JP5824933B2 - ミキサー - Google Patents
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Description
本発明のミキサーは、回転駆動機構と、刃部と、容器とを備える。刃部は、回転駆動機構によって回転する。容器は、刃部を囲う。刃部は、複数の羽根を有する。複数の羽根は、容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる。容器は、複数のリブを有する。複数のリブは、容器の内面に形成される。複数のリブは、縦断面視において上下方向に延びている。1つの羽根が、該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置にあるとき、その他の少なくとも1つの羽根は、該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置以外の位置にある。
本発明のミキサーは、回転駆動機構と、刃部と、容器とを備える。刃部は、回転駆動機構によって回転する。容器は、刃部を囲う。刃部は、複数の羽根を有する。複数の羽根は、容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる。容器は、複数のリブを有する。複数のリブは、容器の内面に形成される。複数のリブは、縦断面視において上下方向に延びている。1つの羽根が、該羽根の近傍にあるリブと対向するとき、その他の少なくとも1つの羽根は、該羽根の近傍にあるリブと対向しない。
本発明のミキサーは、回転駆動機構と、刃部と、容器とを備える。刃部は、回転駆動機構によって回転する。容器は、刃部を囲う。刃部は、複数の羽根を有する。複数の羽根は、容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる。容器は、複数のリブを有する。複数のリブは、容器の内面に形成される。リブは、第1の面と、第2の面とを有する。第1の面は、内面から立ち上がる。第2の面は、第1の面に接する。平面視において、内面は円形であり、第1の面および第2の面は内方に向かうに従って刃部の回転方向に傾斜する。また、平面視において、内面と第1の面との接点における法線と、第1の面とがなす第1の角度は、法線と第2の面とがなす第2の角度よりも小さい。そして、1つの羽根が、該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置にあるとき、その他の少なくとも1つの羽根は、該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置以外の位置にある。
本発明のミキサーは、回転駆動機構と、刃部と、容器とを備える。刃部は、回転駆動機構によって回転する。容器は、刃部を囲う。刃部は、複数の羽根を有する。複数の羽根は、容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる。容器は、複数のリブを有する。複数のリブは、容器の内面に形成される。リブは、第1の面と、第2の面とを有することが好ましい。第1の面は、内面から立ち上がる。第2の面は、第1の面に接する。平面視において、内面は円形であり、第1の面および第2の面は内方に向かうに従って刃部の回転方向に傾斜する。また、平面視において、内面と第1の面との接点における法線と、第1の面とがなす第1の角度は、法線と第2の面とがなす第2の角度よりも小さい。そして、1つの羽根が、該羽根の近傍にあるリブと対向するとき、その他の少なくとも1つの羽根は、該羽根の近傍にあるリブと対向しない。
本体200は、回転駆動機構210と、駆動軸220と、複数のスイッチ230とを有する。回転駆動機構210は、駆動軸220を回転させるためのモーター等であり、本体200に内蔵される。各スイッチ230は、ミキサー100の電源のON・OFF、後述する刃部310の回転速度の調整などを行う際に用いられる。
容器台300は、刃部310と、従動軸360とを有する。刃部310は、2枚の上羽根320,330と、2枚の下羽根340,350とを持ち、従動軸360に固定される。上羽根320,330は、側面視において斜め上方に向かって曲げられた形状であり、下羽根340,350は、側面視において斜め下方に向かって曲げられた形状である(図2参照)。
容器400は、内面470に形成される複数のリブ410,420,430,440,450と、容器400の開口を開閉する蓋460とを有する。また、容器400は、平面視において刃部310を囲う(図3参照)。容器400の材料は、ミキサー100で果実、野菜などの調理物を切削したときに傷がつきにくい素材であればよく、例えばガラス等が用いられる。
調理物である2cmの輪切りにした後に4等分にカットしたにんじん100gと、水180mlとをミキサー100に入れ、100Vで刃部310を1分間回転させてジュースを得た。このとき、ミキサー100の消費電力は、121Wであった。得られたジュースを、目開きが2.0mmのふるい、目開きが1.0mmのふるいの順に通過させた。そして、目開きが2.0mmのふるいに残ったジュース中の繊維と、目開きが1.0mmのふるいに残ったジュース中の繊維と、上記2つのふるいを通過したジュース中の繊維とについて、それぞれの重さを測定した。
従来のミキサーを用いた以外は、実施例1と同様にしてジュースを得た。特に、従来のミキサーに係る羽根とリブとの最短距離の条件は、実施例1のミキサーに係る羽根とリブとの最短距離の条件と同様である。なお、従来のミキサーでは、1つの羽根が該羽根の近傍にあるリブと対向するとき、その他の全ての羽根も、該羽根の近傍にあるリブと対向していた。また、従来のミキサーでは、1つの羽根が該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置にあるとき、その他の全ての羽根も、該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置にあった。そして、リブの形状が平面視において略三角形であった。
下記以外については、実施例1と同様にして、ジュースを得た。まず、電圧を50Vで印加し、3秒間に1Vの割合で95Vまで電圧を上げた後、95Vで電圧を維持させた。95Vで電圧を維持させているときのミキサー100の消費電力は、110Wであった。ジュースが出来上がるまでのモーターロックの発生回数を数えたところ、モーターロックの発生回数は8回であった。「モーターロック」とは、一時的に回転駆動機構210へ大きい負荷がかかることにより、回転駆動機構210が止まる現象である。
下記以外については、実施例1と同様にして、ジュースを得た。まず、電圧を50Vで印加し、3秒間に1Vの割合で100Vまで電圧を上げた後、100Vで電圧を維持させた。100Vで電圧を維持させているときのミキサー100の消費電力は、120Wであった。ジュースが出来上がるまでのモーターロックの発生回数を数えたところ、モーターロックの発生回数は3回であった。
