JP5834413B2 - エネルギー移動を用いた蛍光物質による核酸検出法 - Google Patents
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Description
式(II)中、Fは蛍光物質であり、Iはエネルギー吸収能を有する官能基であり、式(II)においてI同士は同一でも異なっていてもよく、Xはリンカーであり主鎖の長さ及び構造は任意であり、主鎖中にはC、O、N、S、P及びSiを含んでも含まなくてもよく、主鎖中に単結合、二重結合、三重結合、アミド結合、エステル結合、ジスルフィド結合、エーテル結合、チオアミド結合、チオエーテル結合、チオエステル結合及びイミノ基を含んでも含まなくてもよく、Bは核酸塩基骨格(アデニン、グアニン、シトシン、チミンまたはウラシル)または修飾及び人工核酸塩基であり、Rはデオキシリボース骨格、リボース骨格又はそれらの誘導体であり、Pはリン酸ジエステル骨格及びチオリン酸ジエステル骨格、あるいはそれらの誘導体であり、式(II)中のX、B、R、Pはそれぞれ同一でも異なっていてもよく、l、m、nは1〜3の整数を表し、mとnの数は同一でも異なっていてもよい核酸類縁体である。
(a)標的塩基配列を含む塩基配列からなる標的核酸を有する核酸試料に、前記標的塩基配列に相補的な少なくとも1種の、(1)から(6)いずれか一項に記載の化合物がプライマーとしてアニールする工程と、
(b)前記核酸試料中の標的塩基配列を鋳型として用い、前記標的核酸にアニールさせた前記プライマーから伸長産物を合成し、前記標的核酸を増幅する工程と、
(c)前記伸長産物を検出する工程
からなることを特徴とする標的核酸の検出方法。
(12)(1)から(3)いずれか一項に記載の化合物をプライマーとして用いるときに、ARMS法と併用し、プライマーの蛍光発光−消光を検出することで、鋳型とした標的核酸配列の変異の種類を識別することを特徴とする請求項11に記載の標的核酸配列の変異の種類の識別方法。
この概念を図2に示す。図2は、本発明化合物をプライマー(PCRプライマー1)として使用する例である。
プライマーセットは、1組だけでなく複数組、複数種を同時に使用することも可能である。
例えば、複数の標的核酸を同時に増幅するといった、マルチプレックスPCRにも本化合物をプライマーセットとして、利用することができる。
すなわち、PCRプライマー1が伸びていくに従い、新たな二本鎖が生成され、PCRプライマー1に組み込まれているインターカレーター(消光物質)が、当該二本鎖とインターカレーションを起こし、消光状態が解消され、蛍光発光を起こすことで、目的の核酸が増幅されたことが確認できる。
PCRに使用する試薬(ポリメラーゼなどの酵素)や伸長反応の基質(dNTP)、各種塩類などは増幅対象によって適宜選択して使用することができる。
本願化合物をプローブとして使用するときは、標的核酸にアニールした段階で発光が起こるようにプローブを設計することができる。
本発明の化合物をプローブとして用いる際の概要を図3に示す。図3のように、本願発明の化合物をプローブとして使用する場合、複数の核酸の混合物の中から、特定の塩基配列を有する核酸を識別(選別)することができる。図3では標的核酸として、核酸配列2を識別するプローブを例としている。
このような場合、核酸配列2が存在していればプローブとアニールすることで蛍光発光が起き、発光強度によって核酸配列2の量を計測することも可能となる。
このように使用することで、複数の核酸から目的とする核酸配列を有するものだけを識別(検出)することが可能となる。
また、蛍光物質(F)、消光物質(I)の他に、リンカー(X)の長さや構造によっても、消光状態が解消する条件が異なるため、必要に応じて蛍光物質(F)、消光物質(I)、リンカー(X)の種類と長さ・構造、FとIの距離を適宜設計することができる。
また、下記式(I)は、本発明の参考の化合物である。
また、上記構造の官能基が炭素数1〜10のアルキレン鎖の末端もしくは側鎖に結合しているものも含まれる。
リンカーXの主鎖は、炭素原子だけでなく、炭素原子、水素原子以外のヘテロ原子を含んでも良い。ヘテロ原子を含む場合、電子(エネルギー)移動を起こすことができる、炭素と同じ外殻電子構造を持つ原子(元素)や、非共有電子対を有する原子、空軌道を持つ原子が好ましい。例として周期律表で炭素と同じ4B族や、生体内でも電子伝達に寄与することが知られている、5B族、6B族の原子が挙げられる。具体的には、炭素(C)、ケイ素(Si)、窒素(N)、リン(P)、酸素(O)、硫黄(S)が挙げられる。
また、自ら合成した蛍光物質を使用することもできる。
本化合物をプローブとして使用するためには化学合成法等の公知の核酸合成反応により、合成することができる。なお、化学合成法としては、トリエステル法、亜リン酸法等が挙げられる。例えば、液相法又は不溶性の担体を使った固相合成法等を利用した通常の自動合成機(APPLIEDBIOSYSTEMS社392等)を使用して1本鎖のDNAを合成することができる。
例えば図5に示すように、消光物質Iの導入位置に修飾塩基(図5中NH2のついた塩基)を含む、塩基配列を先に合成し、その後リンカーXや消光物質Iを導入して目的の塩基配列を合成することができる。
