JP5836474B2 - 無線通信システム、発信元無線通信装置、宛先無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、発信元無線通信装置、宛先無線通信装置および無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、間欠的に無線フレームの送受信を行う無線通信システムに関する。
従来、ECMA368/369に基づいたWiMedia UWB(Ultra Wide Band)、またはIEEE802.15.4に基づいたZigBee(登録商標)などの無線通信システムでは、無線通信装置の消費電力を低減するため、間欠的に無線フレームを送信または受信する間欠動作を行っている。これらの無線通信システムでは、所定のスーパーフレーム周期にビーコン期間が決められており、そのビーコン期間内で各無線通信装置がビーコン信号を交換し合い、各無線通信装置間の相互接続関係を確認するとともに、ある周期に基づいて無線フレームの送信または受信を間欠的に繰り返す。
しかしながら、従来の無線通信システムでは、長時間に渡って間欠動作を定義することが難しく、消費電力の低減に限界があった。また、接続関係を確認するためのビーコン信号に基づいて間欠動作の情報を無線通信装置間で交換しており、所定の周期で送信されるビーコン信号に同期した動作をする必要があるため、無線通信システム内に多数の無線通信装置が存在する場合、無線通信装置間で同期を取ることが困難であった。
そのため、無線通信装置を長時間に渡って間欠動作させる方法として、例えば、下記特許文献1では、ビーコン信号の交換によって無線通信装置間で接続関係を結ぶ接続管理方法と、接続関係を結んだ無線通信装置との間で所定の休止期間に関する情報を交換し、所定の時刻から所定の休止時間が経過するまで自らの動作を休止させる方法が開示されている。
また、無線通信装置間で同期を取ることを解決する方法として、下記非特許文献1では、各無線通信装置が周期的に、および間欠的に自身のIDを送信し、各無線通信装置はIDを送信した直後の一定時間だけ無線フレームの受信を待機する動作を行う方法と、無線フレームの送信を待機している無線通信装置は、宛先無線通信装置からのIDの受信を待ち、IDを受信した直後に無線フレームを送信すると、宛先無線通信装置はID直後の受信待機中に無線フレームを受信することが可能となる方法について開示されている。
また、下記非特許文献2では、送信時間の総和に制限を設けている例として、1時間当りの送信時間の総和が360秒以下であることが制限として設けられている。
特開2010−161741号公報
T.Hatauchi, Y.Fukuyama, M.Ishii, and T.Shikura: "A Power Efficient Access Method by Polling for Wireless Mesh Networks," IEEJ Trans. on Electronics, Information and Systems, vol.128, no.12, pp.1761.1766 (2008) 社団法人電波産業会 "特定小電力無線局950MHz帯テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備" ARIB STD-T96 1.1版,平成22年7月15日
しかしながら、上記従来の技術によれば、単位時間あたりの無線フレームの送信時間の総和に制限を受けることにより、一時的にビーコンまたはIDの送信が出来なくなることを考慮していない。そのため、ビーコンまたはIDの送信が出来ない無線通信装置、および無線フレームの送信または受信を待機している無線通信装置は、ビーコンまたはIDの送信が出来なくなった無線通信装置が再び送信するまで、無線フレームの送信または受信の待機状態を継続しなければならず無駄に電力を消費する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線フレームの送信または受信を待機している無線通信装置において、通信相手の無線通信装置がIDを送信することが出来ない場合に待機状態を停止可能な無線通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、データを送信する発信元無線通信装置および前記データを受信する宛先無線通信装置から構成される無線通信システムであって、前記発信元無線通信装置は、自装置から送信する無線フレームの単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間総和積算手段と、自装置の無線機番号を周期的および間欠的に報知する無線機番号フレームの将来における前記単位時間あたりの送信時間を推定して積算する送信時間推定積算手段と、前記送信時間総和積算手段の積算結果および前記送信時間推定積算手段の積算結果を用いて、自装置からの無線フレームの送信時間が規定された前記単位時間あたりの送信時間の総和制限時間を超過する総和制限超過推定時刻、および前記総和制限超過推定時刻の後に前記総和制限時間未満となる総和制限未満推定時刻、または少なくとも一方を推定する送信制限時刻推定手