JP5821028B2 - インパクト工具 - Google Patents

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Description

本発明は、クラッチ機構部を備えたインパクト工具に関する。
トルククラッチ用のクラッチ機構と打撃動作用のインパクト機構とを備えるインパクト工具において、クラッチ機構はトルククラッチ用の設定トルクの値を切換可能となっており、該切換用に空間を必要とする。そして、インパクト機構は打撃動作時に入力側(駆動源側)にハンマを後退させる空間を必要とする。
そのため、従来のものでは、クラッチ機構の設定トルク切換用の空間と、インパクト機構のハンマの後退用の空間(後退範囲)とを区画して、クラッチ機構をハンマに干渉しない位置に設けて、クラッチ機構とインパクト機構の干渉(衝突)を回避している。例えば、特許文献1に記載のインパクト工具では、ハンマの後退範囲より後方に設定トルク切換用の空間の前端が位置するようクラッチ機構を配置して、クラッチ機構とインパクト機構の干渉を回避している。また、特許文献2に記載のインパクト工具では、駆動軸の径方向において、打撃機構(インパクト機構)を内周側に配置し、クラッチ機構を打撃機構より外周側に配置して、クラッチ機構と打撃機構の干渉を回避している。
特開2010−172982号公報 特開2005−288682号公報
前述の通り、従来のインパクト工具は、インパクト機構とクラッチ機構とが互いに干渉しないよう空間を分けて(動作範囲を区画して)配置している。そのため、特許文献1等の構成では、駆動軸を基準とした軸方向におけるインパクト工具の寸法(全長)を小さく抑え難く、特許文献2等の構成では、径方向におけるインパクト工具の寸法(全長)を小さく抑え難いものである。すなわち、クラッチ機構を備えた従来のインパクト工具において、駆動軸を基準として径方向や軸方向におけるインパクト工具の全長のうち、一方の寸法増加を抑えると、他方の全長を小さく抑えることが困難になり易いという問題がある。
本発明では、クラッチ機構を備えたインパクト工具において、駆動軸の径方向及び軸方向の両方向におけるインパクト工具の寸法増加を抑えることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のインパクト工具は、ハンマアンビル及び前記ハンマを前記アンビルに向けて付勢する付勢ばねを備えたインパクト機構部の打撃動作を用いてモータの回転動力を出力軸に伝達するインパクトモードと、前記インパクト機構部を機能させずに前記モータの回転動力を前記出力軸に伝達するドリルドライバーモードとを有すると共に、前記ドリルドライバーモード時に負荷側のトルクが設定トルクに達した際に前記回転動力の伝達を遮断するクラッチ機構部を備えるインパクト工具であって、前記打撃動作時に前記ハンマが前記アンビルから離れる向きを後方とし、前記アンビルに近づく向きを前方とし、前記ハンマの移動する前後方向を基準に、前記ハンマの後方に配置されている前記クラッチ機構部が前記設定トルクを切り換える切換部を備え、該切換部が前後方向に移動自在の移動部材を備えると共に、前記ハンマ及び前記付勢ばねの後方に前記移動部材を介して前記クラッチ機構部におけるクラッチばねが位置しており、前記移動部材の前後方向における移動範囲の一部が前記ハンマの打撃動作時の後退範囲に重複し、該移動部材が、前記ドリルドライバーモードにおいて前記ハンマの後退する後退範囲内に位置し前記インパクトモードにおいて前記後退範囲外に位置することを特徴とする。
このインパクト工具として、前記設定トルク切換用の操作部材を備え、該操作部材で前記インパクトモードと前記ドリルドライバーモードとを切り換えることが好ましい。
このインパクト工具として、前記インパクトモードと前記ドリルドライバーモードとの切換用の第1操作部材と、前記設定トルク切換用の第2操作部材とを備え、前記後退範囲内に前記移動部材の位置した状態での前記インパクトモードへの切換操作を制限する操作制限部材を設けたことが好ましい。
前記操作制限部材として、前記第2操作部材の操作を制限すると共に該操作制限が視認可能なモード切換制限部材を備えることが好ましい。
前記操作制限部材として、前記インパクトモード時に前記移動部材を前記後退範囲内へ移動させる操作を制限するクラッチ切換制限部材を備えることが好ましい。
このインパクト工具として、前記インパクトモードと前記ドリルドライバーモードとの切換用の第1操作部材と、前記設定トルク切換用の第2操作部材とを備え、前記第1操作部材による前記インパクトモードへの切換操作に応じて前記移動部材を前記後退範囲外に移動させる移送部材を更に備えることが好ましい。
