JP5813741B2 - 無線通信装置及び方法 - Google Patents

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Description

本開示は、無線通信に関する。
無線伝送において、無線LANに代表される伝送距離数mから数十mを想定した近距離の無線通信システムである近距離システムに加え、NFC(Near Field Communication)に代表される数cm以下の非常に短い通信距離を想定したサービスを提供する無線通信システムである近接システムが存在する。この2つのシステムが同一領域に共存する機会が多くなっている。
2つのシステムを共存させる方法としては、例えば、近距離システムと近接システムとの、キャリアセンスレベルを適切に設定することで、共存を可能とする手法がある。また、異なるシステム同士が干渉する場合、一方のフレーム間隔セットを制御することで、システム共存を可能とする手法がある。さらに、近接システムが近距離システムの干渉を推定し、制御を選択して、特定の場合に同一周波数帯域での共存を可能とする手法もある。
特開2013−46314号公報 特開2013−46354号公報 特開2012−160895号公報
しかし、近接システムでの通信においては、近距離システムのキャリアセンスレベルにかからず、近距離システムは、近接システムの存在を認識できないことがある。これは無線LANなどのキャリアセンスによる端末の認識を行う場合の隠れ端末問題に類似している。しかし、上記一般的な隠れ端末問題に対する解決手法は、基地局が存在する同一システム内での衝突制御であり、基地局からの端末への「隠れ端末情報の通知」が必要となる。そのため、近距離システムと近接システムが別の方式/プロトコルとして規定されていて、互いの情報伝達が行えない場合には、その適用が困難である。
また、別の共存手法として、通信距離の異なる方式/システムを同一周波数での共存させるコグニティブシステムもある。しかし、プライマリである近距離システムで通信している期間ではセカンダリである近接システムでの通信を行うことはできず、対等に帯域を共有することができない。
本発明の一観点は、異なる無線通信システムを対等に共存させることができる無線通信装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る無線通信装置は、送受信部、推定部および制御部を含む。送受信部は、第1最大送信電力と第1アンテナ利得とにより決定される第1通信範囲で通信する第1システムが利用する周波数帯域でフレームを送受信する。推定部は、前記第1最大送信電力よりも大きい第2最大送信電力と第2アンテナ利得とにより決定される前記第1通信範囲よりも広い第2通信範囲で通信する第2システムからの前記周波数帯域における干渉量が、閾値以上であるかどうかを判定する。制御部は、前記干渉量が前記閾値以上である場合、送信電力を増加させる。
近距離システムと近接システムとの位置関係を示す概念図。 第1の実施形態に係る無線通信装置を示すブロック図。 干渉量推定部を示すブロック図。 干渉量推定テーブルの一例を示す図。 第1の実施形態に係る干渉量推定部の処理を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る無線通信装置を含む近接システムと近距離システムとにおけるデータ送受信を示すシーケンス図。 第1の実施形態に係る無線通信装置を含む近接システムと近距離システムとにおけるデータ送受信を示すシーケンス図。 送信電力を増加させた後の近距離システムと近接システムとのサービスエリアの変化を示す図。 第2の実施形態に係る無線通信装置を示すブロック図。 第2の実施形態に係る干渉量推定テーブルの一例を示す図。 第2の実施形態に係る送信部を示すブロック図。 第2の実施形態に係る無線通信装置を含む近接システムと近距離システムとにおけるデータ送受信を示すシーケンス図。 第2の実施形態に係る無線通信装置を含む近接システムと近距離システムとにおけるデータ送受信を示すシーケンス図。 送信電力制御のみを行う場合の近接システムと近距離システムとのデータ送受信を示すシーケンス図。 第3の実施形態に係る無線通信装置を含む近接システムと近距離システムとにおけるデータ送受信を示すシーケンス図。 第4の実施形態に係る無線通信装置の動作を示すフローチャート。 送信電力を段階的に増加させる場合のデータ送受信を示すシーケンス図。 周波数チャネルを変更する場合のデータ送受信を示すシーケンス図。 近距離システム同士が帯域共有を行う場合のデータ送受信の従来例を示す図。 図1の領域Aに近接システムが存在する場合のデータ送受信を示すシーケンス図。 図1の領域Cに近接システムが存在する場合のデータ送受信を示すシーケンス図。 近接システムのIFSがShort IFSである場合の図1の領域Aにおける近距離システムおよび近接システムのデータ送受信のシーケンス図。 近接システムのIFSがShort IFSである場合の図1の領域Cにおける近距離システムおよび近接システムのデータ送受信のシーケンス図。
以下、図面を参照しながら本開示の一実施形態に係る無線通信装置及び方法について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行なうものとして、重ねての説明を省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る近距離システムと近接システムとの位置関係について図1の概念図を参照して説明する。
ここでは、NFCなど通信範囲が狭い無線通信を近接システムと呼び(第1システムともいう)、無線LAN IEEE802.11等、NFC等よりも通信範囲が広い無線通信を近距離システムと呼ぶ(第2システムともいう)。本実施形態に係る無線通信装置は、近接システムを利用する。また、通信範囲は、最大送信電力とアンテナ利得とにより決定される。すなわち、近距離システムの通信範囲(サービスエリア)は、近接システムの最大送信電力よりも大きい最大送信電力と、アンテナ利得とにより決定される。
近接システム100は、近接端末101と近接端末102とを含み、互いに無線通信する。近接端末101および近接端末102の少なくともどちらか一方が、本実施形態に係る無線通信装置であればよい。
近距離システム110は、近距離基地局111と近距離端末112とを含む。近距離基地局111と近距離端末112とは、近距離基地局111のサービスエリア113内で互いに無線通信する。
ここで図1に示すように、近距離基地局111からの距離に応じて近距離基地局111から遠い位置から順に領域A、領域Bおよび領域Cと分類する。
領域Aでは、近距離システム110と近接システム100とは離れた位置に存在する。特に、近接システム100の送受信電力は、近距離システム110と比較して10dB以上小さい電力であるため、近接システム100の通信範囲103は、近距離システム110のキャリアセンスレベルには達しない。よって、近距離システム110は、近接システム100から干渉を受けることなく、連続してデータを送受信することができる。一方、近接システム100に関しては、近距離システム110の近距離基地局111のサービスエリア113内なので、近接システム100では近距離システム110からの信号を受信することになる。しかし、近接システム100におけるキャリアセンスレベルを高く設定することにより、近距離システム110からの信号により干渉されることなく、近接システム100においても連続してデータを送受信することができる。
