JP5814299B2 - プレスシステムおよびプレスシステムの制御方法 - Google Patents

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本発明は、プレスシステムのノイズによる誤動作を防止して安全性の向上を図るとともに、省エネルギー化を図ったプレスシステムおよびプレスシステムの制御方法に関する。
一般的に、プレス装置(以下、プレスと称する)やフィード装置(以下、フィーダと称する)における段取りのための一時停止では運転準備状態にあり、各機械を駆動するサーボモータを回転制御するためのインバータに電源が供給されていてサーボ電源がON状態で、更にサーボモータは位置決め制御をしながら停止位置を保とうとするサーボロック状態に制御されている。
そしてプレスの運転は、運転準備状態での両手式押しボタン等の起動ボタンの操作信号をトリガとして起動がなされる。一方、トランスファフィーダやコイルフィーダのフィーダの運転は、専用の起動ボタンによる起動では無く、プレスが起動することで回転するクランク軸に取付けられたプレスエンコーダ(EN)の角度信号を用いて、プレスエンコーダの角度に応じてフィーダとしての必要なタイミングで動作を行う制御となる。つまり、プレスが動けば、それに引きずられてフィーダが動くことになる。
プレスやフィーダが一時停止している前記サーボロック状態では、プレスエンコーダにノイズが入ると、プレスは停止しているにも関わらず、プレスエンコーダの角度情報があたかも変化したようになるため、フィーダはプレスエンコーダの角度情報の変化具合に応じて突然に動く暴走状態となる恐れがある。また、サーボプレスやフィーダのサーボモータのエンコーダラインにノイズが入った場合も、同様に暴走状態となる恐れがある。
特に大きなプレスシステムになると、プレスエンコーダの配線は50m以上も引き回すことになるため、ノイズの影響を受ける確率は高くなり、フィーダ側のコントローラではプレスエンコーダから出力されるプレスクランク角度信号の単位時間当たりの変化量を監視して、予め設定された変化量の閾値を超えたら異常と判断するような監視回路を設けている。
また、特許文献1(特開2001−071072号公報)には、フィードバーの異常昇降、フィード前進・後退およびクランプ開閉等の工程中に異常が生じた場合、プレスの位置に応じてトランスファーの停止方法を選択するプレス用自動搬送制御装置が示されている。また、特許文献2(特開平10−277800号公報)には、サーボを制御するCPUの誤動作や位置検出器の故障によるサーボ暴走を防止できる安全性の高いサーボプレスの制御装置が示されている。
しかしながら、特許文献1、2に記載された発明はいずれもプレスの動作中に異常動作を検出して停止させるものであり、プレスやフィーダの段取り作業における安全を確保するものではない。特許文献1、2に示されるような監視回路は、一時停止中や段取り作業においてフィーダが暴走しつつある状態、つまり、突然動いた瞬間を監視して止めようとするため、突然動きだす動作を事前に防止するものではなく万全な対策とはなり得ない。
このように、フィーダが不意な動作をする可能性があるため、サーボモータで制御されているフィーダを防護装置等で常にインタロックを取らなければならない。その防護装置として、ガード或いはライトカーテンで防護することが一般的である。ガードを使用した場合は、危険域と物理的に隔離しているので安全であるが、ライトカーテンは危険域への侵入を検出して機械を停止させる防護装置であるため、万が一、フィーダが停止した場合に加工品が飛来する恐れがある。
図3に、フィーダ1とプレス2とで構成されるプレスシステムの制御部分の構成を示している。
11はフィーダ1のモータ電源用のインバータ、12はフィーダ用コントローラ、13はフィーダ用のサーボモータ、14はサーボモータ13の回転軸の取付けられたモータエンコーダ(EN1)、15はサーボモータ13を制動するブレーキ、16はインバータ11からサーボモータ13への駆動電力をON・OFFする電磁接触器などのコンタクタ(開閉手段)、17はブレーキ15への電源をON・OFFするコンタクタ(開閉手段)である。コンタクタ16、17へは、フィーダ用コントローラ12から、ON・OFFの制御信号S11が供給される。
21はプレス2のモータ電源用のインバータ、22はプレス用コントローラ、23はプレス用のサーボモータ、24はサーボモータ23の回転軸の取付けられたモータエンコーダ(EN2)、25はサーボモータ23を制動するブレーキ、26はインバータ21からサーボモータ23への駆動電力をON・OFFするコンタクタ(開閉手段)、27はブレーキ25への電源をON・OFFするコンタクタ(開閉手段)である。コンタクタ26、27へは、プレス用コントローラ22から、ON(導通)・OFF(遮断)の制御信号S21が供給される。コンタクタ26、27へは、プレス用コントローラ22から、ON・OFFの制御信号S21が供給される。41はサーボモータ23によって駆動されるクランク、42は機械駆動系41のクランク軸に取付けられたプレスエンコーダ(EN)である。プレスエンコーダ42からは、角度変化に応じた角度信号S25が信号線を通じてフィーダ用コントローラ12に入力される。
