JP7404715B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、情報サービスの形態としてPaas(Platform as a Service)型サービス上の共通システム環境内に複数のユーザテナントが同居するマルチテナント構成で構築されたSaas(Software as a Service)型サービスが広まり、企業内の文書を管理するDMS(Document Management System)に関しても、こうしたSaaS型サービスが提案されている。
ただ、セキュリティの観点から、高いレベルでセキュリティ管理が要求される顧客情報や機密情報を含む文書は、企業内のDMSで管理し、そうでない文書や他の企業と共有化したい文書を前述したSaaS型のDMSで管理するという文書管理形態が採用される場合が少なくない。
企業内のDMSで管理するファイルのファイル形式は、業務等の利便性等を考慮して決めることができるが、その採用するファイル形式がSaaS型のDMSで採用しているファイル形式と一致するとは限らない。この場合、企業内のDMSで管理しているファイルをSaaS型のDMSに管理させる際には、ファイル形式の変換処理が実施されることになる。
特開2002-123506号公報 特開2010-079850号公報 特許第4160544号明細書
ところで、ファイルには種々の属性情報が設定できるが、ファイルに含まれている属性情報の種類は、全てのファイル形式に共通化されているわけではなく、ファイル形式に依存する属性情報がある。従って、ファイル形式を変換すると、元のファイルに含めて保持されていた属性情報が欠落してしまうおそれがある。
本発明は、ファイルのファイル形式を変換する際に元のファイル形式のファイルに含まれている属性情報が欠落しないように処理することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、他の情報処理装置から第1のファイル形式とは異なる第2のファイル形式のファイルの登録要求に応じて、当該ファイルを第1のファイル形式のファイルに変換する変換手段と、前記第2のファイル形式のファイルに含まれている属性情報のうち、当該ファイルが前記変換手段により変換されると欠落する属性情報を少なくとも含む付加情報を生成する生成手段と、第1のファイル形式に変換された後のファイルに前記付加情報を付加して記憶手段に保存する付加手段と、を有し、前記変換手段は、前記付加手段により前記記憶手段に保存されたファイルの取得要求に応じて、取得要求元となる他の情報処理装置が第1のファイル形式及び第2のファイル形式とは異なる第3のファイル形式にてファイルを使用する場合、前記記憶手段から読み出した第1のファイル形式の当該ファイルを、前記第3のファイル形式に変換し、前記記憶手段から読み出したファイルに含まれている属性情報及び当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報から、前記第3のファイル形式に変換したファイルに含める属性情報を設定することを特徴とする。
また、前記登録要求の送信元となり得る情報処理装置それぞれにおいて使用するファイル形式が特定されている場合、前記送信元で使用されているファイル形式を解析することで第1のファイル形式として使用するファイル形式を決定する決定手段を有することを特徴とする。
また、前記取得要求元において前記第3ファイル形式のファイルに含まれている属性情報が表示される際、前記第3のファイル形式のファイルに含まれていないけれども、前記第3のファイル形式のファイルに含まれている属性情報又は当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報が合わせて表示されるよう制御する表示制御手段を有することを特徴とする。
また、前記変換手段は、前記取得要求元に提供した前記第3のファイル形式のファイルを当該取得要求元から受け取った場合、当該第3のファイル形式のファイルを第1のファイル形式のファイルに変換し、前記生成手段は、前記付加情報に含まれている属性情報を、前記変換手段により第1のファイル形式に変換されたファイルの属性情報に含めることを特徴とする。
また、前記取得要求元から受け取ったファイルに含まれている属性情報は、当該取得要求元において変更されていることを特徴とする。
また、前記表示制御手段は、属性情報毎に表示の可否が設定されている表示制御情報に従って第1のファイル形式のファイルに含まれている属性情報又は当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報の表示を制御することを特徴とする。
また、ファイル授受の相手となり得る他の情報処理装置それぞれにおいて使用するファイル形式を管理する管理手段を有し、前記変換手段は、前記管理手段で管理されるファイル形式を参照して、第1のファイル形式のファイルに変換するファイルのファイル形式又は第1のファイル形式のファイルから変換するファイルのファイル形式を特定することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、他の情報処理装置から第1のファイル形式とは異なる第2のファイル形式のファイルの登録要求に応じて、当該ファイルを第1のファイル形式のファイルに変換する変換手段、前記第2のファイル形式のファイルに含まれている属性情報のうち、当該ファイルが前記変換手段により変換されると欠落する属性情報を少なくとも含む付加情報を生成する生成手段、第1のファイル形式に変換された後のファイルに前記付加情報を付加して記憶手段に保存する付加手段、として機能させ、前記変換手段は、前記付加手段により前記記憶手段に保存されたファイルの取得要求に応じて、取得要求元となる他の情報処理装置が第1のファイル形式及び第2のファイル形式とは異なる第3のファイル形式にてファイルを使用する場合、前記記憶手段から読み出した第1のファイル形式の当該ファイルを、前記第3のファイル形式に変換し、前記記憶手段から読み出したファイルに含まれている属性情報及び当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報から、前記第3のファイル形式に変換したファイルに含める属性情報を設定する
