JP5826997B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
二成分系現像剤を用いる場合には、先ず、トナーとキャリアとを攪拌、混合してトナーを帯電させた後、感光体表面にトナーのみを供給して静電潜像に顕像化(現像)する。したがって、静電潜像の現像によって消費されるのはトナーのみであり、キャリアは消費されないので、キャリアをそのまま残して、トナーのみを補給する方式が考えられる。
しかしながら、記録シート1枚当たりのトナー消費量(以下、単に「トナー消費量」という。)は、形成すべき画像によって大きく異なる。例えば、文字文書はトナー消費量が少なくなる傾向にある一方、写真画像などではトナー消費量が多くなる傾向にある。一方、キャリアの劣化は、トナー消費量によらず、現像装置内での攪拌回数、すなわち画像形成の回数(記録シートの枚数)に依存する。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、初期状態におけるキャリアの無駄な廃棄をなくすことができる現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
この場合において、廃棄手段が現像槽から現像剤を廃棄するのを禁止する禁止手段を備え、キャリア補給手段がキャリアの補給を開始するのに合わせて、禁止手段が禁止を解除すれば、更に確実にキャリアの無駄な廃棄を無くすことができる。具体的には、現像槽に連通し、現像剤を排出する排出口を備えた排出部と、排出部の排出口を開閉するシャッタと、を備え、禁止手段は、前記シャッタを開閉することによって、現像剤廃棄の禁止とその解除を行えば良い。
また、キャリア補給手段は、キャリアの補給に併せてトナーも補給しても良い。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る現像装置を特徴とする。このようにすれば、本発明に係る現像装置の効果をそのまま得ることができる。
[1] 画像形成装置の構成
まず、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。図1に示されるように、画像形成装置1は、原稿読取部100、画像形成部110及び給紙部120を備えている。原稿読取部100は、原稿台トレイに載置された原稿を自動原稿搬送装置(ADF: Automatic Document Feeder)にて原稿を光学的に読み取って画像データを生成する。画像データは後述の制御部112に記憶される。
次に、作像部111Kの構成の構成について説明する。
図2は、作像部111Kの主要な構成を示す図である。図2に示されるように、作像部111Kは感光体ドラム201、帯電装置202、露光装置203、現像装置204及び清掃装置205を備えており、感光体ドラム201の外周に帯電装置202、露光装置203、現像装置204及び清掃装置205の順に配設されている。
次に、現像装置204の構成について説明する。
図3は、現像装置204の主要な構成を示す図である。図3に示されるように、現像装置204はハウジング301を備えている。ハウジング301の内部は隔壁302によって攪拌槽303と供給槽304とに区画されており、トナーとキャリアとを含む現像剤が収容されている。攪拌スクリュー212は攪拌槽303内に配設されており、トナーとキャリアとを矢印F方向に搬送しながら攪拌して、トナーを摩擦帯電させる。供給スクリュー211は供給槽304内に配設されており、帯電したトナーを含む現像剤を矢印H方向に搬送しながら、現像ローラ206に供給する。
攪拌槽303は現像剤の搬送方向(矢印F方向)における下流部で、供給槽304の現像剤搬送方向(矢印H方向)の上流部と連通しており、現像剤が矢印G方向へ搬送される。また、供給槽304は現像剤の搬送方向(矢印H方向)における下流部で、攪拌槽303の現像剤搬送方向(矢印F方向)の上流部と連通しており、現像剤が矢印I方向へ搬送される。これによって、現像剤がハウジング301内を循環するように搬送される。
次に、制御部112の構成について説明する。
図4は、制御部112の主要な構成を示す図である。図4に示されるように、制御部112はCPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、不揮発性メモリ404及びI/Oインタフェース(Input/Output Interface)405を備えている。CPU401は、電源投入時に自動的にリセットされた後、ROM402からプログラムを読み出すと、RAM403を作業用記憶領域として、当該プログラムに従って動作する。また、不揮発性メモリ404には電源オフ時にも保持すべきデータが記憶される。
次に、制御部112によるキャリアの補給動作について説明する。
図5は、制御部112によるキャリアの補給動作を示すフローチャートである。図5に示されるように、制御部112は、電源投入後、不揮発性メモリ404に記憶されている初期状態フラグを参照して、初期状態フラグの値が「True」ならば(S501:True)、現像装置204には新規キャリアが格納されていると判断して、初期状態フラグの値を「False」に変更し、不揮発性メモリ404に記憶させる(S502)。また、シャッタ410を制御して現像剤排出口310を閉じ(S503)、画像形成枚数の累計値である累積枚数を0枚に初期化する(S504)。
[6] 閾値αについて
次に、閾値αの決定方法について説明する。
B:初期充填量(250g)、補給量(2.5g/k枚)
C:初期充填量(500g)、補給量(3.75g/k枚)
D:初期充填量(250g)、補給量(3.75g/k枚)
