JP5830399B2 - ライセンスプレートランプ - Google Patents

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Description

本発明は、ライセンスプレートランプに関する。
従来、バルブを用いたライセンスプレートランプは、水平面に対してバルブを斜めに傾けた状態で車両の後端部に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
近年、バルブの代替光源として発光ダイオードが用いられるようになってきている(例えば、特許文献2参照)。一般的に、発光ダイオードは基板に表面実装されている(例えば、特許文献2参照)。そのため、バルブ用のライセンスプレートのボディーを大きく設計変更することなく、発光ダイオード付きの基板をバルブの代わりにライセンスプレートのボディーに取り付けるためには、基板を斜めに傾ける必要がある。一方、基板を傾けずに水平な状態として発光ダイオードの光軸を下向きにするためには、バルブ用のライセンスプレートランプのボディーや車両への取付構造等を大幅に設計変形しなければならない。
特開2000−326791号公報 特開2009−184501号公報
ところで、発光ダイオードはバルブと比較すると指向性が高いため、基板を斜めに傾けると、ライセンスプレートの上端部やライセンスプレートの上方が発光ダイオードによって強く照明されてしまい、ライセンスプレートの下部が暗くなってしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、発光ダイオード等の面発光素子の光軸が前下がりに傾斜するよう面発光素子が配置されていても、ライセンスプレート全体を均一に照明することができるようにすることである。
以上の課題を解決するために、本発明に係るライセンスプレートランプは、車両後方に向くように立てられた状態で車両の後端部に取り付けられたライセンスプレートの上方において前記車両の後端部に取り付けられ、前記ライセンスプレートの上方から前記ライセンスプレートを照明するライセンスプレートランプであって、前記ライセンスプレートの上方に配置され、光軸が前下がりに傾斜するように配置される面発光素子と、前記面発光素子と前記ライセンスプレートの間に配置され、前記面発光素子から発した光を前記ライセンスプレートに向けて照射する光学素子と、を備え、前記光学素子の前記面発光素子側に向いた上面が前記面発光素子の光軸と交差し、前記光学素子の前記ライセンスプレートに向いた下面に出射面が形成され、前記光学素子の上面のうち前記面発光素子の光軸との交点よりも後ろ側の領域に、前記面発光素子に向けて凸形状となる屈折面が形成され、前記屈折面が前記面発光素子から発した光を前記ライセンスプレートの下部に照射するように屈折させ、前記光学素子の上面のうち前記面発光素子の光軸との交点よりも前側の領域に、上方へ突出したプリズムが形成され、前記プリズムの後面に、前記面発光素子から発した光を取り込む入射面が形成され、前記プリズムの前面に、前記入射面によって取り込まれた光を前記ライセンスプレートの下部に照射するように反射させる反射面が形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記屈折面は前記面発光素子から発した光をコリメートする。
好ましくは、前記屈折面は母線が車幅方向に延びた凸柱面であり、前記屈折面の光軸は後ろ下がりに傾斜する。
好ましくは、前記入射面は前後方向の水平線に対して直交する鉛直面であるか、その鉛直面から前に倒れて前上がりに傾斜した傾斜面であり、前記反射面は前下がりに傾斜した傾斜面である。
好ましくは、前記光学素子の上面のうち前記プリズムと前記屈折面との間の領域に、前記ライセンスプレートの上部に照射するように屈折させる第二屈折面が形成されている。
好ましくは、前記第二屈折面は前記面発光素子から発した光を上下方向に拡散させるよう屈折させる。
好ましくは、前記光学素子の上面のうち前記面発光素子の光軸との交点よりも前側の領域に、上方へ突出した一又は複数の第二プリズムが形成され、前記第二プリズムの後面に、前記面発光素子から発した光を取り込む第二入射面が形成され、前記プリズムの前面に、前記第二入射面によって取り込まれた光を前記ライセンスプレートの下部に照射するように反射させる第二反射面が形成されている。
本発明によれば、屈折面及び反射面によってライセンスプレートの下部に照明される。面発光素子が面発光するから、屈折面及び反射面による光の照射領域が広がり、ライセンスプレートの上部にも光が照射される。そして、面発光素子の光軸が前下がりに傾斜しているから、屈折面や反射面によって理想的に制御されずにライセンスプレートの上部に照射される光の強度が強く、ライセンスプレートの上部も照明される。よって、ライセンスプレート全体を均一に照明することができる。
