JP5831547B2 - 平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置 - Google Patents

平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5831547B2
JP5831547B2 JP2013529913A JP2013529913A JP5831547B2 JP 5831547 B2 JP5831547 B2 JP 5831547B2 JP 2013529913 A JP2013529913 A JP 2013529913A JP 2013529913 A JP2013529913 A JP 2013529913A JP 5831547 B2 JP5831547 B2 JP 5831547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf spring
block body
light
parallel
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013529913A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013027452A1 (ja
Inventor
祐司 延本
祐司 延本
豊年 川崎
豊年 川崎
滋人 大森
滋人 大森
広瀬 悟
悟 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013529913A priority Critical patent/JP5831547B2/ja
Publication of JPWO2013027452A1 publication Critical patent/JPWO2013027452A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5831547B2 publication Critical patent/JP5831547B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F3/00Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
    • F16F3/02Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of steel or of other material having low internal friction
    • F16F3/023Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of steel or of other material having low internal friction composed only of leaf springs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/02Details
    • G01J3/0202Mechanical elements; Supports for optical elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/28Investigating the spectrum
    • G01J3/45Interferometric spectrometry
    • G01J3/453Interferometric spectrometry by correlation of the amplitudes
    • G01J3/4535Devices with moving mirror
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/02Details
    • G01J3/06Scanning arrangements arrangements for order-selection
    • G01J2003/067Use of plane parallel plate, e.g. small scan, wobble

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

本発明は、ブロック体を2つの板状部材で挟んで構成される平行板ばねと、その平行板ばねを備えた平行移動機構と、干渉光学系と、分光分析装置とに関するものである。
2つの板状部材を平行に配置して、それぞれの端部を連結した平行板ばねは、従来から機械要素として使用されている。例えば特許文献1の平行板ばねは、半導体製造装置等の磁気駆動ステージに使用されており、加工精度の点から、2つの板状部材と、これらの端部同士を連結する連結部とを、例えばチタンや超弾性材料を用いて一体化して構成されている。また、例えば特許文献2の平行板ばねは、マイケルソン干渉計のような干渉光学系における移動鏡の移動機構に使用されており、ガラスまたはシリコンからなる2つのブロック体を、例えばSOI(Silicon on Insulator)基板からなる2つの板状部材で挟んで構成されている。
特開平10−223430号公報(段落〔0021〕、図1等参照) 特開2011−58810号公報(請求項1、段落〔0027〕〜〔0035〕、〔0077〕、図2、図3、図17〜図20等参照)
