JP5836347B2 - 射出成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機に関するものである。
従来、電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機としては特許文献1のものなどが知られている。特許文献1では、可動盤の型開閉移動はサーボモータやボールネジ等からなる機械的駆動機構が用いられ、型締には型締シリンダからなる圧力機構が用いられている。そのため大きい力が必要となる型締には油圧を行い、成形サイクルの短縮や高精度が追及が必要となる型開閉はサーボモータを用いるというように両者の特徴を生かした射出成形機となっている。また更に、電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機において、省エネルギー化を達成するためのものとして、特許文献2のように、油圧シリンダに作動油を供給するポンプをサーボモータまたはインバータモータにより駆動させるものも存在する。特許文献2では、作動油の供給が不要となる工程では、ポンプの回転を停止させることも可能であるので省エネルギー化に貢献する。
また前記以外に、圧力機構を用いずに電動モータによって駆動される機械的駆動機構のみによって作動される電動式の射出成形機は多数存在する。これら電動式の射出成形機において前記機械的駆動機構の減速時に電動モータから発生する電力を回生する電力回生手段を有するものも特許文献3および特許文献4に示されるように公知である。特許文献3では、電源側へ電力回生を行っている。また特許文献4では、回生エネルギーを蓄電装置に蓄電している。
特開2012−135960号公報(0014、図1) 特開2012−96473号公報(請求項1、図1) 特開平11−289793号公報(請求項1、図2) 特公昭64−4896号公報(請求項1、第1図)
しかしながらこれらの特許文献3、特許文献4は、電動モータによって駆動される機械的駆動機構のみで作動されるものであり、圧力媒体によって駆動される圧力機構を必要とする大型の射出成形機や特殊な射出成形機においては、まだまだ十分に省エネルギー化を追求した射出成形機は作られていなかった。
そこで本発明では、電動モータによって駆動される機械的駆動機構のみで作動されるものであり、電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機において、更なる省エネルギー化を追及することのできる射出成形機および射出成形機の制御方法を提供することを目的とする。とりわけ好適な態様として、電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機の製造コストにも配慮しつつ、省エネルギー化を追及することのできる射出成形機を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の射出成形機は、電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機において、前記機械的駆動機構の減速時に電動モータから発生する電力を回生する電力回生手段と、ポンプの回転数を制御する回転数制御手段とが備えられ、射出装置のスクリュ前後進装置と計量装置は電動モータによって駆動される機械的駆動機構により作動され、型締装置の少なくとも型締シリンダはサーボモータにより回転数が制御されるポンプから送られる作動油により作動されることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の射出成形機は、請求項1において、前記電力回生手段は1個の共通コンバータに対して複数のインバータと複数の機械的駆動機構サーボモータを接続され、前記共通コンバータと前記インバータの間には平滑コンデンサ以外の蓄電装置が備えられることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の射出成形機は、請求項1または請求項2において、
型締装置の型開閉装置は2基の型開閉用の機械的駆動機構のサーボモータにより作動され、前記2基の型開閉用の機械的駆動機構のサーボモータはそれぞれ別の共通コンバータを備えた電力回生手段に接続されることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の射出成形機は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、サーボモータにより回転数が制御されるポンプは多数が設けられ、それぞれ電源回生型または蓄電装置を設けた電力回生手段に接続されることを特徴とする。