請求項1に記載の発明によれば、ファイルのファイル形式を変換する際に元のファイル形式のファイルに含まれている属性情報が欠落しないように処理することができる。また、第1のファイル形式のファイルに含まれている属性情報及び付加情報から、第3のファイル形式のファイルに含める属性情報を設定することができる。
請求項に記載の発明によれば、ファイル形式の変換に効率的なファイル形式を第1のファイル形式に設定することができる。
請求項に記載の発明によれば、ファイルのファイル形式を変換する際に元のファイル形式のファイルに含まれている属性情報が欠落しないように処理することができる。
請求項に記載の発明によれば、元の第1のファイル形式のファイルに含まれていた属性情報を欠落させずに済む。
請求項に記載の発明によれば、取得要求元において変更された属性情報及び元の第1のファイル形式のファイルに含まれていた属性情報の双方を新たな第1のファイル形式のファイルの属性情報とすることができる。
請求項に記載の発明によれば、取得要求元において第1のファイル形式のファイルに含まれている属性情報の表示/非表示を制御することができる。
請求項に記載の発明によれば、ファイル形式の変換対象とするファイルのファイル形式を容易に特定することができる。
請求項に記載の発明によれば、ファイルのファイル形式を変換する際に元のファイル形式のファイルに含まれている属性情報が欠落しないように処理することができる。また、第1のファイル形式のファイルに含まれている属性情報及び付加情報から、第3のファイル形式のファイルに含める属性情報を設定することができる。
本実施の形態における業務連携システムを示すブロック構成図である。 本実施の形態において例示する文書のファイル形式とファイルプロパティ及び属性情報の関係を示す図である。 本実施の形態おいて文書を共通DMSに登録する際に利用される登録画面の表示例を示す図である。 本実施の形態おける文書登録処理を示すフローチャートである。 本実施の形態おいて登録文書の変換前後のファイルプロパティの関係を示す図である。 本実施の形態おける文書取得処理を示すフローチャートである。 本実施の形態において文書を共通DMSから取得する際に利用される取得画面の表示例を示す図である。 本実施の形態おいて取得文書の変換前後のファイルプロパティの関係を示す図である。 本実施の形態おいて共通DMSから取得した文書のファイルプロパティを表示する表示画面の表示例を示す図である。 本実施の形態おいて共通DMSに登録されている文書を更新する際に利用される更新画面の表示例を示す図である。 本実施の形態おいて更新文書の変換前後の属性情報の関係を示す図である。 本実施の形態おいて取得文書の変換前後のファイルプロパティの関係を示す図である。 本実施の形態おいて共通DMSから取得した文書のファイルプロパティを表示する表示画面の表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態における業務連携システムを示すブロック構成図である。図1には、業務を連携して遂行する企業が個々に有する企業内システム1と、複数のテナント、本実施の形態の場合、業務を連携して遂行する複数の企業によって共通して利用される共通DMS2とが示されている。本実施の形態では、共通DMS2を利用する企業のことを「テナント」とも称している。なお、本実施の形態では、企業A,B,Cという3社によって共通DMS2が利用される場合を例にして説明するが、共通DMS2を利用する企業数は、複数であれば3社に限定する必要はない。
図1に示すように、企業内システム1a,1b,1c及びテナントシステム20a,20b,20cは、各企業とも同様の構成を有していればよい。従って、以降の説明において、区別して説明する必要がない場合、添字“a”,“b”,“c”を省略して記載することにする。例えば、企業内システム1a,1b,1cは「企業内システム1」と総称する。
「文書管理システム」(以下、「DMS」(Document Management System)とも言う)は、電子文書を格納・管理するコンピュータ上のシステムのことを言うが、各企業は、自社の企業内システム1に設けた企業内DMS11と、共通DMS2とを併用する。本実施の形態では、他企業に参照されたくないセキュリティ性の高い文書等を企業内DMS11で管理し、業務連携のために他企業と共用する必要のある文書やセキュリティ性の高くない文書等を共通DMS2で管理することを想定している。ただ、どの文書を企業内DMS11又は共通DMS2のどちらで管理させるかは、連携企業間の契約等に従って各企業が適宜決めればよい。本実施の形態で取り扱う文書は、企業内DMS11又は共通DMS2のいずれかで保持、管理されることになるが、企業内DMS11と共通DMS2を区別して説明する必要がない場合、単に「DMS」と総称する。
企業内システム1は、企業内DMS11及びユーザ端末12がLAN等のネットワーク13で接続されて構成される。また、企業内システム1は、インターネット3を介して共通DMS2にアクセス可能である。
ユーザ端末12は、DMSが管理する文書に関する処理を行う場合にユーザにより使用される情報処理装置である。例えば、ユーザ端末12は、汎用的なPC(Personal Conputer)等で実現可能であり、CPU、ROM、記憶手段としてのRAM及びハードディスクドライブ(HDD)、ユーザインタフェース、通信手段としてのネットワークインタフェースを内部バスに接続して構成される。ユーザインタフェースは、マウスやキーボード等の入力手段及びディスプレイ等の表示手段を有する。なお、ネットワーク13には、複数のユーザ端末12が接続されていてもよい。ユーザ端末12には、DMSにアクセスするアプリケーションやWebページを表示するアプリケーションが搭載されている。
企業内DMS11は、企業内で利用する文書を管理する文書管理システムであり、汎用的なサーバコンピュータで実現できる。すなわち、企業内DMS11は、CPU、ROM、記憶手段としてのRAM及びハードディスクドライブ(HDD)、通信手段としてのネットワークインタフェース等を内部バスに接続して構成される。企業内DMS11は、管理対象の文書を格納する文書記憶部112と、文書記憶部112に格納されている文書を管理する文書管理部111とを有している。文書管理部111はまた、ユーザからの要求に応じて、文書記憶部112に格納されている文書のみならず、テナントシステム20の共有文書管理部21と連携して共通DMS2側に文書を登録したり、登録されている文書を取得したりする。文書管理部111は、企業内DMS11を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、文書記憶部112は、企業内DMS11に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
