JP5830640B2 - 消色装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、消色可能な色材によりシート上に形成された画像を消色する消色装置に関する。
消色可能な色材により画像を形成されたシートを、加熱ローラで高温に加熱することにより画像の色材を消色(透明化)する消色装置が知られる。しかしながら従来の消色装置においては、消色が完了し、排紙されたシートがカール状態になってしまうといった問題がある。
特開2009−258507号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、排紙されるシートがカール状態になるのを抑制する消色装置を提供することである。
実施形態の消色装置は、加熱により消色する色材で画像形成されたシートを搬送する搬送部と、前記シートの第1面を加熱するための第1消色ユニットと、前記第1消色ユニットのシート搬送方向下流に位置し、前記シートの第1面側に位置する第1ローラ、当該第1ローラとで圧接して前記第1面と反対側の前記シートの第2面を加熱する第2ローラと、を有する第2消色ユニットと、を備え、前記搬送部は、前記第2消色ユニットのシート搬送方向下流に前記第2面側に凸となる円弧状の湾曲部を有し、前記第2消色ユニットのシート搬送方向下流から前記湾曲部に至る搬送路は所定の長さを有する直線の搬送路であり、前記第2消色ユニットの前記ーラは、前記第1面側に位置する第1ローラの硬度よりも硬度が高かつ、前記第1ローラの径よりも大きい、を備える。
実施形態における消色装置の断面図。 実施形態における消色装置のハードウェア構成を示す制御ブロック図。 実施形態における消色部の断面図。 実施形態の変形例を示す断面図。
以下、発明を実施するための実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、消色装置100の構成を説明する断面図である。消色装置100は、消色可能トナーや消色可能インク等の消色可能な色材により画像を形成されたシートに対し、画像の色を消す消色処理を施す。消色装置100は、給紙トレイ110、給紙部材120、読取部130、消色部140、第1トレイ160、第2トレイ170、排出部材180、第1搬送路190、第2搬送路200、第3搬送路210、第4搬送路215、第1分岐部材220、第2分岐部材225、分岐点230、合流点235、及び操作部240を有する。
給紙トレイ110は、再利用させるシートを積載する。再利用させるシートは、例えば、所定温度以上に加熱されることにより消色する色材で画像形成されたシートである。尚、シートはA3、A4、B5等、様々なサイズであって良い。給紙部材120は、ピックアップローラ、シート供給ローラ、及びシート供給ローラに対向配置される分離ローラ等を有する。給紙部材120は、給紙トレイ110上のシートを1枚ずつ消色装置100内部の第1搬送路190へ搬送する。
また、給紙トレイ110は、給紙トレイ110上のシートの有無を検知する検知センサ112を有する。検知センサ112は、例えば、マイクロセンサやマイクロアクチュエータであって良い。
第1搬送路190は、給紙トレイ110から分岐点230へ向かう搬送路を形成する。第1搬送路190は、給紙されたシートを読取部130や分岐点230へ搬送する。
読取部130は、第1搬送路190に沿って給紙トレイ110の下流に配置される。読取部130は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)スキャナ或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の読取ユニット132を有する。読取ユニット132は、第1搬送路190を挟むように2つ配置され、搬送されるシートの第1面の画像及び第2面の画像を読み取る。すなわち読取部130は、2つの読取ユニット132により、第1搬送路190を搬送されるシートの両面の画像を読み取ることが可能である。読取部130が読み取った画像は、後述する記憶部260へ保存される。
第1分岐部材220は、読取部130の下流に配置される。第1分岐部材220は、分岐点230へ搬送されるシートの搬送方向を切り替える。第1分岐部材220は、第1搬送路190を搬送されるシートを第2搬送路200又は第3搬送路210へ搬送する。
第2搬送路200は、分岐点230において第1搬送路190より分岐する。第2搬送路200は、分岐点230より分岐したシートを消色部140へ搬送する。また、第2搬送路200は、読取部130よりもシート搬送方向上流(以後、上流とする)における合流点235において、第1搬送路190と合流する。すなわち、第1搬送路190と第2搬送路200は、循環する搬送路を形成する。循環する搬送路は、読取部130から搬送されてきたシートを、消色部140を経由して、再び、読取部130へ搬送することを可能とする。言い換えれば、消色装置100は、給紙部材120から供給されたシートを、第1分岐部材220を制御して、読取部130、消色部140、読取部130の順に搬送することが出来る。