28はプレス用コントローラ22に設けられた起動判定部、29は各部からの信号で運転許可信号を出力するシステム運転可能判断部、30は防護装置(ライトカーテン)、31は運転準備ボタン、32はリセットボタン、33は連続停止ボタン、34は起動ボタンである。
サーボモータ用インバータ11、21には、常時入力側にサーボ電源が供給されており、プレス2の運転準備ボタン31を押すことにより、フィーダ1やプレス2の各コントローラ12、22は防護装置30の安全状態が成立していることを条件に、コンタクタ制御信号S11、S21を出力してコンタクタ16、26をON状態とし、各サーボモータ13、23へ駆動電力が供給される。運転準備ボタン31は、専用ボタンを設ける以外に給油開始ボタンやプレスの操作電源スイッチON信号を兼用する場合もある。
ブレーキ15、25(BR1、2)付サーボモータの場合は、コンタクタ17、27もONし、通電することでブレーキは解放されて、プレス2とフィーダ1はサーボロック状態となる。
システム運転可能判断部29は、プレス2とフィーダ1の各コントローラから出力されるRDY信号(運転可能なスタンバイ状態である信号)S28と、コンタクタ制御信号S11、S21から、プレス2とフィーダ1が連動運転可能であるかを判断し、連動運転可能であれば運転許可信号S23を出力する。
起動判断部28は前記運転許可信号が出力されている状態で、プレス2の起動ボタン34を押す事により起動出力信号を出すため、プレス用コントローラ22はインバータ21へ起動指令S27を出力し、プレス用のサーボモータ23が回転し、機械駆動系41が動作してクランク軸が回りだしてプレススライド(図示せず)が動き出す。クランク軸に取付けてあるフィーダ制御用の、プレスエンコーダ42(EN)が回転し、フィーダ用コントローラ12は、プレスエンコーダ42の角度変化に応じた角度信号S25により、SM用インバータ1へ起動指令S26を出力し、サーボモータ13が回転する。
以下、前記構成の制御装置の動作タイミング(1)〜(11)を図4と図5のタイムチャートで説明する。プレス2は連続運転モードで、フィーダ1はプレス2に連続的に追従する連動モードと仮定する。
(1)防護装置(ライトカーテン)が安全状態であることを条件に、プレス2の運転準備ボタン31を操作することで、プレス2とフィーダ1の各コントローラ内にある運転準備状態がON(状態)となる。(運転準備状態は、プレス2とフィーダ1の各コントローラで個別に管理されているが、プレス2とフィーダ1で共通の防護装置を使うケースが多く、運転準備状態のON/OFFが同じタイミングになることから、プレス2とフィーダ1の運転準備状態を兼用して表示している。)
(2)運転準備状態のON信号を受けてプレス2とフィーダ1の各コントローラ22、12よりONのコンタクタ制御信号S21、S11が出力されて、コンタクタ16、17、26、27がON状態となり、プレス2とフィーダ1の夫々より運転可能状態であることを表すRDY信号S28を出力する。プレス2とフィーダ1の各コントローラ出力される全てのコンタクタ制御信号と、全てのRDY信号S28は、システム運転可能判断部29に入力されてプレス2とフィーダ1で連動運転可能な場合に、システム運転可能判断部29から運転許可信号S23が出力される。
(3)ライトカーテンが遮光された場合は、プレス2とフィーダ1の運転準備状態及びコンタクタ16、17、26、27と、各RDY信号がOFF状態となる。ライトカーテンの通光を検出後にプレスリセットボタン32のONにより解除する。
(4)運転準備ボタンのONにより、運転準備状態がON状態となり、コンタクタ16、17、26、27、および各RDY信号がONの状態となる。
(5)運転許可信号S23がON状態でプレス2の起動ボタンをONすると、プレス用コントローラへの起動信号S27がON状態になる。
(6)プレスサーボモータ23の速度が上昇し、機械駆動系が動作し、プレスエンコーダ(EN)42で検出しているクランク角度が変化する。
(7)フィーダ用コントローラは、プレスエンコーダ(EN)42の角度変化により、SM用インバータ12へ起動指令S26を出力し、サーボモータ(SM1)13が回転し、フィーダ1が動作する。
(8)プレス2の連続停止ボタン33をON操作する。
(9)プレス起動指令S27がOFFし、サーボモータ(SM2)23の速度が止まり、プレスエンコーダ(EN)42の角度変化が止まる。
(10)フィーダ用コントローラ12は、その起動指令の停止により、SM用インバータ11へ起動指令S26を停止し、サーボモータ(SM1)13が停止する。
(11)サーボモータ13、23がサーボロック状態に維持される。
