。コア1とコイル本体2との間には、絶縁材4が介在している。
コイル本体2は、その軸線に沿う方向、即ち電線3の巻き進み方向(図1の上下方向)に並べて配置された2つの分割コイル部5a,5bを有している。即ち、実施の形態1のコイル本体2は、2分割されている。各分割コイル部5a,5bは、コア1の対応する範囲に、最内層から最外層まで電線3を連続して巻回することにより構成されている。
即ち、電線3は、コイル本体2の軸方向の一端側の分割コイル部5aから他端側の分割コイル部5bの順に巻かれており、各分割コイル部5a,5b内では、最内層から最外層へ向けて各層毎に順に巻かれている。また、隣り合う分割コイル部5a,5b間では、電線3が最外層から最内層へ向けて巻回されている。
実施の形態1のコイル本体2は、3層巻き構造である。この構造では、まず分割コイル部5aの1層目から3層目までを巻き、次に、分割コイル部5aと分割コイル部5bとの間の部分を巻き、最後に分割コイル部5bの1層目から3層目までを巻く。
図1において、電線3の断面に記載した数字は、電線3の巻き順を示している。電線3の巻き順を具体的に説明すると、まず分割コイル部5aの1層目、即ち1巻き目から7巻き目までを巻き、次に、分割コイル部5aの2層目、即ち8巻き目から13巻き目までを巻き、さらに、分割コイル部5aの3層目、即ち14巻き目から20巻き目までを巻く。
この後、21巻き目は2層目、22巻き目は1層目に巻き、続いて、分割コイル部5bの1層目、2層目、3層目を順に巻く。
7巻き目の次に8巻き目を巻くときには、7巻き目が、まだ巻かれていない22巻き目の方向へずれ易いと考えられる。しかし、7巻き目を巻いた後に、22巻き目の位置から7巻き目を押さえることで、7巻き目のずれは防止できる。
また、20巻き目及び21巻き目を巻くときには、内層側に電線3がないため、3層目及び2層目に電線3を保持できないと考えられる。しかし、21巻き目及び22巻き目の位置にスペーサを一時的に入れ、それを外しながら巻くことで、電線3のずれを少なくできる。また、20巻き目及び21巻き目を巻く途中で、20巻き目及び21巻き目を外部から保持して内側に動かないようにしてもよい。
一般に、インバータ出力の電圧パルスの立ち上がり時間が、インバータとモータとを接続しているケーブル中のパルス往復伝播時間以下となると、モータの端子間にインバータ出力の電圧パルスの2倍に達するサージ電圧が発生する。また、インバータ出力のパルス電圧の周波数が、モータコイルの共振周波数を超えると、端子側コイルに大きな電圧がかかるという現象が発生する。さらに、コイル内部の隣り合う電線間に関しては、比較的均等に電圧がかかることが知られている。
ここで、図2は図1のコイル本体2を分割せずに巻いた場合を示す断面図である。コイル本体2内の隣り合う電線3間には、巻き順差に応じた電圧がかかる。このため、図2の構造において、隣り合う電線3間で最大電圧がかかるのは、1巻き目と30巻き目との間、及び16巻き目と45巻き目との間の2箇所であり、これら2箇所の巻き順差は29である。
図2の構造において、コイル本体2内で電圧が比較的均等にかかる場合、1巻き目と45巻き目との間の電圧を100%とすると、隣り合う電線3間での最大電圧は、100×(29/45)=64%となる。この電圧が部分放電開始電圧を超えると、部分放電が発生し、絶縁劣化が発生するため問題となる。
これに対して、図1の構造では、隣り合う電線3間で最大電圧がかかるのは、巻き順差の大きい20巻き目と38巻き目との間である。この最大電圧は、1巻き目と45巻き目との間の電圧を100%とすると、20巻き目と38巻き目との巻き順差である18から、100×(18/45)=40%となる。
このように、実施の形態1の構造では、1層目を巻く途中で2層目以降を巻き、コイル本体2を分割することにより、コイル本体2内で隣り合う電線3の最大の巻き順差が、図2のようにコイル本体2の軸線方向の全体に渡って最内層から最外層まで連続して電線3を巻回した場合よりも小さくされている。これにより、図2に示した構造と比較して、電線3の被覆を厚くすることなく、隣り合う電線3間にかかる最大の電圧を低減することができる。従って、コイル導体の占積率の低下を防ぎつつ、電線3間の電圧を低減させ、絶縁破壊をより確実に防ぐことができる。
なお、図1に示した構造においても、隣り合う電線3間の電圧が部分放電開始電圧を超える場合には、図3に示すように、コイル本体2を3つの分割コイル部5c,5d,5eに分割してもよい。これにより、隣り合う電線3間の電圧をさらに低減することができる。
図3に示す変形例では、分割コイル部5cの1層目、即ち1巻き目から5巻き目までを巻き、次に、分割コイル部5cの2層目、即ち6巻き目から9巻き目までを巻き、さらに、分割コイル部5cの3層目、即ち10巻き目から14巻き目までを巻く。
この後、15巻き目は2層目、16巻き目は1層目に巻き、続いて、分割コイル部5dの1層目、2層目、3層目を順に巻く。次に、30巻き目は2層目、31巻き目は1層目に巻き、続いて、分割コイル部5eの1層目、2層目、3層目を順に巻く。