このインパクト工具として、前記移送部材が前記後退範囲外への移動時に前記移動部材を規定の位置に移動させることが好ましい。
このほか、前記操作部材の操作に応じて前記移動部材を前記後退範囲外に移動させるアクチュエータを備えると共に該アクチュエータが前記モータと異なる第2のモータやソレノイドであることが好ましい。
本発明は、クラッチ機構を備えたインパクト工具において、駆動軸の径方向及び軸方向の両方向におけるインパクト工具の寸法増加を抑え易くすることができるという効果を奏する。
実施形態1のインパクト工具の一部を破断した側面図である。 同上のクラッチハンドルの斜視図である。 同上の一部を破断した側面図であり、(a)はドリルドライバーモードで第5位置の状態であり、(b)はインパクトモードで第6位置の状態である。 同上の変速切換部の説明図であり、(a)は図1のA−A断面図であり、(b)は図3(a)のB−B断面図であり、(c)は図3(b)のC−C断面図である。 実施形態2のインパクト工具の一部を破断した側面図であり、(a)はドリルドライバーモードで第1位置の状態であり、(b)はインパクトモードで第3位置の状態であり、(c)はインパクトモードで第5位置の状態である。 同上の平面図であり、(a)は図5(a)の状態であり、(b)は図5(b)の状態であり、(c)は図5(c)の状態である。 実施形態3のインパクト工具の一部を破断した側面図であり、(a)はドリルドライバーモードの状態であり、(b)はインパクトモードの状態である。 同上のD−D断面図である。
本発明を、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1には、本発明のインパクト工具の実施形態1を示している。本実施形態のインパクト工具1は、駆動源であるモータ13と、モータ13の回転動力を外部に出力する出力軸16と、モータ13と出力軸16の間に配置されモータ13の回転駆動を出力軸16に伝達する駆動伝達部とを備える。モータ13及び駆動伝達部は胴体ハウジング11内に収容され、胴体ハウジング11からは把持部ハウジングが延設され、インパクト工具1の本体ハウジングは、胴体ハウジング11と把持部ハウジングとで構成される。そして、把持部ハウジングには、モータ13動作用の操作スイッチとなるトリガスイッチ12が引き込み自在に設けられている。
駆動伝達部は、モータ13の回転動力を減速して伝達する減速機構部2と、出力軸16に回転動力を伝達する駆動軸15と、減速機構部2から駆動軸15に回転動力を伝達する接続軸33とを備える。そして、駆動軸15にはハンマ51による打撃動作を介して出力軸16に回転動力を伝達するインパクト機構部5(詳細は後述する)が設けられる。そのため、インパクト工具1は、上記打撃動作を介して駆動軸15から出力軸16に回転動力を伝達するインパクトモードと、打撃動作を行わせずに出力軸16に回転動力を伝達するドリルドライバーモードとの二つの動作モードを有する。また、駆動軸15とインパクト機構と出力軸16は、胴体ハウジング11に取り付けられた駆動部カバー18で外周側が覆われ、出力軸16は先端工具を取り付けるチャック部17が駆動部カバー18から突出している。そして、駆動部カバー18は、胴体ハウジング11に設けられた固定リング11aによって、胴体ハウジング11に対して回転自在に取り付けられると共に、胴体ハウジング11からの抜け止めがなされている。以下、駆動軸15の径方向を単に径方向とし、駆動軸15の軸方向を前後方向Vと記載し、前後方向Vにおいて駆動伝達部のモータ13側を後方Bとし、出力軸16側を前方Fとし、方向の基準とする。
減速機構部2は、ギアケース20内に二段の遊星歯車組を収容したものであり、以下においてモータ13に近い側から順に1段目の遊星歯車組、2段目の遊星歯車組として説明を行う。
1段目の遊星歯車組は、モータ13からの回転動力によって軸中心に回転駆動される太陽ギア21と、太陽ギア21と噛み合う複数の遊星ギア22と、各遊星ギア22に噛み合うリングギア23とを備える。遊星ギア22は太陽ギア21を囲むように位置し、リングギア23はこれら複数の遊星ギア22を囲むように位置し、リングギア23がギアケース20に固定されるため、1段目の遊星歯車組は常にモータ13からの回転を減速する減速段として機能する。