本発明の実施形態に係るライセンスプレートランプの縦断面図である。 同ライセンスプレートランプの光線軌跡を説明するための縦断面図である。 同ライセンスプレートランプの光線軌跡を説明するための縦断面図である。 同ライセンスプレートランプの光線軌跡を説明するための縦断面図である。 変形例に係るライセンスプレートランプの縦断面図である。 同ライセンスプレートランプの光線軌跡を説明するための縦断面図である。 同ライセンスプレートランプの光線軌跡を説明するための縦断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、ライセンスプレートランプ1の縦断面図である。図2〜図4は、ライセンスプレートランプ1及びライセンスプレート99とともに光線軌跡を示した縦断面図である。図1〜図4の断面は、車両の車幅方向に直交する。
このライセンスプレートランプ1は、ライセンスプレート99の上方からライセンスプレート99を照明するものである。ライセンスプレート99は、その表示面が車両の後方に向くように立てられた状態で車両の後端部に取り付けられている。具体的には、ライセンスプレート99は車両前後方向に直交する面から所定角度だけ傾斜しており、ライセンスプレート99の上部が前に倒れた状態とされ、ライセンスプレート99の下部が後ろに振り上げられた状態とされている。
ライセンスプレートランプ1は、ライセンスプレート99の上方において車両の後端部に取り付けられている。ライセンスプレートランプ1は、筐体2、発光ユニット3及び透光性部材4を備える。
筐体2が本体部2a及び嵌合部2bを有し、本体部2aと嵌合部2bが一体成形されている。本体部2aは略直方体箱状に形成されており、本体部2aの後面が開口して開口部2cが形成されている。筐体2が車両の後端部に取り付けられた状態では、本体部2aの上面及び下面が水平面に対して後ろ下がりに傾斜し、本体部2aの開口部2cが後ろ斜め下を向き、本体部2aの前面が前斜め上を向く。本体部2aの前面には、端子3cを通すための通し孔2dが形成されている。
嵌合部2bは、矩形筒状に設けられているとともに、本体部2aの後面から前斜め上方に延び出るように形成されている。嵌合部2bの前側開口が前斜め上を向いている。筐体2が車両の後端部に取り付けられると、嵌合部2bが車両の後端部に設けられたカプラー又はコネクターに接続される。
発光ユニット3は、筐体2内に収容されているとともに、筐体2に固定されている。発光ユニット3は基板3a、面発光素子3b及び端子3cを有する。
基板3aは平板状に形成されている。基板3aには、配線パターンが形成されている。
面発光素子3bは、パッケージされたチップ状のものである。面発光素子3bは、基板3aの下面の後部に表面実装されている。面発光素子3bは発光ダイオード、有機EL素子その他の半導体発光素子である。
端子3cの基端部に爪3dが形成されている。爪3dが基板3aを基板3aの上面から基板3aの下面へ貫通し、爪3dの引っ掛かりによって端子3cが基板3aに固定されている。端子3cは基板3aの両面と略平行となるように基板3aの前端から前方へ延び出ている。端子3cと面発光素子3bの端子は配線パターンによって導通している。なお、整流ダイオードや抵抗器等の電気部品が基板3aに搭載されて、電気部品と面発光素子3bと配線パターンによって回路が構成されていてもよい。
基板3aは、本体部2aの上面及び下面に対して略平行となって、本体部2a内に収容されている。具体的には、基板3aは面発光素子3bを後ろにするとともに端子3cを前にして本体部2aの開口部2cから本体部2a内に収容されて、端子3cが通し孔2dを貫通して本体部2aの後面から後ろに延び出ている嵌合部2b内に収容されている。基板3aが本体部2a内に収容された状態では、基板3aが爪等によって本体部2aに固定されている。
筐体2が車両の後端部に取り付けられた状態では、基板3aが水平面に対して後ろ下がりに傾斜し、面発光素子3bの搭載面が前斜め下を向き、面発光素子3bの搭載面の反対面が後ろ斜め上を向く。そのため、面発光素子3bが前斜め下を向き、面発光素子3bの光軸Axが鉛直方向(上下方向)から前下がりに傾斜している。面発光素子3bの光軸Axはライセンスプレート99と交差せずに、ライセンスプレート99の上端の上方を通る。例えば、基板3aと水平面の成す角は40°であり、面発光素子3bを通った鉛直線Vと面発光素子3bの光軸Axの成す角は40°である。但し、これら角度は40°に限定するものではない。