本発明の射出成形機は、電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機において、機械的駆動機構の減速時に電動モータから発生する電力を回生する電力回生手段と、ポンプの回転数を制御する回転数制御手段とが備えられ、射出装置のスクリュ前後進装置と計量装置は電動モータによって駆動される機械的駆動機構により作動され、型締装置の少なくとも型締シリンダはサーボモータにより回転数が制御されるポンプから送られる作動油により作動されるので、更なる省エネルギー化を追及することができる。
本実施形態の射出成形機の概略図である。 本実施形態の射出成形機のモータ駆動制御装置のブロック図である。 本実施形態の射出成形機の成形時の工程図である。 別の実施形態の射出成形機のモータ駆動制御装置のブロック図である。 更に別の実施形態の射出成形機のモータ駆動制御装置のブロック図である。
図1により本実施形態の射出成形機11について説明する。ハイブリッド式の射出成形機11は、型締装置12と射出装置13とを備えている。まず型締装置12について説明すると、型締装置12は、ベース14上に、固定金型15が取付けられる固定盤16と可動金型17が取付けられる可動盤18が設けられている。本実施形態では金型15,17の型締は、圧力媒体(作動油)を用いた圧力機構(液圧機構)である油圧シリンダ(型締シリンダ)により行われる。固定盤16の4隅近傍には型締シリンダ19がそれぞれ設けられ、型締シリンダ19のロッドがタイバ20となっていてそれぞれ可動盤18の四隅近傍に挿通されている。またタイバ20には周方向に図示しない溝が形成されている。また可動盤18背面のタイバ20が挿通される部分の周囲には前記溝に係合されるハーフナット21がそれぞれ設けられている。ハーフナット21の駆動手段は、圧力機構(油圧機構)でもよく、電動モータによって直接に機械的に駆動されるものでもよい。なお型締シリンダ19は、可動盤18の4隅近傍に設けられたものでもよく、別途設けた型締盤と可動盤の間に設けたものなどでもよい。
また型締装置12は、可動盤18を固定盤16に対して移動させる型開閉装置22が固定盤16と可動盤18とに亘って設けられている。型開閉装置22は、電動モータによって駆動される機械的駆動機構により構成されている。型開閉装置22は、型開閉用のサーボモータ23が固定盤16に固定され、サーボモータ23の駆動軸に対して図示しないカップリング等を介してボールネジ24が接続されている。ボールネジ24は、固定盤16のブラケット等に取付けられたベアリングにより回転自在に取付けられている。なおサーボモータ23の駆動軸とボールネジ24の間は、ベルトやプーリを介して動力伝達されるように接続してもよい。また可動盤18の側面にはボールネジナット25が固定され、ボールネジナット25は前記ボールネジ24に挿通されている(ボールネジ24、ボールネジナット25を合せてボールネジ機構と称する)。そしてサーボモータ23の駆動によってボールネジ24が回転されることにより、ボールネジナット25を含む可動盤18は型開閉方向(図1において左右方向)に移動可能となっている。本実施形態では、固定盤16および可動盤18の両側に型開閉装置22は設けられるが、その数は2基に限定されず、1基ないし4基でもよい。なお可動盤18を型開閉移動させる機械的駆動機構(ボールネジ機構)は、ベース14と可動盤18とにわたって設けられたものでもよい。また型開閉装置22は、成形サイクルの短縮化と圧縮成形等の可動金型位置の精度アップと後述する電力回生のために、サーボモータ23によって駆動される機械的駆動機構を用いることが好ましいが、設備コストを下げる目的のため油圧シリンダを用いる場合もある。
また可動盤18の背面には、可動金型17に張付いた状態で離型された成形品Pを突出すためのエジェクタ装置26が設けられている。本実施形態では、エジェクタ装置26は、エジェクタ用のサーボモータ27によって駆動される機械的駆動機構により作動される。エジェクタ装置26は、より具体的にはボールネジ28とボールネジナット29からなるボールネジ機構によりエジェクタロッド30が前後進される。エジェクタロッド30の作動は可動金型17内のエジェクタプレートやエジェクタピン31(突出ピン)などに伝達される。なおエジェクタ装置26は他の構造でもよく、駆動源についても油圧シリンダを用いたものでもよい。
