JP5832518B2 - 可動式伝達構成要素を備えた圧力調理食材のための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力調理器具の技術分野全体に関し、詳細には、シールされた調理チャンバを形成するように互いに関連することが意図された容器および蓋を備える、容器に収容された食品を蒸気圧下で調理することが意図された家庭用の器具に関する。
本発明は、より詳細には、シールされた調理チャンバを形成するように互いに関連することが意図された容器および蓋と、容器に対して蓋をロックする位置とロック解除する位置との間で移動できるロック/ロック解除手段と、チャンバ内の圧力レベルに作用するように複数の位置の間で移動できる圧力管理手段と、ロック/ロック解除手段の変位および前記圧力管理手段の変位を制御するように手で移動できるセレクタとを備える圧力調理器具に関する。
容器に対して蓋をロックする位置とロック解除する位置との間で移動しなければならないロック/ロック解除手段によって容器にロックされることが意図された容器および蓋を備える圧力調理器具はすでに知られている。このような既知の器具も通常、具体的には調理工程の最後に、ユーザが許容できる安全な状況で蓋を開けるために器具内の圧力を低下させる減圧手段を備える。
これらの既知の器具では、ロック/ロック解除手段のそのロック位置からロック解除位置への切り替え(その逆も同様である)は第1の制御部材によって制御され、その第1の制御部材は、例えば、ロック動作およびロック解除動作をそれぞれ制御する押しボタンを2つ備える。
減圧手段の制御は第2の制御部材によって行われ、その第2の制御部材は、第1の制御部材とは異なる部材であり、例えば、回転するリングの形態である。
このように制御部材の複合性により、器具に収容された食品に手が届くようにするために、減圧工程を作動させ、蓋をロック解除する、一連の異なる動作をユーザに実行させることによって、こうした器具は取り扱いがあまり人間工学的にならないことがある。さらに、こうした従来技術の圧力調理器に存在する制御部材の複合性および多様性により、機械的な設計が複雑になり、信頼性に関するリスクが生じやすくなる恐れがある。
特にこれらの問題に対処するために、ロック/ロック解除動作と減圧工程の両方を制御する単一かつ共通の制御部材を備えた圧力調理器具が提案されている。こうした単一かつ共通の制御部材は、3つの位置の間、すなわち、器具内の圧力上昇を可能にするシールロック(sealed locking)位置と、蓋が容器にロックされたままで調理チャンバの内側から外側への蒸気の漏出を可能にするロック減圧(locking and decompression)位置と、容器から蓋を取り外すことが可能になるロック解除減圧(unloking and decompression)位置との間を手動で回転できる回転ハンドルの形態である。
概ね満足であるが、それでもこうした器具にはいくつかの欠点がある。
例えば、その器具では、異なるレベルの動作圧力を選択することができない。シールロック位置に対応する所定のレベルの単一の動作圧力でしか調理することができない。これは、選択された設計が、様々なレベルの圧力に対応する回転ハンドルの異なる位置を多数実装するのにうまく適していないことから起きる。実際に、回転ハンドルは、傾斜部を備えたプレートを回転させ、そのプレートは、一方では、蓋上に装着されたジョーシステムと協働しロック/ロック解除動作を可能にし、他方では、調整バルブのヘッドと協働する。シールロック位置、ロック減圧位置、およびロック解除減圧位置以外に追加の位置を追加することは、直径がずっと大きい回転式プレートを実装することが必要になり、このことが、具体的には、嵩張ることおよび人間工学に関する欠点になる可能性がある。さらに、こうした回転式プレートは、制御傾斜部を形成する開口が長いことで弱くなり、そのせいでその部分が曲がりやすく弱くなることがあり、それにより、使用の信頼性および安全性に関わるリスクが生じる。
さらに、こうした従来技術の器具の設計は、何らかのエラーにつながるかまたは使用を難しくする恐れがある。こうしたエラーは、具体的には、ユーザが蓋をロックするために実行しなければならない操作と、ユーザが蓋をロック解除するために実行しなければならない操作とが極めて似ていることから起きる場合がある。実際に、こうした従来技術の器具をロックする動きは、ロック解除する動きと全く対称的である。したがって、時計回り方向に約45度のストロークにわたってハンドルを回転させることにより、ジョーはロック解除位置に達するまで次第に遠心方向に移動することが可能になり、蓋のロックは、同じ回転ハンドルを同じ角度だけ反時計回り方向に回転させて、ジョーをロック位置に達するまで次第に向心方向に移動させることによって行われる。したがって、このようにロックする動きとロック解除する動きとが非常に似ていることは、ユーザを混乱させる恐れがあり、ユーザは、器具がロックされているという視覚的な印が適切になっているにもかかわらず、実際はロック解除されていると考える恐れがあり、その逆も同様である。さらに、蓋のロックまたはロック解除を良好に実行することは、ハンドルを完全に回転することに直接関係する。したがって、例えばユーザが、器具を完全にロックするのに必要とされる(例えば)45度の代わりに、40度の角度ストロークにわたってハンドルを回す場合は、その器具は、不完全にロックされる可能性があり、それにより、その後で調理工程を通常通り進めることが妨げられることになる。最後に、ユーザが蓋をロックまたはロック解除するときは、回転ハンドルを扱うときにユーザが感じる感覚は、回転方向に関する事項を除いて全く同じであることに留意されたい。
これは、所望のロックまたはロック解除の事実上の実行について、実際はどちらであってもユーザが疑いを感じる恐れがある限りにおいて、ユーザの混乱および心配の要因になり得る。
したがって、本発明に与えられた目的は、上記に明示した様々な欠点に対処し、単純かつコンパクトな構成でありながら、多数の異なる動作モードを可能にし使用が簡単であり、直観的であり、安心して使える、新しい食品調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、その動作が特に直観的な新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、特にコンパクトであり、信頼でき、軽量の、新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、特に人間工学的な新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、ユーザがそれを取り扱う際にエラーを生じる可能性が限定される新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、その設計および装着が単純な新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、その設計が特にコンパクトな新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、容器に対して蓋を強力にかつ整然とロック可能にする新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、特に頑強な設計の新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、特に実用的な新しい圧力調理器具を提案することである。
本発明に与えられた目的は、調理チャンバを形成するように互いに関連することが意図された容器および蓋と、容器に対して蓋をロックする位置とロック解除する位置と間を移動できるロック/ロック解除手段と、チャンバ内の圧力レベルに作用するように複数の位置の間を移動できる圧力管理手段と、ロック/ロック解除手段の変位および前記圧力管理手段の変位を制御するように手で移動できるセレクタとを備える圧力調理器具であって、この器具が第1の伝達部分を備え、その第1の伝達部分が、一方では、ロック/ロック解除手段または圧力管理手段によって構成された可動式デバイスに対して移動することができ、他方では、セレクタの対応する変位に応答して前記可動式デバイスの位置に作用するように適合され、前記第1の伝達部分がさらに、セレクタが実質的に静止している間に移動することができ、かつ/またはセレクタが移動する間に実質的に静止したままにすることができるように適合されることを特徴とする器具によって実現される。
