JP5816658B2 - ドライバービット - Google Patents

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本発明は、電動工具、エアー工具等の回転工具に着脱可能に取り付けられ、回転工具からの回転トルクを伝達させてねじを締め、又は弛めるのに用いられるドライバービットに関する。
電動工具、エアー工具等の回転工具に取り付けられ、ねじを締め又は弛めるのに用いられるドライバービットとして、特許文献1に記載されたものが知られている。
このドライバービットは、図15に示すように、ビット本体201と、先端部202と、係止溝203と、を備え、電動ドライバ等の回転工具のツール連結部(アンビル等)に設けられた差込口に差し込まれて使用される。このツール連結部の差込口は、六角形であり(詳しくは六角形の内周面によって画定され)、内部にロックボールが露出している(例えば、図2A及び図2Bの符号34を参照)。ロックボールは、通常、前記六角形の頂点位置及び前記六角形を構成する辺の中央位置の少なくとも一方に配置され、差込口の径方向に移動可能に配置されている。
ビット本体201は、回転工具からの回転トルクが伝達される部位であり、軸中心c1方向視において六角形の外周(外周面)を有している。
先端部202は、ねじ頭に形成されたクロス溝に嵌合するクロス刃を有する。このクロス刃は、図16に示すように、軸中心c1方向視において、軸中心c1から外側に向かって互いに直交する方向に延びる4本の刃形成溝204によって形成されている。各刃形成溝204は、軸中心c1方向視において、当該刃形成溝204の中心線c2が軸中心c1とビット本体201の外周における頂点位置とを結ぶ線、又は軸中心c1とビット本体の外周における辺の中央位置とを結ぶ線と重なるように配置されている。
係止溝203は、先端部202とビット本体201との間で周方向に延び、先端部202が回転工具のツール連結部の差込口に差し込まれたときに、ロックボールが入り込む。このように、ロックボールが係止溝203に入り込むことによって、ドライバービット200が回転工具のツール連結部に係止される。具体的には、ドライバービット200が差込口から抜けようとしたときに、ロックボールが係止溝203の側壁に当接してドライバービット200の移動を抑え、これにより、ドライバービット200が差込口から抜けるのを防いでいる。
特開2013−49100号公報
回転工具の機種によって、差込口の底からロックボールの位置までの寸法が異なるものがある。そこで、ドライバービット200の汎用性を高めるために、係止溝203の幅(軸中心c1方向の寸法)を広げることが考えられる。
このように、係止溝203の幅を広げると、刃形成溝204のビット本体201側の端部が係止溝203と繋がる場合があり、この場合、係止溝203における刃形成溝204と繋がった部位の側壁が他の部位に比べて低くなる(図17の斜線部参照)。具体的には、この刃形成溝204と係止溝203とが繋がっている部位は、軸中心c1方向から見たときに、切り欠き形状(凹部)206となっている(図16参照)。
ツール連結部では、通常、ロックボールは、差込口内における差込口の中心と前記多角形の頂点位置とを結ぶ線、及び前記中心と前記多角形を構成する辺の中央位置とを結ぶ線上に配置される。
このようなツール連結部に、前記の刃形成溝204と係止溝203とが繋がったドライバービットが取り付けられると、図17に示すように、軸中心c1方向視において、係止溝203に入り込んだロックボール34(ロックボール34の中心)と凹部206(凹部206の中心)との周方向における位置が一致した状態となる。この状態で、ドライバービットが差込口から抜けようとしたときに、ロックボール34が係止溝203の側壁に十分に引っかからない。このため、ドライバービットが差込口から抜け易い。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、刃形成溝が係止溝に繋がっているドライバービットであって、ロックボールによって回転工具のツール連結部に確実に係止されるドライバービットを提供することを課題とする。