そして、1段目の遊星歯車組は、これら複数の遊星ギア22と回動自在に連結されるキャリア24と、遊星ギア22とキャリア24を連結させる前後方向Vにおいて長尺のキャリアピン25と、キャリア24の前方Fに配置された駆動キャリア34とを更に備える。駆動キャリア34はキャリアピン25を介してキャリア24に連結されている。そして、駆動キャリア34は前後方向Vにおいてキャリアピン25に沿って前後にスライド自在で配置され、駆動キャリア34は後方位置(図3(b)参照)と前方位置(図1参照)の二つの位置に切換自在となっており、該スライド移動は変速機構部により行われる。更に、駆動キャリア34は上記いずれの位置にあっても常にキャリアピン25から回転動力が伝達される。
変速機構部は、周方向に回転自在でカム溝19aが形成されたカムプレート19と、ギアケース20に形成され前後方向Vにおいて長尺のガイド孔19bと、ガイド孔19bを介してカムプレート19と駆動キャリア34とを接続する変速ワイヤー19cとを備える。カム溝19aは、図2に示すように、カムプレート19の内周面に形成されており、周方向に長尺の第1溝と、第1溝の第1端部に連通し第1端部から離れる程後方Bに向かう前後方向Vに長尺の第2溝とで構成される。カムプレート19の回転時に、変速ワイヤー19cが第2溝に沿って動くことで、駆動キャリア34をガイド孔19bに沿って前方F或いは後方Bにスライド移動させる。
また、図1に示すように、駆動キャリア34は前方F側に2段目の遊星歯車組の太陽ギア26と連結部36(詳細は後述する)が一体で設けられており、太陽ギア26は駆動キャリア34の回転動力によって駆動キャリア34と略同心で軸中心に回転駆動される。なお、駆動キャリア34と太陽ギア26と連結部36は各々別部材で構成したものであってもよい。
該2段目の遊星歯車組は、上記太陽ギア26と、太陽ギア26と噛み合う複数の遊星ギア27と、各遊星ギア27に噛み合うリングギア28とを備える。遊星ギア27は太陽ギア26を囲むように位置し、リングギア28はこれら複数の遊星ギア27を囲むように位置し、遊星ギア27及びリングギア28は保持板31及び保持ピン32によって後方B側へのずれが抑制されている。そして、2段目の遊星歯車組は、上記複数の遊星ギア27と回転自在に連結されるキャリア29と、遊星ギア27とキャリア29とを連結させるキャリアピン30とを更に備える。
キャリア29は前方F側に接続軸33が一体で設けられており、2段目の遊星歯車組はキャリア29を介して接続軸33に回転動力を伝達する。なお、キャリア29と接続軸33はキャリア29から接続軸33に回転動力を伝達可能であれば、キャリア29と接続軸33とを各々別部材で構成してもよい。
また、キャリア29及び接続軸33は内周側に挿入孔が形成されており、挿入孔の後端側の縁の内周側に歯部35を有すると共に、挿入孔に連結部36が挿入されている。歯部35は駆動キャリア34が後方位置の際に、連結部36に設けられた歯部37に噛み合い、駆動キャリア34から連結部36を介して接続軸33に回転動力が伝達される。
そして、駆動キャリア34が前方位置の際には歯部37,35の噛み合いが解かれ、太陽ギア26が遊星ギア27に噛み合い、連結部36を介さずに2段目の遊星歯車組を介して回転動力が伝達され、2段目の遊星歯車組が減速状態となる。そのため、出力軸16(接続軸33)へ伝達する回転動力を2速に変速可能となっている。
また、接続軸33の前端は駆動軸15に接続されており、駆動軸15は、内周側に貫通孔を有した円筒状となっており、該貫通孔には切換ピン38(詳細は後述する)が回転自在に挿通されている。そして、駆動軸15の外周にはインパクト機構部5のハンマ51が配置されている。
インパクト機構部5は、前後方向Vにスライド自在の上記ハンマ51と、出力軸16に連結されたアンビル52と、ハンマ51をアンビル52側(前方F側)に付勢する付勢ばね53と、ハンマ51のスライドをリードするカム機構部54とを備える。
ハンマ51はカム機構部54を介して駆動軸15と共に回転し、アンビル52に接触することでアンビル52に回転動力を伝達する。そして、ハンマ51はアンビル52との接触時の負荷が付勢ばね53の付勢に抗すると、カム機構部54のリードに従って後退する。該後退時に、ハンマ51は前後方向Vにおいてアンビル52を乗り越えると、回転しながら付勢ばね53の付勢力によりカム機構部54のリードに従い前進する。
該動作によって、ハンマ51はアンビル52に回転方向の打撃衝撃を加えて衝突し、アンビル52を介して出力軸16に回転動力を伝達する。更に、ハンマ51は打撃時の衝突力を得るために後端の外周に後方Bに突出したスカート部55を有する。以下の説明において、ハンマ51の打撃動作時の後退量はインパクト工具1を用いた作業の対象部材の構成や、ハンマ51の重量や構成部材、付勢ばね53の付勢力等の様々な要因によって変化するが、設計により想定された最大の後退量Hを基準とする。そして、該後退量Hとなるハンマ51の最大後退範囲をハンマ51の後退範囲と定める。