透光性部材4は矩形筒状部5及び光学素子6を有し、矩形筒状部5と光学素子6が一体成形されている。矩形筒状部5及び光学素子6はPMMAといった透明な樹脂からなる。矩形筒状部5の水平面に沿った断面の形状は矩形枠状とされている。矩形筒状部5の上部開口部と本体部2aの開口部2cが相対して、矩形筒状部5の上端部と本体部2aの後端部が接合され、矩形筒状部5の内部空間と本体部2aの内部空間が連通している。矩形筒状部5が本体部2aの後端部から下方に延び出ており、矩形筒状部5の下端部に光学素子6が設けられ、矩形筒状部5の下部が光学素子6によって塞がれている。
光学素子6は、面発光素子3bの下方に配置されているとともに、面発光素子3bとライセンスプレート99との間に配置されている。この光学素子6は、面発光素子3bから発した光を制御して、その光をライセンスプレート99に向けて照射する。光学素子6の上面が面発光素子3b側に向き、その上面には第一屈折面6a、第二屈折面6b及びプリズム6cが形成されている。光学素子6の下面が下方のライセンスプレート99側に向き、その下面には出射面6fが形成されている。
第一屈折面6aは、面発光素子3bの光軸Axが光学素子6の上面に交差する位置よりも後ろに形成されている。面発光素子3bを通った鉛直線Vが第一屈折面6aに交差し、第一屈折面6aが鉛直線Vよりも前の位置からその鉛直線Vよりも後ろの位置までの範囲Aに形成されている。第一屈折面6aは、母線が左右方向(車幅方向)に延びた凸柱面状に形成されている。つまり、第一屈折面6aは、上下前後に沿った面において上方の面発光素子3bに向かって凸となるように描かれた凸曲線(図1参照)を左右方向に平行移動して得られた凸柱面である。第一屈折面6aの光軸(光軸面)Ax1は、面発光素子3bの中心点から後ろ斜め下に延びていて、後ろ下がりに傾斜する。第一屈折面6aのうち鉛直線Vの前を占める領域は、鉛直線Vの後ろを占める領域よりも狭い。なお、鉛直線Vは、面発光素子3bの中心で光軸Axに交差するとともに、ライセンスプレート99の中央部でライセンスプレート99に交差する。
図2に示すように、第一屈折面6aは、面発光素子3bの中心点から発した光の一部を、屈折によってライセンスプレート99の下部に照射するように光学設計されたものである。
また、図1に示すように、面発光素子3bの光軸Axが第二屈折面6bに交差し、第二屈折面6bが面発光素子3bの光軸Axよりも前の位置からその光軸Axよりも後ろの位置までの範囲Bに形成されている。第二屈折面6bの後縁と第一屈折面6aの前縁が重なっている。第二屈折面6bは、第一屈折面6aの前縁から前下がりに傾斜しているとともに、母線が左右方向に延びた凹柱面状に形成されている。つまり、第二屈折面6bは、上下前後に沿った面において下に向かって凹となる曲率の小さな凹曲線(図1参照)を左右方向に平行移動して得られた凹柱面である。第二屈折面6bの前縁と面発光素子3bを結ぶ線Lと光軸Axとの成す角の角度Cは、左又は右から見て20°である。但し、その角度Cは20°に限るものではない。なお、線Lは、面発光素子3bの中心で光軸Ax及び鉛直線Vに交差する。
図3に示すように、第二屈折面6bは、面発光素子3bの中心点から発した光を、屈折によってライセンスプレート99の上部に照射するように光学設計されたものである。
また、図1に示すように、プリズム6cは、第二屈折面6bの前側において上方へ突出している。また、プリズム6cは、左右方向に延びており、左又は右から見て断面三角形状に形作られている。プリズム6cは入射面6d及び反射面6eを有する。入射面6dは、プリズム6cの後面に形成されているとともに、後方に向いている。入射面6dは、第二屈折面6bの前縁から上方に立ち上がっている。入射面6dは、前後方向の水平線に対して直交する鉛直面であるか、その鉛直面から前に倒れて前上がりに傾斜した傾斜面である。入射面6dと鉛直面の成す角は、0〜10°であることが好ましい。反射面6eは、プリズム6cの前面に形成されているとともに、前方に向いている。反射面6eは、入射面6dの上端から前下がりに傾斜した傾斜面である。
図4に示すように、プリズム6cは、面発光素子3bの中心点から発した光を、入射面6dの屈折と反射面6eの反射によって、ライセンスプレート99の下部に照射するように光学設計されたものである。
面発光素子3bが発光すると、図2に示すように、面発光素子3bから第一屈折面6aへ進行する光が第一屈折面6aに入射する。第一屈折面6aは面発光素子3bから発した光をコリメートする。つまり、面発光素子3bから発した光は、第一屈折面6aによって屈折されることによって、鉛直線V方向から後ろに傾いて進行する略平行光に変換される。第一屈折面6aに入射した光が出射面6fへ進行し、出射面6fから下方へ出射する。その出射光は、ライセンスプレート99の下部に照射される。面発光素子3bは理想的な点光源ではなく、面光源であるから、面発光素子3bから発して第一屈折面6aを通過する光の照射範囲は、図2に示す範囲よりも広くなっている。
