JP5815735B2 - 脱毛用新規ピンセットヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、特にヒトの皮膚から毛髪を引き抜くための、脱毛装置のモータ駆動脱毛ヘッドに関する。本発明は更に、脱毛装置に関する。
脱毛装置は、毛髪を、可能な場合、その毛根を含めて除去するのに役立つ。既知の脱毛装置は、例えば、毛髪が隣接するクランプ要素の間に掴持され、皮膚に対してクランプ要素の運動を用いて引き抜かれるような方法で設計されている。これは典型的に、クランプ要素が、毛髪を捕獲するためにいずれの場合にも所定の位置で閉じられ、掴持された毛髪と共に閉じられた状態で別の所定の位置に移動させられ、次に、引き抜かれた毛髪を解放するために再び開かれることを必要とする。この運動のパターンを実行するために、クランプ要素は、例えば、電動モータを用いて回転するように設定される回転シリンダー上に配置され得る。クランプ要素の開閉は、様々な方法で設計され得る制御機構を用いて制御される。概して、この制御機構は、クランプ要素が閉じられ、又は開かれるように、クランプ要素に作用する作動要素を有する。
この形の回転シリンダーは、例えば、欧州特許第547 386 A号で既知である。脱毛装置としてそこで開示された、回転シリンダーは、可動クランプ要素が作動要素と連結されるような方法で設計されている。このクランプ要素は、引き抜き運動を実行するために互いに向かって移動され得る。この工程では、1つのクランプ要素がいずれの場合にも、左及び右から中心のクランプ要素に向かって移動する。
更に、脱毛装置は、作動要素がロッドの形態で設計され、回転シリンダーの軸の周囲に配置される、欧州特許第1 203 544 A1号で既知である。ロッドは全て、クランプ要素が開かれた状態に向かう方向にロッドによって事前に張力をかけられるような方法で単一の戻しバネに連結される。クランプ要素を閉じるために、ロッドは、クランプ要素が戻しバネのバネ力を乗り越えることによって軸方向に移動させられるような方法で作動させられる。これらは、ロッドの作動されていない状態の間、戻しバネの作用によって移動させられ、クランプ要素が結果として開かれる。
欧州特許第547 386 A号 欧州特許第1 203 544 A1号
本発明の目的は、可能な限り完全かつ無痛の脱毛工程を実現するために、関連する時間及び努力の消費を適度に保ちつつ、脱毛装置に数多くのクランプ要素を備えることである。そのようにすることで、脱毛は、濃い発毛及び薄い発毛を有する皮膚の両方に有効である必要がある。
請求項1に記載の特徴の組み合わせによって、この目的が実現される。
本発明は、特にヒトの皮膚から毛髪を引き抜くための脱毛装置の脱毛ヘッドであって、毛髪を掴み、引き抜くための多数の引き抜きユニットを有する回転軸回りに回転する回転シリンダーを有し、それぞれの引き抜きユニットは、可動クランプユニット、定置クランプユニットを有し、該可動クランプユニット及び該定置クランプユニットは、閉鎖可能な引き抜き間隙を形成し、該可動クランプユニットは、該可動クランプユニットと関連付けられている毛髪誘導デバイスを有していることを特徴とする、脱毛ヘッドに関する。
特にヒトの皮膚から毛髪を引き抜くための脱毛装置の、本発明による脱毛ヘッドは、回転軸回りに回転することができる回転シリンダーを有する。多数の引き抜き間隙が、毛髪を引き抜くための回転シリンダー上に設けられる。本発明によれば、第2の閉鎖可能な引き抜き間隙が、第1の閉鎖可能な引き抜き間隙に隣接して見出される。第1の閉鎖可能な引き抜き間隙は、第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素によって決定される。これらのクランプ要素は、したがって、この工程では引き抜き間隙を閉じ、任意に少なくとも1つの毛髪を引き抜くために、互いに向かって移動することができる。第2のクランプ要素は、類似の方法で第3のクランプ要素と共に第2の閉鎖可能な引き抜き間隙を形成することができる。
