JP5817348B2 - ファイル同期方法、ファイル同期サーバ装置及びファイル同期プログラム - Google Patents

ファイル同期方法、ファイル同期サーバ装置及びファイル同期プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ファイル同期方法、ファイル同期サーバ装置及びファイル同期プログラムに関する。
例えば、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等の端末装置側でファイルを編集し、編集したファイルをネットワーク経由でサーバ装置に保存し、その保存したファイルを複数の端末装置間で共有できるファイル共有サービスが広く普及している。
ファイル共有サービスでは、サーバ装置側でファイルを管理しているため、端末装置間でのファイル同期が容易となる。また、ファイル共有サービスでは、例えば、イントラネット内ではパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)を使用してファイルの編集等を行い、イントラネット外ではスマートフォン等を使用してファイルの閲覧等を行う。つまり、ファイル共有サービスでは、使用する端末装置や場所を限定することなく、ファイルの編集や閲覧が可能となる。このようなファイル共有サービスを提供するファイル同期システムについて説明する。
図19は、ファイル同期システムの一例を示す説明図である。図19に示すファイル同期システム200は、複数の端末装置210と、サーバ装置220とを有し、端末装置210は、ネットワーク230経由でサーバ装置220と接続し、サーバ装置220から共有ファイルを取得する。例えば、端末装置210は、サーバ装置220から取得可能なファイルのサムネイル画像240を取得し、取得されたサムネイル画像240を画面表示する。更に、端末装置210は、画面表示中のサムネイル画像240から、ユーザが所望するファイルのサムネイル画像の指定を受付ける。
サーバ装置220は、端末装置210側でのサムネイル画像240の指定操作に応じて、指定されたサムネイル画像240のファイルを端末装置210側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする。更に、サーバ装置220は、コンバート済みのファイルを端末装置210に送信する。そして、端末装置210側では、コンバート済みのファイルを受信し、その受信したコンバート済みのファイルを編集できる。
ファイル同期システム200では、端末装置210側でファイルが編集され、編集されたファイルをサーバ装置220に保存する場合、編集ファイルを共有する複数の端末装置210間でファイルを同期させる。
サーバ装置220は、例えば、端末装置210毎に使用するファイルのフォーマット形式が異なる場合、端末装置210毎のフォーマット形式にファイルをコンバートし、そのコンバート済みのファイルを各端末装置210に送信する。その結果、各端末装置210は、例えば、コンバート済みのファイルを閲覧や編集が可能となる。
特開2006−343830号公報 特開2001−297073号公報 特開2000−132444号公報 特開2006−331273号公報 特開2010−128776号公報
しかしながら、サーバ装置220では、例えば、端末装置210間で更新ファイルを同期させる場合、端末装置210毎に利用可能なフォーマット形式に更新ファイルをコンバートする必要がある。従って、サーバ装置220では、更新ファイルのフォーマット形式へのコンバートを要するので、端末装置210間のファイル同期に要する処理負担が一時的に集中する。
一つの側面では、端末装置間のファイル同期に要する処理負担を分散できるファイル同期方法、ファイル同期サーバ装置及びファイル同期プログラムを提供することを目的とする。
開示の方法は、一つの態様において、複数の端末装置間で共有するファイルを端末装置間で同期させるサーバ装置のファイル同期方法である。更に、開示の方法は、同期対象ファイルの同期依頼を検出すると、当該同期対象ファイルに関わる同期対象の端末装置が当該同期対象ファイルを受信できる状態にあるか否かを判定する。更に、開示の方法は、前記同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、当該同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換する。更に、開示の方法は、当該同期対象の端末装置に対して、当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換済みの前記同期対象ファイルを送信して、前記同期対象の端末装置間で前記同期対象ファイルを同期させる。
開示のシステムでは、端末装置間のファイル同期に要する処理負担を分散化できる。
図1は、実施例1のファイル同期システムの一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1のサーバ装置の一例を示すブロック図である。 図3は、ファイルDBのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図4は、サムネイルDBのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図5は、端末管理テーブルのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図6は、優先順位テーブルのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図7は、実施例1の端末装置の一例を示すブロック図である。 図8は、実施例1のファイル同期システムの動作の一例を示す説明図である。 図9は、ファイル同期処理に関わるサーバ装置及び端末装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、ファイル更新処理に関わるサーバ装置及び端末装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、サーバ負荷監視処理に関わるサーバ装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図12は、接続端末監視処理に関わるサーバ装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、実施例2のサーバ装置の一例を示すブロック図である。 図14は、ファイルDBのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図15は、ユーザ間端末管理テーブルのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図16は、実施例3のサーバ装置の一例を示すブロック図である。 図17は、端末使用履歴テーブルのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図18は、ファイル同期プログラムを実行するコンピュータを示す説明図である。 図19は、ファイル同期システムの一例を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示するファイル同期方法、ファイル同期サーバ装置及びファイル同期プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1のファイル同期システムの一例を示すブロック図である。図1に示すファイル同期システム1は、複数の端末装置2と、サーバ装置3とを有し、各端末装置2が、ネットワーク4経由でサーバ装置3に保存したファイルを共有するシステムである。端末装置2は、利用可能なフォーマット形式を用いてファイルを編集する機能を備え、例えば、スマートフォン、モバイル端末やPC等の通信機能を備えた情報端末である。尚、フォーマット形式は、例えば、各情報端末で実行されるファイル編集やファイル閲覧等のアプリケーション等のプログラムに応じたフォーマット形式である。すなわち、フォーマット形式は、各プログラムがそれぞれ読み書き可能なデータ形式を指す。サーバ装置3は、例えば、端末装置2側で編集したファイル等を共有ファイルとして保存するものである。
サーバ装置3は、各フォーマット形式で保存された各共有ファイルのサムネイル画像5を生成し、サムネイル画像5をネットワーク4経由で各端末装置2に送信する。各端末装置2は、サムネイル画像5を受信した場合、各サムネイル画像5を表示部に画面表示する。尚、端末装置2のユーザは、画面表示中のサムネイル画像5で共有ファイルを認識し、そのサムネイル画像5から所望のファイルに対応したサムネイル画像5を指定する。サーバ装置3は、端末装置2側でサムネイル画像5が指定されると、サムネイル画像5に対応したファイルを読み出し、読み出したファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする。そして、サーバ装置3は、利用可能なフォーマット形式にファイルをコンバートした後、そのコンバート済みファイルをネットワーク4経由で端末装置2に送信する。
更に、サーバ装置3は、複数の端末装置2の内、任意の端末装置2側でファイルを編集し、その編集されたファイルを共有ファイルとして保存した場合、ファイルを共有する端末装置2間でファイルを同期させる。その結果、サーバ装置3は、最新のファイルを端末装置2間で共有できる。
図2は、実施例1のサーバ装置3の一例を示す説明図である。図2に示すサーバ装置3は、通信部11と、表示部12と、操作部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。記憶部14は、ファイルデータベース(以下、ファイルDBと称する)21と、サムネイルデータベース(以下、サムネイルDBと称する)22と、フォーマット格納部23と、端末管理テーブル24と、優先順位テーブル25とを有する。尚、記憶部14は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含むものとする。