下記以外は、比較例1と同様にして、ジュースを得た。まず、電圧を50Vで印加し、3秒間に1Vの割合で100Vまで電圧を上げた後、100Vで電圧を維持させた。100Vで電圧を維持させているときのミキサー100の消費電力は、130Wであった。なお、電圧を95Vで印加しても、刃部310は回転しなかった。ジュースが出来上がるまでのモーターロックの発生回数を数えたところ、モーターロックの発生回数は71回であった。また、モーターロックによって回転駆動機構210から発煙が3回発生した。モーターロックによる発煙発生後は、回転駆動機構210を冷却して温度を下げてから、100Vの電圧を印加して刃部310の回転を再開させた。
従来のミキサーでは、1つの羽根が、該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置にあるとき、その他の全ての羽根も、該羽根の近傍にあるリブに対して最短距離の位置にある。そのため、回転する刃部への抵抗が大きくなり、回転駆動機構の負荷が大きくなる。これにより、従来のミキサーでは、消費電力が大きくなると共に、モーターロックが発生しやすくなり、回転駆動機構の耐久性が低下する。また、刃部の回転数が低下して、調理物の繊維質が切削されにくくなるため、なめらかなジュースが得られにくい。
(A)
図10、11に示されるように、ミキサー100aの容器400aにおいて、リブ410aは、平面視において、内面470と第1の面411との間に形成される繋ぎ部416を有してもよい。繋ぎ部416は、平面視において、水流a2の当たる面が凹状の曲線である。また、リブ410aは、平面視において、内面470と第5の面415との間に形成される繋ぎ部417を有する。リブ420a,430a,440a,450aは、リブ410aと同様に繋ぎ部416,417を有する。
図12に示されるように、ミキサー100bの容器400bは、上リブ410b,440bと、下リブ420b,430bとを有してもよい。上リブ410b,440bは、側面視において、刃部310が回転しているとき、上羽根320,330と対向し、かつ、下羽根340,350と対向しない上方の位置に形成される。下リブ420b,430bは、側面視において、刃部310が回転しているとき、下羽根340,350と対向し、かつ、上羽根320,330と対向しない下方の位置に形成される。
210 回転駆動機構
310 刃部
320,330 上羽根(羽根)
340,350 下羽根(羽根)
400,400a,400b 容器
410,410a,420,420a,430,430a,440,440a,450,450a リブ
410b,440b 上リブ(リブ)
420b,430b 下リブ(リブ)
411 第1の面
412 第2の面
470 内面
Claims (4)
- 回転駆動機構と、
前記回転駆動機構によって回転する刃部と、
前記刃部を囲う容器とを備え、
前記刃部は、前記容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる複数の羽根を有し、
前記容器は、内面に形成される複数のリブを有し、
前記複数のリブは、縦断面視において上下方向に延びており、
1つの前記羽根が、該羽根の近傍にある前記リブに対して最短距離の位置にあるとき、その他の少なくとも1つの前記羽根は、該羽根の近傍にある前記リブに対して最短距離の位置以外の位置にあるミキサー。 - 回転駆動機構と、
前記回転駆動機構によって回転する刃部と、
前記刃部を囲う容器とを備え、
前記刃部は、前記容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる複数の羽根を有し、
前記容器は、内面に形成される複数のリブを有し、
前記複数のリブは、縦断面視において上下方向に延びており、
1つの前記羽根が、該羽根の近傍にある前記リブと対向するとき、その他の少なくとも1つの前記羽根は、該羽根の近傍にある前記リブと対向しないミキサー。 - 回転駆動機構と、
前記回転駆動機構によって回転する刃部と、
前記刃部を囲う容器とを備え、
前記刃部は、前記容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる複数の羽根を有し、
前記容器は、内面に形成される複数のリブを有し、
前記リブは、前記内面から立ち上がる第1の面と、前記第1の面に接する第2の面とを有し、
平面視において、前記内面は円形であり、前記第1の面および前記第2の面は内方に向かうに従って前記刃部の回転方向に傾斜し、
平面視において、前記内面と前記第1の面との接点における法線と、前記第1の面とがなす第1の角度は、前記法線と前記第2の面とがなす第2の角度よりも小さく、
1つの前記羽根が、該羽根の近傍にある前記リブに対して最短距離の位置にあるとき、その他の少なくとも1つの前記羽根は、該羽根の近傍にある前記リブに対して最短距離の位置以外の位置にあるミキサー。 - 回転駆動機構と、
前記回転駆動機構によって回転する刃部と、
前記刃部を囲う容器とを備え、
前記刃部は、前記容器に向かって、それぞれ異なる方向に延びる複数の羽根を有し、
前記容器は、内面に形成される複数のリブを有し、
前記リブは、前記内面から立ち上がる第1の面と、前記第1の面に接する第2の面とを有し、
平面視において、前記内面は円形であり、前記第1の面および前記第2の面は内方に向かうに従って前記刃部の回転方向に傾斜し、
平面視において、前記内面と前記第1の面との接点における法線と、前記第1の面とがなす第1の角度は、前記法線と前記第2の面とがなす第2の角度よりも小さく、
1つの前記羽根が、該羽根の近傍にある前記リブと対向するとき、その他の少なくとも1つの前記羽根は、該羽根の近傍にある前記リブと対向しないミキサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011160619A JP5824933B2 (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | ミキサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011160619A JP5824933B2 (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | ミキサー |
Publications (2)
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JP5824933B2 true JP5824933B2 (ja) | 2015-12-02 |
Family
ID=47781292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011160619A Active JP5824933B2 (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | ミキサー |
Country Status (1)
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- 2011-07-22 JP JP2011160619A patent/JP5824933B2/ja active Active
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