JP5822420B2 - 医薬組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、便秘改善作用を有する医薬組成物に関する。
近年では、食生活の変化やストレス等が原因で排便回数の低下や排便困難等の症状を伴う便秘症になる人が増加しており、様々な便秘改善のための医薬組成物が開発されてきた。
従来から、漢方薬である防風通聖散は、排便促進作用を有しており、便秘に対して有効であることが知られていた。このような効果は、防風通聖散に含有されるダイオウの成分、センノシドによるものと考えられている。センノシドは、アントラキノン系化合物の一種であり、小腸より吸収され血行性に大腸の粘膜を刺激することにより、排便を促すとされている。しかしながら、センノシドは排便促進作用が強すぎて腹痛が生じやすいこと、高濃度を長期に使用し続けると効果が減弱してしまうことなどが大きな問題点となっていた(特許文献1、非特許文献1を参照)。
パンテチンも腸管の蠕動運動促進効果が知られており(非特許文献2)、副交感神経系に作用して腸の蠕動運動を促進させるため腹痛を引き起こしにくいものの、十分な効果が得られないという難点があった。
すなわち、従来は、排便促進の効果を確保しようとすると副作用である腹痛を免れなかった。この様な背景から、排便促進作用に優れた医薬組成物が求められていた。
特開平8−310960号公報 プルゼニド(登録商標)錠(ノバルティス ファーマ株式会社製)添付文書 診療と新薬(医事出版社)13 (2) 247 (1976)
本発明は、優れた便秘改善効果を有する医薬組成物を提供することを主な目的とする。
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意検討を行い、(A)アントラキノン化合物と、(B)パンテチン類とを組み合わせて用いることによって、優れた排便促進効果、すなわち便秘改善効果が得られることを見出した。また、本発明者は、一般的に排便促進作用が増強されることによって生じやすい腹痛が、結果として低減されることを見出した。本発明はこのような知見に基づいてさらに研究を重ねた結果完成されたものである。
本発明は以下の医薬組成物を提供するものである。
項1.以下の(A)成分と(B)成分とを含有する医薬組成物:
(A)アントラキノン系化合物、
(B)パンテチン、パンテチンの塩、パントテン酸、パントテン酸の塩、パンテテイン及びパンテノールから選択される少なくとも1種のパンテチン類。
項2.前記(A)成分が、センノシドである項1記載の医薬用組成物。
項3.(A)成分の1重量部に対する(B)成分の配合比率が2〜800重量部である項1又は2に記載の医薬組成物。
項4.便秘改善用である項1〜3のいずれかに記載の医薬組成物
本発明の医薬組成物は、優れた排便促進作用、すなわち便秘改善作用を発揮し得るものである。本発明の(A)成分:アントラキノン系化合物は、排便を促すために多量に使用すると腹痛が生じ、また、継続的に使用するとその効果が減弱するため、その結果、習慣的な使用が必要となるという悪循環が問題となっていた。しかしながら、本発明の医薬組成物によれば、(B)成分:パンテチン類を併用することによってアントラキノン系化合物を多量に用いることなく、優れた排便促進効果を実現することができ、しかも腹痛を伴うこともないため、特に便秘症の患者にとって好適である。さらに、パンテチン類は、副交感神経に働きかけて自然な排便を促すため、本発明の医薬組成物によれば、習慣性の懸念が低く、安全性にも優れている。また、本発明の医薬組成物の排便促進作用は便秘傾向者・便秘症患者により強く発揮されるため、便秘改善薬として有効である。
本発明の医薬組成物は、(A)成分:アントラキノン系化合物と(B)成分:パンテチン類を含有することを主な特徴とする。以下、本発明の構成について説明する。
(A)アントラキノン系化合物
本発明の(A)成分であるアントラキノン系化合物としては、センノシド、クリソファノール、レイン、オブツシフォリン、フィスチオン等が挙げられ、好ましくはセンノシドである。例えば、センノシドには、加水分解されやすいセンノシドAと加水分解されにくいセンノシドB(いずれも配糖体であり、大腸内の細菌によって活性化される)が知られているが、本発明の(A)成分としては、いずれを含有するものであってもよい。
上記アントラキノン系化合物は公知の化合物であり、従来の方法に従って合成することもできるが、例えばセンノシド錠「プルゼニド(登録商標)錠」(ノバルティスファーマ株式会社製)等が商品として知られており、商業的に入手することもできる。
