JP5821781B2 - 転がり軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮空気を利用して潤滑油を供給するオイルエア潤滑を適用した転がり軸受装置に関する。
鉄鋼設備用圧延機に使用される圧延ロール用の転がり軸受に対しては、潤滑油と圧縮空気とを混合したオイルエアによる潤滑がよく行われている。このオイルエアによる潤滑(以下、単に「オイルエア潤滑」ともいう)を行う潤滑装置は、圧縮空気を生成する圧縮空気生成部と、潤滑油を供給する潤滑油供給部と、圧縮空気と潤滑油とを混合する混合部とを備え、この混合部において混合されたオイルエアを転がり軸受を収容するハウジング内に供給するように構成されている。また、ハウジングには、圧縮空気を外部へ排出するために排出口が形成される(例えば、特許文献1参照)。
上記のようなオイルエア潤滑は、少量の潤滑油によって適切な潤滑が行えるという利点のほか、ハウジング内に圧縮空気を供給することによってハウジング内への水や塵埃等の侵入を防止することができるという利点がある。
また、特許文献1には、ハウジング内の下部に潤滑油を貯留することによって、潤滑油の供給系に支障が生じた場合でも潤滑を維持することを可能にする技術が開示されている。
特開2008−126269号公報
特許文献1記載の技術のように、ハウジングの下部に潤滑油を貯留した場合、圧延ロールの回転に伴う転がり軸受の内輪や転動体の回転によって潤滑油が撹拌され、ハウジング内で霧状に飛散する。その状態で、ハウジング内にオイルエアを供給すると、オイルエアに含まれる圧縮空気とともにハウジング内を飛散する潤滑油が排出口から排出されてしまい、その結果、ハウジング内に貯留される潤滑油が減少し、所望量の潤滑油を貯留することが困難になるという欠点があった。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、ハウジングの下部側に貯留した潤滑油の油量減少を防ぎ、潤滑性能を好適に維持することができる転がり軸受装置を提供することを目的とする。
本発明は、回転軸を回転自在に支持する転がり軸受と、この転がり軸受が収容されるハウジングと、このハウジングに対してオイルエアを供給する供給部を備えた潤滑手段と、を備え、前記ハウジングには、オイルエアを供給するための供給口と、オイルエアに含まれる圧縮空気を排出可能な排出口とが形成され、前記ハウジングの下部側に潤滑油が貯留される、転がり軸受装置において、前記潤滑手段は、前記回転軸の回転中に前記供給部によるオイルエアの供給を停止し、前記回転軸の停止中に前記供給部によるオイルエアの供給を実行する制御部を備えていることを特徴とする。
本発明の転がり軸受装置は、回転軸の回転中はハウジングに対するオイルエアの供給を停止し、ハウジングの下部側に貯留した潤滑油によって潤滑を行う。したがって、ハウジング内で飛散した潤滑油がオイルエアに含まれる圧縮空気とともに排出口から排出されてしまうのを防止することができる。そして、回転軸の停止中にハウジング内にオイルエアを供給することによって、ハウジング内の潤滑の維持やハウジング内に貯留する潤滑油の補充等を行うことができる。
転がり軸受装置は、前記回転軸の回転中に前記排出口を介して前記ハウジング内に空気の圧力を付与する内圧付与手段をさらに備えていることが好ましい。
このような構成によって、回転軸の回転中に排出口から付与される空気の圧力によってハウジングの内圧を高め、ハウジング内に水や塵埃等の異物が侵入してしまうのを防止することができる。また、ハウジング内には、排出口を介して空気の圧力が付与されるので、ハウジング内で飛散した潤滑油が排出口から排出されてしまうこともない。
前記供給部は、圧縮空気生成部と、潤滑油供給部と、前記圧縮空気生成部により生成された圧縮空気と前記潤滑油供給部により供給された潤滑油とを混合する混合部と、前記圧縮空気生成部から前記混合部へ圧縮空気を流動させるための圧縮空気流路と、を含み、前記内圧付与手段は、前記圧縮空気流路から分岐して前記排出口に接続されるバイパス流路と、前記回転軸の回転中に圧縮空気流路からバイパス流路へ圧縮空気の流路を切り換える切換部と、を備えていることが好ましい。
この構成によれば、潤滑手段の一構成要素である圧縮空気生成部を利用して、回転軸の回転中に排出口を介してハウジング内に空気の圧力を付与することができる。したがって、潤滑手段とは異なる別の圧縮空気生成装置によって生成した圧縮空気によってハウジング内に空気の圧力を付与する場合に比べて、コスト低減や構造の簡素化等を図ることができる。
前記内圧付与手段は、前記回転軸の停止中に、前記圧縮空気流路へ流れる圧縮空気の流量を前記バイパス流路へ流れる圧縮空気の流量よりも大きくする流量調整部をさらに備えていることが好ましい。
このような構成によって、ハウジングに対してオイルエアを供給する場合に、バイパス流路への圧縮空気の流れを完全に閉ざさなくても、混合部へ送る圧縮空気の流量を十分に確保することができる。
