JP5825181B2 - 湿度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、相対湿度を検出する湿度センサに関するものである。
従来、この種の湿度センサにおいて、湿度を検出する容量式のセンサチップと、このセンサチップに電気的に接続される外部接続用電極と、外部接続用電極と電気的に接続されるリードとを備え、モールド材によって外部接続用電極とリードとの接続部位を被覆するものがある(特許文献1参照)。
特開2007−127612号公報
本発明者は、上記特許文献1を基に、上述の湿度センサにおいて、センサチップの検出信号を信号処理する回路チップを内蔵させる構造について検討したところ、センサチップおよび回路チップをモールド材によって被覆するように構成した場合に、回路チップから発生する熱がモールド材を通してセンサチップに伝わる。このため、センサチップの表面温度が上昇することになる。相対湿度は、温度によって変化する。このため、センサチップの表面温度が上昇すると、センサチップにおいて湿度の検出誤差が生じることになる。
これに対して、図6のように、センサケース2内にセンサチップ3および回路チップ4を収納してセンサケース2の開口部を、透湿フィルタ5aを備えるキャップ5によって覆うように構成することも考えられる。この場合には、センサケース2の空洞2a内において回路チップ4から発生する熱により暖気流が生じて、この暖気流により回路チップ4からの熱がセンサチップ3に伝わる。このため、回路チップ4の温度上昇に伴って、センサチップ3の表面温度が上昇することになる(図7参照)。このため、センサチップ3において、相対湿度の検出値に誤差が生じることになる。
なお、図7では、符号aは回路チップ4の温度を示し、符号bはセンサチップ3の温度を示し、室温よりもセンサチップ3の温度の方が高くなり、測定誤差が生じている例を示している。
本発明は上記点に鑑みて、センサチップおよび回路チップを備える湿度センサにおいて、回路チップから発生する熱によって相対湿度の検出誤差が生じることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、 湿度を検出するセンシング部(11)を有してこのセンシング部で検出された湿度を示す検出信号を出力するセンサチップ(10)と、
センサチップから出力される検出信号を信号処理する回路チップ(20)と、
センシング部を多孔質体によって覆うように形成される透湿層(70)と、を備え、
センシング部は、透湿層を通過する空気の湿度を検出するようになっており、
回路チップの周囲をモールド材によって被覆する被覆部(60)を備えており、
被覆部は、モールド材によって回路チップのうち一部を除いて被覆するようになっており、
透湿層は、回路チップのうち一部を多孔質体によって覆うように形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、透湿層は、多孔質体によって形成されているため、断熱性と通気性を兼ね備えることができる。このため、センサチップは、透湿層を通過する空気中の湿度を検出することができる。これに加えて、透湿層によってセンシング部に対して回路チップから発生する熱が伝わり難くすることで、センシング部の温度上昇を抑制できる。このため、回路チップから発生する熱によって湿度の検出誤差が生じることを抑制することができる。これに加えて、透湿層によってセンサチップに異物が付着することを避けることができる。このため、センサチップに対する異物の付着が起因して湿度の検出誤差が生じることを回避することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における湿度センサの上面図および断面図である。 第1実施形態における湿度センサの製造工程を示す図である。 第1実施形態における湿度センサの作動を説明するための図である。 本発明の第2実施形態における湿度センサの断面図である。 本発明の第3実施形態における湿度センサの断面図である。 本発明の比較例における湿度センサの断面図である。 比較例における湿度センサの測定誤差を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1(a)、(b)に本発明の第1実施形態における湿度センサ1を示す。図1(a)は湿度センサ1の正面図、図1(b)は図1(a)中A−A断面図である。