また、本発明の医薬組成物の(A)成分として、本発明の効果が奏される限り、アントラキノン系化合物を含有することが知られている生薬又は漢方薬を用いることもできる。例えば、センノシドを含有する生薬としては、ダイオウ(Rheum palmatum Linne, Rheum tanguticum Maximowicz, Rheum officinable Baillon, Rheum coreanum Nakai又はそれらの種間雑種)、センナ(Cassia angustifolia、C. acutifolia)、カスカラサグラダ(Rhamnus purshiana)、アロエ(Aloe arborescens)等が挙げられ、好ましくはダイオウである。これらの生薬は、必要に応じて従来公知の方法に従って粉砕、乾燥、抽出等の処理を行って用いることができる。
アントラキノン系化合物を含有する漢方薬としては、防風通聖散、大柴胡湯、乙字湯、三黄瀉心湯、大黄牡丹皮湯、潤腸湯、治頭瘡一方、桃核承気湯、調胃承気湯、大黄甘草湯、治打僕一方、麻子仁丸料、柴胡加竜骨牡蛎湯、大承気湯及び茵ちん蒿湯等が挙げられ、好ましくは防風通聖散、大柴胡湯および大黄甘草湯である。
本発明の(A)成分として使用し得る漢方薬の調製は、「一般用漢方処方の手引き」(厚生省薬務局監修、日薬連漢方専門委員会編集、薬業時報社発行)に準じて行い得る。また、漢方薬に使用し得る植物原料は、日本薬局方に使用部位が規定されており、これに従って使用部位を適宜選択することができる。
また、本発明の(A)成分として使用し得る漢方薬は、漢方生薬調査会により定められた「漢方製剤の基本的取扱い方針」に規定されるように、現在繁用されている漢方関係の書簡に記載されている漢方処方(生薬配合物)やこれらの漢方処方から得られるエキスが包含される。
本発明の(A)成分としては、アントラキノン系化合物を含有することが知られている生薬又は漢方薬のエキス製剤を用いることができる。エキス製剤の製法としては、前述の方法によって得られた抽出液を減圧下で濃縮し、スプレードライ法により乾燥エキスとするか、或いはエキスの濃度を高めた軟エキスに適当な吸着剤(例えば無水ケイ酸、デンプン等)を加えて吸着末とする方法などが挙げられる。
(A)成分として、例えば、防風通聖散であれば、乾燥重量に換算してトウキ1.2(重量部、以下同じ)、シャクヤク1.2、センキュウ1.2、サンシシ1.2、レンギョウ1.2、ハッカ1.2、ショウキョウ1.2、ケイガイ1.2、ボウフウ1.2、マオウ1.2、ダイオウ1.5、ボウショウ1.5、ビャクジュツ2.0、キキョウ2.0、オウゴン2.0、カンゾウ2.0、セッコウ2〜3、カッセキ3〜5とされており、原則として、これを、その20倍重量(従って560〜620重量部)の湯で抽出した後、1/2容量になるまで濃縮し、固形分を除いたもの(エキス)が用いられる。
ここで、書簡によっては、上記成分中、ビャクジュツを含まないもの(例えば「経験漢方処方分量集」、大塚敬節・矢数道明監集、医道の日本社発行)、オウゴンを含まないもの(例えば「続漢方あれこれ」大阪読売新聞社編、浪速社発行)、上記分量中、1.2重量部をすべて1.5重量部としているもの(例えば「明解漢方処方」、西岡一夫、高橋真太郎共著、浪速社発行)など、成分や成分比が多少異なるものもある。
また、防風通聖散のエキスの製造方法についても、ボウショウ以外の上記各成分に水400重量部を加え、200重量部まで煎じて、カスを除き、次いでボウショウを加えるとしているもの(例えば「和漢薬ハンドブック」、久保道徳、森山健三共著、保育社発行)のように、作り方が上記と多少異なるものもある。
本発明においては、これらの差異は特に制限されず、いずれも防風通聖散として包含される。
防風通聖散のエキス製剤としては、例えば、防風通聖散乾燥エキスA、防風通聖散乾燥エキスAM、防風通聖散乾燥エキスEおよび防風通聖散乾燥エキスEM(いずれも日本粉末株式会社製)ならびに防風通聖散料乾燥エキス−Cおよび防風通聖散料乾燥エキス−F(いずれもアルプス薬品工業株式会社製)等がそれぞれ商品として知られており、商業的に入手することもできる。
また、大柴胡湯であれば、乾燥重量に換算してサイコ6.0(重量部、以下同じ)、ハンゲ3.0〜4.0、ショウキョウ4.0〜5.0、オウゴン3.0、シャクヤク3.0、タイソウ3.0、キジツ2.0、ダイオウ1.0〜2.0とされており、原則として、これを、その20倍重量(従って500〜560重量部)の湯で抽出した後、1/2容量になるまで濃縮し、固形分を除いたもの(エキス)が用いられる。
なお、書簡によっては、成分や成分比、作り方が上記と多少異なるものもある。本発明においては、これらの差異は特に制限されず、いずれも大柴胡湯として包含される。