領域Cでは、近距離システム110および近接システム100の双方の距離が近いため、双方のシステムでキャリアセンスが可能となる。よって、キャリアセンスに基づいて同一の周波数帯域を共有することができる。
一方、領域Bでは、近接システム100では、近距離システム110からの信号を受信することができるが、近距離システム110では、近接システム100からの信号を受信することができず、キャリアビジー状態を検出できない。そのため、近距離システム110は、近接システム100側でデータの送受信が行われているにもかかわらず、送受信を開始し、近接システム100に干渉を与えてしまう可能性がある。
以下、本実施形態では、この領域Bのような位置関係における近接システム100の近接端末での処理を想定する。
次に、第1の実施形態に係る無線通信装置について図2のブロック図を参照して説明する。
第1の実施形態に係る無線通信装置200は、アンテナ201、無線部202、復調部203、キャリアセンス部204、フレーム受信部205、上位層処理部206、フレーム送信部207、変調部208、干渉量推定部209および送信電力制御部210を含む。
アンテナ201は、無線部202に接続され、外部から無線信号を受信し、または外部に無線信号を送信する。アンテナの構成は、ダイポールアンテナ、パッチアンテナ、カプラアンテナなど一般的な構成であればよいため、ここでの詳細な説明は省略する。
無線部202は、アンテナ201から無線信号を受け取り、無線信号を無線周波数帯(RF帯)からベースバンド信号に変換する。また、無線部202は、変調部208からベースバンド信号を、後述の送信電力制御部210から送信電力値をそれぞれ受け取り、ベースバンド信号を無線信号に変換し、送信電力値に応じた送信電力で無線信号を外部へ送信する。
復調部203は、無線部202からベースバンド信号を受け取り、ベースバンド信号を復調し、データフレームを含むデジタル信号を得る。
キャリアセンス部204は、復調部203からベースバンド信号強度および受信時の利得等を受け取り、受信信号強度を計算し、受信信号強度とあらかじめ設定されたキャリアセンスレベルとを比較する。受信信号強度がキャリアセンスレベル以上である場合は利用周波数帯域で他の通信が帯域を占有し、通信が混雑している状況であるキャリアビジーと判定して、キャリアビジー情報を生成する。一方、受信信号強度がキャリアセンスレベル未満である場合は、利用周波数帯域で他の通信がない状態であるキャリアエンプティと判定し、キャリアエンプティ情報を生成する。なお、キャリアビジー情報およびキャリアエンプティ情報とを合わせてキャリアセンス判定結果とも呼ぶ。
フレーム受信部205は、復調部203からデジタル信号を受信する。
上位層処理部206は、フレーム受信部205から受信したデジタル信号を受け取り、データを抽出する。また、上位層処理部206は、他の装置へ送信するためのデータを生成する。
フレーム送信部207は、上位層処理部206からデータを、キャリアセンス部204からキャリアセンス判定結果(すなわち、キャリアビジー情報またはキャリアエンプティ情報)を、それぞれ受け取る。フレーム送信部207は、データを含むデジタル信号を生成し、キャリアビジー情報を受け取った場合は、データの送信を待機する。一方、フレーム送信部207は、キャリアエンプティ情報を受け取った場合は、キャリアエンプティである状態が予め設定された期間以上続く場合、変調部208にデータフレームを含むデジタル信号を送る。
変調部208は、フレーム送信部207からデジタル信号を受け取り、デジタル信号を変調してベースバンド信号を生成する。
干渉量推定部209は、キャリアセンス部204から判定結果を、フレーム受信部205からデジタル信号をそれぞれ受け取る。干渉量推定部209は、利用周波数帯域における近距離システムからの干渉量が閾値以上であるかどうかを判定する。干渉量が閾値以上である場合、送信電力を増加させることを示す電力増加情報を生成する。電力増加情報は、例えば、送信時の電力値でもよいし、増加分のデシベル値でもよい。
送信電力制御部210は、干渉量推定部209から電力増加情報を受け取り、電力増加情報に応じて送信電力値を設定して、後段の無線部202における送信電力を制御する。
次に、干渉量推定部209の詳細について図3のブロック図を参照して説明する。
干渉量推定部209は、伝送開始/接続処理時キャリアビジー率測定部301、フレーム誤り測定部302、干渉量推定テーブル303および干渉量比較部304を含む。
伝送開始/接続処理時キャリアビジー率測定部301は、伝送開始時もしくは接続処理時にキャリアセンス部204からキャリアセンス判定結果を受け取り、あらかじめ設定された期間のキャリアセンスでキャリアビジーを観測した結果に基づく、通信の混雑状況の割合を示すキャリアビジー率を測定する。
フレーム誤り測定部302は、フレーム受信部205からデジタル信号を受け取り、フレームを受信する際に正しく受信できなかった割合を示すフレーム誤り率を測定する。
干渉量推定テーブル303は、キャリアビジー率とフレーム誤り率との値が対応づけられて保持される。
干渉量比較部304は、伝送開始/接続処理時キャリアビジー率測定部301からキャリアビジー率を、フレーム誤り測定部302からフレーム誤り率をそれぞれ受け取る。干渉量推定テーブル303と、キャリアビジー率およびフレーム誤り率とを比較して該当する値が閾値以上であるかどうかを判定する。該当する値が閾値以上であれば干渉量が閾値以上であると判定し、電力増加情報を生成する。
次に、干渉量推定テーブル303の一例について図4を参照して説明する。
干渉量推定テーブル303は、キャリアビジー率401とフレーム誤り率402とのセットと、送信電力403とがケースごとに対応づけられる。
図4に示すように、ケースAでは、キャリアビジー率401が低く、フレーム誤り率402も低い場合は、互いのシステムがそれぞれ通信可能であることを示すので、近接システムが図1の領域Aに存在するような場合であると判定できる。この場合は、送信電力を変更する必要はないので、送信電力403は通常とする(Normal)。
ケースBでは、キャリアビジー率401が高く、フレーム誤り率402も高い場合は、他のシステムからの干渉が多く、他のシステムが自身のシステムの存在を認識できていないと考えられる。よって、近接システムが図1の領域Bに存在するような場合であると判定できる。この場合は、自身のシステムの存在を他のシステムに通知する必要があるので、送信電力403として送信電力を高く設定する(high)。
