JP5815460B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
また、従来の開閉装置では、ダンパが固定電極に対して可動電極を接離させる絶縁ロッドの軸心から外れた位置に設けられているので、衝突時に発生するダンパ抗力によるねじりモーメントが、レバーを介して絶縁ロッドに作用するという課題もあった。このダンパ抗力によるねじりモーメントを抑える止めには、絶縁ロッドの軸心に対して対称にダンパを設ける必要があるが、部品点数が増加するとともに、コストが高くなるという新たな課題が生じる。
空気ダンパが可動軸に同軸に配設されているので、空気ダンパの抗力によるねじりモーメントは可動軸に作用しない。このため、ダンパを可動軸の軸心に対して対称に複数設置する必要がなく、部品点数の削減が図られ、低コスト化が図られる。また、空気を利用したダンパであるので、メンテナンスの必要がなく、メンテナンスのコストを低減できる。
図1はこの発明の実施の形態1に係る開閉装置の構成を模式的に示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る開閉装置における開閉動作時のダンパ動作を説明する斜視図であり、図2の(a)は開極時のダンパの状態を示し、図2の(b)は閉極時のダンパの状態を示している。
開極状態では、図2の(a)に示されるように、可動側ホルダ28はダンパ用シリンダ31の開口外側に位置している。そして、閉極動作に入ると、可動側ホルダ28は、図2の(a)中左側に移動し、図2の(b)に示されるように、ダンパ用シリンダ31の円筒部に進入する。この可動側ホルダ28の進入により、ダンパ用シリンダ31と可動側ホルダ28とにより構成される空気圧縮室の容積が変化する。この空気圧縮室の容積変化により、空気圧縮室内の空気がダンパ用シリンダ31の円筒部と可動側ホルダ28との間の隙間を流れる。空気が当該隙間を流れる際に発生する抵抗力により、ダンパの減衰機能が発揮される。
また、この空気ばね30においては、可動側ホルダ28の進入により、空気の体積弾性力も発生する。この空気の体積弾性力は駆動方向に対する抗力として働く。
空気ダンパ30は、有底円筒状のダンパ用シリンダ31と円盤状の可動側ホルダ28により構成されているので、空気ダンパ30の構成が簡素化され、低コスト化が図られる。さらに、空気を利用したダンパであるので、メンテナンスの必要がなく、メンテナンスのコストを低減できる。さらに、可動側ホルダ28がダンパ用ピストンを兼用しているので、部品点数の削減が図られる。
また、空気ダンパ30においては、ダンパ用シリンダ31の円筒部の高さ、あるいは可動側ホルダ28の無充電部可動軸13への取付位置を調整することにより、可動軸の駆動速度に抵抗力を発生させる位置を適宜設定できる。
図3はこの発明の実施の形態2に係る開閉装置における空気ダンパ周りを示す斜視図である。
なお、実施の形態2は、空気ダンパ30に代えて空気ダンパ30Aを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、孔33がダンパ用シリンダ31Aの円筒部に穿設されているので、孔33の口径や個数を調整することで、可動軸の駆動方向に対する抗力を調整できる。
図4はこの発明の実施の形態3に係る開閉装置における空気ダンパ周りを示す斜視図である。
なお、実施の形態3は、空気ダンパ30に代えて空気ダンパ30Bを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、孔34がダンパ用シリンダ31Bの底部に穿設されているので、孔34の口径や個数を調整することで、可動軸の駆動方向に対する抗力を調整できる。
図5はこの発明の実施の形態4に係る開閉装置における空気ダンパ周りを示す斜視図である。
なお、実施の形態4は、空気ダンパ30に代えて空気ダンパ30Cを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