また、切換ピン38は前後方向Vにおいて長尺の円柱形状で、後端が連結部36に取り付けられ、前端に回転自在の連結片39を備え、切換ピン38は連結片39を伴って駆動キャリア34のスライド移動に従いスライド自在となっている。連結片39は駆動キャリア34が前方位置の際に駆動軸15とアンビル52とを相対回転不能に連結し、駆動軸15からアンビル52に直接回転動力を伝達可能とし、インパクト機構部5の打撃動作を無効化する。そして、連結片39の連結は駆動キャリア34が後方位置に移動することで解かれ、該連結の解除に伴いインパクト機構部5は打撃動作を介して回転動力の伝達が可能となる。すなわち、インパクト工具1は連結片39による連結時にドリルドライバーモードとなり、該連結の解除時にインパクトモードとなる。そして、該動作モードを切り換える連結片39及び切換ピン38のスライド移動は、駆動キャリア34のスライド移動に伴って行われる。
また、リングギア28の前方F側にはクラッチ機構部4が配設される。クラッチ機構部4は、リングギア28に設けられたクラッチ山41と、クラッチ山41の周方向の間に配置されたボール42と、スライド自在で回転不能のクラッチ板43と、クラッチ板43を介してボール42を後方Bに付勢するクラッチばね44とを備える。クラッチ機構部4はリングギア28にかかる負荷側のトルクがクラッチばね44の付勢力を越えると、クラッチ山41がボール42を前方F側に押し返してリングギア28を空転させて、駆動軸15への回転動力の伝達を遮断する。そして、クラッチ機構部4は駆動キャリア34が後方位置に位置する際に、クラッチ機構部4の機能(トルククラッチ)が無効になり、前方位置に位置する際に、トルククラッチが有効になる(クラッチ機構部4が機能可能になる)。
更に、クラッチ機構部4はクラッチばね44の付勢力を変化させて設定トルクを切り換える切換部6を更に備える。そして、切換部6は、クラッチばね44の前端が当接された環状の調整板63と、調整板63の前後方向Vにおける位置を変更する円筒状の調整ねじ61とで主体が構成される。
調整ねじ61は、ギアケース20から延設されたネジ部の外周側に、回転自在で且つ該回転に伴い前後方向Vにスライド移動自在で配設されており、円筒の前端に径外方向に突出したフランジ62を有する。フランジ62は後面に調整板63の前面が当接されており、クラッチばね44の付勢力による調整板63の前方Fへの抜け止めを行うと共に、調整板63を前後方向Vにおいてスライド移動させる。
調整板63は外周に径外方向に突出した突起64を有し、突起64は周方向に略等間隔で複数配置される。そして、各突起64は駆動部カバー18の内周側に突起64と同数形成された前後方向Vに長尺のガイド溝65内に各々配置され、調整ねじ61による調整板63のスライド移動は突起64を介してガイド溝65にガイドされる。
以下、切換部6による設定トルクの切換動作を説明する。調整ねじ61を後方Bへスライド移動させることで、クラッチばね44の付勢力に抗して、フランジ62が調整板63を後方Bに押し動かす。このとき、クラッチばね44は前後方向Vに圧縮されるため、付勢力が増大して設定トルク(負荷側のトルクの上限値)が大きくなる。また、調整ねじ61を前方Fへのスライド移動させることで、調整板63の前後方向Vにおける位置規制が解かれ、クラッチばね44の付勢力によって調整板63が前方Fに押し動かされ、フランジ62に当接される。このとき、クラッチばね44は前後方向Vに伸長するため、付勢力が減少して設定トルクが小さくなる。
すなわち、クラッチ機構部4は調整板63が最も前方Fの位置(最前方位置)でクラッチばね44が最も伸びて、設定トルクが最小となり、後方Bに向かう程クラッチばね44が縮み(圧縮され)、設定トルクが大きくなる。そして、調整板63は調整ねじ61による前後方向V移動時に前後方向Vにおいて所定の間隔で並ぶ6つの位置のいずれかに位置する構成となっており、クラッチ機構部4は6段階に切換可能となっている。以下の説明において、調整板63の位置を前方Fから順に、第1位置(最前方位置)、第2位置、第3位置、第4位置、第5位置、第6位置とする。