共通DMS2は、複数の企業で共有される文書を管理する文書管理システムである。共通DMS2は、企業内システム1の外部に設けられ、例えばクラウドコンピューティングにより実現可能である。従って、共通DMS2は、1又は複数のサーバコンピュータにより構築される。サーバコンピュータは、企業内システム1と同様に汎用的なサーバコンピュータで実現可能である。
共通DMS2は、企業毎に設けられるテナントシステム20と、フォーマット管理部25とを有している。各テナントシステム20及びフォーマット管理部25は、図示しないネットワークを介してアクセス可能に接続されている。
テナントシステム20は、共有文書管理部21、ファイル変換部22、アクセス制御部23及び共有文書記憶部24を有している。また、テナントシステム20は、インターネット3を介して企業内システム1にアクセス可能である。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については図から省略している。
共有文書記憶部24には、当該企業が他企業と共有する文書が、共通DMS2が採用しているファイル形式にて格納される。共有文書管理部21は、共有文書記憶部24に格納される文書を管理する。具体的には、企業内システム1からの登録要求に応じて文書を共有文書記憶部24に登録するよう制御したり、共有文書記憶部24に格納されている文書を企業内システム1に提供したりする。ファイル変換部22は、共有文書管理部21からの指示に応じて、企業内システム1と共通DMS2との間でやり取りされる文書のファイル形式(「フォーマット」とも言う)及びプロパティの変換を行う。ファイル変換部22に含まれるフォーマット変換部221は、文書ファイルのフォーマットを変換し、プロパティ変換部222は、文書のプロパティを変換する。「プロパティ」に関しては後述する。
アクセス制御部23は、他企業のテナントシステム20が有する共有文書記憶部24に格納されている文書へのアクセスを制御する。従って、共通DMS2上の文書は、各企業の共有文書記憶部24に分散して格納されるが、テナントシステム20は、アクセス制御部23を設けることによって格納場所に関係なく各文書にアクセスすることができる。
フォーマット管理部25は、各企業において採用している文書ファイルのフォーマットを管理する。また、共通DMS2で文書を管理する際の文書ファイルのフォーマットを決定する。
共通DMS2における各構成要素21~23,25は、共通DMS2を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、共有文書記憶部24は、共通DMS2が有するHDDにて実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
ここで、本実施の形態において取り扱う文書ファイルのフォーマット及びプロパティについて説明する。
文書は、ファイルという形態にて各記憶部24,112に記憶される。従って、本実施の形態において「文書」と「文書ファイル」とは同義に用いる。文書は、種々のファイル形式にて保存される。例えば、文書のファイル形式として、一般的なところでは、PDF(Portable Document Format)、マイクロソフト社のWORD(登録商標)等がある。テナントとなる各企業は、企業内システム1において企業内DMS11を用いてローカルに管理する文書のファイル形式を決定することができる。従って、文書の管理に採用されるファイル形式は、企業間でばらつく可能性がある。なお、本実施の形態では、説明の便宜上、各企業における企業内DMS11では、1つのファイル形式に限定して文書を管理しているものとする。また、共通DMS2でも同様に、1つのファイル形式に限定して文書を管理しているものとする。共通DMS2は、複数の企業の文書を管理するため、企業内DMS11と共通DMS2とで異なるファイル形式にて文書を管理する可能性がある。
また、文書ファイルには、文書本文とは別に文書の詳細情報が設定される。本実施の形態では、文書の詳細情報を「ファイルプロパティ」又は単に「プロパティ」と称することにする。ファイルプロパティとしては、例えばファイルの作成日時や作成者等ほとんどのファイル形式によって設定される情報項目がある。また、ファイル形式に依存する項目も存在する。例えば、マーカーや付箋等を付ける機能を持つ文書アプリケーションにより作成される文書ファイルには、マーカーや付箋等に関する情報が属性情報として文書に含まれることになる。文書ファイルにおける属性情報の格納場所は、ファイルヘッダ等が一般的であるが、ファイル形式に依存する。本実施の形態では、文書ファイルの中に含まれ保持されるファイルプロパティを「属性情報」と定義する。従って、あるファイル形式の文書では属性情報となるものの、他のファイル形式の文書では、属性情報とならないファイルプロパティが存在しうる。
例えば、マーカー(「蛍光ペン」ともいう)や付箋、アノテーション(「注釈情報」とも言う)等を付ける機能を持つ文書アプリケーション(例えば、富士ゼロックス社の「Docuworks」(登録商標))により作成される文書ファイルには、マーカー等に関するファイルプロパティが属性情報として文書ファイルに含まれる。一方、マーカーの機能は持つものの付箋の機能は持たない文書アプリケーション(例えば、前述した「WORD」)により作成される文書ファイルには、付箋に関するファイルプロパティは属性情報として文書ファイルに含めることはできない。
前述した文書のファイル形式とファイルプロパティ及び属性情報の関係について、図2を用いてより具体的に説明する。
本実施の形態では、複数種類のファイル形式を取り扱うが、図2では、3種類のファイル形式dfmt1,dfmt2,dfmt3を用いる場合を例示している。また、数多くのファイルプロパティは存在するが、ここでは、図2に示すように3種類のプロパティfp1,fp2,fp3に注目して説明することにする。