外周面が円筒面となっている可動側ホルダ28を用いた場合、一定の減衰特性のみ発生する。この実施の形態4によれば、可動側ホルダ28Aの外周面が切頭円錐面に形成されているので、可動軸の駆動方向に対する抗力を広範囲で変化させることができる。
図6はこの発明の実施の形態5に係る開閉装置の構成を模式的に示す断面図である。
なお、実施の形態5は、空気ダンパ30に代えて空気ダンパ30Dを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
Claims (5)
- 接離可能に構成された固定電極および可動電極からなり、筐体内に配設されたスイッチ部と、
上記筐体を保持するフランジと、
上記可動電極から上記固定電極と反対側に延設され、上記フランジを挿通して軸心方向に移動可能に配設された可動軸と、
上記フランジに支持されて該フランジの上記スイッチ部と反対側に配設され、上記可動軸を移動させて上記スイッチ部を開閉させる駆動力を発生する操作機構と、
有底円筒状に作製され、開口を上記操作機構に向けて上記フランジに支持され、上記可動軸が底部を挿通して該可動軸と同軸に配設されたダンパ用シリンダ、および上記可動軸に固定され、該可動軸の移動に連動して上記ダンパ用シリンダに出入り可能に構成されたダンパ用ピストンを有する空気ダンパと、
上記操作機構の駆動力を出力する出力軸の端部に固定された固定側ホルダ、上記可動軸の上記フランジからの延出部に固定された可動側ホルダ、および両端を上記固定側ホルダと上記可動側ホルダとに固定されて両ホルダ間に配設された接圧ばねからなる保持機構と、を備え、
上記可動側ホルダが上記ダンパ用ピストンを兼用していることを特徴とする開閉装置。 - 孔が、上記ダンパ用シリンダおよび上記ダンパ用ピストンの少なくとも一方に穿設されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 上記ダンパ用ピストンの外周面は、その外径が上記ダンパ用シリンダの底部から離れるにつれ漸次大きくなる切頭円錐面に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の開閉装置。
- 接離可能に構成された固定電極および可動電極からなり、筐体内に配設されたスイッチ部と、
上記筐体を保持するフランジと、
上記可動電極から上記固定電極と反対側に延設され、上記フランジを挿通して軸心方向に移動可能に配設された可動軸と、
上記フランジに支持されて該フランジの上記スイッチ部と反対側に配設され、上記可動軸を移動させて上記スイッチ部を開閉させる駆動力を発生する操作機構と、
上記可動軸に同軸に配設された空気ダンパと、を備え、
上記空気ダンパは、有底円筒状に作製され、底部を上記スイッチ部に向けて上記フランジに支持され、上記可動軸が底部を挿通して該可動軸と同軸に配設されたダンパ用シリンダと、上記可動軸に固定され、該可動軸の移動に連動して上記ダンパ用シリンダ内を往復移動可能に構成されたダンパ用ピストンと、を有することを特徴とする開閉装置。 - 接離可能に構成された固定電極および可動電極からなり、筐体内に配設されたスイッチ部と、
上記筐体を保持するフランジと、
上記可動電極から上記固定電極と反対側に延設され、上記フランジを挿通して軸心方向に移動可能に配設された可動軸と、
上記フランジに支持されて該フランジの上記スイッチ部と反対側に配設され、上記可動軸を移動させて上記スイッチ部を開閉させる駆動力を発生する操作機構と、
上記可動軸に同軸に配設された空気ダンパと、
上記スイッチ部を収納して上記筐体内に配設された真空バルブと、を備え、
上記可動軸は、上記真空バルブの端板を挿通して配置され、ベローズを介して該端板に気密に取り付けられ、
上記空気ダンパは、有底円筒状に作製され、底部を上記スイッチ部に向けて上記端板に支持され、上記可動軸が底部を挿通して該可動軸と同軸に上記ベローズ内に配設されたダンパ用シリンダと、上記可動軸に固定され、該可動軸の移動に連動して上記ダンパ用シリンダ内を往復移動可能に構成されたダンパ用ピストンと、を有することを特徴とする開閉装置。
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