JP5831147B2 - 湿式画像形成装置 - Google Patents
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Description
トナー濃度=(トナー量)/(現像剤量)≒(トナー量)/(トナー量+キャリア液量)
トナー濃度(トナー量とキャリア液量との関係)は、湿式画像形成装置内における画像形成プロセスを経るとともに変化する。トナー濃度は、湿式画像形成装置の使用環境、または、湿式画像形成装置の使用状態などによっても変化し易い。トナー濃度が所望の値から変動すると、画像形成プロセス中において不具合が発生したり、画像形成上の誤差が発生したりする。たとえば、トナー濃度が所定の値よりも高い場合(キャリア液量に対してトナー量が多い場合)、転写プロセスにおけるトナーの流動性が低下し、転写効率が低くなる。その結果、画像カスレまたは画像ムラといった不具合が発生しやすくなる。
好ましくは、上記トナー量検知手段は、上記トナー像に照射された可視光波長の光が上記トナー像に反射した光を検知し、検知した光の強度に応じた上記検知信号を出力する。
上記可視光波長は、上記トナー像中のトナーが吸収する波長であって、上記トナー量が一定の場合に上記トナー濃度を変化させても上記検知信号が略一定となる波長であり、上記赤外波長は、上記トナー量が一定の場合に上記トナー濃度を変化させると上記受光信号が変化する波長である。
(湿式画像形成装置1000)
図1および図2を参照して、本実施の形態における湿式画像形成装置1000について説明する。図1は、湿式画像形成装置1000の全体構成を示す模式図である。図2は、湿式画像形成装置1000の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、現像装置10は、現像液Wを貯留する現像槽11、供給ローラー12、受け渡しローラー13、帯電器14、現像ローラー15、帯電器16、およびプリウェット装置17を含む。現像装置10のメモリー10M(図2参照)は、現像装置10の製造ロット、使用履歴、内蔵トナーの特性、および、現像液Wの残量やトナー濃度などに関するデータを記憶する。メモリー10Mによって、現像装置10に関する消耗品管理等の各種情報の管理が行われる。
感光体ユニット20は、感光体21、帯電器22、プリウェット装置26、スクイズ装置25、およびクリーニングブレード28などを含む。現像ローラー15に接触するように、像担持体であるドラム状の感光体21が設けられる。感光体21としては、たとえば正帯電性を有するアモルファスシリコン製の感光体が用いられる。感光体21は、矢印AR21方向に回転する。
トナー量検知センサー30(トナー量検知手段)は、感光体21の表面上の現像位置24よりも下流で1次転写部27よりも上流の位置において、中間転写ローラー51に転写される前の感光体21の表面上に担持されているトナー像のトナー量を検知して検知信号(トナー量T)として出力する。
図1を再び参照して、光学式センサー40(光学的検知手段)は、感光体21の表面上の現像位置24よりも下流で1次転写部27よりも上流の位置において、中間転写ローラー51に転写される前の感光体21の表面上に担持されているトナー像に対して赤外波長の光を含む検知光42L(図3参照)を照射する。
転写ユニット50は、中間転写ローラー51などを含む。中間転写ローラー51は、感光体21に対向するように配置される。中間転写ローラー51は、矢印AR51方向に回転する。感光体21と中間転写ローラー51との間に、1次転写部27が形成される。中間転写ローラー51と感光体21との間には、転写バイアス発生部350(図2参照)により所定の転写バイアスが印加されることによって、電界が形成される。
定着ユニット70は、定着ローラー71,72およびプレ加熱装置73を含む。記録用紙60は、2次転写された後、定着ユニット70に送られる。記録用紙60に転写されたトナー像の中のトナー粒子は、定着ローラー71,72によって加熱および加圧される。
図7は、一例として、光学式センサー40によってトナー濃度が10%〜40%である感光体21上のトナー像を検知したデータである。光学式センサー40の発光部42としては、950nmに発光強度のピークを有し、880nm〜1060nmの波長領域の検知光42Lを発光する光源を用いている。光学式センサー40の受光部44としては、900nmに受光感度のピークを有し、700nm〜1200nmの波長領域に感度を有するフォトダイオードを用いている。
図8に、一例として、トナー濃度検知モード処理ST100を示す。まず、検知対象となる所望のトナー像が感光体上に形成される(ステップST1)。感光体21の回転により、トナー像がトナー量検知センサー30の検知領域に到達すると、トナー量検知センサー30はトナー像のトナー量を検知し(ステップST2)、検知結果(検知信号)としてトナー量Tを取り込む(ステップST3)。
図9に、他の例として、トナー濃度検知モード処理ST200を示す。上述の図8の場合と同様に、トナー像を形成し(ステップST11)、トナー量を検知し(ステップST12)、検知結果Tを取り込み(ステップST13)、検知光を照射し(ステップST14)、受光部出力Sを取り込む(ステップST15)。そして、参照テーブルを呼び出してトナー量Tと受光部出力Sとを比較することによってトナー像のトナー濃度tを算出する(ステップST16)。
Claims (4)
- 所定の画像形成条件に設定されて画像を形成する湿式画像形成装置であって、
トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体上の前記トナー像が転写される被転写部材と、
前記被転写部材に転写される前の前記トナー像中のトナー量を検知して検知信号として出力するトナー量検知手段と、
前記被転写部材に転写される前の前記トナー像に対して880nm〜1060nmの赤外波長の光を含む検知光を照射する発光部および前記トナー像に反射した前記検知光の反射光を受光する受光部を有し、前記赤外波長の光を含む前記反射光の強度に応じた受光信号を出力する光学的検知手段と、
予め記憶された前記検知信号と前記受光信号とトナー濃度との関係に基づいて前記被転写部材に転写される前の前記トナー像のトナー濃度を算出するとともに、前記トナー濃度に応じて前記画像形成条件を設定する制御手段と、を備える、
湿式画像形成装置。 - 前記トナー量検知手段は、前記トナー像に照射された可視光波長の光が前記トナー像に反射した光を検知し、検知した光の強度に応じた前記検知信号を出力する、
請求項1に記載の湿式画像形成装置。 - 前記発光部は、可視光波長の光をさらに含む前記検知光を前記被転写部材に転写される前の前記トナー像に対して照射し、
前記トナー量検知手段は、前記反射光のうちの可視光波長の光を含む前記反射光を受光する他の受光部を有し、可視光波長の光を含む前記反射光の強度に応じた前記検知信号を出力する、
請求項2に記載の湿式画像形成装置。 - 前記可視光波長は、前記トナー像中のトナーが吸収する波長であって、前記トナー量が一定の場合に前記トナー濃度を変化させても前記検知信号が略一定となる波長であり、
前記赤外波長は、前記トナー量が一定の場合に前記トナー濃度を変化させると前記受光信号が変化する波長である、
請求項2または3に記載の湿式画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2011246451A JP5831147B2 (ja) | 2011-11-10 | 2011-11-10 | 湿式画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011246451A JP5831147B2 (ja) | 2011-11-10 | 2011-11-10 | 湿式画像形成装置 |
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JP2013104893A JP2013104893A (ja) | 2013-05-30 |
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Family Applications (1)
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JP2011246451A Active JP5831147B2 (ja) | 2011-11-10 | 2011-11-10 | 湿式画像形成装置 |
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JP2013104893A (ja) | 2013-05-30 |
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