本発明の他の特徴および利点は、単なる例示であり非限定的な例として与えられた添付の図面に関連する以下の説明からより完全に明らかになるであろう。
本発明の第1の実施形態による調理器具の蓋サブセットを示す斜視図である。前記サブセットは蓋自体から形成されており、その蓋の上には、一方では、ロック解除位置にあるところが示された(本明細書では径方向に平行移動するように装着されたジョーシステムによって構成された)ロック/ロック解除手段が装着され、他方では、その蓋の上に制御モジュールが装着されている。前記制御モジュールは、圧力管理手段およびセレクタを組み込み、そのセレクタは、ロック/ロック解除手段の変位および圧力管理手段の変位を制御するように手で移動させることができる。 やはりロック解除位置にあるロック/ロック解除手段を有する図1のサブセットを示す上面図である。 制御モジュールを省いたこととロック/ロック解除手段がロック位置にあることを除いて図2と同様の図である。 図1および図2の制御モジュールの実装の細部を示す斜視図である。制御モジュールは、ロック/ロック解除手段がロック位置にあるロック減圧構成にあり、調理チャンバの内部は、調理チャンバ内部の圧力低下を可能にするように外部と常時連絡している。 図4の実装の細部を示す上面図である。 セレクタおよびセレクタを担持する部分を示していないことを除いて図4と実質的に同様の図である。 セレクタの変位に応答して第1の伝達部分の配置に作用する、セレクタと第1の伝達部分との間に挿入された制御部分を示していないことを除いて図6と実質的に同様の図である。 図7と同じ上面図である。 制御部分が第1の伝達部分を容器に対する蓋のロック解除に相当する位置に押しやることを可能にする、制御部分および第1の伝達部分の協働を示す斜視図である。 図1から図9の器具の第1の伝達部分を示す底面斜視図である。 制御モジュールが圧力を第1の設定値に調整したシールロック構成にあることを除いて図5と同様の図である。 制御モジュールが圧力を第2の設定値に調整したシールロック構成にあることを除いて図11と同様の図である。 制御モジュールが、ロック/ロック解除手段が容器に対して蓋をロック解除する位置にあるロック解除構成にあり、チャンバの内部が、チャンバの圧力の上昇を防止するように外部と常時連絡するようになっていることを除いて図4と同様の図である。 図13の制御モジュールを示す上面図である。 制御モジュールが図13および図14にも示すそのロック解除構成にあることを除いて図7と同様の図である。 図15に示す実装の細部の上面図である。 ロックに対応する復帰位置に第1の伝達部分が弾性的に復帰することによって容器に対して蓋を急なロックをトリガするように制御部分が第1の伝達部分と係合する瞬間の前述の図の制御モジュールを示す斜視図である。 第1の伝達部分および制御部分のみを示す、図17の実装の細部を示す図である。 図17の拡大詳細図である。 第2の実施形態による調理器具の制御モジュールを示す斜視図である。前記制御モジュールは、第1の実施形態に関する図13に対応するロック解除構成にある。 第1の実施形態に関する図4に対応するロック減圧構成にある図20のモジュールを示す斜視図である。 第1の実施形態に関する図11に示す構成に対応する、圧力を第1の設定値に調整したシールロック構成にある図20および図21の制御モジュールを示す斜視図である。 第1の実施形態に関する図12に示す構成に対応する、圧力を第2の設定値に調整したシールロック構成にある図20から図22の制御モジュールを示す斜視図である。 図20から図23の制御モジュールの実装の細部を示し、より正確には、容器に対して蓋を急にロックするのを可能にする、制御部分とのストップ部(stop part)の協働を示す。 図24と同様の図であるが、この図は、ロックに対応する位置に第1の伝達部分が弾性的に復帰することを防止するように、ストップ部によって第1の伝達部分をブロックする状態を示す図である。
本発明による圧力調理器具は、大気圧よりも実質的に高い圧力で様々な食材を調理するためのものであり、好ましくは家庭用であるが、本発明は専門的または準専門的な器具にも関すると理解される。
したがって、本発明による器具は、有利なことに、持ち運び可能であり(すなわち、手で移動させることができ)独立しているという特徴を有するキッチン用品である。本発明による器具は、従来通り、外圧を加えることなく(内蔵または外部の)熱源の影響のみによって圧力を上昇させるように適合されている。優先的に、本発明による調理器具は圧力調理器である。
本発明による圧力調理器具は、調理用の入れ物を形成し有利なことに垂直軸を中心に実質的に回転対称である容器(図示せず)を備える。本明細書では以下に、形容詞「axial(軸方向の)」は対称軸の方向を指す。したがって、器具が通常の動作をするとき、すなわち水平面に載っているときは、こうした方向は垂直方向と同じである。容器は、従来通りステンレス鋼などの金属材料から作製され、例えば、任意の適切な技法(例えば、熱間ヘッディング加工または冷間ヘッディング加工)によって容器に取り付けられた熱伝導性の底部を備える。
本発明による器具は、やはり有利なことに蓋1を備え、前記容器および蓋1は、調理チャンバを形成するように互いに関連することが意図されている。より正確には、蓋1は、容器に追加およびロックされて容器と共に調理チャンバを形成することが意図されており、その調理チャンバは、実質的にシールされ、すなわち、高圧(例えば、大気圧を4.5から120kPa越える圧力)を含むチャンバ内部の圧力上昇を可能にするのに十分に気密である。蓋1は、好ましくは円盤の形状であり、有利なことに、容器に追加およびロックされたときに容器底部の延長の中間面に実質的に平行な中間面で延在する。蓋1は、有利なことに、硬質の材料、例えば金属材料から作製される。
圧力調理器具は、有利なことに、ロック/ロック解除手段2を備え、そのロック/ロック解除手段2により、容器および蓋によって形成されたチャンバ内の圧力上昇の影響下で蓋1が容赦なく逃げるのを見なくてよいように蓋1を容器にロックすることが可能になる。
ロック/ロック解除手段2は、容器に対して蓋1を(図3に示す)ロックする位置と、(図1および図2に示す)ロック解除する位置との間で移動することができる。ロック/ロック解除手段2は、当業者に知られた任意の可動式ロック/ロック解除手段によって構成することができる。好ましくは、ロック/ロック解除手段2は、図1から図3に示すように、蓋1上で平行移動するように装着されている。有利なことに、ロック/ロック解除手段2は、一方では少なくともロック要素3Aを備え、そのロック要素3Aは、ロック位置において蓋1を容器に固定しロック解除位置において容器に対して蓋1を取り外すことを可能にするように適合されている。図示の例では、ロック/ロック解除手段2は、2つのロック要素3A、3Bを備え、それらのロック要素3A、3Bは、蓋1上で中心を通る互いに反対の位置に装着され、蓋1上で、ロックに対応する(図2に示す)拡張位置とロックに対応する後退位置(図1および図3に示す)との間で径方向に摺動するように適合されている。
図示の例では、ロック要素3A、3Bはそれぞれ、ジョー、すなわち、実質的にU字形の断面を有する金属バーによって構成され、ジョーはそれぞれ、ジョーの長さに対応する角度部分を覆って蓋の縁部と容器の縁部の両方をクランプ留めすることが意図されている。したがって、図1から図3の実施形態に実装されているようなこうしたジョーのロック/ロック解除手段2は、よく知られており、したがって本明細書ではより詳細に説明しない。代替形態によって、ロック/ロック解除手段2は、ジョーの代わりに、受板へのボルトとして、容器に形成された開口部に貫入することが意図された金属製のセグメントを実装することができる。他のタイプの可動式ロック/ロック解除手段も、それにより本発明の範囲から逸脱することなしに考えられる。
有利なことに、図示のように、ロック/ロック解除手段2は、少なくとも1つのアーム4Aを備え、そのアーム4Aは、蓋1に対して平行移動するように案内され、ロック要素4Aに連結された外側端部40Aとドライビングピン(driving pin)5Aを備える内側端部41Aとの間を延在する。ドライビングピン5Aの機能は本明細書で以下に明確にする。
勿論、ロック/ロック解除手段2はロック要素と同数のアームを備える。したがって、図示の例では、ロック/ロック解除手段2は2本のアーム4A、4Bを備え、それらのアーム4A、4Bは、蓋に対して平行移動するように案内され、ロック要素に連結された外側端部40A、40Bと、対応するドライビングピン5A、5Bを備える内側端部41A、41Bとの間をそれぞれ延在する。したがって、ピン5A、5B、アーム4A、4B、およびロック要素3A、3Bは、蓋1上で径方向に摺動するそれぞれ単体のサブセットを2つ構成する。