なお、前記はライトカーテン遮光により、サーボ電源がOFFし、ライトカーテン通光後に、手動リセット操作をすることで、サーボ電源がONする“手動リセット”タイプである。機械仕様によっては、ライトカーテン遮光により、サーボ電源がOFFするが、リセット操作が不要な“自動リセット”タイプも存在する。このタイプは、運転準備操作後に、ライトカーテンが通光であれば、“手動リセット”タイプ以上に、プレス停止時の電源が消費され続ける。
特開2001−071072号公報 特開平10−277800号公報
前記の構成およびタイムチャートにおいて、運転準備ボタン31の操作が行われ、サーボモータ13、23へ電源が供給されれば、プレス2の起動ボタン34が押されるまでの間、サーボモータは位置決め制御をしながら停止位置を保つ、サーボロック状態に制御されている。このタイミングでは(2)〜(5)の区間がサーボロックの状態にあり、段取り作業中はこの期間に行われる。この状態でプレスエンコーダ(EN)からのケーブルラインにノイズ等が流入すると、起動ボタン34が押されてないのに、ノイズがプレスエンコーダのクランク角度信号S25に変化を与えるため、フィーダ用コントローラ12からSM用インバータ1へ動作指令が誤って出力され、サーボモータ(SM1)13が不意な動作を起こす可能性がある。
図5で説明すると、タイミング(5)において、ノイズによってコントローラ12はクランク角度が変化したと誤認識し、本来ゼロであるべきフィーダ用モータ13の速度を変化させ、これに伴ってフィーダ1が動作する暴走状態が発生する。この状態では正常なプレスを行うことができない。
なお、プレスエンコーダの角度信号S25にノイズが無い場合は、図4に示すようにタイミング(5)においてフィーダ1が誤動作を起こさない。
また、段取り作業中は、プレス2及びフィーダ1を動作させる必要はないが、サーボロック状態になっているので、待機状態を維持し続ければ消費電力が大きくなるという問題がある。
本発明は、前記の問題点にかんがみ、オペレータの起動操作に連動してサーボモータへの電源供給を開始制御することで、ノイズ等の影響によるサーボモータの誤動作を防止して安全性の向上を図るとともに、省エネルギー化を図ったプレスシステムおよびその制御方法を提供するものである。
本発明は、前記従来の課題を解決するため、起動ボタンの操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置と、プレス装置のプレスエンコーダの信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダ装置を備えたプレスシステムにおいて、
前記プレス装置は、装置を制御するプレス用コントローラと、プレス用インバータと、プレス用サーボモータと、機械駆動系と、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段と、防護装置とを備え、
前記フィーダ装置は、装置を制御するフィーダ用コントローラと、フィーダ用インバータと、フィーダ用サーボモータと、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、
さらに、前記防護装置の安全状態と、前記各コントローラや前記各インバータの正常状態に基づいて前記各コントローラから出力されるスタンバイ予測信号に基づいて運転許可信号を出力するシステム運転予測判断部を設け、
前記各コントローラは、前記運転許可信号と起動ボタンの操作とに基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムにおいて、さらに、前記起動ボタンの操作と前記運転許可信号に基づいて起動出力信号を出力する起動判断部を設け、前記各コントローラは、前記起動出力信号に基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御すると共に前記各インバータに起動指令を出力することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムにおいて、前記各コントローラは、前記各開閉手段を、前記運転許可信号の発生後、起動出力信号が出力するまではOFF状態に制御し、起動出力信号の出力後はON状態に制御して、前記プレス用サーボモータとフィーダ用サーボモータをサーボロック状態に制御することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムにおいて、前記プレス用コントローラは、前記プレス装置の開閉手段と前記フィーダ装置の開閉手段のON状態に基づいて、前記プレス用インバータに起動指令を出力することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムにおいて、前記フィーダ用コントローラは、プレスエンコーダの信号が一定時間停止したとき、前記各開閉手段をOFFするように制御することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムにおいて、前記開閉手段の少なくとも1個は、前記インバータに内蔵されるスイッチ素子で構成されたことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記従来の課題を解決するため、起動ボタンの操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置と、プレス装置のプレスエンコーダの信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダを備えたプレスシステムの制御方法において、