ケースCでは、キャリアビジー率401が高く、フレーム誤り率402が低い場合は、自身のシステムにおいて他のシステムからの信号を受信しているが、干渉なく通信可能であることを示す。よって、近接システムが図1の領域Cに存在するような場合であると判定できる。この場合は、送信電力を変更する必要がないので、送信電力403は通常とする(Normal)。
また、キャリアビジー率401が低く、フレーム誤り率402が高い場合は、無線通信装置間の距離が離れている場合であると想定される。この場合は、送信電力は通常とする(Normal)。
なお、図4に示す、キャリアビジー率401およびフレーム誤り率402が高いか低いかの判定は、閾値を用いて判定すればよい。例えば、キャリアビジー率401が閾値以上であれば「高い」と判定し、キャリアビジー率401が閾値未満であれば「低い」と判定すればよい。同様に、フレーム誤り率402が閾値以上であれば「高い」と判定し、フレーム誤り率402が閾値未満であれば「低い」と判定すればよい。また、「高い」「低い」との表現に限らず、閾値となるパーセンテージを格納してもよい。
次に、干渉量推定部209の処理について図5のフローチャートを参照して説明する。
ステップS501では、伝送開始/接続処理時キャリアビジー率測定部301が、キャリアビジー率を計算する。
ステップS502では、フレーム誤り測定部302が、フレーム誤り率を計算する。
ステップS503では、干渉量比較部304が、キャリアビジー率およびフレーム誤り率が共に閾値以上であるかどうかを判定する。キャリアビジー率およびフレーム誤り率が共に閾値以上であれば、干渉量が閾値以上であると判定し、ステップS504に進む。キャリアビジー率およびフレーム誤り率が共に閾値未満であれば、ステップS501に戻り同様の処理を繰り返す。
ステップS504では、干渉量比較部304が、電力増加情報を生成する。
次に、第1の実施形態に係る無線通信装置200を含む近接システムと近距離システムとにおけるデータ送受信のシーケンスについて図6Aおよび図6Bを参照して説明する。
第1の実施形態に係る無線通信装置200を含む近接システム600と、他の通信システムである近距離システム650とが図1に示す領域Bの位置に存在する場合を想定する。図6の上段は、近距離システムにおけるデータの送受信のシーケンスであり、下段は、近接システムにおけるデータの送受信のシーケンスである。なお、1つの線上のタイミング図で2つの無線通信装置200間の通信状況を示す。例えば、「Data」は無線通信装置200から他の無線通信装置へのデータ送信を示し、「A(Ack)」は他の無線通信装置から無線通信装置200へのデータ送信を示す。
ステップS601では、近距離システム650および近接システム600ともに送信要求があり、まず近距離システム650がデータの送受信(以下、ACKの送受信も含む)を行なう。近接システム600では、キャリアセンスを実施しており、近距離システム650がデータを送受信していることによりキャリアビジーを観測しているため、近接システム600は送受信を行わない。
ステップS602では、近距離システム650のデータの送受信が終了すると、近距離システム650および近接システム600における無線通信装置200はともに、IFS(Inter Frame Space)+BO(Back Off)期間において、キャリアセンスを行い、キャリアエンプティであるかどうかを観測する。IFSは、基準となるフレーム間隔であり、BOは、確率的に決まるランダムな時間である。
ステップS603では、近接システム600のBO期間が短いと想定し、近接システム600が送信権を獲得して、データの送受信を開始する。ここで、近距離システム650側では近接システム600のデータ送受信を検出できず、キャリアビジーを検出できない。そのため、近距離システム650では、近接システム600で送受信が行われているにも関わらず、IFS+BO期間でキャリアエンプティであると判定して送信権を獲得したと認識し、データ送受信が開始される。ここで、図1に示す領域Bでは、近接システム600では、近距離システム650の送受信が強い干渉としてあらわれるので、送受信を開始していた近接システム600は、近距離システム650からの干渉により送受信ができなくなる。
ステップS604では、近距離システム650および近接システム600ともに、IFS+BO期間で再びキャリアセンスを行い、キャリアエンプティであるかどうかを観測する。
ステップS605では、近距離システム650のBO期間が短いと想定し、近距離システム650が送信権を獲得して、データの送受信を開始する。一方、近接システム600は、近距離システム650の送受信にともなってキャリアビジーが観測されるので、送受信を保留し、キャリアエンプティとなるまで待機する。
ステップS606では、近距離システム650のデータの送受信が終了すると、近距離システム650および近接システム600はともに、IFS+BO期間において、キャリアセンスを行い、キャリアエンプティであるかどうかを観測する。
ステップS607では、近接システム600のBO期間が短く、近接システム600が送信権を獲得して送受信を開始する。しかし、ステップS603同様、近距離システム650では、近接システム600の送受信を観測することができずにデータの送受信を開始してしまい、結果として、近接システム600では干渉を受けて、近接システム600での送受信が失敗する。
ここで、無線通信装置200の干渉量推定部209は、ステップS601からステップS606までの状況から、どのような干渉が生じているかを推定する。具体的には、伝送開始/接続処理時キャリアビジー率測定部301は、IFS+BO期間で他システムの影響によるキャリアビジーをどの程度の割合で検出しているかを測定する。図6では、4回の試行中2回のキャリアビジー(ステップS501およびステップS503)を検出し、キャリアビジー率は50%となる。
フレーム誤り測定部302では、無線通信装置200が送受信を開始したものの、そのフレームが送受信失敗となった場合を計測し、フレーム誤り率を算出する。図6では2回の試行(第2期間および第4期間)に対し2回失敗しており、フレーム誤り率は100%となる。ここで、図4に示す干渉量推定テーブルを参照し、閾値としてキャリアビジー率は50%以上で「高い」、フレーム誤り率は80%以上で「高い」と設定されていると想定すると、キャリアビジー率は「高い」、フレーム誤り率も「高い」と判定される。よって、干渉量推定部209は送信電力制御を「High」とする信号増加信号を生成する。
送信電力制御部210は、無線部202で送信電力を上げる。例えば、+5dBで送信電力を増加させる。
ステップS608では、近距離システム650および近接システム600ともに、IFS+BO期間で再びキャリアセンスを行い、キャリアエンプティであるかどうかを観測する。
ステップS609では、近接システム600が送信権を獲得し、5dB増加させた送信電力でデータを送受信する。このように、近接システム600におけるデータ送信時の送信電力を5dB増加させたことで、近距離システム650でも近接システム600でのデータの送受信をキャリアセンスにより認識することができる。よって、IFS+BO期間でのキャリアエンプティを観測することに基づいて周波数帯域の共有を行うことができ、2つのシステム間で送信機会を平等にすることができる。