次に射出成形機11の射出装置13について説明する。射出装置13は、公知の電動射出装置が用いられ、スクリュ前後進装置32と計量装置33は、電動モータによって駆動される機械的駆動機構となっている。射出装置13は、ヒータが設けられる加熱筒34の先端側にノズル35が設けられ、加熱筒34の後部近傍にはハウジングプレート36が設けられている。また加熱筒34の内孔にはスクリュ37が回転可能かつ前後進可能に配置されている。そしてハウジングプレート36上部の材料供給孔から加熱筒の内孔に向けて供給装置から材料が供給可能となっている。またハウジングプレート36の前面の両側にはスクリュ前後進装置32の射出用のサーボモータ38がそれぞれ設けられ、サーボモータ38の駆動軸にはボールネジ39が連結されている。またハウジングプレート36の後方には、プッシャプレート40が前後進移動可能に設けられている。そして前記プッシャプレート40には、ボールネジナット41が固定されており、ボールネジナット41には前記ボールネジ39が挿通されている。プッシャプレート40の中央にはスクリュ37の後端に接続されるスリーブなどが回転自在に取付けられている。
またプッシャプレート40の後面中央には計量装置33の計量用のサーボモータ42が固定され、サーボモータ42の駆動軸は、前記スクリュ37の後端に接続されるスリーブなどにカップリング等により接続・固定されている。そしてサーボモータ42の駆動によりこれらのカップリング等の機械的駆動機構を介してスクリュ37が回転される。また射出用のサーボモータ38の駆動により、ボールネジ39とボールネジナット41からなるボールネジ機構(機械的駆動機構)が駆動され、プッシャプレート40を前進させると同時にスクリュ37を前進させ、射出制御や背圧制御が行われる。なお前記において、射出用のサーボモータ38、計量用のサーボモータ42は共に、ベルト等を介してボールネジ39やスクリュ37などの回転軸に接続されるようにしてもよい。
またハウジングプレート36の前面には、ベッド14上の射出装置13全体を型締装置12側に移動させてノズル35を固定金型15のノズルタッチ面に押し付けるための射出装置前後進装置43(シフト装置)が設けられている。本実施形態では、射出装置前後進装置43は、圧力機構である油圧シリンダ(シフトシリンダ44)からなり、シフトシリンダ44のシリンダ部はハウジングプレート36に取付けられ、ロッドは固定盤16に取付けられている。なおシフトシリンダ44は、圧力媒体に作動油でなくエアを使用し、空気圧により作動される圧力機構であってもよい。また射出装置前後進装置43を電動モータによって駆動される機械的駆動機構とすることも可能である。なおスクリュ前後進装置32は、図示のタイプに限定されず、ハウジングプレートと後部プレートの間にプッシャプレートが設けられたものでもよく、射出装置または計量装置のいずれか一方が圧力機構である油圧シリンダやエアシリンダ、油圧モータ等を用いたものでもよい。更に射出装置は、スクリュを内蔵した可塑化装置と射出を行うプランジャ装置を組み合わせたものでもよい。
次に圧力機構である油圧機構について説明する。本実施形態の油圧機構のポンプは、ポンプの回転数を制御する回転数制御手段であるサーボモータ45,46により駆動されるポンプ47,48が用いられている。本実施形態ではサーボモータ45,46により回転数が制御されるポンプ47,48の種類は、ギアポンプが用いられるが、アキシャルピストンポンプやベーンポンプなど他の種類のポンプでもよい。アキシャルピストンポンプの場合は、斜板の角度を制御することにより1回転あたりの吐出量も制御可能である。ここではポンプ2個のポンプ47,48が用いられる。型締シリンダ19の作動時に圧力媒体である作動油を主として供給するポンプ47と、シフトシリンダ44の作動時に作動油を供給するとともに油圧機構のパイロット圧により作動される各バルブへのパイロット管49aへ作動油を供給するポンプ48が配設されている。また前記ポンプ48から型締シリンダ19側へも管路49bが接続され、管路49bに設けられたバルブを切り換えることにより、型締シリンダ19の作動時に追加的に作動油を供給可能となっている。なおポンプの数は、金型の油圧駆動部分などを作動させるためや、型締シリンダ19の速度を増速にするためなどに、更に多数のポンプを設けてもよい。またポンプ47,48を作動させるための電動モータ45,46は、サーボモータが好ましいがインバータにより回転数が制御されるモータであってもよい。
射出成形機11には、成形条件や設定値を保存し、各センサの値に基づいて射出成形機11の作動を行うとともにデータを設定画面に表示するための図示しない制御装置が設けられている。制御装置は、後述するサーボアンプ51にも接続され、サーボモータ23等の制御も行う。