ところで、上述した各平行板ばねでは、2つの板状部材で挟まれる2つの連結部の一方または2つのブロック体の一方が、各板状部材の対向方向に沿って往復で平行移動する。以下、2つの板状部材で挟まれる2つの連結部または2つのブロック体のうち、往復で移動する部分を可動部と称する。この可動部を高速で往復移動させることができれば、平行板ばねとしての特性が向上するため、望ましい。そのためには、可動部を軽量化することが必要となる。
ここで、可動部を軽量化する手法としては、例えば、可動部の移動方向に垂直な断面積を小さくしたり、可動部の移動方向の高さを小さくすることにより、可動部を小さく構成することが考えられる。なお、特許文献1の構成では、板状部材と可動部とが一体化されているが、加工によって可動部の大きさを小さくすることは可能と考えられる。
ところが、可動部の移動方向に垂直な断面積を小さくしたり、可動部の移動方向の高さを小さくすると、以下の問題が生ずる。
まず、可動部の移動方向に垂直な断面積を小さくすると、平行板ばねを干渉光学系における移動鏡の移動機構に適用したときに、可動部の上方に配置される移動鏡の面積が低下することになり、干渉光を検出するセンサにおける単位時間あたりの入射光量が低下する。このため、一定の光量を得るためには、干渉光の測定時間をより長くする必要が生じる。
また、可動部の移動方向の高さを小さくすると、可動部を傾けずに(おじぎさせずに)往復移動させることが困難となる。その結果、平行板ばねを干渉光学系における移動鏡の移動機構に適用したときに、可動部の上方に配置される移動鏡での反射光と、固定鏡での反射光との間で相対的な傾きが大きくなって干渉光のコントラストが低下し、高精度な分光分析を行うことができなくなる。
したがって、このような問題を生じさせないためには、可動部を小さくする以外の手法で可動部を軽量化して、可動部を高速で往復移動させるように平行板ばねを構成することが必要となる。また、そのような平行板ばねは、並進駆動を行う干渉光学系以外の装置においても、測定時間の短縮やチルト性能の向上が見込めるため、望ましいものとなる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、大きさを変えることなく可動部を軽量化することができ、これによって可動部を高速で往復移動させて特性を向上させることができる平行板ばねと、その平行板ばねを備えた平行移動機構と、干渉光学系と、分光分析装置とを提供することにある。
本発明の一側面による平行板ばねは、互いに離間して配置される支持体及びブロック体と、前記支持体に支持されるとともに、互いに対向して配置されて前記ブロック体を挟む2つの板状部材とを備えた平行板ばねであって、前記ブロック体は、前記2つの板状部材の対向方向に沿って往復移動する可動部を構成しており、前記可動部のブロック体は多孔質材料で構成されている。
上記構成によれば、可動部としてのブロック体が多孔質材料で構成されているので、全体の大きさを変えずに、可動部を軽量化することができる。その結果、可動部を高速で往復移動させて、平行板ばねとしての特性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る分光分析装置の概略の構成を模式的に示す説明図である。 上記分光分析装置の干渉光学系が有する平行移動機構の概略の構成を示す断面図である。 上記平行移動機構の平行板ばねが有するブロック体の断面を拡大して示す図である。 上記干渉光学系の他の構成の主要部を模式的に示す説明図である。 上記平行板ばねの他の構成を示す断面図である。 上記平行板ばねのさらに他の構成を示す断面図である。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔分光分析装置および干渉光学系の構成〕
図1は、本実施形態の分光分析装置1の概略の構成を模式的に示す説明図である。分光分析装置1は、フーリエ変換分光分析装置(FTIR;Fourier Transform Infrared Spectroscopy)であり、分析対象物からの反射光または透過光を計測し、演算する分光分析システムを構成している。この分光分析装置1は、干渉光学系2と、演算部3と、出力部4とを有して構成されている。
干渉光学系2は、2光路分岐型のマイケルソン干渉計で構成されているが、その詳細については後述する。演算部3は、干渉光学系2から出力される信号のサンプリング、A/D変換およびフーリエ変換を行い、測定光に含まれる波長のスペクトル、すなわち、波数(1/波長)ごとの光の強度を示すスペクトルを生成するスペクトル生成部である。出力部4は、演算部3にて生成されたスペクトルを出力(例えば表示)する。以下、干渉光学系2の詳細について説明する。
干渉光学系2は、測定光を出射する光源10と、コリメータレンズ11と、ビームスプリッタ(以下、BSと略記する)12と、移動鏡13と、固定鏡14と、集光レンズ15と、検出器16と、平行移動機構17とを、筐体18内に備えている。なお、干渉光学系2は、移動鏡13の位置検知のための光学系(例えばレーザ光源、レーザ光検出器など)を備えているが、図1ではこれを省略している。
光源10は、例えば近赤外光を出射するものであり、干渉光学系2の内部に配置されている。なお、光源10を干渉光学系2の外部に配置し、干渉光学系2の筐体18に、光源10からの測定光を入射させる入射口を設けて、測定光を筐体18内に導く構成としてもよい。