更に、調整ねじ61は円筒の後端に複数の突起66を有し、クラッチ板43は内周側に径内方向に突出した凸部67を周方向に隣り合って複数有する。突起66は第5位置において後端が凸部67の前面近傍に位置して、クラッチ板43の前方F側への移動を規制し、クラッチ機構部4のクラッチを無効化する。すなわち、クラッチ機構部4は、第1位置、第2位置、第3位置、第4位置においてクラッチが働き(有効に機能し)、第5位置においてクラッチが無効化される。
また、クラッチ機構部4は前方F側に調整板63の前後方向Vにおける移動用の空間(移動範囲)を有し、インパクト機構部5は後方B側にハンマ51後退用の空間(後退範囲)を有する。そして、クラッチ機構部4は、ハンマ51がアンビル52に当接した位置を基準に、第1位置ではハンマ51の後端から調整板63までの距離がハンマ51の後退量Hより小さい寸法L1(L1<H)となっている。更に、ハンマ51の後端から調整板63までの距離は、調整板63を後方Bに移動させる程大きくなり、第3位置(例えば、図5(b)参照)では、後退量Hと略同じ或いは若干大きい寸法L3(L3≧H)となっている。
このように、クラッチ機構部4は調整板63の移動範囲の前端が後退範囲内に位置しており、前後方向Vにおける動作範囲(移動範囲)がインパクト機構部5の前後方向Vにおける動作範囲と前後方向V(軸方向)と径方向の両方向において一部重複している。そして、調整板63は、前後にスライド移動し第1,第2位置においてハンマ51の後退範囲内に位置する移動部材9となっている。
また、調整板63の位置を切り換える調整ねじ61のスライド移動は、設定トルクの切換用のクラッチハンドル71(操作部材)を外部操作により周方向に回転させることで行われる。
クラッチハンドル71は、図2に示すように、駆動部カバー18で主体が構成されており、駆動部カバー18を駆動軸15の軸周り(周方向)に回転させることで、外部操作される。そして、クラッチハンドル71は駆動部カバー18の後端にカムプレート19が一体に設けられており、クラッチハンドル71はカムプレート19を伴って駆動部カバー18が回転する。そのため、クラッチハンドル71は、図4に示すように、調整板63が第1位置から第5位置までの間の移動時に、変速ワイヤー19cを第1溝に沿って移動させ、第5位置と第6位置の間の移動時に、変速ワイヤー19cを第2溝に沿って移動させる。また、クラッチハンドル71は外部操作によって回転可能な範囲がカム溝19aの周方向の幅分に規定されている。
このように、インパクト工具1は第1位置、第5位置間がドリルドライバーモードとなり、第6位置がインパクトモードとなり、ドリルドライバーモードにおいては第5位置でクラッチを無効にして利用可能となっている。そして、第6位置でインパクトモードとなるため、ハンマ51から調整板63までの距離L6が後退量Hより大きくなり、調整板63はハンマ51の後退範囲外に位置する。そのため、前後方向Vにクラッチ機構部4とインパクト機構部5とを並べて備えたインパクト工具1において、インパクトモード時に、打撃動作のために後退したハンマ51を調整板63に干渉し難くさせる(衝突し難くする)ことができる。更に、調整板63の移動範囲の一部をハンマ51の後退範囲に重複させた(L1<H)ことで、第1位置における距離を後退量H以上の寸法(L1≧H)としたものに比べて、前後方向V(軸方向)における全長の増加を小さく抑え易くなる。
すなわち、本インパクト工具1は、クラッチ機構部4を備えた構成において、インパクト機構部5とクラッチ機構部4の並ぶ方向における全長増加を抑え易くすると共に、インパクト機構部5とクラッチ機構部4との干渉を回避し易くすることができる。そして、衝突を生じ難くして上記並ぶ方向における全長増加を抑えたことで、駆動軸15の径方向及び前後方向V(軸方向)の両方向における全長の増加を抑えたインパクト工具1を提供し易くなる。そのため、インパクト工具1として、例えば、従来と略同じ打撃力のインパクト機構部5を備えて小型化したものや、従来のものに比べて大きい打撃力のインパクト機構部5を備えて従来と略同じ全長のもの等を提供することができる。
また、クラッチハンドル71の外部操作で設定トルクの調整変更と動作モードの切換を可能としたことで、該調整変更及びモード切換を一つの操作部材の操作で行え、調整板63とハンマ51の干渉を回避した外部操作を行い易くすることができる。そして、一つの操作部材で操作可能としたことで、操作部材等の部品点数を抑え易くなり、コストダウンを行い易くすることができる。
なお、調整板63と調整ねじ61は所謂アジャストネジ等と呼ばれる一体で形成されたものであってもよく、このものでは、アジャストネジ等の調整板63と調整ねじ61とを一体で形成した部材が移動部材9となる。
<実施形態2>