図2では、ファイル形式dfmt1の文書ファイルには、プロパティfp1,fp2,fp3のうちプロパティfp1,fp2を属性情報として文書ファイルに含めることが可能であることを示している。一方、ファイル形式dfmt1の文書は、プロパティfp3を属性情報として内部に持つことができない。例えば、ファイル形式dfmt1の文書がマーカー等の機能を持たない文書アプリケーションにより作成される場合、マーカー等に関するファイルプロパティを属性情報として持つことはできない。なお、本実施の形態において用いる「属性情報を含む」と「属性情報を持つ」とは同義である。
また、ファイル形式dfmt2の文書ファイルには、プロパティfp1,fp3が属性情報fp1,fp3として持つことになるが、プロパティfp2は持つことができない。そして、ファイル形式dfmt3の文書ファイルには、プロパティfp2,fp3が属性情報fp2,fp3として持つことになるが、プロパティfp1は持つことができない。
本実施の形態では、企業Aの企業内DMS11aは文書をファイル形式dfmt1で管理し、企業Bの企業内DMS11bは文書をファイル形式dfmt2で管理し、企業Cの企業内DMS11cは文書をファイル形式dfmt3で管理するものとする。そして、共通DMS2では、文書をファイル形式dfmt3で管理するものとする。
ここで、企業内DMS11が企業内DMS11aで管理していた文書を共通DMS2に登録するとする。このように、企業内DMS11aと共通DMS2で採用しているファイル形式が異なる場合、企業内DMS11aで管理していた文書を共通DMS2で管理するためにファイル形式を変換する必要がある。
ファイル形式を変換すると変換前の文書の属性情報を変換後の文書に含めることができなくなる可能性が生じてくる。具体的に説明すると、企業内DMS11aで取り扱う文書のファイル形式dfmt1では属性情報fp1,fp2を文書に持つが、共通DMS2で取り扱う文書のファイル形式dfmt3では属性情報fp2,fp3を文書に持つ。従って、共通DMS2で文書を管理する際、何ら対策を講じないとファイル形式dfmt1の文書には含まれていた属性情報fp1が欠落してしまうことになる。
本実施の形態では、このような事象を解消するために、文書を異なるファイル形式に変換しても変換前の文書に含まれていた属性情報を欠落しないようにしたことを特徴としている。
以下、本実施の形態における動作について説明する。まず、企業Aのユーザがユーザ端末12aを用いて文書を共通DMS2に登録する場合の処理について説明する。
図3は、文書を共通DMS2に登録する際に利用される登録画面の表示例を示す図である。企業Aのユーザは、所定の操作をすることによってブラウザに共通DMS2からWebページを取得するなどして登録画面をユーザ端末12aに表示させる。続いて、ユーザは、登録対象の文書ファイル、ファイル名及び登録する文書の公開対象とする企業を選択した後、登録ボタンを選択すると、ユーザ端末12aは、企業内DMS11aに登録画面から入力指定された項目を含む登録要求を送信する。
企業内DMS11aにおける文書管理部111aは、ユーザ端末12aから送られてきた登録要求を受信すると、登録要求対象の文書ファイル“File1.dfmt1”を文書記憶部112aから取り出し、登録要求に付加して共通DMS2へ送信する。
以下、共通DMS2において実施される文書の登録処理について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
共通DMS2において、企業Aのテナントシステム20aにおける共有文書管理部21aは、企業内システム1aから送られてきた登録要求を受け付けると(ステップ101)、その登録要求に付加されている文書のファイル形式を確認する。この例では、文書“File1”のファイル形式はdfmt1であり、共通DMS2が採用しているファイル形式dfmt3とは異なるので(ステップ102でN)、共有文書管理部21aは、ファイル形式の変換をファイル変換部22aに指示する。
ファイル変換部22aにおけるフォーマット変換部221aは、文書“File1.dfmt1”のファイル形式をdfmt1からdfmt3に変換する(ステップ103)。続いて、ファイル変換部22aにおけるプロパティ変換部222aは、文書“File1.dfmt1”の属性情報をファイル形式dfmt3用に変換する(ステップ104)。この属性情報の変換処理について、図5を用いて説明する。
図2を用いて説明したように、ファイル形式dfmt1の文書ファイルには、属性情報fp1,fp2が含まれている。図5では、属性情報fp1,fp2の各属性値が“A”、“B”であることを示している。ファイルプロパティfp3は、ファイル形式dfmt1の文書ファイルの属性情報に該当せず、文書ファイル内に持てないので、持てないことを“-”で示している。
一方、変換後のファイル形式dfmt3の文書ファイルは、ファイルプロパティfp2,fp3を属性情報として持てるが、ファイルプロパティfp1は持てない。従って、プロパティ変換部222bは、ファイル形式dfmt1の文書が持つ属性情報fp1,fp2のうち属性情報fp2の属性値“B”を変換後のファイル形式dfmt3の文書ファイルの属性情報として含める。一方、属性情報fp1の属性値“A”は、ファイル形式dfmt3の文書ファイルの属性情報として含めることはできない。従って、図5では、ファイル形式dfmt3の文書ファイルの属性情報fp1には持てないことを“-”で示している。また、ファイル形式dfmt3の文書では、ファイルプロパティfp3を属性情報として持てるが、変換前のファイル形式dfmt1の文書ファイルに含まれていないため、本実施の形態では、対応する変換前の属性情報がないことを示す“null”を属性情報fp3の属性値として含める。
ところで、このままだと属性情報として持てない属性情報fp1の属性値“A”を欠落させてしまうことになるので、プロパティ変換部222aは、属性情報として持てない属性情報fp1の属性値“A”を含む付加情報を生成する。本実施の形態では、付加情報に含めるときのプロパティ値を「DMSプロパティ値」と称している。このように、本実施の形態では、フォーマット変換したことで欠落する属性情報の属性値、この例では、属性情報fp1の属性値“A”を少なくともDMSプロパティ値として付加情報に含める。本実施の形態では、更にフォーマット変換しても欠落しない属性情報fp2の属性値“B”も合わせて付加情報に含める。また、属性情報と同様に、プロパティ変換部222aは、対応する変換前の属性情報がないことを示す“null”をファイルプロパティfp3のプロパティ値として付加情報に含める。