コリメータレンズ11は、入射光、すなわち、光源10から出射される光を平行光に変換する。BS12は、例えばハーフミラーなどの光学素子で構成されており、コリメータレンズ11を介して入射する光を透過および反射によって2光束に分離する一方、移動鏡13および固定鏡14にて反射された各光を合成し、干渉光として出射する。
移動鏡13および固定鏡14は、BS12にて分離された2光束をそれぞれ反射させてBS12に再度入射させ、そこで干渉させるとともに、上記2光束で光路差が生じるように互いに相対的に移動する第1反射部材および第2反射部材をそれぞれ構成している。本実施形態では、第1反射部材としての移動鏡13が平行移動機構17に設けられており、固定鏡14を筐体18内で固定したまま、平行移動機構17によって移動鏡13を往復移動させることにより、上記2光束で光路差を生じさせるようになっている。
集光レンズ15は、BS12から出射される干渉光を集光して検出器16に導く。検出器16は、BS12から出射されて集光レンズ15を介して入射する上記干渉光を検出するセンサである。平行移動機構17は、移動鏡13を入射光の光軸に沿って平行に往復移動させる機構であるが、その詳細については後述する。
上記の構成において、光源10から出射された光は、コリメータレンズ11にて平行光に変換され、BS12に入射する。BS12では、入射光が透過および反射によって2光束に分離される。B12にて分離された一方の光束は、移動鏡13で反射され、他方の光束は固定鏡14で反射され、それぞれ元の光路を逆戻りしてBS12で重ね合わせられ、干渉光として試料Sに照射される。このとき、平行移動機構17によって移動鏡13が連続的に移動するが、BS12から各ミラー(移動鏡13、固定鏡14)までの光路長の差が波長の整数倍のときは、重ね合わされた光の強度は最大となる。一方、移動鏡13の移動によって2つの光路長に差が生じている場合には、重ね合わされた光の強度に変化が生じる。BS12から出射される干渉光は、集光レンズ15で集光されて検出器16に入射し、そこでインターフェログラムとして検出される。
検出器16が上記干渉光の検出結果に応じた信号を演算部3に出力すると、演算部3では、検出器16からの検出信号をサンプリングし、A/D変換およびフーリエ変換することにより、波数ごとの光の強度を示すスペクトルが生成される。上記のスペクトルは、出力部4にて出力(例えば表示)される。したがって、このスペクトルに基づき、試料Sの特性(材料、構造、成分量など)を分析することが可能となる。
〔平行移動機構について〕
次に、干渉光学系2の平行移動機構17の詳細について説明する。図2は、平行移動機構17の概略の構成を示す断面図である。平行移動機構17は、平行板ばね20と、駆動部30とを有して構成されている。
平行板ばね20は、2つの板状部材21・22と、2つのブロック体23・24とを有している。板状部材21・22は、例えばSUS(Stainless steel)を材質とする基板で構成されており、2つのブロック体23・24を挟むように、互いに対向して配置されている。ブロック体23・24の高さが例えば10mm前後である場合、板状部材21・22のおおよその寸法は、例えば以下のように設定される。ただし、板状部材21・22およびブロック体23・24の構成材料によって、板状部材21・22の寸法は異なる。
長さ(長手方向)・・・30〜50mm
幅(短手方向) ・・・10mm前後
厚さ ・・・0.1〜0.3mm程度
ここで、以下での説明の便宜上、2つの板状部材21・22の対向方向に沿った方向(図2では上下方向)を、Z方向とし、Z方向に垂直な面内で、互いに垂直な2方向のうちの一方(図2では左右方向)をY方向とし、他方(図2の紙面に垂直な方向)をX方向とする。
ブロック体23・24は、Y方向に互いに離間して配置されており、板状部材21・22の間に位置して、板状部材21・22の間隔を一定に保っている。ブロック体23・24は、直方体形状となっているが、その材質については後述する。ブロック体23・24は、それぞれ接着剤25によって板状部材21・22と接着され、固定されている。
ここで、一方のブロック体23は、Z方向に往復移動する可動部を構成しており、駆動部30によって駆動される。これに対して、他方のブロック体24は、筐体18内で保持部によって固定されており、変位しない。これにより、他方のブロック体は平行移動機構17の支持体を構成している。上記した移動鏡13は、板状部材21の表面であって、ブロック体23の上方に設けられている。つまり、移動鏡13は、板状部材21の表面上で、板状部材21を介してブロック体23と対向する位置に設けられている。なお、移動鏡13は、板状部材21の表面に対して、金属材料の蒸着によって形成されてもよいし、予め作製されたシート状の金属フィルムの貼り付けによって形成されてもよい。また、ここでいう「上方」とは図面における方向をいうのであって、必ずしも実際の装置における上方を指すものではない。以下の説明においても同様である。
次に、駆動部30について説明する。駆動部30は、平行板ばね20の可動部としてのブロック体23を、Z方向に往復移動させる駆動機構であり、本実施形態では、電磁式駆動源であるVCM(ボイスコイルモータ)で構成されている。
より詳しくは、駆動部30は、コイル31と、磁石32と、電圧印加部33とを有している。コイル31は、1本の銅線をZX面内で数周巻回させたものであり、その一端および他端が電圧印加部33と接続されている。また、コイル31は、ブロック体23の側面に設けられる磁石32と対向し、かつ、離間して配置(固定)されている。