次に本実施形態の射出成形機の機械的駆動機構の減速時に電動モータから発生する電力を回生する電力回生手段50について、一方の型閉用サーボモータ23とモータ駆動制御装置であるサーボアンプ51の例を中心に説明する。図1および図2に説明されるように、電源回生手段50を構成するサーボアンプ51は、射出成形機11の制御装置と電源52に接続され、電源52からの電力を変換してサーボモータ23を駆動する。サーボアンプ51には、コンバータ53とインバータ54が設けられ、両者の間のDCリンク部55には電解コンデンサ等の平滑コンデンサ55aが設けられている。そしてコンバータ53は電源52に接続され、インバータ54はサーボモータ23に接続されている。電源52から送られる交流電流は、コンバータ53により直流電流に変換され、DCリンク部55の平滑コンデンサ55aにより平滑化された後、インバータ54により再びモータの速度に対応した周波数の三相交流電流に変換されてサーボモータ53に送られる。
本実施形態ではコンバータ53は、電源回生型のコンバータ53が用いられる。電源回生型のコンバータ53としては、120°通電方式と正弦波コンバータ方式があるが、そのいずれを用いてもよい。これらの方式は、後述する蓄電装置74,82,94を用いた電力回生方式よりも電力回生の効率の点において若干劣る場合もあるが、コストを低減することができる。また特に型開閉装置22の駆動によって可動盤18が移動され、その減速時など一時的に大量の電力が回生される場合には、後述する蓄電装置74,82,94を用いたものでは蓄電装置を大型化させないとその蓄電容量をオーバーしたり、蓄電が追いつかない場合があり得るが、電源回生方式においては、それらの問題を生じない。従って本実施形態では2基のサーボモータ23と電源52の間でそれぞれ型開閉の減速時の電力回生が行われる。なおそれ以外の2基の射出用のサーボモータ38、計量用のサーボモータ42、エジェクタ用のサーボモータ27、ポンプ用のサーボモータ45,46についても同様にサーボアンプ51のコンバータ53は電源回生型のコンバータが用いられ、減速時に発生する電力が電源52側に回生可能となっている。
なおサーボアンプ51のコンバータ53については、共通コンバータを用い、1個の共通コンバータに対して複数のインバータおよび複数のサーボモータを接続されるようにしてもよい。その場合、複数のサーボモータの回生電力が1個の共通コンバータを介して電源側へ回生される。またサーボモータ27,45,46により回生される電力が非常に小さい場合は、電源回生型のコンバータを使用せずに、従来のように抵抗器により回生電力を抵抗発熱させ熱に換えて放出するようにしてもよい。
次に図3に示される本実施形態の射出成形機11の成形時の工程図により電力回生について説明する。図3の工程図は、各モータごとに上向きの波形は電力消費の量、下向きの波形は電力回生の量について模式的に表したものであって、テストによる実測値を表したものではない。まず型開閉装置22の型開閉用のサーボモータ23が力行されてボールネジ機構が駆動され、可動盤18および可動金型17が移動されて型閉工程が開始される。所定位置まで可動盤18等が高速移動された後は急速に減速され型合せ位置で停止されるが、前記減速時に電力回生が行われる。全体の工程の中でもこの際の2基の型開閉用のサーボモータ23から発生する回生電力が最も大きく、回生電力は電源回生型のコンバータ53を介してそれぞれ電源52側に回生される。そして可動盤18等の型閉が完了するとハーフナット21が係止される。ハーフナット21が係止されると主に型締シリンダ19に作動油を送油するポンプ47のサーボモータ45と、追加用のポンプ48のサーボモータ46が力行され、両方のポンプ47,48から圧力媒体である作動油が型締シリンダ19の型締側油室に送られ型締工程がなされる。
型締が完了すると、ノズル35の金型への当接が確認された状態でスクリュ前後進装置32の射出用のサーボモータ38が駆動され、射出工程が行われるが、射出終了直前のスクリュ37の減速時にも2基の射出用のサーボモータ38から電源回生型のコンバータ53を介して電源52側へ電力回生が行われる。また射出工程に続いて行われる保圧工程では再び射出用のサーボモータ38の駆動(力行)が行われる。保圧工程の終了とともに金型内の成形品は冷却が継続されるとともに、射出装置13では計量工程が開始される。計量工程においては計量用のサーボモータ42が駆動(力行)されるとともに、並行して射出用のサーボモータ38も背圧を発生させるために力行される。所定の位置までスクリュ37が後退するとスクリュ37の回転は停止され計量工程は終了されるが、その際に計量用のサーボモータ42からも電力回生が行われる。ただし計量工程終了直前のスクリュ回転の減速時の慣性力は大きくないので計量用のサーボモータ42から回生される電力は小さい。