図3は、ファイルDB21のテーブル構成の一例を示す説明図である。図3に示すファイルDB21は、ファイルID21Aと、ファイル内容21Bと、フォーマットID21Cと、端末ID21Dとを対応付けて記憶する。ファイルID21Aは、ファイルを識別するIDである。ファイル内容21Bは、ファイルデータである。フォーマットID21Cは、ファイルのフォーマット形式を識別するIDである。端末ID21Dは、ファイルを共有する端末装置2を識別するIDである。制御部15は、ファイルDB21を参照し、例えば、ファイルID21Aが“F11”の場合、ファイル内容21Bが“XXX”、フォーマットID21Cが“Ppt”、端末ID21Dが“T11,T12…”と認識できる。
図4は、サムネイルDB22のテーブル構成の一例を示す説明図である。図4に示すサムネイルDB22は、サムネイルID22Aと、サムネイル画像22Bと、ファイルID22Cとを対応付けて記憶する。サムネイルID22Aは、ファイルのサムネイル画像5を識別するIDである。サムネイル画像22Bは、サムネイル画像5のデータである。ファイルID22Cは、サムネイル画像5に対応したファイルを識別するIDである。制御部15は、サムネイルDB22を参照し、例えば、サムネイルID22Aが“Sam01”の場合、そのサムネイル画像22Bが“SSS”、ファイルID22Cが“F11”と認識できる。
フォーマット格納部23は、各端末装置2側で利用可能なフォーマット形式を格納する。尚、フォーマット形式は、端末装置2側で利用可能なファイルを編集するアプリケーション等である。
図5は、端末管理テーブル24のテーブル構成の一例を示す説明図である。図5に示す端末管理テーブル24は、端末ID24Aと、接続状況24Bと、フォーマットID24Cと、ファイルID24Dと、コンバート済みファイル24Eとを対応付けて記憶する。端末ID24Aは、端末装置2を識別するIDである。接続状況24Bは、端末装置2との通信状態である。尚、通信状態としては、例えば、ファイルを受信できる“接続中”や、ファイルが受信できない“未接続”等がある。フォーマットID24Cは、当該端末装置2側で利用可能なフォーマット形式を識別するIDである。ファイルID24Dは、当該端末装置2に対してコンバート済みのファイルがある場合、そのファイルの元ファイルを識別するIDである。尚、制御部15は、ファイルID24Dを参照してファイルがコンバート済みであるか否かを識別できる。コンバート済みファイル24Eは、コンバート済みファイルの内容である。制御部15は、例えば、端末管理テーブル24内の端末ID24Aの“T12”を参照した場合、その接続状況24Bが“接続中”、フォーマットID24Cが“Pdf”、“Jpg”及び“Bmp”と認識できる。更に、制御部15は、例えば、“Pdf”のフォーマット形式でコンバート済みのファイルが存在する場合、そのファイルのファイルID24が“F11”、コンバート済みファイル24Eが“aaa”と認識できる。
図6は、優先順位テーブル25のテーブル構成の一例を示す説明図である。図6に示す優先順位テーブル25は、端末ID25Aと、優先順位25Bとを対応付けて記憶する。端末ID25Aは、端末装置2を識別するIDである。優先順位25Bは、端末装置2が利用可能なフォーマット形式の優先順位を示すものである。制御部15は、端末ID25Aの“T12”を参照すると、その端末装置2で使用する優先順位25Bの内、第1位として使用する“Pdf”、第2位として使用する“Jpg”、第3位として使用する“Bmp”を認識できる。
図2に示す通信部11は、ネットワーク4経由で複数の端末装置2と通信する。通信部11は、受信部11Aと、送信部11Bとを有する。受信部11Aは、例えば、端末装置2側のファイル編集による元ファイル変更の更新要求や、端末装置2からのサムネイル画像5の指定による対象ファイルの指定要求を受信する。
送信部11Bは、サムネイル送信部31と、元ファイル送信部32と、コンバート済みファイル送信部33とを有する。サムネイル送信部31は、サムネイルDB22に保存されたサムネイル画像5を端末装置2に送信する。元ファイル送信部32は、ファイルDB21に保存されたファイルを読み出し、そのままのフォーマット形式でファイルを端末装置2宛に送信する。コンバート済みファイル送信部33は、ファイルDB21に保存されたファイルを読み出し、そのファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートし、そのコンバート済みのファイルを端末装置2宛に送信する。
制御部15は、サムネイル生成部41と、負荷監視部42と、端末監視部43と、指定ファイル処理部44と、更新ファイル処理部45と、コンバート処理部46と、コンバート管理部47とを有する。尚、制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成する。サムネイル生成部41は、ファイルDB21に記憶された元ファイルのサムネイル画像5を生成する。更に、サムネイル生成部41は、サムネイル画像5を生成した場合、そのサムネイル画像5のサムネイルID22A、サムネイル画像22B及びファイルID22Cを対応付けてサムネイルDB22を更新する。
負荷監視部42は、サーバ装置3全体の負荷量を監視する。尚、負荷監視部42は、サーバ装置3内部の通信部11の通信状況、記憶部14の使用量及び制御部15の処理状況に基づきサーバ装置3の負荷量を算出するものである。端末監視部43は、各端末装置2との間の接続状況を監視する。尚、接続状況とは、端末装置2と通信接続し、例えば、端末装置2がサーバ装置3から更新対象ファイルを受信できる“接続中”の通信状態や、端末装置2がサーバ装置3から更新対象ファイルを受信できない“未接続”の通信状態である。制御部15は、端末監視部43の監視結果に基づき、端末管理テーブル24内に更新する。
指定ファイル処理部44は、端末装置2からの指定要求に応じて、当該指定要求の対象ファイルIDを取得し、対象ファイルIDに対応するファイルをファイルDB21から読み出す。尚、指定要求は、端末装置2側で指定されたサムネイル画像5のファイルに対応したファイルIDと、当該端末装置2側で利用可能なフォーマット形式を識別するフォーマットIDとを含むものである。指定ファイル処理部44は、指定要求の対象ファイルに対応したフォーマットIDをファイルDB21から取得し、取得したフォーマットIDと指定要求の端末装置2側で利用可能なフォーマットIDとを比較する。指定ファイル処理部44は、フォーマットIDが異なる場合、対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式へのコンバートを要すると判断する。従って、指定ファイル処理部44は、対象ファイルをファイルDB21から読み出し、読み出した対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式へのコンバートをコンバート処理部46に指示する。
また、指定ファイル処理部44は、フォーマットIDが同一の場合、対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式へのコンバートを要さないと判断する。従って、指定ファイル処理部44は、対象ファイルをファイルDB21から読み出し、読み出した対象ファイルを、そのままのフォーマット形式で対象ファイルの端末装置2への送信を元ファイル送信部32に指示する。
また、更新ファイル処理部45は、端末装置2からのファイル更新要求に応じて、当該更新要求の更新対象ファイルのファイルIDを用いて端末ID21DをファイルDB21から取得する。更新ファイル処理部45は、端末ID21Dに対応した接続状況24Bを端末管理テーブル24で参照し、接続状況24Bが“接続中”の端末装置2を識別する。更新ファイル処理部45は、“接続中”の端末装置2を識別すると、端末管理テーブル24を参照して、当該端末装置2の利用可能なフォーマットID24Cと、更新対象ファイルのフォーマットIDとを比較する。
そして、更新ファイル処理部45は、フォーマットIDが異なる場合、更新対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式へのコンバートを要すると判断する。従って、更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルをファイルDB21から読み出し、読み出した更新対象ファイルの当該端末装置2で利用可能なフォーマット形式へのコンバートをコンバート処理部46に指示する。また、更新ファイル処理部45は、フォーマットIDが同一の場合、更新対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式へのコンバートを要すると判断する。従って、更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルをファイルDB21から読み出し、読み出した更新対象ファイルを、そのままのフォーマット形式で更新対象ファイルの端末装置2への送信を元ファイル送信部32に指示する。
更に、コンバート処理部46は、指定ファイル処理部44又は更新ファイル処理部45の指示に応じてファイルDB21から読み出した対象ファイルを送信先の端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする。尚、コンバート処理部46は、対象ファイルを送信先の端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする際に、フォーマット格納部23に格納されているフォーマット形式を用いる。更に、コンバート管理部47は、対象ファイルをフォーマット形式にコンバートした場合、端末管理テーブル24内の端末装置2の端末ID24A及びフォーマットID24Cに対応したファイルID24Dに当該対象ファイルを識別するファイルIDを更新する。更に、コンバート管理部47は、コンバート処理部46にてコンバートされたコンバート済みファイルの該当端末装置2宛の送信をコンバート済みファイル送信部33に指示する。