磁石32は、N極がブロック体23側となり、S極がコイル31側となるように、ブロック体23の側面に設けられている。したがって、コイル31と磁石32との間では、コイル31から磁石32に向かう方向が、磁界Bの方向となる。
なお、磁石32は、ブロック体23の側面ではなく、ブロック体23の内部に設けられていてもよい。つまり、ブロック体23にY方向に貫通する孔を設けておき、この孔に磁石32を嵌め込んでおいてもよい。
上記の構成において、電圧印加部33により、磁石32と対向する位置のコイル31に対して、例えば図2の紙面に垂直な方向であって、手前から奥に向かって電流を流すと、フレミングの左手の法則により、そのような電流の向きと、磁界Bの方向との関係により、コイル31には図中下向きの力Fが働く。逆に、図2の紙面奥側から手前に向かってコイル31に電流を流すと、コイル31には図中上向きの力Fが働く。実際には、コイル31は、固定されているため、コイル31に流す電流の向きを交番させると、磁石32およびブロック体23が上下に(Z方向に)往復で移動する。
したがって、図2のように、平行板ばね20において、ブロック体23の上方に移動鏡13を設けておけば、ブロック体23とともに移動鏡13をZ方向に往復で移動させることができる。このとき、駆動部30により、平行板ばね20の共振周波数でブロック体23および移動鏡13を共振駆動することにより、ブロック体23および移動鏡13をZ方向に高速でかつ大きな変位量で往復移動させることができる。例えば、上記の共振駆動により、移動鏡13を数mm〜数cm程度のストロークで、1秒間に数十回程度往復移動させることができる。
分光分析装置1においては、平行移動機構17によってブロック体23とともに移動鏡13を多数回往復移動させ、その際に得られたデータ(インターフェログラム)を積算することで、スペクトルの精度を高めることができる。
〔ブロック体の材質について〕
次に、平行板ばね20のブロック体23・24の材質について説明する。図3は、ブロック体23・24の断面を拡大して示したものである。同図に示すように、ブロック体23・24は、両方とも、多数の気孔(空孔)41aを有する多孔質材料41で構成されている。なお、同図では、便宜上、気孔41aを全て同じ形状、大きさで示しているが、実際には、気孔41aの形状や大きさは様々であり、その配列もランダムである。また、気孔41aには、外気と接続している開気孔と、物体内部に孤立している閉気孔とが含まれる。また、図では、気孔同士が互いに独立して示されているが、実際には、その少なくとも一部同士が互いに連通していてもよい。
多数の気孔41aを有する多孔質材料41は、例えば多孔質金属で構成することができる。多孔質金属の素材(材質)としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)、チタン、チタン合金、銅、銅合金、ニッケル、クロムモリブデン鋼、アルミニウムを挙げることができる。
本実施形態では、多孔質材料41として、例えば気孔率が85%のステンレス鋼(例えばSUS430(鉄クロム合金))を用いている。ここで、気孔率とは、多孔質材料41における気孔41aの含有率を示すものであり、真密度をρ(g/cm)とし、かさ密度をρ(g/cm)として、以下の式で定義される。
気孔率(%)=(1−(ρ/ρ))×100
なお、真密度とは、物質自身が占める体積だけを密度算定用の体積として算出した密度のことであり、上記体積には、気孔の体積は含まれない。これに対して、かさ密度とは、一定容積の容器に材料を充填し、その容器の内容積を体積としたときの密度のことであり、上記体積には気孔の体積が含まれる。
上記の多孔質材料41は、上記した多孔質金属のほかに、多孔質セラミックで構成されてもよい。多孔質セラミックの素材(材質)としては、例えば気孔率が40〜60%のアルミナ(酸化アルミニウム)や、気孔率が40%の炭化ケイ素を用いることができる。このほかにも、多孔質材料41は、多孔質の金属酸化物であってもよいし、多孔質状の軽石であってもよい。
上記のように、可動部としてのブロック体23が多孔質材料41で構成されていることにより、ブロック体23が多孔質材料41と素材が同じで気孔のないもの(完全に中身の詰まったもの)で構成される場合に比べて、移動方向であるZ方向に垂直な断面積やZ方向の高さを変えずに、ブロック体23を軽量化することができる。例えば、多孔質材料41の気孔率を調整することで、ブロック体23の重さを、同じ材質で気孔のないものに比べて8割程度軽減する(2割程度の重さにする)ことができる。このようにブロック体23を大きさを変えずに軽量化することにより、ブロック体23を高速でZ方向に往復移動させることができ、平行板ばね20としての特性を向上させることができる。
したがって、干渉光学系2においては、ブロック体23の上方に設置される移動鏡13の面積を小さくすることなく、ブロック体23とともに移動鏡13を高速でZ方向に往復移動させることができる。その結果、ブロック体23の断面積を小さくして軽量化を図る構成に比べて、検出器16における干渉光の単位時間あたりの入射光量を増大させることができ、干渉光の測定時間を短縮することが可能となる。
また、ブロック体23のZ方向の高さを確保できるので、移動時のブロック体23および移動鏡23のチルト(特にYZ面内での傾き(おじぎ))を抑えることができ、これによって、検出器16にて検出される干渉光のコントラストが低下するのを抑えることができる。その結果、分光分析装置1においては、演算部3にて生成されるスペクトルの精度を高めることができ(SN比の低下を回避することができ)、そのスペクトルに基づいて高精度な分光分析を行うことができる。