共有文書管理部21aは、フォーマット変換された文書“File1.dfmt3”に付加情報を付加した後(ステップ105)、共有文書記憶部24aに保存する(ステップ106)。
なお、企業内DMS11cが共通DMS2に文書の登録要求を送信する場合、企業内DMS11cと共通DMS2とは同じファイル形式にて文書を管理しているので(ステップ102でY)、共有文書管理部21cは、ファイル形式の変換をファイル変換部22cに実行させることなく、受信した文書をそのまま共有文書記憶部24cに保存することになる(ステップ107)。
続いて、企業Bのユーザがユーザ端末12bを用いて共通DMS2に登録されている文書を取得する場合の文書取得処理について図6に示すフローチャートを用いて説明する。
企業Bのユーザは、所定の操作をすることによって文書の取得要求を企業内DMS11bに送る。なお、ユーザは、この際に取得対象とする文書の取得条件を指定してもよい。企業内DMS11bにおける文書管理部111bは、ユーザ端末12bからの要求に応じてファイル名の取得要求を共通DMS2へ送信する。このとき、文書管理部111bは、ユーザIDやユーザのグループID等ユーザに関連する情報等を、ファイル名の取得条件として取得要求に含めてもよい。また、文書管理部111bは、文書記憶部112bから取得対象の候補となる文書のファイル名を取得する。
共通DMS2において、企業Bのテナントシステム20bにおける共有文書管理部21bは、企業内システム1bから送られてきたファイル名の取得要求を受け付けると(ステップ111)、共有文書記憶部24bに保存されている、取得対象の候補となる文書のファイル名を取得する。また、アクセス制御部23bは、共有文書管理部21bからの指示に応じて自社以外の企業、この例の場合は、企業A,Cの各共有文書記憶部24a,24cにアクセスして取得対象の候補となる文書のファイル名を取得する。このように、共有文書管理部21bは、文書管理部111bからの取得要求に応じて自己及びアクセス制御部23bが取得し、ファイル名を文書管理部111bに返信する(ステップ112)。
企業内DMS11bにおける文書管理部111bは、ユーザ端末12bからの取得要求に応じて取得したファイル名及び取得要求に応じて共通DMS2から送られてきたファイル名を含む取得画面を生成してユーザ端末12bに表示させる。
図7は、文書を取得する際に利用される取得画面の表示例を示す図である。ユーザは、この取得画面から取得したい文書に対応する取得ボタンを選択すると、企業内DMS11bは、ユーザにより選択された文書を受け付ける。すなわち、選択された文書がローカル側に保存されていれば、文書管理部111bは、文書記憶部112bから該当する文書を取り出してユーザに提供する。選択された文書が共通DMS2側に保存されていれば、文書管理部111bは、共有文書管理部21bと連携して該当する文書を取得し、ユーザに提供する。ここでは、選択された文書が共通DMS2側に保存されているものとして説明を続ける。
選択された文書が共通DMS2側に保存されている場合、文書管理部111bは、ファイル名が指定された文書の取得要求を企業内DMS11bに送る。
共通DMS2において、テナントシステム20bにおける共有文書管理部21bは、企業内システム1bから送られてきた文書の取得要求を受け付けると(ステップ113)、指定されている文書を該当する共有文書記憶部24から取得する(ステップ114)。ここでは、ユーザが企業Aのテナントシステム20aで管理されている文書“File1”を選択したものとして説明する。
このとき、前述したように、企業Bの企業内DMS11bは文書をファイル形式dfmt2で管理しており、共通DMS2は文書をファイル形式dfmt3で管理している。このように、企業内DMS11と共通DMS2とで採用しているファイル形式が異なる場合(ステップ115でN)、フォーマット変換部221bは、共有文書管理部21bからの指示に応じて共通DMS2においてファイル形式dfmt3で管理されている文書“File1.dfmt3”のファイル形式をdfmt2に変換する(ステップ116)。続いて、ファイル変換部22bにおけるプロパティ変換部222bは、文書“File1.dfmt3”の属性情報をファイル形式dfmt2用に変換する(ステップ117)。この文書取得時における属性情報の変換処理について図8を用いて説明する。
文書“File1.dfmt3”のファイルプロパティ(つまり、図8に示す変換前のファイルプロパティ)は、図5に示す変換後のファイルプロパティと同じである。図2を用いて説明したように、ファイル形式dfmt3の文書ファイルには、属性情報fp2,fp3が含まれている。一方、変換後のファイル形式dfmt2の文書ファイルには、ファイルプロパティfp1,fp3が含まれている。従って、プロパティ変換部222bは、ファイル形式dfmt3の文書が持つ属性情報fp2,fp3のうち共通して持つ属性情報fp3の属性値“null”を変換後のファイル形式dfmt2の文書ファイルの属性情報としてそのまま含める。ファイル形式dfmt3の文書が持つ属性情報fp2は、変換後のファイル形式dfmt2の文書の属性情報に含めることはできないので、持てないことを“-”で示している。ファイル形式dfmt2の文書が持てる属性情報fp1は、ファイル形式dfmt3の文書では属性情報として持っていないが、文書“File1.dfmt3”の付加情報にDMSプロパティ値“A”として保存されている。従って、プロパティ変換部222bは、付加情報を参照してDMSプロパティ値“A”をファイル形式dfmt2の文書“File1.dfmt2”の属性情報に含める。
共有文書管理部21bは、以上のようにして変換された文書を、取得要求元の企業内DMS11bへ送信する(ステップ118)。
なお、企業内DMS11cが共通DMS2に文書の取得要求を送信する場合、企業内DMS11cと共通DMS2とは同じファイル形式にて文書を管理しているので(ステップ115でY)、共有文書管理部21cは、ファイル形式の変換をファイル変換部22cに実行させることなく、指定された文書を取得要求元の企業内DMS11cへそのまま送信することになる(ステップ119)。
図9は、本実施の形態おいて共通DMS2から取得したファイル名が“File1”の文書のファイルプロパティがユーザ端末12bの画面に表示されたときの画面表示例を示す図である。前述したように、企業内システム1bでは、文書はファイル形式dfmt2にて管理されるので、ファイルプロパティfp1“A”,fp3“null”は、その文書“File1.dfmt2”の属性情報から読み出されて画面表示される。