前記プレス装置は、プレス用コントローラと、プレス用インバータと、プレス用サーボモータと、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、前記フィーダ装置は、フィーダ用コントローラと、フィーダ用インバータと、フィーダ用サーボモータと、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、
前記各コントローラは、前記防護装置の安全状態と、前記各コントローラや前記各インバータの正常状態に基づいてスタンバイ予測信号を出力すると共に、前記スタンバイ予測信号と前記起動ボタンの操作とに基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムの制御方法において、前記各コントローラは、前記各開閉手段を、前記スタンバイ予測信号の発生後、前記起動ボタンの操作まではOFF状態に制御し、前記起動ボタンの操作によりON状態に制御して、前記プレス用サーボモータとフィーダ用サーボモータをサーボロック状態に制御することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムの制御方法において、前記プレス用コントローラは、前記プレス装置の開閉手段と前記フィーダ装置の開閉手段のON状態に基づいて、前記プレス用インバータに起動指令を出力することを特徴とする。
また、前記のプレスシステムの制御方法において、前記フィーダ用コントローラは、前記プレスエンコーダの信号が一定時間停止したとき、前記各開閉手段をOFFするように制御することを特徴とする。
本発明によれば、段取り作業中のノイズ等によるサーボモータの誤動作を防止し、同時に消費電力の低減を図ることができる。
本発明実施例のプレスシステムの制御装置の構成図。 本発明実施例の制御装置の動作を示すタイミングチャート図。 従来考えられるプレスシステムの制御装置の構成図。 図3の制御装置の正常動作を示すタイミングチャート図。 図3の制御装置の異常動作を示すタイミングチャート図。
以下、本発明実施例について図面と共に説明する。図1に本発明実施例のプレスシステムの制御装置の構成図を示し。図2にその動作を示すタイミングチャートを示す。前述した、図3に示されるプレスシステムの構成要素と同等部分は同一符号で示し、説明を省略する。
9はシステム運転予測判断部で、運転準備ボタン31の操作に基づいて、フィーダ用コントローラ12とプレス用コントローラ22から出力されるRDY予測信号S22に基づき、プレス2とフィーダ1が連動運転の予測可能であるかを判断し、連動運転が予測可能であれば運転許可信号S23を出力する。RDY予測信号(スタンバイ予測信号)S22とは、運転可能では無いが、コンタクタ制御信号が出力されるとプレス2とフィーダ1の連動運転がスタンバイ状態(サーボロック状態)になると予測される予測信号である。図1では図3とは異なり、システム運転予測判断部9にはコンタクタ制御信号は入力されない。
本実施例では、前記運転許可信号S23が出力されてからプレス2の起動ボタン34が押されるまでの期間を、段取り作業期間としている。
起動判断部28は、前記運転許可信号S23が出力されている期間で、プレス2の起動ボタン34が押されたとき、起動出力信号S24を出力するように構成される。起動出力信号S24は、段取り作業の終了後に操作者の起動ボタン34の押下げ操作により発生する。発生した起動出力信号S24は、フィーダ用コントローラ12に入力されると共に、プレス用コントローラ22に内部入力される。
起動出力信号S24の入力により、フィーダ用コントローラ12およびプレス用コントローラ22からそれぞれ、コンタクタ制御信号S11、S21が出力され、コンタクタ16、17、26、27をON(導通)状態とする。
すなわち、前記各コントローラ12、22は、前記運転準備ボタン31の操作に基づいてスタンバイ予測信号を出力すると共に、前記スタンバイ予測信号と前記起動ボタン34の操作とに基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御する。