好ましくは、ロック/ロック解除手段2は、常時そのロック位置に復帰させる傾向がある復帰力(return force)を受ける。そのために、アーム4A、4Bはそれぞれ、例えば、その対応する外側端部40A、40Bに向かって、向心性の径方向の復帰力を常時ピン/アーム/ジョーサブセットに加える戻しバネに連結される。好ましくは、対象の戻しバネ(図示せず)は、アーム4A、4Bの外側端部40Aと40Bとを接続しており、これらのアーム4A、4Bは、単一のバネによって2つのロック要素3A、3Bが同時に復帰するようにして中心を通る互いに反対の位置に配置されている。
圧力調理器具は圧力管理手段6も備え、その圧力管理手段6は、好ましくは、チャンバ内部の圧力レベルに作用するように複数の位置の間を移動することができる。圧力管理手段6は、様々な方式で、チャンバ内の圧力レベルに作用することができる。例えば、圧力管理手段6により、チャンバ内の圧力をその値に調整する設定値を修正可能にすることができる。代替形態および/または相補形態として、圧力管理手段6により、蓋をロック解除する目的でユーザの要望に応じてチャンバを減圧可能にすることができる。
優先的な図示の実施形態では、圧力管理手段6は、本明細書で上記に企図された機能を全て有し、そのために、設定圧力の設定およびチャンバの減圧の前記機能を満たす様々な部材を備える。
この場合は、調理器具は、有利なことに、調理チャンバ内の圧力を設定値に調整する部材7を備え、圧力管理手段6は、この設定値を設定する手段8を備える。対象の設定手段8は、それぞれの設定値に対応する複数の位置(例えば、異なる2つの位置)の間を移動することができる。有利なことに、圧力調整部材7は、チャンバ内部を外部と連絡させるオリフィス9と、較正したバルブ10とを備える。その較正したバルブ10は、チャンバ内の圧力が設定値を超えたときにチャンバ内部を外部と連絡させる、オリフィス9を開ける位置と、圧力を上昇させるかまたは前記設定レベルに維持することを可能にするようにバルブ10によってオリフィス9を閉じる位置との間で移動することができる。バルブ10を、当業者に知られた任意の手法で作製することができる。例えば、バルブ10は、チャンバ内の圧力レベルに従ってオリフィス9を交互に開閉することが意図されたヘッド(図では見えない)を備える。ヘッドは、有利なことに、ロッドにつながっており、そのロッドは、最終的に広がって、ロッドよりもその直径が大きい末端部11になる。バルブ10は、常時、その閉位置に弾性的に復帰させる復帰力を受ける。圧力が設定レベルを超えると、バルブ10は、圧力の影響下で上に上がる力を受け、その力は、その閉位置に保持する傾向がある復帰動力を超え、したがって、外に向かって蒸気が漏出できるようにその閉位置から離れる方に移動する。有利なことに、圧力調整部材7は、前記バルブ10を較正しオリフィス9を閉じる位置に弾性的に復帰させる弾性体(図では見えない)、ならびに設定値設定手段8を形成するスライディングストップ(sliding stop)12を備える。対象の弾性体は、例えば、らせん形のバネから形成され、有利なことに、前記バルブ10とスライディングストップ12との間で付勢されるようにバルブ10とスライディングストップ12との間に挿入されている。付勢のレベルは、バルブ10とスライディングストップ12とが非常に近いかそれほどでないかに左右される。したがって、弾性体は、スライディングストップ12に押圧動力を、バルブ10にそれに反応する(押圧動力の反対の)動力を加える。したがって、スライディングストップ12を摺動させることによってその位置を設定することにより、押圧動力、したがって、それに対応する反応する動力を修正することが可能になり、それにより、バルブ10の較正が可能になる。
したがって、設定値設定手段8は、この場合は、較正調節手段を構成する。
図示の実施形態によれば、圧力管理手段6は、
チャンバ内部を外部と連絡させることによってチャンバ内の圧力を低下させる減圧位置と、
減圧手段がそのシール位置にあるときに調理圧力が実質的に高い(tight)ままである、チャンバ内の圧力が実質的に低下しないシール位置と
の間を移動できる減圧手段も備える。
好ましくは、減圧手段は、調理チャンバ内がどのような圧力レベルであってもその減圧位置に到達するように適合される。言い換えると、減圧手段により、チャンバ内の圧力レベルとは無関係にチャンバ内部が外部と強制的に連絡するおかげで(減圧位置において)蒸気を連続して常時漏出させることが可能になる。
好ましくは、図示の実施形態によれば、圧力調整部材7は減圧手段を形成する。その場合は、スライディングストップ12は、有利なことに、弾性体によってスライディングストップ12上に加えられる押圧動力と同じ方向に、十分にそれを打ち消す動力(clearing effort)を前記ストップ12が受けるときに、オリフィス9を開ける位置にバルブ10を押しやるように適合されている。そのために、ストップ12は、有利なことに、バルブ10のロッドによって貫通されるようにその中心が穿孔されたキャップの形態である。バルブ10のヘッド11とスライディングストップ12の外面との間に挿入されるように、バルブ10のロッド上にはストップリング(stop ring)13が装着されている。こうした配置のおかげで、スライディングストップ12は、ストップリング13を通して前記末端部11に推力を加えることによってバルブ10の末端部11を変位させることができる。
有利なことに、圧力調整部材7はダクト14を備え、そのダクト14内に、スライディングストップ12が摺動可能に装着される。対象のダクト14は、有利なことに、スライディングストップ12が下方向に(すなわち容器底部に向かって)または上方向に(すなわち容器底部から離れる方に)前記ダクト14内を垂直に摺動するように垂直方向に延在する。スライディングストップ12は、有利なことに、バルブ10を較正し復帰させる弾性体を形成するらせん形のバネをカバーする。したがって、スライディングストップ12が下方向に摺動すると、復帰および較正のためのバネが圧縮され、それにより、バルブ10の較正の負荷を増大させることが可能になり、スライディングストップ12が上方向に摺動すると、バネが解放され(したがって、較正の負荷が低減され)バルブ10の末端部11が持ち上げられて、チャンバ内の圧力レベルの程度に関わらず、バルブヘッドをオリフィス9から離すことが可能になり、そのためチャンバ内が減圧される。
調理器具はセレクタ15も備え、そのセレクタ15は、ロック/ロック解除手段2の変位および圧力管理手段6の変位を制御するように手で移動させることができる。言い換えると、セレクタ15は、可動式であり、ロック位置とロック解除位置との間のロック/ロック解除手段の変位と、それに付随してもしなくても、異なる動作位置の間の圧力管理手段6の変位も、セレクタ15によってユーザが制御することが可能になるように、ユーザが手で変位させることができる。次いで、セレクタ15は、有利なことに、ロック/ロック解除手段2の変位および圧力管理手段6の変位を制御する単一かつ共通の手段を形成するので、両方の機能を満たす。そのために、セレクタ15は、有利なことに、好ましくは垂直方向の周りを、すなわち水平面において、ユーザがセレクタ15を回転して変位させることができるように、ユーザが例えば親指と人差し指の間で把持することが意図されたハンドル16を少なくとも1つ備える。したがって、セレクタ15は有利なことに回転式である。
本発明による器具は第1の伝達部分17を備え、その第1の伝達部分17は、ロック/ロック解除手段2または圧力管理手段6によって構成された可動式デバイスに対して移動することができる。
したがって、本発明はいくつかの代替形態に関する。
第1の代替形態によれば、第1の伝達部分17は、それ自体がロック/ロック解除手段2によって形成された可動式デバイスに対して移動することができる。
別の実施形態では、伝達部分17は、この場合は圧力管理手段6によって構成された可動式デバイスに対して移動することができる。
図示の変更形態に対応するさらに別の実施形態によれば、その器具は、一方では、ロック/ロック解除手段2に対して移動することができる第1の伝達部分17と、他方では、圧力管理手段6に対して移動することができる第2の伝達部分18とを備える。
第1の伝達部分17はさらに、セレクタ15の対応する変位に応答して(このように、ロック/ロック解除手段2または圧力管理手段6によって構成された)前記可動式デバイスの位置に作用するように適合される。言い換えると、第1の伝達部分17により、セレクタ15自体が変位するときに(図示の例では、ロック/ロック解除手段2によって構成された)可動式デバイスが変位する。したがって、第1の伝達部分17は、セレクタ15によってユーザが与えた変位命令を可動式デバイスに伝達するように、セレクタ15と可動式デバイスとの間に挿入される。