また、更新ファイル処理部45は、端末ID24Dに対応した接続状況24Bを参照し、接続状況24Bが“未接続”の端末装置2を識別する。更に、更新ファイル処理部45は、“未接続”の端末装置2の内、更新対象ファイルのフォーマットIDが異なる場合、つまり、更新対象ファイルのコンバートを要すると判断する。更に、更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルのコンバートを要する場合、負荷監視部42の監視結果に基づき、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内であるか否かを判定する。尚、所定レベルは、例えば、サーバ装置3の負荷が過度となる、任意に設定可能な負荷量に相当するものである。
更新ファイル処理部45は、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内の場合、サーバ装置3の負荷が通常レベルと判断し、“未接続”の端末装置2側で利用可能なフォーマット形式への更新対象ファイルのコンバートを許可する。尚、コンバート管理部47は、コンバート処理部46にて“未接続”の端末装置2毎に更新対象ファイルをコンバートした場合、端末管理テーブル24内の該当の端末ID24A、フォーマットID24C及びファイルID24Dを更新する。
そして、コンバート管理部47は、端末管理テーブル24内のコンバート済みファイル24Eに保存されたコンバート済みファイルの端末装置2に関わる端末ID24Aの接続状況24Bを監視する。更に、コンバート管理部47は、その端末装置2の接続状況24Bが“接続中”となると、コンバート済みファイル24Eに保存されたコンバート済みファイルをコンバート済みファイル送信部33で当該端末装置2宛に送信する。
また、更新ファイル処理部45は、サーバ装置3の負荷量が所定レベル以内でない場合、負荷量が通常レベルを超えていると判断し、当該“未接続”の端末装置2側の更新対象ファイルのコンバートを禁止する。サーバ装置3の負荷が高いため、ファイルのコンバートを禁止するものである。
図7は、実施例1の端末装置2の一例を示すブロック図である。図7に示す端末装置2は、通信部51と、表示部52と、操作部53と、記憶部54と、制御部55とを有する。記憶部54は、ファイル記憶部54Aと、コンバート済みファイル記憶部54Bと、フォーマット格納部54Cとを有する。尚、記憶部54は、例えば、HDD、RAMやROM等を含むものとする。ファイル記憶部54Aには、サーバ装置3から受信したファイルが記憶してある。コンバート済みファイル記憶部54Bには、サーバ装置3から受信したコンバート済みファイルが記憶してある。フォーマット格納部54Cは、端末装置2側でファイルの閲覧や編集を行う際に利用可能なアプリケーションプログラム等のフォーマット形式が格納されている。
通信部51は、ネットワーク4経由でサーバ装置3と通信する。通信部51は、送信部51Aと、受信部51Bとを有する。送信部51Aは、例えば、ファイルの更新要求や指定要求をサーバ装置3に送信する。尚、指定要求は、サムネイル画像5の内、指定されたサムネイル画像5のサムネイルID及び、当該端末装置2側で利用可能なフォーマット形式のフォーマットIDが含まれる。また、更新要求は、更新対象ファイルを識別するファイルID、ファイル内容及びフォーマットIDが含まれる。受信部51Bは、サムネイル受信部61と、元ファイル受信部62と、コンバート済みファイル受信部63とを有する。サムネイル受信部61は、サーバ装置3からファイル一覧のサムネイル画像5を受信する。元ファイル受信部62は、指定要求に応じた対象ファイルや更新要求に応じた更新対象ファイルの元ファイルをサーバ装置3から受信する。コンバート済みファイル受信部63は、更新対象ファイルの利用可能なフォーマット形式にコンバート済みのファイルを受信する。
制御部55は、ファイル編集部71と、表示制御部72と、指定要求処理部73と、更新要求処理部74とを有する。ファイル編集部71は、操作部53のファイル編集操作に応じてファイル内容を編集する。表示制御部72は、サムネイル受信部61で受信したサムネイル画像5を表示部52に画面表示する。指定要求処理部73は、操作部53の指定操作に応じて表示中のサムネイル画像5の内、所望ファイルのサムネイル画像5が指定されると、当該サムネイル画像5に対するファイルの指定要求を生成する。更新要求処理部74は、操作部53のファイル更新操作に応じて、更新対象ファイルのファイルID、ファイル内容及びフォーマットIDを含むファイルの更新要求を生成する。
次に、実施例1のファイル同期システム1の動作について説明する。図8は、実施例1のファイル同期システム1の動作の一例を示す説明図である。図9は、ファイル同期処理に関わるサーバ装置3及び端末装置2の処理動作の一例を示すフローチャートである。図9に示すサーバ装置3の制御部15内のサムネイル生成部41は、ファイルDB21に保存された各ファイルのサムネイル画像5を生成する(ステップS11)。尚、サムネイル生成部41は、サムネイル画像5を生成すると、サムネイル画像5のサムネイルID22A、サムネイル画像22B及びファイルID22Cを対応付けてサムネイルDB22に保存する。サーバ装置3の送信部11B内のサムネイル送信部31は、生成されたサムネイル画像5を端末装置2に送信する(ステップS12)。
端末装置2の制御部55内の表示制御部72は、サムネイル受信部61を通じてサーバ装置3からサムネイル画像5を受信した場合、図8の(A)に示すように、サムネイル画像5を表示部52に画面表示する(ステップS13)。端末装置2の制御部55内の指定要求処理部73は、図8の(B)に示すように、操作部53からの指定操作に応じて、表示部52に表示中のサムネイル画像5から所望ファイルのサムネイル画像5を指定したか否かを判定する(ステップS14)。指定要求処理部73は、サムネイル画像5を指定した場合(ステップS14肯定)、サムネイル画像5を識別するサムネイルID及び、端末装置2が利用可能なフォーマット形式のフォーマットIDを含む対象ファイルの指定要求を生成する(ステップS15)。そして、端末装置2の通信部51の送信部51Aは、対象ファイルの指定要求をサーバ装置3に送信する(ステップS16)。
サーバ装置3の受信部11Aは、端末装置2から対象ファイルの指定要求を受信する(ステップS17)。サーバ装置3の制御部15内の指定ファイル処理部44は、受信した対象ファイルの指定要求に含まれるフォーマットID及びサムネイルIDを取得する(ステップS18)。指定ファイル処理部44は、取得したサムネイルID22Aに対応した対象ファイルのファイルID22CをサムネイルDB22から特定する。更に、指定ファイル処理部44は、特定されたファイルID22C(21A)に対応した対象ファイルのフォーマットID21CをファイルDB21から特定する。更に、指定ファイル処理部44は、特定された対象ファイルのフォーマットIDと、指定要求内のフォーマットIDとを比較し、対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する(ステップS19)。
指定ファイル処理部44は、対象ファイルのコンバートを要さない場合(ステップS19否定)、ファイルDB21から対象ファイルを読み出す(ステップS20)。更に、サーバ装置3の元ファイル送信部32は、読み出した対象ファイルを元ファイルとして指定要求の端末装置2に送信し(ステップS21)、サーバ装置3側の処理動作を終了する。
また、端末装置2の受信部51B内の元ファイル受信部62は、サーバ装置3から対象ファイルの元ファイルを受信する(ステップS22)。端末装置2の制御部55は、受信した対象ファイルの元ファイルをファイル記憶部54Aに保存し(ステップS23)、端末装置2側の処理動作を終了する。その結果、端末装置2側のユーザは、ファイル記憶部54Aに保存された対象ファイルに対して、例えば、閲覧や編集が可能となる。
また、サーバ装置3の指定ファイル処理部44は、対象ファイルのコンバートを要する場合(ステップS19肯定)、対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みであるか否かを判定する(ステップS24)。指定ファイル処理部44は、対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みでない場合(ステップS24否定)、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式をフォーマット格納部23から読み出す。尚、指定ファイル処理部44は、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式が複数の場合、図6に示す優先順位テーブル25の当該端末装置2の端末ID25Aに対応する優先順位25Bに基づき、上位のフォーマット形式を選択するものである。
更に、制御部15のコンバート処理部46は、読み出したフォーマット形式に対象ファイルをコンバートする(ステップS25)。尚、図8の(B)では、サーバ装置3は、フォーマット形式(A.ppt)の対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式(A.pdf)にコンバートする。更に、制御部15のコンバート管理部47は、対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートした後、そのコンバート済みのファイルを端末管理テーブル24内に保存する(ステップS26)。更に、コンバート管理部47は、対象ファイルを識別するファイルIDを該当する端末ID24A及びフォーマットID24Cに対応する端末管理テーブル24内のファイルID24Dに保存する(ステップS27)。更に、サーバ装置3の通信部11内のコンバート済みファイル送信部33は、端末管理テーブル24内に保存された対象ファイルのコンバート済みファイルを読み出す(ステップS28)。更に、コンバート済みファイル送信部33は、読み出されたコンバート済みファイルを指定要求の端末装置2に送信し(ステップS29)、サーバ装置3側の処理動作を終了する。