本発明によれば、回転軸の回転中においてもハウジングの下部側に貯留した潤滑油の油量減少を防ぎ、潤滑性能を好適に維持することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る転がり軸受装置を示す概略図である。 転がり軸受及びハウジングの断面説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る転がり軸受装置を示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る転がり軸受装置を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る転がり軸受装置を示す概略図、図2は、転がり軸受及びハウジングの断面説明図である。
本実施の形態の転がり軸受装置10は、例えば、鉄鋼設備用圧延機における圧延ロールを回転自在に支持するために用いられ、当該圧延ロール等の回転軸11を回転自在に支持する転がり軸受12と、この転がり軸受12を収容するハウジング13と、ハウジング13内の転がり軸受12を潤滑するオイルエア潤滑装置(潤滑手段)14とを備えている。
転がり軸受12は、回転軸11の外周面に嵌合される内輪16と、この内輪16の径方向外側に配置される外輪17と、内輪16及び外輪17の径方向の間に転動自在に設けられた転動体18とを備えている。本実施の形態の転がり軸受12は、図2に示されるように、自動調心ころ軸受とされており、転動体18は軸方向に2列に配列された球面ころとされ、外輪17の内周面には球面の軌道が形成されている。
ハウジング13は、外輪17の外周面が嵌合される外周壁13aと、この外周壁13aの軸方向両側に設けられた側壁13bとを有している。側壁13bには回転軸11が貫通する開口が形成され、この開口の縁部と回転軸11との間には、接触型のシール部材20が設けられている。このシール部材20によってハウジング13の内部が密封され、ハウジング13の周囲に散布される冷却水や塵埃等の異物がハウジング13の内部に侵入するのを防止している。また、後述するように、本実施の形態においては、回転軸11の回転中と停止中との双方において、ハウジング13の内部に空気の圧力を付与することによってハウジング13の内圧を高め、異物の侵入をより確実に防止することが可能となっている。
ハウジング13には、オイルエア潤滑装置14から供給されるオイルエアを流入させる供給口21と、オイルエアに含まれる圧縮空気や余剰の潤滑油を排出するための排出口22とが形成されている。転がり軸受12の外輪17には、供給口21に連通する給油孔17aが形成されている。排出口22は、転がり軸受12の最下部の球面ころの中心高さを下限として形成されている。
ハウジング13の下部には、排出口22の高さまで量の潤滑油を貯留することが可能となっている。図1及び図2には、ハウジング13内に貯留することができる潤滑油の最大の油面高さを符号Lで示している。そして、本実施の形態の転がり軸受装置10は、ハウジング13の下部に潤滑油を貯留することによって、オイルエア潤滑だけでなく、ハウジング13に貯留された潤滑油によっても転がり軸受12の潤滑が可能となっている。なお、ハウジング13の下部に貯留される潤滑油は、オイルエア潤滑装置14によって供給してもよいし、このオイルエア潤滑装置14以外の装置や方法によって(例えば人手によって)供給してもよい。
図1に示されるように、オイルエア潤滑装置14は、オイルエアを供給する供給部25と、この供給部25の動作を制御する制御部26とから構成されている。さらに供給部25は、潤滑油供給部27と、圧縮空気生成部28と、混合部29とを備えている。潤滑油供給部27と混合部29とは潤滑油流路31によって接続されており、潤滑油供給部27から間欠的に吐出される潤滑油が潤滑油流路31を通って混合部29に供給される(実線矢印a参照)。
圧縮空気生成部28と混合部29とは圧縮空気流路32によって接続されており、圧縮空気生成部28によって生成された圧縮空気は圧縮空気流路32を通って混合部29へ供給される(実線矢印b参照)。混合部29は、圧縮空気と潤滑油とを混合することによってオイルエアを生成する。また、混合部29は、オイルエア流路33によってハウジング13の供給口21に接続されており、このオイルエア流路33を介してハウジング13の供給口21にオイルエアを供給する。制御部26は、潤滑油供給部27や圧縮空気生成部28の作動・停止の切換等の制御を実行する機能を有している。
ハウジング13の排出口22には、排出流路34が接続されている。この排出流路34は、排出口22を介してハウジング13から排出される圧縮空気や余剰の潤滑油を流すことができる(実線矢印c参照)。排出流路34の末端は、大気に開放されるとともに、潤滑油の回収タンク35に接続されている。また、この排出流路34の一部は、後述するように排出口22からハウジング13内に空気の圧力を付与するためにも利用される。