第1の伝達部分17は、セレクタ15が実質的に静止したままの間に移動することができ、かつ/またはセレクタ15が移動する間に実質的に静止したままにすることができるようにも適合される。
したがって、本発明は、この点において、いくつかの代替形態、すなわち、
セレクタ15が実質的に静止したままである間に第1の伝達部分17が移動することができる第1の代替形態と、
セレクタ15が移動する間に第1の伝達部分17が実質的に静止したままにすることができる第2の代替形態と、
第1の伝達部分17が、一方では、セレクタ15が実質的に静止したままである間に移動することができ、他方では、セレクタ15が移動する間に実質的に静止したままにすることができる、第3の代替形態と
に関する。
図示の実施形態では、第1の伝達部分17は、上記で言及した第3の代替形態を実装し、すなわち、一方では、セレクタ15が実質的に所定の位置に静止したままである間に第1の所定のストロークにわたって移動することができ、他方では、セレクタ15が少なくとも2つの所定の位置の間を所定のストロークにわたって移動する間に実質的に静止したままにすることができる。
したがって、本発明は、第1の伝達部分17の移動とセレクタ15の移動とは少なくとも部分的に互いに関係がなく、それにより、(ロック/ロック解除手段2または圧力管理手段6によって構成された)可動式デバイスの本来の運動学が可能になり、その結果、器具の設計を複雑にすることなく、器具の動作が特に直観的、人間工学的、かつ効率的になる器具に関する。
器具が図示のように、一方では、ロック/ロック解除手段2に対して移動することができる第1の伝達部分17を備え、他方では、圧力管理手段6に対して移動することができる第2の伝達部分18を備える場合は、前記第2の伝達部分18が、また、セレクタ15の対応する変位に応答して圧力管理手段6の位置に作用するように適合されている。言い換えると、第2の伝達部分18は、チャンバ内の圧力レベルに作用する目的で(例えば、圧力レベルを低下させ、かつ/または所定の設定レベルに調節するために)セレクタ15によってユーザが連絡する命令を圧力管理手段6に伝達するように、セレクタ15と圧力管理手段6との間に挿入される。この場合は、第2の伝達部分18はまた、セレクタ15が実質的に静止したままである間は移動することができるように適合され、かつ/またはセレクタ15が移動する間は実質的に静止したままにすることができるように適合されている。
したがって、優先的な図示の実施形態では、圧力調理器具は、
ロック/ロック解除手段2に対して移動することができる第1の伝達部分17であって、セレクタ15の対応する変位に応答して前記ロック/ロック解除手段2の位置に作用するように適合されており、さらに、セレクタ15が実質的に静止したままである間は移動することができ、セレクタ15が移動する間は実質的に静止したままにすることができるように適合されている、第1の伝達部分17と、
圧力管理手段6に対して移動することができる第2の伝達部分18であって、セレクタ15の対応する変位に応答して前記圧力管理手段6の位置に作用するように適合されており、さらに、セレクタ15が実質的に静止したままである間は移動することができ、かつ/またはセレクタ15が移動する間は実質的に静止したままにすることができるように適合されている、第2の伝達部分18と
を備える。
より正確には、図示の実施形態では、
(ロック/ロック解除手段2に対して移動できる)第1の伝達部分17は、セレクタ15が実質的に静止したままである間は移動することができセレクタ15が移動するときは実質的に静止したままにすることができるように適合されており、
第2の伝達部分18は、セレクタ15が移動する間は実質的に静止したままにすることができるがセレクタ15自体も移動しないときは移動することができないように適合されている。
有利なことに、図示の実施形態によれば、セレクタ15および第1の伝達部分17は、第1の伝達部分17の瞬間的な位置が
セレクタ15が(例えば図4から図8に示す)第1の所定の位置から(例えば図12に示す)第2の所定の位置に変位するときの第1の法則(law)と、
セレクタ15が前記第2の位置から前記第1の位置に変位するときの、第1の法則とは異なる第2の法則と
に従ってセレクタ15の瞬間的な位置に応じて変わるように協働する。
例えば、図示の実施形態では、セレクタ15は、(図4から図8に示す)第1の所定の位置から(図14から図16に示す)第2の所定の位置に移動するときは、第1の伝達部分17を徐々に同時に変位させ、セレクタ15がその第2の位置から第1の位置に移動するときは、第1の伝達部分17は急に弾性的に復帰する。こうした構成により、例えば、ロック操作をロック解除操作とは異なる操作にすることができ、これは、使用の快適性および安全性に関する利益を有する。
有利なことに、図示のように、第1の伝達部分17は回転式である。好ましくは、第1の伝達部分17は、セレクタ15と同様に垂直方向を中心に回転するように装着され、そのため、セレクタ15および第1の伝達部分17が実質的に平行な面において回転移動する。
図示のように、ロック/ロック解除手段2のドライビングピン5A、5Bはそれぞれ、有利なことに、第1の伝達部分17の対応する変位に応答してピン5A、5Bを変位させるように第1の伝達部分17と協働する。そのために、第1の伝達部分17は、有利なことに、傾斜路19を少なくとも1つ備え、その傾斜路19は、第1の伝達部分17の対応する変位に応答してロック/ロック解除手段2をロック解除位置(図1および図2に示す)に押しやるようにドライビングピン5A、5Bと協働する。図1から図19の例では、第1の伝達部分17は2つの傾斜路19、20を備え、それらの傾斜路19、20は、径方向の平行移動におけるドライビングピン5A、5Bの変位を制御するようにドライビングピン5A、5Bとそれぞれ協働する。
例えば、第1の伝達部分17は、実質的にプレートの形態であり、傾斜路19、20は、プレートを通って配置された湾曲した開口部によって形成され、ドライビングピン5A、5Bがそれぞれその開口部内に係合する。したがって、第1の伝達部分17の回転移動の影響下では、傾斜路19、20を形成する開口部により、互いに近づくようにまたは互いから離れるように、ドライビングピン5A、5Bを互いに移動させる傾向がある動力が加えられ、これらのピンは、蓋1上を径方向に摺動するように案内される。
図示の実施形態では、第1の伝達部分17は、有利なことに、ロックに対応する第1の位置とロック解除に対応する第2の位置との間で移動できるように装着されており、前記第1の伝達部分17は、起動可能/停止可能にその第1の位置に弾性的に復帰する。対象の第1の位置は、有利なことに、具体的には図8および図21に示すロック減圧位置である。こうした第1の位置では、第1の伝達部分17により、(ドライビングピン5A、5Bに作用することによって)ロック/ロック解除手段がロック位置に保持されるか、または少なくともロック/ロック解除手段がロック位置に弾性的に復帰することに逆らわない。第1の伝達部分17の第2の位置は、具体的には図13および図14に示すロック解除位置に対応する。こうした第2の位置では、第1の伝達部分17により、ロック/ロック解除手段2をロック解除位置に配置するのに十分な互いの間隔を有するようにドライビングピン5A、5Bが保持される。第1の伝達部分17がその第1の位置に弾性的に復帰することは、有利なことに、少なくとも1つのバネ210、例えば、ねじりバネによって行われ、そのバネ210は、弾性的な復帰動力を常時第1の伝達部分17に加える。有利なことに、ロック/ロック解除手段2をロック位置に復帰させる傾向がある復帰力は、ドライビングピン5A、5Bによって第1の伝達部分17をその第1の位置に復帰させることにも寄与し、それらのドライビングピン5A、5Bは、第1の伝達部分17をその第1の位置に復帰させる傾向がある動力を対応する傾斜路19、20に加える。
図示の実施形態によれば、セレクタ15は、(例えば、図4、図5、および図21に示す)ロックに対応する少なくとも1つの第1の位置と、(例えば、図13、図14、および図20に示す)ロック解除に対応する第2の位置と間を移動することができる。対象の第1の位置は、好ましくは、チャンバ内部がチャンバ内の圧力を低下させることができるように外部と連絡するがロック/ロック解除手段2がロック位置にあるロック減圧構成に対応する。