図3に示すように、面発光素子3bから第二屈折面6bへ進行する光が第二屈折面6bに入射し、その光が第二屈折面6bによって屈折されることによって上下方向に拡散される。第二屈折面6bに入射した光は、出射面6fへ進行して、出射面6fから下方へ出射する。その出射光は、ライセンスプレート99の上部に照射される。面発光素子3bが面光源であるから、面発光素子3bから発して第二屈折面6bを通過する光の照射範囲は、図3に示す範囲よりも広くなっている。
図4に示すように、面発光素子3bからプリズム6cの入射面6dへ進行する光が入射面6dに入射する。入射面6dに入射した光が反射面6eへ進行し、その光が反射面6eによって下方へ反射される。その反射光は、出射面6fへ進行して、出射面6fから下方へ出射する。その出射光は、ライセンスプレート99の下部に照射される。面発光素子3bが面光源であるから、面発光素子3bから発して入射面6dを通過して反射面6eで反射される光の照射範囲は、図4に示す範囲よりも広くなっている。
以上のように、面発光素子3bから発した光の一部が第一屈折面6aやプリズム6cによってライセンスプレート99の下部に照射される。面発光素子3bが面光源であるから、第一屈折面6aやプリズム6cによって照射される光の照射範囲はライセンスプレート99の上部にも広がる。更に、面発光素子3bから発した光の一部が第二屈折面6bによってライセンスプレート99の上部に万遍なく照射される。しかも、面発光素子3bの光軸Axが前下がりに傾斜しているとともに、ライセンスプレート99の上部が面発光素子3bに近いから、光学素子6により理想的に制御しきれなかった光によってライセンスプレート99に照射され、そのような光の照度はライセンスプレート99の上部において高くなる。このような光の照射によってライセンスプレート99全体を均一に照明することができる。
面発光素子3bの光軸Axが前下がりに傾斜していても、ライセンスプレート99全体を均一に照明することができるから、基板3aを筐体2内に斜めに配置することができる。そのため、ライセンスプレートランプ1の筐体2は、従来のバルブ用のライセンスプレートランプの筐体から大きく設計変形したものではない。また、基板3aや端子3cを折り曲げずとも、基板3aを筐体2内に斜めに配置することができる。
〔変形例1〕
図5に示すように、第二屈折面6bが光学素子6の上面に形成されていなくてもよい。その場合、複数の第二プリズム6gが第一屈折面6aとプリズム6cの間の範囲Bに形成されている。これら第二プリズム6gは、第一屈折面6aとプリズム6cとの間において前後に配列されている。これら第二プリズム6gは、上方へ突出している。これら第二プリズム6gは、左右方向に延びているとともに、左又は右から見て断面三角形状に形作られている。これら第二プリズム6gの突出高さは、プリズム6cの突出高さよりも低い。これら第二プリズム6gは、より後ろに配置されるもの程、より低い突出高さとなる。
第二プリズム6gは、第二入射面6h及び第二反射面6iを有する。第二入射面6hは第二プリズム6gの後面に形成され、第二反射面6iは第二プリズム6gの前面に形成されている。第二入射面6hは、前後方向の水平線に対して直交する鉛直面であるか、その鉛直面から前に倒れて前上がりに傾斜した面である。第二入射面6hと鉛直面の成す角は、0〜10°であることが好ましい。第二反射面6iは、第二入射面6hの上端から前下がりに傾斜した面である。第二プリズム6gは、面発光素子3bの中心点から発した光を、第二入射面6hの屈折と第二反射面6iの反射によって、ライセンスプレート99の下部に照射するように光学設計されたものである(図6に図示の光線群Dを参照)。面発光素子3bが面光源であるから、面発光素子3bから発して第二入射面6hを通過して第二反射面6iで反射される光の照射範囲は、図6に示す範囲よりも広くなっている(図7に示す光線群Fを参照)。つまり、面発光素子3bから発して第二入射面6hを通過して第二反射面6iで反射される光は、ライセンスプレート99の上部にも照射される。勿論、面発光素子3bから発してプリズム6cの入射面6dを通過して反射面6eで反射される光もライセンスプレート99の下部に照射される。なお、図6において、光線群Dは、面発光素子3bの中心から発してプリズム6c、6gによって入射される光線群であり、光線群Eは、面発光素子3bの中心から発して第一屈折面6aに入射される光線群である。図7において、光線群Fは、面発光素子3bの全体から発してプリズム6c、6gによって入射される光線群であり、光線群Gは、面発光素子3bの全体から発して第一屈折面6aに入射される光線群である。