次に型締シリンダ19による型締力を除去する圧抜工程が行われた後に、型締シリンダ19を駆動させて強力型開工程(型閉状態から成形品Pと固定金型15の間を離型しつつ可動金型17を所定距離型開する工程)が行われる。この強力型開工程の際もポンプ47とポンプ48のサーボモータ45,46がそれぞれ力行され、ポンプ47とポンプ48の作動油が合流されて型締シリンダ19の型開側油室に供給される。またこの圧抜工程と強力型開工程の際の可動盤18の移動に伴って2基の型開閉用のサーボモータ23が従動回転される場合は、電力回生による発電を行うこともできる。なおサーボモータ23により能動的に位置を制御しながら強力型開する場合は、電力回生はほとんど行われない。
次に型開工程が開始され、型開閉用サーボモータ23の力行により可動盤18等が高速で型開方向に移動される。そして可動盤18等が所定位置まで移動されると減速が開始されるが減速時には型閉時と同様に2基の型開閉用のサーボモータ23から電力回生が行われ、電源回生型のコンバータ53を介して電源52に電力が回生される。型開が完了すると、エジェクタ装置26のサーボモータ27により成形品Pの突出しが行われる。この際もエジェクタピン31(突出ピン)が高速移動されてから停止されるまでの減速時に前記サーボモータ27によって発生する電力が電源回生型のコンバータ53を介して電源52側へ回生が行われる。ただしエジェクタ装置26のエジェクタピン31の作動は、ストロークが短く慣性力も小さいので発電量としては小さい。
またポンプ48によるシフトシリンダ44の駆動については、成形サイクル毎にノズル35を前後進させる場合、計量工程後に射出装置13を後退させ、次回の射出工程までに射出装置13を前進させるのでポンプ48からシフトシリンダ44への作動油の供給頻度は大きくなる。また常時固定金型15へノズル35がタッチしている場合は、シフトシリンダ44のシリンダ内の油圧が低下した際のみにポンプ48を作動させて作動油が供給される。またパイロット49a管内の作動油の油圧が低下した際にもポンプ48を作動させてパイロット管49aへの作動油の供給が行われる。
圧力機構(油圧機構)のポンプ47,48のサーボモータ45,46は、回転停止する直前の減速時にそれほど大きい電力回生は期待できないが、ポンプ47またはポンプ48を介してタンク56へ作動油を戻すようにした場合や双方向ポンプを使用した場合は、サーボモータ45,46から電力回生が期待できる。しかし従来の常時回転するポンプを使用した場合との比較においては、ポンプ47,48にサーボモータ45,46を使用したことにより必要な期間だけサーボモータ45,46を駆動させて作動油を供給することができるので大幅な省エネルギー化が達成できる。このように機械的駆動機構の電動モータによる電力回生手段を採用することと、圧力機構(油圧機構)のポンプに回転数を制御する回転する回転数制御手段を採用することを組み合わせることによりハイブリッド式の射出成形機において大幅な省エネルギー化を達成することができる。とりわけ型開閉装置について電動モータにより直接駆動される機械的駆動機構(ボールネジ機構)を用い、この型開閉装置のサーボモータ23から減速時に電力回生を行うことにより、ハイブリッド式の射出成形機11の電力回生を最も有効に行うことができる。
次に別の実施形態の射出成形機61について、図4のモータ駆動制御装置のブロック図を中心に説明する。図4の射出成形機61の各部の構成については図1のものとほぼ同じであるので、射出成形機61の各部の説明は図1のものを援用し省略する。しかし図4の射出成形機61は、図1の射出成形機11とは一部異なる電力回生手段62が設けられている。型開閉装置の2基の型開閉用のサーボモータ63は、サーボアンプ64を介して電源65や図示しない制御装置に接続されている(ここではサーボモータ63は1基のみを図示する)。サーボアンプ64は、電源回生型のコンバータ66、インバータ67、DCリンク部68、およびDCリンク部68の平滑コンデンサ68a等により構成され、サーボモータ63により発電された回生電力がインバータ67、DCリンク部68、およびコンバータ66を介して電源65側へ電力回生されるようになっている。
またその他の射出用の2基のサーボモータ69(ここでは1基のみを図示する)、計量用のサーボモータ70、エジェクタ用のサーボモータ71、主として型締シリンダに作動油を供給するポンプのサーボモータ72、他の油圧シリンダや管路に作動油を供給するとともに型締シリンダにも追加的に作動油を供給するポンプのサーボモータ73へは、電源65から別の共通のサーボアンプ75を介して電力が供給される。サーボアンプ75には共通コンバータ76とそれぞれのサーボモータ69,70,71,72,73に対応した各インバータ77が設けられている。共通コンバータ76と各インバータ77の間のDCリンク部78にはそれぞれ平滑コンデンサ78aが設けられている。そして共通コンバータ76からDCリンク部78を介して直流電流が平滑されて各インバータ77に送られ、インバータ77で再び交流変換されてそれぞれのサーボモータ69,70,71,72、73に三相交流電流が送られる。