オイルエア潤滑装置14は、圧縮空気流路32から分岐するバイパス流路37を備えている。圧縮空気生成部28によって生成された圧縮空気は、圧縮空気流路32だけでなくバイパス流路37にも流れるように構成されている(実線矢印d参照)。このバイパス流路37の下流側は、排出流路34の中途部に接続されている。したがって、バイパス流路37は、排出流路34を介して排出口22に接続される。
バイパス流路37には、絞り弁やオリフィス、チョーク等からなる流量調整部(圧力調整部)38が設けられている。この流量調整部38は、圧縮空気流路32とバイパス流路37との双方に圧縮空気が流れたとき、前者を流れる圧縮空気の流量(及び圧力)が、後者を流れる圧縮空気の流量(及び圧力)よりも大きくなるように調整する機能を有している。
オイルエア流路33には、電磁開閉弁等からなる開閉弁(切換部)40が設けられている。この開閉弁40が開いている間は、混合部29からハウジング13へのオイルエアの供給が可能となり、開閉弁40が閉じている間は混合部29からハウジング13へのオイルエアの供給が停止する。この開閉弁40は制御部26によって開閉制御される。
転がり軸受装置10は、回転軸11の回転数(回転速度)を検出する回転センサ41を備えている。制御部26は、この回転センサ41の検出信号が入力され、この検出信号に応じて開閉弁40を制御するように構成されている。具体的に、制御部26は、回転センサ41によって回転軸11の回転が検出されたとき、開閉弁40を閉じてハウジング13へのオイルエアの供給を停止し、回転センサ41によって回転軸11の回転が検出されなかったとき、開閉弁40を開いてハウジング13へのオイルエアの供給を実行する。
本実施の形態の転がり軸受装置10は、回転軸11が回転している間は開閉弁40を閉じることによって、ハウジング13内にオイルエアを供給しないように構成されている。そのため、転がり軸受12の潤滑は、専らハウジング13の下部側に貯留された潤滑油によって行われる。また、開閉弁40を閉じると、圧縮空気生成部28によって生成された圧縮空気はほぼ全量がバイパス流路37を流れることになる(図1の点線矢印e参照)。
回転軸11の回転中にバイパス流路37を流れる圧縮空気は、バイパス流路37と排出流路34との接続部43から回収タンク35側へ流れる(点線矢印g参照)。通常、回収タンク35は、ハウジング13から離れた位置に配置されているので、前記接続部43から回収タンク35までの配管長が長くなり、流動抵抗が増大する。この流動抵抗による絞り作用によって接続部43とハウジング13との間における排出流路34の圧力が高められるようになっている。
そのため、排出流路34からハウジング13へ向けて空気の圧力が伝達されて(点線矢印f参照)排出口22を介してハウジング13の内部に空気の圧力が付与され、ハウジング13の内圧がハウジング13外よりも高められる。これにより、シール部材20(図2参照)を通過してハウジング13内に異物が侵入するのを好適に防止することができる。すなわち、本実施の形態では、オイルエア潤滑を行っていない場合にもハウジング13内には空気の圧力が付与され、オイルエア潤滑を行っている場合と同様に好適に異物の侵入が防止される。ここに、開閉弁40、制御部26、バイパス流路37等は、回転軸11が回転している間にハウジング13内に空気の圧力を付与する内圧付与手段を構成している。
本実施の形態では、回転軸11の回転中はハウジング13にオイルエアが供給されず、ハウジング13内に貯留された潤滑油によって転がり軸受12の潤滑が行われるので、転がり軸受12によって撹拌されて飛散した潤滑油がオイルエアに含まれる圧縮空気とともに排出口22から排出されてしまうことがない。そのため、ハウジング13内に貯留された潤滑油の減少を抑制することができる。また、回転軸11の回転中は、圧縮空気生成部28からバイパス流路37を流れる圧縮空気により排出流路34を介して排出口22からハウジング13内に空気の圧力が付与されるため、ハウジング13内の潤滑油が排出口22から漏れてしまうのを確実に防止することができる。
回転軸11の停止中は、ハウジング13内にオイルエアが供給されるが、ハウジング13内の下部側に貯留した潤滑油は飛散しないので、当該潤滑油がオイルエアに含まれる圧縮空気とともに排出口22から排出されてしまうのを防止することができる。したがって、この場合にも、ハウジング13内に貯留された潤滑油の減少を抑制することができる。
なお、オイルエアの供給によってハウジング13内の潤滑油の量が排出口22よりも高いレベルにまで増えた場合には、余剰の潤滑油が排出口22から排出され、排出流路34を通って回収タンク35に回収される。
バイパス流路37には流量調整部38が設けられているので、回転軸11の停止中、ハウジング13に対してオイルエアを供給する際に、バイパス流路37への圧縮空気の流れを完全に閉ざさなくても、混合部29へ送る圧縮空気の流量を十分に確保することができる。