消色部140は、搬送されるシートの画像の色を消す。消色部140は、シートの第1面を消色する第1消色ユニット150a及び第2面を消色する第2消色ユニット150bを有する。第1消色ユニット150aと第2消色ユニット150bは、シートを所定の消色温度まで加熱することにより、消色可能な色材によりシートに形成された画像の色を消色する。すなわち消色部140は、第1消色ユニット150aと第2消色ユニット150bにより、搬送されるシートの両面の画像を一度の搬送で消色する。
操作部240は、タッチパネル式の表示部と各種の操作キーとを有し、例えば消色装置100本体の上部に配置される。操作キーは、例えば、テンキー、ストップキー、スタートキー等を有する。ユーザは、操作部240を介して、消色処理の開始又は消色するシートの画像の読み込み等の消色装置100の機能動作を指示する。操作部240は、消色装置100の設定情報や動作ステータスやログ情報等を表示する。
尚、操作部240は、消色装置100の本体に配置されるものに限定されない。操作部240は、例えば、ネットワークを介して外部装置の操作装置と接続され、外部の操作装置から操作出来る構成であっても良い。或いは、操作部240は、消色装置100本体から独立した形態であり、有線又は無線通信によって消色装置100を操作する構成であっても良い。すなわち、実施形態の操作部240は、消色装置100に対して処理の指示や情報の閲覧等が出来るものであれば良い。
第3搬送路210は、分岐点230より分岐したシートを第2分岐部材225へ搬送する。第2分岐部材225は、第1分岐部材220から搬送されたシートを第1トレイ160又は第4搬送路215へ搬送する。第4搬送路215は、シートを第2トレイ170へ搬送する。
排出部材180は、消色装置100の下部に上下に配置された第1トレイ160、第2トレイ170のどちらか一方へシートを排紙する。例えば、第1トレイ160は、シートの画像が消色され、再利用可能となったシートを積載する。第2トレイ170は、再利用不可と判断されたシートを積載する。以下、第1トレイ160をリユーストレイと呼び、第2トレイ170をリジェクトトレイと呼ぶ。尚、リユーストレイとリジェクトトレイは、受け入れる対象とするシートを入れ替えることも可能である。それぞれのトレイがどのようなシートを積載するかの設定、すなわち、シートの搬送先の設定は、例えば、操作部240から設定すれば良い。
シートの搬送経路は、消色装置100が実行する処理モードに基づいて適宜変更される。消色装置100は、複数の処理モードを有する。消色装置100は、例えば、(1)画像の読み取りを行わず、消色処理のみを行う第1消色モード、(2)画像の読み取り後、消色処理を行う第2消色モード、(3)消色前の読取処理を行わず、消色処理後、シートの再利用可否の分別処理を実施する第3消色モード、(4)画像の読み取り後、消色処理を実施し、さらに分別処理を実施する第4消色モード、(5)画像消色を行わず、画像の読取処理を実施する読取モードを有する。上述の各処理モードは、消色装置100の操作部240で選択出来る。また、各処理モードの選択は、消色装置100の操作部240に限らず、外部の端末から設定しても良い。第1乃至第4消色モードでは、シートは必ず消色部140へ搬送される。一方、読取モードでは、消色装置100は、第1分岐部材220を制御して、シートを消色部140へ搬送することなく、読取部130を経由して排紙する。尚、読取処理及び分別処理について後述する。
消色装置100は、第1乃至第4搬送路を搬送されるシートを検知する複数のシート検知センサを有する。シート検知センサは、例えば、マイクロセンサやマイクロアクチュエータであって良い。シート検知センサは、搬送路の適切な位置に配置される。
図2は、実施形態における消色装置100のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。消色装置100は、制御部250、記憶部260、検知部270、搬送部280、操作部240、読取部130、消色部140、及び通信インターフェース(I/F)部290を有する。消色装置100の各部は、バス300を介して接続される。
制御部250は、CPU(Central Processing Unit)或いはMPU(Micro Processing Unit)からなるプロセッサ252とメモリ254を有する。メモリ254は、例えば、半導体メモリであり、各種制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)256と、プロセッサ252に一時的な作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)258を有する。例えば、ROM256は、再利用可否の閾値とするシートの印字率、画像が消色されたか否かを判断するための濃度閾値等を格納する。RAM258は、読取部130で読み取った画像を一時的に保存しても良い。