また、干渉光学系2では、移動鏡13を高速でZ方向に往復移動させるにあたり、板状部材21・22を厚くしたり、2つのブロック体23・24の間隔を狭めなくても済むので、この点でも、ブロック体23および移動鏡13のチルトを抑えることができる。したがって、上記した効果、すなわち、干渉光のコントラストの低下を抑える効果、および分光分析装置1での高精度な分光分析が可能となる効果を確実に得ることができる。
なお、干渉光の測定時間を短縮するために、例えば光源の輝度(光量)を増大させて、検出器16での干渉光の単位時間あたりの入射光量を増大させる手法が考えられる。しかし、この手法では、装置内部の温度上昇による熱膨張により、光学系の誤差が生じ、性能劣化の要因となる可能性がある。しかし、本実施形態では、ブロック体23を多孔質材料41で構成することにより、光源光量を増大させることなく、干渉光の測定時間を短縮できるので、装置内部の部材の熱膨張による性能劣化を抑えることができる。
また、本実施形態のように、可動部としてのブロック体23が、接着剤25によって2つの板状部材21・22と接着されている構成では、多孔質状のブロック体23の気孔41aに接着剤25が入り込む。これにより、接着剤25の厚さをほとんどなくすことができ(ほぼゼロに近づけることができ)、平行板ばね20の寸法精度を上げることができる。その結果、平行板ばね20のチルト性能が向上し、ブロック体23の並進性を向上させることができる。つまり、ブロック体23をできるだけ傾けずに平行移動させることができる。したがって、干渉光学系2および分光分析装置1においては、移動鏡13のチルトを確実に抑えて、干渉光のコントラストの低下を確実に抑えることができ、高精度な分光分析を確実に行うことが可能となる。
また、平行板ばね20の2つのブロック体23・24は両方とも、同じ多孔質材料41で構成されているので、平行板ばね20の作製時に、2つのブロック体23・24のZ方向の高さを、研削または成形によって同時にかつ容易に揃えることができる。これにより、2つのブロック体23・24を挟む2つの板状部材21・22の平行度の高い平行板ばね20を容易に実現することができ、平行板ばね20の共振駆動を確実に実現することができる。なお、支持体を構成するブロック体24は必ずしも多孔質材料で構成される必要はなく、少なくとも可動部を構成するブロック体23が多孔質材料で構成されていればよい。また、支持体を構成するブロック体24は必ずしも独立したブロック体である必要はなく、筐体18に対して不動であって、2つの板状部材21・22と可動部を構成するブロック体23を支持して往復移動を可能とすることができるよう構成されていればよい。
また、本実施形態では、上記の多孔質材料41が、多孔質状のステンレス鋼、つまり、多孔質金属であるので、そのような多孔質金属を用いて構成されるブロック体23・24の強度をある程度確保することができる。これにより、耐衝撃性に優れた平行板ばね20を実現することができ、また、チルト性能も向上する。このような効果は、多孔質材料41が多孔質セラミックであっても同様に得ることができる。
また、平行移動機構17は、上記の平行板ばね20と、駆動部30とを有して構成され、駆動部30によって平行板ばね20のブロック体23をZ方向に往復移動させるので、本実施形態の干渉光学系2や分光分析装置1に好適な、つまり、並進駆動を行う装置に好適な平行移動機構17を実現することができる。
ところで、本実施形態では、干渉光学系2において、第1反射部材としての移動鏡13のみを平行移動機構17に設けるようにしているが、第1反射部材および第2反射部材を両方とも平行移動機構17に設けるようにしてもよい。
例えば、図4は、干渉光学系2の他の構成の主要部を模式的に示す説明図である。この干渉光学系2においては、一方の反射部材51は、平行移動機構17の板状部材21の表面に形成されており、他方の反射部材52は、板状部材22の表面に形成されている。光源10(図1参照)からの測定光は、BS53(光学素子)で2光束に分離され、そのうちの一方の光束は、ミラー54を介して反射部材51に入射し、他方の光束は、コーナーキューブ55に入射し、そこで進行方向を180度変換されて反射部材52に入射する。つまり、反射部材51・52に入射する各光の入射方向は、互いに正反対である。反射部材51・52でそれぞれ反射された光は、元の光路を逆戻りしてBS53に入射し、そこで重ね合わされた後、試料Sを透過して検出器16(図1参照)に入射する。このとき、駆動部30(図2参照)によってブロック体23を往復移動させることにより、一方の反射部材51で反射される光の光路と、他方の反射部材52で反射される光の光路とで光路差を生じさせながら、BS53にて2つの反射光を干渉させることができる。
したがって、本実施形態の干渉光学系2は、2つの反射部材の少なくとも一方が、平行移動機構17に設けられてブロック体23とともに、2つの板状部材の対向方向に往復移動する構成であればよいと言える。このような構成により、上述したように、干渉光の測定時間を短縮することができるとともに、干渉光のコントラストの低下を抑えて、高精度な分光分析を行うことができる。また、本実施形態のように、第1反射部材としての移動鏡13のみが、平行移動機構17に設けられている場合は、移動鏡13の面積を低下させることなく、移動鏡13を高速で、かつ、傾きを抑えながら往復移動させることができる。
