JP2018078873A - 刈り刃の移動労力の軽減・巻き付き・破片の飛散の方向を向上した草刈り刃 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の製品に比べて １、切った草を浮かして次の切り刃を通りやすくする。２、２度刈りを少なくする。３、刈り草を外側に排出して巻き付きを防ぐ。４、顔面への草の飛散を少なくする。【解決手段】 刈り刃については高速回転であることから、これら４項目を実現するためには加工が簡単で装備がシンプルでバランスが良いことがあげられる。図１は２枚刃の形態を示している。３枚刃、４枚刃についても同じように刃の逃げ面が上部に来て、刃面の傾斜を外側に向かうにつれて下方に数度傾く構造で同じ効果を期待できる。【選択図】図１

Description

本発明は草刈り機に用いられる２枚刃・３枚刃・４枚刃において刈り刃と、それを構成する回転体において、刈り草の浮きあがりと外周への移動をすることで左右の刈り刃の移動の力を軽くして、さらに根元の周囲につるや草が巻きつくことを防止する刈り刃に関する。

草刈り機に用いられる２枚刃・３枚刃・４枚刃は従来から切り刃の逃げ面が草刈り時には下方に向いている構造となっている。また、刈り刃は回転面の方向に同一の平面内に付けられている。

特になし

特になし

従来の刈り刃は刈られた草が切り刃の逃げ面が下向きのために上面やその付近に居座り、左右に刈り刃を移動する際に左側に移動する最後の付近では刃の移動が重くなり、腕を始め体力面での消耗が大きくなっていた。さらに、刈られた草片が上に飛んで顔に当たる確率が高くなっていた。

本発明において、従来は刃の逃げ面が下側にあったところを上側にして、切られた草を逃げ面の傾斜を使って上部方向に運び、同時に外周方向の下方への傾斜をつけることで外側に運ぶ構造とする。

刈られた草の運動は瞬時に浮くことで刈り刃への抵抗を減らすと同時に回転中心へ刈り草が集まらない方向に動く。

図１で従来は切り刃の逃げ面は下方を向いていたが、上方を向いている。また、外側に数度の傾斜をもって下方に下がる構造となっている。

図２は刈られた草が刃の逃げ面の傾斜と刃全体の下方への傾斜で上方向の外周方向に移動することを示している。

刈られた草が刃の逃げ面で持ち上げられ、しかも下方への傾斜で外周方向に押しやられる。その結果、草が持ち上げられて重複の刈りが少なくなり、刃の移動の抵抗が少なくなるので、労力の軽減につながる。作業能率がよくなる。草の移動が外周方向となって、回転中心付近に草が集まらなくなり、巻き付きの防止と顔の付近に破片が飛んでくることも少なくなる。

本発明において、２枚刃の図面である。従来の製品に比べて切り刃とその逃げ面が反対側の上方向にある構造になり、裏面の使用が出来ず片面のみの使用となる。さらに、刃をもった面が下方へ数度の傾斜が付く構造となっている。 本発明において、刈られた草が外部の上方向に移動することを示している。 本発明の取り付け概略図である。

１、切った草を浮かして次の切り刃を通りやすくする。２、２度刈りを少なくする。３、刈り草を外側に排出して巻き付きを防ぐ。
刈り刃については高速回転であることから、これら３項目を実現するためには加工が簡単で装備がシンプルでバランスが良いことがあげられる。図１は２枚刃の形態を示している。３枚刃、４枚刃についても同じように刃の逃げ面が上部に来て、刃面の傾斜を外側に向かうにつれて下方に数度傾く構造で同じ効果を期待できる。

図１は２枚刃の例を示している。今までの説明から、このものは実際に作って、使ってみれば優れた動作を示す。すなわち刈る動作の抵抗の少なく動作効率が良くなる。顔付近への草の飛散の少なさ、外周方向への草の飛散が多くなって巻き付く確率の少なさなどが実感できる。

田舎においては休耕田畑・道路則面・空き地の手入れなど体で支える草刈り機の使用が多い。草刈りはかなりの重労働で長時間はしないように定められている。草刈りの左右に刈る動作は抵抗が多ければそれだけ疲労が多く、能率は悪くなる。この抵抗を少なくして能率を向上する。さらに同時に草の中心付近への巻き付きを減らし、顔付近への草の飛散を少なくする。

１ 装着用の孔、２ 草刈り刃（刃の逃げ面）、３ 回転体本体、４ 数度下方向きの刈り刃を持った回転体、５ 切り草の移動方向、６ 刈り草

Claims (1)

1. 図１で示すように草刈り刃の２枚刃・３枚刃・４枚刃において、切り刃の逃げ面が上方になり、しかも取り付け時において外周方向で下方に数度の傾斜を持つ構造の草刈り刃。

Images