ところで、ファイルプロパティfp2は、文書“File1.dfmt2”の属性情報に含まれていないが、共有文書管理部21bは、文書“File1.dfmt3”の属性情報に含まれていたファイルプロパティfp2“B”を文書管理部111bへ送ることによって、図9に例示するようにファイルプロパティfp2のプロパティ値として、文書“File1.dfmt2”の属性情報と合わせて表示されるように制御する。本実施の形態においては、文書“File1.dfmt2”の属性情報としては含まれていないものの、登録時には文書“File1.dfmt1”の属性情報として含まれており、また保存時には文書“File1.dfmt3”の属性情報として含まれていたファイルプロパティfp2“B”を画面に表示することによってユーザに提供することができる。なお、上記説明では、存在するファイルプロパティfp2“B”を 無条件に表示させるようにしたが、共通DMS2において、文書“File1.dfmt3”に含まれる属性情報毎に表示の可否を表示制御情報として設定し、共有文書管理部21bは、表示制御情報に従って属性情報(上記例では“B”)の表示を制御するようにしてもよい。
企業内システム1では、共通DMS2から送られた文書あるいは文書の属性情報を編集することによって、文書の属性情報が企業内システム1側で更新される場合がある。そして、企業内システム1は、更新された文書を共通DMS2に再登録する場合、より詳細には、企業内システム1側で更新された文書で共通DMS2にある更新前の文書を上書き更新する場合がある。以下、共通DMS2で管理されている文書を企業内システム1で変更した文書にて更新する処理について説明する。ここでは、企業Bのユーザによる編集処理によって文書“File1.dfmt2”の属性情報fp1“A”が“G”に、属性情報fp3“null”が“H”に、それぞれ変更された場合を例にして説明する。
図10は、共通DMS2に登録されている文書を更新する際に利用される更新画面の表示例を示す図である。企業Bのユーザは、所定の操作をすることによってブラウザにWebページを共通DMS2から取得させるなどして更新画面をユーザ端末12bに表示させる。続いて、ユーザは、更新対象の文書ファイル及びファイル名を入力指定した後、更新ボタンを選択すると、ユーザ端末12bは、更新画面から入力指定された項目を含む更新要求を企業内DMS11bへ送信する。
企業内DMS11bにおける文書管理部111bは、ユーザ端末12bから送られてきた更新要求を受信すると、更新要求対象の文書ファイル“File1.dfmt2”を文書記憶部112bから取り出し、更新要求に付加して共通DMS2へ送信する。
なお、企業内システム1bから送られてくる更新要求に応じて、共通DMS2において実行される処理の内容は、図4に示す文書登録処理と基本的には同じでよい。
共通DMS2において、企業Bのテナントシステム20bにおける共有文書管理部21bは、企業内システム1bから更新要求が送られてくると、その更新要求に付加されている文書のファイル形式を確認する。この例では、文書“File1”のファイル形式はdfmt2であり、共通DMS2が採用しているファイル形式dfmt3とは異なるので、文書管理部111bは、ファイルの変換をファイル変換部22bに指示する。
ファイル変換部22bにおけるフォーマット変換部221bは、文書“File1.dfmt2”のファイル形式をdfmt2からdfmt3に変換する。続いて、ファイル変換部22bにおけるプロパティ変換部222bは、文書“File1.dfmt2”の属性情報をファイル形式dfmt3用に変換する。この属性情報の変換処理について図11を用いて説明する。
図2を用いて説明したように、ファイル形式dfmt2の文書ファイルには、属性情報fp1,fp3が含まれている。図11では、属性情報fp1,fp3の各属性値が“G”、“H”であることを示している。ファイルプロパティfp2は、ファイル形式dfmt2の文書ファイルの属性情報に該当せず、文書ファイル内に持てないので、持てないことを“-”で示している。
一方、変換後のファイル形式dfmt3の文書ファイルは、ファイルプロパティfp2,fp3を属性情報として持てるが、ファイルプロパティfp1は持てない。従って、プロパティ変換部222bは、ファイル形式dfmt2の文書が持つ属性情報fp1,fp3のうち共通して持てる属性情報fp3の属性値“H”を変換後のファイル形式dfmt3の文書ファイルの属性情報として含める。一方、属性情報fp1の属性値“G”は、ファイル形式dfmt3の文書ファイルの属性情報として持つことはできない。従って、図11では、ファイル形式dfmt3の文書ファイルでは、属性情報fp1を持てないことを“-”で示している。また、ファイル形式dfmt3の文書では、ファイルプロパティfp2を属性情報として持てるが、変換前のファイル形式dfmt2の文書ファイルに含まれていない。しかしながら、本実施の形態では、図5に示すように、更新前の文書“File1.dfmt3”の付加情報(あるいは属性情報でもよい)のDMSプロパティ値(属性情報の場合は属性値)には、更新前の文書“File1.dfmt3”の属性情報fp2の属性値“B”が含まれている。従って、プロパティ変換部222bは、更新前の文書“File1.dfmt3”の付加情報(あるいは属性情報)から読み出した“B”を変換後の文書“File1.dfmt3”の属性情報fp2として含める。つまり、本実施の形態では、更新前の文書“File1.dfmt3”の属性情報(この例では属性情報fp2)の属性値を欠落させずに引き継がせることができる。この更新前の文書の付加情報を参照する点が新規登録時における処理とは異なる。
ところで、このままだと属性情報として持てない属性情報fp1の属性値“G”を欠落させてしまうことになるので、プロパティ変換部222bは、属性情報として持てない属性情報fp1の属性値“G”で文書“File1.dfmt3”のDMSプロパティ値を更新する。同様に、プロパティ変換部222bは、文書“File1.dfmt2”の属性情報fp3の属性値“H”(あるいは、変換後の文書“File1.dfmt3”の属性情報fp2の属性値“H”)で文書“File1.dfmt3”のDMSプロパティ値を更新する。また、プロパティ変換部222bは、変換後の文書“File1.dfmt3”の属性情報fp2の属性値“B”で文書“File1.dfmt3”のDMSプロパティ値を更新する。