ところで、図5は、平行移動機構17の平行板ばね20の他の構成を示す断面図である。同図に示すように、ブロック体23・24は、多孔質ガラスからなる多孔質材料42で構成されていてもよい。この場合、2つのブロック体23・24を挟む2つの板状部材21・22として、シリコン基板またはSOI基板を用いると、板状部材21・22とブロック体23・24とを、陽極接合などの、接着剤を用いない接合方法で接合することができる。したがって、接着剤の厚みが完全にない分、平行板ばね20の寸法精度をさらに向上させることができる。
また、図6は、平行板ばね20のさらに他の構成を示す断面図である。同図に示すように、ブロック体23・24は、多孔質シリコンからなる多孔質材料43で構成されていてもよい。この場合、2つのブロック体23・24を挟む2つの板状部材21・22として、シリコン基板またはSOI基板を用いると、板状部材21・22とブロック体23・24とを、拡散接合やオプティカルコンタクトなどの、接着剤を用いない接合方法で接合することができる。したがって、この場合も、接着剤の厚みが完全にない分、平行板ばね20の寸法精度をさらに向上させることができる。なお、接着剤を用いない他の接合方法として、シリコン基板の接合面を酸素プラズマで親水化処理(表面活性化処理)して各接合面同士を接合する方法も採用できる。
なお、多孔質材料43からなるブロック体23・24は、例えば、多孔質シリコンからなるウェハ(厚さは例えば数百μm)を少なくとも1枚用いて構成することが可能である。つまり、平行板ばね20の性能次第では、1枚の上記ウェハのみでブロック体23・24を構成することもできるし、チルト性能をより向上させたい場合は、上記ウェハを数枚積層して所望の厚さのブロック体23・24を構成することもできる。なお、後者の場合は、接着剤を用いない拡散接合などの手法を用いて各ウェハを接合することができる。
なお、本実施形態では、平行移動機構17の駆動部30として、電磁式駆動源を用いた例について説明したが、この構成に限定されるわけではない。例えば、板状部材21の表面に圧電体(例えばPZT)を形成し、電圧印加によって圧電体を伸縮させることによって板状部材21を共振させ、これによってブロック体23を往復移動させるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、平行移動機構17を干渉光学系2や分光分析装置1に適用した例について説明したが、並進駆動を行う他の装置に適用することも可能である。このような装置としては、例えば、屈折率測定器、光ピックアップの対物レンズアクチュエータ、小型カメラのAF(オートフォーカス)機構などがある。
以上説明した平行板ばねは、互いに離間して配置される支持体及びブロック体と、前記支持体に支持されるとともに、互いに対向して配置されて前記ブロック体を挟む2つの板状部材とを備えた平行板ばねであって、前記ブロック体は、前記2つの板状部材の対向方向に沿って往復移動する可動部を構成しており、前記可動部のブロック体は多孔質材料で構成されている。
上記の構成によれば、可動部としてのブロック体が多孔質材料で構成されているので、上記ブロック体が上記多孔質材料と素材が同じで気孔のないもの(完全に中身の詰まったもの)で構成される場合に比べて、全体の大きさを変えずに、可動部を軽量化することができる。これにより、可動部を高速で往復移動させて、平行板ばねとしての特性を向上させることができる。
上記構成の平行板ばねにおいて、前記可動部のブロック体は、接着剤によって前記2つの板状部材と接着されていてもよい。
この構成では、多孔質材料からなるブロック体の気孔に接着剤が入り込むため、接着剤の厚さをほとんどなくすことができ、平行板ばねの寸法精度を上げることができる。その結果、平行板ばねのチルト性能が向上し、ブロック体の並進性を向上させることができる。つまり、ブロック体をできるだけ傾けずに平行移動させることができる。
さらに、支持体は2つの板状部材に挟まれた他のブロック体で構成することができる。また、2つのブロック体は両方とも、同じ多孔質材料で構成されていると良い。
この構成では、2つのブロック体の高さ(可動部の移動方向に沿った長さ)を、研削または成形によって同時にかつ容易に揃えることができる。これにより、2つのブロック体を挟む2つの板状部材の平行度の高い平行板ばねを容易に実現することができる。
さらに、前記多孔質材料は、多孔質金属または多孔質セラミックであってもよい。
この場合、ブロック体が軽量でありながら、ブロック体の強度をある程度確保することができ、耐衝撃性に優れた平行板ばねを実現することができる。
一方、以上説明した平行移動機構は、上述した平行板ばねと、前記平行板ばねの前記可動部を、前記2つの板状部材の対向方向に沿って往復移動させる駆動部とを備えている。
この場合、例えばマイケルソン干渉計のような干渉光学系や分光分析装置など、並進駆動を行う装置に好適な平行移動機構を実現することができる。
さらに、以上説明した干渉光学系は、入射光を2光束に分離する光学素子と、前記光学素子にて分離された2光束をそれぞれ反射させて前記光学素子に再度入射させ、干渉させるとともに、前記2光束で光路差が生じるように互いに相対的に移動する第1反射部材および第2反射部材と、前記光学素子から出射される干渉光を検出する検出器と、上述した平行移動機構とを備え、前記第1反射部材および前記第2反射部材の少なくとも一方は、前記平行移動機構に設けられており、前記可動部としてのブロック体とともに移動するよう構成されている。