段と、前記総和制限超過推定時刻までに、前記総和制限超過推定時刻および前記総和制限未満推定時刻、または少なくとも一方を無線フレームに含めて前記宛先無線通信装置へ通知する発信元送信制御手段と、を備え、前記宛先無線通信装置は、前記総和制限超過推定時刻および前記総和制限未満推定時刻、または少なくとも一方を用いて、前記発信元無線通信装置からの無線フレームの受信を停止するか否かを判定する受信制御手段と、前記総和制限超過推定時刻および前記総和制限未満推定時刻、または少なくとも一方を用いて、前記発信元無線通信装置に対する無線フレームの送信を停止するか否かを判定する宛先送信制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる無線通信システムは、無線フレームの送信または受信を待機している無線通信装置において、通信相手の無線通信装置がIDを送信することが出来ない場合に待機状態を停止できる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1の無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1の無線通信装置の構成例を示す図である。 図3は、無線通信装置で使用される無線フレームのフォーマットを示す図である。 図4は、従来の無線通信システムでの無線フレームの送受信の様子を示すタイミングチャートである。 図5は、従来の無線通信システムでの無線フレームの送受信の様子を示すタイミングチャートである。 図6は、実施の形態1の無線通信システムにおいて間欠的に無線フレームを送受信する様子を示すシーケンス図である。 図7は、実施の形態2の無線通信システムにおいて間欠的に無線フレームを送受信する様子を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態3の無線通信システムにおいて間欠的に無線フレームを送受信する様子を示すシーケンス図である。
以下に、本発明にかかる無線通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システムは、データを送信する発信元無線通信装置1と、発信元無線通信装置1からのデータを受信する宛先無線通信装置2と、から構成される。発信元無線通信装置1と宛先無線通信装置2との間で無線フレームの送受信が行われる。説明の便宜上、データの送信側を発信元無線通信装置1、データの受信側を宛先無線通信装置2としているが、発信元無線通信装置1および宛先無線通信装置2は同一の構成を備えた無線通信装置でよい。そのため、宛先無線通信装置2から発信元無線通信装置1へデータを送信することも可能である。また、発信元無線通信装置1および宛先無線通信装置2がそれぞれ1つの場合について説明するが、一例であり、それぞれ複数台接続することも可能である。
つづいて、無線通信装置の構成について説明する。図2は、本実施の形態の無線通信装置の構成例を示す図である。無線通信装置は、アンテナ10と、無線送受信部20と、ベースバンド部30と、アクセス制御部40と、を備える。
アンテナ10は、他の無線通信装置から受信したRF信号を無線送受信部20へ出力し、無線送受信部20から入力したRF信号を他の無線通信装置へ送信する。
無線送受信部20は、アンテナ10から入力したRF受信信号をIF信号にダウンコンバートし、デジタル変換したベースバンド受信信号をベースバンド部30へ出力する。また、ベースバンド部30から入力したベースバンド送信信号をアナログ変換し、IF信号からRF信号にアップコンバートし、RF送信信号としてアンテナ10へ出力する。
ベースバンド部30は、送信信号処理部31と、受信信号処理部32と、を備える。ベースバンド部30は、デジタル無線信号処理を行う。ベースバンド部30では、受信信号処理部32が、無線送受信部20から入力したベースバンド受信信号をデジタル信号処理することにより復調処理および誤り訂正復号処理を行い、アクセス制御部40へ受信無線フレーム(DATA)を出力する。また、ベースバンド部30では、送信信号処理部31が、アクセス制御部40から入力した送信無線フレーム(DATA)に誤り訂正処理を施して変調処理を行い、ベースバンド送信信号として無線送受信部20へ出力する。
アクセス制御部40は、送信制御部41と、受信制御部42と、送信時間総和積算部43と、送信時間推定積算部44と、送信制限時刻推定部45と、発信元送信制限時刻推定部46と、送信停止時間算出部47と、を備える。アクセス制御部40では、図示しないネットワーク部またはアプリケーション部からの送信データを加工してベースバンド部30へ出力するため、送信制御部41が、送信データに対して、ヘッダ情報、および誤り検出符号を付与し送信無線フレーム(DATA)を生成する。また、受信制御部42が、ベースバンド部30から受信した受信無線フレーム(DATA)をヘッダ情報および誤り検出符号から解析し、受信データを抽出し、図示しないネットワーク部またはアプリケーション部へ出力する。