大柴胡湯のエキス製剤としては、大柴胡湯乾燥エキス、大柴胡湯乾燥エキスAM、大柴胡湯乾燥エキスSNおよび大柴胡湯乾燥エキス粉末(いずれも日本粉末株式会社製)ならびに大柴胡湯乾燥エキスF、大柴胡湯乾燥エキス−F(いずれもアルプス薬品工業製)等がそれぞれ商品として知られており、商業的に入手することもできる。
上記アントラキノン系化合物、生薬及び漢方薬のいずれかより、1種を選択して単独で(A)成分として用いることもできるが、2種以上を選択して用いることもできる。また、例えばアントラキノン系化合物と生薬、アントラキノン系化合物と漢方薬、生薬と漢方薬のように組み合わせて用いてもよい。
本発明の医薬組成物中の上記(A)成分の配合割合は、本発明の効果を奏する限り特に限定されないが、(A)成分がセンノシドである場合、医薬組成物中に、通常0.0001〜20重量%程度、好ましくは0.001〜20重量%程度、より好ましくは0.001〜15重量%程度である。
(A)成分としてセンノシドを含有する生薬又は漢方薬を用いる場合の配合割合は、前記センノシドに換算された配合割合を参考に適宜設定され得るが、例えば(A)成分として防風通聖散または大柴胡湯をそれぞれ単独で用いる場合は、各漢方薬のエキスの乾燥重量に換算して、医薬組成物中に通常0.01〜95重量%程度、好ましくは1〜90重量%程度、より好ましくは5〜90重量%程度、さらに好ましくは10〜90重量%程度、とくに好ましくは30〜80重量%程度、とくに好ましくは50〜65重量%程度である。
(B)パンテチン類
本発明の医薬組成物の(B)成分としては、パンテチン、パンテチンの塩、パントテン酸、パントテン酸の塩、パンテテイン及びパンテノールからなる群から選択される少なくとも1種のパンテチン類が挙げられ、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができるが、好ましくはパンテチンである。
パンテチン(Pantethine)は、ビス(2−{3−[(2R)−2,4−ジヒドロキシ−3,3−ジメチルブタノイルアミノ]プロパノイルアミノ}エチル)ジスルフィドとして表され、パントテン酸(ビタミンB5)誘導体又は活性型ビタミンB5とも呼ばれる。
また、(B)成分として薬学的に許容されるパンテチンまたはパントテン酸の塩を用いることができ、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩等の鉱酸塩;酢酸塩、クエン酸塩、安息香酸塩等の有機酸塩を挙げることができる。
上記(B)成分はいずれも公知の化合物であり、従来公知の方法に従って合成することもできるが、例えば、パンテチンA(第一三共プロファーマ株式会社製)等の商品も知られており、商業的に入手することもできる。パンテチン以外の(B)成分として使用される化合物についても公知であり、従来の方法に従って得ることができる。
本発明の医薬組成物において(B)成分の配合割合は、本発明の効果を奏する限り特に限定されないが、通常、パンテチン量換算で0.0001〜95重量%程度、好ましくは0.001〜80重量%程度、より好ましくは0.01〜60重量%程度、さらに好ましくは0.1〜45重量%程度、とくに好ましくは0.1〜15重量%程度である。
本発明の医薬組成物における上記(A)成分と(B)成分の配合比率は、本発明の効果を奏する限り特に限定されないが、(A)成分がセンノシドである場合、(A)成分1重量部に対して(B)成分(パンテチン量換算で)2〜800重量部程度、好ましくは10〜700重量部程度、より好ましくは10〜600重量部程度、さらに好ましくは20〜500重量部程度である。(A)成分としてセンノシドを含有する生薬又は漢方薬を用いる場合の配合比率は、前記センノシドに換算された配合割合を参考に適宜設定され得るが、例えば(A)成分として防風通聖散または大柴胡湯の乾燥エキスをそれぞれ単独で用いる場合、(A)成分(乾燥エキス総量)100重量部に対して(B)成分(パンテチン量換算で)0.1〜30重量部程度、好ましくは0.1〜25重量部重量部、より好ましくは0.2〜25重量部程度である。
(C)その他の成分
本発明の組成物は、薬学的に許容される賦形剤、担体等と共に、従来公知の方法に従って、例えば、液剤(シロップ等を含む)等の液状製剤(懸濁剤含む)や、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤(ソフトカプセルを含む)等の固形製剤形態の経口製剤;液剤等の液状製剤が挙げられる。本発明の組成物としては、フィルムコート錠、糖衣錠、甘味剤コート錠、カプセル剤、舌下錠等の形態が好ましい。