光学素子にて分離された2光束を第1反射部材および第2反射部材で反射させて干渉させる干渉光学系に上述の平行移動機構を適用し、第1反射部材および第2反射部材の少なくとも一方を可動部とともに移動させることにより、可動部の断面積を小さくして軽量化を図る構成に比べて、干渉光を検出する検出器における単位時間あたりの入射光量を増大させて、干渉光の測定時間を短縮することができる。また、移動時の第1反射部材または第2反射部材の傾き(チルト)を抑えて、干渉光のコントラストが低下するのを抑えることができる。
この干渉光学系において、前記第1反射部材および前記第2反射部材の一方は移動鏡であり、他方は固定鏡であり、前記移動鏡のみが、前記平行移動機構に設けられている構成とすることができる。
この場合、移動鏡と固定鏡とを備えた干渉光学系において、移動鏡の面積を低下させることなく、移動鏡を高速で、かつ、傾きを抑えながら往復移動させることができる。
また、以上説明した分光分析装置は、上述した干渉光学系と、前記干渉光学系の前記検出器での干渉光の検出結果に基づいて、波長ごとの光の強度を示すスペクトルを生成するスペクトル生成部とを備えている。
この干渉光学系では、チルトによる干渉光のコントラストの低下を抑えることができるので、分光分析装置においては、スペクトル生成部にて生成されるスペクトルに基づいて、分光分析を高精度で行うことができる。
以上述べた各構成によれば、可動部としてのブロック体が多孔質材料で構成されているので、全体の大きさを変えずに、可動部を軽量化することができる。その結果、可動部を高速で往復移動させて、平行板ばねとしての特性を向上させることができる。
本発明の平行板ばねは、マイケルソン型の干渉計などの干渉光学系や、その干渉光学系を備えた分光分析装置のほか、屈折率測定器、光ピックアップの対物レンズアクチュエータ、小型カメラのAF機構に利用可能である。
1 分光分析装置
2 干渉光学系
3 演算部(スペクトル生成部)
12 BS(光学素子)
13 移動鏡(第1反射部材)
14 固定鏡(第2反射部材)
16 検出器
17 平行移動機構
20 平行板ばね
21 板状部材
22 板状部材
23 ブロック体(可動部)
24 ブロック体(支持体)
25 接着剤
30 駆動部
41 多孔質材料
41a 気孔
42 多孔質材料
43 多孔質材料
51 反射部材(第1反射部材)
52 反射部材(第2反射部材)

Claims (9)

  1. 互いに離間して配置される支持体及びブロック体と、
    前記支持体に支持されるとともに、互いに対向して配置されて前記ブロック体を挟む2つの板状部材とを備えた平行板ばねであって、
    前記ブロック体は、前記2つの板状部材の対向方向に沿って往復移動する可動部を構成しており、
    前記可動部のブロック体は多孔質材料で構成されていることを特徴とする平行板ばね。
  2. 前記可動部のブロック体は、接着剤によって前記2つの板状部材と接着されていることを特徴とする請求項1に記載の平行板ばね。
  3. 前記支持体は前記2つの板状部材に挟まれた他のブロック体であることを特徴とする請求項1または2に記載の平行板ばね。
  4. 前記2つのブロック体は両方とも、同じ多孔質材料で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の平行板ばね。
  5. 前記多孔質材料は、多孔質金属または多孔質セラミックであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の平行板ばね。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の平行板ばねと、
    前記平行板ばねの前記可動部を、前記2つの板状部材の対向方向に沿って往復移動させる駆動部とを備えていることを特徴とする平行移動機構。
  7. 入射光を2光束に分離する光学素子と、
    前記光学素子にて分離された2光束をそれぞれ反射させて前記光学素子に再度入射させ、干渉させるとともに、前記2光束で光路差が生じるように互いに相対的に移動する第1反射部材および第2反射部材と、
    前記光学素子から出射される干渉光を検出する検出器と、
    請求項6に記載の平行移動機構とを備え、
    前記第1反射部材および前記第2反射部材の少なくとも一方は、前記平行移動機構に設けられており、前記可動部としてのブロック体とともに移動することを特徴とする干渉光学系。
  8. 前記第1反射部材および前記第2反射部材の一方は移動鏡であり、他方は固定鏡であり、
    前記移動鏡のみが、前記平行移動機構に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の干渉光学系。
  9. 請求項7または8に記載の干渉光学系と、
    前記干渉光学系の前記検出器での干渉光の検出結果に基づいて、波長ごとの光の強度を示すスペクトルを生成するスペクトル生成部とを備えていることを特徴とする分光分析装置。
JP2013529913A 2011-08-25 2012-05-23 平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置 Expired - Fee Related JP5831547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013529913A JP5831547B2 (ja) 2011-08-25 2012-05-23 平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011183469 2011-08-25