プレス用コントローラ22とフィーダ用コントローラ12は、対応するコンタクタがONしたかを確認して、ON状態のときそれぞれプレスRDY信号とフィーダサーボRDY信号S29を当該コントローラの内部でONとする(内部出力)。そして、プレス用コントローラ22は、前記プレスRDY信号とフィーダサーボRDY信号S29(コントローラ12から22に供給される)との両信号の発生を確認したときプレス起動指令S27を出力する。なお、コンタクタのON状態の確認は、コンタクタの補助接点を前記各コントローラに入力することなどで行う。
コンタクタ16と26のONにより、各インバータ11、21からサーボモータ13と23に電源が供給されるが、この状態は起動指令が出てない(駆動信号が出てない)のでサーボロック状態にある。プレス起動指令S27は、各コンタクタが導通状態でフィーダ1とプレス2が連動運転可能なサーボロック状態のときに出力され、連動運転を確実に行うように制御する。
プレス用コントローラ22から出力されたプレス起動指令S27は、プレス用インバータ21に供給され、指令に基づいた駆動信号がインバータ21から出力され、サーボモータ23を回転駆動する。これに伴って、機械駆動系41が動作してクランク軸が回りだし、プレススライド(図示せず)が動き出す。クランク軸に取付けてあるプレスエンコーダ(EN)42が回転して角度信号S25を出力する。
フィーダ用コントローラ12は、プレスエンコーダの角度信号S25を受け、その変化に応じてインバータ11へ起動指令S26を出力する。この起動指令S26に基づくインバータからの駆動信号で、サーボモータ13(SM1)が回転する。このようにして、フィーダ1はプレス2の動作(プレススライドの動作)に連動して動作する。
フィーダ用コントローラ12は、プレスエンコーダ(EN)42の角度信号S25の変化を監視しており、フィーダ1の動作後一定時間(T)の間、プレスエンコーダ(EN)42の停止(角度信号S25の発生停止)を確認したとき、コンタクタ16,17,26,27を自動でOFFするように構成される。コンタクタ26,27のOFF制御は、フィーダ用コントローラ12からプレス用コントローラを介して行われる。その後各コンタクタをON(導通)させるには、再度起動ボタン34の操作が必要になる。
本実施例では、上述したように、運転許可信号S23が出力されてからプレス2の起動ボタン34が押されるまでの期間を、段取り作業期間としている。この段取り作業期間では、コンタクタ制御信号が出力されてないので、各インバータと各サーボモータ間は遮断されており、スタンバイ状態(サーボロック状態)ではない。従って、プレスエンコーダの角度信号S25をフィーダ用コントローラ12に伝える信号線にノイズが混入しても、このノイズによるインバータ11の駆動信号がサーボモータ13へ供給されることがない。このため、フィーダ1が誤動作する恐れがなく、安全性が確保される。
また、段取り作業期間は、各コンタクタをOFFとして、インバータとサーボモータ13、23間が遮断されているので、消費電力を大幅に削減することができる。
さらに、仮に、モータエンコーダ14、24の出力の信号線にノイズがのっても、各インバータとサーボモータ間が遮断されているので、各サーボモータ13、23がノイズによる誤動作を起こすことがなく、安全性が確保される。
また、本実施例では、前記したように、プレスエンコーダ(EN)42の角度信号S25の変化が一定期間停止したとき、各コンタクタをOFFとして、サーボモータ13、23への電源供給を遮断するようにしている。従って、サーボロック期間が少なくなり、消費電力を削減することができる。
前記各コンタクタ16,17,26,27は各インバータとサーボモータやブレーキに介在する電磁接触器などで構成されるが、少なくとも1個はインバータ内のIGBT(スイッチ素子)のベース遮断機能を使用してサーボモータへの電源供給を制御するようにしてもよい。この場合、コンタクタ制御信号S11、S21に相当する信号が、インバータ内でIGBTのベースに供給される。
以下、図1の制御装置の動作タイミング(1)〜(11)を、図2に示すタイムチャートで説明する。プレス2は連続運転モードで、フィーダ1はプレス2に連続的に追従する連動モードと仮定する。
(1)防護装置(ライトカーテン)が安全状態であることを条件に、プレス2の運転準備ボタン31の信号で、プレス2とフィーダ1の各コントローラ内にある運転準備状態がON状態となる。この運転準備状態を受けて、プレス2とフィーダ1の夫々より運転可能では無いが、コンタクタ制御信号が出力されるとスタンバイ状態になると予測されるRDY予測信号S22が出力される。プレス2とフィーダ1の各コントローラから出力される全てのRDY予測信号S22は、システム運転予測判断部9に入力され、プレス2とフィーダ1で連動運転が予測可能な場合に、システム運転予測判断部9から運転許可信号S23が出力される。
(2)ここで、ライトカーテンが一時的に遮光された場合は、プレス2とフィーダ1の運転準備状態が一時的にOFF状態となる。その後、ライトカーテンが通光した後にプレスのリセットボタン32をONして、運転準備状態をON状態に戻す。或いは、ライトカーテンが通光した後に運転準備状態を自動でON状態に戻してもよい。