更に、端末装置2内のコンバート済みファイル受信部63は、サーバ装置3から対象ファイルのコンバート済みファイルを受信する(ステップS30)。端末装置2側の制御部55は、受信したコンバート済みファイルをコンバート済みファイル記憶部54Bに保存し(ステップS31)、端末装置2側の処理動作を終了する。その結果、端末装置2側のユーザは、ファイルDB21に保存された対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートするため、対象ファイルに対して、編集や閲覧ができる。
また、指定ファイル処理部44は、対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みの場合(ステップS24肯定)、対象ファイルのコンバート済みファイルを読み出すべく、ステップS28に移行する。
図9に示すサーバ装置3は、端末装置2からファイル指定要求を検出した場合、指定要求内のフォーマットID及びサムネイルIDを取得し、サムネイルIDに対応した対象ファイルをファイルDB21から取得する。更に、サーバ装置3は、指定要求内のフォーマットIDとファイルDB21に保存された対象ファイルのフォーマットIDとを比較し、その比較結果に基づき、対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する。サーバ装置3は、対象ファイルのコンバートが不要な場合、ファイルDB21に保存された対象ファイルをファイル指定要求の端末装置2に送信する。その結果、端末装置2側のユーザは、指定要求のファイルを簡単に取得できる。
また、サーバ装置3は、対象ファイルのコンバートを要する場合、ファイルDB21に保存された対象ファイルを取得し、その対象ファイルをファイル指定要求の端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする。更に、サーバ装置3は、コンバート済みファイルを端末装置2に送信する。その結果、端末装置2側のユーザは、対象ファイルが端末装置2側で利用不可のフォーマット形式でも利用可能なフォーマット形式にコンバートして指定要求のファイルを取得できる。
図10は、ファイル更新処理に関わるサーバ装置3及び端末装置2の処理動作の一例を示すフローチャートである。図10に示す端末装置2の制御部55は、操作部53のファイル編集操作に応じてファイル記憶部54Aに記憶中の元ファイルを編集する(ステップS31)。制御部55の更新要求処理部74は、元ファイルを編集した後、ファイル更新操作に応じて、編集した元ファイル、元ファイルのファイルID及びフォーマットIDを含むファイルの更新要求を生成する(ステップS32)。端末装置2の送信部51Aは、図8の(C)に示すように、更新対象ファイルの更新要求をサーバ装置3に送信する(ステップS33)。
サーバ装置3の制御部15内の更新ファイル処理部45は、端末装置2からファイルの更新要求を受信すると(ステップS34)、ファイルの更新要求に含まれる元ファイルを取得する(ステップS35)。更に、更新ファイル処理部45は、取得した元ファイルをファイルDB21に保存する(ステップS36)。更新ファイル処理部45は、元ファイルを保存した後、端末管理テーブル24の接続状況24Bに基づき、元ファイルを共有する同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の端末装置2があるか否かを判定する(ステップS37)。更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の端末装置2がある場合(ステップS37肯定)、ファイル未更新の端末装置2の内、“接続中”の端末装置2があるか否かを判定する(ステップS38)。
更新ファイル処理部45は、“接続中”の端末装置2がある場合(ステップS38肯定)、ファイル未更新の“接続中”の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する(ステップS39)。尚、更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の端末装置2の利用可能なフォーマットIDとファイルDB21に保存された更新対象ファイルのフォーマットIDとを比較し、更新対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する。
更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要さない場合(ステップS39否定)、すなわちフォーマットIDが同一の場合、更新対象ファイルをファイルDB21から読み出す(ステップS40)。更新ファイル処理部45は、読み出した更新対象ファイルをファイル未更新の“接続中”の端末装置2に送信する(ステップS41)。また、更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルをファイル未更新の“接続中”の端末装置2に送信した後、同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の端末装置2があるか否かを判定すべく、ステップS37に移行する。
また、ファイル未更新の変更元の端末装置2(2A)は、サーバ装置3から更新対象ファイルを受信した場合(ステップS42)、更新対象ファイルをファイル記憶部54Aに保存し(ステップS43)、変更元の端末装置2(2A)側の処理動作を終了する。また、ファイル未更新の更新先の端末装置2(2B)は、サーバ装置3から更新対象ファイルを受信した場合(ステップS42A)、更新対象ファイルをファイル記憶部54Aに保存し(ステップS43A)、端末装置2(2B)側の処理動作を終了する。
また、サーバ装置3の更新ファイル処理部45は、同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の端末装置2がない場合(ステップS37否定)、サーバ装置3側の処理動作を終了する。また、更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の端末装置2の内、“接続中”の端末装置2がない場合(ステップS38否定)、図11に示すサーバ負荷監視処理(ステップS60)及び図12に示す接続端末監視処理(ステップS70)に移行する。
また、更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要する場合(ステップS39肯定)更新対象ファイルがコンバート済みであるか否かを判定する(ステップS44)。更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みでない場合(ステップS44否定)、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式をフォーマット格納部23から読み出す。尚、更新ファイル処理部45は、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式が複数の場合、図6に示す優先順位テーブル25の当該端末装置2の端末ID25Aに対応する優先順位25Bに基づき、上位のフォーマット形式を選択するものである。
更に、制御部15のコンバート処理部46は、読み出したフォーマット形式に更新対象ファイルをコンバートする(ステップS45)。尚、図8の(C)では、サーバ装置3は、対象ファイル(A.ppt)を端末装置2側で利用可能なフォーマット形式のファイル(A.pdf)にコンバートする。更に、制御部15内のコンバート管理部47は、更新対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートした後、そのコンバート済みのファイルを端末管理テーブル24内に保存する(ステップS46)。更に、コンバート管理部47は、更新対象ファイルを識別するファイルIDを該当する端末ID24A及びフォーマットID24Cに対応する端末管理テーブル24内のファイルID24Dに保存する(ステップS47)。更に、サーバ装置3のコンバート済みファイル送信部33は、端末管理テーブル24内に保存された更新対象ファイルのコンバート済みファイルを読み出す(ステップS48)。更に、コンバート済みファイル送信部33は、読み出されたコンバート済みファイルをファイル未更新の“接続中”の端末装置2に送信する(ステップS49)。そして、サーバ装置3の制御部15は、ファイル未更新の端末装置2があるか否かを判定すべく、ステップS37に移行する。
更に、端末装置2側のコンバート済みファイル受信部63は、サーバ装置3から更新対象ファイルのコンバート済みファイルを受信する(ステップS50)。端末装置2側の制御部55は、受信したコンバート済みファイルをコンバート済みファイル記憶部54Bに保存し(ステップS51)、更新先の端末装置2側の処理動作を終了する。その結果、端末装置2側のユーザは、ファイルDB21に保存された更新対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートするため、更新対象ファイルに対して、例えば、編集や閲覧ができる。更に、各端末装置3は、更新対象ファイルを同期できる。
また、更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みの場合(ステップS44肯定)、更新対象ファイルのコンバート済みファイルを読み出すべく、ステップS48に移行する。
図10に示すサーバ装置3は、端末装置2からファイル更新要求を検出すると、更新対象ファイルを共有する同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の“接続中”の端末装置2があるか否かを判定する。サーバ装置3は、“接続中”の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する。サーバ装置3は、“接続中”の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要さない場合、ファイルDB21から更新対象ファイルを取得し、その更新対象ファイルを当該端末装置2に送信する。その結果、“接続中”の端末装置2側のユーザは、最新ファイルを取得できる。