第1のクランプ要素、及び存在する場合、第2のクランプ要素が、可動的に取り付けられ得る。第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素は、作動要素によって一緒に作動されることができる必要がある。これは、第1の引き抜き間隙及び第2の引き抜き間隙を閉じるのに役立つ。この目的のため、作動要素は、例えば、第1のクランプ要素に圧力を加えることができ、それによってそれを第2のクランプ要素に向かって移動する。これは、第1の引き抜き間隙を閉じさせる。作動要素は、第2のクランプ要素がまた、第3のクランプ要素に向かって移動されるような方法で移動し続けることができ、第2の引き抜き間隙もまた、本質的に連続運動で同じ作動要素を用いて、第1の引き抜き間隙の後、又は第1の引き抜き間隙と同時のいずれかに、この方法で閉じられる。
本発明によれば、可動クランプユニット(又は概して少なくとも1つの可動クランプユニット)は、可動クランプユニットと関連付けられている毛髪誘導デバイスを有している。そのような毛髪誘導デバイスは、毛髪を誘導するのに好適な任意の形状を有し得る。概して、毛髪誘導デバイスは、引き抜き間隙の中に向けられるような方法で毛髪を誘導する。
そのような毛髪誘導デバイスは概して、上昇部又は凹みを有し得る。それは、周方向に主要伸張を有する上昇部である、例えば、舌状の形状の上昇部を備え得る。あるいは、上昇部は、シリンダー又はキノコの形状を有し得る。そのような上昇部は、周方向に短い寸法を有する。毛髪誘導デバイスもまた、やり又はペン先の形状をとり得る。
同様に、凹んだ毛髪誘導デバイスが考察される。この場合も、それらは、長円形又はやり状のいずれかの異なる断面を有し得る。凹んだ毛髪誘導デバイスの1つの有用な種類は、溝を有している。体毛が典型的に皮膚面を超えるかなりの高さを有するため、それは、そのような凹み又は溝に達し、それ故にまた、凹んだ毛髪誘導デバイスによって効率的に誘導され得る。
可動クランプユニットの上部に毛髪誘導デバイスを装着することが可能かつ有用である。脱毛ヘッド又は脱毛ロールの限られた表面空隙を効率的に使用する、多くの試みがなされてきた。今までのところ、全ての試みは、引き抜き間隙の特定の配置及び、それらが存在する場合、毛髪誘導デバイスの特定の配置を考慮に入れている。しかしながら、この2つのデバイスは、並んで配置され、したがって相当の表面空隙を占める。効率的な脱毛を維持しつつ、両デバイスがそのような組み合わせを可能にするように好適に形成される場合、この2つのデバイスは、組み合わせられ得ることが本発明の重要な洞察である。
いくつかの可動クランプユニットが存在する場合、いくつかの可動クランプユニットと関連付けられている毛髪誘導デバイスを有することもまた有用である。
第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素は、第1の引き抜き間隙及び第2の引き抜き間隙を閉じる工程の間、同じ方向に移動し得る。同じ方向への第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素の運動は、多くの利点を有している。一つには、この運動の順序は、非常に小型であるように回転シリンダーを設計することを可能にする。結果として、回転シリンダーは、小型の脱毛装置が提供され得るように、小さな全体寸法を有し得る。更に、いくつかのクランプ要素及びそれ故のいくつかの引き抜き間隙は、一定寸法の回転シリンダー上に位置し得る。
第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素が単一の構成要素として設計されているときに有利である。一つには、クランプ要素は、この方法で軽量にされ、不活性質量がほとんどなく、迅速に互いに向かって移動することができる。
第3のクランプ要素が定置であるときにもまた有利である。この方法では、第3のクランプ要素は、第1のクランプ要素及び/又は第2のクランプ要素によってもたらされる高圧に耐えることができる。更に、クランプ力の望ましい自己増幅効果が次に、第1の引き抜き間隙及び第2の引き抜き間隙の毛髪の数に大部分依存する。更に、ほとんどの部分が可動的ではないデバイスは、機械的により単純であり、したがって生産するための費用効率もより高い。