以上のようにして、プロパティが変換されると、アクセス制御部23bは、共有文書管理部21bからの指示に従い、更新後の付加情報が付加されているフォーマット変換後の文書“File1.dfmt3”で共有文書記憶部24aを更新する。つまり、アクセス制御部23bは、更新後の文書“File1.dfmt3”で更新前の文書“File1.dfmt3”を上書保存する。なお、文書をバージョン管理などして共存させるようにしてもよい。
最後に、企業Aのユーザがユーザ端末12aを用いて共通DMS2に登録した文書を取得する場合の処理について説明する。この取得する処理の内容は、図6に示す文書取得処理と同じである。
ここでも、取得対象の文書として文書“File1.dfmt3”を例にして説明する。この処理は、図6に示す処理を実施することになるので、処理の説明の詳細は適宜省略する。前述したように、プロパティ変換部222aは、文書ファイルのフォーマット変換に続けてプロパティを変換するが、ここでは、変換されるファイルプロパティについて図12を用いて説明する。
文書“File1.dfmt3”の変換前のファイルプロパティは、図11に示す変換後のファイルプロパティと同じである。図2を用いて説明したように、ファイル形式dfmt3の文書ファイルには、属性情報fp2,fp3が含まれている。一方、変換後のファイル形式dfmt1の文書ファイルは、ファイルプロパティfp1,fp2を属性情報として持てる。従って、プロパティ変換部222aは、ファイル形式dfmt3の文書が持つ属性情報fp2,fp3のうち共通して持つ属性情報fp2の属性値“B”を変換後のファイル形式dfmt1の文書ファイルの属性情報としてそのまま含める。ファイル形式dfmt3の文書が持つ属性情報fp3は、変換後のファイル形式dfmt1の文書の属性情報として持つことはできないので、持てないことを“-”で示している。ファイル形式dfmt1の文書が持てる属性情報fp1は、ファイル形式dfmt3の文書では属性情報として持っていないが、文書“File1.dfmt3”の付加情報にDMSプロパティ値“G”として保存されている。従って、プロパティ変換部222aは、付加情報を参照してDMSプロパティ値“G”をファイル形式dfmt1の文書“File1.dfmt1”の属性情報に含める。
図13は、本実施の形態おいて共通DMS2から取得したファイル名が“File1”の文書のファイルプロパティがユーザ端末12aの画面に表示されたときの画面表示例を示す図である。前述したように、企業内システム1aでは、文書はファイル形式dfmt1にて管理されるので、ファイルプロパティfp1“G”,fp2“B”は、その文書“File1.dfmt1”の属性情報から読み出されて画面表示される。ファイルプロパティfp3は、文書“File1.dfmt1”の属性情報に含まれていないが、文書管理部111aは、共有文書管理部21aから、文書“File1.dfmt1”の属性情報に含まれないファイルプロパティfp3“H”を取得し、図13に例示するように、ファイルプロパティfp3のプロパティ値としてユーザに提供する。
本実施の形態では、以上のようにして企業内システム1内で管理する文書の属性情報に含まれないファイルプロパティも画面に表示してユーザに提供することができる。図13の表示例から明らかなように、この例では、企業Bのユーザによって更新された最新のFile1のファイルプロパティが企業Aのユーザに提供されることになる。
なお、企業内システム1cは、共通DMS2が使用するのと同じファイル形式dfmt3を採用しているので、文書のやり取りをする際に前述した文書のフォーマット変換及びプロパティ変換を行わずに済む。
ところで、上記説明では、共通DMS2はファイル形式dfmt3で文書を管理することを前提に説明したが、基本的には、汎用性/可逆性の高いファイル形式を採用するのが好ましい。ただ、採用するファイル形式を企業の採用状況を参照して選定してもよい。前述したように、共通DMS2が採用するファイル形式と異なるファイル形式を採用する企業内システム1との間でファイル交換を行う際にファイル変換処理が必要となってくる。そこで、フォーマット管理部25は、上記例のように企業内DMS11それぞれにおいて使用するファイル形式が特定されている場合、各企業内DMS11で使用されているファイル形式を解析することで共通DMS2が採用するファイル形式を決定してもよい。例えば、企業内システム1が採用しているファイル形式のうち最も多く採用されているファイル形式を用いる。そうすれば、ファイル変換処理を実施する回数を削減できる。また、変換前後の文書ファイルの品質を担保できるようになる。あるいは、各企業内DMS11で使用されているファイル形式のうち、より多くの属性情報を文書ファイル内に含むことができるファイル形式を共通DMS2で用いるファイル形式と決定してもよい。そうすれば、DMSプロパティ値に変換して付加情報に含めて保持する属性情報の数を削減することができる。
ところで、上記説明では、ローカル側での文書の管理に、企業Aはファイル形式dfmt1を、企業Bはファイル形式dfmt2を、企業Cはファイル形式dfmt3を、それぞれ採用し、また共通DMS2はファイル形式dfmt3で管理することを前提に説明した。従って、テナントシステム20におけるファイル変換部22は、登録(あるい更新)要求元又は取得要求元の企業内DMS11が特定されると、企業内DMS11が採用している文書のファイル形式を一意に特定することができた。
そこで、フォーマット管理部25は、登録(あるい更新)要求に付加されている文書のファイル形式を解析することによって、あるいは、各企業内DMS11a~11cに問い合わせることによって各企業内DMS11a~11cにおいて採用している文書のファイル形式を特定し、管理するようにしてもよい。この場合、ファイル変換部22は、フォーマット管理部25で管理されるファイル形式を参照する。具体的には、ファイル変換部22は、フォーマット管理部25からの事前通知によって、あるいはファイル変換を実行する際にフォーマット管理部25に問い合わせることによって登録(あるい更新)要求元又は取得要求元の企業内DMS11が採用している文書のファイル形式を特定するようにしてもよい。