また、サーバ装置3は、“接続中”の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要する場合、ファイルDB21から更新対象ファイルを取得し、その更新対象ファイルを当該端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする。更に、サーバ装置3は、更新対象ファイルのコンバート済みファイルを当該端末装置2に送信する。その結果、“接続中”の端末装置2側のユーザは、更新対象ファイルが端末装置2側で利用不可のフォーマット形式でも利用可能なフォーマット形式にコンバートすることで、最新ファイルを取得できる。
また、サーバ装置3は、同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2がある場合、図11に示すサーバ負荷監視処理及び図12に示す接続端末監視処理を並行して処理することになる。
図11は、サーバ負荷監視処理に関わるサーバ装置3の処理動作の一例を示すフローチャートである。図11に示すサーバ装置3の制御部15内の更新ファイル処理部45は、負荷監視部42の監視結果に基づき、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内であるか否かを判定する(ステップS61)。尚、所定レベル以内の一例としては、例えば、CPUの使用率が75%以下、メモリの残量が100Mバイト以上である。更新ファイル処理部45は、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内である場合(ステップS61肯定)、同期対象の“未接続”の端末装置2の内、未コンバートの端末装置2があるか否かを判定する(ステップS62)。尚、未コンバートの端末装置2とは、更新対象ファイルのコンバートを要する端末装置2の内、更新対象ファイルのコンバートが未だされていない端末装置2である。
制御部15内のコンバート処理部46は、未コンバートの端末装置2がある場合(ステップS62肯定)、更新対象ファイルを、当該端末装置2が利用可能なフォーマット形式にコンバートする(ステップS63)。尚、更新ファイル処理部45は、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式が複数の場合、図6に示す優先順位テーブル25の当該端末装置2の端末ID25Aに対応する優先順位25Bの上位のフォーマット形式を選択するものである。
更に、制御部15内のコンバート管理部47は、更新対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートした後、そのコンバート済みファイルを端末管理テーブル24内に保存する(ステップS64)。更に、コンバート管理部47は、更新対象ファイルを識別するファイルIDを該当する端末ID24A及びフォーマットID24Cに対応する端末管理テーブル24内のファイルID24Dに保存する(ステップS65)。更に、更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルを識別するファイルIDを端末管理テーブル24内に保存した後、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内であるか否かを判定すべく、ステップS61に移行する。
また、更新ファイル処理部45は、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内でない場合(ステップS61否定)、サーバ装置3の負荷が大きいと判断し、“未接続”の端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバートを実行せず、ステップS61に移行する。
また、更新ファイル処理部45は、同期対象の“未接続”の端末装置2の内、未コンバートの端末装置2がない場合(ステップS62否定)、図11に示す処理動作を終了する。
図11に示すサーバ装置3は、サーバ負荷が所定レベル以内の場合、同期対象の端末装置2の内、未接続及び未コンバートの端末装置2があるか否かを判定する。サーバ装置3は、未接続及び未コンバートの端末装置2がある場合、当該端末装置2側で利用可能なフォーマット形式に更新対象ファイルをコンバートする。更に、サーバ装置3は、更新対象ファイルのコンバート済みファイルを端末管理テーブル24内に保存する。つまり、サーバ装置3では、ファイル更新要求を検出した場合でも、サーバ負荷が所定レベル以内の場合に限って、未接続及び未コンバートの端末装置2に対する更新対象ファイルをコンバートする。その結果、サーバ装置3は、コンバートに要する処理タイミングを分けて処理負担を分散できる。
また、サーバ装置3は、サーバ負荷が所定レベル以内でない場合、同期対象の未接続及び未コンバートの端末装置2がある場合でも、更新対象ファイルのフォーマット形式へのコンバートを禁止する。その結果、サーバ装置3は、コンバートを禁止することで、その処理集中を分散化できる。
図12は、接続端末監視処理に関わるサーバ装置3の処理動作の一例を示すフローチャートである。図12に示すサーバ装置3の更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルを共有する同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2があるか否かを判定する(ステップS71)。更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2がある場合(ステップS71肯定)、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2の内、新たに接続した端末装置2があるか否かを判定する(ステップS72)。尚、新たに接続した端末装置2とは、“未接続”から“接続中”に移行した端末装置2である。
更に、更新ファイル処理部45は、新たに接続した端末装置2がある場合(ステップS72肯定)、新たに接続した端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する(ステップS73)。尚、更新ファイル処理部45は、新たに接続したファイル未更新の端末装置2の利用可能なフォーマットIDとファイルDB21に保存された更新対象ファイルのフォーマットIDとを比較し、更新対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する。
更新ファイル処理部45は、新たに接続したファイル未更新の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要さない場合(ステップS73否定)、更新対象ファイルをファイル未更新の新たに接続した端末装置2に送信する(ステップS74)。更に、更新ファイル処理部45は、更新対象ファイルをファイル未更新の新たに接続した端末装置2に送信した後、同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2があるか否かを判定すべく、ステップS71に移行する。
また、更新ファイル処理部45は、同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2がない場合(ステップS71否定)、図12に示す処理動作を終了する。また、更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2の内、新たに接続した端末装置2がない場合(ステップS72否定)、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2があるか否かを判定すべく、ステップS71に移行する。
更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要する場合(ステップS73肯定)、更新対象ファイルが新たに接続した端末装置2のフォーマットにコンバート済みであるか否かを判定する(ステップS75)。コンバート処理部46は、更新対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みでない場合(ステップS75否定)、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式をフォーマット格納部23から読み出す。尚、更新ファイル処理部45は、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式が複数の場合、図6に示す優先順位テーブル25の当該端末装置2の端末ID25Aに対応する優先順位25Bに基づき、上位のフォーマット形式を選択するものである。
更に、コンバート処理部46は、読み出したフォーマット形式に更新対象ファイルをコンバートする(ステップS76)。更に、コンバート管理部47は、更新対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートした後、そのコンバート済みのファイルを端末管理テーブル24内に保存する(ステップS77)。更に、コンバート管理部47は、更新対象ファイルを識別するファイルIDを該当する端末ID24A及びフォーマットID24Cに対応する端末管理テーブル24内のファイルID24Dに保存する(ステップS78)。更に、コンバート済みファイル送信部33は、端末管理テーブル24内に保存された更新対象ファイルのコンバート済みファイルをファイル未更新の新たに接続した端末装置2に送信する(ステップS79)。更に、更新ファイル処理部45は、ファイル未更新の“未接続”の端末装置2があるか否かを判定すべく、ステップS71に移行する。
コンバート済みファイル送信部33は、更新対象ファイルが端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みの場合(ステップS75肯定)、端末管理テーブル24内のコンバート済みの更新対象ファイルを端末装置2に送信すべく、ステップS79に移行する。尚、ステップS75の更新対象ファイルがコンバート済みの場合とは、例えば、図11に示すサーバ負荷監視処理等で端末管理テーブル24内にコンバート済みファイルが保存された場合である。