次に、送信電力を増加させた後の近距離システムと近接システムとのサービスエリアの変化について図7に示す。図7は、図1と同じ位置関係における各システムでのサービスエリアを模式的に示した図である。
図7に示すように、近接システム100の送信電力を増加(例えば、5dB)させることで、近距離システム110は、近接システム100の送受信をキャリアセンスにより認識することができる。言い換えれば、今まで「近接システムでは近距離システムが認識できるが、近距離システムは近接システムを認識できない」領域Bである関係が、「双方のシステムで認識可能な」領域Cの関係に変更されたことがわかる。
以上に示した第1の実施形態によれば、キャリアビジー率およびフレーム誤り率を測定して干渉量が閾値以上であるかどうかを判定することで、自身のシステムでは認識できるが、他のシステムでは自身のシステムを認識されていない場合を認識し、この場合にフレームの送信電力を増加させるように制御する。これによって、双方のシステムで互いのシステムを認識でき、同一周波数帯域を共有しつつ、送信機会を平等にすることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、送信電力を制御することに加え、キャリアエンプティを観測するためのフレーム間隔を制御する点が第1の実施形態とは異なる。近接システムでは、複数の無線通信装置での帯域共有を必要としない場合が多い。よって、送信権の獲得を確率的に制御するBO期間を設けずに、いったんある端末が送信権を獲得した場合に、Short IFSという最短の待ち時間のみキャリアセンスし、連続して送受信を行うプロトコルを採用する場合がある。これによって、近接システムでは、実質的なデータの送受信時間をより長く確保できる。しかし、他の近距離システムが近接システムの送受信信号を観測できる場合は、Short IFSによりデータ送信されてしまうため、他の近距離システムでは、送信機会を得ることができない可能性がある。よって、第2の実施形態では、フレーム間隔を制御することで送信機会を平等にし、優先度に応じて異なるシステム間の送信機会を制御することができる。
第2の実施形態に係る無線通信装置について図8のブロック図を参照して説明する。
第2の実施形態に係る無線通信装置800は、アンテナ201、無線部202、復調部203、キャリアセンス部204、フレーム受信部205、上位層処理部206、変調部208、送信電力制御部210、干渉量推定部801およびフレーム送信部802を含む。
アンテナ201、無線部202、復調部203、キャリアセンス部204、フレーム受信部205、上位層処理部206、変調部208および送信電力制御部210は、上述の第1の実施形態と同様の動作を行うので、ここでの説明は省略する。
干渉量推定部801は、第1の実施形態に係る干渉量推定部209と同様の動作を行うが、電力増加情報に加えてフレーム間隔制御に関する情報であるフレーム間隔制御情報を生成する点が異なる。
フレーム送信部802は、干渉量推定部801からフレーム間隔制御情報を受け取り、フレーム間隔制御情報に示されるフレーム間隔で、フレームを送信するように制御する。
次に、干渉量推定部801で参照される第2の実施形態に係る干渉量推定テーブルについて図9を参照して説明する。
第2の実施形態に係る干渉量推定テーブル900は、キャリアビジー率401、フレーム誤り率402、送信電力403およびフレーム間隔制御901を含む。キャリアビジー率401、フレーム誤り率402および送信電力403は、第1の実施形態と同様である。
フレーム間隔制御901は、設定するIFSとして、通常のままのIFSの値(Normal)、または、Short IFSとLong IFSとを切り替える制御値とを示す。Short IFSは、近距離システムのIFSよりも短い時間間隔であり、Long IFSは、近距離システムのIFSよりも長い時間間隔である。近距離システムのBOは確率的であるため、すべてのIFS+BO時間よりもLong IFSを長くすることは現実的ではないが、少なくともIFS+BOの平均時間よりは長く設定することが望ましい。
具体的には、例えば、キャリアビジー率401「高い」およびフレーム誤り率402「高い」であるケースBの場合は、送信電力「High」と、Short IFSとLong IFSとの切り替え制御とが対応づけられる。
次に、フレーム送信部802の詳細について図10のブロック図を参照して説明する。
フレーム送信部802は、フレーム間隔切換部1001を含む。
フレーム間隔切換部1001は、干渉量推定部801からフレーム間隔制御情報を受け取り、IFSを制御する。フレーム間隔切換部1001は、切り換え制御する場合は、Short IFSとLong IFSとを切り替えて制御する。なお、Short IFSとLong IFSの2つのIFSを切り替えることに限らず、Short IFSを含むフレーム間隔セットと、Long IFSを含むフレーム間隔セットとを、切り替えるように制御してもよい。Short IFSとLong IFSの2つのIFS、または2つのIFSをそれぞれ含むフレーム間隔セットを切り替えるタイミングとしては、所定のアルゴリズムに応じて切り替えるように制御してもよいし、交互の切り替えるといった所定のパターンに従って切り替えるように制御してもよい。
次に、第2の実施形態に係る無線通信装置800を含む近接システムと、近距離システムとにおける送受信のシーケンス例について図11Aおよび図11Bを参照して説明する。
図6Aおよび図6Bのシーケンス図と同様に、図11の上段は、近距離システム1150におけるデータの送受信のシーケンスであり、下段は、近接システム1100におけるデータの送受信のシーケンスである。
ステップS1101では、近距離システム1150が先の期間で送信権を獲得してデータを送受信する。近接システム1100がキャリアセンスした場合に、近距離システム1150の送受信信号を観測できるので、無線通信装置ではキャリアビジーであると判定する。
ステップS1102では、近距離システム1150は、IFS+BO期間でキャリアセンスし、近接システム1100はShort IFS期間でキャリアセンスし、キャリアビジーであるかどうかを判定する。
ステップS1103では、近接システム1100は、Short IFS期間でキャリアエンプティが継続したので、送信権を獲得したと認識し、データの送受信を開始する。一方、近距離システム1150では、近接システム1100における送受信信号が近距離システム1150でのキャリアセンス信号に達しないため、キャリアエンプティが継続していると判定し、IFS+BO期間後にデータの送受信を開始する。そのため、近接システム1100では、近距離システム1150からの送受信信号により干渉を受けて、データ送受信が失敗する。
ステップS1104からステップS1106では、ステップS1103と同様に、近距離システム1150でのデータ送受信終了後に、近接システム1100ではShort IFS期間後、データの送受信を開始する。しかし、近接システム1100では、近距離システム1150からの干渉を受けてデータ送受信が失敗する。