湿度センサ1は、センサチップ10、回路チップ20、およびリードフレーム30、40、複数本のワイヤ50、複数本のワイヤ51、被覆部60、および透湿層70を備える。
センサチップ10は、薄膜状に形成されて容量式の湿度センサチップを構成するもので、一対の電極間に配置されているセンシング部としての感湿膜11を備える。感湿膜11は、相対湿度によって比誘電率が変化するセンシング部である。このことにより、センサチップ10の一対の電極間の静電容量が相対湿度によって変化することになる。つまり、センサチップ10は、相対湿度を静電容量として検出する。
回路チップ20は、薄膜状に形成されて、センサチップ10の静電容量を電圧に変換するC−V変換回路と、このC−V変換回路で変換される電圧を増幅する増幅回路とから構成されている。
リードフレーム30は、導電性金属材料からなるもので、支持部31および複数本の外部接続用端子32を備える。支持部31は、薄板状に形成されて、センサチップ10を支える。複数本の外部接続用端子32は、支持部31から延出して先端側が被覆部60から突出するように構成されている。複数本の外部接続用端子32は、一列に並べられている。複数本の外部接続用端子32の先端側は、それぞれ、L字状に屈曲されている。図1(a)では、7本の外部接続用端子32が示されている。
リードフレーム40は、導電性金属材料からなるもので、支持部41および複数本の外部接続用端子42を備える。支持部41は、薄板状に形成されて、回路チップ20を支える。複数本の外部接続用端子42は、支持部41から延出して先端側が被覆部60から突出するように構成されている。複数本の外部接続用端子42は、一列に並べられている。複数本の外部接続用端子42の先端側は、それぞれ、L字状に屈曲されている。図1(a)では、7本の外部接続用端子42が示されている。
ここで、リードフレーム30の支持部31と、リードフレーム40の支持部41とは、互いに離れて配置されている。外部接続用端子32の先端側と外部接続用端子42の先端側とは、互いに逆方向に配置されている。
複数本のワイヤ50は、金等の導電性材料からなる細線であって、センサチップ10と回路チップ20との間にそれぞれ接続されている。複数本のワイヤ51は、金等の導電性材料からなる細線であって、回路チップ20と複数本の外部接続用端子42の間にそれぞれ接続されている。なお、図1(a)では、ワイヤ50、51が省略されている。図1(b)では、1本のワイヤ50と1本のワイヤ51とが示されている。
被覆部60は、例えばエポキシ樹脂などのモールド樹脂によって、センサチップ10、回路チップ20、およびリードフレーム30、40、複数本のワイヤ50、および複数本のワイヤ51を被覆して薄板状に形成されている。
具体的には、被覆部60は、薄肉部61および厚肉部62から構成されている。薄肉部61および厚肉部62は、それぞれモールド樹脂によって薄板状に形成されている。薄肉部61の厚み寸法(図1(b)中上下方向の寸法)が厚肉部62の厚み寸法に比べて小さくなっている。
薄肉部61および厚肉部62は隣接して配置されている。薄肉部61および厚肉部62は、互いの底部61a、62aが連続される平面状に形成されている。このことにより、薄肉部61のうち底部61aの反対側には、凹部61bが形成されることになる。
薄肉部61は、その底部61a側からリードフレーム30の支持部31および複数本の外部接続用端子32の基部側を覆うように形成されている。複数本の外部接続用端子32の基部は、複数本の外部接続用端子32のうち支持部31側の部位である。このことにより、感湿膜11、リードフレーム30の支持部31、および複数本の外部接続用端子32の基部が凹部61b内で被覆部60から露出することになる。
厚肉部62は、回路チップ20、リードフレーム30の支持部31のうちリードフレーム40側、リードフレーム40の支持部31、複数本のワイヤ50、複数本のワイヤ51、および複数本の外部接続用端子42の基部側のそれぞれの周囲をモールド樹脂によって覆うように形成されている。複数本の外部接続用端子42の基部は、複数本の外部接続用端子42のうち支持部41側の部位である。