好ましくは、セレクタ15は、前記セレクタ15がその第2の位置からその第1の位置に移動するときに第1の伝達部分17の弾性的な復帰を開始するように適合され、したがって、第1の伝達部分17がその第2の位置からその第1の位置に弾性的に復帰することが可能になる。そのために、ロック/ロック解除手段2は、有利なことに、ロック/ロック解除手段2が受ける復帰力が、一方では、第1の伝達部分17がその第2の位置にある限り第1の伝達部分17をその第2の位置に保持するのに寄与し、他方では、第1の伝達部分17が少なくとも所定のストロークにわたってその第2の位置から第1の位置まで移動したらすぐに、第1の伝達部分17のその第1の位置への弾性的な復帰に逆らわないかまたはそれどころかそれに寄与するように、第1の伝達部分17と協働する。図1から図19の実施形態では、こうした技術的な対策が以下のように実施される。傾斜路19、20はそれぞれ、(ロック解除位置にある対応するドライビングピン5A、5Bによって占有される)その端部のうちの一方にハウジング19A、20Aを備え、それらのハウジング19A、20Aは、ロック/ロック解除手段2に加えられる復帰力が、各ドライビングピン5A、5Bを、不安定な釣り合い位置にそれぞれのハウジング19A、20内に保持する傾向があるように形成されている。第1の伝達部分17が所定のストロークにわたって移動し、それにより、ロック/ロック解除手段2の復帰力を克服することによってそのそれぞれのハウジング19A、20Aを各ピン5A、5Bが強制的に離れることが可能になるときは、前記ドライビングピン5A、5Bはそれぞれ、対応する傾斜路19、20の一部分に到達し、それらの傾斜路19、20は、一方では、第1の伝達部分17が受ける弾性的な復帰の影響下で、他方では、ロック/ロック解除手段2が受ける復帰力の影響下で、ドライビングピン5A、5Bが互いに近づくように移動するのに好都合になるように形成されている。言い換えると、ドライビングピン5A、5Bがハウジング19A、20Aを離れたらすぐに、第1の伝達部分17は、急に、その第1の位置に戻す弾性的な復帰を受ける。したがって、第1の伝達部分17の弾性的な復帰は、ドライビングピン5A、5Bがハウジング19A、20A内にあるときには(ハウジング19A、20Aの形状によって抑制されるので)停止され、前記ドライビングピン5A、5Bがハウジング19A、20Aを離れるとすぐに起動する。
図20から図25の実施形態では、ハウジング19A、20Aの特定の形状の代わりに、ストップ部38が、弾性的な復帰の下側の位置と上側の位置との間で垂直に摺動するように装着されることが規定されている。ユーザがセレクタ15を図20に示すロック解除位置から図21のロック位置に移動させるときは、制御部分24がロック位置に近づく際に(傾斜部39のおかげで)ストップ部38がその上側の位置に持ち上げられる。ストップ部38をその下側の位置から上側の位置にこのように切り替えることにより、ストップ部38は、第1の伝達部分17の軌道に、より正確には、前記伝達部分17と一体のブロッキングストップ40の軌道にもはや干渉せず、そのブロッキングストップ40は、図20に示す構成のストップ部38にブロックするように当接する。したがって、伝達部分17は、バネ210によってその第1の位置に自由に復帰することができ、今回はロック/ロック解除手段2をロック位置に押しやる。
有利なことに、図1から図19の実施形態によれば、器具はドライビングスタッド(driving stud)21も備え、そのドライビングスタッド21は、(図10および図15から図19に示す)起動位置と(例えば図4から図8に示す)停止位置との間を移動することができるように装着される。ドライビングスタッド21は、第1の伝達部分17が上記で定義した第2の位置にない限りその停止位置にあり、第1の伝達部分17がその第2の位置にあるときはその起動位置にあるように適合されており、セレクタ15は、セレクタ15がその第2の位置から第1の位置に移動するときは、少なくとも前記上記で言及した所定のストロークにわたって第1の伝達部分17を変位させる(第1の伝達部分17が弾性的に復帰し始めることを可能にする)ように、起動位置においてドライビングスタッド21と協働するように適合されている。言い換えると、ドライビングスタッド21は、セレクタ15がその第2の位置から第1の位置に移動するときには、起動位置にあるときに、セレクタ15によって押しやることができるように適合されており、ドライビングスタッド21自体が、復帰の際に変位させ、次いで、第1の伝達部分17をその第2の位置から第1の位置に復帰させる。有利なことに、ドライビングスタッド21は、第1の伝達部分17がその第1の位置から第2の位置に変位すると、ドライビングスタッド21がその停止位置から起動位置に切り替えられるように、第1の伝達部分17と協働する。そのために、ドライビングスタッド21は、好ましくは、第1の伝達部分17上に摺動して装着される。例えば、ドライビングスタッド21は、有利なことに、第1の伝達部分17に形成された直線の開口部22内を摺動し、蓋1と一体の溝23によって同時に案内され、したがって、第1の伝達部分17がそれに対して移動することができる。このように開口部22および溝23によって2重にドライビングスタッド21を案内することにより、第1の伝達部分17の回転の影響下で、ドライビングスタッド21と第1の伝達部分17の回転の中心との間の距離が最小である(例えば図12に示す)後退位置と、ドライビングスタッド21と第1の伝達部分17の回転の中心との間の距離が最大である(例えば図15に示す)拡張位置との間で、ドライビングスタッド21が径方向に平行に変位することが可能になり、前記後退位置および拡張位置は、伝達スタッド21の停止位置および起動位置にそれぞれ対応する。したがって、ドライビングスタッド21は、第1のドライビングパート自体がその第2の位置にあるときは起動位置にあり、例えばその第1の位置に復帰することによって第1の伝達部分17がその第2の位置を離れるときは停止位置にあるように適合されている。
少なくとも前記上記で言及した所定のストロークにわたって第1の伝達部分17を変位させるようにするドライビングスタッド21とのセレクタ15の協働は、直接または間接的に実行することができる。図1から図19の実施形態では、セレクタ15は、制御部分24を通してドライビングスタッド21と間接的に協働する。前記制御部分24は、有利なことに、セレクタ15の対応する変位に応答して伝達部分17の位置に作用するように、セレクタ15と第1の伝達部分17との間に挿入される。制御部分24は、有利なことに、セレクタ15と一体であり、すなわち、セレクタ15に対して固定して装着されている。他方では、制御部分24は、有利なことに、第1の伝達部分17に対して移動することができ、その変位を制御するようにそれと機械的に協働するように適合される。そのために、制御部分24は、例えば、固定ポスト25を備え、セレクタ15は、ハンドル16がそれに固定された回転式クラウン15Aを備え、ハンドル16は、有利なことに、クラウン15Aと単一の部片になっている。前記クラウン15Aは、有利なことに、ハンドル16がクラウン15Aおよびメス形要素26を介して垂直軸を中心に制御部分24を回転させることができるようにして固定ポスト25がその中にねじ込まれたメス形要素26を備える。
図20から図25の実施形態のように、クラウン15Aがオス形固定手段を担持し、制御部分24がメス形固定要素を担持することも考えられ、肝心なのは、セレクタ15をいずれにせよ制御部分24にしっかり留めることができることである。
有利なことに、第1の伝達部分17、制御部分24、およびセレクタ15は全て、同じ垂直回転軸を中心に回転するように装着される。図1から図19の実施形態では、第1の伝達部分17は、制御部分24がそこで枢動する第2の水平面の下方に位置する第1の水平面内のその回転軸を中心に枢動する。対照的に、図20から図25の実施形態では、第1の伝達部分17は、制御部分24がそこで枢動する第2の水平面の上方に位置する第1の水平面内のその回転軸を中心に枢動する。