ライセンスプレート99の上端部は面発光素子3bの近くに配置されており、ライセンスプレート99の上端部は下端部よりも面発光素子3bの光軸Axの近くに配置されている。従って、ライセンスプレート99の上部に照射される光(第一屈折面6a、プリズム6c及び第二プリズム6gによって理想的に制御しきれなかった光)の明るさは、ライセンスプレート99の下部に照射される光(第一屈折面6a、プリズム6c及び第二プリズム6gによって制御しきれた光)の明るさと同レベルである。
この変形例においても、ライセンスプレート99全体を均一に照明することができる。また、ライセンスプレートランプ1の筐体2を従来のバルブ用の筐体から大きく設計変形せずとも、かつ、基板3aや端子3cを折り曲げずとも、基板3aを筐体2内に斜めに配置することができる。
なお、第一屈折面6aとプリズム6cの間の範囲Bに形成される第二プリズム6gの数は、単数であってもよい。
〔変形例2〕
第二屈折面6bが光学素子6の上面に形成されていなくてもよい。その場合、第一屈折面6aの一部が、上述した第二屈折面6bの形成範囲Bにも形成されている。つまり、第一屈折面6aが前へ延長してプリズム6cまで至っており、プリズム6cの入射面6dが第一屈折面6aの前端から立ち上がっている。
1 ライセンスプレートランプ
3b 面発光素子
6 光学素子
6a 第一屈折面
6b 第二屈折面
6c プリズム
6d 入射面
6e 反射面
6f 出射面
6g 第二プリズム
6h 第二入射面
6i 第二反射面
Ax 面発光素子の光軸

Claims (7)

  1. 車両後方に向くように立てられた状態で車両の後端部に取り付けられたライセンスプレートの上方において前記車両の後端部に取り付けられ、前記ライセンスプレートの上方から前記ライセンスプレートを照明するライセンスプレートランプであって、
    前記ライセンスプレートの上方に配置され、光軸が前下がりに傾斜するように配置される面発光素子と、
    前記面発光素子と前記ライセンスプレートの間に配置され、前記面発光素子から発した光を前記ライセンスプレートに向けて照射する光学素子と、を備え、
    前記光学素子の前記面発光素子側に向いた上面が前記面発光素子の光軸と交差し、
    前記光学素子の前記ライセンスプレートに向いた下面に出射面が形成され、
    前記光学素子の上面のうち前記面発光素子の光軸との交点よりも後ろ側の領域に、前記面発光素子に向けて凸形状となる屈折面が形成され、
    前記屈折面が前記面発光素子から発した光を前記ライセンスプレートの下部に照射するように屈折させ、
    前記光学素子の上面のうち前記面発光素子の光軸との交点よりも前側の領域に、上方へ突出したプリズムが形成され、
    前記プリズムの後面に、前記面発光素子から発した光を取り込む入射面が形成され、前記プリズムの前面に、前記入射面によって取り込まれた光を前記ライセンスプレートの下部に照射するように反射させる反射面が形成されていることを特徴とするライセンスプレートランプ。
  2. 前記屈折面は前記面発光素子から発した光をコリメートすることを特徴とする請求項1に記載のライセンスプレートランプ。
  3. 前記屈折面は母線が車幅方向に延びた凸柱面であり、前記屈折面の光軸は後ろ下がりに傾斜することを特徴とする請求項1又は2に記載のライセンスプレートランプ。
  4. 前記入射面は前後方向の水平線に対して直交する鉛直面であるか、その鉛直面から前に倒れて前上がりに傾斜した傾斜面であり、
    前記反射面は前下がりに傾斜した傾斜面であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のライセンスプレートランプ。
  5. 前記光学素子の上面のうち前記プリズムと前記屈折面との間の領域に、前記ライセンスプレートの上部に照射するように屈折させる第二屈折面が形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のライセンスプレートランプ。
  6. 前記第二屈折面は前記面発光素子から発した光を上下方向に拡散させるよう屈折させることを特徴とする請求項5に記載のライセンスプレートランプ。
  7. 前記光学素子の上面のうち前記面発光素子の光軸との交点よりも前側の領域に、上方へ突出した一又は複数の第二プリズムが形成され、
    前記第二プリズムの後面に、前記面発光素子から発した光を取り込む第二入射面が形成され、前記プリズムの前面に、前記第二入射面によって取り込まれた光を前記ライセンスプレートの下部に照射するように反射させる第二反射面が形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のライセンスプレートランプ。
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