透湿層70は、多孔質材料によって、凹部61b内にて、感湿膜11、リードフレーム30の支持部31、および複数本の外部接続用端子32の基部をそれぞれ覆う断熱膜を形成している。多孔質材料は、複数の細孔を有して、通気性と断熱性を兼ね備える多孔質体である。本実施形態の多孔質材料としては、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)、スチロール樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料などを用いることができる。
本実施形態では、感湿膜11のうち大部分(すなわち、リードフレーム32側部分)を透湿層70によって覆うように形成されている。感湿膜11のうちリードフレーム32側部分以外の残りの部分(すなわち、リードフレーム42側端部)は、被覆部60の厚肉部62が覆うように形成されている。
次に、本実施形態の湿度センサ1の製造方法の一例について説明する。図2(a)〜(e)は、1つの湿度センサ1の製造過程を示している。
まず、複数のセンサチップ10、複数の回路チップ20、および複数対のリードフレーム30、40を用意する。
このとき、複数対のリードフレーム30、40は、複数本の外部接続用端子32、42の先端側が屈曲していなく、それぞれ真っ直ぐに延出している。複数対のリードフレーム30、40は、枠部材(図示省略)で支持されている1つのワークを構成している。
次に、この1つのワークの複数のリードフレーム30にセンサチップ10を1つずつ搭載し、複数のリードフレーム40に回路チップ20を1つずつ搭載する(図2(a)参照)。
次に、センサチップ10毎にセンサチップ10と回路チップ20との間を複数本のワイヤ50によって接続する。そして、回路チップ20毎に回路チップ20と複数本の外部接続用端子42との間を複数本のワイヤ51によって接続する(図2(b)参照)。
次に、モールド樹脂を用いた射出成形によって、センサチップ10、回路チップ20、およびリードフレーム30、40、複数本のワイヤ50、および複数本のワイヤ51を被覆する被覆部60をセンサチップ10毎に形成する(図2(c)参照:被覆部形成工程)。
次に、感湿膜11、リードフレーム30の支持部31、および複数本の外部接続用端子32の基部のそれぞれを覆うように多孔質材料を塗布して透湿層70を形成する(図2(d)参照:透湿層形成工程)。
次に、ワークから枠材を外して、リードフレーム30の複数本の外部接続用端子32の先端側をセンサチップ10毎にL字状に屈曲し、リードフレーム40の複数本の外部接続用端子42の先端側をセンサチップ10毎にL字状に屈曲する。このことにより、複数個の湿度センサ1が完成することになる(図2(e)参照)。
次に、本実施形態の湿度センサ1が基板に搭載されて、かつリードフレーム30、40の複数の外部接続用端子32、42の先端側が基板の半田ランドに半田により接続されている場合における、湿度センサ1の作動について説明する。
まず、湿度センサ1の複数本の外部接続用端子42に対して基板側から電源電圧が印加されると、複数本の外部接続用端子42から複数本のワイヤ51を通して回路チップ20に電源電圧が与えられる。これに伴い、回路チップ20から複数本のワイヤ50を通してセンサチップ10に電源電圧が与えられる。
このとき、透湿層70を通過する空気中の湿度によって感湿膜11の比誘電率が変化する。これに伴い、センサチップ10の静電容量が変化する。このとき、回路チップ20は、複数本のワイヤ50を通してセンサチップ10の静電容量を検出して、この静電容量を電圧に変換しこの変換される電圧を増幅する。この増幅された電圧が複数本のワイヤ50を通して外部接続用端子42から基板の半田ランドに出力されることになる。
このとき、回路チップ20は、C−V変換や電圧増幅によって熱を発生する。この熱は、リードフレーム40の支持部41および複数の外部接続用端子42を通して基板の半田ランドに放熱される。
これに加えて、回路チップ20から発生される熱は被覆部60に伝わる。ここで、透湿層70は、被覆部60に比べて熱伝導率が低いため、熱が被覆部60から透湿層70側に伝わることが妨げられる(矢印Ya、×印参照)。このため、回路チップ20から被覆部60に伝わった熱がセンサチップ10の感湿膜11に伝わることを防ぐことができる。
回路チップ20から発生する熱の一部は、複数本のワイヤ50、センサチップ10、リードフレーム30の支持部31、および複数の外部接続用端子32を通して基板の半田ランドに放熱される。
ここで、複数本のワイヤ50は、それぞれの周囲が被覆部60によって覆われている。このため、回路チップ20から複数本のワイヤ50に伝達される熱の一部は、被覆部60側に放熱される。