運転準備状態がON状態に戻ると、再度、運転許可信号S23が出力される。
前述したように、本実施例では、運転許可信号S23が出力されてからプレス2の起動ボタン34が押されるまでの期間を、段取り作業期間としている。この段取り作業期間では、コンタクタ制御信号が出力されてないので、各インバータと各サーボモータ間は遮断されており、サーボモータが停止中であるがサーボロック状態ではない。従って、図2に示すように、プレスエンコーダ(EN)42からの角度信号S25にノイズが混入しても、このノイズによるインバータ11の誤動作の駆動信号がサーボモータ13へ供給されることがない。このため、フィーダモータ14は、速度がゼロのままで誤動作することがなくフィーダ位置も変化がなく、安全性が確保される。これは、他のエンコーダ14、24の出力にノイズが混入した場合も同様であり、誤動作が無く安全性が確保される。
また、前記したように、ライトカーテンが一時的に遮光された後の通光により、運転準備状態を自動でON状態に戻しても、ノイズ等による誤動作の恐れがないため、安全が確保されると共に操作性が向上する。
(3)プレス2の起動ボタン34をON操作する。起動判断部28からプレス2の起動出力信号S24が出力(ON)され、プレス用コントローラ22とフィーダ用コントローラ12へ入力される。
(4)プレス2の起動出力信号S24の出力で、プレス用コントローラ22とフィーダ用コントローラ12からコンタクタ制御信号S21、S11が出力され、コンタクタ26、27、16、17をON状態とする。
(5)前記動作で全てのコンタクタがONしたことをプレス2とフィーダ1の各コントローラ22、12が確認し、プレス2とフィーダ1は運転可能なRDY信号を内部でONの状態とし、全てのRDY信号がONしたことを確認して、初めてプレス起動指令S27を出力する。
(6)プレスサーボモータ23(SM2)の速度が上昇し、機械駆動系が動作し、プレスエンコーダ42(EN)の角度が変化する。
(7)フィーダ用コントローラ12は、プレスエンコーダ42(EN)の角度変化を示すクランク角度信号S25を受け、SM用インバータ11へ起動指令S26を出力し、サーボモータ13(SM1)が回転し、フィーダ1が動作する。
(8)その後、プレスの連続停止ボタン33をON操作する。
(9)連続停止ボタン33のON操作により、プレス起動指令S27がOFFし、サーボモータ(SM2)23の速度が止まり、プレスエンコーダ(EN)42の角度変化が止まる。
(10)フィーダ用コントローラ12は、クランク角度変化の停止により起動指令S26を停止し、サーボモータ(SM1)13が停止する。
(11)プレスエンコーダ(EN)42の停止後、T時間後に、プレスエンコーダの角度変化が無いことを確認したとき、フィーダ用コントローラ12とプレス用コントローラ22は、コンタクタ16、17、26、27をOFFする。このように、連続停止ボタン33のON操作に基づいて、T時間後にコンタクタ16、17、26、27を自動的にOFFするので、サーボモータ13、23への電源供給が遮断される。
纏めると、本発明実施例のプレスシステムは、起動ボタン34の操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置2と、プレス装置2のプレスエンコーダ42の信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダ装置1を備えたプレスシステムにおいて、前記プレス装置2は、前記起動ボタン34の操作に基づいて装置を制御するプレス用コントローラ22と、このコントローラで制御されるプレス用インバータ21と、このインバータで駆動されるプレス用サーボモータ23と、このサーボモータで駆動される機械駆動系41と、この機械駆動系に取付けられるプレスエンコーダ42と、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段26、27と、防護装置とを備え、前記フィーダ装置1は、前記プレスエンコーダ42の信号に基づいて装置を制御するフィーダ用コントローラ12と、このコントローラで制御されるフィーダ用インバータ11と、このインバータで駆動されるフィーダ用サーボモータ13と、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする16、17開閉手段を備え、さらに、前記防護装置の安全状態と、前記各コントローラや前記各インバータの正常状態に基づいて前記各コントローラから出力されるスタンバイ予測信号S22を受けて運転許可信号S23を出力するシステム運転予測判断部9を設け、前記各コントローラは、前記運転許可信号S23と起動ボタン34の操作とに基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御するように構成される。