具体的に、アクセス制御部40の動作として、自装置から送信無線フレームを送信する場合について説明する。送信制御部41は、受信制御部42で自身が送信した送信無線フレーム(DATA)に対するデータ肯定応答フレーム(DACK)を宛先無線通信装置2から受信できたか否かに応じて、無線回線で誤りが発生したか否かを判断し、送信無線フレーム(DATA)の再送処理を行う再送制御を行う。また、送信制御部41は、自装置の無線機番号を周辺無線通信装置に報知する無線機番号フレーム(ID)を生成し、周期的に、および間欠的にベースバンド部30へ出力する。
なお、送信制御部41は、送信無線フレーム(DATA)を生成した場合、直ちにベースバンド部30へ出力することはしない。送信制御部41は、送信無線フレーム(DATA)を生成すると、自装置において宛先無線通信装置2からIDを受信したことを受信制御部42より通知された後に、宛先無線通信装置2宛にデータ送信要求フレーム(SREQ)を生成し、ベースバンド部30へ出力する。送信制御部41は、SREQ出力後、自装置において宛先無線通信装置2から送信要求肯定応答フレーム(RACK)を受信したことを受信制御部42より通知されると、出力を待機していた送信無線フレーム(DATA)をベースバンド部30へ出力する。
なお、自装置が発信元無線通信装置1からDATAを受信する場合、送信制御部41は、自装置において発信元無線通信装置1からSREQを受信したことを受信制御部42より通知されると、RACKを発信元無線通信装置1に対して送信するか否かを図示しないネットワーク部等から自装置と発信元無線通信装置1との接続関係情報等に基づいて判定し、接続関係にある場合にはRACKをベースバンド部30へ出力する。
また、送信制御部41は、発信元無線通信装置1からのDATAを正常に受信したことを受信制御部42より通知されると、発信元無線通信装置1宛のDACKをベースバンド部30へ出力する。
送信制御部41は、送信無線フレームおよび再送無線フレームなど全ての送信フレームを送信する毎に送信バイト長を送信時間総和積算部43へ出力する。また、送信制御部41は、周期的に、および間欠的に送信する無線機番号フレーム(ID)の送信バイト長、および送信周期を送信時間推定積算部44へ出力する。
送信時間総和積算部43は、送信無線フレームおよび再送無線フレームの無線区間上の送信時間を、送信制御部41から通知される無線フレーム毎の送信バイト長、予め定められている物理ヘッダサイズ長、および伝送速度等から算出し、常時最新であって、予め定められた単位時間あたりの送信時間の総和を積算し、積算結果を定期的に送信制限時刻推定部45へ出力する。
送信時間推定積算部44は、送信制御部41より通知されるIDの送信バイト長、送信周期、予め定められている物理ヘッダサイズ長、および伝送速度等に基づいて、今後送信される予定のIDの送信時間を推定し、将来の単位時間あたりのIDの無線区間の送信時間の総和を積算し、積算結果を定期的に送信制限時刻推定部45へ出力する。なお、IDの送信バイト長、送信周期、物理ヘッダサイズ長、および伝送速度が固定であることが予め把握できている場合、送信時間推定積算部44は、積算結果を定期的に送信制限時刻推定部45へ出力する必要はなく、自装置が起動した直後に一度通知するのみでよい。
送信制限時刻推定部45は、送信時間総和積算部43より通知される最新の単位時間あたりの送信時間の総和積算結果、および送信時間推定積算部44より通知される将来の単位時間あたりのIDの送信時間の総和積算結果に基づいて、予め定められた単位時間あたりの送信時間の総和制限時間と比較し、送信制御部41における送信時間が送信時間の総和制限時間を超過すると推定される送信時間の総和制限超過推定時刻、および送信時間の総和制限時間の超過が解消される送信時間の総和制限未満推定時刻を算出し、それぞれ送信停止時間算出部47へ出力する。
送信停止時間算出部47は、送信時間の総和制限超過推定時刻および送信時間の総和制限未満推定時刻に基づいて、自身の無線フレームの送信を停止する時間(送信停止時間)を算出する。送信停止時間は、送信時間の総和制限未満推定時刻と送信時間の総和制限超過推定時刻との差分により求めることができる。そして、送信停止時間算出部47は、送信制御部41に対して、自装置において無線フレームの送信を停止する送信停止時刻(送信時間の総和制限超過推定時刻)および送信停止時間を通知する。
送信制御部41は、送信停止時間算出部47より通知された無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間に基づいて、ID、SREQ、RACK、DATA、およびDACKの少なくとも1つのフレームに自身の無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を付与して送信無線フレームを生成し、ベースバンド部30へ出力する。
つぎに、アクセス制御部40の動作として、発信元無線通信装置1から受信無線フレームを受信する場合について説明する。受信制御部42は、ID、SREQ、RACK、DATA、またはDACKの受信無線フレームに付与されている、発信元無線通信装置1における無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を抽出し、発信元送信制限時刻推定部46へ出力する。