本発明の組成物が液状製剤である場合は、凍結保存することもでき、また凍結乾燥等により水分を除去して保存してもよい。凍結乾燥製剤やドライシロップ等は、使用時に滅菌水等を加え、再度溶解して使用される。
固形剤として本発明の組成物を調製する場合、例えば、錠剤の場合であれば、担体としてこの分野で従来公知のものを広く使用することができる。このような担体としては、例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、ケイ酸等の賦形剤;水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、アルギン酸ナトリウム等の結合剤;乾燥デンプン、カンテン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、クロスポビドン、ポビドン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、等の崩壊剤;ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤;第4級アンモニウム塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤;グリセリン等保湿剤;デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤;精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を使用できる。さらに錠剤は、必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる。また、前記有効成分を含有する組成物を、ゼラチン、プルラン、デンプン、アラビアガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)等を原料とする従来公知のカプセルに充填して、カプセル剤とすることができる。
また、丸剤の形態に調製する場合は、担体としてこの分野で従来公知のものを広く使用できる。その例としては、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用できる。
上記以外に、添加剤として、例えば、界面活性剤、吸収促進剤、吸着剤、充填剤、防腐剤、安定剤、乳化剤、可溶化剤、浸透圧を調節する塩を、得られる製剤の投与単位形態に応じて適宜選択し使用することができる。
また、アミノ酸、ビタミン類、有機酸塩類等の他の活性成分を含有させても良い。他の活性成分としては、例えば、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン等のアミノ酸;ビタミンA1、ビタミンA2、カロチン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、アスコルビン酸、ニコチン酸アミド、ビオチン等のビタミン類;塩化ナトリウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩や、クエン酸塩、酢酸塩、リン酸塩等の有機酸塩類が挙げられる。
本発明の医薬組成物は、散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤などの形態に調製することができる。これらの形態には、当該分野における通常の方法を用いて調製でき、例えば、錠剤は、(A)成分、(B)成分及びその他錠剤を得るために必要な賦形剤等を適宜添加し、よく混合分散させたのち打錠して得ることができる。また、散剤は、(A)成分と(B)成分及びその他散剤を得る為に必要な賦形剤等を適宜添加し、好適な方法にて粉体化して得ることができる。
本発明の医薬組成物を各種製剤に調製した場合の1日摂取量は、患者の状態や症状の程度によって適宜変更され得るが、大人一人(体重60kg)に対する1日あたりの投与量は、(A)成分のセンノシド量として通常0.01〜50mg程度、好ましくは0.1〜40mg程度、より好ましくは0.1〜30mg程度、さらに好ましくは0.1〜15mg程度、とくに好ましくは0.1〜10mg程度、もっとも好ましくは0.1〜8mg程度である。本発明の医薬組成物によれば、強い腹痛などの副作用を有するセンノシドの服用量を少なくすることができ、それにもかかわらず、十分な排便促進作用、便秘改善作用を発揮することができる。また、例えば(A)成分として防風通聖散または大柴胡湯をそれぞれ単独で用いる場合は、乾燥エキスとして通常0.1〜10g程度、好ましくは1〜8g程度、より好ましくは1.5〜6g程度である。また、本発明の医薬組成物は、通常一日1〜3回に分けて経口投与の形態で用いられる。服用時刻は、特に限定されないが、食前、食間または就寝前が好ましい。