ステップS1107では、近接システム1100の無線通信装置800の干渉量推定部801が、キャリアビジー率とフレーム誤り率とを計算する。干渉量推定部801は、キャリアビジー率およびフレーム誤り率がともに閾値以上であると判定し、送信電力を増加させる電力増加情報とフレーム間隔制御情報とを生成する。無線通信装置800の送信電力制御部210は、電力増加情報に応じて、ここでは送信電力を5dB増加させるように制御する。また、無線通信装置800のフレーム送信部802は、フレーム間隔制御情報に基づいてShort IFSとLong IFSを切り替えるように制御する。ここでは、IFS期間をLong IFSに設定する。よって、近距離システム1150におけるIFS+BO期間と、近接システム1100におけるLong IFS期間とでは、IFS+BO期間のほうが短く、近距離システム1150が送信権を獲得して、データを送受信する。近接システム1100では、キャリアビジーであることがわかるので、データの送受信を待機する。
ステップS1108では、近接システム1100における無線通信装置のフレーム送信部802が、IFS期間をShort IFSに切り替える。近距離システム1150のIFS+BO期間よりもShort IFS期間が短いため、近接システム1100が送信権を獲得してデータの送受信を行うことができる。さらに、送信電力を増加させているため、近距離システム1150において近接システム1100の送受信信号を観測してキャリアビジーであることを検出し、近距離システム1150はデータ送信を待機することができる。一方、近接システム1100では、データ送受信に近距離システム1150から干渉を受けることがなくなる。以下同様に、Short IFS期間とLong IFS期間とを切り替えることによって、送信機会を平等にしつつ、同一周波数帯域を一定の規則に基づき共有することができる。
なお、図11の例では、Short IFSおよびLong IFSの切り換える配分を、1対1としているが、優先度に応じて適応的に制御して近距離システム1150と近接システム1100との送信機会を制御してもよい。
また、送信するデータサイズによっては、送信電力制御のみでもよい。
近接システムが送信電力制御のみを行う場合の近接システムと近距離システムとのデータ送受信を示すシーケンス図を図12に示す。
図12に示すように、近接システムのIFSはShort IFSであるため、近接システムが優先的に送信機会を得てデータを送受信することができる。これは、データを瞬時に転送できるような、いわゆるタッチアンドゲットのアプリケーションでは、近接システムの送受信を優先させても、比較的短時間のみの帯域の占有で済むため、その後は近距離システム側に送信権を渡すことでシステムの共存が可能となる。
以上に示した第2の実施形態によれば、キャリアビジー率およびフレーム誤り率に基づいて、送信電力を増加させ、さらにフレーム間隔を切り替えるように制御することで、近距離システムおよび近接システムの通信の優先度を制御し、優先的に通信できるシステムを選択することができる。
(第3の実施形態)
近接システムの無線通信装置では、通信リンクの確立前では通信を行う相手であるかどうかを判定できていないため、通信リンクの確立前に送信電力を増加させてしまうと、近距離システムへの干渉を増やすだけでシステムの効率を下げてしまう可能性がある。そこで、第3の実施形態では、近接システムにおいて通信リンクが確立した後に送信電力を増加させることで、他のシステムへの無駄な干渉を抑制することができ、不要な電力増加を抑制し低消費電力化できる。
第3の実施形態に係る無線通信装置を含む近接システムと近距離システムとにおけるデータ送受信のシーケンス例について図13を参照して説明する。なお、通信リンクが確立するまでは、近接システムの送信電力は通常(Normal)とし、フレーム間隔はShort IFSとする。
図13は、近距離システム1350において、アクセスポイントと近距離端末とのデータ送受信を示し、近接システム1300において、近接端末1と近接端末2とをデータ送受信を示す。
なお、図13では、アクセスポイントと近距離端末との送信および受信を分けて図示し、無線通信装置間(近接端末1および近接端末2)の送信および受信も分けて図示する。
ステップS1301では、近距離システム1350のアクセスポイントがデータを送信し、近距離端末がACKを返す。一方、近接システム1300では、キャリアビジーを観測する。
ステップS1302では、近接システム1300における近接端末1が通信を開始するために、Short IFS期間でのキャリアセンスの後キャリアエンプティであると判定し、接続要求を近接端末2へ送信する。なお、近接システム1300のShort IFSは、近距離システム1350のIFS+BO期間よりも短く、かつ接続要求は通常のパケットよりもデータ長が短い。よって、近接端末1は、近距離システム1350のIFS+BO期間中に、近接端末2への接続要求の送信を完了することができる。
ステップS1303では、近距離システム1350は、近接システム1300の送受信を観測できないため、IFS+BO期間中におけるキャリアセンスによりキャリアエンプティを観測し、アクセスポイントから近距離端末へデータを送信する。一方、近接システム1300では、キャリアビジーを観測する。
ステップS1304では、近接システム1300の近接端末2が、接続応答を返送するために、Short IFSのキャリアセンスののち、接続応答を近接端末1に送信する。ここで、接続応答が完了した時点で、近接システム1300における通信リンクが確立(リンク確立時点1310)し、データ送受信を開始する。以下、図10Bと同様のシーケンスであるため、ここでの説明は省略する。リンク確立時点1310から、Short IFSとLong IFSとの切換制御と、送信電力の増加(NormalからHigh)を行えばよい。
データ送受信の開始に際し、干渉量推定部801は、接続要求および接続応答における受信電力と、キャリアセンス時に受信される近距離システム1350からの干渉電力との比から、所望信号対干渉比:CIR(Carrier-to-interference ratio)を算出してもよい。CIRが閾値よりも小さくなった場合に、IFS切換制御を行えばよい。
通信リンクの確立直後は、Long IFSであるため、近距離システム1350の通信が優先され、アクセスポイントから近距離端末へデータが送信される。所定の時間経過後は、近接システム1300のIFSがShort IFSとなるため、近接システム1300の通信が優先され、近接端末1から近接端末2へのデータを送信できる。なお、近接システム1300における送信電力が増加しているため、近距離システム1350では、近接システム1300のデータの送受信信号からキャリアビジーを観測することができるので、近距離システム1350からのデータの送受信は待機される。