更に、それは、作動要素から独立して第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素に作用し、第1の引き抜き間隙を開くための第1のバネ要素が提供されるときに有利である。あるいは又は加えて、作動要素から独立して第2のクランプ要素及び第3の要素に作用する第2のバネ要素は、第2の引き抜き間隙を開くためにも提供される。これに関連するバネ要素は、つる巻きバネの形態で有利に設計され得る。つる巻きバネは、長い耐用年数を有し、動的に迅速な運動のサイクルであっても、適切なバネ力をもたらす。
この脱毛ヘッドでは、回転シリンダーの回転軸は、延在することができ、本発明に関連して、好ましくは第1のクランプ要素の外側に延在する。これの1つの利点は、回転シリンダーの回転軸に最大限に延在する第1のクランプ要素はそれ故に、比較的小さく、したがって低質量を有することである。これは、それの運動力学に良い効果をもたらし、比較的低い騒音発生を有する本発明による脱毛ヘッドの操作を可能にする。
第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素は、小さな寸法にもかかわらず高い機械的荷重を吸収することができるように、金属で製造される可能性があり、その硬度により、確実に毛髪を掴持することができる。しかしながら、第1のクランプ要素及び第2のクランプ要素は好ましくは、プラスチックで製造されている。この方法では、非常に費用効率が高い生産が可能である。加えて、本発明による脱毛ヘッドの重量は、比較的低く保たれ得る。更なる利点は、第1のクランプ要素のストライキングの間、騒音及び振動減衰にある。
第3のクランプ要素は、回転シリンダー内に強固に配置され得る。結果として、この機械的構造は、単純化され、小さな全体寸法のみが必要とされる。特に、いくつかの第2のクランプ要素は、いずれの場合にも共通の支持体の上に配置される。この場合では、第2のクランプ要素が支持体の円周を超えて互いに軸方向にオフセットして分配されるときに特に有利である。連続的な引き抜き領域は、引き抜き工程が高速で連続的に生じる、この方法で実行され得る。作動要素は好ましくは、軸方向に第1のクランプ要素を突くロッドの形態で設計されている。そのようなロッドは、非常に費用効率が高く生産されることができ、第1のクランプ要素の作動のための非常に単純かつ頑丈な機械的構造を可能にする。第3のクランプ要素は、他のクランプ要素と同じ材料から提供され得る。
別の重要な態様として、本発明は、比較的滑らかな脱毛ヘッドの提供を可能にする。脱毛ヘッドは常に、表面準位を超える何らかの形状の上昇部を有する。そのような上昇部は、クランプユニットの少なくとも上端部である。加えて、隆起した毛髪誘導要素は、上昇部を形成し得る。この表面はそれ故に、特定の基準面を有し、この上昇部は、これらの基準面を超える特定の高さを有する。全てのこの上昇部の平均的高さが、上昇面を画定する。一態様では、本発明は、脱毛シリンダーの直径と比較すると、基準面を超える低上昇面を実現する。この直径は、上昇面の周の/直径方向の対向する点の間で取られるべきである。本発明は、上昇面が直径の20%未満、10%未満、5%未満、又は2.5%未満である基準面からの距離を有することを実現し得る。上昇面は、通常、それぞれの直径の0.5%超又は1%超であり得る。
加えて、本発明は、特にヒトの皮膚から毛髪を引き抜くための脱毛装置に関し、本発明によれば、手持ち式のハウジング及び脱毛ヘッドを備える。
以下の図面に示される例示の実施形態を用いて、本発明が更に詳細に説明される。
本発明による細部まで設計されていないが、典型的な脱毛装置の例示の実施形態の側面図。 本発明による回転シリンダーを介する断面図。 本発明による同じ回転シリンダーの分解図。 本発明による同じ回転シリンダーの斜視図。 回転シリンダーのためのクランプ要素の拡大断面図。 開いている引き抜き間隙で示される、クランプ要素の操作方法の概略図。 閉じられた引き抜き間隙で示される、クランプ要素の操作方法の概略図。