図12に示すサーバ装置3は、同期対象の端末装置2の内、ファイル未更新の未接続の端末装置2がある場合に、新たに接続した端末装置2があるか否かを判定する。サーバ装置3は、新たに接続した端末装置2がある場合、新たに接続した端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する。サーバ装置3は、新たに接続した端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバートを要さない場合、ファイルDB21から更新対象ファイルを取得し、その更新対象ファイルを新たに接続した端末装置2に送信する。その結果、同期対象の端末装置2側のユーザは、未接続状態から新たに接続したタイミングで、最新のファイルを取得できる。
また、サーバ装置3は、新たに接続した端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバートを要する場合、ファイルDB21から更新対象ファイルを取得し、その更新対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする。更に、サーバ装置3は、コンバート済みのファイルを新たに接続した端末装置2に送信する。その結果、同期対象の端末装置2は、更新対象ファイルが端末装置2側で利用不可のフォーマット形式でも利用可能なフォーマット形式にコンバートすることで、未接続状態から新たに接続したタイミングで最新ファイルを取得できる。
また、サーバ装置3は、更新対象ファイルのコンバート済みファイルが端末管理テーブル24内に保存されている場合、当該コンバート済みファイルの端末装置2が新たに接続された場合、そのコンバート済みファイルを端末装置2に送信する。その結果、同期対象の端末装置2は、更新対象ファイルが端末装置2側で利用不可のフォーマット形式でも利用可能なフォーマット形式にコンバートすることで、未接続状態から新たに接続したタイミングで最新ファイルを取得できる。
実施例1のサーバ装置3は、更新要求を検出すると、同期対象の端末装置2が“接続中”であるか否かを判定する。サーバ装置3は、同期対象の端末装置2が“接続中”の場合、当該同期対象の端末装置2に対して更新対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする。更に、サーバ装置3は、同期対象の端末装置2に対して、端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバート済みのファイルを送信して、同期対象の端末装置2間で更新対象ファイルを同期させる。その結果、サーバ装置3は、“接続中”の端末装置2に対して更新対象ファイルを送信する為、ファイル同期に要する処理負担を分散できる。
また、実施例1のサーバ装置3は、同期対象の端末装置2が“接続中”でない場合、同期対象の“未接続”の端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバート処理を原則禁止とする。その結果、サーバ装置3は、同期対象の“未接続”の端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバート処理を禁止するため、一時的に集中するファイル同期に要する処理を分散化できる。
また、実施例1のサーバ装置3は、同期対象の端末装置2が“接続中”でない場合でも、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内であれば、同期対象の“未接続”の端末装置2に対する更新対象ファイルをコンバートし、そのコンバート済みのファイルを保存する。そして、サーバ装置3は、この未接続の端末装置2が接続中に移行した場合、その保存されたコンバート済みのファイルを当該端末装置2に送信する。その結果、サーバ装置3は、負荷に応じて、同期対象の未接続の端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバートを開始する為、ファイル同期に要する処理を分散化できる。
また、実施例1のサーバ装置3は、同期対象の端末装置2が“接続中”でない場合でも、サーバ装置3の負荷が所定レベルを超えた場合、同期対象の“未接続”の端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバート処理を禁止する。その結果、サーバ装置3は、一時的に集中するファイル同期に要する処理負担を分散できる。
実施例1では、ファイルの指定要求又は更新要求等の同期依頼に応じて対象ファイルを端末装置2側で利用可能なフォーマット形式にコンバートする際、優先順位テーブル25内の優先順位25Bに基づきフォーマット形式を決定した。サーバ装置3は、端末装置2側で利用するフォーマット形式を簡単に決定できる。
尚、上記実施例1では、同一ユーザの複数の端末装置2間でファイルを共有する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、複数のユーザ内の端末装置2間でファイルを共有するファイル同期システムについても同様の効果を得ることができ、その実施の形態につき、実施例2として説明する。
図13は、実施例2のサーバ装置の一例を示すブロック図である。尚、実施例1のサーバ装置3と同一のものには同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図13に示すサーバ装置3Aの記憶部14は、ファイルDB21に代わるファイルDB26と、端末管理テーブル24に代わるユーザ間端末管理テーブル27とを有する。
図14は、ファイルDB26のテーブル構成の一例を示す説明図である。図14に示すファイルDB26は、ファイルID26Aと、ファイル内容26Bと、フォーマットID26Cと、ユーザID26Dと、端末ID26Eとを対応付けて管理する。ファイルID26Aは、ファイルを識別するIDである。ファイル内容26Bは、ファイルデータである。フォーマットID26Cは、ファイルのフォーマット形式を識別するIDである。ユーザID26Dは、ファイルを共有するユーザを識別するIDである。端末ID26Eは、ファイルを共有するユーザの端末装置2を識別するIDである。
制御部15は、ファイルDB26を参照し、ファイルID26Aが“F11”の場合、ファイル内容26Bが“XXX”、フォーマットID26Cが“Ppt”、ユーザID26Dが“U11、U12…”、端末ID26Eの“T21,T22…”と認識できる。尚、制御部15は、ファイルDB26を参照し、ファイル、そのファイルのフォーマット形式、そのファイルを共有するユーザ、そのユーザの端末装置2を認識できる。
図15は、ユーザ間端末管理テーブル27のテーブル構成の一例を示す説明図である。図15に示すユーザ間端末管理テーブル27は、ユーザID27Aと、端末ID27Bと、接続状況27Cと、フォーマットID27Dと、ファイルID27Eと、コンバート済みファイル27Fとを対応付けて記憶する。ユーザID27Aは、ユーザを識別するIDである。端末ID27Bは、端末装置2を識別するIDである。接続状況27Cは、当該端末装置2の通信状態を示す状況である。フォーマットID27Dは、当該端末装置2側で利用可能なフォーマット形式を識別するIDである。ファイルID27Eは、当該端末装置2に対してコンバート済みのファイルがある場合、そのファイルの元ファイルを識別するIDである。コンバート済みファイル27Fは、ファイルのデータである。
制御部15は、例えば、ユーザ間端末管理テーブル27内のユーザID27Aが“U11”、端末ID27Bの“T22”を参照した場合、その接続状況27Cが“接続中”、フォーマットID27Dが“Pdf”と認識できる。更に、制御部15は、例えば、“Pdf”のフォーマット形式でコンバート済みのファイルが存在する場合、そのファイルのファイルID27Eが“F12”、コンバート済みファイル27Fが“bbb”と認識できる。尚、制御部15は、ユーザ間端末管理テーブル27を参照して、ユーザ毎の端末装置2、その端末装置2の利用可能なフォーマット形式、端末装置2の接続状況、その端末装置2のコンバート済みのファイル及び元ファイルを認識できる。
更新ファイル処理部45Aは、端末装置2からのファイルの更新要求に応じて、当該更新要求の更新対象ファイルのファイルID26Aを用いてユーザID26DをファイルDB26から取得する。更に、更新ファイル処理部45Aは、ユーザ間端末管理テーブル27を参照して、ユーザID27Aの端末ID27Bに対応した接続状況27Cを認識する。更新ファイル処理部45Aは、接続状況27Cが“接続中”の端末装置2を識別する。更新ファイル処理部45Aは、“接続中”の端末装置2を識別すると、ユーザ間端末管理テーブル27を参照して、当該端末装置2側で利用可能なフォーマットIDと、更新対象ファイルのフォーマットIDとを比較する。
そして、更新ファイル処理部45Aは、フォーマットIDが異なる場合、更新対象ファイルをファイルDB26から読み出す。更新ファイル処理部45Aは、読み出した更新対象ファイルに対する当該端末装置2側で利用可能なフォーマット形式へのコンバートをコンバート処理部46に指示する。
また、更新ファイル処理部45Aは、フォーマットIDが同一の場合、更新対象ファイルをファイルDB26から読み出す。更に、更新ファイル処理部45Aは、読み出した更新対象ファイルを、そのままのフォーマット形式で更新対象ファイルの端末装置2への送信を元ファイル送信部32に指示する。
また、更新ファイル処理部45Aは、ユーザID27Aの端末ID27Bに対応した接続状況27Cを参照し、接続状況27Cが“未接続”の端末装置2を識別する。更に、更新ファイル処理部45Aは、ユーザ内の“未接続”の端末装置2の内、更新対象ファイルのコンバートを要する端末装置2の場合、負荷監視部42の監視結果に基づき、サーバ装置3の負荷が所定レベル以内であるか否かを判定する。