図1から図19の実施形態によれば、制御部分24は、有利なことに、ドライビングフック(driving hook)27を備え、そのドライビングフック27は、セレクタ15が(ロック解除に対応する)その第2の位置から(ロックに対応する)第1の位置に移動しドライビングスタッド21が起動位置にあるときに、ドライビングスタッド21上に水平面において推力を加えるように適合されている。したがって、ドライビングフック27はドライビングスタッド21を押圧し、ドライビングスタッド21は、ドライビングピン5A、5Bをハウジング19A、20Aの外に出すことを可能にするのに十分なストロークにわたって第1の伝達部分17を効果的に回転させ、その結果、第1の伝達部分17がその第1の位置に急に弾性的に復帰し、そのように急に弾性的な復帰はロック/ロック解除手段2がロック位置に復帰することに対応する。第1の伝達部分17の弾性的な復帰は、ドライブスタッド21のその起動位置から停止位置への変位に伴って起きる。停止位置においては、ドライビングスタッド21は、セレクタがその(ロックの)第1の位置からその(ロック解除の)第2の位置に移動するときに、ドライビングフック27の軌道に干渉しない。
制御部分24はさらに、有利なことに、ドライビングポスト28を備え、そのドライビングポスト28は、セレクタ15自体がその(ロックに対応する)第1の位置からその(ロック解除に対応する)第2の位置の方にかつその位置に移動するときに、第1の伝達部分17をその(ロックに対応する)第1の位置からその(ロック解除に対応する)第2の位置の方にかつその位置に押しやることができるように、制御部分24に取り付けられている。
有利なことに、本発明による器具は、チャンバ内の圧力および/または温度に反応する開放安全手段29を備え、前記開放安全手段29は、チャンバ内の圧力および/または温度が所定の安全値よりも高い(例えば、少なくとも1kPaから4kPaの圧力の値だけ大気圧を超える)限り、ロック解除を防止するために第1の伝達部分17の変位の軌道に干渉する(図4から図8に示す)ブロック位置を採用するように適合されている。開放安全手段29は、有利なことに、チャンバ内の圧力に反応し、開放安全手段29がオリフィス30を通ってチャンバの内側から外側に蒸気が漏出するのを可能にし、したがって、チャンバ内の圧力の上昇が防止される、下側の漏出位置と、ロック解除を防止するために第1の伝達部分17変位の軌道に干渉しながらチャンバ内の圧力を上昇させることが可能になるように、開放安全手段29がオリフィス30をきつく閉じる(ブロック位置に対応する)上側の位置との間を蓋1で垂直に摺動するように装着されている。そのために、開放安全手段29は、第1のフランジ29Aを備え、その第1のフランジ29Aは、以下の通りに、第1の伝達部分17を通して形成された開口部と協働する:
第1の伝達部分17がその(ロック解除に対応する)第2の位置にある限り、第1のフランジ29Aは第1の伝達部分17と当接し、したがって、開放安全手段29がそのブロック位置に到達することが防止される;開放安全手段29には、第1の伝達部分17がロック位置にあるときにのみ到達することができ、その場合は、開放安全手段29は、対象の開口部の拡大部分の反対側に位置し、そのため、第1のフランジ29Aを貫通することが可能になり、したがって、開放安全手段29がそのブロック位置に到達することが可能になる;
ブロック位置にあると、第1のフランジ29Aは、(図7に示すように)第1の伝達部分17に形成された開口部内に捕捉され、したがって、第1の伝達部分17の移動、特にその(ロック解除に対応する)第2の位置への移動が禁じられる。
したがって、開放安全手段29は、図示の有利な実施形態において、第1の伝達部分17が、容器に対する蓋1のロックに対応する、採用された位置にない限り、開放安全手段29がオリフィス30を閉じる位置に到達するのを防止することによって誤った閉鎖に対する安全機能も確保する。
有利なことに、開放安全手段29は、ブロック位置において前記第1の伝達部分17および制御部分24それぞれの変位の軌道に干渉するように適合されている。本明細書で説明する他の技術的な面とは関係なく、そのように保護されるべき発明をさらに構成する場合は、開放安全手段29は、互いに移動可能な2つの部品(すなわち、第1の伝達部分17および制御部分24)と協働し、前記部品は、ユーザによるセレクタ15の動作に応答してロック/ロック解除手段2の位置に作用するように、セレクタ15とロック/ロック解除手段2との間に挿入される。
好ましくは、開放安全手段29は第2のフランジ29Bを有し、その第2のフランジ29Bは、第1のフランジ29Aが第1の伝達部分17と協働するのと同じようにして制御部分24と協働する。
開放安全手段29は、この場合は垂直に移動でき圧力に反応する安全フィンガによって有利に構成されており、したがって、前記第1の伝達部分17および制御部分24の変位を互いに独立してブロックするように前記第1の伝達部分17および制御部分24それぞれと協働し、これにより、使用の際の2重の安全が提供される。実際に、理由はどうであれ(例えば一方の部品が壊れた後で)開放安全手段29と第1の伝達部分17との間のブロックの機械的な連結が壊れる場合は、前記開放安全手段29が制御部分24の変位をブロックするように制御部分24と協働し続けることになる限りにおいて、開放安全手段29がブロック位置にある限り、ユーザは、いずれにしても、引き続き蓋をロック解除することができない。勿論、壊れているブロックの機械的な連結が制御部分24と開放安全手段29との間に存在する連結である場合は、同じ理由が当てはまる。
有利なことに、制御部分24は、セレクタ15が少なくとも1つの対応する所定の位置、例えば、圧力を第1の設定値に調整したシールロック構成に対応する位置を採用するときに、開放安全手段29をブロック位置に押しやるように適合されている。そのために、制御部分17は、有利なことに、傾斜部31を備え、その傾斜部31は、開放安全手段29をブロック位置に配置し、重力でその下側の漏出位置に下がるのを防止するように、開放安全手段29を持ち上げ、したがって、その重量を克服する目的で、上方向の垂直の推力を第2のフランジ29Bに加えるように適合されている。こうした構成により、圧力上昇の単一の効果の下で開放安全手段29が自然にそのブロック位置を採用するのを待つ必要を避けることによって、圧力の上昇を加速することが可能になる。
図示の実施形態によれば、セレクタ15は、有利なことに、チャンバ内の圧力を調整する部材7の設定値設定手段8の変位を制御するように適合されている。セレクタ15はさらに、有利なことに、設定レベルの設定の他に、減圧工程を制御するように適合されている。そのために、セレクタ15は、有利なことに、一方では、較正されたバルブ10にオリフィス9を開ける位置を採用させて、チャンバ内部を外部と連絡させることが可能になる少なくとも1つの所定の位置を採用するように、他方では、設定圧力レベルを修正するために設定値設定手段8を変位させるように適合されている。したがって、特に有利には、セレクタ15は、ストップ12を摺動させ、したがって、較正を調節させるのに十分な設定動力をスライディングストップ12に加えることができる。さらに、セレクタ15は、有利なことに、減圧させるように上記で言及した打ち消す動力をスライディングストップ12に加える(例えば、図4から図6および図13に示す)少なくとも1つの所定の位置を採用するように適合されている。
したがって、セレクタ15により、ロック/ロック解除の動作、減圧工程、および調整バルブの較正の設定を制御することが可能になる。
そのために、図示の実施形態によれば、(スライディングストップ12がその中に摺動して装着された)ダクト14は、少なくとも1つの案内スロット32を備え、スライディングストップ12は、(図示のように)ダクト14の外面から突出するように案内スロット32内に(好ましくは、垂直方向に)摺動して装着されたシャフト33を備える。圧力調整部材7はさらに制御リング34を備え、その制御リング34は制御傾斜部35を備え、前記制御リング34は、ダクト14を中心に回転でき、したがって、制御傾斜部35の回転によってシャフト33の(軸方向の)変位を制御できるようにダクト14にねじ込まれる。
ダクト14を中心に回転できるように、制御リング34は、有利なことに、2つのレッグ36A、36Bを有するフォーク36を備え、セレクタ15はスタッド37を備え、そのスタッド37は、セレクタ15がその全ストロークの所定の部分にわたって移動するときにのみ前記レッグ36Aと36Bとの間に挿入されるように適合されており、スタッド37とフォーク36との協働により、制御リング34の変位(したがって、較正および/または減圧)をセレクタ15によって制御することが可能になる。具体的にはその特徴のおかげで、圧力管理手段6および/またはロック/ロック解除手段2へのセレクタ15の移動が伝達されるように、多数の貫通した開口部によって弱くなっている大きいサイズの部品を使用する必要がなくなる。
