JP5836204B2 - 複合ケーブル - Google Patents
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Description
また、シース内部の空間に、電線よりも剛性の弱い複数本の光ファイバも配置することになるが、これら光ファイバは、互いに平行に配された状態で充実の被覆層により被覆されている。このため、各光ファイバは、シース内部の空間を充実にしなくても、互いの位置関係を維持しながら保護された状態で、シース内部の空間に配置することになる。したがって、各光ファイバをばらすことなく1つのユニットとして、複合ケーブルにおける端部のシースから簡易に露出させることができる。
さらに、被覆層の周囲には緩衝材が配置されているため、光ファイバの強度を高めることができる。このような緩衝材は、シース内部の空間に配置しているため、当該空間が充実である場合に比べてより一段と簡易に、緩衝材をシースから露出させることができる。
こうして、効率よく接続作業を実行させ得る複合ケーブルが実現される。
なお、光ファイバを撚り合わせていないため、その撚り合わせに起因する歪みを回避できる分だけ光ファイバの伝送損失を低減できる。また、複数本の光ファイバは互いに平行に配され、撚り線は光ファイバと平行に配されているため、撚り線と光ファイバとの高さ方向のばらつきを低減することができ、同一面上に配列される端子等に対して容易に接続することが可能となる。
加えて、複合ケーブルに外力が加わったとしても、当該光ファイバに歪む力が働くことを一対の板状樹脂部材によって抑制することができると共に、緩衝材及び撚り線を囲うように筒状のシースを成型する際に、そのシースの材料が緩衝材及び撚り線に入り込むことをテープにより防止することができる。
したがって、被覆層の端部から板状樹脂部材が突出した状態でテープに巻かれ、光ファイバに歪む力が働く状態で板状樹脂部材がテープで固定されることを回避することができる。また、一対の板状樹脂部材をテープで一括して螺旋状に巻かれた後に複合ケーブルに加わる外力によって板状樹脂部材の位置がずれ、光ファイバに歪む力が働く状態となることも抑制することができる。
これに加えて、板状樹脂部材の位置がずれて被覆層の端部から板状樹脂部材が突出し、その突出部分が撚り線をずらしてしまうことを抑制することもできる。
したがって、複合ケーブルに加わる外力によって撚り線の一部が板状樹脂部材とシースとの間に入り込むことを抑止することができる。この結果、一対の板状樹脂部材における外面間の距離が撚り線の外接円の直径未満とされる場合に比べて、複合ファイバにおける平坦構造を強化することができる。
ところで、複数本の光ファイバを基準として左右対称に配置されていない状態で、その複合ケーブルが屈曲された場合、その屈曲位置や屈曲方向によっては、光ファイバに対して、その光ファイバよりも剛性の強い電線から過度の力が働いてしまうことがある。
この点、複数本の光ファイバを基準として左右対称に電線が配置された場合、上述したように複合ケーブルでの強度の偏りが低減されるため、複合ケーブルの屈曲位置や屈曲方向にかかわらず、電線から光ファイバに過度の力が働くといったことが抑制される。したがって、複合ケーブルを柔軟に屈曲させて配置することが可能となる。
これに加えて、撚り線から発生する高周波が金属被覆材に吸収される傾向が高くなるため、複数本の撚り線が互いに隣り合う状態で配置されている場合であっても、それら撚り線同士のクロストークを低減することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る複合ケーブル示す断面図である。図1に示すように、複合ケーブル1は、光ファイバユニット10と、4つの電線ユニット20と、シース30とを主な構成要素として備える。
次に、本発明の第2実施形態について図3を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図3は、本発明の第2実施形態に係る複合ケーブルを示す断面図である。
次に、本発明の第3実施形態について図4を参照して詳細に説明する。なお、上記実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図4は、本発明の第3実施形態に係る複合ケーブルを示す断面図である。
次に、本発明の第4実施形態について図5を参照して詳細に説明する。なお、上記実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図5は、本発明の第4実施形態に係る複合ケーブルを示す断面図である。
次に、本発明の第5実施形態について図6を参照して詳細に説明する。なお、上記実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図6は、本発明の第5実施形態に係る複合ケーブルを示す断面図である。
次に、本発明の第6実施形態について図7を参照して詳細に説明する。なお、上記実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図7は、本発明の第6実施形態に係る複合ケーブルを示す断面図である。
10・・・光ファイバユニット
11・・・光ファイバ
12・・・被覆層
13,15A,15B・・・緩衝材
14・・・第1テープ
20,50,60・・・電線ユニット
21・・・撚り線
21A〜21F・・・電線
22・・・第2テープ
30・・・シース
35・・・第3テープ
40・・・金属被覆材
Claims (8)
- 互いに平行に配される複数本の光ファイバと、
前記複数本の光ファイバを被覆する充実の被覆層と、
前記被覆層の周囲に配置される緩衝材と、
前記複数本の光ファイバと平行に配され、少なくとも2本の電線を撚り合わせた撚り線と、
前記緩衝材及び前記撚り線を囲う筒状のシースとを備え、
前記緩衝材は、前記被覆層を挟んで、前記複数本の光ファイバが配される方向とは直交する方向に対向する一対の板状樹脂部材からなり、
前記複数本の光ファイバと前記緩衝材及び前記撚り線とはテープで巻かれている
ことを特徴とする複合ケーブル。 - 前記複数本の光ファイバと前記緩衝材及び前記撚り線は、それぞれ個別にテープで巻かれている
ことを特徴とする請求項1に記載の複合ケーブル。 - 前記複数本の光ファイバと前記緩衝材及び前記撚り線は、1つのテープで一括して巻かれている
ことを特徴とする請求項1に記載の複合ケーブル。 - 前記複数本の光ファイバと前記一対の板状樹脂部材とに一括して螺旋状に巻かれる第1テープと、前記撚り線に螺旋状に巻かれる第2テープと、前記第1テープ及び前記第2テープを一括して螺旋状に巻かれる第3テープとを備え、
前記第1テープ及び前記第2テープが巻かれる方向は、前記第3テープが巻かれる方向とは逆の方向とされる
ことを特徴とする請求項1に記載の複合ケーブル。 - 前記板状樹脂部材の幅は、前記複数本の光ファイバが配される方向における前記被覆層の幅と同程度である
ことを特徴とする請求項1に記載の複合ケーブル。 - 前記一対の板状樹脂部材における外面間の距離は、前記撚り線の外接円の直径以上とされる
ことを特徴とする請求項1に記載の複合ケーブル。 - 前記撚り線は、前記充実の被覆層を基準として左右対称に配置される
ことを特徴とする請求項1〜請求項6いずれか1項に記載の複合ケーブル。 - 前記シースの内壁と、前記撚り線及び前記緩衝材との間に介在される筒状の金属被覆材をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項7いずれか1項に記載の複合ケーブル。
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