図1は、本発明による細部まで設計されていないが、一般的な種類の典型である脱毛装置1の例示の実施形態の側面図を示す。脱毛装置1は、ハウジング2を有する。このハウジングは典型的に、モータ及び電源アダプタを有する。加えて、それは、歯車ユニットも有し得る。ハウジング2の上に配置されているのは、脱毛ヘッド3である。この装置の更なる主要構成要素はスイッチ4であり、このハウジングの前面の中央に配置される。このスイッチで、回転シリンダー5が次に、脱毛工程を実施するために発動させられ得る。回転シリンダー5は、例えば、その外側壁上に、適切な駆動要素を介して(場合により歯車ユニットも介して)モータに連結され得る歯車を有し得る。この描写された回転シリンダーは、多数の引き抜きユニットを有し、しかしながら、それぞれが1つの閉鎖可能な引き抜き間隙及び2つのみのクランプ要素のみを有し、したがって本発明によって意図されていない。しかしながら、この描写された回転シリンダー5は、この回転シリンダーが数多くの従来の脱毛装置及び脱毛ヘッドと適合するため、本発明による回転シリンダーと容易に置き換えられることができる。
図2は、本発明による回転シリンダー5を介する断面図を示す。まず初めに、この回転シリンダーは、周囲面10を有する。第1のクランプ要素11、隣接する第2のクランプ要素12及び隣接する第3のクランプ要素13、並びに、特にそれらの外表面は、この周囲面10と本質的にぴったり重なる。第1の引き抜き間隙14は、第1のクランプ要素11と第2のクランプ要素12との間に設けられる。第2の引き抜き間隙16は、第2のクランプ要素12と第3のクランプ要素13との間に設けられる。この囲まれた2つの引き抜き間隙と共にこの3つのクランプ要素が、毛髪を掴み、引き抜くための引き抜きユニットを形成する。回転シリンダー5は、その上に配置される多数のそのような引き抜きユニットを有する。それらの全ては、周囲面10と本質的にぴったり重なる。それらは、好ましくは、軸方向及び/又は半径方向にオフセットして配置されることができ、配置される。
回転シリンダー5は、2つの横方向の側面18によって横方向に隣接される。回転シリンダー5は、中心軸20を囲む。プッシュロッド22は、側面を通じて回転シリンダー5の中に横方向に突出する。プッシュロッド22は、作動され、即ち、回転シリンダー5の中により深く押し込められ得る、プッシャヘッド24を有する。
プッシュロッド22の形態の作動要素に押し込むと同時に、クランプ要素は、引き抜き間隙が閉じるように、互いに向かって移動される。バネは、引き抜き間隙の開口を実行し、プッシュロッド22の戻り運動も実行する。第1の引き抜き間隙14は、第1のバネ要素26を用いて再び開かれ得る。第2の引き抜き間隙16は、第2のバネ要素28を用いて再び開かれ得る。バネ要素は、例えば、第1のつる巻きバネ及び第2のつる巻きバネの形態で設計され得る。
有利な実施形態では、回転シリンダー5は、重ねて配置されている複数のディスクからなる。図2に描写された回転シリンダーは、外側つかみ具30を使用して組み立てられ得る。外側つかみ具30は、ストップディスクのように機能する。それは、可動クランプ要素のための端止めを提供する。本発明に関連して、そのような端止めは、第3のクランプ要素13として更に機能を果たすように(任意に)設計され得る。
誘導ディスク34の形態の支持体は、外側つかみ具及び端止めの間に設けられる。この誘導ディスクの形状は、クランプ要素の誘導及び固着を可能にする。
図2にも可視的であるように、全てのクランプ要素11、12、及び13は、毛髪誘導デバイス60を有している。それぞれの毛髪誘導デバイス60はそれぞれ、隆起した構造体によって囲まれる凹み62を有している。それ故に、凹み62は本質的に、溝の形態で設けられる。