発信元送信制限時刻推定部46は、受信制御部42より通知された発信元無線通信装置1毎の無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間に基づいて、発信元無線通信装置1毎の送信時間の総和制限超過時刻および送信時間の総和制限未満時刻を算出する。送信時間の総和制限未満時刻は、送信停止時刻から送信停止時間経過後の時刻として求めることができる。また、送信時間の総和制限超過時刻は、通知された送信停止時刻である。発信元送信制限時刻推定部46は、それぞれ送信停止時間算出部47へ出力する。
送信停止時間算出部47は、発信元無線通信装置1毎の送信時間の総和制限超過時刻および送信時間の総和制限未満時刻に基づいて、発信元無線通信装置1毎の送信停止時間を算出し、また、総和制限超過時刻を送信停止時刻として、送信制御部41および受信制御部42に対して、発信元無線通信装置1毎の無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を通知する。
送信制御部41は、送信停止時間算出部47より通知された発信元無線通信装置1毎の無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間に基づいて、当該発信元無線通信装置1に対する無線フレームの送信を停止するか否かを判定する。
受信制御部42は、送信停止時間算出部47より通知された発信元無線通信装置1毎の無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間に基づいて、当該発信元無線通信装置1に対する無線フレームの受信を停止するか否かを判定する。
ここで、無線通信装置で使用される無線フレームについて説明する。図3は、無線通信装置で使用される無線フレームのフォーマットを示す図である。無線フレームは、ヘッダ、データ、および誤り検出符号から構成されている。ヘッダは、各無線フレーム共通となっており、シーケンス番号、宛先無線通信装置番号、ネットワーク番号、発信元無線通信装置番号、無線フレーム送信停止情報、および無線フレーム種別より構成される。無線フレームの識別は、無線フレーム種別で行う。データは、SREQ、RACK、およびDACKでは使用せず、無線フレーム種別がIDの場合、データには無線機番号が格納され、無線フレーム種別がDATAの場合、データには送信データまたは受信データが格納される。無線フレーム送信停止情報には、無線通信装置の送信制御部41で付与される無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間が格納される。
つづいて、従来の無線通信システムでの無線フレームの送受信について説明する。図4は、従来の無線通信システムでの無線フレームの送受信の様子を示すタイミングチャートである。発信元無線通信装置から宛先無線通信装置へDATA送信できた場合について説明する。
まず、発信元無線通信装置および宛先無線通信装置では、間欠周期毎に、無線機起動状態とスリープ状態を繰り返す。発信元無線通信装置および宛先無線通信装置は、間欠周期タイマが満了すると、無線機を起動し、自装置宛のフレーム有無を周辺無線通信装置に問い合わせるためにIDを送信する(ステップS101)。
発信元無線通信装置および宛先無線通信装置は、IDを送信した直後、自装置宛のSREQを受信するための受信待ち期間、受信待ち状態となる(ステップS102)。周辺無線通信装置宛からのフレームを何も受信しない場合、再びスリープ状態へ移行する。
送信データが発生した発信元無線通信装置では、直ちに間欠動作を停止、すなわちスリープを停止して無線機を起動し、宛先無線通信装置から送信されるIDを受信するまで、無線機起動状態を継続する(ステップS103)。
宛先無線通信装置において間欠周期タイマが満了して再度IDを送信すると(ステップS101)、発信元無線通信装置は、宛先無線通信装置からIDを受信し(ステップS104)、宛先無線通信装置に対してSREQを送信する(ステップS105)。
宛先無線通信装置は、発信元無線通信装置1からSREQを受信すると(ステップS106)、発信元無線通信装置に対してRACKを送信する(ステップS107)。
発信元無線通信装置は、宛先無線通信装置からRACKを受信すると(ステップS108)、発信元無線通信装置と宛先無線通信装置との間ではリンク確立状態に遷移する。そして、発信元無線通信装置は、宛先無線通信装置に対してDATAを送信する(ステップS109)。
宛先無線通信装置は、発信元無線通信装置からDATAを正常受信すると(ステップS110)、発信元無線通信装置に対してDACKを送信する(ステップS111)。
そして、発信元無線通信装置は全ての送信データを送信した後、宛先無線通信装置はリンク継続時間タイマ満了後、再び間欠動作に移行する(ステップS112)。
つぎに、従来の無線通信システムにおいて、発信元無線通信装置から宛先無線通信装置へDATA送信できなかった場合について説明する。図5は、従来の無線通信システムでの無線フレームの送受信の様子を示すタイミングチャートである。送信時間制限により宛先無線通信装置がIDを送信できず、発信元無線通信装置が、宛先無線通信装置からのIDを受信できずに無線機起動状態を継続し続ける時の動作を示す。なお、ステップS101〜S103については図4と同様のため、説明を省略する。
