JP5826556B2 - 自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダー - Google Patents

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Description

この発明は、自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーに関し、特に、縫製可能な軟質樹脂製バックル・ホルダーに関する。
自動車のリア・シートでは、衝突、転倒事故の際、シート・ベルトを着脱することによってそのリア・シートに乗員を拘束してその乗員の車外放出を防止し、さらに、過渡の減速度を受けないように乗員の運動エネルギーを吸収しながら室内構造物との衝撃を緩和あるいは回避するためにシート・ベルト装置が装備される。
そのシートベルト装置は、タンク・プレート付きショルダー・ベルト、バックル付きアンカー・ベルト、およびシート・ベルト・リトラクターなどで構成され、そのアンカー・ベルトは先端にバックルを取り付け、そして、アンカーで根元端をボディ・フロアあるいはクッション・フレームに取り付けられ、そして、そのバックルがリア・シート・クッションの着座面の後方箇所に開口されたバックル納まり穴にはめ込まれて保持されるのが一般的である。
その種の自動車のリア・シートでは、そのバックル納まり穴は、工場においてボディ・フロアへのシート組付け性からリア・シート・クッション・パッドを切り欠きてある。その結果、バックル使用時にはその穴の底が丸見えになってそのボディ・フロアが見え、そして、見映えが悪くなった。また、その切欠き周辺の縫製処理が複雑で細かい作業となって手間がかかった。
特開2001−163177号公報
特開2010−89679号公報
この発明の課題は、トリム・カバーに縫い付けできてその縫製処理が簡素化され、バックルの挿入性を向上させ、収納時、そのバックルの自立、保持力を向上させ、ウェビング型バックル、自立型バックルのどちらも使用でき、そして、バックル納り穴の底を塞いで隠し、バックル使用時、そのバックル納まり穴の底にボディ・フロアを見えなくして見映えを向上させるところの自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーを提供するにある。
この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーは、底壁、左右の側壁、および前後の端壁からなり、そして、上端を長方形開口に開放するボックス型バックル・ホルダー本体と、
そのバックル・ホルダー本体のその左右の側壁および前端壁の上端から外側に突き出されるトリム・カバー縫付けフランジと、
そのバックル・ホルダー本体のその後端壁の上端から後方に突き出され、そして、リア・クッション・パッドの後端面に伸びて先端側を下方に垂れ下げる化粧垂れと、
そのバックル・ホルダー本体をその底壁および後端壁にまたがり左右に分割するウェビング通しスリットと、
そのウェビング通しスリットに連続されてそのバックル・ホルダー本体のその後端壁からその化粧垂れに伸び、そして、その化粧垂れを左右に分割する組付け用開閉可能なスリットとを含み、
そして、軟質樹脂から一体的に成形されたそのバックル・ホルダー本体、トリム・カバー縫付けフランジ、および化粧垂れのうちの、トリム・カバー縫付けフランジが縫い付けられた切抜きバックル開口を有してリア・クッション・パッドに被せられトリム・カバーに対して、そのトリム・カバーがリア・クッション・パッドに被せられた状態で、バックル・ホルダー本体がはめ込まれバックルを保持可能にするリア・クッション・パッドのバックル納まり穴を備えてなる。