以上に示した第3の実施形態によれば、通信リンク確立後に送信電力を増加させ、かつIFSの切換制御を行うことで、通信に必要な場合にのみ送信電力を増加させることができ、他システムへの無駄な干渉を抑制し、かつ無線通信装置における不要な電力増加を抑制して低消費電力化が可能となる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、送信電力増加後も無線通信装置が干渉を受ける場合は、さらに電力を増加させる、または周波数チャネルを変更する点が上述の実施形態と異なる。
近接システムと近距離システムとの位置関係、および送信電力の増加幅によっては、送信電力を増加させた後も、近接システムの送受信信号を近距離システムが観測できず、干渉が生じたままという可能性もある。
このようにすることで、近距離システムからの干渉を避けて、近接システムが通信を行うことができる。
第4の実施形態に係る無線通信装置の動作について図14のフローチャートを参照して説明する。
ステップS501からステップS504の処理は同様であるので、ここでの説明を省略する。
ステップS1401では、干渉量推定部209が、送信電力を増加させた後、干渉が閾値以上であるかどうかを判定する。干渉がない場合は、正常に通信できているとして、データの送受信を継続するため、ステップS501へ戻り同様の処理を繰り返す。干渉がある場合は、ステップS1402に進む。
ステップS1402では、干渉量推定部209が、送信電力を所定回数増加させたかどうかを判定する。所定回数増加させた場合は、ステップS1403に進む。所定回数増加させてない場合は、ステップS501に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS1403では、上位層処理部206が、使用する周波数チャネルの変更を指示し、変調部208が、周波数チャネルを変更する。なお、複数回送信電力を増加させずに、1度送信電力を増加させ、その後干渉が生じる場合は、チャネルを切り替えるようにしてもよい。
次に、送信電力を段階的に増加させる場合のデータ送受信のシーケンス図について図15を参照して説明する。
ステップS1501では、近接システム1500において、近距離システムからの干渉を受けて、データの送受信が失敗したとする。
ステップS1502では、近接システム1500において、干渉量推定部801により送信電力を増加させる指示が生成され、送信電力を増加してデータを送信する。しかし、送信電力を増加させた後でも、近接システム1500のデータ送受信が近距離システム1550で観測できず、近距離システム1550から干渉を受ける。そこで、干渉量推定部801は、一度送信電力を上げた後でのキャリアビジー率とフレーム誤り率とを算出し、キャリアビジー率とフレーム誤り率とが閾値以上である場合、さらに、送信電力を増加させる。
ステップS1503では、近接システムにおいて、2段階増加させた送信電力でデータの送受信を行う。ここでは、2段階増加させた送信電力での送受信信号を近距離システム1550で観測できたので、近距離システム1550でキャリアビジーを検出することができる。よって、近接システム1500では、データの送受信を完了することができる。
次に、周波数チャネルを変更する場合のデータ送受信のシーケンス図について図16を参照して説明する。
ステップS1601では、近接システム1600において、ステップS1501およびステップS1502で示すように、近接システム1600において送信電力を1段階増加させた場合でも近距離システム1650から干渉を受ける場合、近接システム1600の無線通信装置からチャネル変更要求を通信相手の無線通信装置に送信する。通信相手となる無線通信装置は、チャネル変更要求を受信して、チャネル変更要求に対する応答を無線通信装置に送信する。
ステップS1602では、近接システム1600においてチャネル変更のネゴシエーションを完了し、使用チャネルをチャネル1からチャネル2に変更し、チャネル2でデータを送受信する。これによって、近接システム1600において近距離システム1650からの干渉を受けずにデータ送受信することができる。
以上に示した第4の実施形態によれば、干渉に応じて、送信電力を複数段階増加させること、または使用チャネルを変更することにより、近接システムと近距離システムとの送信機会を平等にしつつ、近距離システムからの干渉を受けずに近接システムにおいてデータを送受信することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、図2の無線通信装置の構成に加えて、バッファを備える。バッファは送受信部内に設けられていてもよい。またバッファは前記メモリ内に設けられていてもよい。このように、バッファを無線通信装置に含める構成とすることにより、送受信フレームをバッファに保持することが可能となり、再送処理や外部出力処理を容易に行なうことが可能となる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態では、第5の実施形態に係る無線通信装置の構成に加えて、バス、プロセッサ部、及び外部インターフェース部を備える。プロセッサ部及び外部インターフェース部は、バスを介してバッファと接続される。プロセッサ部ではファームウエアが動作する。このように、ファームウエアを無線通信装置に含める構成とすることにより、ファームウエアの書き換えによって無線通信装置の機能の変更を容易に行なうことが可能となる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態では、図2の無線通信装置の構成に加えて、クロック生成部を備える。クロック生成部は、クロックを生成して出力端子より無線通信装置の外部にクロックを出力する。このように、無線通信装置内部で生成されたクロックを外部に出力し、外部に出力されたクロックによってホスト側を動作させることにより、ホスト側と無線通信装置側とを同期させて動作させることが可能となる。
(第8の実施形態)
第8の実施形態では、図2の無線通信装置の構成に加えて、電源部、電源制御部、及び無線電力給電部を含む。電源制御部は、電源部と無線電力給電部とに接続され、無線通信装置に供給する電源を選択する制御を行なう。このように、電源を無線通信装置に備える構成とすることにより、電源を制御した低消費電力化動作が可能となる。
(第9の実施形態)
第9の実施形態では、第8の実施形態に係る無線通信装置の構成に加えて、NFC送受信部を追加し、電源制御部及び送受信部と接続したものである。このように、NFC送受信部を無線通信装置に備える構成とすることにより、容易に認証処理を行なうことが可能となるとともに、NFC送受信部をトリガとして電源制御を行なうことによって待受け時の低消費電力化を図ることが可能となる。
(第10の実施形態)
第10の実施形態では、第8の実施形態に係る無線通信装置の構成に加えて、SIMカードを含む。SIMカードは、送受信部と接続される。このように、SIMカードを無線通信装置に備える構成とすることにより、容易に認証処理を行なうことが可能となる。
(第11の実施形態)
第11の実施形態では、第6の実施形態に係る無線通信装置の構成に加えて、動画像圧縮/伸長部を含む。動画像圧縮/伸長部は、バスと接続される。このように、動画像圧縮/伸長部を無線通信装置に備える構成とすることにより、圧縮した動画像の伝送と受信した圧縮動画像の伸長とを容易に行なうことが可能となる。