そして共通コンバータ76と各インバータ77の間には共通の蓄電装置74が設けられている。前記サーボモータ69,70,71,72,73により電力回生が行われた場合、平滑コンデンサ78aでは容量不足となるので、DCリンク部78のスイッチが切換られて回生された電力は蓄電装置74に蓄電される。そして次回のいずれかのサーボモータ69,70,71,72,73の力行時に使用される。蓄電装置74の例としては、電気二重式キャパシタ、ニッケル電池、リチウムイオン電池などを用いることが想定される。また図4では蓄電装置74は、電解コンデンサからなる平滑コンデンサ78aとは別に設けられるが、平滑コンデンサと共用されるものでもよい。またサーボモータ69,70,71,72,73のいずれかが電力回生時に他のサーボモータ69,70,71,72,73のいずれかが力行状態にある場合、その回生された電力は蓄電装置74に蓄電されずにそのまま他のサーボモータ69,70,71,72,73にて使用される。
図4の射出成形機61では、回生電力が最大となる型開閉用の2基のサーボモータ63の減速時の電力回生に対応して蓄電装置74を準備しようとすると、蓄電装置74が大型化するか、オーバーフローする可能性があるので、型開閉用のサーボモータ63のサーボアンプ64のコンバータ66は、電源回生型とし、他のそれほど回生電力がそれほど大きくないサーボモータ69,70,71,72,73のサーボアンプ71は共通コンバータ76により制御するとともに回生電力を蓄電装置74に蓄電することにより、これらのサーボモータ69,70,71,72,73を全て単独のコンバータを介して電源回生する場合よりも効率的に回生電力を蓄電し使用することができる。なお図4の射出成形機61の例では、他のサーボモータ69,70,71,72,73は一つの共通コンバータ76から電力供給しているが、サーボモータの数は限定されない。即ち2個または3個のサーボモータに対して1個のサーボアンプおよび共通コンバータが対応したものや、1個のサーボモータに対して1個の蓄電装置を備えたサーボアンプが接続されるものでもよい。更にまた、少なくとも型開閉用のサーボモータ63を含む複数のサーボモータの電力回生手段を電源回生型のコンバータとし、それ以外のサーボモータの電力回生手段は蓄電装置を備えたものとしてもよい。
次に更に別の実施形態の射出成形機81について、図5のモータ駆動制御装置のブロック図を中心に説明する。図5のハイブリッド式の射出成形機81の電力回生手段82では、電源回生は行わず、全ての回生電力が蓄電装置83,96に蓄電されるようになっている。射出成形機81では、型開閉装置の2基の型開閉用のサーボモータ84と型締シリンダ用のメインのポンプのサーボモータ85、その他のシリンダ用のポンプのサーボモータ86へは電源87から共通のサーボアンプ88を介して送電されるようになっている(図では1基のサーボモータ84のみ記載する)。サーボアンプ88には、共通コンバータ89とサーボモータ84,85,86に対応した各インバータ90とが設けられ、インバータ90を介して交流電流がサーボモータ84,85,86へ送られるようになっている。またインバータ90との間のDCリンク部91にはそれぞれ平滑コンデンサ91aが設けられている。また共通コンバータ89と各インバータ90の間のDCリンク部91には、共通の蓄電装置83が設けられている。平滑コンデンサ91aとは別に共通の蓄電装置83を有するのは、平滑コンデンサ91aの容量が小さいからである。
そして可動盤の型開閉移動の減速時の2基の型開閉用のサーボモータ84の回生電力は、制御によるスイッチングにより蓄電装置83に送電されて蓄電され、蓄電された電力は型開閉用の2基のサーボモータ84の次回の力行時や、ポンプ用のサーボモータ85,86の作動時に使用される。特に型閉移動の減速時の2基のサーボモータ84の回生電力は、その後にすぐにサーボモータ85、86によりポンプを作動させて型締シリンダの昇圧が行われるので効率的に蓄電装置83に蓄電した電力を消費することができる。また可動盤の型開閉移動の減速時の2基の型開閉用のサーボモータ84による電力回生と、ポンプ用のサーボモータ85、86の作動をオーバーラップさせ、型締シリンダへの管路、型締シリンダの油室、パイロット管等の作動油の油圧を昇圧させておくことも可能である。なお前記において共通コンバータ89を電源回生型のコンバータとし、電力回生時のDCリンク部91の電圧が所定値を超えるか、一定以上の回生電力が所定時間以上回生されたら、スイッチにより蓄電装置83への蓄電から共通コンバータ89を介して電源回生に切り換えるようにしてもよい。また蓄電装置を有するが電源回生へ切換え可能なタイプの電力回生手段は、型開閉用のサーボモータ84のサーボアンプが独立している場合に用いてもよい。