本発明の医薬組成物は、排便促進用に用いることができ、特に便秘症の予防、症状の改善、治療に有用である。便秘症とは、日本内科学会の定義によると、「3日以上排便がない、または毎日排便があっても残便感がなくならない状態」をいい、多くの場合、便回数の低下、硬い便の他に残便感、腹痛、腹部膨満、嘔吐、食欲不振等の症状を伴う。
以下に試験例、処方例等を示して本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
<試験例1>
あらかじめ、排便状況についてのアンケートにて便秘症でない男性50名(平均年齢:31.8歳)について、その排便回数、排便量などが、均等に分散するよう5群((i)パンテチンを服用するパンテチン群、(ii)防風通聖散を服用する防風通聖散群、(iii)防風通聖散とパンテチンを服用する防風通聖散・パンテチン群、(iv)センノシドを服用するセンノシド群、(v)センノシドとパンテチンを服用するセンノシド・パンテチン群)にわけた。
それぞれの群に、5日間、排便回数、便意回数および排便量について記録させた。排便量についてはゴルフボール何個分かを記録させた。
その後5日間、1日3回、食間または食前に、それぞれ被験薬を服用させ、排便に関して同様に観察記録をつけさせた。また、観察期間中、腹痛について毎日観察させた。
このとき防風通聖散は、乾燥重量に換算して、トウキ1.2(重量部、以下同じ)、シャクヤク1.2、センキュウ1.2、サンシシ1.2、レンギョウ1.2、ハッカ1.2、ショウキョウ1.2、ケイガイ1.2、ボウフウ1.2、マオウ1.2、ダイオウ1.5、ボウショウ1.5、ビャクジュツ2.0、キキョウ2.0、オウゴン2.0、カンゾウ2.0、セッコウ2.0およびカッセキ3.0を、水20倍重量(560重量部)を用いて約100℃で1時間抽出し、遠心分離して抽出液を得、減圧下で濃縮してスプレードライを用いて乾燥した「防風通聖散エキス」(スプレードライヤーによる乾燥は、抽出液を回転数10000rpmのアトマイザーに落下させ、150℃の空気の熱風を供給して行った)を用いた。1回あたりの服用量は、前記防風痛聖散エキスの乾燥重量で0.83g(センノシド量0.5mg)とした。また、パンテチンは第一三共製「パントシン錠100」(パンテチンとして100mg)を用い、1回あたりの服用量は1錠とした。さらに、センノシドはノバルティスファーマ製「プルゼニド(登録商標)錠」(センノシドとして12mg)を用い、乳鉢にて粉砕したのち、防風通聖散エキス中のセンノシド量(0.5mg)に相当する分量を服用させた。各被験群に服用させた被験薬を表1にまとめる。結果を下記表2および3に示す。
Figure 0005822420
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表2から明らかなように、センノシドまたは防風通聖散とパンテチンを併用することで、排便回数および排便量が、パンテチン併用前に比べて有意に増加した。つまり、センノシドまたは防風通聖散とパンテチンを併用することで排便促進効果が向上したことが認められた。
また、表3から明らかなように、センノシドまたは防風通聖散のみを服用した場合、それぞれ90%、70%もの被験者に副作用である腹痛が観られたが、パンテチンを併用することで、それぞれ40%、20%にまで低下させることができた。センノシド・パンテチン群および防風通聖散・パンテチン群において発生した腹痛も、センノシド群および防風通聖散群において発生した腹痛に比べると軽度であった。
アントラキノン系化合物とパンテチン類を併用すると、排便回数および排便量ならびに副作用の低減において優れていたが、とくにアントラキノン系化合物として、防風通聖散を用いた方が好ましかった。
パンテチン群では、排便回数および排便量についてパンテチン投与前と投与後に有意な変化が認められなかった。
また、防風通聖散・パンテチン群およびセンノシド・パンテチン群において、センノシドの服用量(1〜3回/日)を、0.5mg(センノシド:パンテチン=1:600)、0.6mg(センノシド:パンテチン=1:500)、1mg(センノシド:パンテチン=1:300)、3mg(センノシド:パンテチン=1:100)、5mg(センノシド:パンテチン=1:60)、10mg(センノシド:パンテチン=1:30)、15mg(センノシド:パンテチン=1:20)、20mg(センノシド:パンテチン=1:15)および30mg(センノシド:パンテチン=1:10)とした場合であっても、試験例1と同様にパンテチンを併用したことによる排便促進効果が顕著に向上した。副作用(腹痛)については、センノシドの服用量が15mg(センノシド:パンテチン=1:20)以上から強くなる傾向があったが、センノシド単独で15mg服用する場合に比べるとその程度は低かった。