図3の構造では、隣り合う電線3間で最大電圧がかかるのは、29巻き目と41巻き目との間である。この最大電圧は、1巻き目と45巻き目との間の電圧を100%とすると、29巻き目と41巻き目との巻き順差である12から、100×(12/45)=27%となる。
図4は3層巻き構造のコイル本体の分割数を1、2、3としたときのコイル本体内の隣り合う電線間の最大電圧を示すグラフである。なお、分割数1は、分割しない場合である。
コイル本体の端子間にかかるサージ電圧をVsとし、端子側コイルにかかる電圧の割合をα1とすると、端子側コイル巻き始めと巻き終わりとの間には、α1Vsの電圧がかかる。図4の縦軸は、α1Vsを基準として示している。図4に示すように、コイル本体の分割数を増やすと、隣り合う電線間の電圧を低減できる。
次に、図5は5層巻き構造のコイル本体2を分割せずに巻いた場合を示す断面図である。この構造では、隣り合う電線3間で最大電圧がかかるのは、1巻き目と30巻き目との間、16巻き目と45巻き目との間、31巻き目と60巻き目との間、46巻き目と75巻き目との間の4箇所である。そして、その最大電圧は、1巻き目と75巻き目との間の電圧を100%とすると、100×(29/75)=39%となる。
図6は図5のコイル本体2を2分割した場合を示す断面図である。この構造では、隣り合う電線3間で最大電圧がかかるのは、35巻き目と68巻き目との間である。そして、その最大電圧は、100×(33/75)=44%となる。即ち、この場合、電圧低減効果が得られない。
図7は図5のコイル本体2を3分割した変形例を示す断面図である。この構造では、隣り合う電線3間で最大電圧がかかるのは、45巻き目と70巻き目と間である。そして、その最大電圧は、100×(25/75)=33%となる。
図8は図5のコイル本体2を4分割した変形例を示す断面図である。この例では、コイル本体2が4つの分割コイル部5f,5g,5h,5iに分割されている。この構造では、隣り合う電線3間で最大電圧がかかるのは、15巻き目と32巻き目との間、22巻き目と39巻き目との間、35巻き目と52巻き目との間、42巻き目と59巻き目との間、55巻き目と72巻き目との間の5箇所である。そして、その最大電圧は、100×(17/75)=23%となる。
図9は5層巻き構造のコイル本体の分割数を1、2、3、4としたときのコイル本体内の隣り合う電線間の最大電圧を示すグラフである。この場合、分割数を3以上とすると、隣り合う電線間の電圧を低減できる。
以下、コイル本体の分割数を決定する手順を図10のフローチャートを用いて説明する。まず、モータにかかるサージ電圧Vsを求める(ステップS1)。次に、各モータコイルにかかる電圧の割合αnを求め、各モータコイルにかかる電圧αnVsを求める(ステップS2)。なお、各モータコイルにかかる電圧の割合は、端側か中性点側かで異なるので、αnと表記し、nはモータコイルの番号とする。
この後、コイル本体をN分割したときの隣り合う電線間の最大電圧を求める(ステップS3)。そして、隣り合う電線間の最大電圧が、モータ運転中の電線間の部分放電開始電圧未満であるかどうかを判断する(ステップS4)。ここで、比較基準をモータ運転中の部分放電開始電圧としたのは、モータ運転中に、例えば高温状態及び経年劣化の影響で、部分放電開始電圧が低下するのを考慮したためである。
隣り合う電線間の最大電圧がモータ運転中の電線間の部分放電開始電圧を下回れば、分割数を決定する(ステップS6)。下回らなければ、分割数を1増やして(ステップS5)、ステップS3に戻る。これを隣り合う電線間の最大電圧がモータ運転中の電線間の部分放電開始電圧を下回るまで行う。
このように、コイル本体内における隣り合う電線間の最大電圧を、モータ運転中の電線間の部分放電開始電圧以下とすることで、モータ運転中の部分放電による絶縁劣化をより確実に防ぎ、絶縁信頼性の高いモータを得ることができる。
なお、上記の例では、コイル本体内の電圧が均等であるという条件で説明したが、サージ電圧の周波数が高くなり、コイル本体内の電圧が不均一となったときには、図10のフローチャートのステップ3の隣り合う電線間の最大電圧は、回路解析による推定又は電圧の実測により行う。
ここで、一般に、空気中では、2つの電極間の距離を縮めても、放電電圧の最低値は300Vとなる。このため、電線に傷がある場合には、放電が発生する電圧は300Vまで低下する可能性があるが、電線間の電圧が300V未満であれば、放電は発生しないと言える。
従って、上記の例では、隣り合う電線間の最大電圧をモータ運転中の電線間の部分放電開始電圧と比較したが、電線に傷がある場合には、図11に示すように、図10のステップS4の代わりに、隣り合う電線間の最大電圧が、放電が発生する最低電圧300V未満であるかどうかを判断する(ステップS7)。
このようにコイル本体の分割数を決定することで、電線の絶縁欠陥による絶縁破壊をより確実に防止することができる。
実施の形態2.