また2基の射出用のサーボモータ97、計量用のサーボモータ98、エジェクタ用のサーボモータ99は、別のサーボアンプ95により制御され、サーボアンプ95は共通コンバータ92とそれぞれのインバータ93とそれぞれのDCリンク部94および平滑コンデンサ94aと一つの蓄電装置96を有している。そしてサーボモータ97,98,99の回生電力は、蓄電装置96に蓄電され、使用時に放電がされる。なお一つのサーボアンプから制御されるサーボモータの数は前記に限定されず、一つのアンプにより単独のサーボモータが制御されるものでもよい。なお一方の型開閉用のサーボモータ84とポンプ用のサーボモータ85のサーボアンプを共通化し、他方の型開閉用のサーボモータ84とポンプ用のサーボモータ86のサーボアンプを共通化して、それぞれに蓄電装置を設けてもよい。
図3ないし図5に示される射出成形機11,61,81の電源回生手段50.62,82においては、過大な回生電力の発生に備える目的や蓄電装置を小型化する目的等により、サーボアンプ51,64,75,88,95に抵抗器を設けるものを除外するものではない。更には回生電力を利用して加熱筒のヒータへ通電して加熱筒を昇温させるものでもよい。
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。射出成形機11,61,81は、樹脂用、金属用(ダイカスト成形機を含む)、他の材料用など使用される材料は限定されず、型締装置も竪型、横型など限定されない。また成形方法も限定されず、一般的な射出成形以外に、射出圧縮成形、発泡成形、多色成形の少なくとも一つの成形方法により成形を行うものでもよい。また本発明に用いられる電動モータはサーボモータを用いることが望ましいが他の電動モータでもよい。更に本発明に用いる機械的駆動機構は、ボールネジ機構の他、クランク機構、リンク機構、ベルト機構、減速機構、およびジョイント機構などを用いたものでもよい。更にまた本発明に用いる圧力機構の圧力媒体は、作動油が第一に想定されるが、他の液体、または空気、ガス等の気体でもよい。また圧力機構の作動部は、シリンダの他、ダイアフラムやゴムからなる圧力封入体などを用いてもよい。
11,61,81 射出成形機
12 型締装置
13 射出装置
22 型開閉装置
23,27,38,42,45,46,63,69,70,71,72,73,84,85,86,97,98,99 サーボモータ
47,48 ポンプ
50,62,82 電力回生手段
52,65,87 電源
53,66 コンバータ(電源回生型のコンバータ)
54,67,77,90,93 インバータ
55,68,78,91,94 DCリンク
64,75、88,95 サーボアンプ
68,74,83,96 蓄電装置
76,89,92 共通コンバータ

Claims (4)

  1. 電動モータによって駆動される機械的駆動機構とポンプから送られる圧力媒体によって駆動される圧力機構の双方により作動される射出成形機において、
    前記機械的駆動機構の減速時に電動モータから発生する電力を回生する電力回生手段と、
    ポンプの回転数を制御する回転数制御手段とが備えられ、
    射出装置のスクリュ前後進装置と計量装置は電動モータによって駆動される機械的駆動機構により作動され、
    型締装置の少なくとも型締シリンダはサーボモータにより回転数が制御されるポンプから送られる作動油により作動されることを特徴とする射出成形機。
  2. 前記電力回生手段は1個の共通コンバータに対して複数のインバータと複数の機械的駆動機構サーボモータに接続され、
    前記共通コンバータと前記インバータの間には平滑コンデンサ以外の蓄電装置が備えられることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  3. 型締装置の型開閉装置は2基の型開閉用の機械的駆動機構のサーボモータにより作動され、
    前記2基の型開閉用の機械的駆動機構のサーボモータはそれぞれ別の共通コンバータを備えた電力回生手段に接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の射出成形機。
  4. サーボモータにより回転数が制御されるポンプは多数が設けられ、それぞれ電源回生型または蓄電装置を設けた電力回生手段に接続されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の射出成形機。
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