本発明者らは、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。即ち、本発明のドライバービットの一態様では、多角形の差込口と、前記差込口内の頂点位置及び前記差込口内の前記多角形を構成する辺の中央位置の少なくとも一方に配置されたロックボールとを備えた回転工具のツール連結部に取り付けられるドライバービットであって、前記差込口と対応する多角形の外周を有し、前記回転工具から回転トルクが伝達される被伝達部と、ねじ頭に形成されたクロス溝に嵌合するクロス刃が形成された先端部であって、当該ドライバービットの軸中心方向における前記被伝達部の両側に配置される一対の先端部と、前記先端部と前記被伝達部との間で当該ドライバービットの周方向に延び、前記先端部が前記差込口に差し込まれたときに前記ロックボールが入り込む一対の係止溝と、を備える。そして、前記先端部は、当該ドライバービットの軸中心方向視において、前記軸中心から外側に向かって互いに直交する方向に延びることにより前記クロス刃を形成する4本の刃形成溝を有し、前記係止溝は、各刃形成溝の被伝達部側の端部と繋がり、前記係止溝の前記軸中心方向における幅は、前記ロックボールの直径より大きく、前記各刃形成溝は、前記軸中心方向視において、当該刃形成溝の中心線が前記軸中心と前記多角形の外周における頂点位置とを結ぶ線、及び前記軸中心と前記多角形の外周における辺の中央位置とを結ぶ線からずれた位置となるように配置されている。
かかる構成によれば、ツール連結部にドライバービットを取り付けたときに、各刃形成溝の中心線とロックボールの中心が周方向にずれているため、刃形成溝の中心線とロックボールの中心とが周方向において一致している場合(例えば、図17参照)に比べて、ロックボールに引っかかる係止溝の側壁の領域(例えば、図14のスモークで示す部位)が大きくなる。このため、上記構成のドライバービットは、刃形成溝が係止溝に繋がっていても、ツール連結部に確実に係止される。
前記被伝達部の外周が前記軸中心方向視において六角形の場合、前記各刃形成溝は、前記軸中心方向視において、当該刃形成溝の中心線と、前記軸中心と前記多角形の外周における頂点位置とを結ぶ線、及び前記軸中心と前記多角形の外周における辺の中央位置とを結ぶ線と、のなす角が15°となる位置に配置されていることが好ましい。
かかる構成によれば、ロックボールと係止溝の側壁との引っかかりが最も大きくなり、ドライバービットがツール連結部により確実に係止される。
以上より、本発明によれば、刃形成溝が係止溝に繋がっているドライバービットであって、ロックボールによって回転工具のツール連結部に確実に係止されるドライバービットを提供することができる。
ツール連結部における連結部本体の側面図である。 図2Aは、前記連結部本体におけるロックボールの配置位置の一例を示す模式図であり、図2Bは、ロックボールの配置位置の他の例を示す模式図である。 差込口にドライバービットが差し込まれた状態のツール連結部の断面図である。 本実施形態に係るドライバービットの斜視図である。 前記ドライバービットの正面図である。 図6Aは、前記ドライバービットの左側面図であり、図6Bは拡大左側面図である。 前記ドライバービットの平面図である。 図6AにおけるVIII−VIII位置の拡大端面図である。 図5におけるIX−IX位置の拡大端面図である。 図5におけるX−X位置の拡大端面図である。 図5におけるXI−XI位置の拡大端面図である。 図5におけるXII−XII位置の拡大端面図である。 連結部本体にドライバービットを差し込んだ状態を示す斜視図である。 前記ドライバービットにおける係止溝の側壁と、ロックボールとの引っかかりを説明するための図である。 従来のドライバービットの斜視図である。 前記ドライバービットの拡大左側面図である。 前記ドライバービットの係止溝と、ロックボールとの引っかかりを説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明するが、先ず、本実施形態のドライバービットが取り付けられる回転工具(例えば、電動ドライバ等)のツール連結部について図1〜図3を参照しつつ説明する。ここで、図1は、ツール連結部における連結部本体の側面図である。また、図2Aは、前記連結部本体におけるロックボールの配置位置の一例を示す模式図であり、図2Bは、ロックボールの配置位置の他の例を示す模式図である。図3は、差込口にドライバービットが差し込まれた状態のツール連結部の断面図である。