本実施の形態で取り扱うファイルプロパティには、例えば文書の作成日時のように文書自体、あるいは文書全体に関わるファイルプロパティの他に、付箋情報のように文書の一部分に対応させて設定されるファイルプロパティもある。上記説明では、ファイルプロパティをDMSプロパティ値として付加情報に含めると端的に記載したが、ファイルプロパティの種類によっては、複数の属性値を組み合わせて付加情報に設定する必要がある。例えば、ファイルプロパティが付箋情報の場合には、付箋の色、貼付位置、貼付者、他の付箋との関連付け等、付加情報に含めたDMSプロパティ値が元の属性情報に戻された場合に、元の属性情報と同等の情報となるように、DMSプロパティ値を付加情報に含めておく必要がある。
1a,1b,1c 企業内システム、2 共通DMS、3 インターネット、11a,11b,11c 企業内DMS、12a,12b,12c ユーザ端末、13a,13b,13c ネットワーク、20a,20b,20c テナントシステム、21a,21b,21c 共有文書管理部、22a、22b、22c ファイル変換部、23a,23b,23c アクセス制御部、24a,24b,24c 共有文書記憶部、25 フォーマット管理部、111a,111b,111c 文書管理部、112a,112b,112c 文書記憶部、221a,221b,221c フォーマット変換部、222a,222b,222c プロパティ変換部。

Claims (8)

  1. 他の情報処理装置から第1のファイル形式とは異なる第2のファイル形式のファイルの登録要求に応じて、当該ファイルを第1のファイル形式のファイルに変換する変換手段と、
    前記第2のファイル形式のファイルに含まれている属性情報のうち、当該ファイルが前記変換手段により変換されると欠落する属性情報を少なくとも含む付加情報を生成する生成手段と、
    1のファイル形式に変換された後のファイルに前記付加情報を付加して記憶手段に保存する付加手段と、
    を有し、
    前記変換手段は、
    前記付加手段により前記記憶手段に保存されたファイルの取得要求に応じて、取得要求元となる他の情報処理装置が第1のファイル形式及び第2のファイル形式とは異なる第3のファイル形式にてファイルを使用する場合、前記記憶手段から読み出した第1のファイル形式の当該ファイルを、前記第3のファイル形式に変換し、
    前記記憶手段から読み出したファイルに含まれている属性情報及び当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報から、前記第3のファイル形式に変換したファイルに含める属性情報を設定する、
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 記取得要求元において前記第3のファイル形式のファイルに含まれている属性情報が表示される際、前記第3のファイル形式のファイルに含まれていないけれども、前記第3のファイル形式のファイルに含まれている属性情報又は当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報が合わせて表示されるよう制御する表示制御手段を有することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記登録要求の送信元となり得る情報処理装置それぞれにおいて使用するファイル形式が特定されている場合、前記送信元で使用されているファイル形式を解析することで第1のファイル形式として使用するファイル形式を決定する決定手段を有することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記変換手段は、前記取得要求元に提供した前記第3のファイル形式のファイルを当該取得要求元から受け取った場合、当該第3のファイル形式のファイルを第1のファイル形式のファイルに変換し、
    前記生成手段は、前記付加情報に含まれている属性情報を、前記変換手段により第1のファイル形式に変換されたファイルの属性情報に含めることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得要求元から受け取ったファイルに含まれている属性情報は、当該取得要求元において変更されていることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、属性情報毎に表示の可否が設定されている表示制御情報に従って第1のファイル形式のファイルに含まれている属性情報又は当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報の表示を制御することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. ファイル授受の相手となり得る他の情報処理装置それぞれにおいて使用するファイル形式を管理する管理手段を有し、
    前記変換手段は、前記管理手段で管理されるファイル形式を参照して、第1のファイル形式のファイルに変換するファイルのファイル形式又は第1のファイル形式のファイルから変換するファイルのファイル形式を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    他の情報処理装置から第1のファイル形式とは異なる第2のファイル形式のファイルの登録要求に応じて、当該ファイルを第1のファイル形式のファイルに変換する変換手段、
    前記第2のファイル形式のファイルに含まれている属性情報のうち、当該ファイルが前記変換手段により変換されると欠落する属性情報を少なくとも含む付加情報を生成する生成手段、
    1のファイル形式に変換された後のファイルに前記付加情報を付加して記憶手段に保存する付加手段、
    として機能させ
    前記変換手段は、
    前記付加手段により前記記憶手段に保存されたファイルの取得要求に応じて、取得要求元となる他の情報処理装置が第1のファイル形式及び第2のファイル形式とは異なる第3のファイル形式にてファイルを使用する場合、前記記憶手段から読み出した第1のファイル形式の当該ファイルを、前記第3のファイル形式に変換し、
    前記記憶手段から読み出したファイルに含まれている属性情報及び当該ファイルに付加されている付加情報に含まれている属性情報から、前記第3のファイル形式に変換したファイルに含める属性情報を設定する、
    ログラム。
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