JP5831054B2 - プログラム、情報処理装置、およびメッシュ修正方法 - Google Patents
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解析空間のメッシュは、例えば、ユーザによる手動操作による指示に応じて、コンピュータによって生成される。ユーザからはメッシュサイズなどの条件が与えられ、コンピュータが条件に従ってメッシュを自動生成する。自動生成されたままのメッシュでメッシュ分割を行うと、品質の悪い要素が生成されることが多い。品質の悪い要素があると、構造解析の精度が低下したり、計算時間が増大したりする。そこで、例えば、生成された要素の品質が悪い場合、メッシュの節点の位置の手動による修正が行われていた。
さらに他の1つの案では、上記プログラムに基づいてコンピュータが実行する処理と同様の処理を行うメッシュ修正方法が提供される。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の機能構成例を示す図である。情報処理装置Mは、記憶手段1、検出手段2、計算手段3、および変更手段4を有する。
検出手段2は、記憶手段1を参照し、解析対象物をメッシュによって分割して得られる複数の要素それぞれの品質を判断し、品質が所定値以下の要素を検出する。例えば検出手段2は、複数の要素それぞれの面の品質を判断し、品質が所定値以下の面を有する要素を検出する。
このような機能を有する情報処理装置Mにより、以下のような処理が行われる。
[ステップS1]検出手段2は、要素の面の品質を判断する。要素の面は、要素を構成する節点を結ぶ線分で表され、例えば要素の面の歪みを計算する。例えば、検出手段2は、多角形の面のアスペクト比やヤコビアンなどを計算する。
図3は、第1の実施の形態に係る処理例を示す図である。図3の例では、節点5a,5b,5c,5d,5e,5f,5g,5h,5i間を線分で接続し、複数の面6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6h,6i,6jが形成されている。各面6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6h,6i,6jは、それぞれが、解析対象物をメッシュで分割して生成される要素の1つの面である。
このようにして品質の悪い面を有する要素を確実に削除する。しかも、面6aを削除した影響は、周囲の他の複数の面の形状を変更することで修正される。その結果、例えば品質が悪い面を、隣接する1つの面と結合しても品質が十分に向上しない場合であっても、品質の悪い面の削除が可能となる。すなわち、品質の悪い面の節点を、例えばその面の重心に移動させることで、その面を削除したことによる影響は、節点を共有する多数の面で吸収される。従って、隣接する1つの面と結合させる場合に比べ、品質を改善できる可能性が高くなる。
第2の実施の形態は、構造解析を行うサーバに対して、メッシュの自動生成機能を組み込んだものである。
領域分割部140は、メッシュ生成に先立ち、解析対象物の領域分割(Domain Decomposition)を行う。領域分割によって生成された複数の領域は、並列に解析処理を行うことができる。領域分割を行った場合、例えば分割によって生成された複数の領域それぞれに関して、異なる条件でメッシュを生成する。例えば、分割された領域ごとに、異なるメッシュサイズでメッシュを生成することである。
図7は、解析対象物データ記憶部内の記憶領域の一例を示す図である。解析対象物データ記憶部110には、頂点データ格納領域111、エッジデータ格納領域112、およびサーフェースデータ格納領域113が設けられている。頂点データ格納領域111は、解析対象物の頂点の位置を示すデータ(頂点データ)を格納する記憶領域である。エッジデータ格納領域112は、解析対象物の稜線(エッジ)の形状を示すデータ(エッジデータ)を格納する記憶領域である。サーフェースデータ格納領域113は、解析対象物の面(サーフェース)の形状を示すデータ(サーフェースデータ)を格納する記憶領域である。
図11は、メッシュデータ記憶部内の記憶領域の一例を示す図である。メッシュデータ記憶部120には、節点データ格納領域121と要素データ格納領域122とが設けられている。節点データ格納領域121は、メッシュの節点の位置を示すデータ(節点データ)を格納する記憶領域である。要素データ格納領域122は、個々の3次元メッシュを要素として、各要素の形状を定義するデータ(要素データ)が格納される。
次に、解析対象物データ記憶部110に格納された解析対象物データで示される解析対象物の構造解析を行う際の、メッシュ生成手順について説明する。
C:=解析対象物のCAD形状
ε:=CAD形状との許容誤差(εは0より大きく、1より小さい実数)
L:=CAD形状を覆う直方体の対角線の長さ
式(7)では、CAD形状を構成するすべての曲面から算出されたメッシュサイズの候補の集合が生成される。
[ステップS102]領域分割部140は、解析対象物の領域分割を行う。この処理の詳細は後述する(図20〜図23参照)。
ヤコビアンは、例えば境界メッシュで形成される多角形が4角形であれば、正方形に近いほど値が1に近くなる。