また、先にリンカーXや消光物質Iのついた塩基を合成し、その他の塩基を追加して目的の塩基配列を合成しても良い。
プライマーについても、プローブと同様に合成することができる。以下、プローブを例として説明するが、プライマーにも適用することが可能である。
また、複数の核酸が混合している試料の中から複数の標的核酸を増幅する場合にも、各標的核酸に相補なプライマーをそれぞれ含む、プライマーセットとして使用しても良い。
複数の核酸の混合物の中に本化合物をプローブとして投入し、核酸を一本鎖に解離(変性)させる。これは、一本鎖になった核酸とプローブの結合(ハイブリダイゼーション)に影響を生じにくい方法で行なえば良いが、熱を加えて行なう方法が好ましい。
一本鎖になった核酸とプローブが結合することで蛍光発光が起こり、標的塩基配列を有する核酸を識別することができる。
標的塩基配列がSNPであれば、特定の遺伝子型の変異部を識別することができる。
識別対象の核酸は、通常のPCRなどの増幅方法で増やしたものを使用することもできるし、本化合物をプローブとして使用して増幅し、増幅したことを確認し、さらに本化合物をプローブとして追加して識別を行なうこともできる。
また、常法により抽出された核酸等を増幅せずに試料とすることもできる。
図4に示すようにピレン修飾された核酸ODN 2の合成を行った。ODN 1(配列番号3:70μlMのナフタレンジイミド誘導体(2 mg含有DMF溶液、50 μl:約80mM相当)、0.1 M炭酸水素ナトリウムとなるような100 μlの反応溶液を調整し37℃条件下で2時間静置した。DMFはジメチルホルムアミドのことをさす。
以降、特に断りがない場合は、TEAAは酢酸トリエチルアミン、TEABはトリエチルアンモニウムバイカーボネートをさす。
Sephadexカラムにて50 mM TEAB bufferを用いて図4に示した反応溶液の精製をSephadexカラムにて行った。主だったピークを分取した後に一昼夜かけて凍結乾燥することで溶媒を除去した。乾燥により得られたペレット状のものをそれぞれ超純水 (100 μl) に溶かし込んだ後、HPLCにて精製した。溶離液はA液として50 mM TEAA buffer、B液として50% アセトニトリル−50 mM TEAA buffer水溶液を用いて、0分から28分までの間にB液の割合を30%から90%に変化させて、カラム温度を30℃に保ち精製を実行した。
収集したフラクションを分取した後に凍結乾燥により溶媒を除去し、再度Sephadexカラムにて残留しているTEAA bufferを除去して凍結乾燥を行った。乾燥したオリゴDNAを超純水 (100 μl)に溶解させて、更に凍結乾燥させることでTEAA bufferを完全に除去した。
得られたODN2と本願発明の化合物との対応を図5に示す。
図6に示すようにピレンを二つ導入した核酸ODN 4の合成を行った。ODN 3(配列番号5:70 μlMのナフタレンジイミド誘導体(2 mg含有DMF溶液、50 μl:約80mM相当)、0.1 M炭酸水素ナトリウムとなるような100 μlの反応溶液を調整し37℃条件下で2時間静置した。
Sephadexカラムにて50 mM TEAB bufferを用いて図6に示した反応溶液の精製をSephadexカラムにて行った。主だったピークを分取した後に一昼夜かけて凍結乾燥することで溶媒を除去した。乾燥により得られたペレット状のものをそれぞれ超純水 (100 μl) に溶かし込んだ後、HPLCにて精製した。溶離液はA液として50 mM TEAA buffer、B液として50% アセトニトリル−50 mM TEAA buffer水溶液を用いて、0分から28分までの間にB液の割合を30%から90%に変化させて、カラム温度を30℃に保ち精製を実行した。
収集したフラクションを分取した後に凍結乾燥により溶媒を除去し、再度Sephadexカラムにて残留しているTEAA bufferを除去して凍結乾燥を行った。乾燥したオリゴDNAを超純水 (100 μl)に溶解させて、更に凍結乾燥させることでTEAA bufferを完全に除去した。
<実験1>
先に合成したODN 2,4をそれぞれARMS法のプライマーとして用いて、核酸増幅のプライマー及び核酸配列の識別が可能であることを示す。標的とする配列はワルファリンの至適投与量に関連する遺伝子であるビタミンKエポキシド還元酵素複合体1(VKORC1)のイントロン1領域の1173位における遺伝子多型(1173C>T)を識別対象とした。
図8は、実験1の結果を融解曲線の負の一次微分曲線で示した図である。
融解曲線とは、温度を低温から徐々に上げることにより、増幅された二本鎖核酸が一本鎖状態に変性するまでの蛍光強度を測定して得られる曲線をいう。融解曲線の負の一次微分曲線は温度変化に対する蛍光変化量を示すもので、変化量が最大のところが二本鎖DNAのTmとなる。
実験1において、ODN 2からの伸長産物は、83℃から86℃の範囲で一本鎖状態と二本鎖状態の変化量が最も多いことが既に分かっている。よって、融解曲線の負の一次微分曲線において83℃から86℃の範囲でピークが見られる場合には、ODN 2から伸長反応が起きたと判断することができる。