宛先無線通信装置は、前回のIDを送信した時点で送信時間制限を超過することを認識し、IDを送信することができない(ステップ201)。そのため、宛先無線通信装置は、以降、受信状態またはスリープ状態となる。
発信元無線通信装置は、宛先無線通信装置からIDを受信できないため、データ送信待ちタイマが満了するまで連続受信状態を継続する。そして、発信元無線通信装置は、タイマ満了後に送信待ちの状態にあった、発生していた送信データを破棄し、スリープ状態となる(ステップS202)。
その後、宛先無線通信装置は、送信時間制限解除後、発信元無線通信装置へIDの送信を再開する(ステップS203)。このように、従来の無線通信システムでは、一方の無線通信装置が送信時間制限超過によりIDを送信できない場合、通信相手の無線通信装置では、DATA送信待ちタイマが満了するまで連続受信状態を継続することになる。そのため、無駄な電力を消費することになる。
つづいて、本実施の形態の無線通信システムでの無線フレームの送受信について説明する。図6は、本実施の形態の無線通信システムにおいて間欠的に無線フレームを送受信する様子を示すシーケンス図である。
発信元無線通信装置1では、宛先無線通信装置2に対して送信無線フレームを送信中、送信時間総和積算部43および送信時間推定積算部44の積算結果に基づいて、送信制限時刻推定部45が、送信時間の総和制限超過推定時刻および送信時間の総和制限未満推定時刻を算出する(ステップS301)。
発信元無線通信装置1および宛先無線通信装置2との間でID、SREQ、RACKの送受信が行われ(ステップS302)、発信元無線通信装置1から宛先無線通信装置2へDATAを送信できる状態となる。
発信元無線通信装置1では、送信停止時間算出部47および送信制御部41において、算出した時刻(送信時間の総和制限超過推定時刻)から送信時間制限を超過し、周期的な間欠送信(IDの送信)ができなくなることを把握できる。そのため、発信元無線通信装置1では、送信時間制限が超過する前(総和制限超過推定時刻の前)に、送信制御部41から宛先無線通信装置2に対して、無線フレーム送信停止情報として送信停止時刻および送信停止時間の情報を含むDATAを送信する(ステップS303)。
宛先無線通信装置2は、発信元無線通信装置1から無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を取得すると、送信制御部41から発信元無線通信装置1へDACKを送信し、受信制御部42において、リンク継続時間タイマ満了を待たずに、発信元無線通信装置1とのリンク継続を停止し、発信元無線通信装置1宛の送信データの送信に対する発信元無線通信装置1からのIDの連続受信動作を無線フレームの再開時刻まで停止する(ステップS304)。再開時刻とは、送信停止時刻から送信停止時間経過後の時刻である。これにより、宛先無線通信装置2では、発信元無線通信装置1からの無線フレームを無駄に連続受信待ちすることを回避でき、消費する電力を低減できる。
そして、宛先無線通信装置2では、受信制御部42において、再開時刻、すなわち受信動作を停止してから送信停止時間経過後、受信動作を再開する。宛先無線通信装置2は、図示しないネットワーク部等から送信データを取得した場合、IDの送信を再開した発信元無線通信装置1からIDを受信することにより、発信元無線通信装置1との間でSREQ、RACK、DATA、DACKの送受信を行う(ステップS305)。各無線フレームの送信方向は、発信元無線通信装置1がDATAを送信する場合と反対方向になる。
なお、図6では、DATAに無線フレーム送信停止情報を格納する様子を示しているが、一例であり、同様の効果を示すのであれば、ID、SREQ、RACK、DATA、またはDACKの少なくとも1つの無線フレームに格納すればよい。
以上説明したように、本実施の形態では、非同期で無線フレームを送受信する発信元無線通信装置1および宛先無線通信装置2から構成される無線通信システムにおいて、各無線通信装置では単位時間あたりの送信時間が規定されている場合に、単位時間あたりの送信時間が規定の送信時間を超過することが推定される発信元無線通信装置1は、事前に通信相手の宛先無線通信装置2へ超過による無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を通知し、通知を受けた宛先無線通信装置2では、通信相手の発信元無線通信装置1が無線フレームを送信できない間、無線フレームの受信および送信の待機状態を停止することとした。これにより、通信相手の発信元無線通信装置1が無線フレームを送信できないことを事前に認識した宛先無線通信装置2では、待機状態を停止して無駄な活動状態を回避し、消費電力を低減することができる。