[ステップS110]メッシュ修正部160は、品質の悪い要素の削除処理を行う。なお要素の品質は、例えば要素の面のアスペクト比やヤコビアンなどで判断する。その後、メッシュ修正部160は、処理をステップS108に進める。
次に、領域分割処理について詳細に説明する。
図19は、領域分割処理の手順を示すフローチャートである。以下、図19に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS127]領域分割部140は、頂点v1から所定方向に3つ隣の頂点をv2とする。例えば領域分割部140は、頂点v1から反時計回りに3つ隣の頂点をv2とする。
このようにして領域分割が行われる。なお領域分割は、大別すると、穴を有するサーフェースの分割、5角形以上のサーフェースの分割、および内部領域分割に分かれる。以下、それぞれの領域分割処理を詳細に説明する。
図20は、穴を有するサーフェースの領域分割の一例を示す図である。領域分割部140は、解析対象物データ記憶部110から、ユーザ22が指定した解析対象物のサーフェースを抽出し、穴あきサーフェースかどうかを判断する。
領域分割部140は、領域Ωの境界を分割する。この分割は、Nー1次元の分割である。例えば、領域Ωが2次元であれば、1次元(直線)を分割することとなる。図22の例では、4つの頂点51〜54を有する領域Ωに対し、頂点52と頂点53との間が分割され、新たな頂点55が生成されている。また頂点51と頂点54との間が分割され、新たな頂点56が生成されている。
図23は、内部領域分割処理の一例を示す第2の図である。領域分割部140は、距離関数dを用いて領域V(Pi)を作成する。領域V(Pi)は、以下の式(9)で定義される。
図24は、品質が悪い要素の削除処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図24に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS142]メッシュ修正部160は、品質が悪い面のすべての節点を、重心に移動する。そしてメッシュ修正部160は、重心に移動した複数の節点を統合し、1つの節点とする。
図26は、歪みの大きい面の結合処理の一例を示すフローチャートである。以下、図26に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS154]メッシュ修正部160は、歪みの大きい面を隣接する面と結合した場合の歪みが所定の閾値内か否かを判断する。例えばメッシュ修正部160は、歪みの大きい面に隣接する面のうち、結合した場合の歪みが最も小さくなる面を選択する。そしてメッシュ修正部160は、歪みが大きい面と選択した面とを結合した場合の歪みが、所定の閾値以内か否かを判断する。メッシュ修正部160は、歪みが所定の閾値内であれば、処理をステップS155に進める。またメッシュ修正部160は、歪みが所定の閾値内でなければ、処理をステップS152に進める。
[ステップS156]メッシュ修正部160は、面の結合結果に従って、メッシュデータを更新する。例えばメッシュ修正部160は、結合する2つの面で共有する節点の節点データを、メッシュデータ記憶部120内の節点データ格納領域121から削除する。またメッシュ修正部160は、要素データ格納領域122内の各要素データから、削除された節点データに対応する節点番号を削除する。その後、メッシュ修正部160は処理をステップS152に進める。
第2の実施の形態では、品質の悪い面を有する要素を削除する際に、品質が悪い面の節点をその面の重心に移動したが、節点を3角形の面の内心または外心に移動してもよい。
[第3の処理]メッシュ修正部160は、不合格と判定された、境界面が属する要素(4面体)を削除する。要素の削除は、その要素に含まれる境界面を構成する線のうちの、境界線の本数に応じて行われる。
・境界面(3角形)に境界線が1つ含まれる場合、該当する境界線の重心に、境界上にない節点を移動する。
・境界面(3角形)に境界線が2つ含まれる場合、削除処理を行わない。
・境界面(3角形)に境界線が含まれない場合、境界面の重心に、境界面の3つの節点を移動する。
その後、内部メッシュの合否判定(図14のステップS108)において内部メッシュの合否判定が行われる。内部メッシュの合否判定も、3次元の4面体を基準にして行う。例えば境界面を有していない要素の歪み(例えばアスペクト比またはヤコビアン)が所定の閾値以上か否かによって判定する。
以上の第4、第5の処理は、境界面を有していない要素の歪み(例えばアスペクト比またはヤコビアン)の判定において、境界面を有していない要素が合格するまで繰り返される。
なお、上記の各実施の形態に示した処理機能は、コンピュータによって実現できる。その場合、サーバ100が有する機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておく。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RWなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disc)などがある。
(付記1) コンピュータに、