ツール連結部30は、いわゆるアンビルであり、図1〜図3に示すように、連結部本体31と、一対のロックボール34、34と、ボール固定部35と、を備える。
連結部本体31は、有底筒状の部材であり、ドライバービット10が差し込まれる差込口32を画定する内周面32A及び底面32Bを有する。内周面32Aは、ドライバービット10の差込方向C3視が多角形(本実施形態の例では6角形)となるように差込口32を画定する(図1参照)。
一対のロックボール34、34は、差込方向C3視において、内周面32Aの対向する一対の面に設けられた貫通孔33、33内に配置される(図2A参照)。このロックボール34は、差込口32の径方向に移動可能である。この貫通孔33は、差込方向C3視において、6角形(差込口32の形状)を構成する辺の中央位置に設けられている。
尚、ロックボール34の配置位置は、前記辺の中央位置に限定されず、図2Bに示すように、差込方向C3視において、6角形(差込口32の形状)の頂点位置に設けられてもよい。また、ロックボール34は、前記辺の中央位置及び頂点位置の両方に配置されてもよい。
ボール固定部35は、連結部本体31に対して差込方向C3に相対移動可能に取り付けられている。このボール固定部35は、差込口32の底面32B側の端部位置(固定位置:図3の位置)に移動することによって、内周面32Aから差込口32内にロックボール34の一部が突出した状態で、当該ロックボール34の位置を固定する。即ち、ボール固定部35は、固定位置のときに、差込口32内に突出した状態のロックボール34が差込口32の径方向外側に移動するのを阻止する。一方、ボール固定部35は、差込口32の開口側の端部位置(開放位置)に移動することによってロックボール34の径方向外側への移動を許容する。このボール固定部35は、弾性部材36によって固定位置側に付勢されている。
次に、このツール連結部30に着脱自在に取り付けられるドライバービット10について、図4〜図14を参照しつつ説明する。ここで、図4は、本実施形態に係るドライバービットの斜視図である。図5は、前記ドライバービットの正面図である。図6Aは、前記ドライバービットの左側面図であり、図6Bは拡大左側面図である。図7は、前記ドライバービットの平面図である。図8は、図6AのVIII−VIII位置の拡大端面図である。図9は、図5のIX−IX位置の拡大端面図である。図10は、図5のX−X位置の拡大端面図である。図11は、図5のXI−XI位置の拡大端面図である。図12は、図5のXII−XII位置の拡大端面図である。尚、ドライバービットの背面図は、図5と同一である。また、ドライバービットの右側面図は、図6と同一である。また、ドライバービットの底面図は、図7と同一である。
本実施形態のドライバービット10は、電動ドライバ等の回転工具のツール連結部(例えば、アンビル等)30に着脱可能に取り付けられ、ねじを締め付け又は弛めるのに用いられる。このドライバービット10は、図4〜図14に示すように、ねじ頭に形成されたクロス溝に嵌め込まれる先端部20を軸中心C1方向の両端部に備えた、いわゆる両頭ビットである。具体的には、以下の通りである。
ドライバービット10は、ビット本体11と、一対の先端部20、20と、一対の係止溝(係止溝)12、12と、を備える。また、ビット本体11は、一対の被伝達部16、16と、小径部18と、を備える。
被伝達部16は、ツール連結部30の差込口32と対応する多角形の外周を有し、回転工具から回転トルクが伝達される部位である。本実施形態の被伝達部16は、軸中心C1方向視における輪郭が6角形の外周面(外周)160を有する。尚、外周面160における前記6角形の各頂点に対応する部位は、湾曲面によって構成されている(図11参照)。
小径部18は、被伝達部16よりも径の小さな部位であり、軸中心C1周りに捻れることによってねじを締め若しくは弛めるときに生じる内部応力の一部を吸収する。