なお、発信元無線通信装置1は、送信時間の総和制限超過時刻および送信時間の総和制限未満時刻に基づいて送信停止時間を算出し、宛先無線通信装置2へ無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を通知していたが、これに限定するものではない。例えば、発信元無線通信装置1は、宛先無線通信装置2へ送信時間の総和制限超過時刻および送信時間の総和制限未満時刻の2つの時刻情報を通知してもよい。宛先無線通信装置2では、通知された2つの時刻情報に基づいて規定される期間、無線フレームの受信および送信の待機状態を停止することができる。この場合、発信元無線通信装置1および宛先無線通信装置2では、送信停止時間を算出する処理を減らすことができる。
また、発信元無線通信装置1は、送信停止時刻(送信時間の総和制限超過時刻)および送信停止時間の2つの情報を宛先無線通信装置2へ通知していたが、一方の情報のみを通知することも可能である。例えば、宛先無線通信装置2では、送信停止時刻の情報のみを通知された場合は、送信停止時刻に待機状態を停止し、通常の間欠動作の周期後に待機状態に戻ることができる。また、宛先無線通信装置2では、送信停止時間のみを通知された場合には、即時待機状態を停止し、送信停止時間経過後に待機状態に戻ることができる。いずれの場合も、前述の動作程の効果(消費電力の低減)は得られないが、従来と比較して、消費電力を低減することは可能である。
実施の形態2.
本実施の形態では、発信元無線通信装置1から送信無線データおよびIDが送信できない場合について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7は、本実施の形態の無線通信システムにおいて間欠的に無線フレームを送受信する様子を示すシーケンス図である。
発信元無線通信装置1では、図示しないネットワーク部等から送信データを取得しており、宛先無線通信装置2からIDを受信後、宛先無線通信装置2との間でSREQ、RACKの送受信を行い、宛先無線通信装置2へDATAを送信する。発信元無線通信装置1は、受信したDATAに対して、発信元無線通信装置1へDACKを送信する。そして、発信元無線通信装置1と宛先無線通信装置2の間で、DATAおよびDACKの送受信を繰り返す(ステップS401)。
発信元無線通信装置1では、宛先無線通信装置2に対して送信無線フレームを送信中、送信時間総和積算部43および送信時間推定積算部44の積算結果に基づいて、送信制限時刻推定部45が、送信時間の総和制限超過推定時刻および送信時間の総和制限未満推定時刻を算出する(ステップS402)。
そして、発信元無線通信装置1では、送信停止時間算出部47および送信制御部41において、算出した時刻から送信時間制限を超過し、周期的な間欠送信(IDの送信)ができなくなること、および送信データの連続送信ができなくなることを把握できる。そのため、発信元無線通信装置1では、送信時間制限が超過する前(総和制限超過推定時刻の前)に、送信制御部41から宛先無線通信装置2に対して、無線フレーム送信停止情報として送信停止時刻および送信停止時間の情報を含むDATAを送信する。また、発信元無線通信装置1では、送信制御部41が、滞留している送信データ量に基づいて、総和制限超過推定時刻までに送信できない滞留している送信データについては破棄する(ステップS403)。そして、発信元無線通信装置1では、DATAの送信を直ちに停止する。
宛先無線通信装置2は、発信元無線通信装置1から無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を取得すると、送信制御部41から発信元無線通信装置1へDACKを送信し、受信制御部42において、リンク継続時間タイマ満了を待たずに、発信元無線通信装置1とのリンク継続を停止し、発信元無線通信装置1宛の送信データの送信に対する発信元無線通信装置1からのIDの連続受信動作を無線フレームの再開時刻まで停止する(ステップS304)。以降の動作も実施の形態1と同様である。これにより、宛先無線通信装置2では、無駄に連続受信待ちすることを回避して消費する電力を低減することができる。さらに、発信元無線通信装置1では、送信データの送信を直ちに停止することで、無駄に無線フレームを送信して消費する電力を低減できる。
以上説明したように、本実施の形態では、発信元無線通信装置1において単位時間あたりの送信時間が規定の送信時間を超過することが推定される場合、宛先無線通信装置2が待機状態を停止するとともに、発信元無線通信装置1は、総和制限超過推定時刻までに送信できない滞留している送信データについては破棄し、直ちにDATAの送信を停止することとした。これにより、宛先無線通信装置2において無駄な待機状態を回避して消費電力を低減できるとともに、発信元無線通信装置1においても無駄な無線フレーム送信を回避して消費電力を低減することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、発信元無線通信装置1から送信無線データを送信後に宛先無線通信装置2から送信無線データを送信する場合について説明する。実施の形態1、2と異なる部分について説明する。
図8は、本実施の形態の無線通信システムにおいて間欠的に無線フレームを送受信する様子を示すシーケンス図である。
発信元無線通信装置1では、宛先無線通信装置2に対して送信無線フレームを送信中、送信時間総和積算部43および送信時間推定積算部44の積算結果に基づいて、送信制限時刻推定部45が、送信時間の総和制限超過推定時刻および送信時間の総和制限未満推定時刻を算出する(ステップS301)。