更新ファイル処理部45Aは、サーバ装置3Aの負荷が所定レベル以内の場合、“未接続”の端末装置2側で利用可能なフォーマット形式への更新対象ファイルのコンバートを許可する。また、更新ファイル処理部45Aは、サーバ装置3Aの負荷が所定レベル以内でない場合、“未接続”の端末装置2側の更新対象ファイルのコンバートを禁止する。
コンバート管理部47は、端末装置2側の利用可能なフォーマット形式に更新対象ファイルをコンバートする際、コンバート済みの他のユーザの更新対象ファイルとしてユーザ間端末管理テーブル27に保存する。更新ファイル処理部45Aは、現在、ユーザの端末装置2の利用可能なフォーマット形式に更新対象ファイルをコンバートする際、ユーザ間端末管理テーブル27を参照する。更に、更新ファイル処理部45Aは、コンバートする更新対象ファイルのフォーマット形式と同一タイプである更新対象ファイル及びフォーマット形式の、保存されたコンバート済みファイルがユーザ間端末管理テーブル27内にあるか否かを判定する。
更新ファイル処理部45Aは、他のユーザの該当するコンバート済みファイルがユーザ間端末管理テーブル27内にある場合、当該コンバート済みファイルを今回の更新ファイルに用いる。
例えば、ユーザ“U12”の端末装置“T32”で更新ファイル“F12”をフォーマット形式“Bmp”にコンバートし、そのコンバート済みファイルが“ddd”とする。この際、ユーザ間端末管理テーブル27には、ユーザID27Aが“U12”、端末ID27Bが“T32”、フォーマットID27Dが“Bmp”、ファイルID27Eが“F12”及びコンバート済みファイル27Fが“ddd”が保存されている。
そして、更新ファイル処理部45Aは、ユーザ“U11”、端末装置“T23”、フォーマット形式“Bpm”、更新対象ファイル“F12”に基づき、更新対象ファイル“F12”を“Bpm”でコンバートすると仮定する。この際、更新ファイル処理部45Aは、ユーザ間端末管理テーブル27を参照し、保存中のコンバート済みファイル27Fの内、更新対象ファイル“F12”及びフォーマット形式“Bmp”の同一タイプのコンバート済みファイルが存在するか否かを判定する。更新ファイル処理部45Aは、同一タイプのコンバート済みファイルが存在する場合、更新対象ファイル“F12”及びフォーマット形式“Bmp”に対応したユーザ“U12”のコンバート済みファイル“ddd”を取得する。そして、更新ファイル処理部45Aは、“U11”の更新対象ファイルをコンバートせず、その“U12”のコンバート済みファイル“ddd”をユーザ“U11”の端末装置“T23”のコンバート済みファイルとして保存する。
実施例2のサーバ装置3Aは、更新対象ファイルをユーザ毎の端末装置2のフォーマット形式にコンバートすると、そのコンバート済みのファイルをユーザ間端末管理テーブル27に保存する。サーバ装置3Aは、更新対象ファイルを他のユーザの端末装置2のフォーマット形式にコンバートする際、当該更新対象ファイル及びフォーマット形式と同一タイプの保存済みのコンバート済みファイルがユーザ間端末管理テーブル27内にあるか否かを判定する。サーバ装置3Aは、ユーザ間端末管理テーブル27内に保存済みのコンバート済みファイルが存在する場合、その保存済みのコンバート済みファイルを読み出し、読み出したコンバート済みファイルを他のユーザのコンバート済みファイルとして保存する。その結果、サーバ装置3Aは、同一タイプの更新対象ファイル及びフォーマット形式が存在する場合、そのコンバート済みファイルを複数のユーザ間で使い回すことで、コンバート処理に要する処理負担を軽減できる。
また、上記実施例1では、ファイル更新要求に応じて更新対象ファイルを共有する同一ユーザ内の各端末装置2に当該更新対象ファイルを送信した。しかしながら、同一ユーザ内で複数の端末装置2が存在する場合、その複数の端末装置2の内、一番最近使用した端末装置2に更新対象ファイルを優先的に送信するようにしても良く、この場合の実施の形態につき、実施例3として説明する。
図16は、実施例3のサーバ装置の一例を示すブロック図である。尚、上記実施例1のファイル同期システム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図16に示すサーバ装置3Bの記憶部14は、端末使用履歴テーブル28を有する。図17は、端末使用履歴テーブル28のテーブル構成の一例を示す説明図である。図17に示す端末使用履歴テーブル28には、端末ID28Aと、端末使用履歴28Bとが対応付けて管理されている。尚、端末使用履歴28Bは、端末装置2の端末操作、例えば、キーボード入力、マウス操作やボタン操作等の使用履歴である。制御部15内の端末間優先決定部48は、端末使用履歴テーブル28の端末使用履歴28Bを参照し、最後に利用した端末装置2の端末ID28Aを特定する。端末間優先決定部48は、端末使用履歴28Bを参照し、「2010.01.01.13:05:30」の端末装置“T14”を第1位として特定する。そして、制御部15内の更新ファイル処理部45は、同期対象の“接続中”の端末装置2が複数存在する場合、その“接続中”の端末装置2の内、端末使用履歴の新しい順に端末装置2を特定する。
また、更新ファイル処理部45は、端末使用履歴の新しい順に同期対象の“接続中”の端末装置2を順次特定すると、その端末装置2に対して更新対象ファイルのコンバートを要するか否かを判定する。そして、更新ファイル処理部45は、端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバートを要する場合、コンバート処理部46を通じて更新対象ファイルに対してコンバートし、コンバート済みファイルを端末装置2に送信する。また、更新ファイル処理部45は、端末装置2に対する更新対象ファイルのコンバートが不要な場合、更新対象ファイルを端末装置2に送信する。つまり、サーバ装置3Bは、端末使用履歴28Bを参照して新しい順に端末装置2を特定し、その順次特定された端末装置2に更新対象ファイルを送信する。
また、更新ファイル処理部45は、同期対象の“未接続”及び未コンバートの端末装置2が複数存在する場合、“未接続”及び未コンバートの端末装置2の内、端末使用履歴の新しい順に端末装置2を特定する。
また、更新ファイル処理部45は、サーバ負荷が所定レベル以内の場合、“未接続”及び未コンバートの端末装置2の内、端末使用履歴の新しい順に端末装置2を順次特定する。そして、コンバート処理部46は、順次特定した端末装置2に対する更新対象ファイルをコンバートする。更に、コンバート管理部47は、コンバート済みの更新対象ファイルを端末管理テーブル24内に順次保存する。
また、更新ファイル処理部45は、端末管理テーブル24内にファイル未更新の端末装置2に送信するコンバート済みファイルが複数存在し、ファイル未更新の端末装置2の内、複数の端末装置2が新たに接続されたとする。この場合、更新ファイル処理部45は、端末使用履歴の新しい順に端末装置2を特定する。そして、コンバート済みファイル送信部33は、端末使用履歴に基づき、特定された端末装置2に対してコンバート済みのファイルを順次送信する。
実施例3では、サーバ装置3Bがファイル更新要求を検出すると、接続中の端末装置2の内、端末使用履歴に基づき、最後に使用した端末装置2に対して優先的に更新対象ファイルを送信する。その結果、サーバ装置3Bは、最後に使用した、つまり、現在使用している可能性の高い端末装置2に対して優先的に最新のファイルを送信できる。
また、実施例3では、サーバ装置3Bがファイル更新要求を検出すると、サーバ装置3Bの負荷が所定レベル以内で、未接続の端末装置2の内、コンバートを要する端末装置2が複数あるとする。この場合、サーバ装置3Bは、端末使用履歴に基づき、最後に使用した端末装置2への更新対象ファイルを優先的にコンバートする。その結果、端末装置2は、現在使用している可能性の高い端末装置2に対する最新のファイルを取得できる。
尚、上記実施例3では、端末使用履歴を使用したが、使用回数をカウントした端末使用頻度を使用しても良い。この場合、サーバ装置3Bは、端末使用頻度に基づき、その使用頻度が多い端末装置2に更新対象ファイルを優先的にコンバートしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図18は、ファイル同期プログラムを実行するコンピュータを示す説明図である。
図18に示すファイル同期プログラムを実行するコンピュータ100では、HDD(Hard Disk Drive)110、RAM(Random Access Memory)120、ROM(Read Only Memory)130及びCPU140を有する。更に、コンピュータ100は、操作部150、表示部160及び通信部170を有する。そして、コンピュータ100は、HDD110、RAM120、ROM130、CPU140、操作部150、表示部160及び通信部170がバス180を介して接続される。
そして、HDD110には、上記実施例と同様の機能を発揮するファイル同期プログラムが予め記憶されている。尚、HDD110ではなく、ROM130や、図示せぬドライブでコンピュータ読取可能な記録媒体にファイル同期プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。ファイル同期プログラムとしては、図18に示すように、判定プログラム110A、変換プログラム110B及び送信プログラム110Cである。尚、プログラム110A、110B及び110Cについては、図2に示したサーバ装置3の各構成要素と同様、適宜統合又は分散してもよい。
そして、CPU140が、これらのプログラム110A、110B及び110CをHDD110から読み出してRAM120上で実行する。そして、図18に示すように、各プログラム110A、110B及び110Cは、RAM120上で判定プロセス120A、変換プロセス120B及び送信プロセス120Cとして機能するようになる。