解析対象物内に配置された複数の節点間を結ぶ線分によるメッシュを示すメッシュデータが記憶された記憶手段を参照し、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素それぞれの品質を判断し、品質が所定値以下の要素を検出し、
検出された要素の形状を表す節点の位置に基づいて、該要素内の特定の一点の位置を計算し、
前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の形状を表す節点のうちの複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する、
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
前記特定の一点の位置の計算では、検出された要素の品質が所定値以下の面の形状を表す節点の位置に基づいて、該面内の特定の一点の位置を計算し、
節点の位置の変更では、前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の品質が所定値以下の面の形状を表す複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記4) 前記メッシュによって生成されるすべての要素の形状が4面体であることを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載のプログラム。
前記解析対象物の形状と、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素で表される形状との誤差が、予め指定された許容誤差以下となるメッシュサイズを計算し、
生成される要素の辺の長さが前記メッシュサイズ以下となるメッシュデータを生成し、前記記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載のプログラム。
扇形の面積と、該扇形の2本の半径と該扇形の弦とで囲まれた3角形の面積との誤差が、前記許容誤差となる該扇形の中心角を求め、該中心角を有し、かつ前記解析対象物の最も曲率が大きい面と同じ曲率の弧を有する扇形の該弧の長さをメッシュサイズとする、
処理を実行させることを特徴とする付記5記載のプログラム。
前記解析対象物が穴のあいた面を有する場合、該穴の形状を示す頂点から該面の外周の辺へ垂線を下ろし、該垂線を境界として前記解析対象物を複数の領域に分割し、分割された領域ごとにメッシュデータを生成し、前記記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載のプログラム。
前記解析対象物が5角形以上の面を有する場合、該面の内角が最大の頂点から、該面を複数の4角形に分割する線を生成し、該線を境界として前記解析対象物を複数の領域に分割し、分割された領域ごとにメッシュデータを生成し、前記記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載のプログラム。
5角形以上の面の内角が最大の頂点から該面の辺に沿って所定方向に頂点を辿り、3つめの頂点を検出し、該頂点からさらに該所定方向に頂点を辿ったとき、該頂点と該内角が最大の頂点との間に挟まれる頂点が1つだけの場合、検出された3つめの頂点と、該頂点から該所定方向と逆方向に頂点を辿ったときの隣の頂点との間の辺上に新たな頂点を生成し、生成された該頂点と内角が最大の頂点とを結ぶ線分により、該面を複数の4角形に分割する、
処理を実行させることを特徴とする付記8記載のプログラム。
(付記11) 解析対象物内に配置された複数の節点間を結ぶ線分によるメッシュを示すメッシュデータが記憶された記憶手段を参照し、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素それぞれの品質を判断し、品質が所定値以下の要素を検出する検出手段と、
検出された要素の形状を表す節点の位置に基づいて、該要素内の特定の一点の位置を計算する計算手段と、
前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の形状を表す節点のうちの複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する変更手段と、
を有する情報処理装置。
解析対象物内に配置された複数の節点間を結ぶ線分によるメッシュを示すメッシュデータが記憶された記憶手段を参照し、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素それぞれの品質を判断し、品質が所定値以下の要素を検出し、
検出された要素の形状を表す節点の位置に基づいて、該要素内の特定の一点の位置を計算し、
前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の形状を表す節点のうちの複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する、
ことを特徴とするメッシュ修正方法。
1a メッシュデータ
2 検出手段
3 計算手段
4 変更手段
M 情報処理装置
Claims (10)
- コンピュータに、