また、前記起動ボタン34の操作と前記運転許可信号S23に基づいて起動出力信号S24を出力する起動判断部28を設け、前記各コントローラは、前記起動出力信号に基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御すると共に前記各インバータに起動指令S26、S27を出力するように構成される。
また、前記各コントローラは、前記各開閉手段を、前記運転許可信号の発生後、起動出力信号が出力するまではOFF状態に制御し、起動出力信号の出力後はON状態に制御して、前記プレス用サーボモータとフィーダ用サーボモータをサーボロック状態に制御するように構成される。
また、本発明実施例の制御方法においては、起動ボタンの操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置と、プレス装置のプレスエンコーダの信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダ装置を備えたプレスシステムの制御方法において、前記プレス装置は、プレス用コントローラと、プレス用インバータと、プレス用サーボモータと、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段と、防護装置とを備え、前記フィーダ装置は、フィーダ用コントローラと、フィーダ用インバータと、フィーダ用サーボモータと、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、前記各コントローラは、前記防護装置の安全状態と、前記各コントローラや前記各インバータの正常状態に基づいてスタンバイ予測信号を出力すると共に、前記スタンバイ予測信号と前記起動ボタンの操作とに基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御することを特徴とする。
1…フィーダ装置、2…プレス装置、9…システム運転予測判断部、11…フィーダ用インバータ、12…フィーダ用コントローラ、13…フィーダ用サーボモータ、14、24…モータエンコーダ、16、17、26、27…コンタクタ、開閉手段、21…プレス用インバータ、22…プレス用コントローラ、23…プレス用サーボモータ、28…起動判断部、31…運転準備ボタン、32…リセットボタン、33…連続停止ボタン、34…起動ボタン、41…駆動系(クランク)、42…プレスエンコーダ、S11,S21…コンタクタ制御信号、S22…スタンバイ予測信号(RDY予測信号)、S23…運転許可信号、S24…起動出力信号、S26、S27…起動指令、S29…フィーダサーボRDY信号。

Claims (10)

  1. 起動ボタンの操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置と、プレス装置のプレスエンコーダの信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダ装置を備えたプレスシステムにおいて、
    前記プレス装置は、装置を制御するプレス用コントローラと、プレス用インバータと、プレス用サーボモータと、機械駆動系と、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段と、防護装置とを備え、
    前記フィーダ装置は、装置を制御するフィーダ用コントローラと、このコントローラで制御されるフィーダ用インバータと、フィーダ用サーボモータと、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、
    さらに、前記防護装置の安全状態と、前記各コントローラや前記各インバータの正常状態による前記各コントローラから出力されるスタンバイ予測信号に基づいて運転許可信号を出力するシステム運転予測判断部を設け、
    前記各コントローラは、前記運転許可信号と起動ボタンの操作とに基づいて起動出力信号を出力し、前記各開閉手段を、前記運転許可信号の発生後、前記起動出力信号が出力するまではOFF状態に制御し、前記起動出力信号の出力後はON状態に制御して、前記プレス用サーボモータと前記フィーダ用サーボモータをサーボロック状態に制御することを特徴とするプレスシステム。
  2. 請求項1に記載のプレスシステムにおいて、
    前記フィーダ用コントローラは、前記プレス装置の開閉手段と前記フィーダ装置の開閉手段のON状態に基づいて、前記フィーダ用インバータに起動指令を出力することを特徴とするプレスシステム。
  3. 請求項1または2に記載のプレスシステムにおいて、
    前記プレス用コントローラは、前記プレス装置の開閉手段と前記フィーダ装置の開閉手段のON状態に基づいて、前記プレス用インバータに起動指令を出力することを特徴とするプレスシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のプレスシステムにおいて、
    前記フィーダ用コントローラは、前記プレスエンコーダの信号が一定時間停止したとき、前記各開閉手段をOFFするように制御することを特徴とするプレスシステム。