図6から図9は、評価条件AからDまでのそれぞれについて、キャリアの補給を開始する耐久枚数を変化させた場合の評価結果を示す表である。なお、何れの表においても、白地部分におけるかぶりが明らかに確認できる場合は「×」、かすかに確認できる場合は「△」、10人の評価者のうち1人から2人しか確認できない場合は「○」、また、10人の評価者のうち1人も確認できない場合は「◎」で表わされている。また、印字速度は100ppm、A4サイズの記録シートに印字率1%で連続1,000枚印字した後、印字率50%で連続50枚印字してかぶりを評価した。かぶりを評価するとき以外は印字率5%で印字を行った。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態においては、耐久枚数(印刷枚数)を監視することによってキャリア補給の時期を決定する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
(2)上記実施の形態においては、シャッタ410を用いて現像剤排出口を開閉する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
すなわち、キャリア補給量W[g/k枚]は1,000枚当たりに補給されるキャリアの量であれば良く、上記実施の形態にて説明した方法以外の方法で補給しても良い。図13は、キャリアの補給方法を示すグラフである。図13に示されるように、耐久枚数で5k枚毎に5gずつキャリアを補給しても良い(破線のグラフ)。また、耐久枚数で1枚毎に同量のキャリアを補給しても良い(実線のグラフ)。更に、キャリアの補給量を耐久枚数の増加に合わせてなだらかに変化させても良い(1点鎖線のグラフ)。このように、キャリアの補給の仕方は異なっていても、平均的な補給量と初期充填量とからキャリアの補給を開始する時期を上述のように決定すれば、本発明の効果を得ることができる。
101Y〜101K…トナーカートリッジ
102…………………キャリアカートリッジ
110…………………画像形成部
111Y〜111K…作像部
112…………………制御部
204…………………現像装置
206…………………現像ローラ
209…………………トナーホッパー
210…………………キャリアホッパー
211…………………供給スクリュー
212…………………攪拌スクリュー
301…………………ハウジング
302…………………隔壁
303…………………攪拌槽
304…………………供給槽
305…………………現像剤流入部
306…………………キャリア補給口
309…………………現像剤排出部
310…………………現像剤排出口
404…………………不揮発性メモリ
410…………………シャッタ
Claims (7)
- トナーとキャリアとからなる現像剤を収容する現像槽からトナーを供給することによって静電潜像を現像する現像装置であって、
トナーのみを現像槽へ補給するトナー補給手段と、
印字枚数1枚当たりMグラムの割合でキャリアを現像槽へ補給するキャリア補給手段と、
現像槽内の余剰の現像剤を廃棄する廃棄手段と、
初期状態以後の印字枚数を記録する記録手段と、を備え、
初期状態において、
現像槽内に収容されているキャリアがM0グラムの新規キャリアのみであり、かつ、キャリア補給手段がキャリア補給を行わない状態に設定されていることを条件として、
キャリア補給の開始は、記録手段が記録する印字枚数αが
キャリア補給の開始後においては、前記トナー補給手段によるトナー補給量に関わらず、前記キャリア補給手段は、平均して前記割合になるように、所定の印刷枚数毎に所定量のキャリアを補給する
ことを特徴とする現像装置。 - トナーとキャリアとからなる現像剤を収容する現像槽から現像ローラを介してトナーを供給することによって静電潜像を現像する現像装置であって、
トナーのみを現像槽へ補給するトナー補給手段と、
現像ローラ1回転当たりMグラムの割合でキャリアを現像槽へ補給するキャリア補給手段と、
現像槽内の余剰の現像剤を廃棄する廃棄手段と、
初期状態以後の現像ローラの回転数を記録する記録手段と、を備え、
初期状態において、
現像槽内に収容されているキャリアがM0グラムの新規キャリアのみであり、かつ、キャリア補給手段がキャリア補給を行わない状態に設定されていることを条件として、
キャリア補給の開始は、記録手段が記録する回転数γが
キャリア補給の開始後においては、前記トナー補給手段によるトナー補給量に関わらず、前記キャリア補給手段は、平均して前記割合になるように、所定の印刷枚数毎に所定量のキャリアを補給する
ことを特徴とする現像装置。 - 廃棄手段が、現像槽から現像剤を廃棄するのを禁止する禁止手段を備え、
キャリア補給手段がキャリアの補給を開始するのに合わせて、禁止手段が禁止を解除する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。 - 現像槽に連通し、現像剤を排出する排出口を備えた排出部と、
排出部の排出口を開閉するシャッタと、を備え、
禁止手段は、前記シャッタを開閉することによって、現像剤廃棄の禁止とその解除を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。 - 現像槽に連通し、現像剤を排出する排出口を備えた排出部と、
現像槽と排出部との連通口を開閉するシャッタと、を備え、
禁止手段は、前記シャッタを開閉することによって、現像剤廃棄の禁止とその解除を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。 - キャリア補給手段は、キャリアの補給に併せてトナーも補給する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。 - 請求項1〜6に記載の現像装置を備える
ことを特徴とする画像形成装置。
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