回転軸11の回転中、ハウジング13内には、圧縮空気生成部28とは異なる装置によって生成された圧縮空気により圧力を付与することも可能である。ただし、本実施の形態のように、圧縮空気生成部28によって生成された圧縮空気によりハウジング13内に圧力を付与することによって、転がり軸受装置10の構造の簡素化や製造コストの低減等を図ることができる。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る転がり軸受装置の概略図である。
本実施の形態の転がり軸受装置10は、オイルエア潤滑装置14におけるオイルエア流路33に開閉弁40(図1参照)が設けられておらず、圧縮空気流路32とバイパス流路37の分岐部に方向切換弁46が設けられている。
そして、制御部26は、回転センサ41の検出信号に基づき、回転軸11の回転中は圧縮空気がバイパス流路37を流れるように方向切換弁46を切換え、回転軸11の停止中は圧縮空気が圧縮空気流路32から混合部29へ流れるように方向切換弁46を切り換える制御を実行する。
以上のような構成によって、本実施の形態においても上記第1実施の形態と同様の作用効果を奏する。また、本実施の形態では、回転軸11の停止中にはバイパス流路37には圧縮空気が流れないので、バイパス流路37に設けられていた流量調整部38(図1参照)を省略することが可能となる。ただし、本実施の形態においても第1実施の形態と同様の開閉弁40を設けたり、流量調整部38を設けたりすることも可能である。
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る転がり軸受装置の概略図である。
本実施の形態の転がり軸受装置10は、排出流路34におけるバイパス流路37との接続部43よりも下流側に絞り弁やオリフィス等からなる流量調整部48を設けたものである。このような流量調整部48を設けることによって、回転軸11の回転中、バイパス流路37を流れる圧縮空気によって確実に排出口22からハウジング13内に空気の圧力を付与することが可能となる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく適宜変更可能である。
例えば、本発明の転がり軸受装置は、鉄鋼設備用圧延機等の圧延ロール以外の回転軸11を支持するために用いることができる。また、ハウジング13の形状についても、上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、一方の側壁13bが完全に閉じた形状に形成されていてもよい。また、ハウジング13に形成される供給口21や排出口22の位置等についても適宜変更することができる。上記実施の形態では、回転軸11の回転と停止の検出を回転センサ41により行っているが、これに限定されるものではなく、例えば、回転軸11を備えた装置(鉄鋼設備用圧延機等)の稼働・停止の情報や、回転軸11を回転させるモーター等のオン・オフの情報等を制御部26に入力することによって回転軸11の回転と停止とを間接的に検出してもよい。
10:転がり軸受装置、11:回転軸、12:転がり軸受、13:ハウジング、14:オイルエア潤滑装置(潤滑手段)、21:供給口、22:排出口、25:供給部、26:制御部、27:潤滑油供給部、28:圧縮空気生成部、29:混合部、32:圧縮空気流路、37:バイパス流路、38:流量調整部、40:開閉弁

Claims (4)

  1. 回転軸を回転自在に支持する転がり軸受と、この転がり軸受が収容されるハウジングと、このハウジングに対してオイルエアを供給する供給部を備えた潤滑手段と、を備え、前記ハウジングには、オイルエアを供給するための供給口と、オイルエアに含まれる圧縮空気を排出可能な排出口とが形成され、前記ハウジングの下部側に潤滑油が貯留される、転がり軸受装置において、
    前記潤滑手段は、前記回転軸の回転中に前記供給部によるオイルエアの供給を停止し、前記回転軸の停止中に前記供給部によるオイルエアの供給を実行する制御部を備えていることを特徴とする転がり軸受装置。
  2. 前記回転軸の回転中に前記排出口を介して前記ハウジング内に空気の圧力を付与する内圧付与手段をさらに備えている、請求項1に記載の転がり軸受装置。
  3. 前記供給部は、圧縮空気生成部と、潤滑油供給部と、前記圧縮空気生成部により生成された圧縮空気と前記潤滑油供給部により供給された潤滑油とを混合する混合部と、前記圧縮空気生成部から前記混合部へ圧縮空気を流動させるための圧縮空気流路と、を含み、
    前記内圧付与手段は、前記圧縮空気流路から分岐して前記排出口に接続されるバイパス流路と、前記回転軸の回転中に圧縮空気流路からバイパス流路へ圧縮空気の流路を切り換える切換部と、を備えている、請求項2に記載の転がり軸受装置。
  4. 前記内圧付与手段は、前記回転軸の停止中に、前記圧縮空気流路へ流れる圧縮空気の流量を前記バイパス流路へ流れる圧縮空気の流量よりも大きくする流量調整部をさらに備えている、請求項3に記載の転がり軸受装置。
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