  5. 起動ボタンの操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置と、プレス装置のプレスエンコーダの信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダ装置を備えたプレスシステムにおいて、
    前記プレス装置は、装置を制御するプレス用コントローラと、プレス用インバータと、プレス用サーボモータと、機械駆動系と、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段と、防護装置とを備え、
    前記フィーダ装置は、装置を制御するフィーダ用コントローラと、このコントローラで制御されるフィーダ用インバータと、フィーダ用サーボモータと、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、
    さらに、前記防護装置の安全状態と、前記各コントローラや前記各インバータの正常状態による前記各コントローラから出力されるスタンバイ予測信号に基づいて運転許可信号を出力するシステム運転予測判断部を設け、
    前記各コントローラは、前記運転許可信号と起動ボタンの操作とに基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御し、
    前記フィーダ用コントローラは、前記プレスエンコーダの信号が一定時間停止したとき、前記各開閉手段をOFFするように制御することを特徴とするプレスシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のプレスシステムにおいて、
    前記開閉手段の少なくとも1個は、前記インバータに内蔵されるスイッチ素子で構成されたことを特徴とするプレスシステム。
  7. 運転準備ボタンと起動ボタンの操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置と、プレス装置のプレスエンコーダの信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダ装置を備えたプレスシステムの制御方法において、
    前記プレス装置は、プレス用コントローラと、プレス用インバータと、プレス用サーボモータと、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、前記フィーダ装置は、フィーダ用コントローラと、フィーダ用インバータと、フィーダ用サーボモータと、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、
    前記各コントローラは、前記運転準備ボタンの操作に基づいてスタンバイ予測信号を出力すると共に、前記各開閉手段を、前記スタンバイ予測信号の発生後、前記起動ボタンの操作まではOFF状態に制御し、前記起動ボタンの操作によりON状態に制御して、前記プレス用サーボモータとフィーダ用サーボモータをサーボロック状態に制御することを特徴とするプレスシステムの制御方法。
  8. 請求項7に記載のプレスシステムの制御方法において、
    前記フィーダ用コントローラは、前記プレスエンコーダの信号が一定時間停止したとき、前記各開閉手段をOFFするように制御することを特徴とするプレスシステムの制御方法。
  9. 請求項7または8に記載のプレスシステムの制御方法において、
    前記プレス用コントローラは、前記プレス装置の開閉手段と前記フィーダ装置の開閉手段のON状態に基づいて、前記プレス用インバータに起動指令を出力することを特徴とするプレスシステムの制御方法。
  10. 運転準備ボタンと起動ボタンの操作に基づいてプレス動作を起動するプレス装置と、プレス装置のプレスエンコーダの信号に基づいてプレス動作に連動するフィーダ装置を備えたプレスシステムの制御方法において、
    前記プレス装置は、プレス用コントローラと、プレス用インバータと、プレス用サーボモータと、前記プレス用インバータからプレス用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、前記フィーダ装置は、フィーダ用コントローラと、フィーダ用インバータと、フィーダ用サーボモータと、前記フィーダ用インバータからフィーダ用サーボモータへの駆動信号をON・OFFする開閉手段を備え、
    前記各コントローラは、前記運転準備ボタンの操作に基づいてスタンバイ予測信号を出力すると共に、前記スタンバイ予測信号と前記起動ボタンの操作とに基づいて、前記各開閉手段をOFF状態からON状態に制御し、
    前記フィーダ用コントローラは、前記プレスエンコーダの信号が一定時間停止したとき、前記各開閉手段をOFFするように制御することを特徴とするプレスシステムの制御方法。
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