HDD110には、端末装置間で共有するファイルを格納すると共に、端末装置で利用可能なフォーマット形式を格納するものである。CPU140は、同期対象ファイルの同期依頼を検出すると、当該同期対象ファイルに関わる同期対象の端末装置が当該同期対象ファイルを受信できる状態にあるか否かを判定する。更に、CPU140は、同期対象の端末装置が同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、当該同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換する。更に、CPU140は、当該同期対象の端末装置に対して、当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換済みの前記同期対象ファイルを送信して、同期対象の端末装置間で同期対象ファイルを同期させる。その結果、端末装置間のファイル同期に要する処理負担を分散できる。
1 ファイル同期システム
2 端末装置
3 サーバ装置
4 ネットワーク
21 ファイルDB
23 フォーマット格納部
24 端末管理テーブル
33 コンバート済みファイル送信部
42 負荷監視部
43 端末監視部
44 指定ファイル処理部
45 更新ファイル処理部
46 コンバート処理部
47 コンバート管理部

Claims (5)

  1. 複数の端末装置間で共有するファイルを端末装置間で同期させるサーバ装置のファイル同期方法であって、
    同期対象ファイルの同期依頼を検出すると、当該同期対象ファイルに関わる同期対象の端末装置が当該同期対象ファイルを受信できる状態にあるか否かを判定し、
    前記同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、前記端末装置毎に利用可能なフォーマット形式を管理するテーブルを参照し、当該同期対象の端末装置が利用可能なフォーマット形式と当該同期対象ファイルのフォーマット形式とを比較し、そのフォーマット形式が異なる場合に、当該同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換し、
    当該同期対象の端末装置に対して、当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換済みの前記同期対象ファイルを送信して、前記同期対象の端末装置間で前記同期対象ファイルを同期させ、
    前記同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを前記同期対象の端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換すると、当該端末装置のユーザに対応付けて、当該端末装置、当該同期対象ファイルを識別する識別情報、当該端末装置が利用可能なフォーマット形式及び、当該フォーマット形式で変換済みの同期対象ファイルを管理テーブルに保存しておき、
    新たな同期対象の端末装置に対して同期対象ファイルをフォーマット形式に変換する際、当該同期対象ファイルを識別する識別情報及び、当該端末装置のフォーマット形式が同一の変換済みの同期対象ファイルが前記管理テーブル内にあるか否かを判定し、
    当該変換済みの同期対象ファイルが前記管理テーブル内にある場合に、当該変換済みの同期対象ファイルを前記新たな同期対象の端末装置、当該同期対象ファイルの識別情報、当該端末装置のフォーマット形式に対応付けて前記管理テーブル内に保存し、
    当該新たな同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、当該保存された変換済みの同期対象ファイルを当該新たな同期対象の端末装置に送信する
    各処理を実行させることを特徴とするファイル同期方法。
  2. 前記同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にない場合に、当該サーバ装置の負荷状態が所定レベル以内であるか否かを判定し、
    当該サーバ装置の負荷状態が所定レベル以内の場合に、前記同期対象の端末装置に対して当該同期対象ファイルを当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換し、
    当該同期対象の端末装置に関わる変換済みの前記同期対象ファイルを保存し、
    当該同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、当該保存された変換済みの前記同期対象ファイルを当該端末装置に送信する
    各処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載のファイル同期方法。
  3. 前記同期対象の端末装置の内、同期対象ファイルをフォーマット形式に変換する端末装置の優先順位を管理し、
    前記同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換する際、複数の同期対象の端末装置の内、前記優先順位に基づき、前記同期対象ファイルを前記フォーマット形式に変換する端末装置を決定する
    各処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載のファイル同期方法。
  4. 複数の端末装置間で共有するファイルを格納するファイル格納部と、
    前記端末装置側で前記ファイルを利用可能にするフォーマット形式を格納するフォーマット格納部と、
    複数の端末装置間で共有するファイルの内、同期対象ファイルの同期依頼を検出すると、当該同期対象ファイルに関わる同期対象の端末装置が当該同期対象ファイルを受信できる状態にあるか否かを判定する第1の判定部と、
    前記同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、前記端末装置毎に利用可能なフォーマット形式を管理するテーブルを参照し、当該同期対象の端末装置が利用可能なフォーマット形式と当該同期対象ファイルのフォーマット形式とを比較し、そのフォーマット形式が異なる場合に、当該同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換する変換部と、
    当該同期対象の端末装置に対して、当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換済みの前記同期対象ファイルを送信して、前記同期対象の端末装置間で前記同期対象ファイルを同期させる第1の送信部と、
    前記同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを前記同期対象の端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換すると、当該端末装置のユーザに対応付けて、当該端末装置、当該同期対象ファイルを識別する識別情報、当該端末装置が利用可能なフォーマット形式及び、当該フォーマット形式で変換済みの同期対象ファイルを管理テーブルに保存する第1の保存部と、
    新たな同期対象の端末装置に対して同期対象ファイルをフォーマット形式に変換する際、当該同期対象ファイルを識別する識別情報及び、当該端末装置のフォーマット形式が同一の変換済みの同期対象ファイルが前記管理テーブル内にあるか否かを判定する第2の判定部と、
    当該変換済みの同期対象ファイルが前記管理テーブル内にある場合に、当該変換済みの同期対象ファイルを前記新たな同期対象の端末装置、当該同期対象ファイルの識別情報、当該端末装置のフォーマット形式に対応付けて前記管理テーブル内に保存する第2の保存部と、
    当該新たな同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、当該保存された変換済みの同期対象ファイルを当該新たな同期対象の端末装置に送信する第2の送信部と
    を有することを特徴とするファイル同期サーバ装置。
  5. コンピュータに、
    複数の端末装置間で共有するファイルの内、同期対象ファイルの同期依頼を検出すると、当該同期対象ファイルに関わる同期対象の端末装置が当該同期対象ファイルを受信できる状態にあるか否かを判定し、
    前記同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、前記端末装置毎に利用可能なフォーマット形式を管理するテーブルを参照し、当該同期対象の端末装置が利用可能なフォーマット形式と当該同期対象ファイルのフォーマット形式とを比較し、そのフォーマット形式が異なる場合に、当該同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換し、
    当該同期対象の端末装置に対して、当該端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換済みの前記同期対象ファイルを送信して、前記同期対象の端末装置間で前記同期対象ファイルを同期させ、
    前記同期対象の端末装置に対して前記同期対象ファイルを前記同期対象の端末装置側で利用可能なフォーマット形式に変換すると、当該端末装置のユーザに対応付けて、当該端末装置、当該同期対象ファイルを識別する識別情報、当該端末装置が利用可能なフォーマット形式及び、当該フォーマット形式で変換済みの同期対象ファイルを管理テーブルに保存しておき、
    新たな同期対象の端末装置に対して同期対象ファイルをフォーマット形式に変換する際、当該同期対象ファイルを識別する識別情報及び、当該端末装置のフォーマット形式が同一の変換済みの同期対象ファイルが前記管理テーブル内にあるか否かを判定し、
    当該変換済みの同期対象ファイルが前記管理テーブル内にある場合に、当該変換済みの同期対象ファイルを前記新たな同期対象の端末装置、当該同期対象ファイルの識別情報、当該端末装置のフォーマット形式に対応付けて前記管理テーブル内に保存し、
    当該新たな同期対象の端末装置が前記同期対象ファイルを受信できる状態にある場合に、当該保存された変換済みの同期対象ファイルを当該新たな同期対象の端末装置に送信する
    各処理を実行させることを特徴とするファイル同期プログラム。
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