実験1のODN 2、R−プライマーのセットでCアレルあるいはTアレルを鋳型として用いた場合、Cアレル特異的な増幅が確認された。
鋳型として、VKORC1の遺伝子多型であるCアレル、またはTアレルを、検出用プライマーとしてODN 4、R−プライマーを混合した反応液を表3記載の組成となるように調整した。上記反応液をリアルタイムPCRシステム(Roche社製、「LightCycler(登録商標)」)にセットし、95℃で1分間保持し、DNAポリメラーゼの抗体を変性させた後、62℃20秒、95℃5秒の2ステップPCRを55サイクル行い、95℃から40℃まで融解曲線解析を行った。なお、鋳型に蒸留水(D.W.)を用いたものをネガティブコントロールとした。結果を図9に示す。図10は、実験2の結果を融解曲線の負の一次微分曲線で示した図である。
融解曲線とは、温度を低温から徐々に上げることにより、増幅された二本鎖核酸が一本鎖状態に変性するまでの蛍光強度を測定して得られる曲線をいう。融解曲線の負の一次微分曲線は温度変化に対する蛍光変化量を示すもので、変化量が最大のところが二本鎖DNAのTmとなる。
実験2のODN 4、R−プライマーのセットでCアレルあるいはTアレルを鋳型として用いた場合、Cアレル特異的な増幅が確認された。
I エネルギー吸収能を有する官能基
Claims (12)
- 蛍光物質及びエネルギー吸収能を有する官能基を含む化合物であって、標的核酸配列に特異的に結合し、前記化合物は、核酸塩基骨格、人工核酸塩基に、蛍光物質またはエネルギー吸収能を有する官能基が結合しており、前記蛍光物質と、少なくとも2つの前記エネルギー吸収能を有する官能基を含む、下記式(II)で表される構造を特徴とする化合物。
- 前記エネルギー吸収能を有する官能基Iは一般式(III)−(a)〜(l)のいずれかからなることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
- 前記蛍光物質は前記式(II)におけるXと結合するための結合部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の化合物。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物をプライマーとして使用するときにおいて、全長が15〜25残基であることを特徴とするプライマー。
- 前記標的核酸配列を増幅し、増幅した核酸を検出する際に使用するプライマーセットにおいて、プライマーセットを構成するプライマーの少なくとも一つのプライマーは請求項1から3のいずれかの化合物であることを特徴とするプライマーセット。
- 前記化合物を有するプライマーによって標的核酸が増幅したことを検知すること、前記化合物を有するプローブによって標的核酸の有無を検知することを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の化合物の使用。
- 前記化合物は、核酸増幅用プライマーとして用いることもでき、かつ、標的核酸配列が増幅したことを検出、特定の標的核酸配列を識別、するプローブとして用いることもできることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の化合物。
- 標的核酸配列の増幅は、
(a)標的塩基配列を含む塩基配列からなる標的核酸を有する核酸試料に、前記標的塩基配列に相補的な少なくとも1種の、請求項1から6いずれか一項に記載の化合物がプライマーとしてアニールする工程と、
(b)前記核酸試料中の標的塩基配列を鋳型として用い、前記標的核酸にアニールさせた前記プライマーから伸長産物を合成し、前記標的核酸を増幅する工程と、
(c)前記伸長産物を検出する工程
からなることを特徴とする標的核酸の検出方法。 - 前記工程(c)は前記工程(b)と同時に行われる工程であって、前記プライマーからの伸長産物である標的核酸が二本鎖核酸構造を形成しており、当該二本鎖核酸構造によって前記プライマーがプローブとして作用し、前記標的核酸を検出することを特徴とする請求項8に記載の標的核酸の検出方法。
- 前記工程(c)は前記工程(b)の後に行われる工程であって、前記プライマーからの伸長産物である標的核酸が二本鎖核酸構造を形成しており、当該二本鎖核酸構造によって前記プライマーがプローブとして作用し、融解曲線を利用して前記標的核酸を検出することを特徴とする請求項8に記載の標的核酸の検出方法。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物をプローブとして用い、複数の異なる塩基配列を有する核酸の中から特定の標的核酸を選択することを特長とする、核酸の識別方法。
- 請求項1から3いずれか一項に記載の化合物をプライマーとして用いるときに、ARMS法と併用し、プライマーの蛍光発光−消光を検出することで、鋳型とした標的核酸配列の変異の種類を識別することを特徴とする請求項11に記載の標的核酸配列の変異の種類の識別方法。
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