先端部20は、4本の刃形成溝22、22、22、22によって形成されるクロス刃24を有する。即ち、先端部20は、いわゆるフィリップス(Phillps)型のヘッドである。このクロス刃24は、ねじを締め付け又は弛めるときに、ねじ頭に形成されたクロス溝と嵌合する。
詳しくは、4本の刃形成溝22、22、22、22は、図6Bに示すように、軸中心C1方向視において、軸中心C1から外側に向かって互いに直交する方向に延びている。そして、各刃形成溝22は、当該刃形成溝22の中心線C2が軸中心C1と六角形の外周面160における頂点位置161とを結ぶ線C4、及び軸中心C1と六角形の外周面160における辺162の中央位置とを結ぶ線C5からずれた位置となるように、それぞれ配置されている。
本実施形態の4本の刃形成溝22、22、22、22は、軸中心C1方向視において、刃形成溝22の中心線C2と、軸中心C1と6角形の外周面160における頂点位置161とを結ぶ線C4とのなす角θ1、及び、中心線C2と、軸中心C1と6角形の外周面160における辺162の中央位置とを結ぶ線C5とのなす角θ2が、共に15°となる位置にそれぞれ配置されている。
尚、線C4と刃形成溝22の中心線C2とのなす角θ1は、15°に限定されない。刃形成溝22の中心線C2が、軸中心C1方向視において、線C4及び線C5からずれた位置となるように、各刃形成溝22が配置されていればよい。例えば、前記なす角θ1の範囲は、好ましくは、7.5°<θ1<22.5°であり、より好ましくは、10°<θ1<20°である。
このような刃形成溝22は、略円錐状に形成された先端部を円盤状の砥石(グラインダー等)によって切削することで形成される。
係止溝12は、先端部20と、ビット本体11(詳しくは被伝達部16)との間において周方向に延び、先端部20がツール連結部30の差込口32に差し込まれたときに差込口32内に突出するロックボール34が入り込む(図3参照)。この係止溝12は、各刃形成溝22の被伝達部16側端部と繋がっている。これにより、係止溝12における刃形成溝22が繋がった部位の側壁(先端側の側壁)が他の部位と比べて低くなる(図6B参照)。具体的に、この側壁の低い部位23は、軸中心C1方向から見たときに、刃形成溝22の形に沿った切り欠き形状(凹状の部位)になっている。
以上のように構成されるドライバービット10の具体的な寸法は、例えば、以下の通りである。
図5に示すドライバービット10の全長L1が90〜150mm、先端から被伝達部16までの寸法L2が12.8〜15mm、先端部20の長さ寸法L3が8mm、係止溝12の幅L4が4.8〜7mmである。また、図10に示す係止溝12が設けられた位置のドライバービット10の直径φ1が4.6mmである。また、図11に示す被伝達部16の対角方向の直径D1が7.18mm、対辺方向の直径D2が6.35mmである。
このようなドライバービット10は、以下のようにしてツール連結部30に取り付け、又は取り外される。
ボール固定部35を弾性部材36の付勢力に逆らって開放位置に移動させる。これにより、各ロックボール34が差込口32の径方向外側に移動可能となる。この状態で、差込口32にドライバービット10が差し込まれると(図13の矢印α参照)、内周面32Aから差込口32内に突出していた各ロックボール34が先端部20に押されて径方向外側に移動し(図13の矢印β)、先端部20が差込口32のロックボール34の配置位置よりも奥まで差し込まれる。
続いて、ボール固定部35を固定位置(図3に示す位置)に戻す。これにより、各ロックボール34の一部が内周面32Aから差込口32内に突出して係止溝12内に入り込み、この位置に固定される。このとき、刃形成溝22の中心線C2が、差込口32内に配置された各ロックボール34の中心と、ドライバービット10の周方向において異なる位置、即ち、刃形成溝22の中心線C2とロックボール34の中心が周方向にずれているため、一致している場合(図17参照)に比べ、図14に示すようにロックボール34に引っかかる係止溝12の側壁の領域25が大きくなる。このため、ドライバービット10は、刃形成溝22が係止溝12に繋がっていても、ツール連結部30に確実に係止される。尚、図14における符号34aが付された部材は、ツール連結部30の6角の内周面32Aにおける頂点位置に配置された場合のロックボールの位置を示している。