(第12の実施形態)
第12の実施形態では、図2の無線通信装置の構成に加えて、LED部を含む。LED部は、無線送受信部に接続される。このように、LED部を無線通信装置に備える構成とすることにより、無線通信装置の動作状態をユーザに容易に通知することが可能となる。
(第13の実施形態)
第13の実施形態では、図2の無線通信装置の構成に加えて、バイブレータ部を含む。バイブレータ部は、無線送受信部に接続される。このように、バイブレータ部を無線通信装置に備える構成とすることにより、無線通信装置の動作状態をユーザに容易に通知することが可能となる。
(第14の実施形態)
第14の実施形態では、図2の無線通信装置の構成に加えて、複数の異なるPHY処理部を設け、無線切替部を含む。無線切替部は、複数の異なるPHY処理部に接続され、異なるPHY処理部による通信の間を切り替える。このように、複数の異なるPHY処理部を無線通信装置に備える構成とすることにより、状況に応じて適切なPHY処理部を用いた通信に切り替えることが可能となる。
(第15の実施形態)
第15の実施形態では、図2の無線通信装置の構成に加えて、複数の異なるPHY処理部を設け、またこれら各々のPHY処理部に対応する送受信処理部を設け、無線切替部を含む。無線切替部は、送受信処理部を切り替えられるように接続され、異なる送受信処理部及びPHY処理部による複数の通信方式の間を切り替える。送受信処理部及びPHY処理部の対の一つは例えば無線LANに対応する。このように、複数の異なる送受信処理部及びPHY処理部のセットを無線通信装置に備える構成とすることにより、状況に応じて適切な送受信処理部及びPHY処理部のセットを用いた通信に切り替えることが可能となる。
(第16の実施形態)
第16の実施形態では、第14の実施形態に係る無線通信装置の構成に加えて、スイッチ(SW)を含む。スイッチは、アンテナ201、複数の異なるPHY処理部、無線切替部に接続される。このように、スイッチを無線通信装置に備える構成とすることにより、アンテナを共用しながら状況に応じて適切なPHY処理部を用いた通信に切り替えることが可能となる。
(第17の実施形態)
第17の実施形態では、第15の実施形態に係る無線通信装置の構成に加えて、スイッチ(SW)を含む。スイッチは、アンテナ201、送受信処理部、及び無線切替部に接続される。このように、スイッチを無線通信装置に備える構成とすることにより、アンテナを共用しながら状況に応じて適切な送受信処理部及びPHY処理部のセットを用いた通信に切り替えることが可能となる。
(参考例)
参考例として、近距離システム同士が帯域共有を行う場合のデータ送受信の従来例を図17に示す。
近距離システム1は、数フレームの連続送信を行う要求があり、データ送信(Data)を所定のフレーム長で行い、ACK(A)を受け取っている。近距離システム2は、「送信要求」と書かれた時点で上位から送信要求があり、キャリアセンスを開始する。「送信要求」と記載された時点では、近距離システム1が送受信を行っているため、キャリアビジーである。近距離システム1がData−Ackと一連のフレーム送受信を完了すると、キャリアエンプティになり、送信要求が残っている近距離システム1と新たに送信要求が発生した近距離システム2とは、互いにキャリアセンス状態になる。キャリアセンスによる送信制御では、キャリアエンプティがIFSと呼ばれる基準となるフレーム間隔に加え、バックオフ(BO)と呼ばれる確率的に決まるランダムな時間続いたら、送信権を獲得して送信を行うことが出来る。図17では、近距離システム1が送受信を終えたのちキャリアエンプティとなり、近距離システム1、近距離システム2ともにキャリアセンス状態に入る。ここで、バックオフ時間が近距離システム1の方が短いため、再び近距離システム1が送信権を獲得し、Data−Ackの送受信を行う。この送受信終了後のキャリアセンス状態では、近距離システム2のバックオフ時間が短いため、近距離システム2が送信権を獲得し、データ送受信を行う。一般的に、このバックオフ時間は同一の確率分布をもったランダム時間に設定されているため、2つの近距離システムは、同一周波数を公平に共有することができる。
次に、図1の領域Aに近接システムが存在する場合の近距離システムと近接システムとのデータ送受信のシーケンス図を図18に示す。
領域Aでは、近距離システムと近接システムとは離れた位置に配置している。また、近接システムの送受信電力は、近接システムに比較して10dB以上小さな電力であるため、近接システムの信号は近距離システムのキャリアセンスレベルには届かない。そのため、近距離システムは、何の干渉も受けることなくIFS+BOのキャリアセンスを行い、連続したデータ送受信を行うことが出来る。一方、近距離システムから近接システムへの信号は、近距離システムの送信電力が比較的大きく、また近接システムは近距離システムの通信範囲の中に配置されているため、近接システム側で観測可能である。しかし、近接システム側のキャリアセンスレベルを近距離システムのそれよりも高く設定することで、キャリアエンプティ状態に設定できる。したがって、近距離システムからの信号はキャリアセンスに影響を与えることなく、近接システム側でもIFS+BO期間のキャリアセンス結果に従い、連続してデータ送受信を行うことができる。近距離システムからの信号が干渉(I)として存在するが、近接システム側の所望信号(C)が大きいため、送受信に必要な所要CIRを満たすため、近距離システムおよび近接システム双方で連続した送受信が可能となる。
次に、図1の領域Cに近接システムが存在する場合の近距離システムと近接システムとのデータ送受信のシーケンス図を図19に示す。
領域Cでは、近接システム、近距離システムの距離が近いため、双方でキャリアセンス可能である。そのため、図17に記載の近距離システム同士と同様に、キャリアセンスによる帯域シェアを行うことが出来る。近距離システム、近接システムともに送信要求がある場合、第1の期間での近距離システムの送受信終了後、互いにIFS+BO期間のキャリアエンプティ観測を行う。第2の期間では、近接システムのBO期間が短いために、近接システムが送信権を獲得し、送信を開始する。第2の期間での近接システムの送受信終了後、再び近距離システム、近接システムともにIFS+BO期間のキャリアエンプティ観測を行い、今度は近距離システムのBO期間が短いため、近距離システムが送信権を獲得し、送信を開始する。このように、領域Cでは互いにキャリアセンスが可能であるため、キャリアセンスに基づく帯域共有を行うことが可能である。
次に、近接システムのIFSがShort IFSである場合の図1の領域Aにおける近距離システムと近接システムとのデータ送受信のシーケンス図を図20に示す。
ここでは近距離システムと近接システムの距離が離れているために、互いにキャリアビジーとはならない。近距離システムは、IFS+BO期間のキャリアエンプティ観測を経て、連続的に送受信を行う。近接システムでは、キャリアセンスレベルを近距離システムよりも高く設定することで、近距離システムのキャリアビジーを検出することなく、Short IFSを呼ばれる近距離システムよりも短いIFS間隔のキャリアエンプティ観測を経て、連続的に送受信を行う。このように近距離システムと近接システムとが共有を図ることができる。