この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーでは、バックル・ホルダー本体、トリム・カバー縫付けフランジ、および化粧垂れが軟質樹脂から一体成形され、そのバックル・ホルダー本体にウェビング通しスリットを備え、さらに、そのウェビング通しスリットに連続され、そのバックル・ホルダー本体からその化粧垂れに伸びてその化粧垂れを左右に分割する組付け用開閉可能なスリットを備えるので、そのバックル・ホルダー本体がそのトリム・カバー縫付けフランジでトリム・カバーに簡単に縫い付けられ、その縫製処理が簡素化され、また、そのバックル・ホルダー本体がその組付け用開閉可能なスリットによって開閉可能になってバックルがそのバックル・ホルダー本体内に円滑にはめ込み可能になり、そのバックルの挿入性が向上され、挿入後にそのバックルがボディ・フロアにセットされると、その組付け開閉可能なスリットは閉じた状態となり、囲まれたバックル納り穴となり、収納時、その軟質樹脂製バックル・ホルダー本体によってそのバックルは挟み込まれ、そのバックルの自立、保持力が向上され、ウェビング型バックル、自立型バックルのどちらにも使用可能になり、そして、そのバックル納り穴の底がそのバックル・ホルダー本体によって塞がれて隠され、バックル使用時、そのバックル納り穴のその底にそのボディ・フロアが見えなくなって見映えが向上される。
この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーの具体例を活用するところの乗用車のリア・シートを示した斜視図である。 そのバックル・ホルダーにおいてそのリア・シートを部分的に拡大して示した斜視図である。 そのバックル・ホルダーにおいてそのリア・シートを部分的に拡大して示した平面図である。 この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーの具体例を示した平面図である。 そのバックル・ホルダーを示した側面図である。 そのバックル・ホルダーを上面から見て示した斜視図である。 そのバックル・ホルダーを後方で上面から見て示した斜視図である。
この発明の自動車のリア・シートの用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーは、底壁、左右の側壁、および前後の端壁からなり、そして、上端を長方形開口に開放するボックス型バックル・ホルダー本体と、そのバックル・ホルダー本体のその左右の側壁および前端壁の上端から外側に突き出されるトリム・カバー縫付けフランジと、そのバックル・ホルダー本体のその後端壁の上端から後方に突き出され、そして、リア・クッション・パッドの後端面に伸びて先端側を下方に垂れ下げる化粧垂れと、そのバックル・ホルダー本体のその底壁および後端壁にまたがるウェビング通しスリットと、そのウェビング通しスリットに連続されてそのバックル・ホルダー本体のその後端壁からその化粧垂れに伸び、そして、その化粧垂れを左右に分割する組付け用開閉可能なスリットとを含み、そして、そのバックル・ホルダー本体、トリム・カバー縫付けフランジ、および化粧垂れが軟質樹脂から一体的に成形されてそのトリム・カバー縫付けフランジでトリム・カバーの切抜きバックル開口に縫い付けられ、そのトリム・カバーがそのリア・クッション・パッドに被せられると、そのリア・クッション・パッドのバックル納まり穴にはめ込まれてバックルを保持可能にする。
この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーは、その化粧垂れが、そのトリム・カバー縫付けフランジの左右の後端を後方に伸ばして左右のフランジ・エクステンションを形成するようにそのトリム・カバー縫付けフランジのその左右の後端にも連続されるのが望ましい。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーを説明するに、図1ないし図7は、乗用車のリア・シ
ート30に用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーの具体例10を示し、そして、そのリア・シート30は、ベンチ型リア・シート・クッション31、そのリア・シート・クッション31の左右の内側および外側固定ブラケット(図示せず)に前倒し可能にヒンジ結合されてそのリア・シート・クッション31に支持される左右のリア・シート・バック32、33、そのリア・シート・クッション31のその左右の内側固定ブラケットに前倒し可能にヒンジ結合されてそのリア・シート・クッション31に支持されてアームレストとしても活用される中央のリア・シート・バック34、およびその左右のリア・シート・バック32、33とその中央のリア・シート・バック34とに対応的に取り外し可能に取り付けられる左右のヘッドレスト35、36および中央のヘッドレスト37などで組み立てられ、そして、そのベンチ型リア・シート・クッション31がその左右のフロント・フロア・ブラケット(図示せず)および左右のリア・フロア・ブラケット(図示せず)でその乗用車のボディ・フロア(図示せず)に固定的に取り付けられることによってそのボディ・フロアに据え付けられる。