しかも、ドライバービット10では、4本の刃形成溝22、22、22、22が、軸中心C1方向視において、刃形成溝22の中心線C2と、軸中心C1と6角形の外周面160における頂点位置161とを結ぶ線C4とのなす角θ1、及び、中心線C2と、軸中心C1と6角形の外周面160における辺162の中央位置とを結ぶ線C5とのなす角θ2が共に15°となる位置に配置されている。このため、係止溝12の側壁のロックボール34と引っかかる領域25が最も大きくなり、ドライバービット10がツール連結部30により確実に係止される。
一方、ドライバービット10をツール連結部30から取り外すときには、取り付けるときと逆の動作が行われる。具体的には、先ず、ボール固定部35を開放位置に移動させる。これにより、係止溝12に入り込んだ位置に固定されていたロックボール34が差込口32の径方向外側に移動可能となる。この状態で、ドライバービット10を差込口32の開口方向に移動させることで、当該ドライバービット10をツール連結部30から取り外すことができる。
尚、本発明のドライバービットは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態のドライバービット10は、両端に同じ形状の先端部20を有する両頭ビットであるが、この構成に限定されない。例えば、ドライバービットは、一方の端部にクロス刃24を有すると共に各刃形成溝22の端部が係止溝12に繋がった先端部20を有し、他方の端部に形状の異なる先端部を有していてもよい。
また、上記実施形態のドライバービット10は、電動ドライバ等の電動や空気圧を利用した回転工具に用いられるが、手動の工具に用いられてもよい。
10 ドライバービット
12 係止溝
16 被伝達部
160 外周面
161 頂点位置
162 辺
20 先端部
22 刃形成溝
24 クロス刃
30 ツール連結部
32 差込口
34 ロックボール
C1 ドライバービットの軸中心
C2 刃形成溝の中心線

Claims (2)

  1. 多角形の差込口と、前記差込口内の頂点位置及び前記差込口内の前記多角形を構成する辺の中央位置の少なくとも一方に配置されたロックボールとを備えた回転工具のツール連結部に取り付けられるドライバービットであって、
    記差込口と対応する多角形の外周を有し、前記回転工具から回転トルクが伝達される被伝達部と、
    ねじ頭に形成されたクロス溝に嵌合するクロス刃が形成された先端部であって、当該ドライバービットの軸中心方向における前記被伝達部の両側に配置される一対の先端部と、
    前記先端部と前記被伝達部との間で当該ドライバービットの周方向に延び、前記先端部が前記差込口に差し込まれたときに前記ロックボールが入り込む一対の係止溝と、を備え、
    前記先端部は、当該ドライバービットの軸中心方向視において、前記軸中心から外側に向かって互いに直交する方向に延びることにより前記クロス刃を形成する4本の刃形成溝を有し、
    前記係止溝は、各刃形成溝の被伝達部側の端部と繋がり、
    前記係止溝の前記軸中心方向における幅は、前記ロックボールの直径より大きく、
    前記各刃形成溝は、前記軸中心方向視において、当該刃形成溝の中心線が前記軸中心と前記多角形の外周における頂点位置とを結ぶ線、及び前記軸中心と前記多角形の外周における辺の中央位置とを結ぶ線からずれた位置となるように配置されていることを特徴とするドライバービット。
  2. 前記被伝達部の外周は、前記軸中心方向視において六角形であり、
    前記各刃形成溝は、前記軸中心方向視において、当該刃形成溝の中心線と、前記軸中心と前記多角形の外周における頂点位置とを結ぶ線、及び前記軸中心と前記多角形の外周における辺の中央位置とを結ぶ線と、のなす角が15°となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のドライバービット。
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