以上説明した本実施形態によれば、透湿層70は、多孔質材料(多孔質体)によって感湿膜11を覆うように形成されている。多孔質材料は、複数の細孔を有する材料である。このため、透湿層70は、通気性と断熱性を兼ね備えることができる。これにより、空気中の湿気が透湿層70を通して感湿膜11に到達することができる。よって、センサチップ10は、透湿層70を通して空気中の相対湿度を検出することができる。これに加えて、透湿層70が感湿膜11に対して回路チップ20から発生する熱を伝え難くすることができる。よって、感湿膜11の温度上昇が抑制できる。
以上により、湿度センサ1のセンサチップ10において、回路チップ20から発生する熱によって相対湿度の検出誤差が生じることを抑制することができる。
本実施形態では、複数本のワイヤ50は、それぞれの周囲が被覆部60によって覆われている。このため、回路チップ20から複数本のワイヤ50に伝達される熱の一部は、被覆部60側に放熱される。これにより、回路チップ20から複数本のワイヤ50に伝達される熱によってセンサチップ10の温度が上昇することを抑制することができる。
本実施形態の回路チップ20から発生する熱の一部は、複数本のワイヤ50を通してセンサチップ10に伝わるものの、センサチップ10に伝わった熱は、リードフレーム30の支持部31および複数の外部接続用端子32を通して外部に放熱される。このため、センサチップ10の温度が上昇することを更に抑制することができる。
また、本実施形態では、センサチップ10として、容量式の湿度センサチップが用いられている。一般的に、容量式の湿度センサチップでは、感湿膜11に大気中の浮遊物などの異物が付着すると、静電容量が変化して湿度検出の誤差を招く。
これに対して、本実施形態では、透湿層70が多孔質材料によって感湿膜11を覆うように形成されている。このため、感湿膜11に異物が付着することを避けることができるので、湿度検出の誤差が生じることを抑制することができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、センサチップ10側に多孔質材料を塗布して透湿層70を形成した例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、センサチップ10および回路チップ20のそれぞれに多孔質材料を塗布して透湿層70を形成する例について説明する。
図4に本実施形態の湿度センサ1の断面図を示す。
本実施形態の湿度センサ1の被覆部60は、厚肉部62に穴部60bが形成される薄板状に形成されている。穴部60bは、リードフレーム40に対して底部62aと反対側(図中上側)に開口している。回路チップ20は、穴部60b内に露出している。薄肉部61には、壁部60cが設けられている。壁部60cは、複数本の外部接続用端子32の基部付近から底部61aと反対側(図示上側)に突出するように形成されている。壁部60cは、凹部61bを介して厚肉部62に対向する。本実施形態の透湿層70は、多孔質材料によって凹部61b内の感湿膜11を覆うとともに、多孔質材料によって穴部60b内の回路チップ20を覆うように形成されている。
以上説明した本実施形態によれば、透湿層70は、多孔質材料によって感湿膜11を覆うとともに、回路チップ20のうち底部62aと反対側(すなわち、回路チップ20の一部)を覆うように形成されている。透湿層70は、熱伝導率が低い。このため、回路チップ20から発生した熱は、透湿層70側に伝わることなく、リードフレーム40の支持部41側に伝わる。これに伴い、熱がリードフレーム40の支持部41から複数の外部接続用端子42を通して基板の半田ランド側に伝わる。このため、上記第1実施形態に比べて、回路チップ20から発生した熱がセンサチップ10側に伝わり難くすることができる。これにより、センサチップ10の温度上昇を、更に抑制することができる。このため、湿度センサ1は、相対湿度の検出誤差の発生をより一層抑制することができる。
本実施形態では、薄肉部61には、上述の如く、凹部61bを介して厚肉部62に対向する。透湿層70は、多孔質材料によって凹部61b内の感湿膜11を覆うように形成されている。このため、壁部60cが透湿層70を支えることができる。
(第3実施形態)