そのベンチ型リア・シート・クッション31は、ベンチ型リア・クッション・パイプ・フレーム(図示せず)、ベンチ型リア・クッション・パッド38、およびトリム・カバー39で組み立てられる。そして、このベンチ型リア・シート・クッション31には、左右のバックル納まり穴41、42および中央のバックル納まり穴43が着座面40の後方箇所に開口されてあり、一方、その軟質樹脂製バックル・ホルダー10、10、10は予めそのトリム・カバー39に縫い付けてあるので、そのトリム・カバー39がそのベンチ型リア・クッション・パイプ・フレームに組み付けられたそのベンチ型リア・クッション・パッド38に被せされると、その軟質樹脂製バックル・ホルダー10、10、10はその左右および中央のバックル納まり穴41、42、43に対応的にはめ込まれて納められるので、その左右および中央のシート・ベルト装置のウェビング型バックル44、44、44はその軟質樹脂製バックル・ホルダー10、10、10に対応的にはめ込まれてその左右および中央のバックル納まり穴41、42、43に対応的に収納される。勿論、その左右のシート・ベルト装置は、タング・プレート付きショルダー・ベルト(図示せず)、バックル付きアンカー・ベルトからなるそのウェビング型バックル44、およびシート・ベルト・リトラクター(図示せず)などで通常に構成され、また、その中央のシート・ベルト装置は、タング・プレート付きラップ・ベルト(図示せず)、バックル付きアンカー・ベルトからなるそのウェビング型バックル44、およびシート・ベルト・リトラクター(図示せず)などで通常構成される。
そして、それらウェビング型バックル44、44、44は、アンカー(図示せず)でベルト根元端をそのボディ・フロアに取り付けてセットされる。
その軟質樹脂製バックル・ホルダー10では、ボックス型バックル・ホルダー本体11が、底壁12、左右の側壁13、14、および前後の端壁15、16からなり、そして、上端を長方形開口17に開放させ、また、トリム・カバー縫付けフランジ18が、そのバックル・ホルダー本体11のその左右の側壁13、14および前端壁15の上端から外側に突き出され、さらに、化粧垂れ19が、そのバックル・ホルダー本体11のその後端壁16の上端から後方に突き出され、そのトリム・カバー縫付けフランジ18のその左右の
後端にも連続され、そして、そのリア・クッション・パッド38の後端面に伸びて先端側を下方に垂れ下げ、またさらに、ウェビング通しスリット23が、ウェビング厚さよりも広い幅でそのバックル・ホルダー本体11のその底壁12および後端壁16にまたがって細長く開口され、さらには、組付け用開閉可能なスリット24が、そのウェビング通しスリット23よりも狭い幅でそのウェビング通しスリット23に連続されてそのバックル・ホルダー本体11のその後端壁16からその化粧垂れ19に伸び、そして、その化粧垂れ19を左右に分割させ、そして、そのバックル・ホルダー本体11、トリム・カバー縫付けフランジ18、および化粧垂れ19が、縫製可能な軟質樹脂、エラストマーなどの軟質樹脂で一体的に成形され、そして、この軟質樹脂製バックル・ホルダー10、10、10では、そのトリム・カバー縫付けフランジ18でそのトリム・カバー39の切抜きバックル開口に縫い付けられ、そして、そのトリム・カバー39が、そのリア・クッション・パイプ・フレームに組み付けられ他そのリア・クッション・パッド38に被せられると、そのリア・クッション・パッド38のバックル納まり穴41、42、43にはめ込まれてそのバックル付きアンカー・ベルトのバックル44、44、44を保持可能にする。