本実施形態では、図5や図6に示すように、動作モード切換用に外部操作される切換ハンドル72(第1操作部材)を備え、クラッチハンドル71が動作モードの切換機能を有さず設定トルクの切換を行う第2操作部材となっている。なお、前述の実施形態で説明した構成と同様の構成の説明は省略する。
切換ハンドル72は胴体ハウジング11に形成された前後方向Vに長尺の操作孔73内に配置されると共に、前後方向Vにスライド移動自在となっている。そして、切換ハンドル72は外部操作によってスライド移動することで、切換ばね74を介して駆動キャリア34を前後に移動させて、駆動キャリア34の位置を前方位置と後方位置とに切り換え、動作モードの切換を行う。切換ばね74はギアケース20の外周に配置されたU字状で、U字の両端部が径内方向に屈曲され、該両端部は切換孔75を介して駆動キャリア34に接続されている。そのため、切換ばね74は切換ハンドル72の前後方向Vの移動に応じて切換ハンドル72と同じ方向に駆動キャリア34をスライド移動させる。
また、クラッチハンドル71は第1位置から第5位置までの5段階に調整板63の位置を切換可能で、駆動部カバー18の後端にはカムプレート19の代わりに操作制限部材76が一体に設けられ、操作制限部材76は駆動部カバー18と一体に回転する。
操作制限部材76は、インパクトモード時に第1操作部材の操作を制限する回転制限部材77(クラッチ切換制限部材)と、第2操作部材の操作を制限するスライド制限部材78(モード切換制限部材)とを有する。
回転制限部材77は図5に示すように、スライド制限部材78の後端に設けられ、スライド制限部材78に比べて径内方向に突出した形状となっている。そして、回転制限部材77は、図6(b)に示すように、切換ハンドル72がインパクトモードの設定位置に位置した際に、切換ハンドル72の摘み部72aと周方向に隣り合って並ぶ。そのため、クラッチハンドル71の第3位置から第2位置への切換操作時に、回転制限部材77は摘み部72aに接触して該切換操作を制限する。
スライド制限部材78は回転制限部材77に比べて周方向における寸法が長尺となっている。そして、スライド制限部材78は、図6(a)に示すように、摘み部72aがドリルドライバーモードの設定位置に位置する際に、第1位置や第2位置で操作孔73内に位置して摘み部72aの全体を覆い隠す。更に、スライド制限部材78は、図5(a)に示すように、回転制限部材77を摘み部72aの後方Bに位置させ、切換ハンドル72の後方Bへのスライド移動を妨げさせる。そのため、第1位置や第2位置において、スライド制限部材78は摘み部72aの操作を制限すると共に、該操作制限された状態を摘み部72aを覆い隠すことで外部(使用者)に視覚的に認識し易くする(視認し易くする)。
また、第3位置では、図6(b)に示すように、スライド制限部材78はドリルドライバーモードの設定位置で摘み部72aの第2位置への切換方向(回転方向)側の一部を覆い、インパクトモードの設定位置で摘み部72aの全体を露出させる。そのため、第3位置において、スライド制限部材78は摘み部72aの切換操作を制限しない。そして、第3位置において、スライド制限部材78は摘み部72aの第1,第2位置側の部位を覆うことで、第3位置では操作を制限しないが第1,第2位置へ切り換えると操作制限がかかることを、外部(使用者)に視認し易くする。
また、第4位置や第5位置では、図5(c)や図6(c)に示すように、操作制限部材76(回転制限部材77及びスライド制限部材78)は操作孔73外に位置する。そして、回転制限部材77は、インパクトモードの設定位置に摘み部72aが位置した場合であっても、摘み部72aから周方向において所定の間隔を空けて離れて位置する。そのため、第4位置や第5位置において、操作制限部材76はクラッチハンドル71の回転(設定トルクの切換操作)や切換ハンドル72のスライド(動作モードの切換操作)を制限しない。
このように、回転制限部材77を設けたことで、インパクトモード時にクラッチハンドル71の回転操作を制限して調整板63の第2位置への移動を規制し、インパクトモード時において、調整板63を後退範囲内に移動させ難くすることができる。そして、スライド制限部材78を設けたことで、第1位置や第2位置で切換ハンドル72のスライド操作を制限して駆動キャリア34の後方位置への移動を規制し、調整板63を後退範囲内に位置させた状態でのインパクトモードへの切換を抑制し易くする。更に、第1,第2位置において、スライド制限部材78で摘み部72aを覆ったことで、モード切換を行えない状態を使用者に認識させ易くすることができる。
すなわち、前述の通り、操作制限部材76を設けたことで、インパクトモード時における調整板63の位置を後退範囲外に規定して、調整板63の移動範囲の一部を後退範囲に重複させることができる。そのため、前後方向Vにクラッチ機構部4とインパクト機構部5とを並べて備えたインパクト工具1において、クラッチ機構部4とインパクト機構部5の干渉を軽減して、前後方向V及び径方向の両方向における全長の増加を抑え易くすることができる。そして、モード切換用の操作部材として、クラッチハンドル71と別部材の切換ハンドル72を設けたことで、第3位置でインパクトモードに切換可能となり、モード切換の操作を行い易くすることができる。
<実施形態3>
本インパクト工具1は、図7や図8に示すように、上記実施形態2と、第1操作部材と第2操作部材とを備える点で共通し、第2操作部材に操作制限部材76を備えない点で相違する。なお、前述の実施形態で説明した構成と同様の構成の説明は省略する。
駆動部カバー18は、図8に示すように、ガイド溝65の周方向の略中央に前後方向Vにおいて長尺の貫通孔が形成されて、駆動部カバー18の外周には環状の切換リング83が配置される。切換リング83は内周側に突出して結合ピン84が挿通されており、結合ピン84はガイド溝65の貫通孔を貫通して調整板63の突起64に結合されている。そして、結合ピン84を介して切換リング83と調整板63を結合したことで、調整板63と切換リング83は互いに相手を伴って前後方向Vにおいてスライド自在となっている。
切換ハンドル72は、図7に示すように、前方F側に突出した移送部材8を前端に備える。移送部材8は、後端が切換ハンドル72に固着された前後方向Vにおいて長尺の棒部材81と、棒部材81の前端に設けられ径内方向に突出した爪部82とを有したフックとなっている。
該フックは切換ハンドル72の外部操作に伴って前後方向Vにスライド移動する。そして、図7(a)に示すように、フックはドリルドライバーモード時に第1位置より前方F側の待機位置に位置し、図7(b)に示すように、インパクトモード時には後退範囲より後方B側の保持位置に位置する。また、フックは待機位置から保持位置に移動する際に、調整板63が第1位置等の後退範囲内や第3位置に位置すると、フックは爪部82を切換リング83に引っ掛けて切換リング83を伴って保持位置に移動する。そして、該移動時に、調整板63は切換リング83の移動に伴い後方Bに動かされて、ハンマ51から調整板63の距離が最大後退量Hより大きい寸法LBとなる位置まで移動すると共に、フックによって該位置に保持される。そのため、インパクトモード時には、クラッチハンドル71が第1位置や第2位置等の設定位置であっても、調整板63がハンマ51の後退範囲外に位置する。
また、インパクトモードへの切換時において、調整板63の距離が寸法LBとなる位置より後方Bに調整板63が位置する第5位置等の場合、フックは切換リング83に干渉せずに保持位置に移動する。そして、調整板63が保持位置のフックより後方Bに位置した状態のインパクトモードにおいて、後退範囲内に調整板63を移動させるようクラッチハンドル71が操作された場合、爪部82に切換リング83が引っ掛かる。そのため、該引っ掛かった位置で調整板63の前方F側への移動が規制され、後退範囲内に調整板63を位置させる条件にクラッチハンドル71が操作されても、調整板63は後退範囲内に位置しない構成となっている。
このように、移送部材8を設けたことで、ドリルドライバーモード時にハンマ51の後退範囲内に位置した調整板63を、モード切換時に後退範囲外に移動させることができ、またインパクトモード時に後退範囲内への調整板63の移動を規制することができる。そのため、クラッチ機構部4を備えたインパクト工具1において、打撃動作にクラッチ機構部4が干渉する(ハンマ51と調整板63が衝突する)ことを回避して、前後方向V及び径方向の両方向における全長の増加を抑え易くすることができる。
更に、移送部材8を用いたことで、クラッチ機構部4の設定トルク(調整板63の位置)の影響を受けずに、インパクトモードに切り換えることができる。そのため、インパクトモードへの切換時にクラッチハンドル71の外部操作が不要となり、動作モードの切換を操作し易くすることができる。なお、調整板63において結合ピン84を取り付ける取付部は突起64に限らず、他の部位に形成してもよい。