本発明による回転シリンダー5の設計は、図3の分解図においても特によく理解され得る。左側に可視的であるのは、多数のプッシュロッド22を担持する外側つかみ具30である。外側つかみ具30に隣接するのは、例として強調されるクランプ要素40のクランプ要素の第1の層である。このクランプ要素はまた、プッシャフィードスルー38を有する。プッシュロッド22は、これらのフィードスルー38を通じて引き出され、作動要素としてプッシュロッド22によって作動されている1つのフィードスルー38のみを提供するクランプ要素なしで、更なる内側に位置するクランプ要素上に力を及ぼすことができる。クランプ要素40のリングは加えて、回転軸フィードスルー36があるような方法で配置される。そのような回転軸フィードスルーは、回転シリンダーの層の全てに設けられる。クランプ要素40の層に隣接するのは、誘導ディスク34である。この誘導ディスク34内に、またその中央にも設けられるのは、回転軸フィードスルー36(この分解図の記載では、互いに同一又は類似である構成要素は、同じ参照記号によって示される)である。クランプ要素40の層と対称的に、このディスクは、一体型部品である。このディスクに隣接するのは、クランプ要素である。これらのクランプ要素は再び、層を形成するが、連結されない。更なる隣接する要素は、同様にプッシュロッド22を有する外側つかみ具30の右側に、更なるストップディスク32、クランプ要素40の更なる層、更なる誘導ディスク34などである。
図4は、本発明による同じ回転シリンダー5の斜視図を示す。この図は、回転シリンダー5の周囲面の本質的部分である。回転シリンダー5の有利な構造により、周囲面10は、特に数多くの引き抜きユニットを収容することができる。異なるクランプユニットのうちの第1のクランプ要素11、第2のクランプ要素12、及び第3のクランプ要素13は、いずれの場合にも例として示される。互いに同一又は類似である構成要素は、いずれの場合にも対応する参照記号によって示される。
図5は、クランプ要素の拡大断面図を示す。再び明確に理解され得るように、第1の引き抜き間隙14は、第1のクランプ要素11と第2のクランプ要素12との間に設けられる。第2の引き抜き間隙16は、第2のクランプ要素12と第3のクランプ要素13との間に設けられる。この囲まれた2つの引き抜き間隙と共にこの3つのクランプ要素が、毛髪を掴み、引き抜くための引き抜きユニットを形成する。クランプ要素12及びクランプ要素13は、毛髪誘導デバイス60と組み合わされる。クランプ要素がその上部に十分な領域を有する場合、可動クランプ要素の上部に装着されている毛髪誘導デバイス60を有することが可能である。可動クランプ要素12のために示されるように、隆起した構造体64Aが凹み62の左側に設けられ、隆起した構造体64Bが凹み62の右側に設けられる。
この凹みの底面部分は、例えば、クランプ要素12内の凹み62の底面部分70Aからクランプ要素13内の底面部分70Bまで及ぶ、基準面70を画定する。これらの基準面を超える要素が上昇面を形成する。概して、基準面70を超える上昇部の平均的高さが、上昇面72を画定する。図5に描写される状況では、全ての上昇部は、上昇面がクランプ要素の隆起した構造体の外表面の準位に対応するように、基準面を超えて本質的に同じ高さを有し、それ故に72A、72B、及び72Cの部分を連結する。
図6は、従来技術の脱毛シリンダーを示す。このシリンダーは、70として示される基準面を画定する基部面を有する。この基準面の上に、多くの要素が配置され、全てが基準面を超える比較的高い上昇部を示す。この上昇面は、72として概略的に示される。本発明による脱毛シリンダーは、脱毛シリンダーの領域をより良く利用し、全体の平滑化をもたらし、それ故に脱毛シリンダーの強面ではない外観を提供する。
本発明の脱毛シリンダーの要素に概略的に相当する、従来技術の脱毛シリンダーの要素は、(プライム記号を使用するが)対応する参照符号によって示される。脱毛シリンダー5’が軸20’の周囲を回転する。それは、可動引き抜き要素12’及び固定引き抜き要素13’を有する。固定引き抜き要素13’は、毛髪誘導要素60’と関連付けられている。脱毛シリンダー5’の外表面の大部分は、70’として示される、要素のない均一の表面によって提供される。これらの要素によって画定される上昇面は、上昇面72’として示される。