その軟質樹脂製ボックス型バックル・ホルダー本体11では、その底壁12は、そのバックル納まり穴41、42、43のその底を塞いでバックル使用時にそのバックル納まり穴41、42、43のその底にそのボディ・フロアを見えなくするに加えてバックル収納時にそのウェビング型バックル44、44、44の落込みを防止する。また、この軟質樹脂製ボックス型バックル・ホルダー本体11は、その前端壁15が適宜に前倒れ傾斜されてそのウェビング型バックル44、44、44を差し込み抜き取り易くしている。勿論。この軟質樹脂製ボックス型バックル・ホルダー本体11は縫製可能な軟質樹脂からボックス形に成形されるので、バックル収納時、そのバックル44、44、44が挟み込まれ、そのバックル44、44、44の自立、保持力が向上され、その結果、そのウェビング型バックル44、44、44、自立型バックルのどちらも使用可能になる。
この軟質樹脂製トリム・カバー縫付けフランジ18は縫製可能な軟質樹脂製からそのボックス型バックル・ホルダー本体11に一体的に成形される。このトリム・カバー縫付けフランジ18はそのボックス型バックル・ホルダー本体11がそのトリム・カバー39のその切抜きバックル開口にはめ合わせられた状態でそのトリム・カバー39に縫い付けられてそのボックス型バックル・ホルダー10をそのトリム・カバー39に一体的に取り付け、その結果、そのトリム・カバー39との縫製処理が簡素化される。
その軟質樹脂製化粧垂れ19は、縫製可能な軟質樹脂からそのボックス型バックル・ホルダー本体11およびトリム・カバー縫付けフランジ18に一体的に成形される。この化粧垂れ19では、その組付け用開閉可能なスリット24によって左右に分割されるので、その化粧垂れ19は、その軟質樹脂の特長を生かして左右に開閉させることが可能になり、そのリア・シート・クッション31のコンプリート後、そのウェビング型バックル44をそのボディ・フロアに組み付ける際には、図3に示されたようにそのスリット24で左右に開かれてそのバックル44をそのボックス型バックル・ホルダー本体11内に円滑に挿入させ、挿入後、そのバックル44をそのボディ・フロアにセットすると、そのスリット24は閉じた状態となり、囲まれたバックル納まり穴41、42、43となる。
さらに、この化粧垂れ19は、それの裏面20に左右の形状保持リブ21、22を突き出して下方垂れ形状を保てるようにしている。勿論、その左右の形状保持リブ21、22は、そのスリット24の両側でその裏面20に突き出され、そして、根元をそのボックス型バックル・ホルダー本体11のその後端壁16に一体化させ、また、先端をその化粧垂れ19の先端に伸ばしている。
したがって、この軟質樹脂製バックル・ホルダー10では、そのバックル・ホルダー本体
11がそのトリム・カバー縫付けフランジ18でトリム・カバー39に簡単に縫い付けられ、その縫製処理が簡素化され、また、そのバックル・ホルダー本体11がその組付け用開閉可能なスリット24によって開閉可能になってバックル44がそのバックル・ホルダー本体内11に円滑にはめ込み可能になり、そのバックル44の挿入性が向上され、挿入後にそのバックル44がボディ・フロアにセットされると、その組付け開閉可能なスリット24は閉じた状態となり、囲まれたバックル納り穴41、42、43となり、収納時、その軟質樹脂製ボックス型バックル・ホルダー本体11によってそのバックル44は挟み込まれ、そのバックル44の自立、保持力が向上され、ウェビング型バックル44、自立型バックルのどちらにも使用可能になり、そして、そのバックル納り穴41、42、43の底がそのバックル・ホルダー本体11によって塞がれて隠され、バックル使用時、そのバックル納り穴41、42、43のその底にそのボディ・フロアが見えなくなって見映えが向上される。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーは、底壁、左右の側壁、および前後の端壁からなり、そして、上端を長方形開口に開放するボックス型バックル・ホルダー本体と、そのバックル・ホルダー本体のその左右の側壁および前端壁の上端から外側に突き出されるトリム・カバー縫付けフランジと、そのバックル・ホルダー本体のその後端壁の上端から後方に突き出され、そして、リア・クッション・パッドの後端面に伸びて先端側を下方に垂れ下げる化粧垂れと、そのバックル・ホルダー本体のその底壁および後端壁にまたがるウェビング通しスリットと、そのウェビング通しスリットに連続されてそのバックル・ホルダー本体のその後端壁からその化粧垂れに伸び、そして、その化粧垂れを左右に分割する組付け用開閉可能なスリットとを含み、そして、そのバックル・ホルダー本体、トリム・カバー縫付けフランジ、および化粧垂れが軟質樹脂から一体的に成形されてそのトリム・カバー縫付けフランジでトリム・カバーの切抜きバックル開口に縫い付けられ、そのトリム・カバーがそのリア・クッション・パッドに被せられると、そのリア・クッション・パッドのバックル納まり穴にはめ込まれてバックルを保持可能にするので、この発明の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダーでは、そのバックル・ホルダー本体がそのトリム・カバー縫付けフランジでトリム・カバーに簡単に縫い付けられ、その縫製処理が簡素化され、また、そのバックル・ホルダー本体がその組付け用開閉可能なスリットによって開閉可能になってバックルがそのバックル・ホルダー本体内に円滑にはめ込み可能になり、そのバックルの挿入性が向上され、挿入後にそのバックルがボディ・フロアにセットされると、その組付け開閉可能なスリットは閉じた状態となり、囲まれたバックル納り穴となり、収納時、その軟質樹脂製バックル・ホルダー本体によってそのバックルは挟み込まれ、そのバックルの自立、保持力が向上され、ウェビング型バックル、自立型バックルのどちらにも使用可能になり、そして、そのバックル納り穴の底がそのバックル・ホルダー本体によって塞がれて隠され、バックル使用時、そのバックル納り穴のその底にそのボディ・フロアが見えなくなって見映えが向上され、その結果、自動車のリア・シートにとって非常に有用で実用的である。
10 軟質樹脂製バックル・ホルダー
11 ボックス型バックル・ホルダー本体(軟質樹脂製)
12 底壁
13 左の側壁
14 右の側壁
15 前端壁
16 後端壁
17 長方形開口
18 トリム・カバー縫付けフランジ
19 化粧垂れ
20 裏面
21 左の形状保持リブ
22 右の形状保持リブ
23 ウェビング通しスリット
24 組付け用開閉可能なスリット
30 リア・シート
31 ベンチ型リア・シート・クッション
32 左のリア・シート・バック
33 右のリア・シート・バック
34 中央のリア・シート・バック
35 左のヘッドレスト
36 右のヘッドレスト
37 中央のヘッドレスト
38 ベンチ型リア・クッション・パッド
39 トリム・カバー
40 着座面
41 左のバックル納まり穴
42 右のバックル納まり穴
43 中央のバックル納まり穴
44 ウェビング型バックル/バックル付きアンカー・ベルトのバックル

Claims (2)

  1. 底壁、左右の側壁、および前後の端壁からなり、そして、上端を長方形開口に開放するボックス型バックル・ホルダー本体と、
    そのバックル・ホルダー本体のその左右の側壁および前端壁の上端から外側に突き出されるトリム・カバー縫付けフランジと、
    そのバックル・ホルダー本体のその後端壁の上端から後方に突き出され、そして、リア・クッション・パッドの後端面に伸びて先端側を下方に垂れ下げる化粧垂れと、
    そのバックル・ホルダー本体をその底壁および後端壁にまたがり左右に分割するウェビング通しスリットと、
    そのウェビング通しスリットに連続されてそのバックル・ホルダー本体のその後端壁からその化粧垂れに伸び、そして、その化粧垂れを左右に分割する組付け用開閉可能なスリットとを含み、
    そして、軟質樹脂から一体的に成形されたそのバックル・ホルダー本体、トリム・カバー縫付けフランジ、および化粧垂れのうちの、トリム・カバー縫付けフランジが縫い付けられた切抜きバックル開口を有してリア・クッション・パッドに被せられトリム・カバーに対して、そのトリム・カバーがリア・クッション・パッドに被せられた状態で、バックル・ホルダー本体がはめ込まれバックルを保持可能にするリア・クッション・パッドのバックル納まり穴を備えた自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダー。
  2. その化粧垂れが、そのトリム・カバー縫付けフランジの左右の後端を後方に伸ばして左右のフランジ・エクステンションを形成するようにそのトリム・カバー縫付けフランジのその左右の後端にも連続される請求項1に記載の自動車のリア・シートに用いる軟質樹脂製バックル・ホルダー。
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