また、操作部材の外部操作に応じて動作するアクチュエータを新たに備え、該アクチュエータで調整板63を移動させる或いは操作部材による調整板63の移動を補助するものであってもよい。このものでは、アクチュエータがモータ13と異なる第2のモータやソレノイドを備えるため、該アクチュエータの動作によって、操作部材の操作力のみで調整板63を移動させるものに比べて、操作力を軽減し易くすることができる。
もちろん、クラッチ機構部4のトルククラッチは5段階(6段階)に限らず、4段階(5段階)以下や6段階(7段階)以上のものや、無段階切換のもの等であってもよい。そして、クラッチ機構部4の機能を無効にしたドリルドライバーモードを備えないもの等であってもよい。また、ハンマ51の後退範囲外となる調整板63の位置は、第1位置以外であれば、第3位置に限らない。
1 インパクト工具
13 モータ
15 駆動軸
16 出力軸
18 駆動部カバー
19 カムプレート
2 減速機構部
4 クラッチ機構部
44 クラッチばね
5 インパクト機構部
51 ハンマ
52 アンビル
55 スカート部
6 切換部
61 調整ねじ
63 調整板
71 クラッチハンドル
72 切替ハンドル
76 操作制限部材
77 回転制限部材
78 スライド制限部材
8 移送部材
9 移動部材
V 前後方向
B 後方
F 前方

Claims (8)

  1. ハンマアンビル及び前記ハンマを前記アンビルに向けて付勢する付勢ばねを備えたインパクト機構部の打撃動作を用いてモータの回転動力を出力軸に伝達するインパクトモードと、前記インパクト機構部を機能させずに前記モータの回転動力を前記出力軸に伝達するドリルドライバーモードとを有すると共に、
    前記ドリルドライバーモード時に負荷側のトルクが設定トルクに達した際に前記回転動力の伝達を遮断するクラッチ機構部を備えるインパクト工具であって、
    前記打撃動作時に前記ハンマが前記アンビルから離れる向きを後方とし、前記アンビルに近づく向きを前方とし、前記ハンマの移動する前後方向を基準に、
    前記ハンマの後方に配置されている前記クラッチ機構部が前記設定トルクを切り換える切換部を備え、
    該切換部が前後方向に移動自在の移動部材を備えると共に、前記ハンマ及び前記付勢ばねの後方に前記移動部材を介して前記クラッチ機構部におけるクラッチばねが位置しており、
    前記移動部材の前後方向における移動範囲の一部が前記ハンマの打撃動作時の後退範囲に重複し、
    該移動部材が、前記ドリルドライバーモードにおいて前記ハンマの後退する後退範囲内に位置し前記インパクトモードにおいて前記後退範囲外に位置することを特徴とするインパクト工具。
  2. 前記設定トルク切換用の操作部材を備え、該操作部材で前記インパクトモードと前記ドリルドライバーモードとを切り換えることを特徴とする請求項1に記載のインパクト工具。
  3. 前記インパクトモードと前記ドリルドライバーモードとの切換用の第1操作部材と、前記設定トルク切換用の第2操作部材とを備え、
    前記後退範囲内に前記移動部材の位置した状態での前記インパクトモードへの切換操作を制限する操作制限部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のインパクト工具。
  4. 前記操作制限部材として、前記第2操作部材の操作を制限すると共に該操作制限が視認可能なモード切換制限部材を備えることを特徴とする請求項3に記載のインパクト工具。
  5. 前記操作制限部材として、前記インパクトモード時に前記移動部材を前記後退範囲内へ移動させる操作を制限するクラッチ切換制限部材を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のインパクト工具。
  6. 前記インパクトモードと前記ドリルドライバーモードとの切換用の第1操作部材と、前記設定トルク切換用の第2操作部材とを備え、
    前記第1操作部材による前記インパクトモードへの切換操作に応じて前記移動部材を前記後退範囲外に移動させる移送部材を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のインパクト工具。
  7. 前記移送部材が前記後退範囲外への移動時に前記移動部材を規定の位置に移動させることを特徴とする請求項6に記載のインパクト工具。
  8. 前記操作部材の操作に応じて前記移動部材を前記後退範囲外に移動させるアクチュエータを備えると共に該アクチュエータが前記モータと異なる第2のモータやソレノイドであることを特徴とする請求項2記載のインパクト工具。
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