発信元無線通信装置1では、送信停止時間算出部47および送信制御部41において、算出した時刻から送信時間制限が超過し、周期的な間欠送信(IDの送信)ができなくなることを把握できる。そのため、発信元無線通信装置1では、送信時間制限が超過する前(総和制限超過推定時刻の前)に、送信制御部41から宛先無線通信装置2に対して、無線フレーム送信停止情報として送信停止時刻および送信停止時間の情報を含むIDを送信する(ステップS501)。
宛先無線通信装置2は、発信元無線通信装置1から無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を取得すると、発信元無線通信装置1の無線フレーム送信停止時刻までに自装置からDATAの送信を完了できるか否かを判定する。無線フレームの送信停止時刻までにDATAの送信を完了可能と判定した場合、宛先無線通信装置2は、発信元無線通信装置1宛のDATA送信に対する無線フレームの送受信動作を継続するため、SREQを送信する(ステップS502)。
宛先無線通信装置2は、発信元無線通信装置1からRACKを受信後、発信元無線通信装置1へDATAを送信し、発信元無線通信装置1から送信したDATAに対するDACKを受信する(ステップS503)。
発信元無線通信装置1では、宛先無線通信装置2に対して、つぎのID送信時にも、前回のID送信時から更新した送信停止時刻および送信停止時間の情報を含めて送信する(ステップS504)。
宛先無線通信装置2は、ステップS502と同様に、発信元無線通信装置1から無線フレームの送信停止時刻および送信停止時間を取得すると、発信元無線通信装置1の無線フレーム送信停止時刻までに自装置からDATAの送信を完了できるか否かを判定する。無線フレームの送信停止時刻までにDATAの送信を完了できないと判定した場合、宛先無線通信装置2は、リンク継続時間タイマ満了を待たずに、発信元無線通信装置1とのリンク継続を停止し、発信元無線通信装置1宛の送信データの送信に対するIDの連続受信動作を無線フレームの再開時刻まで停止する(ステップS505)。以降の動作は実施の形態1、2と同様である。
以上説明したように、本実施の形態では、宛先無線通信装置2は、無線フレームの送信停止時刻までにDATAの送信を完了できるか否かを判定し、完了できる場合は発信元無線通信装置1へDATAの送信を行い、完了できない場合は発信元無線通信装置1からの無線フレーム受信動作を停止することとした。これにより、実施の形態1の効果に加えて、宛先無線通信装置2において、必要以上に無線フレームの送受信動作を停止してDATAの送信効率を劣化させる事態を回避することができる。
以上のように、本発明にかかる無線通信システムは、無線フレームの送受信を行うシステムに有用であり、特に、間欠的に無線フレームの送受信を行う場合に適している。
1 発信元無線通信装置
2 宛先無線通信装置
10 アンテナ
20 無線送受信部
30 ベースバンド部
31 送信信号処理部
32 受信信号処理部
40 アクセス制御部
41 送信制御部
42 受信制御部
43 送信時間総和積算部
44 送信時間推定積算部
45 送信制限時刻推定部
46 発信元送信制限時刻推定部
47 送信停止時間算出部

Claims (7)

  1. データを受信する宛先無線通信装置とともに無線通信システムを構成し、前記データを送信する発信元無線通信装置であって、
    線フレームの単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間積算手段、
    期的に送信する無線フレームの将来における前記単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間推定手段、
    前記送信時間積算手段での積算結果および前記送信時間推定手段での推定結果を用いて、無線フレームの送信時間が前記単位時間あたりの予め定められた時間を超過する超過推定時刻、および前記超過推定時刻の後に前記予め定められた時間未満となる未満推定時刻、の少なくとも一方を推定する送信制限時刻推定手段、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻の少なくとも一方を前記宛先無線通信装置へ通知する送信制限手段、
    を備えることを特徴とする発信元無線通信装置。
  2. データを受信する宛先無線通信装置とともに無線通信システムを構成し、前記データを送信する発信元無線通信装置であって、
    線フレームの単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間積算手段、
    期的に送信する無線フレームの将来における前記単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間推定手段、