解析対象物内に配置された複数の節点間を結ぶ線分によるメッシュを示すメッシュデータが記憶された記憶手段を参照し、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素それぞれの品質を判断し、品質が所定値以下の要素を検出し、
検出された要素の形状を表す節点の位置に基づいて、該要素内の特定の一点の位置を計算し、
前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の形状を表す節点のうちの複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する、
処理を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記複数の要素それぞれの品質の判断では、前記複数の要素それぞれの面の品質を判断し、品質が所定値以下の面を有する要素を検出し、
前記特定の一点の位置の計算では、検出された要素の品質が所定値以下の面の形状を表す節点の位置に基づいて、該面内の特定の一点の位置を計算し、
節点の位置の変更では、前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の品質が所定値以下の面の形状を表す複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する、
ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。 - 前記特定の一点は、検出された要素の品質が所定値以下の面の重心であることを特徴とする請求項2記載のプログラム。
- 前記コンピュータに、さらに、
前記解析対象物の形状と、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素で表される形状との誤差が、予め指定された許容誤差以下となるメッシュサイズを計算し、
生成される要素の辺の長さが前記メッシュサイズ以下となるメッシュデータを生成し、前記記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
扇形の面積と、該扇形の2本の半径と該扇形の弦とで囲まれた3角形の面積との誤差が、前記許容誤差となる該扇形の中心角を求め、該中心角を有し、かつ前記解析対象物の最も曲率が大きい面と同じ曲率の弧を有する扇形の該弧の長さをメッシュサイズとする、
処理を実行させることを特徴とする請求項4記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、さらに、
前記解析対象物が穴のあいた面を有する場合、該穴の形状を示す頂点から該面の外周の辺へ垂線を下ろし、該垂線を境界として前記解析対象物を複数の領域に分割し、分割された領域ごとにメッシュデータを生成し、前記記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、さらに、
前記解析対象物が5角形以上の面を有する場合、該面の内角が最大の頂点から、該面を複数の4角形に分割する線を生成し、該線を境界として前記解析対象物を複数の領域に分割し、分割された領域ごとにメッシュデータを生成し、前記記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
5角形以上の面の内角が最大の頂点から該面の辺に沿って所定方向に頂点を辿り、3つめの頂点を検出し、該頂点からさらに該所定方向に頂点を辿ったとき、該頂点と該内角が最大の頂点との間に挟まれる頂点が1つだけの場合、検出された3つめの頂点と、該頂点から該所定方向と逆方向に頂点を辿ったときの隣の頂点との間の辺上に新たな頂点を生成し、生成された該頂点と内角が最大の頂点とを結ぶ線分により、該面を複数の4角形に分割する、
処理を実行させることを特徴とする請求項7記載のプログラム。 - 解析対象物内に配置された複数の節点間を結ぶ線分によるメッシュを示すメッシュデータが記憶された記憶手段を参照し、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素それぞれの品質を判断し、品質が所定値以下の要素を検出する検出手段と、
検出された要素の形状を表す節点の位置に基づいて、該要素内の特定の一点の位置を計算する計算手段と、
前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の形状を表す節点のうちの複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する変更手段と、
を有する情報処理装置。 - コンピュータが、
解析対象物内に配置された複数の節点間を結ぶ線分によるメッシュを示すメッシュデータが記憶された記憶手段を参照し、該解析対象物を該メッシュによって分割して得られる複数の要素それぞれの品質を判断し、品質が所定値以下の要素を検出し、
検出された要素の形状を表す節点の位置に基づいて、該要素内の特定の一点の位置を計算し、
前記記憶手段の前記メッシュデータにおける、検出された要素の形状を表す節点のうちの複数の節点の位置を、前記特定の一点の位置に変更する、
ことを特徴とするメッシュ修正方法。
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