次に、図12はこの発明の実施の形態2によるモータコイル装置の要部拡大断面図である。この例では、分割コイル部5aの最内層の最後に巻回された部分のずれ(これから巻回される分割コイル部5b側へのずれ)を防止する少なくとも1つの突起4aが絶縁材4に設けられている。突起4aは、7巻き目が巻かれる部分と22巻き目が巻かれる部分との間に設けられている。突起4aは、電線3の巻回方向に連続的又は断続的に設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このように、7巻き目と22巻き目との間に突起4aを設けることで、7巻き目が22巻き目側へずれるのを防止することができ、コイル本体2を分割した場合にも、コイル本体2の巻回作業を容易に行うことができる。
なお、8巻き目の巻き圧力が強い場合には、突起4aの突出量を大きくすることにより、7巻き目がずれるのをより確実に防止することができる。
また、図3に示した3分割の構造では、5巻き目と16巻き目との間、及び20巻き目と31巻き目との間にそれぞれ突起を設ければよい。同様に、図8に示した4分割の構造では、4巻き目と19巻き目との間、22巻き目と39巻き目との間、42巻き目と59巻き目との間にそれぞれ突起を設ければよい。
実施の形態3.
次に、図13はこの発明の実施の形態3によるモータコイル装置の要部拡大断面図である。この例では、最内層の電線3間を仕切る複数の突起4bが絶縁材4に設けられている。これにより、絶縁材4には、断面矩形の複数の溝4cが形成されている。溝4cには、最内層に巻回された電線3が部分的に収容されている。これにより、最内層の電線3のずれ(巻き進み方向へのずれ)が防止されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によれば、最内層の電線3の安定性が高くなり、コイル本体2を分割した場合にも、コイル本体2の巻回作業を容易に行うことができる。
実施の形態4.
次に、図14はこの発明の実施の形態4によるモータコイル装置の要部拡大断面図である。この例では、絶縁材4に、断面円弧状の底面を有する複数の溝4dが設けられている。溝4dには、最内層に巻回された電線3が部分的に収容されている。これにより、最内層の電線3のずれ(巻き進み方向へのずれ)が防止されている。また、最内層の電線3とコア1との距離Lは、図13と同じである。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によっても、最内層の電線3の安定性が高くなり、コイル本体2を分割した場合にも、コイル本体2の巻回作業を容易に行うことができる。
なお、実施の形態1〜4では、断面円形の電線を示したが、この発明は断面矩形の電線を用いたモータコイル装置にも適用できる。

Claims (5)

  1. コアと、前記コアの外周に電線を連続して巻回してなるコイル本体とを備え、
    前記コイル本体は、その軸線に沿う方向に並べて配置された複数の分割コイル部を有しており、
    各前記分割コイル部は、前記コアの対応する範囲に最内層から最外層まで前記電線を連続して巻回することにより構成されており、
    隣り合う前記分割コイル部間では、前記電線が最外層から最内層へ向けて巻回されているモータコイル装置。
  2. 前記分割コイル部の数は、前記コイル本体内で隣り合う前記電線間にかかる最大電圧が、モータ運転中の前記電線間の部分放電開始電圧未満となるように設定されている請求項1記載のモータコイル装置。
  3. 前記分割コイル部の数は、前記コイル本体内で隣り合う前記電線間にかかる電圧が300V未満となるように設定されている請求項1記載のモータコイル装置。
  4. 前記コアと前記コイル本体との間には、絶縁材が介在しており、
    前記絶縁材には、前記分割コイル部の最内層の最後に巻回された部分のずれを防止する突起が設けられている請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のモータコイル装置。
  5. 前記コアと前記コイル本体との間には、絶縁材が介在しており、
    前記絶縁材には、最内層に巻回された前記電線が部分的に収容された複数の溝が設けられている請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のモータコイル装置。
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