制御部250は、例えば、操作部240で設定された第1乃至第5消色モードに応じて、読取部130、消色部140、及びその他の構成を制御する。例えば、第1乃至第4消色モードが選択された場合には、制御部250は、消色部140にシートの画像を消色させる。消色部140へシートが搬送される前に、読取部130がシートを読み取る場合には(第2消色モード、第4消色モード)、制御部250は、読取部130で読み取った画像を記憶部260へ保存する(読取処理)。ここで、制御部250は、読取部130が読み取ったシート画像のデータ中に機密データ等の消色を禁止すべき禁止データが含まれているか否かを判定しても良い。また、制御部250は、消色部130がシートの画像を消色した後に、この消色されたシートの画像を読取部130が読み取る場合には(第3消色モード、第4消色モード)、読取部130が読み取った画像のデータに基づいて、シートの消色残りの状態から、シートが再利用可能か否かを判定する。制御部250は、上記判定結果に基づいて、シートの搬送先を決定する(分別処理)。消色処理を行わずに、画像を読み取る読取モードが設定された場合には、制御部250は、第1分岐部材220を制御して、読取部130がシートの画像を読み取った後、シートを消色部140へ案内せず、読取部130で読み取った画像を記憶部260へ保存する。
記憶部260は、読取部130が読み取った画像を保存する。記憶部260は、例えば、ハードディスクドライブやその他の磁気記憶装置、光学式記憶装置、フラッシュ・メモリ等の半導体記憶装置又はこれらの任意の組み合わせであって良い。例えば、消色部140が消色処理する前に読取部130が読み取ったシートの画像を電子化して記憶部260へ保存することにより、後で消色された画像のデータが必要となった場合に、画像データを取得することが出来る。
検知部270は、検知センサ112やシート検知センサを有する。制御部250は、検知センサ112からの信号に基づいて給紙トレイ110上のシートの有無を判断する。
搬送部280は、第1乃至第4搬送路190,200、210、215と、上記搬送路に配置される複数の搬送ローラ282と、搬送ローラ282を駆動する複数の搬送モータとを有する。
通信I/F部290は、外部の機器と接続するインターフェースである。通信I/F部290は、例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線接続、光接続といったIEEE802.15、IEEE802.11、IEEE802.3、IEEE3304等の適切な無線または有線を介してネットワーク上の外部装置と通信する。通信I/F部290は、更に、USB規格の接続端子が接続されるUSB接続部やパラレルインターフェース等を含んでも良い。制御部250は、通信I/F部290を介して複合機、その他外部機器と通信する。例えば、読取部130が読み取った画像は、消色装置100の記憶部260が記憶するとしたが、これに限定されなくとも良い。通信I/F部290は、例えば、外部機器であるユーザ端末(Personal Computer)や複合機、或いはサーバと通信I/F部290を介して通信し、これら外部機器の記憶部へ画像を保存するようにしても良い。外部機器へ保存された画像データは、複合機の操作部やユーザ端末から読み出すようにすれば良い。また、消色装置100が、使用者を個人認証するため、ログイン、ログアウト機能を備える場合には、消色装置100のログアウト時に、消色装置100のRAM258或いは記憶部260に保存された画像のデータを外部装置に送信し、保存するようにしても良い。
図3は、実施形態における消色部140の断面図である。消色部140の第1消色ユニット150aは、加熱ローラと加圧ローラとにより形成されたニップを通過するシートの第1面を加熱することで、シートの第1面に形成された画像を消色する。第2消色ユニット150bは、第1消色ユニット150aの搬送方向下流に位置する。第2消色ユニット150bは、第1面の反対の面である第2面を加熱し、第2面に形成された画像を消色する。第2消色ユニット150bにて消色処理を施されたシートは、搬送路の下流に位置する湾曲部を通って合流点235へ搬送される。湾曲部は、第2面側に凸部を有する円弧状に形成される。言い換えれば、湾曲部は合流点235へ向かって円弧状に形成される。
第1消色ユニット150aは、第1加熱ローラ152a、第1加圧ローラ154a、及び第1温度センサ156aを有する。第1加熱ローラ152aは、例えばローラ内部に熱源としてIHコイルを有する金属ローラである。熱源は、ハロゲンヒータであっても良い。第1加圧ローラ154aは、シリコンゴム等が被覆された弾性を有するローラである。第1加圧ローラ154aは、第1加熱ローラ152aへ圧接してニップを形成する。ニップにおいては、第1加圧ローラ154aの硬度よりも第1加熱ローラ152aの硬度が高いため、第1加圧ローラ154aは第1加熱ローラ152aに沿って変形して圧接する。第1温度センサ156aは、第1加熱ローラ152aの温度を検知する。第1温度センサ156aは、接触式であっても非接触式であっても良い。また、第2消色ユニット150bも第1消色ユニット150aと同様に、第2加熱ローラ152b、第2加圧ローラ154b、及び第2温度センサ156bを有する。
ここでシートの特性について説明する。一般に、シートがカールする要因の一つとして、シートの温度が高い状態で湾曲し、湾曲したシートが冷やされることが挙げられる。すなわちシートは、それぞれのニップを通過する際に加熱ローラ152a及び152bによって加熱されながら湾曲し、下流の搬送路において冷やされることでカールする。また、シートはニップを通過する際に、ニップの形状に沿って湾曲する。すなわち、第1消色ユニット150a及び第2消色ユニット150bを通過するシートは、第1加熱ローラ152a及び第2加熱ローラ152bの外周面に沿ってカールする。