次に、近接システムのIFSをShort IFSとLong IFSで切り替える場合の図1の領域Cにおける近距離システムと近接システムとのデータ送受信のシーケンス図を図21に示す。
図21に示すように、所定の時間で交互にIFS間隔をLong IFS、Short IFSと切り替える。この時に、Short IFSは近距離システムのIFSよりも短い時間に、Long IFSは近距離システムのIFSよりも長く設定する。ここで、Long IFS期間では、確率的に近距離システムのIFS+BO期間が短くなる場合が多いため、近距離システムが送信権を獲得する場合が多い。Short IFS期間では近接システムのShort IFS期間が短く、近接システムが送信権を獲得する。図21では、第1の通信期間終了時にはLong IFS期間のため、近距離、近接がそれぞれIFS+BO、Long IFSでキャリアエンプティ観測を行い、IFS+BO期間が短いため、近距離システムが送信権を獲得する。第2通信期間終了時にはShort IFS期間であり、Short IFSでキャリアセンスを行う近接システムが第3通信期間の送信権を得る。第3通信期間終了時には、まだShort IFS期間のため、引き続き近接システムが第4通信期間の送信権を得る。第4通信期間終了時にはLong ISF期間に戻っているため、今度は近距離システムが優先的に送信権を獲得する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,600,1100,1300,1500,1600…近接システム、101,102…近接端末、103…通信範囲、110,650,1150,1350,1550,1650…近距離システム、111…近距離基地局、112…近距離端末、113…サービスエリア、200,800…無線通信装置、201…アンテナ、202…無線部、203…復調部、204…キャリアセンス部、205…フレーム受信部、206…上位層処理部、207…フレーム送信部、208…変調部、209…干渉量推定部、210…送信電力制御部、301…伝送開始/接続処理時キャリアビジー率測定部、302…フレーム誤り測定部、303,900…干渉量推定テーブル、304…干渉量比較部、401…キャリアビジー率、402…フレーム誤り率、403…送信電力、801…干渉量推定部、802…フレーム送信部、901…フレーム間隔制御、1001…フレーム間隔切換部、1310…リンク確立時点。

Claims (13)

  1. 第1の通信方式を用いて第1の周波数帯域でフレームを送受信する送受信部と、
    前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式を用いて通信する他の通信装置からの前記第1の周波数帯域における干渉量が、閾値以上であるかどうかを判定する推定部と、
    前記干渉量が前記閾値以上である場合、送信電力を増加させる制御部と、を備え、前記第1の通信方式の通信範囲は前記第2の通信方式の通信範囲よりも狭く、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式は、キャリアセンスを行うことにより、フレームの送信の可否を決定する無線通信装置。
  2. 前記推定部は、前記第1の周波数帯域における通信の混雑状況を示すビジー率と前記フレームを受信する際の誤り率とに基づいて、前記他の通信装置からの干渉量を推定する請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記干渉量が前記閾値以上である場合、1以上のフレーム間隔を含む第1フレーム間隔セットと、1以上のフレーム間隔を含みかつ前記第1フレーム間隔セットに含まれる最大のフレーム間隔よりも長いフレーム間隔を少なくとも1つ含む第2フレーム間隔セットとを切り替えて、フレーム間隔を制御する切換部をさらに具備する請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記送信電力の増加、および、前記第1フレーム間隔セットと前記第2フレーム間隔セットとを切り替えるタイミングは、所定のアルゴリズムに応じて制御される請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1フレーム間隔セットと前記第2フレーム間隔セットとを切り替えるタイミングは、所定のパターンに従って制御される請求項3に記載の無線通信装置。
  6. 前記制御部は、通信リンクが確立した後に前記送信電力を増加させる請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  7. 前記推定部は、前記送信電力を増加させた後に前記干渉量が前記閾値以上であると判定した場合、前記第1の周波数帯域から第2の周波数帯域へ変更する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記制御部は、前記送信電力を増加させた後に前記干渉量が前記閾値以上であると判定した場合、前記送信電力をさらに増加させる請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  9. 前記フレームを含む無線信号を送受信する1以上のアンテナをさらに具備する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  10. 前記第1の通信方式は近接無線通信方式であり、前記第2の通信方式は近距離無線通信方式である請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  11. 前記第1の通信方式の通信範囲は、前記送信電力と第1のアンテナ利得とにより決定される請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  12. 前記第2の通信方式の通信範囲は、前記送信電力より大きい第2の送信電力と第2のアンテナ利得とにより決定される請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 第1の通信方式を用いて第1の周波数帯域でフレームを送受信し、
    前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式を用いて通信する他の通信装置からの前記第1の周波数帯域における干渉量が、閾値以上であるかどうかを判定し、
    前記干渉量が前記閾値以上である場合、送信電力を増加させ、
    前記第1の通信方式の通信範囲は、前記第2の通信方式の通信範囲よりも狭く、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式は、キャリアセンスを行うことにより、フレームの送信の可否を決定する無線通信方法。
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