有利なことに、セレクタ15は、さらに、所定の全ストロークにわたって移動し、前記ストロークの対応する部分にわたってのみ第1の伝達部分15に機械的に連結されるようにも適合されている。したがって、特に有利な図示の実施形態では、セレクタ15は、その全ストロークの第1の部分にわたってのみ第1の伝達部分17に機械的に連結され、前記前記ストロークの第2の部分にわたってのみ制御リング34に機械的に連結され、前記第1および第2の部分は好ましくは互いに異なる。
したがって、特に有利な図示の実施形態では、第2の伝達部分18は、有利なことに、制御リング34およびフォーク36を備える。
上記の説明は、より詳細には、第1の伝達部分17がそれに対して移動できる可動式デバイスが、ロック/ロック解除手段2によって構成される調理器具に関するものであり、対象の調理器具はさらに、好ましくは制御リング34によって構成された第2の伝達部分18を備える。
しかし、例示していない実施形態によれは、可動式デバイスが圧力管理手段6によって構成され、その場合は、第1の伝達部分が前記制御リング34を備えることが、文句なく考えられる。
有利なことに、圧力管理手段6、セレクタ15、第1の伝達部分17、制御部分24、および第2の伝達部分18、ならびに概してセレクタ15を対象とする全ての制御要素は、好ましくは蓋1に着脱可能に追加および固定されることが意図されたモジュールを構成する一体型のサブセット内に装着される。
図1から図19の代替の実施形態の動作を次に説明する。
制御モジュールは、まず、ロック/ロック解除手段2がロック位置にある(図4に示す)ロック減圧構成にあり、制御リング34は、チャンバの減圧に対応する位置にある。そのときに、セレクタ15はその第1の位置にある。セレクタ15を(図の関連のシステムに対して)反時計回り方向に移動させることによって、前記セレクタ15は、スタッド37およびフォーク36との協働によって、制御リング34が下方向の推力をスライディングストップ12に第1の所定の設定レベルに達するまで加えるようにして制御リング34を回転させる。
図4に示す構成と、第1の設定値への圧力の調整に対応する図11の構成との間で制御部分24が動作するストローク中は、制御部分24は第1の伝達部分17と相互作用せず、すなわち、伝達部分17および制御部分24は機械的に連結されていない。他方では、制御部分24は、有利なことに、開放安全手段29を上方向に(すなわち、ブロック位置に)押しやる。
したがって、ユーザが、図12に示す圧力を第2の設定値に調整した別のシールロック位置に達するまでセレクタ15をやはり反時計回り方向に回転させることが可能である。図11に示す位置から図12に示す位置までのセレクタ15のストロークにより、対応する制御部分24の回転が生じ、それにより、スライディングストップ12にさらに負荷をかけるように、したがって、図11よりも高い較正レベルに達するように、フォーク36が離れる方に押される。セレクタ15がその図11に示す位置から図12に示す位置まで移動する間に、セレクタ15は、第1の伝達部分17と相互作用せず、制御部分24と第1の伝達部分17との間に機械的な連結は設けられない。器具をロック解除するためには、ユーザは、図12に示す構成から図4のロック減圧位置までセレクタ15を時計回りに回転させ始めなければならない。図4に示す構成では、セレクタ15は、その減圧位置を採用させるように、較正されたバルブ10に作用する。図4の構成に達すると、開放安全手段29はさらに、圧力の単一の効果の下で上側のブロック位置に保持され、チャンバ内の圧力が、開放安全手段29がその下側の位置に復帰することが可能になるのに十分に低下していない限り、セレクタ15が時計回り方向にさらに変位することが防止される。図12に示す構成から図4に示す構成にセレクタ15を切り替える間に、フック27は、そのとき停止位置にあるドライビングスタッド21に出合うことなしに第1の伝達部分17に対して自由に移動することができることに留意されたい。開放安全手段29がその下側の位置に復帰すると、ユーザにより、セレクタ15をその第1の位置から第2の位置に反時計回りに回転させることが可能になる。これにより、効果的に、ドライビングポスト28のおかげで、ロック解除に対応するその第2の位置に達するまで、第1の伝達部分17を時計回りに回転させる。第1の伝達部分17がその第1の位置から第2の位置に回転すると、それに伴ってドライビングスタッド21がその起動位置に変位する。
ユーザは、そのロック解除構成から再度蓋をロックしたい場合は、セレクタ15を反時計回りに回転させ始め、それにより、効果的に、フック27をドライビングスタッド21に接触させなければならない。したがって、フック27は、ドライビングスタッド21を押しのけるように動作し、そのドライビングスタッド21は、それに沿って第1の伝達部分17を運び、その第1の伝達部分17はその(ロック解除に対応する)第2の位置を離れ、したがって、不安定な釣り合い位置を形成する。次いで、第1の伝達部分17は、バネ210と、ロック/ロック解除手段2が受ける復帰力によって急に復帰し、それに伴ってドライビングホイール(driving wheel)21がその停止位置に復帰する。
本発明は、調理器具の設計、製造、および使用に産業上利用可能であることが分かっている。

Claims (29)

  1. 調理チャンバを形成するように互いに関連することが意図された容器および蓋(1)と、前記容器に対して前記蓋(1)をロックする位置とロック解除する位置との間を移動できるロック/ロック解除手段(2)と、前記チャンバ内の圧力レベルに作用する複数の位置の間を移動できる圧力管理手段(6)と、前記ロック/ロック解除手段(2)の変位および前記圧力管理手段(6)の変位を制御するように手で移動できるセレクタ(15)とを備える圧力調理器具であって、
    この圧力調理器具が第1の伝達部分(17)を備え、前記伝達部分(17)が、一方では、前記ロック/ロック解除手段(2)または前記圧力管理手段(6)によって構成された可動式デバイスに対して移動することができ、他方では、前記セレクタ(15)の対応する変位に応答して前記可動式デバイスの位置に作用するように適合され、前記第1の伝達部分(17)がさらに、前記セレクタ(15)が実質的に静止している間に移動することができ、かつ/または前記セレクタ(15)が移動する間に実質的に静止したままにすることができるように適合されることを特徴とする器具。
  2. 前記第1の伝達部分(17)の瞬間的な位置が、
    前記セレクタ(15)が第1の所定の位置から第2の所定の位置に変位するときの第1の法則と、
    前記セレクタ(15)が前記第2の位置から前記第1の位置に変位するときの、前記第1の法則とは異なる第2の法則と
    に従って前記セレクタ(15)の瞬間的な位置に応じて変わるように、前記セレクタ(15)および前記第1の伝達部分(17)が協働することを特徴とする請求項1に記載の器具。
  3. 前記セレクタ(15)が、所定の全ストロークにわたって移動するように適合されており、前記ストロークの対応する部分にわたってのみ前記第1の伝達部分(17)に機械的に連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の器具。
  4. 前記セレクタ(15)が回転式であることを特徴とする請求項1から3のうちの一項に記載の器具。
  5. 前記第1の伝達部分(17)が回転式であることを特徴とする請求項1から4のうちの一項に記載の器具。
  6. 前記ロック/ロック解除手段(2)が、前記蓋(1)上を平行移動するように装着されることを特徴とする請求項1から5のうちの一項に記載の器具。
  7. 前記可動式デバイスが前記圧力管理手段によって構成されることを特徴とする請求項1から6のうちの一項に記載の器具。
  8. 前記可動式デバイスが前記ロック/ロック解除手段(2)によって構成されることを特徴とする請求項1から6のうちの一項に記載の器具。
  9. 前記ロック/ロック解除手段(2)が、少なくとも、一方では、前記ロック位置において前記蓋(1)を前記容器に固定するように適合されたロック要素(3A、3B)を、他方では、前記蓋(1)に対して平行移動するように案内され、前記ロック要素(4A、4B)に連結された外側端部(40A、40B)と、前記第1の伝達部分(17)の対応する変位に応答してドライビングピン(5A、5B)を押しやるように前記第1の伝達部分(17)と協働するドライビングピン(5A、5B)を備えた内側端部(41A、41B)との間を延在する、少なくとも1つのアーム(4A、4B)を備えることを特徴とする請求項6または8に記載の器具。