    前記送信時間積算手段での積算結果および前記送信時間推定手段での推定結果を用いて、無線フレームの送信時間が前記単位時間あたりの予め定められた時間を超過する超過推定時刻、および前記超過推定時刻の後に前記予め定められた時間未満となる未満推定時刻を推定する送信制限時刻推定手段、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻を用いて、無線フレームの送信を停止する時間である送信停止時間を算出する送信停止時間算出手段、
    前記超過推定時刻および前記送信停止時間の少なくとも一方を前記宛先無線通信装置へ通知する送信制限手段、
    を備えることを特徴とする発信元無線通信装置。
  3. 前記単位時間は1時間であり、前記予め定められた時間は360秒であることを特徴とする請求項1または2に記載の発信元無線通信装置。
  4. 前記送信制限手段は、前記超過推定時刻までに送信できない滞留データがある場合、当該滞留データを破棄することを特徴とする請求項1,2または3に記載の発信元無線通信装置。
  5. データを送信する発信元無線通信装置とともに無線通信システムを構成し、前記データを受信する宛先無線通信装置であって、
    前記発信元無線通信装置から、無線フレームの送信時間が単位時間あたりの予め定められた時間を超過する超過推定時刻、および前記超過推定時刻の後に前記予め定められた時間未満となる未満推定時刻、の少なくとも一方を通知された場合に、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻、の少なくとも一方を用いて、前記発信元無線通信装置からの無線フレームの受信を停止するか否かを判定する受信制御手段、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻、の少なくとも一方を用いて、前記発信元無線通信装置に対する無線フレームの送信を停止するか否かを判定する宛先送信制御手段、
    を備えることを特徴とする宛先無線通信装置。
  6. データを受信する宛先無線通信装置とともに無線通信システムを構成し、前記データを送信する発信元無線通信装置の無線通信方法であって、
    線フレームの単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間積算ステップと、
    期的に送信する無線フレームの将来における前記単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間推定ステップと、
    前記送信時間積算ステップにおける積算結果および前記送信時間推定ステップにおける推定結果を用いて、無線フレームの送信時間が前記単位時間あたりの予め定められた時間を超過する超過推定時刻、および前記超過推定時刻の後に前記予め定められた時間未満となる未満推定時刻、の少なくとも一方を推定する送信制限時刻推定ステップと、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻の少なくとも一方を前記宛先無線通信装置へ通知する通知ステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  7. データを送信する発信元無線通信装置および前記データを受信する宛先無線通信装置から構成される無線通信システムであって、
    前記発信元無線通信装置は、
    線フレームの単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間積算手段、
    期的に送信する無線フレームの将来における単位時間あたりの送信時間を積算する送信時間推定手段、
    前記送信時間積算手段での積算結果および前記送信時間推定手段での推定結果を用いて、無線フレームの送信時間が前記単位時間あたりの予め定められた時間を超過する超過推定時刻、および前記超過推定時刻の後に前記予め定められた時間未満となる未満推定時刻、の少なくとも一方を推定する送信制限時刻推定手段、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻の少なくとも一方を前記宛先無線通信装置へ通知する送信制限手段、
    を備え、
    前記宛先無線通信装置は、
    データを送信する発信元無線通信装置とともに無線通信システムを構成し、前記データを受信する宛先無線通信装置であって、
    前記発信元無線通信装置から、無線フレームの送信時間が前記単位時間あたりの予め定められた時間を超過する超過推定時刻、および前記超過推定時刻の後に前記予め定められた時間未満となる未満推定時刻、の少なくとも一方を通知された場合に、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻、の少なくとも一方を用いて、前記発信元無線通信装置からの無線フレームの受信を停止するか否かを判定する受信制御手段、
    前記超過推定時刻および前記未満推定時刻、の少なくとも一方を用いて、前記発信元無線通信装置に対する無線フレームの送信を停止するか否かを判定する宛先送信制御手段、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
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