ここで、防風通聖散に代えて大柴胡湯を用いた場合、またはパンテチンに代えてパントテン酸カルシウムを用いた場合でも同様の傾向がみられた。
<試験例2>
あらかじめ、排便状況についてのアンケートにて便秘症の男性30名(平均年齢:32.3歳)について、その排便回数、排便量などが、均等に分散するよう35群((i)パンテチンを服用するパンテチン群、(ii)防風通聖散を服用する防風通聖散群、(iii)防風通聖散とパンテチンを服用する防風通聖散・パンテチン群、(iv)センノシドを服用するセンノシド群、(v)センノシドとパンテチンを服用するセンノシド・パンテチン群)にわけた。
それぞれの群について、試験例1と同様に観察を行った。結果を下記表4に示す。
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表4から明らかなように、センノシドまたは防風通聖散とパンテチンを併用することで試験例1と同様に排便回数および排便量がパンテチン併用前に比べて有意に増加したが、その排便促進効果は、健常者に比べて便秘傾向者の方がより高かった。また、排便率(排便回数/便意回数)についても、パンテチンを併用することで有意に増加した。つまり、センノシドまたは防風通聖散とパンテチンを併用することで便秘症を改善できることが認められた。
便秘傾向者に対しても、アントラキノン系化合物とパンテチン類を併用すると、排便回数および排便量ならびに副作用の低減において優れていたが、とくにアントラキノン系化合物として、防風通聖散を用いた方がその効果は優れていた。
また、腹痛の発生率とその程度は試験例1と同様であった。
さらに、防風通聖散・パンテチン群およびセンノシド・パンテチン群において、センノシドの服用量(1〜3回/日)を、0.5mg(センノシド:パンテチン=1:600)、0.6mg(センノシド:パンテチン=1:500)、1mg(センノシド:パンテチン=1:300)、3mg(センノシド:パンテチン=1:100)、5mg(センノシド:パンテチン=1:60)、10mg(センノシド:パンテチン=1:30)、15mg(センノシド:パンテチン=1:20)、20mg(センノシド:パンテチン=1:15)および30mg(センノシド:パンテチン=1:10)とした場合であっても、試験例2と同様にパンテチンを併用したことによる排便促進効果が顕著に向上した。副作用(腹痛)については、センノシドの服用量が15mg(センノシド:パンテチン=1:20)以上から強くなる傾向があったが、センノシド単独で15mg服用する場合に比べるとその程度は低かった。
ここで、防風通聖散に代えて大柴胡湯を用いた場合、またはパンテチンに代えてパントテン酸カルシウムを用いた場合でも同様の傾向がみられた。
本発明によれば、防風通聖散やセンノシドの投与量を増加させなくとも、排便促進作用を向上させることが可能となった。また、パンテチン自体にも、防風通聖散やセンノシドの副作用(腹痛)を低減させる効果を確認できた。すなわち、本発明によれば、所望の排便を実現でき、かつ防風通聖散やセンノシドの副作用(腹痛)を低減させることが可能となった。
<処方例>
以下に処方例を示すが、本発明はこれらに限定されない。
処方例1〜35に記載の処方に従って、常法により錠剤を製した。
Figure 0005822420
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Claims (3)

  1. 以下の(A)成分と(B)成分とを含有し、大人一人に対する1日あたりの投与量が(A)センノシド量として0.5〜10mgであることを特徴とする医薬組成物:
    (A)センノシド
    (B)パンテチン、パンテチンの塩、パントテン酸、パントテン酸の塩、パンテテイン及びパンテノールから選択される少なくとも1種のパンテチン類。
  2. (A)成分の1重量部に対する(B)成分の配合比率が2〜800重量部である請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 便秘改善用である請求項1または2に記載の医薬組成物。
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