図7及び8は、脱毛シリンダー5の操作方法を概略的に示している。脱毛シリンダー5の部分は、ガイド52として簡略化した方法で描写される。そのようなガイドは、例えば、隣接する誘導ディスク34と組み合わせてストップディスク32を用いて提供され得る。しかしながら、他の種類のガイドもまた可能である。このガイドは、少なくともそれの外端部で、即ち、クランプ表面48を有するクランプつかみ具46の領域で、クランプ要素40の変位を有利に可能にする。この運動は、一部分において回転運動(図のように)又は横方向変位であり得る。脱毛工程の間、毛髪は、第1の引き抜き間隙14及び第2の引き抜き間隙16に送り込まれ得る。可動の第1のクランプ要素及び可動の第2のクランプ要素12は、1つの面から作用する力を用いて定置の第3のクランプ要素に向かって移動され得る。この工程では、第1の引き抜き間隙14及び第2の引き抜き間隙16が閉じる。このように、クランプ力が増大させられ、それを用いて次に毛髪が引き抜かれ得る。クランプ力が所定の作動要素の振幅運動によって作動させられる範囲において、第2の引き抜き間隙16に作用する力は、第1の引き抜き間隙14内に既に位置する毛髪の数とともに増大する。これは、脱毛を特に効率化する増幅効果につながる。
図7及び8はまた、可動クランプユニットの運動が毛髪誘導デバイスの運動につながることを示す。この運動では概して、引き抜き間隙に向かって毛髪を移動する。それ故に、可動クランプユニットと関連付けられている毛髪誘導デバイスの提供は、非常に効率的に毛髪シリンダーの表面積を使用する効果をもたらすだけでなく、毛髪誘導デバイスをより効率的に動かすことも確実にする。引き抜き間隙の操作に必要である運動もまた、誘導運動を引き抜かれるべき毛髪に付与するために有利に使用される。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきでない。むしろ、特に断らない限り、そのような寸法はそれぞれ、記載された値及びその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味するものとする。

Claims (7)

  1. 特にヒトの皮膚から毛髪を引き抜くための脱毛装置(1)の脱毛ヘッド(3)であって、毛髪を掴み引き抜くための多数の引き抜きユニットを有する回転軸(20)回りに回転する回転シリンダー(5)を有し、それぞれの引き抜きユニットが、可動クランプユニット(12)と、定置クランプユニット(13)とを有し、前記可動クランプユニット(12)及び前記定置クランプユニット(13)は、閉鎖可能な引き抜き間隙(16)を形成し、前記可動クランプユニット(12)は、当該前記可動クランプユニット(12)と関連付けられている毛髪誘導デバイス(60)を有していることを特徴とする、脱毛ヘッド(3)。
  2. 前記毛髪誘導デバイス(60)は、可動クランプユニット(11)の上部に装着されている、請求項1に記載の脱毛ヘッド(3)。
  3. 前記毛髪誘導デバイス(60)は、凹み(62)を有している、請求項1又は2に記載の脱毛ヘッド(3)。
  4. 前記毛髪誘導デバイス(60)は、少なくとも1つの隆起した部分を有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱毛ヘッド(3)。
  5. 更なる可動クランプユニット(11)を有し、当該更なる可動クランプユニット(11)が、前記可動クランプユニット(12)と更なる閉鎖可能な引き抜き間隙(14)を形成し、前記更なる可動クランプユニット(11)がまた、前記更なる可動クランプユニットとともに移動する毛髪誘導デバイス(60)を有している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の脱毛ヘッド(3)。
  6. 前記クランプユニットは、プラスチックで製造されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の脱毛ヘッド(3)。
  7. 手持ち式ハウジング(2)及びモータ駆動脱毛ヘッド(3)を有する、特にヒトの皮膚から毛髪を引き抜くための脱毛装置(1)であって、前記脱毛ヘッド(3)が請求項1〜6のいずれか一項によって設計されていることを特徴とする、脱毛装置(1)。
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