  10. 前記第1の伝達部分(17)が少なくとも1つの傾斜路(19、20)を備え、前記傾斜路(19、20)が、前記第1の伝達部分(17)の対応する変位に応答して前記ロック/ロック解除手段(2)を前記ロック解除位置に押しやるように、前記ドライビングピン(5A、5B)と協働することを特徴とする請求項9に記載の器具。
  11. 前記第1の伝達部分(17)が、ロックに対応する第1の位置とロック解除に対応する第2の位置との間を移動することができるように装着され、起動可能/停止可能にその第1の位置に弾性的に復帰することを特徴とする請求項8から10のうちの一項に記載の器具。
  12. 前記セレクタ(15)が、少なくともロックに対応する第1の位置とロック解除に対応する第2の位置との間を移動することができ、前記セレクタ(15)が、その第2の位置から第1の位置に移動するときに前記弾性的な復帰を開始するように適合され、したがって、前記第1の伝達部分(17)がその第2の位置から第1の位置に弾性的に復帰することが可能になることを特徴とする請求項11に記載の器具。
  13. 前記ロック/ロック解除手段(2)が、常時そのロック位置に復帰させる傾向がある復帰力を受け、前記ロック/ロック解除手段(2)が、前記復帰力が、一方では、前記第1の伝達部分(17)がその第2の位置にある限り前記第1の伝達部分(17)をその第2の位置に保持するのに寄与し、他方では、前記第1の伝達部分(17)が少なくとも所定のストロークにわたってその第2の位置から第1の位置まで移動したらすぐに、前記第1の伝達部分(17)のその第1の位置への弾性的な復帰に逆らわないかまたはそれに寄与するように、前記第1の伝達部分(17)と協働することを特徴とする請求項12に記載の器具。
  14. ドライビングスタッド(21)を備え、前記ドライビングスタッド(21)が、起動位置と停止位置との間を移動することができるように装着され、前記ドライビングスタッド(21)が、前記第1の伝達部分(17)がその第2の位置にない限りその停止位置にあり、前記第1の伝達部分(17)がその第2の位置にあるときはその起動位置にあり、前記セレクタ(15)が、前記セレクタ(15)がその第2の位置から第1の位置に移動するときは、少なくとも前記所定のストロークにわたって前記第1の伝達部分(17)を変位させるように、前記起動位置において前記ドライビングスタッド(21)と協働するように適合されていることを特徴とする請求項13に記載の器具。
  15. 前記ドライビングスタッド(21)が、前記第1の伝達部分のその第1の位置から第2の位置に変位すると、前記ドライビングスタッド(21)がその停止位置から起動位置に切り替えられるように、前記第1の伝達部分(17)と協働することを特徴とする請求項14に記載の器具。
  16. 前記チャンバ内の圧力および/または温度に反応する開放安全手段(29)を備え、前記開放安全手段(29)が、前記チャンバ内の圧力および/または温度が所定の安全値よりも高い限り、ロック解除を防止するために前記第1の伝達部分(17)の変位の軌道に干渉するブロック位置を採用するように適合されることを特徴とする請求項8から15のうちの一項に記載の器具。
  17. 前記セレクタ(15)対応する変位に応答して前記第1の伝達部分(17)の位置に作用するように、前記セレクタ(15)と前記第1の伝達部分(17)との間に挿入された制御部分(24)を備え、前記開放安全手段(29)が、前記ブロック位置において前記第1の伝達部分(17)および制御部分(24)それぞれの変位の軌道に干渉するように適合されていることを特徴とする請求項16に記載の器具。
  18. 前記制御部分(24)が、前記セレクタ(15)が少なくとも1つの対応する所定の位置を採用するときに、前記開放安全手段(29)を前記ブロック位置に押しやるように適合されていることを特徴とする請求項17に記載の器具。
  19. 前記調理チャンバ内の圧力を設定値に調整する部材(7)を備え、前記圧力管理手段(6)が、その設定値を設定する手段(8)を備え、前記手段(8)が、それぞれの設定値に対応する複数の位置の間を移動することができ、前記セレクタ(15)が、前記設定手段(8)の変位を制御するように適合されることを特徴とする請求項1から18のうちの一項に記載の器具。
  20. 前記圧力管理手段(6)が、前記チャンバ内の圧力を低下させる減圧位置と、前記チャンバ内の圧力を実質的に低下させないシール位置との間を移動することができる減圧手段を備える、ことを特徴とする請求項1から19のうちの一項に記載の器具。
  21. 前記減圧手段が、前記調理チャンバ内の圧力レベルがどうであれその減圧位置に達するように適合されることを特徴とする請求項20に記載の器具。
  22. 前記圧力管理手段(6)が、前記チャンバ内の圧力を低下させる減圧位置と、前記チャンバ内の圧力を実質的に低下させないシール位置との間を移動することができる減圧手段を備え、前記圧力調整部材(7)が前記減圧手段を形成することを特徴とする請求項19に記載の器具。
  23. 前記圧力調整部材(7)が、前記チャンバ内部を外部と連絡させるオリフィス(9)と、較正したバルブ(10)とを備え、前記セレクタが、一方では、前記較正したバルブ(10)に前記オリフィス(9)を開ける位置を採用させて、前記チャンバ内部を外部と連絡させる、少なくとも1つの所定の位置を採用するように、他方では、前記設定圧力レベルを修正するために前記設定値設定手段(8)を変位させるように適合されていることを特徴とする請求項22に記載の器具。
  24. 前記圧力調整部材(7)が、
    前記バルブ(10)を較正する弾性体と、
    前記設定値設定手段(8)を形成するスライディングストップ(12)とを備え、
    前記弾性体が、前記バルブ(10)と前記スライディングストップ(12)との間に挿入され、前記スライディングストップ(12)に押圧動力を加え、前記セレクタ(15)が、前記ストップを摺動させ、したがって前記較正を調節するのに十分な設定動力を前記ストップ(12)に加えることができることを特徴とする請求項23に記載の器具。
  25. 前記ストップ(12)が、前記押圧動力と同じ方向に十分にそれを打ち消す動力を受けるときに、前記オリフィス(9)を開ける位置に前記バルブ(10)を押しやるように適合されており、前記セレクタが、減圧させるように前記スライディングストップ(12)に打ち消す動力を加える少なくとも1つの所定の位置を採用するように適合されていることを特徴とする請求項24に記載の器具。
  26. 前記圧力調整部材(7)がダクト(14)を備え、前記ダクト(14)内に前記スライディングストップ(12)が摺動可能に装着されており、前記ダクト(14)が、少なくとも1つの案内スロット(32)を備え、前記ストップが、前記ダクト(14)の外面から突出するように前記案内スロット(32)内に摺動可能に装着されたシャフト(33)を備え、前記圧力調整部材(7)がさらに制御リング(34)を備え、前記制御リング(34)が、制御傾斜部(35)を備え、前記ダクトを中心に回転でき、したがって、前記制御傾斜部(35)の回転によって前記シャフト(33)の変位を制御することができるように、前記ダクト(14)にねじ込まれることを特徴とする請求項25に記載の器具。
  27. 前記制御リング(34)が、2つのレッグ部(36A、36B)を有するフォーク(36)を備え、前記セレクタ(15)がスタッド(37)を備え、前記スタッド(37)が、前記セレクタがその全ストロークの所定の部分にわたって移動するときにのみ前記レッグ部(36A、36B)の間に挿入されるように適合されており、前記スタッド(37)と前記フォーク(36)との協働により、前記制御リング(34)の変位を前記セレクタ(15)によって制御することが可能になることを特徴とする請求項26に記載の器具。
  28. 前記第1の伝達部分が前記制御リング(34)を備えることを特徴とする請求項7ならびに請求項26および27のうちの一方に記載の器具。
  29. 前記可動式デバイスが前記ロック/ロック解除手段(2)によって構成され、前記器具がさらに第2の伝達部分(18)を備え、前記第2の伝達部分(18)が、一方では、前記圧力管理手段(6)に対して移動することができ、他方では、前記セレクタ(15)の対応する変位に応答して前記圧力管理手段(6)の位置に作用するに適合されており、前記第2の伝達部分(18)がさらに、前記セレクタ(15)が実質的に静止したままである間に移動でき、かつ/または前記セレクタ(15)が移動する間に実質的に静止したままにすることができるように適合されていることを特徴とする請求項1から28のうちの一項に記載の器具。
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