本実施形形態では、湿度センサ1は、図5に示すように、センサチップ10、回路チップ20、リードフレーム30の支持部31、複数本の外部接続用端子32の基部側、リードフレーム40の支持部41、複数本のワイヤ50、複数本のワイヤ51、および複数本の外部接続用端子42の基部側のそれぞれの周囲が多孔質材料によって覆われている薄板状の透湿層70を構成している。このため、複数本の外部接続用端子32の先端側、および複数本の外部接続用端子42の先端側がそれぞれ透湿層70から突出することになる。
(他の実施形態)
上記第1〜第3実施形態では、湿度センサ1において相対湿度によって静電容量が変化する容量式センサチップを用いた例について説明したが、これに代えて、湿度センサ1において相対湿度によって電気抵抗が変化する抵抗式センサチップを用いてもよい。
上記第1実施形態では、図2(a)〜(e)に示す製造工程によって湿度センサ1を製造した例について説明したが、これに限らず、各種の製造方法によって湿度センサ1を製造してもよい。
例えば、上記第1実施形態では、センサチップ10毎に被覆部60を形成する工程の後に、透湿層70を形成する工程を実施する場合に限らず、センサチップ10毎に被覆部60を形成する工程の前に、透湿層70を形成する工程を実施してもよい。同様に、上記第2実施形態においても、被覆部60をセンサチップ10毎に形成する工程の前に、透湿層70を形成する工程を実施してもよい。
上記第1実施形態では、透湿層70が感湿膜11のうちリードフレーム32側部分(すなわち、感湿膜11のうち一部)を覆うように形成されている例について説明したが、これに限らず、透湿層70が感湿膜11の全てを覆うように形成されるようにしてもよい。
1 湿度センサ
10 センサチップ
20 回路チップ
30 リードフレーム
40 リードフレーム
50 ワイヤ
51 ワイヤ
60 被覆部
70 透湿層

Claims (7)

  1. 湿度を検出するセンシング部(11)を有してこのセンシング部で検出された湿度を示す検出信号を出力するセンサチップ(10)と、
    前記センサチップから出力される検出信号を信号処理する回路チップ(20)と、
    前記センシング部を多孔質体によって覆うように形成される透湿層(70)と、を備え、
    前記センシング部は、前記透湿層を通過する空気の前記湿度を検出するようになっており、
    前記回路チップの周囲をモールド材によって被覆する被覆部(60)を備えており、
    前記被覆部は、前記モールド材によって前記回路チップのうち一部を除いて被覆するようになっており、
    前記透湿層は、前記回路チップのうち一部を前記多孔質体によって覆うように形成されていることを特徴とする湿度センサ。
  2. 前記透湿層(70)は、前記センサチップのうち前記センシング部の一部或いは全部を前記多孔質体によって覆うように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の湿度センサ。
  3. 前記回路チップを支持する支持部(41)と、この支持部から延出して先端側が前記被覆部から突出するように構成されている第1外部接続用端子(42)とを備える第1リードフレーム(40)を備えることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の湿度センサ。
  4. 前記第1外部接続用端子および前記回路チップの間を接続する第1ワイヤ(51)を備え、
    前記被覆部は、前記第1ワイヤを前記モールド材によって被覆していることを特徴とする請求項に記載の湿度センサ。
  5. 前記センサチップから出力される検出信号を前記回路チップに伝えるための第2ワイヤ(50)を備え、
    前記被覆部は、前記第2ワイヤを前記モールド材によって被覆していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の湿度センサ。
  6. 前記センサチップを支持する支持部(31)と、この支持部から延出して先端側が前記被覆部から突出するように構成されている第2外部接続用端子(32)とを備える第2リードフレーム(30)を備えることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の湿度センサ。
  7. 前記第1、第2のリードフレームは、互いに離れて配置されていることを特徴とする請求項に記載の湿度センサ。
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