第1消色ユニット150aとでは第2消色ユニット150bは、各ローラの配置が異なる。第1消色ユニット150aは、第1加熱ローラ152aを第1面側に設け、第1加圧ローラ154aを湾曲方向と反対側である第2面側に設けてニップを形成する。言い換えると第1消色ユニット150aは、循環する搬送路において加熱ローラ152aを第2搬送路200の内側(以後、内側とする)に設け、第1加圧ローラ154aを第2搬送路200の外側(以後、外側とする)に設ける。一方、第2消色ユニット150bは、第2加熱ローラ152b(第2ローラ)と第2加圧ローラ154b(第1ローラ)の位置を第1消色ユニット150aとは反対の位置に設ける。また、第2消色ユニット150bにおいて、第2加熱ローラ152bの径は第2加圧ローラ154bの径よりも大きい。第2加熱ローラ152bの径を大きくすることで、ニップにおける第2加熱ローラ152bの曲率が小さくなるため、シートのカール量を減少させることが出来る。消色部140を通過するシートは、第1消色ユニット150aを通過することで内側方向へカールした後に下流の第2消色ユニット150bを通過することで外側へカールする。下流に位置する湾曲部は、第2消色ユニット150bによるシートのカール方向とは逆方向の湾曲を有するため、シートは内側へカールされる力を受ける。すなわち消色部140を通過したシートは、湾曲部を搬送されることにより外側へのカールと内側へのカールが相殺されるため、カール量が減少される。
尚、第2面側に凸部を有する円弧状の湾曲部は、上記実施形態に記載の形状に限るものではない。湾曲部は、例えば、第2面側に突出する円弧状に形成されても良い。(図4参照)
また、消色装置100は、消色部140から消色部140の下流に位置する搬送路の湾曲部までに、所定の長さを有する直線の搬送路を有する(図1参照)。消色後のシートは、湾曲へ搬送されるまでに直線の搬送路に沿って冷却されるため、カールが減少される。すなわちシートは、直線の搬送路を搬送されることにより、カール量が減少する。
以上説明した実施形態によれば、搬送されるシートに対しての消色部による搬送路外側へのカールと搬送路の湾曲における搬送路内側へのカールとが相殺されることで、排紙されるシートのカール量を減少させることが可能である。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、消色部のローラの配置は上記実施形態に限るものではない。下流に位置する第2消色ユニットのローラの配置は、第2消色ユニットの下流に位置する搬送路の湾曲方向と対応していれば良い。すなわち湾曲方向に対する内側のローラよりも外側のローラの硬度が高ければ、加圧ローラが外側でも良い。
また、第1消色ユニットの構成は、ローラに限るものではない。プレート状の加熱装置によりシートを面状に加熱するものでも良い。
100…消色装置
140…消色部
150a…第1消色ユニット
150b…第2消色ユニット
152a…第1加熱ローラ
152b…第2加熱ローラ
154a…第1加圧ローラ
154b…第2加圧ローラ
190…第1搬送路
200…第2搬送路
230…分岐点
235…合流点
280…搬送部

Claims (4)

  1. 加熱により消色する色材で画像形成されたシートを搬送する搬送部と、
    前記シートの第1面を加熱するための第1消色ユニットと、
    前記第1消色ユニットのシート搬送方向下流に位置し、前記シートの第1面側に位置する第1ローラ、当該第1ローラとで圧接して前記第1面と反対側の前記シートの第2面を加熱する第2ローラと、を有する第2消色ユニットと、を備え、
    前記搬送部は、前記第2消色ユニットのシート搬送方向下流に前記第2面側に凸となる円弧状の湾曲部を有し、前記第2消色ユニットのシート搬送方向下流から前記湾曲部に至る搬送路は所定の長さを有する直線の搬送路であり、
    前記第2消色ユニットの前記ーラは、前記第1面側に位置する第1ローラの硬度よりも硬度が高かつ、前記第1ローラの径よりも大きい、消色装置。
  2. 前記第2消色ユニットの前記第2ローラは、熱源を有する加熱ローラである、請求項1に記載の消色装置。
  3. 前記第1消色ユニットは、圧接する2つのローラを有し、
    当該第1消色ユニットにおける前記搬送部の前記第1面側に位置するローラは、熱源を有する加熱ローラである、請求項1又は2に記載の消色装置。
  4. 前記搬送部は、第1搬送路と第2搬送路とを有し、
    前記第2搬送路は、前記第1消色ユニットおよび第2消色ユニットが配置され、前記第1搬送路のシート搬送方向下流側に位置する分岐点を始点とし、前記第1搬送路のシート搬送方向上流側に位置する合流点を終点として前記第2面側に凸となる円弧状の湾曲部を有して前記第1搬送路に接続する搬送路である、請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の消色装置。
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