JP2011183469 2011-08-25
PCT/JP2012/063146 WO2013027452A1 (ja) 2011-08-25 2012-05-23 平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置
JP2013529913A JP5831547B2 (ja) 2011-08-25 2012-05-23 平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013027452A1 JPWO2013027452A1 (ja) 2015-03-19
JP5831547B2 true JP5831547B2 (ja) 2015-12-09

Family

ID=47746207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529913A Expired - Fee Related JP5831547B2 (ja) 2011-08-25 2012-05-23 平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5831547B2 (ja)
WO (1) WO2013027452A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005127839A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Olympus Corp レンズ偏心測定装置
JP4973811B2 (ja) * 2009-11-12 2012-07-11 コニカミノルタホールディングス株式会社 平行移動機構、干渉計および分光器

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2013027452A1 (ja) 2015-03-19
WO2013027452A1 (ja) 2013-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9291444B2 (en) Light reflection mechanism, optical interferometer and spectrometric analyzer
EP3380822B1 (en) Optical pressure sensor
CN110312944B (zh) 用于光扫描仪的mems扫描模块
US20130222809A1 (en) Method of correcting tilt in spectroscope
JP4973811B2 (ja) 平行移動機構、干渉計および分光器
US20070158554A1 (en) Probe for probe microscope using transparent substrate, method of producing the same, and probe microscope device
JP5831547B2 (ja) 平行板ばね、平行移動機構、干渉光学系および分光分析装置
JP2011080854A (ja) フーリエ変換分光器
JP5942482B2 (ja) 波長可変干渉フィルターの駆動方法、光学モジュール、及び電子機器
WO2012029453A1 (ja) 平行移動機構、マイケルソン干渉計、およびフーリエ変換分光分析装置
JP5590036B2 (ja) 干渉光学系およびそれを備えた分光器
JP6323004B2 (ja) 蛍光観察装置、及び光学部材
JP5454687B2 (ja) 干渉計およびフーリエ変換分光分析装置
JP5761675B2 (ja) 密閉型afmセル
JP6843585B2 (ja) 走査型画像計測装置及び走査型画像計測方法
JP5720777B2 (ja) 平行移動装置、マイケルソン干渉計、およびフーリエ変換分光分析装置
JP2012042257A (ja) 平行移動機構、干渉計および分光器
EP2966482B1 (en) Prism and optical detection system applying same
RU152284U1 (ru) Термостабилизированный сканирующий конфокальный интерферометр
CN117871422B (zh) 光声光谱气体传感器及其制备方法
US8908185B2 (en) Coupling prism and optical detection system thereof
WO2014112027A1 (ja) フーリエ変換型分光計
KR101311789B1 (ko) 진동 프로브 시스템
JP2006317368A (ja) Memsを用いたファブリペロー型波長可変フィルタ
JP2017102246A (ja) 光学フィルタ及び赤外分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5831547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees